JP2015227195A - 注出キャップ - Google Patents

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Abstract

【課題】隔壁の下面側にバリアフィルム層を備えた注出キャップにおいて、隔壁に対するバリアフィルム層の密着性を高め、開封前のバリア性を向上させた注出キャップを提供する。
【解決手段】内容液を収容する容器5の口部5aに取り付けられ、連結片2jを介して一体連結されたプルリング2kの引き上げにより、薄肉とした破断予定線2hに沿って破断除去されて注出開口6を形成する除去部2iを有する隔壁2fと、該隔壁2fの外周縁から下方に延びて口部5aの内側に配置される内筒2bとを備えた注出キャップ1であって、隔壁2fの中央部には、下方に突出する有底筒状の中央凸部2mが設けられており、該中央凸部2mを含む隔壁2fの下面側及び内筒2bの内周面側を被覆するよう積層させたバリアフィルム層7を有することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、醤油やドレッシング等の内容液を収容する容器の口部に取り付けられて、プルリングの引き上げにより開封される注出キャップに関する。
醤油やドレッシング等の内容液を収容する容器の口部には、内容液を注出するための注出キャップが取り付けられる。このような注出キャップは、開封前においては容器を密封し、プルリングの引き上げにより隔壁の一部を破断して取り除くことで容器を開封(開栓)して、形成された注出開口から内容液を注出する。
このような注出キャップとして、金属箔や樹脂(プラスチック)製のバリアフィルム層を注出キャップ(注出口栓)の隔壁下面側に一体的に設けることにより、開封前の注出キャップのバリア性を向上させたものがある(例えば、特許文献1参照)。このようなバリアフィルム層は、予め成形した平面状のバリアフィルムを、インモールド成形等により平坦な隔壁下面に対して一体的に積層させることにより形成することができる。
実開平4−106252号公報
しかしながら、このような注出キャップにおいては、バリアフィルム層を隔壁下面に積層する際、又は積層させた後で、外部からの応力等によりバリアフィルム層が変形し、隔壁とバリアフィルム層の間に隙間が生じて、バリア性が低下する虞がある。
それゆえ、本発明は、隔壁の下面側にバリアフィルム層を備えた注出キャップにおいて、隔壁に対するバリアフィルム層の密着性を高め、バリア性を向上させた注出キャップを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る注出キャップは、内容液を収容する容器の口部に取り付けられ、連結片を介して一体連結されたプルリングの引き上げにより、薄肉とした破断予定線に沿って破断除去されて注出開口を形成する除去部を有する隔壁と、該隔壁の外周縁から下方に延びて前記口部の内側に配置される内筒とを備えた注出キャップであって、
前記隔壁の中央部には、下方に突出する有底筒状の中央凸部が設けられており、
該中央凸部を含む隔壁の下面側及び前記内筒の内周面側を被覆するよう積層させたバリアフィルム層を有することを特徴とする。
また、本発明の注出キャップにあっては、前記バリアフィルム層が、さらに前記内筒の外周面側を被覆することが好ましい。
また、本発明の注出キャップにあっては、前記バリアフィルム層は、前記連結片の基端部近傍に位置し、該バリアフィルム層の下面又は上面に開口する非貫通のスリットを有することが好ましい。
また、本発明の注出キャップにあっては、前記バリアフィルム層は、前記隔壁の下面側に配置される天壁部と、該天壁部の外周縁から下方に延びて、前記内筒の内周面側に配置される側壁部とを有するカップ状のバリアフィルムを用いてインサート成形することにより形成されることが好ましい。
また、本発明の注出キャップにあっては、前記隔壁は、前記中央凸部の側壁に設けられ、前記バリアフィルムに設けられた位置合わせのための凹部又は凸部に対応する、位置合わせ凸部又は位置合わせ凹部を有することが好ましい。
本発明によれば、隔壁の下面側にバリアフィルム層を備えた注出キャップにおいて、隔壁に対するバリアフィルム層の密着性を高め、バリア性を向上させた注出キャップを提供することができる。
本発明に従う注出キャップの一実施形態における側面側から見た断面図、及び部分拡大図である。 図1のバリアフィルム層を形成する際に用いるバリアフィルムの一例を示す図である。 本発明に従う注出キャップの他の実施形態における側面側から見た断面図、及び部分拡大図である。 図3のバリアフィルム層を形成する際に用いるバリアフィルムの一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1に示すように、本発明の一実施形態である注出キャップ1は、キャップ本体2と開閉蓋3およびヒンジ4を有しており、開閉蓋3はヒンジ4によりキャップ本体2に連結されている。この注出キャップ1は樹脂製となっており、キャップ本体2、開閉蓋3及びヒンジ4は、例えば樹脂材料の射出成形等により、一体に形成されている。開閉蓋3とキャップ本体2については、ヒンジに代えてねじによる嵌合等で取り付けることもできる。
キャップ本体2は、互いに同心に配置される円筒形状の外筒2aおよび内筒2bを備えている。外筒2aと内筒2bは軸方向の一端側において天壁2cにより連結され、軸方向の他端側に開口する取付け溝2dが外筒2aと内筒2bとの間に設けられている。外筒2aは内筒2bよりも軸方向長さが長く形成されており、その内筒2bよりも軸方向の他端側に突出する部分の内周面には、径方向内側に向けて突出する環状の係止凸部2eが一体に設けられている。
キャップ本体2は、その取付け溝2dに容器5の口部5aの先端が挿入(打栓)され、係止凸部2eが凸部5bにアンダーカット係合することにより、容器5の口部5aに取り付けられる。このとき、キャップ本体2の内筒2bの外周面が口部5aの内周面に液密に当接して、口部5aを封止する。キャップ本体2が取り付けられる容器5は、例えば、ガラス製や樹脂製のビンであり、その内部には、例えば醤油やドレッシング等の内容液が収容される。
尚、容器5の凸部5bとキャップ本体2の止凸部2eに代えて、ねじによる嵌合等で取り付けることもできる。
キャップ本体2の内筒2bの径方向内側には、隔壁2fが一体に設けられて、容器5の口部5aを覆っている。またキャップ本体2は、隔壁2fの外周縁から上方に延びる注出筒2gが一体に設けられており、この注出筒2gは、キャップ本体2と同心の円筒状に形成されている。なお、本実施形態において注出筒2gのヒンジ4側を向く所定範囲の部分は、その突出高さが他の部分よりも低くされ、また、注出筒2gの先端部分は径方向外側に広げられたリップ形状となっているが、注出筒2gの形状は特に限定されるものではない。
また、本実施形態において、隔壁2fには薄肉に形成した破断予定線2hが設けられており、この破断予定線2hに囲まれた部分が除去部2iとなっている。隔壁2fの除去部2iには、ヒンジ4側の外周縁付近を基端部としてその上面から延びる連結片2jが設けられ、この連結片2jの上端には略円環状のプルリング2kが一体に設けられている。また、プルリング2kの引き上げにより除去部2iを取り除いた部分が、内容液を注出する際の注出開口6となる。なお、平面視での破断予定線2hの形状(すなわち、除去部2i及び注出開口6の形状)は特に限定されず、任意の形状とすることができ、例えば楕円形状、多角形状等とすることができる。また、本実施形態では、破断予定線2hを、隔壁2fの上下面側から凹部を形成するようにして薄肉としているが、何れか一方側のみに凹部を形成することで薄肉とした構成としてもよい。
また、注出キャップ1には、隔壁2fの中央部に、下方に突出する有底筒状の中央凸部2mが設けられている。本実施形態において、中央凸部2mは除去部2iに含まれ、円筒状の側壁2nと、側壁2nの下端を塞ぐ底壁2pを有し、側壁2nには、内側に向けて突出する位置合わせ凹部2qが設けられている。
また、注出キャップ1には、中央凸部2m、除去部2i及び破断予定線2hを含む隔壁2fの下面側に配置される天壁部11と、内筒2bの内周面側に配置される側壁部12とを備え、隔壁2fの下面側及び内筒2bの内周面側を被覆するように積層させたバリアフィルム層7が一体的に設けられている。
ここで、本実施形態のバリアフィルム層7は、例えば、図2に示すような、予め成型したカップ状のバリアフィルム10を用いて、インサート成形することにより、隔壁2fの下面及び内筒2bの内周面に密着させて積層することができる。バリアフィルム10は、隔壁2fの下面側に配置される天壁部11と、該天壁部11の外周縁から下方に延びて、内筒2bの内周面側に配置される側壁部12とを有する。また、天壁部11には、中央凸部2mに対応した中央凹部13が形成され、中央凹部13の側壁には、上記位置合わせ凹部2qに嵌り込む位置合わせのための凸部14が設けられている。なお、上記位置合わせ凹部2qは側壁2nから外側に向けて突出する凸部としてもよく、その場合には、バリアフィルム10における中央凹部13の側壁に位置合わせのための凹部が形成される。
ここで、バリアフィルム層7は、少なくとも1層の樹脂製又は金属製のバリア層7aを含む。また、バリア層7aは、酸素バリア性、炭酸ガスバリア性、水分バリア性、有効成分の逃散抑止性等の使用目的を考慮して適宜選択することができる。バリア層7aが樹脂製の層である場合、その材料としては、例えば、EVOH(エチレン―ビニルアルコール共重合樹脂)、MXナイロン、シリカ蒸着OPP(二軸延伸ポリプロピレン)、アルミナ蒸着OPP、PET−G(グリコール変性ポリエステル(ポリシクロヘキシレンジメチレンテレフタレート))等を使用することができる。また、これらの樹脂からなるフィルムを、単層で用いてもよいし、あるいはこれらの材料からなる複数の層を積層した積層フィルムとして使用することもできる。なお、本実施形態においては、樹脂製のバリア層7aを1層とし、バリアフィルム層7の全体としては、図1の拡大図に示すように、上側(隔壁2f側)から、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)樹脂層7b、接着層7c、バリア層7a、接着層7d、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)樹脂層7eの順に積層された5層の構成となっている。さらに、バリア層7aはアルミ箔(アルミラミネートフィルム)等の金属箔としてもよく、この場合、バリアフィルム層7を、例えば隔壁2f側から直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)樹脂層、接着層、バリア層、OP(Over Print)ニス層の順に積層された4層の構成とすることができる。
また、本実施形態におけるバリアフィルム層7には、連結片2jの基端部近傍に位置し、該バリアフィルム層7の下面に開口する非貫通のスリット8が形成されている。なお、スリット8は、バリアフィルム層7の上面に開口する構成としてもよいし、上面に開口するスリット8に加え、さらに下面に開口するスリット8を設けても良い。スリット8は、最も下方の直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)樹脂層7e下面に開口し、バリア層7aの手前の接着層7dで終端している。また、平面視でのスリット8の形状は特に限定されず、バリアフィルム層7の強度等に応じて適宜設定することができるが、例えば、破断予定線2hに沿って延び、連結片2jの幅と同等の長さを有する形状とすることができる。また、本実施形態においてスリット8は、連結片2jの基端部近傍、かつ、破断予定線2hによって形成される最も薄肉となる薄肉部分の、径方向中央位置付近に形成されている。スリット8の形成範囲としては、図1に示すように、破断予定線2hにおいて最も薄肉となる薄肉部分を中心とした、当該薄肉部分の幅x1の約2倍の幅x2(連結片の基部〜注出筒の基部)の範囲内とし、また、A−A断面図に示すように、平面視で、連結片2j基端部の最大幅となる位置から、キャップ本体2の中心軸線を中心として放射状に延ばした一対の線の内側範囲yとすることができる。スリット8は、プルリング2kによって破断予定線を引き裂く際、破断し易くするための「きっかけ」として機能するものであり、上記形成範囲内であれば、スリット8を設ける範囲は自由に設定できる。またスリット8は、一つでも複数個所設けてもよい。さらに、スリット8は、上記薄肉部分における径方向中央位置から外端までの範囲に形成されることが好ましく、これによれば、バリアフィルム層7の破断がより容易となる。
以上のような構成を有する本実施形態の注出キャップ1にあっては、中央凸部2mを設けた隔壁2fの下面側及び内筒2bの内周面側を被覆するように積層させたバリアフィルム層7が、中央凸部2mに対応する中央凹部13を有する天壁部11と、側壁部12とを備えたカップ状となっているため、バリアフィルム層7が平面状である場合に比べて変形し難く、外部からの応力等による隔壁2fとバリアフィルム層7の間での隙間の発生を抑制することができる。その結果、注出キャップ1のバリア性の低下を抑制することができる。
また、本実施形態の注出キャップ1にあっては、隔壁2fの中央凸部2mに位置合わせ凹部2qを設け、バリアフィルム10にも位置合わせ用の凸部14を設けたことにより、注出キャップ1の所期した位置にバリアフィルム10を配置することができる。
また、本実施形態の注出キャップ1にあっては、天壁部11と、該天壁部11の外周縁から下方に延びる側壁部12とを有する、予め成型したカップ状のバリアフィルム10を用いてインサート成形することが好ましく、隔壁2fの下面及び内筒2bの内周面にバリアフィルム層7をより確実に密着させることができ、バリア性を向上させることができる。
また、本実施形態の注出キャップ1にあっては、プルリング2kの引き上げにより隔壁2fを破断する際に、スリット8を起点としてバリアフィルム層7を破断することができるので、除去部2iを引きちぎる際に大きな力が必要となったり、隔壁2fの除去部2iが取り除かれてもバリアフィルム層7が残存して開封できなかったりすることがなく、容易に容器5を開封することができる。また、スリット8がバリアフィルム層7を貫通していると、十分なバリア性を確保できない虞があるため、本発明の注出キャップ1においてはスリット8がバリアフィルム層7を貫通しない構成としたことにより、開封前のバリア性の低下を抑制することができる。
また、本発明の注出キャップ1にあっては、スリット8がバリアフィルム層7の下面に開口するとともに、バリア層7aの手前、又は該バリア層の下面で終端する構成とすることが好ましく、これによれば、所期したバリア性をより確実に確保することが可能となる。さらに、スリット8は、破断予定線2hによって形成される凹部の位置で、破断予定線2hに沿うように形成することが好ましく、これによれば、より確実にバリアフィルム層7を破断し、除去部2iとともに除去することが可能となる。
以下、図3、4を参照しつつ、本発明の他の実施形態について説明する。図3、4に示す注出キャップ20およびバリアフィルム30において、先の実施形態と対応する構成は、共通の符号で表している。
図3に示す注出キャップ20は、先の実施形態と、バリアフィルム層7の構成が異なり、隔壁2fの下面側及び内筒2bの内周面側を被覆する天壁部11及び側壁部12から連続して延び、内筒2bの下端部で折り返して内筒2bの外周面側を被覆する折り返し部21、及び折り返し部21の上端から外側に延びるフランジ部22を有する。
注出キャップ20のバリアフィルム層7は、例えば、図4に示すような予め成型したバリアフィルム30を用いたインサート成型によって形成することができる。バリアフィルム30は、隔壁2fの下面、内筒2bの内周面及び外周面に密着させて積層することができる。バリアフィルム30は、隔壁2fの下面側に配置される天壁部11と、該天壁部11の外周縁から下方に延びて、内筒2bの内周面側に配置される側壁部12と、側壁部12の下端部で折り返して上方に延びる折り返し部21と、折り返し部21の上端から外側に延びるフランジ部22とを有する。
図3に示すように、容器5に注出キャップ20を装着した状態において、折り返し部21は内筒2bの外周面と口部5aの内周面の間に挟まれ、フランジ部22は、天壁2cに設けられた微小突起と、口部5aの上端面に挟持される。これにより、本実施形態の注出キャップ20にあっては、バリアフィルム層7と、隔壁2f及び内筒2bとの間に隙間が生じることをより確実に防止して、注出キャップ20のバリア性をさらに向上させることが可能となる。
以上、本発明について図面を参照しつつ説明したが、本発明に従う注出キャップは、上述した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に従う範囲で種々の変更が可能である。例えば、上記の実施形態では、キャップ本体2を容器5の口部5aに対してアンダーカットにより嵌合する構成としたが、ねじ込みや圧入等の他の手段によって係合保持する構成としてもよい。
1、20 注出キャップ
2 キャップ本体
2a 外筒
2b 内筒
2c 天壁
2d 溝
2e 係止凸部
2f 隔壁
2g 注出筒
2h 破断予定線
2i 除去部
2j 連結片
2k プルリング
2m 中央凸部
2n 側壁
2p 底壁
2q 位置合わせ凹部
3 開閉蓋
4 ヒンジ
5 容器
5a 口部
6 注出開口
7 バリアフィルム層
8 スリット
10、30 バリアフィルム
11 天壁部
12 側壁部
13 中央凹部
14 凸部
21 折り返し部
22 フランジ部

Claims (5)

  1. 内容液を収容する容器の口部に取り付けられ、連結片を介して一体連結されたプルリングの引き上げにより、薄肉とした破断予定線に沿って破断除去されて注出開口を形成する除去部を有する隔壁と、該隔壁の外周縁から下方に延びて前記口部の内側に配置される内筒とを備えた注出キャップであって、
    前記隔壁の中央部には、下方に突出する有底筒状の中央凸部が設けられており、
    該中央凸部を含む隔壁の下面側及び前記内筒の内周面側を被覆するよう積層させたバリアフィルム層を有することを特徴とする注出キャップ。
  2. 前記バリアフィルム層が、さらに前記内筒の外周面側を被覆する、請求項1に記載の注出キャップ。
  3. 前記バリアフィルム層は、前記連結片の基端部近傍に位置し、該バリアフィルム層の下面又は上面に開口する非貫通のスリットを有する、請求項1又は2に記載の注出キャップ。
  4. 前記バリアフィルム層は、前記隔壁の下面側に配置される天壁部と、該天壁部の外周縁から下方に延びて、前記内筒の内周面側に配置される側壁部とを有するカップ状のバリアフィルムを用いてインサート成形することにより形成される、請求項1〜3の何れか1項に記載の注出キャップ。
  5. 前記隔壁は、前記中央凸部の側壁に設けられ、前記バリアフィルムに設けられた位置合わせのための凹部又は凸部に対応する、位置合わせ凸部又は位置合わせ凹部を有する、請求項4に記載の注出キャップ。
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