JP2015223868A - 後輪転舵制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 左右の後輪を独立転舵する後輪転舵装置において、転舵角を検出するセンサの故障時にも継続して左右独立転舵の制御が可能で、かつ左右の後輪を転舵させるアクチュエータの電子制御装置の故障時に、直進性を維持するフェールセーフ機能を備える。
【解決手段】 二重化された絶対位置検出器34、58から得られる一方の絶対位置情報を、通信手段61を経由して他方の電子制御装置13L、13Rに接続された他方の絶対位置検出器34、58から得られる絶対位置情報と比較し異常を診断する検出系故障判定部54L、54Rを設ける。電子制御装置13L、13Rが故障したことを検出するマイクロプロセッサ相互監視部58L、58Rを設ける。正常な電子制御装置13L、13Rで制御される後輪を故障した電子制御装置で制御される後輪と同位相の同一転舵角に転舵する制御系故障時対応部60L、60Rを設ける。
【選択図】 図1

Description

この発明は、自動車などの車両に適用する後輪転舵制御装置に関する。
従来から、車両の安定走行性能を図る目的で、前輪転舵に加え、後輪を転舵させる後輪転舵装置が知られている。後輪転舵装置の制御装置は、マイクロコンピュータを内蔵し、車両の状態を常に監視するための各種センサ群の値から的確な転舵角やトー角の制御量を決定し、転舵のためのアクチュエータを駆動している。転舵装置は車両の走行性能を左右する重要な機能であり、その異常が発生した場合は、確実に異常を検知し、安全性能を維持することが望まれる。
後輪の左右後輪を独立に操舵制御する制御装置に関わる異常な状態に備えた例として、たとえば、特許文献1では、左右後輪の一方のトー角センサの故障が検出された際、故障が検出された後輪を転舵範囲限度に転舵させ、さらに他方の後輪をトー角センサが故障した側の後輪と同位相に転舵させることで車両の異常な挙動を回避する手段が提案されている。
特開2009−208718号公報
特許文献1の構成では、故障時にトー角を駆動範囲限度まで駆動させる必要がある。そのため、異常後の転舵動作が大きくなり、少なからず車両の挙動に悪影響を及ぼす恐れがある。
この発明の目的は、左右それぞれの後輪を独立して転舵する後輪転舵装置において、転舵角を検出するセンサの故障時にも継続して左右独立転舵の制御が可能なフェールセーフ機能を備え、かつそのフェールセーフのための構成を制御系の故障等への対応に利用できる後輪転舵制御装置を提供することである。
この発明の他の目的は、左右の後輪を転舵させるアクチュエータの電子制御装置の故障時に、車両の直進性を維持できるようにすることである。
この発明の後輪転舵制御装置は、車両の左右の後輪を一対のアクチュエータ14、15によりそれぞれ独立に転舵する後輪転舵装置12を制御する後輪転舵制御装置130であって、
前記一対のアクチュエータ14、15のそれぞれの絶対位置を検出するそれぞれ二重化された絶対位置検出器34L、34R、58L、58Rと、前記各アクチュエータ14、15をそれぞれ制御する一対の電子制御装置13L、13Rとを有し、前記二重化された各絶対位置検出器34L、34R、58L、58Rの出力のうち、一方の出力は、この出力を行う絶対位置検出器34L、34R、58L、58Rが設けられた前記アクチュエータ14、15を制御する前記電子制御装置13L、13Rに、他方の出力は他方の電子制御装置13L、13Rにそれぞれ入力され、
前記一対の電子制御装置13L、13Rは、
互いのデータの送受信のための通信手段61と、
一方の前記電子制御装置13L、13Rに接続された前記二重化された絶対位置検出器34L、34R、58L、58Rの一方から得られる絶対位置情報を、前記二重化された絶対位置検出器34L、34R、58L、58Rの他方から得られる絶対位置情報と比較することで、前記二重化された絶対位置検出器34L、34R、58L、58Rのいずれかの異常を診断する検出系故障判定部54L、54Rと、
この検出系故障判定部54L、54Rで前記二重化された絶対位置検出器34L、34R、58L、58Rのうちいずれか一方が故障と判定された場合に、残りの正常な絶対位置検出器34L、34R、58L、58Rから位置情報を取得することで、転舵動作の続行を可能とする検出系故障時対応部59L、59Rとを有する。
なお、上記の「二重化された絶対位置検出器34L、34R、58L、58R」とは、互いに独立した2つの絶対位置検出器34L、34R、58L、58Rであっても、また一つの絶対位置検出器であって、それぞれ独立して検出可能な2系統の出力を有するものであっても良い意味である。
この構成によると、左右の後輪を独立転舵するアクチュエータ14、15の絶対位置を検出する絶対位置検出器34L、34R、58L、58R、換言すれば左右の後輪のトー角または転舵角を検出するセンサである絶対位置検出器34L、34R、58L、58Rを二重化し、これら絶対位置検出器34L、34R、58L、58Rの異常を診断する検出系故障判定部54L、54Rとその故障時の対応を行う検出系故障時対応部59L、59Rとを設け、二重化された一方の絶対位置検出器34L、34R、58L、58Rが故障しても、残りの正常な絶対位置検出器34L、34R、58L、58Rから位置情報を取得するようにしたため、左右独立転舵機能を維持することができる。
また、単に二重化して検出系故障判定部54L、54Rを設けただけでなく、二重化された絶対位置検出器34L、34R、58L、58Rの片方の出力は、他方の電子制御装置13L、13Rに入力するため、検出系の二重化によるフェールセーフのための構成を制御系の故障等への対応に利用することができる。
この発明において、前記検出系故障判定部54L、54Rは、一方の前記電子制御装置13L、13Rに接続された前記二重化された絶対位置検出器34L、34R、58L、58Rの一方から得られる絶対位置情報を、前記通信手段61を経由して他方の前記電子制御装置13L、13Rに接続された前記二重化された絶対位置検出器34L、34R、58L、58Rの他方から得られる絶対位置情報と比較することで、前記二重化された絶対位置検出器34L、34R、58L、58Rのいずれかの異常を診断する構成であっても良い。
この発明において、前記一対の電子制御装置13L、13Rが故障したことを検出するマイクロプロセッサ相互監視部(制御系故障判定部)56L、56Rを設け、
このマイクロプロセッサ相互監視部(制御系故障判定部)56L、56Rにより前記一対の電子制御装置13L、13Rの一方が故障したと判定されたとき、正常な電子制御装置13L、13Rが、故障した電子制御装置13L、13Rで制御される後輪の絶対位置情報を認識し、前記正常な電子制御装置13L、13Rで制御される後輪を前記故障した電子制御装置13L、13Rで制御される後輪と同位相の同一転舵角に転舵する制御系故障時対応部60L、60Rを設けても良い。
この構成の場合、一対の電子制御装置13L、13Rのうち一方が故障した際に、正常な電子制御装置13L、13R側の車輪を、故障した電子制御装置13L、13R側の車輪の転舵角と同位相に転舵する。電子制御装置13L、13Rが故障した側のアクチュエータ14、15は動作させることができないが、上記のように電子制御装置13L、13Rが正常側の車輪の転舵角を故障側と同位相に転舵させることで、片方の電子制御装置13L、13Rの故障時にも車両の直進性を維持することができる。
この発明の後輪転舵制御装置は、車両の左右の後輪を一対のアクチュエータによりそれぞれ独立に転舵する後輪転舵装置を制御する後輪転舵制御装置であって、前記一対のアクチュエータのそれぞれの絶対位置を検出するそれぞれ二重化された絶対位置検出器と、前記各アクチュエータをそれぞれ制御する一対の電子制御装置とを有し、前記二重化された各絶対位置検出器の出力のうち、一方の出力は、この出力を行う絶対位置検出器が設けられた前記アクチュエータを制御する前記電子制御装置に、他方の出力は他方の電子制御装置にそれぞれ入力され、前記一対の電子制御装置は、互いのデータの送受信のための通信手段と、一方の前記電子制御装置に接続された前記二重化された絶対位置検出器の一方から得られる絶対位置情報を、前記二重化された絶対位置検出器の他方から得られる絶対位置情報と比較することで、前記二重化された絶対位置検出器のいずれかの異常を診断する検出系故障判定部と、この検出系故障判定部で前記二重化された絶対位置検出器のうちいずれか一方が故障と判定された場合に、残りの正常な絶対位置検出器から位置情報を取得することで、転舵動作の続行を可能とする検出系故障時対応部とを有するため、左右それぞれの後輪を独立して転舵する後輪転舵装置において、転舵角を検出するセンサの故障時にも継続して左右独立転舵の制御が可能なフェールセーフ機能を備え、かつそのフェールセーフのための構成を制御系の故障等への対応に利用できる。
前記一対の電子制御装置が故障したことを検出する制御系故障判定部を設け、この制御系故障判定部により前記一対の電子制御装置の一方が故障したと判定されたとき、正常な電子制御装置が、故障した電子制御装置で制御される後輪の絶対位置情報を認識し、前記正常な電子制御装置で制御される後輪を前記故障した電子制御装置で制御される後輪と同位相の同一転舵角に転舵する制御系故障時対応部を設けた場合は、左右の後輪を転舵させるアクチュエータの電子制御装置の故障時に、車両の直進性を維持することができる。
この発明の第1の実施形態に係る後輪転舵制御装置を適用する後輪転舵装置を搭載した自動車の概略説明図である。 同後輪転舵装置の一例を示す破断正面図である。 図2の一部を拡大して示す断面図である。 同後輪転舵制御装置の概念構成を示すブロック図である。 他の実施形態に係る後輪転舵制御装置の概念構成を示すブロック図である。
この発明の第1の実施形態を図1ないし図4と共に説明する。図1に、後輪転舵装置を搭載した自動車の概略構成図を示す。
自動車1の左右の前輪2,3は、図1に示すように、ステアリングホイール4の操舵角をラックアンドピニオンからなる主転舵装置である前輪転舵装置5に伝達することで左右に転舵される。ステアリングホイール4の操舵軸に対して設けた舵角センサ6、車速センサ7、およびヨーレートセンサ8の出力は、自動車1の全体の協調制御、統括制御等の制御を行うメインの電子制御ユニット9に入力される。この電子制御ユニット9は、ECUまたはVCUと略称される制御手段である。
左右の後輪10、11は、シャシー(車体)に固定された後輪転舵装置12により、この後輪転舵装置12と連結された各タイロッドに対応するナックルアーム32,33を介して転舵される。後輪転舵装置12は、左右の後輪10、11を一対の転舵モータ27L,27Rによりそれぞれ独立に転舵可能である。後輪10、11の転舵角については、舵角センサ6、車速センサ7、ヨーレートセンサ8などの、自動車1の走行情報の入力に応じて電子制御ユニット9で決定された目標転舵角を、後輪転舵制御装置130が受信し、この後輪転舵制御装置130により左右の後輪10、11がそれぞれ独立して制御される。
図2に、後輪転舵装置12の一例の構成図を示す。図2の主要断面図を図3に示す。
後輪転舵装置12は、左側の後輪10を転舵する転舵部である第1のアクチュエータで14と、右側の後輪11を転舵する転舵部である第2のアクチュエータ15から構成される。それぞれのアクチュエータ14、15は互いに同じ機械構成とされ、後輪転舵装置12の中央線X−Xに対してほぼ対称構造とされるため、これ以降、第1アクチュエータ14を用いて構造を説明する。なお、第1アクチュエータ14の各部品の符号にL、第2アクチュエータの部品の符号にRを付けることにするが、区別する必要がない場合にはR、Lを省略する。(16〜44までの符号と、46の符号)
第1アクチュエータ14は、ロッド16の内径部に形成された雌ねじ16aと、シャフト17の一端部に形成した雄ねじ17aとが螺合する台形ねじ18と、シャフト17を回転可能に支持するとともにスラスト方向の動きを拘束するスラスト軸受機構19と、シャフト17をラジアル方向に回転支持するラジアル軸受20と、シャフト17のフランジ17bを遊星歯車機構のキャリアとし、その側面にピン21で回転可能に支持した遊星歯車22と、遊星歯車22と噛み合う内歯車23からなる減速機24と、減速機24の太陽歯車(サンギア)25aをその先端に形成した中空モータシャフト25とステータ26とからなるモータ27とから構成され、これら台形ねじ18と減速機24とモータ27はすべてロッド16と同じ軸上に配置される。中空モータシャフト25の一部分にはN、Sを交互に着磁した磁石28が固定される。中空モーターシャフト25は軸受49でハウジング32に支持されている。シャフト17は滑り軸受48でロッド16に支持されている。
ロッド16は、その両端を滑り軸受47で支持されるとともに、回転防止機構29で回転を拘束され、軸方向の移動のみ可能とされる。回転防止機構29は、軸受30で支持された円柱状のストッパ31の先端31aをロッド16に形成した長穴16bに挿入した構成である。軸受30はハウジング32に固定され、ロッド16が軸方向に移動した際にはストッパ31の先端31aは長穴16b上を移動し、ロッド16の回転防止と機械的リミットとして機能し、ロッド16の移動範囲を制限する。ストッパ31の先端31aと長穴16bの側面とには一定の隙間があるが、これらが接触しても、軸受30によりストッパ31が回転するため、これらの偏摩耗を抑制する。
モータ27には回転角を検出する回転検出器33が固定される。回転検出器33は、たとえばレゾルバであり、中空モータシャフト25の一端部にレゾルバのロータ33a、これに対峙するハウジング32にレゾルバのステータ33bが固定される。中空モータシャフト25の両端は軸受で回転支持され、その孔25bにはロッド16が挿入される。孔25bの内部に台形ねじ18が配置されるため、後輪転舵装置の軸方向長さを短くすることができる。
モータ27を回転すると、減速機24で減速されてシャフト17の端部に形成した雄ねじ17aが回転し、その回転量に応じてロッド16Lが左右に移動し、ロッド16Lの先端に固定された図示しないボールジョイントを介して図示しないナックルアーム32、33を動かして後輪10のトー角を調整する。
後輪10の転舵角は、ロッド16の絶対位置を絶対位置検出器34で検出することで把握する。検出情報は後輪転舵制御装置130に入力される。位置検出器34は、たとえばアナログ出力のホールIC35と磁石36を用いた磁気検出器である。ロッド16に固定したホルダ37内に磁石36を固定し、磁石36に対峙するハウジング32側にホールIC35を固定し、ホールIC35に印加される磁束変化を位置出力に変換することでロッド16の絶対位置を検出する。ホールIC35としてプログラム可能なものを用いれば、予めロッド16の位置と磁束密度の関係をプログラムすることで絶対位置精度を向上することができる。また、ホールIC35の出力が2系統あるものを選択すれば、後述するように一方の出力系が絶対位置検出器34となり、他方の出力系が冗長系の絶対位置検出器58となる。またホールIC35の出力が1系統であれば、もうひとつホールIC35と磁石36を設けて、一方を絶対位置検出器34、他方を冗長系の絶対位置検出器58とする。片方が故障しても残りのセンサで位置検出が可能となり、信頼性が向上する。
なお、絶対位置検出器34としてホールIC35を利用した磁気方式を説明したが、軸方向の移動量を回転に変換して、回転角センサで検出する方式であってもよく、検出方法は限定されない。また、自動車の始動時に絶対位置検出器34からロッド16の絶対位置を検出し、その後は回転検出器33の信号をカウントして、転舵位置を算出する方式であってもよい。
図3を用いて、スラスト軸受機構19について説明する。
シャフト17の端面に形成した内径部17cには、スラスト力を受けるフランジ38aを形成した連結軸38Lと、フランジ38aの両側には保持器付のスラスト軸受39と、スラスト軸受39の転走面となる軌道輪40と、スペーサ41がそれぞれ挿入される。また、内径部17cに隣接した側面17dには、リング板42と、押え板43が配置され、ボルト44で押え板43をシャフト17の側面17d側に押さえこみ、スラスト軸受39に予圧が与えられる。シャフト17の内部にスラスト軸受機構19を配置することで軸方向の長さを短縮することが可能となる。
第1アクチュエータ14側の連結軸38Lの一端面に形成された雌ねじ38Lbと、第2アクチュエータ15側の連結軸38Rの一端部に形成された雄ねじ38Raとが、ハウジング45の中央壁45aに開けた孔45bを介して螺合結合し、それぞれの連結軸38L、38Rはハウジング45に固定される。なお、シャフト17のラジアル方向振れを抑えるため、ハウジング45とシャフト17の円筒外径部17eとの間にラジアル軸受46が挿入される。ラジアル軸受46としては、たとえば外輪付きの針状ころ軸受を用いる。
ハウジング32(L)、32(R)とハウジング45は連結されて1つのハウジングとされ、その中に第1のアクチュエータ14と第2のアクチュエータ15が組み込まれる。
第1アクチュエータ14のロッド16Lを左右に移動すると、ロッド16Lと連結される後輪10が転舵され、トー角が調整される。また、第2アクチュエータ15のロッド16Rを移動すると、ロッド16Rと連結される後輪11が転舵され、トー角が調整される。後輪転舵装置12がシャシー(車体)に固定される方式でありながら、左右の後輪10、11を左右独立に転舵することができる。
また、第1アクチュエータ14の連結軸38Lと第2アクチュエータ15の連結軸38Rとがハウジング45の中央壁45aを介して螺合締結されているため、第1アクチュエータ14のシャフト16Lと第2アクチュエータ15のシャフト16Rに加わる負荷がハウジング45の中央壁45aに均等に印加されるため、左右後輪10、11のバランスを確保できる。
なお、ここではハウジング32L、32R、45は3つに分割されているが、これらをねじ締結して一体化したものを1つのハウジングとして呼ぶ。
図4に、上記構成の後輪転舵装置12を制御する後輪転舵制御装置130の概念構成のブロック図を示す。
後輪転舵制御装置130は、それぞれ左右の後輪の転舵を行う転舵部である第1アクチュエータ14、第2アクチュエータ15を独立して制御する一対の電子制御装置13L、13Rで構成され、電子制御装置13L、13Rは互いに同じ制御構成となっている。また、第1アクチュエータ14、第2アクチュエータ15の構成部品であるモータ27、回転角検出器33、絶対位置検出器34も互いに同じ構成であり、これらの同一の構成部の符号にL、Rを付けることにする(27、33、34、及び47〜57、59、60までの符号)。さらに絶対位置検出器34の2系統目の検出器として図2には図示していないが、絶対位置検出器58L、58Rを装備する。すなわち、第1、第2の各アクチュエータ13L、13Rには、それぞれ二重化された絶対位置検出器34L、58L、絶対位置検出器34R、58Rを備える。これ以降、後輪転舵制御装置130の説明のために、電子制御装置13Lと第1アクチュエータ14を用いるが、説明において、区別する必要が無い場合には、L、Rを省略する。
第1アクチュエータ14の電子制御装置13Lは、マイクロプロセッサ49、指令側および検出側の入力インターフェース部50(50L,50R)、50′(50L′、50R′)、出力インターフェース部51、およびモータ駆動部52で構成される。指令側および検出側の入力インターフェース部50、50′は、互いに別の電子素子であっても、一つの電子素子の一部ずつであっても良い。
上位の電子制御ユニット9で決定された後輪転舵角の目標値は、指令側の入力インターフェース部50を介してマイクロプロセッサ49に送信される。マイクロプロセッサ49は、制御目標値を受け、モータ制御目標値演算部53で、転舵モータ27の駆動量目標値を演算(この実施形態の場合、転舵角からモータの回転数を算出)し、演算された駆動量を利用して互いのマイクロプロセッサの異常を診断するためのマイクロプロセッサ相互監視部56を備えている。これら左右のマイクロプロセッサ相互監視部56L,56Rは、請求項で言う制御系故障判定部を構成する。
マイクロプロセッサ49では、転舵モータ27の制御を実行するため、モータ制御目標値演算部53で演算された結果に基づくモータ駆動指令が出力インターフェース部51を経由してモータ駆動部52へ送信される。転舵モータ27として、例えばブラシレスモータを使用した場合、制御の基本は、トルク(電流)、速度、位置の制御となり、本システムの制御対象は位置(舵角)であるため、マイクロプロセッサ49に実装される制御系(図示せず)は、電流制御系の上位に速度制御系と位置制御系を構成する複合制御系となる。よって、モータ駆動指令値は、図4には記載していないが、電子制御ユニット9からの指令によって算出された演算結果の他、モータ電流検出値と回転角検出値などのフィードバック値に基づき目標舵角に到達するよう制御される。これらの制御系は例えばソフトウエアの演算によって制御を行うようにマイクロプロセッサ49に実装される。
この構成の後輪転舵制御装置130は、絶対位置検出器34L、34Rに絶対位置検出器58L、58Rを付加して二重化したため、絶対位置検出器34L,34Rが故障した場合でも制御を続行させることが可能となる。
例えば、第1アクチュエータ14の絶対位置検出器34Lが故障した場合について説明する。まず、絶対位置検出器34Lの故障診断のため、絶対位値検出器34Lのデータは、検出側の入力インターフェース部50L′を経由して、検出系故障判定部54Lに入力される。一方、冗長系の絶対位置検出器58Lの位置情報は、電子制御装置13Rの左後輪転舵位置格納部55Rから通信インターフェース部57R、57Lを経由して検出系故障判定部54Lに入力される。また、回転角検出器33Lの情報も検出系故障判定部54Lに入力され、ここで検出系故障判定部54Lは、二重化された絶対位置検出器34L、58Lの比較の結果と、回転角検出器33Lの情報から正常な絶対位置を判断し、故障診断を行う。なお、前記通信インターフェース部57R、57Lとその間の配線により、通信手段61が構成される。
検出系故障判定部54によるによる故障診断方法としては種々の方法が採れるが、例えば、冗長系の絶対位置検出器58の出力を正逆反転させ、その反転させた出力を1系統目の回転角検出器33の出力と加算する。または両絶対位置検出器34、58の出力の差分を取る。このとき、両絶対位置検出器34、58が正常であれば、加算された出力または差分は零になるはずである。したがって、加算された出力または差分が、零を基準とした許容範囲から脱していると、いずれかの絶対位置検出器34、58が故障であると判断する。また、各絶対位置検出器34、58の出力と回転角検出器33の出力とは、アクチュエータ14、15の所定部分の位置とその位置を変える駆動源である転舵モータ27の回転位置との出力であるから、一定の関係がある。したがって、その関係を試験やシミュレーションにより調べてテーブル(図示せず)等に設定しておき、各絶対位置検出器34、58の出力と回転角検出器33の出力の関係が前記テーブルに設定された範囲に対して許容値を超えるまで外れていると、その許容値を超えた絶対位置検出器34、58の方が異常であると判定する。
絶対位置検出器34Lの故障が検出された場合、検出系故障対応部59は、冗長系の絶対位置検出器58Lは正常なため、1系統目の絶対位置検出器34Lに変えて、引き続き冗長系の絶対位置検出器58Lから取得した情報を基に制御を続行させる。
制御系の異常の場合につき説明する。
マイクロプロセッサ49(LまたはR)に異常が発生した場合、各転舵部である第1アクチュエータ14あるいは第2アクチュエータ15の駆動が不可能となり、車両の操作性を損ねてしまう上、タイヤの偏摩耗の原因にもなってしまう。そこで、これらの問題を回避するために、正常側のマイクロプロセッサ49(RまたはL)が故障側の絶対位置を認識し、正常側の後輪を故障側の後輪と同位相に移動させ、車両の走行方向の中心軸とタイヤの向きにずれは生じるが、制御上車両の直進性を確保することが可能となる。具体的な手段を以下に説明する。
絶対位値検出器は、冗長系として2系統の出力が可能な様、絶対位値検出器34に加え、絶対位値検出器58を備えている。
マイクロプロセッサ49は、通常の制御のため絶対位置検出器34から絶対位置を取得する。一方で、他方の電子制御装置13の異常な状態に備えて、他方の冗長系絶対位置検出器58から、他方の絶対位置を取得し、右(または左)後輪転舵位置格納部55に位置情報を格納する。
マイクロプロセッサ49の故障は、制御系故障判定部であるマイクロプロセッサ相互監視部56によって検出される。マイクロプロセッサ相互監視部56によって故障が検出されると、制御系故障対応部60は、正常なマイクロプロセッサ49が、故障したマイクロプロセッサ49で制御される後輪の絶対位置情報を認識し、前記正常な電子制御装置で制御される後輪を前記故障したマイクロプロセッサ49で制御される後輪と同位相の同一転舵角に転舵する。
例えば、第1アクチュエータ14を制御する電子制御装置13Lの故障が、電子制御装置13Rのマイクロプロセッサ相互監視部56Rで検出された場合、電子制御装置13Rは左後輪転舵位置格納部55Rから第1アクチュエータ14の絶対位置情報を取得する。そして、第2アクチュエータ15の転舵角を、故障した第1アクチュエータ14の転舵角と同位相に駆動して、バックアップモードへ遷移したことを電子制御ユニット9へ送信する。このような一連の処理を制御系故障対応部60により行う。
図5にこの発明の第2の実施形態に係る後輪転舵制御装置130の制御構成図を示す。 図4に示す第1の実施形態では、制御系の故障時の対処のため、冗長系の絶対位置検出器58の位置情報は、1系統目の絶対位置検出器34が接続されている電子制御装置13L,13Rに対し他方の電子制御装置13L、13Rに入力される。その結果、絶対位置検出器34の故障を検知するために、冗長系の絶対位置検出器58の位置情報は2つの電子制御装置13L、13R間の通信手段61を経由して1系統目の絶対位置検出器34が接続されている電子制御装置13L,13R側に通知され、二重化された絶対位置検出器34、58の出力値を比較し故障判定している。
第2の実施形態では、少なくとも一対の電子制御装置13L、13Rが正常な状態では、冗長系の絶対位置検出器58の位置情報を1系統目の絶対位置検出器34が接続されている電子制御装置13L、13Rの検出系故障判定部54に直接入力することで絶対位置検出器34の故障検出を行う。但し、この場合も、制御系の故障時の対応を実現するために、冗長系の絶対位置検出器58の位置情報は2つの電子制御装置13L、13Rのそれぞれに入力する構成としている。
このように第2の実施形態においても、絶対位置検出器34の故障時と、電子制御装置13の故障時の両方に対処できる。なお、図5に示す第2の実施形態において、特に説明した事項の他は、第1の実施形態と同様である。
上記各実施形態の作用、効果を次に纏め直して説明する。
・後輪10、11を独立して転舵が可能な後輪転舵装置12において、左右後輪10、11のいずれかの絶対位置検出器34L、34Rが故障した場合でも、二重化のための絶対位置検出器34L、34Rによる検出器の冗長性を確保することによって、機能を続行させることが可能となる。
・後輪10、11を独立して転舵が可能な後輪転舵装置12の後輪転舵制御装置130を2つの電子制御装置13L、13Rで構成し、いずれかの電子制御装置13L、13Rが故障した場合、正常側の後輪を異常側の後輪と同相に駆動させることが可能であり、実質的な車両の直線性を維持することが可能となる。
・異常側のトー角を転舵範囲限度(リミット端)まで動かす必要がないので、故障時のトー角制御範囲を小さく制御でき、トー角変更による車両の安定性を確保できる。
以上、実施形態に基づいてこの発明を実施するための形態を説明したが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではない。この発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1…自動車
9…電子制御ユニット
10、11…後輪
12…輪転舵装置
13L、13R…電子制御装置
14、15…アクチュエータ
27L,27R…転舵モータ
34L、34R…絶対位置検出器
49L、49R…マイクロプロセッサ
54L、54R…検出系故障判定部
56L、56R…マイクロプロセッサ相互監視部(制御系故障判定部)
58L、58R…絶対位置検出器
59L、59R…検出系故障時対応部
60L、60R…制御系故障時対応部
61…通信手段
130…後輪転舵制御装置

Claims (3)

  1. 車両の左右の後輪を一対のアクチュエータによりそれぞれ独立に転舵する後輪転舵装置を制御する後輪転舵制御装置であって、
    前記一対のアクチュエータのそれぞれの絶対位置を検出するそれぞれ二重化された絶対位置検出器と、前記各アクチュエータをそれぞれ制御する一対の電子制御装置とを有し、 前記二重化された各絶対位置検出器の出力のうち、一方の出力は、この出力を行う絶対位置検出器が設けられた前記アクチュエータを制御する前記電子制御装置に、他方の出力は他方の電子制御装置にそれぞれ入力され、
    前記一対の電子制御装置は、
    互いのデータの送受信のための通信手段と、
    一方の前記電子制御装置に接続された前記二重化された絶対位置検出器の一方から得られる絶対位置情報を、前記二重化された絶対位置検出器の他方から得られる絶対位置情報と比較することで、前記二重化された絶対位置検出器のいずれかの異常を診断する検出系故障判定部と、
    この検出系故障判定部で前記二重化された絶対位置検出器のうちいずれか一方が故障と判定された場合に、残りの正常な絶対位置検出器から位置情報を取得することで、転舵動作の続行を可能とする検出系故障時対応部とを有し、
    一方の前記電子制御装置に接続された前記二重化された絶対位置検出器の一方から得られる絶対位置情報は、前記通信手段を経由して他方の前記電子制御装置に入力される
    ことを特徴とする後輪転舵制御装置。
  2. 請求項1に記載の前記後輪独舵制御装置において、前記検出系故障判定部は、一方の前記電子制御装置に接続された前記二重化された絶対位置検出器の一方から得られる絶対位置情報を、前記通信手段を経由して他方の前記電子制御装置に接続された前記二重化された絶対位置検出器の他方から得られる絶対位置情報と比較することで、前記二重化された絶対位置検出器のいずれかの異常を診断する後輪転舵制御装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の前記後輪独舵制御装置において、
    前記一対の電子制御装置が故障したことを検出する制御系故障判定部を設け、
    この制御系故障判定部により前記一対の電子制御装置の一方が故障したと判定されたとき、正常な電子制御装置が、故障した電子制御装置で制御される後輪の絶対位置情報を認識し、前記正常な電子制御装置で制御される後輪を前記故障した電子制御装置で制御される後輪と同位相の同一転舵角に転舵する制御系故障時対応部を設けた後輪転舵制御装置。
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