JP2015223159A - コンバイン - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明の課題は、エンジン冷却ファンを正逆転駆動するHSTの設置にあたり、エンジンルームとグレンタンク間のスペースを有効活用し、設置の容易化並びにエンジンや油圧式無段変速装置のメンテナンス性向上を図ることにある。【解決手段】 本発明は、運転席(5)下方のエンジンル−ム(6)内に設置したエンジン(E)と、該エンジンの横外側部に位置するラジエータ(10)及び冷却ファン(11)を備え、前記エンジンルーム(6)の後方にはグレンタンク(7)を配備してあるコンバインにおいて、前記冷却ファン(11)を正逆転駆動する油圧式無段変速装置(18)をエンジンルーム(6)の後方でグレンタンク(7)の前側の空間内に配備する。【選択図】図4
Description
この発明は、コンバインに関する。
従来、例えば、特許文献1には、ラジエータ用冷却ファンを正逆転駆動するHST(油圧式無段変速装置)をエンジンの上部に配置したものが開示されている。
HSTをエンジンの上部に配置したものでは、エンジンのメンテナンス作業能率が低いという問題があった。
本発明の課題は、エンジン冷却ファンを正逆転駆動するHSTの設置にあたり、エンジンルームとグレンタンクとの間のスペースを有効活用し、設置の容易化並びにエンジンやHSTのメンテナンス性向上を図ることにある。
本発明の課題は、エンジン冷却ファンを正逆転駆動するHSTの設置にあたり、エンジンルームとグレンタンクとの間のスペースを有効活用し、設置の容易化並びにエンジンやHSTのメンテナンス性向上を図ることにある。
この発明は、上記課題を解決すべく次のような技術的手段を講じた。
すなわち、請求項1記載の発明は、運転席(5)下方のエンジンル−ム(6)内に設置したエンジン(E)と、該エンジンの横外側部に位置するラジエータ(10)及び冷却ファン(11)を備え、前記エンジンルーム(6)の後方にはグレンタンク(7)を配備してあるコンバインにおいて、前記冷却ファン(11)を正逆転駆動する油圧式無段変速装置(18)をエンジンルーム(6)の後方でグレンタンク(7)の前側の空間内に配備してあることを特徴とするコンバインとする。
すなわち、請求項1記載の発明は、運転席(5)下方のエンジンル−ム(6)内に設置したエンジン(E)と、該エンジンの横外側部に位置するラジエータ(10)及び冷却ファン(11)を備え、前記エンジンルーム(6)の後方にはグレンタンク(7)を配備してあるコンバインにおいて、前記冷却ファン(11)を正逆転駆動する油圧式無段変速装置(18)をエンジンルーム(6)の後方でグレンタンク(7)の前側の空間内に配備してあることを特徴とするコンバインとする。
請求項2記載の発明は、前記油圧式無段変速装置(18)は、グレンタンク(7)に貯留された穀粒を排出する排出オーガ(13)に前記エンジン(E)の駆動力を伝達する伝動ギヤケース(14)の上部に設置してある請求項1記載のコンバインとする。
請求項3記載の発明は、前記伝動ギヤケース(14)の入力軸(15)は、エンジンから入力して常時駆動する構成とし、該入力軸(15)を伝動ギヤケース(14)から機体内側方向へ突出させてその端部に設けた伝動プーリ(20)から上方の油圧式無段変速装置(18)の入力プーリ(21)にベルト伝動する構成としてある請求項2記載のコンバインとする。
請求項4記載の発明は、前記入力軸端部の伝動プーリ(20)とHST入力プーリ(21)間に掛け渡した伝動ベルト(22)に張力を付与するベルトテンション機構(25)を設け、このベルトテンション機構(25)のテンションアーム(24)の支点軸は、前記油圧式無段変速装置(18)を取り付ける取付ボルト(26)と共用してある請求項3記載のコンバインとする。
請求項1記載の発明によれば、冷却ファンを正逆転駆動する油圧式無段変速装置(18)をエンジンルーム(6)の後方でグレンタンク(7)の前側に配備することで、エンジンルーム(6)とグレンタンク(7)間の空間を有効活用できて、油圧式無段変速装置(18)の設置が容易に行え、エンジン(E)や油圧式無段変速装置(18)のメンテナンスも容易に行うことができる。
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果に加えて、油圧式無段変速装置(18)を排出オーガ(13)への伝動ギヤケース(14)に設置することで、HST自体の取付構成を強固に保持することができる。
請求項3記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果に加えて、伝動ギヤケース(14)の入力軸(15)を伝動ギヤケース(14)から機体内側方向へ突出させてその端部に設けた伝動プーリ(20)から上方の油圧式無段変速装置(18)の入力プーリ(21)にベルト伝動する構成とすることで、排出オーガ(13)の駆動部への伝動構成を利用することによって、油圧式無段変速装置(18)への伝動構成が容易にでき、簡潔に構成することができる。
請求項4記載の発明によれば、請求項3記載の発明の効果に加えて、テンションアーム(24)は油圧式無段変速装置(18)の取付ボルト(26)を回動支点として揺動操作することができるので、支点軸を特別に設ける必要がなく簡単な構成で安価に実施することができる。
この発明の実施例を図面に基づき説明する。
図1及び図2は、コンバインの側面図及び平面図を示すもので、下部に走行クローラ2を備えた走行車体1上には、後部に脱穀部(脱穀装置)4を搭載し、その前方部に刈取部3を設置し,刈取部3の横側部に運転席5が配置され、運転席5の後方には脱穀粒を一時的に貯留するグレンタンク7を装備している。
図1及び図2は、コンバインの側面図及び平面図を示すもので、下部に走行クローラ2を備えた走行車体1上には、後部に脱穀部(脱穀装置)4を搭載し、その前方部に刈取部3を設置し,刈取部3の横側部に運転席5が配置され、運転席5の後方には脱穀粒を一時的に貯留するグレンタンク7を装備している。
運転席5の下方の機台上にはエンジンEが搭載されており、エンジンルーム6内に収容されている。
エンジンEの外側(右側)にはラジエータカバー8が設置され、ラジエータカバー8には防塵網9が設けられている。ラジエータカバー8の内側にはラジエータ10及び冷却ファン11が配設されている。
エンジンEの外側(右側)にはラジエータカバー8が設置され、ラジエータカバー8には防塵網9が設けられている。ラジエータカバー8の内側にはラジエータ10及び冷却ファン11が配設されている。
グレンタンク7底部の搬出オーガ12及び旋回可能な排出オーガ13は、グレンタンク7の前側に設置され、前記エンジンEからベルト伝動される伝動ギヤケース14を介して回転駆動されるように連動構成されている。
伝動ギヤケース14への入力軸15は、この入力プーリ16とエンジンプーリ17間に掛け渡されたベルトを介して伝動されるようになっている。
なお、図3において、32は伝動ギヤケース14から取り出されたオーガ駆動プーリで、オーガ入力プーリ33間にベルトを巻回して搬出オーガ12、排出オーガ13等を駆動する構成としている。
なお、図3において、32は伝動ギヤケース14から取り出されたオーガ駆動プーリで、オーガ入力プーリ33間にベルトを巻回して搬出オーガ12、排出オーガ13等を駆動する構成としている。
油圧式無段変速装置(HST)18は、冷却ファン11の正転・逆転駆動状態の切り替え(回転の増減速も可能)を行う機器であり、エンジンルーム6の後側でグレンタンク7前側の空間内に配置され、前記グレンタンク駆動部の伝動ギヤケース14上部に支持部材 19を介して装着支持されている。
前記伝動ギヤケース14の入力軸15は、エンジンEからベルト伝動されて常時駆動回転状態にあり、そして、この入力軸15が伝動ギヤケース14から機体内側方向へ突出されてその端部に伝動プーリ20が設けられ、この伝動プーリ20と上方に設置されたHST18へのHST入力プーリ21間には伝動ベルト22が巻回されている。そして、該HST18は、プーリ20,21間に巻回された伝動ベルト22とこの伝動ベルト22をテンションするテンションプーリ23、テンションアーム24等からなるベルトテンション機構25を介して駆動されるようになっている。
テンションアーム24の支点軸は、前記HSTを取り付ける取付ボルト26と共用し、共締めした構成としている。
冷却ファン11は、HST出力プーリ27とファンプーリ28間に巻回したベルトを介して駆動されるように連動構成されている。
冷却ファン11は、HST出力プーリ27とファンプーリ28間に巻回したベルトを介して駆動されるように連動構成されている。
HST18は、トラニオン軸29に連結されたトラニオン30をトラニオン制御モータ31の駆動により正転側、逆転側傾斜に移動させて冷却ファン11の正転・逆転駆動状態が維持されるようになっている。
冷却ファン11は、正転駆動状態では、防塵網9を介して外気をエンジンルーム6内に吸気し、ラジエータ10、エンジンEを冷却し、逆転駆動状態では、エンジンルーム内のエアを防塵網9を通じて外部に排気し、もって、防塵網に付着する塵埃類を吹き飛ばして除去することができる。
なお、前記グレンタンク7の前部側と脱穀部4との間の下方空間内には、エンジンの排気処理装置としてDPF(ディーゼル・パティキュレート・フイルタ)35が配備されている。
また、伝動プーリ20からHST入力プーリ21にベルト22伝動するベルトラインは、前記DPF35位置よりも機体側方部で、且つ機体前方部となる配置関係に置かれている。
E エンジン
5 運転席
6 エンジンルーム
7 グレンタンク
9 防塵網
10 ラジエータ
11 冷却ファン
13 排出オーガ
14 伝動ギヤボックス
15 入力軸
18 油圧式無段変速装置(HST)
20 伝動プーリ
21 HST入力プーリ
22 伝動ベルト
24 テンションアーム
25 ベルトテンション機構
26 テンションアーム支点軸(取付ボルト)
5 運転席
6 エンジンルーム
7 グレンタンク
9 防塵網
10 ラジエータ
11 冷却ファン
13 排出オーガ
14 伝動ギヤボックス
15 入力軸
18 油圧式無段変速装置(HST)
20 伝動プーリ
21 HST入力プーリ
22 伝動ベルト
24 テンションアーム
25 ベルトテンション機構
26 テンションアーム支点軸(取付ボルト)
Claims (4)
- 運転席(5)下方のエンジンル−ム(6)内に設置したエンジン(E)と、該エンジンの横外側部に位置するラジエータ(10)及び冷却ファン(11)を備え、前記エンジンルーム(6)の後方にはグレンタンク(7)を配備してあるコンバインにおいて、前記冷却ファン(11)を正逆転駆動する油圧式無段変速装置(18)をエンジンルーム(6)の後方でグレンタンク(7)の前側の空間内に配備してあることを特徴とするコンバイン。
- 前記油圧式無段変速装置(18)は、グレンタンク(7)に貯留された穀粒を排出する排出オーガ(13)に前記エンジン(E)の駆動力を伝達する伝動ギヤケース(14)の上部に設置してある請求項1記載のコンバイン。
- 前記伝動ギヤケース(14)の入力軸(15)は、エンジンから入力して常時駆動する構成とし、該入力軸(15)を伝動ギヤケース(14)から機体内側方向へ突出させてその端部に設けた伝動プーリ(20)から上方の油圧式無段変速装置(18)の入力プーリ(21)にベルト伝動する構成としてある請求項2記載のコンバイン。
- 前記入力軸端部の伝動プーリ(20)とHST入力プーリ(21)間に掛け渡した伝動ベルト(22)に張力を付与するベルトテンション機構(25)を設け、このベルトテンション機構(25)のテンションアーム(24)の支点軸は、前記油圧式無段変速装置(18)を取り付ける取付ボルト(26)と共用してある請求項3記載のコンバイン。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR20220000113A (ko) * | 2020-06-25 | 2022-01-03 | 국제종합기계 주식회사 | 콤바인의 예취부 선택 구동장치 |
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2014
- 2014-05-29 JP JP2014111469A patent/JP2015223159A/ja active Pending
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KR20220000113A (ko) * | 2020-06-25 | 2022-01-03 | 국제종합기계 주식회사 | 콤바인의 예취부 선택 구동장치 |
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