JP2015222680A - 回転操作装置 - Google Patents

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  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)
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Abstract

【課題】 回転部材を軸受け部で高い強度で支持でき、さらに部品点数を削減できる回転操作装置を提供する。
【解決手段】 回転部材20のばね装着部26に巻き部3aを装着し、弾性腕3b,3cを第1の保持対向部31と第2の保持対向部32とが対向する保持空間30内に入り込まて、復帰ばね3を回転部材20に装着する。回転部材20を、支持体10の軸受け部12に対して軸方向へ装着し、β方向へ回転させると、摺動リール24が抜止め支持部13a,13b,13cの掛止面14a,14b,14cに掛止される。このとき弾性腕3b,3cが軸受け部12に形成された規制空間内に入り込む。その後、回転部材20と操作体2を回転操作すると、復帰ばね3によって中立位置(N)に復帰できるようになる。
【選択図】図2

Description

本発明は、操作体で回転させる回転部材を中立位置に復帰させる復帰ばねが設けられた回転操作装置に関する。
特許文献1にスイッチ装置に関する発明が記載されている。
このスイッチ装置は、絶縁ハウジングの凹所内に、インナー部材が固定されていると共に、インナー部材の外周にロータが回転自在に支持されている。前記凹所内に、トーションバネが装着されており、トーションバネがセンター部材に掛け止めされている。ロータを回転させると、トーションバネの復帰復元力によって、ロータがニュートラル位置に復帰させられる。
絶縁ハウジングにコモン接片と選択接片が固定され、ロータには、前記コモン接片と前記選択接片とを摺動する摺動ブラシが取り付けられて、ロータリースイッチが構成されている。
特開2008−243474号公報
特許文献1に記載されたスイッチ装置の組立て作業は、絶縁ハウジングの凹所に、インナー部材とトーションバネならびにロータを1個ずつ順番に組み込み、その後に、金属板で形成されたカバーを絶縁ハウジングに装着し、このカバーによってロータなどを前記凹所から抜け出ないように保持している。
このスイッチ装置は、ロータやトーションバネが、絶縁ハウジングから外れないようにするために、金属板で形成されたカバーの取り付けが必要となっている。そのため、部品点数が多く組立て作業に時間を要する。また、スイッチ装置の強度は、絶縁ハウジングとカバーとの装着強度によって決められるため、ロータの抜止め強度を高くする必要がある場合には、さらに頑強な構造のカバーを設けることが必要になる。
また、前記組立て作業では、トーションバネをインナー部材に掛け止めした後に、トーションバネを凹所内から抜け出ないように保持しながら、ロータを位置決めして装着することが必要であるため、組立て作業が煩雑である。
本発明は上記従来の課題を解決するものであり、回転部材に復帰ばねを装着した状態で、回転部材を高い支持強度で回動自在に支持させることができる回転操作装置を提供することを目的としている。
また、本発明は、回転部材に復帰ばねを装着した状態で、回転部材と復帰ばねとを一緒に支持体へ組み込むことができ、組立て作業を容易にできる構造の回転操作装置を提供することを目的としている。
本発明は、支持体に形成された軸受け部と、前記軸受け部内で回転基準線を中心として回転する回転部材と、前記回転部材を回転させる操作体と、前記回転部材を中立位置に回転付勢する復帰ばねと、が設けられた回転操作装置において、
前記回転部材には、前記回転基準線回りの円弧軌跡に沿って形成された凸状または凹状の摺動部が設けられ、前記支持体に、前記摺動部が当接する抜止め支持部が設けられ、
前記摺動部には、前記回転部材を前記軸受け部内へ挿入するときに前記抜止め支持部を通過させる欠損部が形成され、前記回転部材は、前記摺動部が前記抜止め支持部に当たる抜止め角度内で、前記軸受け部内から抜け出ることなく回転自在に支持されており、
前記回転部材の前記中立位置ならびに前記中立位置を中心とする回転操作範囲が、前記抜止め角度内に設定されていることを特徴とするものである。
本発明の回転操作装置は、回転部材に設けられた摺動部が、支持体に設けられた抜止め支持部に当接することによって、回転部材が軸受け部から抜け出ることなく回転自在に支持されている。そして、回転部材を中立位置に保持する復帰ばねによって、回転部材が軸受け部から抜けないように保持されている。そのため、回転部材を支持するための部品の数を減らすことができ、また支持体に設けられた抜止め支持部の強度を高めることで、回転部材を高い強度で支持することができる。
本発明は、前記復帰ばねは、巻き部と一対の弾性腕とを有するトーションばねであり、前記回転部材に、ばね装着部と、その外周に位置して回転方向に間隔を空けて対向する一対の保持対向部とが形成され、前記巻き部が前記ばね装着部に装着され、一対の前記弾性腕が、前記保持対向部の間の保持空間内に位置しており、
前記支持体には、保持対向部よりも外周側に位置して前記回転方向に間隔を空けて対向する一対の規制対向部が設けられ、前記回転部材が前記抜止め角度内にあるときに、一対の前記弾性腕が、前記規制対向部の間の規制空間内に位置しているものである。
本発明の回転操作装置では、前記支持体には、前記規制空間から外れた位置にばね押圧部が前記回転方向に沿って形成されており、
前記回転部材が、前記軸受け部に挿入されるときに、一方の前記弾性腕が前記ばね押圧部に当たって前記回転部材の挿入方向と逆向きに弾性変形させられ、前記回転部材が前記抜止め角度内へ回動するときに、前記弾性腕が前記ばね押圧部から外れて前記規制空間内に入り込む構造とすることが好ましい。
上記構造の回転操作装置では、復帰ばねであるトーションばねを回転部材に装着した状態で、トーションばねと回転部材とを、一緒に支持体に組み込むことができ、組立て作業を効率良く行うことができる。
本発明は、前記回転部材が前記軸受け部に挿入された後に前記抜止め角度へ向けて回転させられる方向を装着回転方向としたときに、前記ばね押圧部は、前記規制空間に対して前記装着回転方向と逆側の回転方向へ外れた位置に形成されているものである。
本発明の回転操作装置は、前記保持空間内には、前記ばね押圧部に当たった前記弾性腕が弾性変形できるばね変形領域が形成されていることが好ましい。
また、本発明は、前記装着回転方向側に位置する前記保持対向部には、前記回転部材の挿入側の端部から前記対向空間に向けて突出する掛止凸部が形成されていることが好ましい。
上記構成では、トーションばねが装着された回転部材を支持体に組み込む際に、トーションばねを、回転部材から外れないようにしっかり保持することができるようになる。
また、本発明は、前記支持体には、前記回転軸部を前記中立位置へ導くカム部が設けられていることが好ましい。
本発明は、回転部材が、復帰ばねによって中立位置に保持されているときに、支持体に設けられた抜止め支持部によって軸受け部から抜け出ないように支持される。よって、前記抜止め支持部の強度を高めることによって、最少の部品数で、回転部材を支持体に対して高い支持強度で支持させることができる。
また、復帰ばねであるトーションばねを回転部材に装着した状態で、回転部材とトーションばねを一緒に支持体に組み込むことができ、組立て作業を容易に行うことができる。
本発明の実施の形態の回転操作装置の外観を示す斜視図、 図1に示す回転操作装置をY軸を中心として180度回転させ、上下逆向きにして示す分解斜視図、 図2に示す支持体ならびに軸受け部の構造を、図2とはY1−Y2方向を逆に向けて示す一部断面を含む斜視図、 (A)(B)は、回転部材を支持体に挿入して回転する組立て作業を図2の図示上方から見た平面図、 回転軸部が支持体の軸受け部に装着された状態を示す図2のV−V線矢視の断面図、 図2に示す回転部材とトーションばねとを、一緒に共に支持体の軸受け部に向けて軸方向へ挿入する作業を示す斜視図、 図6をVII矢視方向から見た側面図、 回転部材が支持体の軸受け部に挿入されて装着回転方向へ回転させて装着が完了した状態を示す側面図、 回転部材が支持体の軸受け部に装着された状態を図8のIX−IX線の断面で示す断面図、
図1は、本発明の実施の形態の回転操作装置1を示す外観斜視図である。
図1以下の各図では、Z1方向が上方、Z2方向が下方、Y1方向が前方、Y2方向が後方、X1方向が右方向、X2方向が左方向である。図2以下の各図では、説明の都合上、上下が逆向きに示されている。図2は、図1に示す回転操作装置1をY軸を中心として180度回転させて上下逆向きに示した分解斜視図である。
図1と図2に示すように、回転操作装置1は、支持体10と、支持体10に回転自在に支持されている回転部材20と、支持体10のZ1方向の端部において前記回転部材20に固定される操作体2と、復帰ばね3とを有している。
操作体2と回転部材20は回転基準線Oを中心として一体となって回転する。操作体2と回転部材20は、操作力が与えられていないときには、復帰ばね3の復帰弾性力によって、中立位置(N)で保持されるようになっている。操作体2と回転部材20は、中立位置を中心として一方へ角度+αの範囲で回転操作でき、他方へ角度−αの範囲で回転操作できる。中立位置(N)を中心とする±αの角度範囲が回転操作範囲である。回転部材20が支持体10に装着されると、後に説明するカム部17を利用したストッパ機構によって、操作体2と回転部材20の回転角度が、前記回転操作範囲±αに制限される。
各図では省略されているが、支持体10の内部には回転部材20の回転によって電気出力を切替える電気的切替え手段が設けられている。例えば、回転部材20のZ2側の端部に摺動接点が固定され、支持体10の内部に固定接点を有する回路基板が固定され、回転部材20が回転するときに、摺動接点が固定接点を摺動するものとして構成できる。
支持体10は合成樹脂材料で形成されたハウジングであり、図2に示すように、Z1方向に天井板部11が形成されている。図1と図5に示すように、支持体10の天井板部11のZ1側は化粧カバー18に覆われている。
図2に示すように、支持体10の内部に軸受け部12が一体に形成されている。軸受け部12は、天井板部11に開口する軸支持穴12aと、天井板部11からZ2方向へ延びる軸支持面12bとを有している。軸支持穴12aは、回転基準線Oを中心とする円形穴であり、軸支持面12bは回転基準部Oを中心とする円筒面の一部を形成している。
図2と図3に示すように、支持体10には、軸支持面12bに沿う方向に間隔を空けた3箇所に、抜止め支持部13a,13b,13cが設けられている。抜止め支持部13a,13b,13cは、天井板部11からZ2方向へ間隔を空けた位置に形成されている。抜止め支持部13a,13b,13cは、軸支持面12bと連続して形成されており、回転基準線Oから離れる方向へは容易に動くことがないように強固に形成されている。抜止め支持部13aには、天井板部11の内面に対向する掛止面14aが形成されている。同様に、抜止め支持部13b,13cにも掛止面14b,14cが形成されている。
図2と図3には、回転部材20を支持体10に装着する際の装着回転方向がβで示されている。また、図3には、軸受け部12のY1側の内部構造が示されている。図3に示すように、軸受け部12には、天井板部11の内面からZ2方向へ離れた位置に、第1の規制対向部15aと第2の規制対向部15bが形成されている。第1の規制対向部15aと第2の規制対向部15bは、Z1−Z2方向へ向けて平行に延び、回転方向に間隔を空けて対向している。第1の規制対向部15aは、装着回転方向βの前方に位置し、第2の規制対向部15bは、装着回転方向βと逆側に位置している。第1の規制対向部15aと第2の規制対向部15bとで挟まれた空間が規制空間15cとなっている。
図3に示すように、軸受け部12には、第2の規制対向部15bから外れた位置にばね押圧部16が形成されている。ばね押圧部16は第2の規制対向部15bから連続してβ方向と逆方向へ延びている。ばね押圧部16は、天井板部11の内面からZ2方向へ距離を開けた高さ位置で、回転基準線Oを中心とする円弧規制に沿って、天井板部11の内面と平行に形成されている。
図2に示すように、軸受け部12のY2側にカム部17が形成されており、カム部17の回転方向の中央部が中立安定部17aとなっている。カム部17は、軸支持面12bの一部がY2方向へ窪むように形成されたものであり、軸支持面12bからの窪み深さは、中立安定部17aの部分で最大となっている。
回転部材20は合成樹脂製である。図2と図5ならびに図7などに示すように、回転部材20は、小径軸部21と、小径軸部21よりもZ2側に位置する大径軸部22と、大径軸部22よりもZ2側に位置するフランジ部23とが一体に形成されている。小径軸部21と大径軸部22ならびにフランジ部23は、回転基準線Oを中心とする同心の円筒面に沿う外周面を有している。小径軸部21の直径よりも大径軸部22の直径の方が大きく、大径軸部22の直径よりもフランジ部23の直径の方が大きい。
図5に示すように、回転部材20の小径軸部21は、支持体10の軸受け部12に形成された軸支持穴12aに回転自在に支持され、大径軸部22は、軸受け部12の軸支持面12bの内側に回転自在に収納される。
回転部材20のフランジ部23に、摺動部として摺動レール24が形成されている。摺動レール24は、フランジ部23の外周面に凸状に形成されており、回転基準線Oを中心とする円弧軌跡に沿って形成されている。図4に示すように、摺動レール24の3か所に欠損部25a,25b,25cが形成されている。欠損部25aの円周方向の開口幅は、図2に示す抜止め支持部13aが通過できる寸法に形成されている。欠損部25bの開口幅は、抜止め支持部13bが通過できる寸法に形成され、欠損部25cの開口幅は、抜止め支持部13cが通過できる寸法に形成されている。
図4(B)に示すように、摺動レール24が、抜止め支持部13a,13b,13cのZ1側に入り込んで、摺動レール24が掛止面14a,14b,14cに掛止されると、回転部材20が軸受け部12からZ2方向へ抜け出ないように支持される。
なお、この実施の形態とは逆に、回転部材20のフランジ部23の外周面に、摺動部としての摺動溝が回転基準線Oを中心とする円弧軌跡に沿って形成されており、抜止め支持部13a,13b,13cに、前記摺動溝に入り込む掛止凸部が形成されていてもよい。この場合には、フランジ部23と摺動溝の一部に、抜止め支持部13a,13b,13cを通過させるための欠損部が形成される。
図2と図5などに示すように、回転部材20には、大径軸部22の内側に、ばね装着部26が形成されており、大径軸部22とばね装着部26との間にばね収納空間27が形成されている。図2と図7に示すように、ばね装着部26には、復帰ばね3のZ1方向への抜けを防止するストッパ突起26aが一体に形成されている。
図2と図7、図8に示すように、回転部材20の大径軸部22には、Z2方向へ窪んで形成されてZ1方向に解放された凹状に形成された保持空間30が形成されている。保持空間30の装着回転方向(β方向)に位置する対向壁部が第1の保持対向部31であり、β方向と逆側に位置する対向壁部が第2の保持対向部32である。すなわち、保持空間30は、第1の保持対向部31と第2の保持対向部とが対向する対向空間である。
第1の保持対向部31のZ1側の端部に、保持空間30に向けて突出する掛止凸部31aが一体に形成されており、第2の保持対向部32のZ1側の端部に、保持空間30に向けて突出する掛止凸部32aが一体に形成されている。
保持空間30には、Z2側に凹底部33が形成されている。第1の保持対向部31のZ2側の端部31bは凹底部33によって区画され、第2の保持対向部32のZ2側の端部32bも凹底部33によって区画されている。図7と図8に示すように、凹底部33には傾斜部33aが形成されており、第1の保持対向部31の端部31bよりも、第2の保持対向部32の端部32bの方が、Z2側に位置している。そのため、傾斜部33aの下側に、ほぼ三角形状のばね変形領域34が形成されている。
図2に示すように、回転部材20には、小径軸部21のZ1側端部に連結部28が一体に形成されている。連結部28には複数の位置決め凸部28aと、複数の掛止爪28bとが一体に形成されている。一方、操作体2の外面は摘み部(ハンドル部)2aである。操作体2の内部空間2dはZ2側に解放されており、内部空間2d内に、凹部2bと掛止部2cとが一体に形成されている。
位置決め凸部28aが凹部2bに嵌合することで、回転部材20に対して操作体2が位置決めされ、掛止爪28bが掛止部2cに掛止されると、操作体2は回転部材20のZ1側の端部に固定される。
図5に示すように、回転部材20の内部には、Z1−Z2方向に貫通する穴部20aが形成されている。操作体2は、透光性の合成樹脂材料で形成され、摘み部2aの表面が黒色や銀色などに着色されるとともに、文字や記号などの形状となる領域で着色が部分的に除去されている。この回転操作装置1では、回転部材20の穴部20aのZ2側にLEDなどの光源が設けられており、光源から発せられた照明光が穴部20aの内部を通過して操作体2に与えられて、前記文字や記号の部分が照光されるようになっている。
次に、前記回転操作装置1の組立て作業を説明する。
まず、図6と図7に示すように、復帰ばね3が回転部材20に装着される。復帰ばね3はトーションばねであり、弾性を有する金属線が巻かれた巻き部3aと、巻き部3aから金属線の端部が突出して形成された第1の弾性腕3bと第2の弾性腕3cとを有している。
回転部材20の小径軸部21を、復帰ばね3の巻き部3aに挿入すると、巻き部3aがばね装着部26の外周のばね収納空間27に収納される。このとき、第1の弾性腕3bと第2の弾性腕3cとを接近させ、巻き部3aを形成している金属線に捩じりを与えながら、第1の弾性腕3bと第2の弾性腕3cを、保持空間30の内部に挿入する。第1の弾性腕3bと第2の弾性腕3cとを接近させている力を除去すると、第1の弾性腕3bと第2の弾性腕3cが互いに離れる方向へ弾性復元し、図6と図7に示すように、第1の弾性腕3bが第1の保持対向部31に圧接し、第2の弾性腕3cが第2の保持対向部32に圧接して、回転部材20の復帰ばね3が保持される。
なお、復帰ばね3を回転部材20に組み付ける作業として、巻き部3aを回転部材20のばね装着部26の外周に装着するときに、第2の弾性腕3cのみを保持空間30の内部に入り込ませ、第1の弾性腕3bを、保持空間30よりもZ1側へ突出させておく。そして、第2の弾性腕3bを第2の保持対向部32bに当接させた状態で、第1の弾性腕3bを、第1の保持対向部31からZ1側に連続している傾斜面35に沿うように、第2の弾性腕3cに向けて接近させ、その後に第1の弾性腕3bを第1の保持対向部31に掛止させてもよい。この装着作業では、比較的軽い力で復帰ばね3を回転部材20に装着させることができる。
ばね装着部26の外周に装着された復帰ばね3の巻き部3aは、ストッパ突起26aによってZ1方向へ抜け出ないように規制される。復帰ばね3の第1の弾性腕3bは、保持対向部31に弾圧されるが、保持対向部31のZ1側の端部に掛止凸部31aが形成されているため、第1の弾性腕3bがZ1方向へ向けて外れにくくなっている。同様に、第2の弾性腕3cは第2の保持対向部32に弾圧されるが、第2の保持対向部32のZ1側の端部に形成された掛止凸部32aによって、第2の弾性腕3cがZ1方向へ外れにくくなっている。
図6と図7に示すように、復帰ばね3を回転部材20に装着した後に、回転部材20を復帰ばね3と一緒に支持体10の軸受け部12に装着する。回転部材20は軸方向へ沿って装着され、小径軸部21が軸支持穴12aに挿入され、大径軸部22が円筒状内面である軸支持面12bの内側へ挿入される。
このとき、図4(A)に示すように、フランジ部23に形成された摺動レール24の欠損部25aを、支持体10に形成された抜止め支持部13aに対向させ、欠損部25bを抜止め支持部13bに対向させ、欠損部25cを抜け止め支持部13cに対向させる。回転部材20をこの角度姿勢で挿入することで、抜止め支持部13aに欠損部25aを通過させることができ、抜止め支持部部13bに欠損部25bを通過させ、抜止め支持部13cに欠損部25cを通過させることができ、回転部材20を軸受け部12に対して軸方向へ装着することが可能となる。
回転部材20を、図4(A)に示す回転姿勢で軸受け部12に装着するときには、図6と図7に示すように、第1の保持対向部31と第2の保持対向部32との間の保持空間30と、支持体10側の第1の規制対向部15aと第2の規制対向部15bとの間の規制空間15cとがZ方向において一致しておらず、保持空間30が、規制空間15cに対して、β方向と逆方向へ位置ずれしている。すなわち、第2の保持対向部32が、第2の規制対向部15bよりもβ方向と逆方向に位置ずれした状態となっている。
よって、復帰ばね3の第1の弾性腕3bは、第1の規制対向部15aと第2の規制対向部15bとの間の規制空間15cに入り込むことができるが、第2の弾性腕3cは、規制空間15cに入り込むことができずに、第2の規制対向部15bの側方に位置するばね押圧部16に当接する。
この状態から、図7に示すように、回転部材20をZ1方向へ押し込むと、第2の弾性腕3cがばね押圧部16によってZ2方向へ相対的に押され、第2の弾性腕3cが、保持凹部30のZ2側に形成されたばね変形領域34内で、γ1方向へ弾性変形し、これに伴って巻き部3aも弾性変形する。第2の弾性腕3cがγ1方向へ変形させられると、第1の弾性腕3bにはγ2方向へ回転しようとする力が作用する。しかし、第1の保持対向部31では、Z1側の端部に掛止凸部31aが形成されているため、第1の弾性腕3bが掛止凸部31aで掛止されて、第1の保持対向部31からZ1方向へ抜け出るのが防止される。
回転部材20をZ1方向へ押し込んで、図4(A)の状態から装着回転方向であるβ方向へ回転させると、図4(B)に示すように、回転部材20のフランジ部23に形成されている摺動レール24が、抜止め支持部13a,13b,13cのZ1側に入り込み、摺動レール24が掛止面14a,14b,14cに掛止される。回転部材20をβ方向へ回転させるときに、図8に示すように、回転部材20と共にβ方向へ移動した第2の弾性腕3cが、支持体10のばね押圧部16から外れて、第1の規制対向部15aと第2の規制対向部15bとの間の規制空間15cに入り込む。
このように組立てられた回転操作装置1は、摺動レール24が抜止め支持部13a,13b,13cに当たっている抜止め角度内で、回転部材20が軸受け部12から抜出ることなく回転自在に支持される。また、前記抜け止め角度内で、第1の弾性腕3bと第2の弾性腕3cが、第1の規制対向部15aと第2の規制対向部15bとが対向する規制空間15c内で規制される。よって、回転部材20をいずれかの方向へ回転させると、復帰ばね3の弾性力で常に中立位置(N)に復帰させられる。ただし、復帰ばね3を変形させることができる範囲内で、回転部材20を最大範囲まで回転させても、摺動レール24の欠損部25a,25b,25cと抜止め支持部13a,13b,13cとが完全に一致することがなく、組立完了後に回転部材20が軸受け部12から容易には離脱できない状態となる。
支持体10に回転部材20が装着された後に、支持体10の天井板部11からZ1方向へ突出する連結部28に操作体2が連結されて固定される。
また、回転部材20のZ2側の端部に、電気的切替え手段を構成する摺動接点などが固定される。
次に、組立後の回転操作装置1の動作について説明する。
図1と図2ならびに図9では、操作体2ならびに回転部材20の中立位置(N)と、中立位置(N)を中心とした回転操作範囲(±α)が示されている。回転部材20と支持体10との間にストッパ機構が設けられ、このストッパ機構により前記回転操作範囲(±α)が決められる。
図2に示すように、軸受け部12の軸支持面12bにはカム部17が形成されている。回転部材20の大径軸部22には、バネの力で外周方向へ突出するフォロワーが設けられており、フォロワーがカム部17に圧接されて摺動する。カム部17の形状によってフォロワーが摺動する範囲を規制することで前記ストッパ機構を構成することが可能である。
またカム部17には中立安定部17aが形成されており、回転部材20が復帰ばね3によって中立位置(N)に復帰させられると、前記フォロワーが中立安定部17aに圧接して、回転部材20が中立位置で安定できるようになっている。
この回転操作装置1では、操作体2を手で保持して+α方向または−α方向へ回動させると、前記電気的切替え手段で電気信号が切替えられる。操作体2を+α方向へ回転させると、回転部材20の第2の保持対向部32によって、復帰ばね3の第2の弾性腕3cが、図9において破線で示す位置まで移動させられて、復帰ばね3に復元力が蓄積される。操作体2に与えられていた操作力が解除されると、前記復元力によって、操作体2と回転部材20が中立位置(N)に復帰させられる。これは、操作体2を−α方向へ回転させたときも同じである。
操作体2が中立位置(N)にあるとき、ならびに操作体2が回転操作範囲(±α)内で回転しているときは、図4(B)に示すように、回転部材20は、摺動レール24が抜止め支持部13a,13b,13cの掛止面14a,14b,14cに当接する抜止め角度の範囲内にある。そのため、回転部材20が支持体10の軸受け部12から抜け出ることはない。
図2と図3に示すように、抜止め支持部13a,13b,13cは、軸受け部12の軸支持面12bと一体に形成されて、回転基準線Oから離れる方向へは容易に変形できない部分に一体に形成されている。したがって、操作体2に対してZ2方向の大きな外力が作用したとしても、摺動レール24が掛止面14a,14b,14cから容易に外れることがなく回転自在に支持されることになり、高い強度を維持できるようになる。
1 回転操作装置
2 操作体
3a 巻き部
3b 第1の弾性腕
3c 第2の弾性腕
10 支持体
12 軸受け部
12a 軸支持穴
12b 軸支持面
13a,13b,13c 抜け止め支持部
15a 第1の規制対向部
15b 第2の規制対向部
15c 規制空間
16 ばね押圧部
17 カム部
20 回転部材
21 小径軸部
22 大径軸部
23 フランジ部
24 摺動レール(摺動部)
25a,35b,25c 欠損部
26 ばね装着部
30 保持空間
31 第1の保持対向部
31a 掛止凸部
32 第2の保持対向部
32a 掛止凸部
34 ばね変形領域
N 中立位置
O 回転基準線
±α 回転操作範囲

Claims (7)

  1. 支持体に形成された軸受け部と、前記軸受け部内で回転基準線を中心として回転する回転部材と、前記回転部材を回転させる操作体と、前記回転部材を中立位置に回転付勢する復帰ばねと、が設けられた回転操作装置において、
    前記回転部材には、前記回転基準線回りの円弧軌跡に沿って形成された凸状または凹状の摺動部が設けられ、前記支持体に、前記摺動部が当接する抜止め支持部が設けられ、
    前記摺動部には、前記回転部材を前記軸受け部内へ挿入するときに前記抜止め支持部を通過させる欠損部が形成され、前記回転部材は、前記摺動部が前記抜止め支持部に当たる抜止め角度内で、前記軸受け部内から抜け出ることなく回転自在に支持されており、
    前記回転部材の前記中立位置ならびに前記中立位置を中心とする回転操作範囲が、前記抜止め角度内に設定されていることを特徴とする回転操作装置。
  2. 前記復帰ばねは、巻き部と一対の弾性腕とを有するトーションばねであり、前記回転部材に、ばね装着部と、その外周に位置して回転方向に間隔を空けて対向する一対の保持対向部とが形成され、前記巻き部が前記ばね装着部に装着され、一対の前記弾性腕が、前記保持対向部の間の保持空間内に位置しており、
    前記支持体には、保持対向部よりも外周側に位置して前記回転方向に間隔を空けて対向する一対の規制対向部が設けられ、前記回転部材が前記抜止め角度内にあるときに、一対の前記弾性腕が、前記規制対向部の間の規制空間内に位置している請求項1記載の回転操作装置。
  3. 前記支持体には、前記規制空間から外れた位置にばね押圧部が前記回転方向に沿って形成されており、
    前記回転部材が、前記軸受け部に挿入されるときに、一方の前記弾性腕が前記ばね押圧部に当たって前記回転部材の挿入方向と逆向きに弾性変形させられ、前記回転部材が前記抜止め角度内へ回動するときに、前記弾性腕が前記ばね押圧部から外れて前記規制空間内に入り込む請求項2記載の回転操作装置。
  4. 前記回転部材が前記軸受け部に挿入された後に前記抜止め角度へ向けて回転させられる方向を装着回転方向としたときに、前記ばね押圧部は、前記規制空間に対して前記装着回転方向と逆側の回転方向へ外れた位置に形成されている請求項3記載の回転操作装置。
  5. 前記保持空間内には、前記ばね押圧部に当たった前記弾性腕が弾性変形できるばね変形領域が形成されている請求項3または4記載の回転操作装置。
  6. 前記装着回転方向側に位置する前記保持対向部には、前記回転部材の挿入側の端部から前記対向空間に向けて突出する掛止凸部が形成されている請求項3ないし5のいずれかに記載の回転操作装置。
  7. 前記支持体には、前記回転軸部を前記中立位置へ導くカム部が設けられている請求項1ないし6のいずれかに記載の回転操作装置。
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