JP2015217852A - 車両制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両の操舵及び制動の制御にあたって、運転意思に反する操舵及び制動の支援に起因する運転者の違和感を軽減または解消することができる走行支援装置を提供する。
【解決手段】加速意思検出部12は、運転者の加速意思を検出する。走行支援制御部13は、車両1の操舵及び制動の両方の支援をしている場合において、車両1の車速を所定の第1レベル以上の車速にするための加速意思を加速意思検出部12が検出した場合に、車両1の操舵の支援が継続される一方で車両1の制動の支援を停止し、かつ、車両1の車速を前記第1レベルよりも大きい第2レベル以上の車速にするための加速意思を加速意思検出部12が検出した場合に車両1の操舵及び制動の両方の支援を停止するように構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両の操舵及び制動を制御する車両制御装置に関する。
従来より、自車両が車線区分線により区分される走行レーンを走行するように操舵又は制動を支援し、運転者の操作により前記支援を停止する車線維持支援装置が知られている(たとえば特許文献1及び特許文献2参照)。
特許文献1に記載されている車線維持支援装置は、キャンセル判定閾値以上の操舵量が検出されたことを要件として、操舵支援を停止するように構成されている。
特許文献2には、運転者の操舵力によって操作されるステアリングホイールと、前記ステアリングホイールの操舵力を伝達して操舵車輪を操舵するパワーステアリング装置と、前記ステアリングホイールの操舵力とは関係なくパワーステアリング装置の操舵力を設定して操舵車輪を操舵する自動操舵装置とを備える車両用自動走行装置が記載されている。当該自動走行装置は、前記ステアリングホイールの操舵角を検出する操舵角センサと、前記パワーステアリング装置の操舵角を検出する実舵角センサとを備え、当該操舵角センサの出力値と実舵角センサの出力値との差が所定値を超えた場合に、自動操舵装置による自動操舵モードを解除するように構成されている。
さらに、当該自動走行装置は、アクセルペダルの踏み込みを検知すると自動ブレーキ作動モードを解除するように構成されている。
特開2009−214680号公報 特許第3185623号公報
従来の技術では、運転者による所定レベル以上の操舵動作を要件として操舵支援を解除し、また、アクセルペダルの所定レベル以上の踏込によって制動支援を解除している。しかしながら、この場合には、運転者の運転意思に基づいて適切な操舵及び制動の支援解除がなされないときがあった。この結果、運転者の運転意思に反した操舵及び制動の支援により、運転者に違和感を与えるおそれがあった。
本発明はかかる背景に鑑みてなされたものであり、車両の操舵及び制動の制御にあたって、運転意思に反する操舵及び制動の支援に起因する運転者の違和感を軽減または解消することができる走行支援装置を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するためになされたものであり、レーンマークにより区分される車線内を走行するように車両の操舵及び制動の両方を支援し、前記車両の運転者の操作に応じて前記車両の操舵及び制動の一方又は両方の支援を停止する走行支援制御部を備える走行支援装置、車両、又は当該走行支援装置が実行する走行支援方法に関する。
そして、本発明の走行支援装置は、
運転者の加速意思を検出する加速意思検出部を備え、
前記走行支援制御部は、前記車両の操舵及び制動の両方の支援をしている場合において、
前記車両の車速を所定の第1レベル以上の車速にするための加速意思を前記加速意思検出部が検出した場合に前記車両の操舵の支援が継続される一方で前記車両の制動の支援を停止するように構成され、
前記車両の車速を前記第1レベルよりも大きい第2レベル以上の車速にするための加速意思を前記加速意思検出部が検出した場合に前記車両の操舵及び制動の両方の支援を停止するように構成されていることを特徴とする。
本願発明者らの検討によれば、運転者の加速意思には、少なくとも、現在の車速を維持するための加速意思と、追い抜き又は合流等を行うための加速意思の2種類が含まれる。後者の加速意思に基づく加速度合いは、前者の加速意思に基づく加速度合いよりも大きい。また、運転者が前者の加速意思を有している場合、現在の車線をそのまま走行することを意図していることが多いため、運転者は積極的な操舵意思を持っていないと推察される。一方、運転者が後者の加速意思を有している場合、当該加速意思に加え、運転者は追い越し又は合流等に伴う積極的な操舵意思を持っていると推察される。
この点に着目して構成された本発明の走行支援装置によれば、車両の車速を所定の第1レベル以上の車速にするための加速意思を検出した場合に制動の支援が停止される。これにより、運転者の加速意思が尊重される。一方で、運転者が積極的に操舵意思を有しているとは認められないため、操舵支援は継続される。
他方、車両の車速を当該第1レベルよりも大きい所定の第2レベル以上の車速にするための加速意思が検出された場合には、操舵及び制動の両方の支援が停止される。これにより、加速意思と操舵意思とを含む運転者の運転意思が適切に尊重される。
以上の通り、本発明の走行支援装置によれば、操舵及び制動の支援にあたり運転者の運転意思が適切に尊重されるので、運転意思に反する操舵及び制動の支援に起因する違和感が軽減又は解消されうる。
本発明の走行支援装置において、
前記第1レベルの車速は、前記車両の現在の車速であることが好ましい。
現在の車速を維持するための加速意思である場合には、運転者が積極的に操舵意思を有している、とまでは認められない。この点に着目して構成された当該構成の走行支援装置によれば、車両の現在の車速を維持する程度の加速意思である場合には、制動支援のみが停止され、操舵支援が継続されるので、運転意思に反する操舵及び制動の支援に起因する違和感が軽減又は解消されうる。
本発明の走行支援装置において、
前記加速意思検出部は、前記加速意思として前記車両のアクセルペダルの開度を検出するように構成され、
前記走行支援制御部は、
前記第1レベル以上の車速にするためのアクセルペダルの開度である制動支援停止閾値を前記加速意思検出部によって検出されたアクセルペダルの開度が超えた場合に前記車両の制動の支援を停止するように構成され、
前記制動支援停止閾値よりも大きい前記第2レベル以上の車速にするためのアクセルペダルの開度である操舵支援停止閾値を前記加速意思検出部によって検出されたアクセルペダルの開度が超えた場合に前記車両の操舵及び制動の両方の支援を停止するように構成されていることが好ましい。
当該構成の走行支援装置によれば、運転者の運転意思を適切に反映していると推察されるアクセルペダルの開度に基づき、制動支援の停止又は制動及び操舵支援の停止がなされる。これにより、運転意思に反する操舵及び制動の支援に起因する運転者に与えられる違和感が軽減又は解消されうる。
当該構成の走行支援装置において、
走行路の傾斜角を検出する傾斜角検出部を備え、
前記走行支援制御部は、前記傾斜角検出部により走行路が上り坂であることを示す傾斜角が検出された場合、前記操舵支援停止閾値を走行路が平地又は下り坂である場合の操舵支援停止閾値よりも大きな値にするように補正するように構成されている。
走行路が上り坂である場合、所定の加速に必要なアクセルペダルの開度は大きくなる。この点に着目して構成された当該構成の走行支援装置によれば、前記傾斜角検出部により傾斜角が走行路が上り坂であることを示す傾斜角が検出された場合、操舵支援停止閾値が平地又は下り坂の場合よりも大きな値に補正される。これにより、運転者の運転意思が適切に反映された形で操舵及び制動支援の停止がなされうる。
本発明の走行支援装置において、
前記操舵又は制動の一方又は両方の支援を停止した前記車両の位置と、当該支援停止後の当該位置における運転者の加速意思とを記憶する記憶部を備え、
前記走行支援制御部は、前記車両が前記位置を次回以降に走行する場合に、前記記憶部に記憶された当該位置における以前の運転者の加速意思に基づき、前記車両の操舵及び制動を支援するように構成されている。
以前に所定の加速意思が検出された位置を車両が次に通る場合には、運転者が同様の加速意思を示す可能性が高いと想定される。当該構成の走行支援装置によれば、運転者の運転嗜好に合わせた操舵及び制動支援がなされるので、運転意思に反する操舵及び制動の支援に起因する運転者の違和感が軽減または解消されうる。
次に、本発明の車両は、
運転者の加速意思を検出する加速意思検出部を備え、
前記走行支援制御部は、
前記車両の操舵及び制動の両方の支援をしている場合において、
前記車両の車速を所定の第1レベル以上の車速にするための加速意思を前記加速意思検出部が検出した場合に前記車両の操舵の支援が継続される一方で前記車両の制動の支援を停止するように構成され、
前記車両の車速を前記第1レベルよりも大きい第2レベル以上の車速にするための加速意思を前記加速意思検出部が検出した場合に前記車両の操舵及び制動の両方の支援を停止するように構成されていることを特徴とする。
本発明の車両によれば、上述した本発明の走行支援装置と同様の作用効果を得ることができる。
次に、本発明の走行支援方法は、
運転者の加速意思を検出する加速意思検出工程と、
前記車両の操舵及び制動の両方の支援をしている場合において、前記車両の車速を所定の第1レベル以上の車速にするための加速意思を前記加速意思検出工程において検出した場合に、前記走行支援制御部が前記車両の操舵の支援を継続する一方で前記車両の制動の支援を停止する第1の支援停止工程と、
前記車両の車速を前記第1レベルよりも大きい第2レベル以上の車速にするための加速意思を前記加速意思検出工程において検出した場合に、前記走行支援制御部が前記車両の操舵及び制動の両方の支援を停止する第2の支援停止工程を含むことを特徴とする。
本発明の走行支援方法を車両に適用して実施することによって、上述した本発明の走行支援装置と同様の作用効果を得ることができる。
走行支援装置の構成図。 走行支援処理のフローチャート。 走行支援処理の概略を説明する図。 アクセルペダル開度と加速度との関係を示す図。 アクセルペダル開度と支援の実施との関係を示す図。
本発明の走行支援装置の実施形態について、図1〜図5を参照して説明する。
(走行支援装置の構成)
図1を参照して、走行支援装置10は、レーンマーク認識装置2、センサ群3、スピーカ5、表示器6、車両1の操舵輪を操舵可能な操舵機構7a及び車両1の制動が可能な制動機構7bを備えた車両1(本発明の車両に相当する)に搭載されている。
センサ群3は、車両1の走行速度を検出する車速センサ3a、車両1のステアリングホイールの舵角速度を検出する舵角センサ3b、車両1の鉛直重心軸回りのヨーレート(回転角速度)を検出するヨーレートセンサ3c、車両1のステアリングホイールへ入力された操舵トルクを検出するトルクセンサ3d、車両1のブレーキペダルの踏力を検出するブレーキペダルセンサ3e、車両1のアクセルペダルの開度を検出するアクセルペダル開度センサ3f、GPS(Global Positioning System)により車両1の位置データを検出するGPSセンサ3g、車両1が走行している走行路の傾斜角を出力する傾斜角センサ3hを含む。
操舵機構7aは、トルクセンサ3dにより検出されるステアリングホーイルに入力された操舵トルク又は後述する走行支援制御部13からの操舵指令に基づき、車両1の操舵輪を操舵するように構成されている。
制動機構7bは、ブレーキペダルセンサ3eにより検出されるブレーキペダルの踏込又は後述する走行支援制御部13からの制動指令に基づき、車両1の車輪を制動するように構成されている。
走行支援装置10は、図示しないCPU、メモリ、各種インターフェース回路等により構成された電子ユニットであり、図示しないメモリに保持された操舵制御用のプログラムをCPUで実行することにより、傾斜角検出部11、加速意思検出部12及び走行支援制御部13として機能する。また、走行支援装置10により、本発明の走行支援方法が実施される。
(走行支援処理)
図2及び図3を参照しながら、走行支援装置10によって実行される走行支援処理の概略を説明する。
図2/STEP1は、傾斜角検出部11による処理である。傾斜角検出部11は、傾斜角センサ3hから車両1が走行している走行路の傾斜角を検出する。傾斜角検出部11は、走行路が上り坂である場合、正の傾斜角を検出し、下り坂である場合、負の傾斜角を検出するように構成されている。
図2/STEP2〜図2/STEP5は走行支援制御部13による処理である。
走行支援制御部13は、傾斜角検出部11によって検出された傾斜角に基づき、後述する図2/STEP7で使用する操舵支援停止閾値を補正する。より具体的には、走行支援制御部13は、当該傾斜角が大きいほど、当該操舵支援停止閾値が連続的又は断続的に大きくなるように補正する。なお、走行支援制御部13は、傾斜角検出部11によって検出された傾斜角が上り坂の傾斜角を示す場合に、上り坂における操舵支援停止閾値を、平地又は下り坂の操舵支援停止閾値よりも大きな値にするように構成されていてもよい。
図2/STEP3は、走行支援制御部13が、レーンマーク認識装置2によって認識された車線を認識する処理である。レーンマーク認識装置2は、所定の処理を実行することにより、カメラから出力される車両1の前方の映像信号に基づき、車両1が走行している道路のレーンマーク(連続線レーンマーク、及び破線レーンマーク)を認識するように構成されている。レーンマーク認識方法としては、本願出願人により提案された特開2012−248168号公報に記載された技術等が採用されうる。レーンマーク認識装置2が認識したレーンマークに基づき、走行支援装置10は、車両1が走行している車線を認識する。
走行支援制御部13は、図2/STEP3において認識された車線に基づき、車両1が現在走行中の車線から逸脱する可能性があるか否かを判定する(図2/STEP4)。たとえば、図3(a)に示されるように、車両1と、レーンマークLM1との距離が所定の距離以下となり、かつ、車両1の進行方向とレーンマークLM1とがなす角θ1が逸脱可能性を判定するための所定の第1角度以上である場合、走行支援制御部13は、車両1が現在走行中の車線から逸脱する可能性があると判定する。
当該判定結果が肯定的である場合(図2/STEP4‥YES)、走行支援装置10は、図2/STEP5以降の処理を行う。当該判定結果が否定的である場合(図2/STEP4‥NO)、走行支援装置10は、今回周期の処理を終了する。
続く図2/STEP5において、走行支援制御部13は、スピーカ5、表示器6を介して運転者に逸脱可能性がある旨を警告する(図2/STEP5)。走行支援制御部13は、当該警告に代えて又は加えて、ステアリングホイールを所定方向に振動させるなどして運転者に逸脱可能性がある旨を警告してもよい。
続く図2/STEP6は、加速意思検出部12による処理である。加速意思検出部12は、アクセルペダル開度センサ3fの出力に基づき、アクセルペダル開度を取得する。
図2/STEP7〜図2/STEP13は、走行支援制御部13による処理である。
続く図2/STEP7において、走行支援制御部13は、加速意思検出部12によって取得されたアクセルペダル開度が操舵支援停止閾値以上であるか否かを判定する。操舵支援停止閾値は、図4の二点鎖線に示される現在の車速に鑑みて所定の加速度以上の加速に必要な(たとえば0.05G以上の加速に必要な)アクセルペダルの開度である。たとえば、現在の車速を維持するが前記所定の加速度の加速とならないようなアクセルペダルをやや踏み込んだ状態では当該判定結果は否定的となる。他方、運転者が追い越し又は合流を意図して加速した場合には、前記所定の加速度以上の加速となることが多いため、当該判定結果は肯定的となる。
図2/STEP7の判定結果が肯定的である場合(図2/STEP7‥YES)、走行支援装置10は、GPSセンサ3gによって示される車両1の現在位置をキャンセル位置記憶部21に記憶し、また、以後図2/STEP7の判定結果が否定的となるまでの運転者による運転操作の情報を操作内容記憶部22に記憶したのち(図2/STEP12B)、所定時間待機する(図2/STEP13)。運転者に運転意思が存在する場合、その運転意思はある程度持続するものと推定される。このため、本実施形態においては、運転意思があると推定されてから所定時間待機することにより、当該所定時間における走行支援を中断している。
当該判定結果が否定的である場合(図2/STEP7‥NO)、走行支援制御部13は、アクセルペダル開度が制動支援停止閾値以上であるか否かを判定する(図2/STEP8)。
ここで、制動支援停止閾値は、図4に一点鎖線で示される現在の車速を維持するために必要なアクセルペダルの開度に設定されている。たとえば、現在の車速を維持するが前記所定の加速度の加速とならないようなアクセルペダルをやや踏み込んだ状態では当該判定結果は肯定的となる。
当該判定結果が肯定的である場合(図2/STEP8‥YES)、走行支援制御部13は、GPSセンサ3gにより示される車両1の現在位置をキャンセル位置記憶部21に記憶し、また、以後図2/STEP8の判定結果が否定的となるまでの運転者による運転操作の情報を操作内容記憶部22に記憶する(図2/STEP12A)。
当該判定結果が否定的である場合(図2/STEP8‥NO)、走行支援制御部13は、車両1の進行方向とレーンマークLM1とがなす角θが、車線からの逸脱度を判定するための所定の第2角度以上であるか否かを判定する(図2/STEP9)。
また、第2角度は、逸脱可能性を判定するための第1角度よりも大きな角度である。たとえば、図3(a)に示されるように、逸脱度合いが小さい、すなわち、緩やかな逸脱(レーンマークLM1に略平行な逸脱)の場合、車両1の進行方向とレーンマークLM1とがなす角θ1は第2角度未満であるため、当該判定結果は否定的となる。他方、図3(b)に示されるように、逸脱度合いが大きい、すなわちレーンマークLM1から大きく逸脱するおそれがある場合、車両1の進行方向とレーンマークLM1とがなす角θ2は第2角度以上であるため、当該判定結果は肯定的となる。
当該判定結果が肯定的である場合(図2/STEP9‥YES)、走行支援制御部13は、図3(b)に示されるように、制動機構7bの動作を制御することにより、車両1を減速させる(図2/STEP10)。 図2/STEP10もしくは図2/STEP12Aの後、または図2/STEP9の判定結果が否定的である場合(図2/STEP9‥NO)、走行支援制御部13は、図3(a)(b)に示されるように、操舵機構7aの動作を制御することにより、車両1が元の車線に戻る又は走行中の車線から逸脱しない(車両1の中心位置とLM1との距離が所定の範囲内となる)ように車両1の操舵輪の操舵を行う(図2/STEP11)。なお、走行支援制御部13は、図2/STEP11の処理を図2/STEP10の処理の実行中に開始してもよいし、図2/STEP11の処理を先に開始したうえで図2/STEP10の処理を開始してもよい。
図2/STEP11又は図2/STEP13の処理の後、走行支援装置10は、今回周期の処理を終了する。
すなわち、本実施形態の走行支援装置10は、車両1のアクセル開度が制動支援停止閾値未満のアクセル開度の場合は、図5に示されるように、車両1の操舵及び制動の両方の支援を実施する。また、走行支援装置10は、車両1のアクセル開度が制動支援停止閾値以上操舵支援停止閾値未満のアクセル開度の場合は、図5に示されるように、車両1の操舵のみの支援を実施する。そして、走行支援装置10は、車両1のアクセル開度が操舵支援停止閾値以上のアクセル開度の場合は、図5に示されるように、車両1の操舵及び制動の両方の支援を停止する。
なお、走行支援制御部13は、現在の車両1の位置が図2/STEP12A又は図2/STEP12Bにおいてキャンセル位置記憶部21に記憶された位置である場合、図2/STEP10における制動支援及び図2/STEP11における操舵支援に当たり、図2/STEP12A又は図2/STEP12Bにおいて操作内容記憶部22に記憶された運転者の以前の操作内容に基づいて、当該操作内容に沿う支援となるように、当該支援の内容を補正してもよい。
また、走行支援制御部13は、現在の車両1の位置がキャンセル位置記憶部21に記憶された位置である場合、制動支援及び操舵支援を行うか否かの判定(図2/STEP7又は図2/STEP8)に当たり、操作内容記憶部22に記憶された運転者の以前の操作内容に基づいて、当該支援の実行するか否かを決定してもよい。
また、本運転意思推定処理において、走行支援装置10は、アクセルペダル開度センサ3fにより示されるアクセルペダルの開度に基づき、操舵支援及び制動支援を実行するか否かを決定したが、当該アクセルペダルの開度に基づき操舵支援及び制動支援の実行を決定した場合でも、トルクセンサ3dにより示されるステアリングホイールの操舵指示操作、ブレーキペダルセンサ3eにより示されるブレーキ操作、その他図示しないセンサにより示されるパーキングブレーキ操作、ウィンカー操作、シフトレバー操作、ワイパー操作、及び走行支援の設定のOFF操作等のうちの少なくとも1つの操作がなされた場合には、操舵支援及び制動支援の一方又は両方を中断してもよい。
(本実施形態の作用効果)
本願発明者らの検討によれば、運転者の加速意思には、少なくとも、現在の車速を維持するための加速意思(図4/一点鎖線に示される加速を行うための意思)と、追い抜き又は合流等を行うための加速意思(図4/二点鎖線に示される加速を行うための意思)の2種類が含まれる。後者の加速意思に基づく加速度合いは、前者の加速意思に基づく加速度合いよりも大きい。また、運転者が前者の加速意思を有している場合、現在の車線をそのまま走行することを意図していることが多いため、運転者は積極的な操舵意思を持っていないと推察される。一方、運転者が後者の加速意思を有している場合、当該加速意思に加え、運転者は追い越し又は合流等に伴う積極的な操舵意思を持っていると推察される。
この点に着目して構成された本発明の走行支援装置10によれば、車両1の車速を所定の第1レベル以上の車速(現在の車速)にするための加速意思を検出した場合に制動の支援が停止される(図2/STEP8‥YES、図5参照)。これにより、運転者の加速意思が尊重される。一方で、運転者が積極的に操舵意思を有しているとは認められないため、操舵支援は継続される(図2/STEP11)。
他方、車両の車速を当該第1レベルよりも大きい所定の第2レベル以上の車速(たとえば0.05Gの加速後の車速)にするための加速意思が検出された場合には、操舵及び制動の両方の支援が停止される(図2/STEP7‥YES、図5参照)。これにより、加速意思と操舵意思とを含む運転者の運転意思が適切に尊重される。
以上の通り、本発明の走行支援装置10によれば、操舵及び制動の支援にあたり運転者の運転意思が適切に尊重されるので、運転意思に反する操舵及び制動の支援に起因する違和感が軽減又は解消されうる。
現在の車速を維持するための加速意思(図4/一点鎖線に示される加速を行うための意思)である場合には、運転者が積極的に操舵意思を有している、とまでは認められない。この点に着目して構成された当該構成の走行支援装置10によれば、車両1の現在の車速を維持する程度の加速意思(図4/一点鎖線に示される加速を行うための意思)である場合には、制動支援のみが停止され(図2/STEP8‥YES、図5参照)、操舵支援が継続される(図2/STEP11)ので、運転意思に反する操舵及び制動の支援に起因する違和感が軽減又は解消されうる。
当該構成の走行支援装置10によれば、運転者の運転意思を適切に反映していると推察されるアクセルペダルの開度に基づき(図2/STEP7又は図2/STEP8)、制動支援の停止又は制動及び操舵支援の停止がなされる(図5参照)。これにより、運転意思に反する操舵及び制動の支援に起因する運転者に与えられる違和感が軽減又は解消されうる。
走行路が上り坂である場合、所定の加速に必要なアクセルペダルの開度は大きくなる。この点に着目して構成された当該構成の走行支援装置10によれば、傾斜角が走行路が上り坂であることを示す傾斜角が検出された場合、操舵支援停止閾値が平地又は下り坂の場合よりも大きな値に補正される(図2/STEP2)。これにより、運転者の運転意思が適切に反映された形で操舵及び制動支援の停止がなされうる。
以前に所定の加速意思が検出された位置を車両が次に通る場合には、運転者が同様の加速意思を示す可能性が高いと想定される。当該構成の走行支援装置10によれば、運転者の運転嗜好に合わせた操舵及び制動支援がなされるので、運転意思に反する操舵及び制動の支援に起因する運転者の違和感が軽減または解消されうる。
(変形態様)
本実施形態では、運転者の加速意思としてアクセルペダルの開度が取得されたが、これに代えて、たとえば手動の運転補助装置又はマイク等の入力装置を介した加速指示に基づいて運転者の加速意思を検出してもよい。
1…車両(自車両)、2…レーンマーク認識装置、3f‥アクセルペダルセンサ、7a…操舵機構、7b‥制御機構、10…走行支援装置、12‥加速意思検出部、13‥走行支援制御部。

Claims (7)

  1. レーンマークにより区分される車線内を走行するように車両の操舵及び制動を支援し、前記車両の運転者の操作に応じて前記車両の操舵及び制動の一方又は両方の支援を停止する走行支援制御部を備える走行支援装置であって、
    運転者の加速意思を検出する加速意思検出部を備え、
    前記走行支援制御部は、
    前記車両の操舵及び制動の両方の支援をしている場合において、
    前記車両の車速を所定の第1レベル以上の車速にするための加速意思を前記加速意思検出部が検出した場合に前記車両の操舵の支援が継続される一方で前記車両の制動の支援を停止するように構成され、
    前記車両の車速を前記第1レベルよりも大きい第2レベル以上の車速にするための加速意思を前記加速意思検出部が検出した場合に前記車両の操舵及び制動の両方の支援を停止するように構成されていることを特徴とする走行支援装置。
  2. 請求項1記載の走行支援装置において、
    前記第1レベルの車速は、前記車両の現在の車速であることを特徴とする走行支援装置。
  3. 請求項1または2記載の走行支援装置において、
    前記加速意思検出部は、前記加速意思として前記車両のアクセルペダルの開度を検出するように構成され、
    前記走行支援制御部は、
    前記第1レベル以上の車速にするためのアクセルペダルの開度である制動支援停止閾値を前記加速意思検出部によって検出されたアクセルペダルの開度が超えた場合に前記車両の制動の支援を停止するように構成され、
    前記制動支援停止閾値よりも大きい前記第2レベル以上の車速にするためのアクセルペダルの開度である操舵支援停止閾値を前記加速意思検出部によって検出されたアクセルペダルの開度が超えた場合に前記車両の操舵及び制動の両方の支援を停止するように構成されていることを特徴とする走行支援装置。
  4. 請求項3記載の走行支援装置において、
    走行路の傾斜角を検出する傾斜角検出部を備え、
    前記走行支援制御部は、前記傾斜角検出部により走行路が上り坂であることを示す傾斜角が検出された場合、前記操舵支援停止閾値を走行路が平地又は下り坂である場合の操舵支援停止閾値よりも大きな値にするように補正するように構成されていることを特徴とする走行支援装置。
  5. 請求項1〜4のうちいずれか1項記載の走行支援装置において、
    前記操舵又は制動の一方又は両方の支援を停止した前記車両の位置と、当該支援停止後の当該位置における運転者の加速意思とを記憶する記憶部を備え、
    前記走行支援制御部は、前記車両が前記位置を次回以降に走行する場合に、前記記憶部に記憶された当該位置における以前の運転者の加速意思に基づき、前記車両の操舵及び制動を支援するように構成されていることを特徴とする走行支援装置。
  6. レーンマークにより区分される車線を走行するように車両の操舵及び制動の一方又は両方を支援し、前記車両の運転者の操作に応じて前記車両の操舵及び制動の一方又は両方の支援を停止する走行支援制御部を備える車両であって、
    運転者の加速意思を検出する加速意思検出部を備え、
    前記走行支援制御部は、
    前記車両の操舵及び制動の両方の支援をしている場合において、
    前記車両の車速を所定の第1レベル以上の車速にするための加速意思を前記加速意思検出部が検出した場合に前記車両の操舵の支援が継続される一方で前記車両の制動の支援を停止するように構成され、
    前記車両の車速を前記第1レベルよりも大きい第2レベル以上の車速にするための加速意思を前記加速意思検出部が検出した場合に前記車両の操舵及び制動の両方の支援を停止するように構成されていることを特徴とする車両。
  7. レーンマークにより区分される車線を走行するように車両の操舵及び制動の一方又は両方を支援し、前記車両の運転者の操作に応じて前記車両の操舵及び制動の一方又は両方の支援を停止する走行支援制御部を備える走行支援装置が実行する方法であって、
    運転者の加速意思を検出する加速意思検出工程と、
    前記車両の操舵及び制動の両方の支援をしている場合において、前記車両の車速を所定の第1レベル以上の車速にするための加速意思を前記加速意思検出工程において検出した場合に、前記走行支援制御部が前記車両の操舵の支援を継続する一方で前記車両の制動の支援を停止する第1の支援停止工程と、
    前記車両の車速を前記第1レベルよりも大きい第2レベル以上の車速にするための加速意思を前記加速意思検出工程において検出した場合に、前記走行支援制御部が前記車両の操舵及び制動の両方の支援を停止する第2の支援停止工程を含むことを特徴とする走行支援方法。
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