JP2015217852A - 車両制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】加速意思検出部12は、運転者の加速意思を検出する。走行支援制御部13は、車両1の操舵及び制動の両方の支援をしている場合において、車両1の車速を所定の第1レベル以上の車速にするための加速意思を加速意思検出部12が検出した場合に、車両1の操舵の支援が継続される一方で車両1の制動の支援を停止し、かつ、車両1の車速を前記第1レベルよりも大きい第2レベル以上の車速にするための加速意思を加速意思検出部12が検出した場合に車両1の操舵及び制動の両方の支援を停止するように構成されている。
【選択図】図1
Description
運転者の加速意思を検出する加速意思検出部を備え、
前記走行支援制御部は、前記車両の操舵及び制動の両方の支援をしている場合において、
前記車両の車速を所定の第1レベル以上の車速にするための加速意思を前記加速意思検出部が検出した場合に前記車両の操舵の支援が継続される一方で前記車両の制動の支援を停止するように構成され、
前記車両の車速を前記第1レベルよりも大きい第2レベル以上の車速にするための加速意思を前記加速意思検出部が検出した場合に前記車両の操舵及び制動の両方の支援を停止するように構成されていることを特徴とする。
前記第1レベルの車速は、前記車両の現在の車速であることが好ましい。
前記加速意思検出部は、前記加速意思として前記車両のアクセルペダルの開度を検出するように構成され、
前記走行支援制御部は、
前記第1レベル以上の車速にするためのアクセルペダルの開度である制動支援停止閾値を前記加速意思検出部によって検出されたアクセルペダルの開度が超えた場合に前記車両の制動の支援を停止するように構成され、
前記制動支援停止閾値よりも大きい前記第2レベル以上の車速にするためのアクセルペダルの開度である操舵支援停止閾値を前記加速意思検出部によって検出されたアクセルペダルの開度が超えた場合に前記車両の操舵及び制動の両方の支援を停止するように構成されていることが好ましい。
走行路の傾斜角を検出する傾斜角検出部を備え、
前記走行支援制御部は、前記傾斜角検出部により走行路が上り坂であることを示す傾斜角が検出された場合、前記操舵支援停止閾値を走行路が平地又は下り坂である場合の操舵支援停止閾値よりも大きな値にするように補正するように構成されている。
前記操舵又は制動の一方又は両方の支援を停止した前記車両の位置と、当該支援停止後の当該位置における運転者の加速意思とを記憶する記憶部を備え、
前記走行支援制御部は、前記車両が前記位置を次回以降に走行する場合に、前記記憶部に記憶された当該位置における以前の運転者の加速意思に基づき、前記車両の操舵及び制動を支援するように構成されている。
運転者の加速意思を検出する加速意思検出部を備え、
前記走行支援制御部は、
前記車両の操舵及び制動の両方の支援をしている場合において、
前記車両の車速を所定の第1レベル以上の車速にするための加速意思を前記加速意思検出部が検出した場合に前記車両の操舵の支援が継続される一方で前記車両の制動の支援を停止するように構成され、
前記車両の車速を前記第1レベルよりも大きい第2レベル以上の車速にするための加速意思を前記加速意思検出部が検出した場合に前記車両の操舵及び制動の両方の支援を停止するように構成されていることを特徴とする。
運転者の加速意思を検出する加速意思検出工程と、
前記車両の操舵及び制動の両方の支援をしている場合において、前記車両の車速を所定の第1レベル以上の車速にするための加速意思を前記加速意思検出工程において検出した場合に、前記走行支援制御部が前記車両の操舵の支援を継続する一方で前記車両の制動の支援を停止する第1の支援停止工程と、
前記車両の車速を前記第1レベルよりも大きい第2レベル以上の車速にするための加速意思を前記加速意思検出工程において検出した場合に、前記走行支援制御部が前記車両の操舵及び制動の両方の支援を停止する第2の支援停止工程を含むことを特徴とする。
図1を参照して、走行支援装置10は、レーンマーク認識装置2、センサ群3、スピーカ5、表示器6、車両1の操舵輪を操舵可能な操舵機構7a及び車両1の制動が可能な制動機構7bを備えた車両1(本発明の車両に相当する)に搭載されている。
図2及び図3を参照しながら、走行支援装置10によって実行される走行支援処理の概略を説明する。
本願発明者らの検討によれば、運転者の加速意思には、少なくとも、現在の車速を維持するための加速意思(図4/一点鎖線に示される加速を行うための意思)と、追い抜き又は合流等を行うための加速意思(図4/二点鎖線に示される加速を行うための意思)の2種類が含まれる。後者の加速意思に基づく加速度合いは、前者の加速意思に基づく加速度合いよりも大きい。また、運転者が前者の加速意思を有している場合、現在の車線をそのまま走行することを意図していることが多いため、運転者は積極的な操舵意思を持っていないと推察される。一方、運転者が後者の加速意思を有している場合、当該加速意思に加え、運転者は追い越し又は合流等に伴う積極的な操舵意思を持っていると推察される。
本実施形態では、運転者の加速意思としてアクセルペダルの開度が取得されたが、これに代えて、たとえば手動の運転補助装置又はマイク等の入力装置を介した加速指示に基づいて運転者の加速意思を検出してもよい。
Claims (7)
- レーンマークにより区分される車線内を走行するように車両の操舵及び制動を支援し、前記車両の運転者の操作に応じて前記車両の操舵及び制動の一方又は両方の支援を停止する走行支援制御部を備える走行支援装置であって、
運転者の加速意思を検出する加速意思検出部を備え、
前記走行支援制御部は、
前記車両の操舵及び制動の両方の支援をしている場合において、
前記車両の車速を所定の第1レベル以上の車速にするための加速意思を前記加速意思検出部が検出した場合に前記車両の操舵の支援が継続される一方で前記車両の制動の支援を停止するように構成され、
前記車両の車速を前記第1レベルよりも大きい第2レベル以上の車速にするための加速意思を前記加速意思検出部が検出した場合に前記車両の操舵及び制動の両方の支援を停止するように構成されていることを特徴とする走行支援装置。 - 請求項1記載の走行支援装置において、
前記第1レベルの車速は、前記車両の現在の車速であることを特徴とする走行支援装置。 - 請求項1または2記載の走行支援装置において、
前記加速意思検出部は、前記加速意思として前記車両のアクセルペダルの開度を検出するように構成され、
前記走行支援制御部は、
前記第1レベル以上の車速にするためのアクセルペダルの開度である制動支援停止閾値を前記加速意思検出部によって検出されたアクセルペダルの開度が超えた場合に前記車両の制動の支援を停止するように構成され、
前記制動支援停止閾値よりも大きい前記第2レベル以上の車速にするためのアクセルペダルの開度である操舵支援停止閾値を前記加速意思検出部によって検出されたアクセルペダルの開度が超えた場合に前記車両の操舵及び制動の両方の支援を停止するように構成されていることを特徴とする走行支援装置。 - 請求項3記載の走行支援装置において、
走行路の傾斜角を検出する傾斜角検出部を備え、
前記走行支援制御部は、前記傾斜角検出部により走行路が上り坂であることを示す傾斜角が検出された場合、前記操舵支援停止閾値を走行路が平地又は下り坂である場合の操舵支援停止閾値よりも大きな値にするように補正するように構成されていることを特徴とする走行支援装置。 - 請求項1〜4のうちいずれか1項記載の走行支援装置において、
前記操舵又は制動の一方又は両方の支援を停止した前記車両の位置と、当該支援停止後の当該位置における運転者の加速意思とを記憶する記憶部を備え、
前記走行支援制御部は、前記車両が前記位置を次回以降に走行する場合に、前記記憶部に記憶された当該位置における以前の運転者の加速意思に基づき、前記車両の操舵及び制動を支援するように構成されていることを特徴とする走行支援装置。 - レーンマークにより区分される車線を走行するように車両の操舵及び制動の一方又は両方を支援し、前記車両の運転者の操作に応じて前記車両の操舵及び制動の一方又は両方の支援を停止する走行支援制御部を備える車両であって、
運転者の加速意思を検出する加速意思検出部を備え、
前記走行支援制御部は、
前記車両の操舵及び制動の両方の支援をしている場合において、
前記車両の車速を所定の第1レベル以上の車速にするための加速意思を前記加速意思検出部が検出した場合に前記車両の操舵の支援が継続される一方で前記車両の制動の支援を停止するように構成され、
前記車両の車速を前記第1レベルよりも大きい第2レベル以上の車速にするための加速意思を前記加速意思検出部が検出した場合に前記車両の操舵及び制動の両方の支援を停止するように構成されていることを特徴とする車両。 - レーンマークにより区分される車線を走行するように車両の操舵及び制動の一方又は両方を支援し、前記車両の運転者の操作に応じて前記車両の操舵及び制動の一方又は両方の支援を停止する走行支援制御部を備える走行支援装置が実行する方法であって、
運転者の加速意思を検出する加速意思検出工程と、
前記車両の操舵及び制動の両方の支援をしている場合において、前記車両の車速を所定の第1レベル以上の車速にするための加速意思を前記加速意思検出工程において検出した場合に、前記走行支援制御部が前記車両の操舵の支援を継続する一方で前記車両の制動の支援を停止する第1の支援停止工程と、
前記車両の車速を前記第1レベルよりも大きい第2レベル以上の車速にするための加速意思を前記加速意思検出工程において検出した場合に、前記走行支援制御部が前記車両の操舵及び制動の両方の支援を停止する第2の支援停止工程を含むことを特徴とする走行支援方法。
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