JP2015217513A - 回転切削工具用の支持パッドおよびカッターヘッド - Google Patents

回転切削工具用の支持パッドおよびカッターヘッド Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、回転軸を中心として回転方向に回転するように構成された回転切削工具およびこのような工具のための支持パッドに関する。
【解決手段】支持パッドは、中央長手方向軸(a)を規定し、第1の長手方向縁側面(11)と、反対側の第2の長手方向縁側面(12)と、第1の横断方向縁側面(13)と、反対側の第2の横断方向縁側面(14)とを有する。支持パッドは、中央長手方向軸(a)に直交する平面内で見た場合に凸状に湾曲している第1の支持表面(16)と、第1の長手方向縁側面(11)から第2の長手方向縁側面(12)に向かう方向で第1の支持表面(16)内で延在する第1の凹部(20)と、を含む。第1の凹部は第1の支持表面上で最終位置まで延在している。
【選択図】図2E

Description

本発明は、請求項1の前段に記載の回転切削工具、特に深穴加工工具用の支持パッドに関する。特許文献1を参照のこと。本出願において、我々は支持パッドという用語を使用している。これは、従来技術において、支持棒、ガイドパッド、あるいは案内棒と呼ばれているものである。
本発明は同様に、回転切削工具、特に深穴加工工具用のカッターヘッドにも関する。
このような支持パッドは、例えば深穴加工工具のカッターヘッド上で金属および他の硬質材料を切削する際に使用される。支持パッドの目的は、切削中に孔の壁に接して摺動させることにより深穴加工工具を支持し案内すること、そして、カッターヘッドの摩耗を防止することにもある。
支持機能に加えて、支持パッドは同様に、孔の壁の表面を仕上げ平滑化することにも寄与する。
支持パッドは、支持パッドと孔の壁の間の接触領域における高い温度負荷に起因して強度の摩耗を受ける。摩耗および温度負荷は、支持パッドの支持表面内の熱亀裂を導く可能性がありそれにより最終的に支持パッドの破損を導き得る1つの問題を構成する。
従来技術(以下参照)において、この問題は、接触領域に対して冷却用および/または潤滑用液体を供給することによって対処されてきた。
特許文献1は、回転軸を中心として回転方向に回転する回転切削工具用の支持パッドを開示している。支持パッドは、中央長手方向軸を規定し、第1の長手方向縁側面と、反対側の第2の長手方向縁側面と、第1の横断方向縁側面と、反対側の第2の横断方向縁側面とを有する。支持パッドは、中央長手方向軸に直交する平面内で見た場合に凸状に湾曲している支持表面を含む。潤滑用溝が、第1の長手方向縁側面から一方向に支持表面内を延在する。一実施形態においては、溝は第2の長手方向縁側面まで延在している。別の実施形態においては、溝は、第1の横断方向縁側面まで延在している。
特許文献2は、回転軸を中心として回転方向に回転する回転切削工具用の支持パッドを開示している。支持パッドは、中央長手方向軸を規定し、第1の長手方向縁側面と、反対側の第2の長手方向縁側面と、第1の横断方向縁側面と、反対側の第2の横断方向縁側面とを有する。支持パッドは、凸状に湾曲している第1の接触表面と第2の接触表面とを含む。
特許文献3は、回転軸を中心として回転方向に回転する回転切削工具用の支持パッドを開示している。支持パッドは、中央長手方向軸を規定し、第1の長手方向縁側面と、反対側の第2の長手方向縁側面と、第1の横断方向縁側面と、反対側の第2の横断方向縁側面とを有する。支持パッドは、第1の凸状接触表面と第2の凸状接触表面とを含んでいる。
特許文献4は、回転軸を中心として回転方向に回転する回転切削工具用の支持パッドを開示している。支持パッドは、中央長手方向軸を規定し、第1の長手方向縁側面と、反対側の第2の長手方向縁側面と、第1の横断方向縁側面と、反対側の第2の横断方向縁側面とを有する。支持パッドは、支持表面を含む。液体を冷却しかつ/または潤滑するための溝路が、支持パッドの近傍の領域まで延在して支持パッドを冷却および/または潤滑している。
米国特許出願公開第2013/0051944号明細書 米国特許第6,602,028号明細書 国際公開第2012/172537号パンフレット 国際公開第2009/030188号パンフレット
本発明の目的は、上述の問題を是正することにある。さらなる目的は、支持パッドの冷却および/または潤滑を改善し、こうして支持パッドの寿命を改善することにある。
これらのおよびさらなる目的は、前記少なくとも1つの第1の凹部が第1の支持表面上で最終位置まで延在することを特徴とする、冒頭で定義した支持パッドによって達成される。
このような第1の凹部によって、油などの冷却用および/または潤滑用液体は、回転切削工具の作動中に、第1の凹部まで供給されその中に集まることになる。こうして、支持表面と孔の壁の間の接触領域まで、より大量の冷却用および/または潤滑用液体が搬送される。第1の凹部内には圧力が生じ、これが冷却用および/または潤滑用液体を孔の壁に向かって圧迫し、こうして、第1の支持表面と孔の壁の間に冷却用および/または潤滑用液体の膜を作り出すことができるようにしている。このような膜は、支持パッドの熱負荷および摩耗を削減し、こうして支持パッドの寿命を改善する。
支持パッドは、2つ以上のこのような第1の凹部を含んでいてよく、例えば2つ、3つ、4つなどのこのような第1の凹部は、第1の長手方向縁側面から第2の長手方向縁側面に向かう方向で第1の支持表面上で最終位置まで延在している。
本発明の一実施形態によると、前記少なくとも1つの第1の凹部は、最終位置に向かって減少する流れの断面積を有する。このような流れの断面積の減少は、結果として、少なくとも1つの第1の凹部内により高い圧力をもたらし、これが、第1の支持表面と孔の壁の間の冷却用および/または潤滑用液体の膜の形成能力を改善する。
本発明のさらなる実施形態によると、前記少なくとも1つの第1の凹部は、第1の支持表面に対して垂直な方向で見た時、第1の支持表面上で前記最終位置に向かってテーパになっている。このようなテーパ化は、第1の支持表面上で最終位置に向って流れの断面積を減少させる。
本発明のさらなる実施形態によると、前記少なくとも1つの第1の凹部は、底部、第1辺および第2辺を有するか、あるいはこれらにより規定されている。
本発明のさらなる実施形態によると、前記テーパ化は、第1辺と第2辺が互いに接近して最終位置で交わることによって得られてよい。
本発明のさらなる実施形態によると、第1辺および第2辺は、一定の角度、好ましくは大きくても90°の角度を成す。有利には、この角度は鋭角、好ましくは大きくても70°、より好ましくは大きくても50°、そして最も好ましくは大きくても30°である。
本発明のさらなる実施形態によると、底部と第1の支持表面の間の距離は、最終位置に向かって減少する。換言すると、第1の凹部の深さは、最終位置に向かって減少する。このような距離または深さの減少は同様に、最終位置に向かっての第1の凹部の流れの断面積を減少させ、ひいては第1の凹部内に高い圧力をもたらす結果ともなる。この場合、距離または深さと共に減少し、第1辺および第2辺は平行になるか、さらには発散してもよい。
本発明のさらなる実施形態によると、最終位置に向かって減少する流れの断面積は、底部と第1の支持表面の間の距離の減少と第1辺と第2辺の接近の組合せによって得られる。
本発明のさらなる実施形態によると、第1辺および第2辺は直線であるかまたは実質的に直線である。
本発明のさらなる実施形態によると、第1辺と第2辺は凸状に湾曲している。
本発明のさらなる実施形態によると、第1の支持表面は、第1の長手方向縁側面の近傍にまたはこの縁側面に隣接して第1の境界線を有し、ここで少なくとも1つの第1の凹部は少なくとも第1の境界線から最終位置まで延在する。その結果、少なくとも1つの第1の凹部は、第1の支持表面の第1の境界線で、冷却用および/または潤滑用液体のための入口開口部を形成する。入口開口部は、回転切削工具の回転方向と交わる。少なくとも1つの凹部は、第1の長手方向縁側面から延在するかまたはこの長手方向縁側面で始まってよい。
本発明のさらなる実施形態によると、支持パッドは、第1の長手方向縁側面を第1の支持表面に連結する第1のベベル面を含む。このようなベベル面は、第1の支持表面と第1の長手方向縁側面の間の遷移部分で支持パッドを強化する。このようなベベル面は、同様に、形成すべき孔の壁の仕上げ作業に関しても有利であり得る。
本発明のさらなる実施形態によると、第1のベベル面は、直線ベベル面および/または曲線ベベル面、特に凸状に湾曲したベベル面を含む。
本発明のさらなる実施形態によると、最終位置は、第1の支持表面上で第1の中間領域内に位置設定されている。したがって、最終位置から第2の長手方向縁側面までには一定の距離が存在する。このような距離は、少なくとも1つの第1の凹部の最終位置と、第2の長手方向縁側面の間に位置設定された第1の支持表面の1つの領域が存在し、この領域に冷却用および/または潤滑用液体の膜が具備されることを保証する。
第1の中間領域は、中央長手方向軸に対称に延在しかつ支持パッドの横断方向幅の大きくても80%の幅を有していてよい。
本発明のさらなる実施形態によると、支持パッドの第1の長手方向縁側面は、第1の支持表面および回転方向との関係において前方縁側面を形成するように構成されている。換言すると、第1の長手方向縁側面は、回転切削工具の回転方向と交わる。
本発明のさらなる実施形態によると、支持パッドは、中央長手方向軸に直交する中央横断方向軸を規定し、ここで第1の支持表面は、第1の横断方向縁側面と中央横断方向軸との間に位置設定されている。こうして、支持パッドは、中央長手方向軸に沿った長さと中央横断方向軸に沿った幅とを有し、ここで長さは幅よりも長い。
本発明のさらなる実施形態によると、支持パッドは、中央長手方向軸に直交する平面内で見た場合に凸状に湾曲している第2の支持表面を含む。
本発明のさらなる実施形態によると、第2の支持表面は、第2の横断方向縁側面と中央横断方向軸の間に位置設定されている。こうして支持パッドは、中央長手方向軸および中央横断方向軸に直交する中心軸を中心として割り出しされ得る。
代替的または補足的に、第2の支持表面は、支持パッドのもう一方の側に位置設定される。すなわち支持パッドは、中央長手方向軸または中央横断方向軸を中心として割り出しされ得る。
本発明のさらなる実施形態によると、支持パッドは、第2の長手方向縁側面から第1の長手方向縁側面に向かう方向で第2の支持表面上で最終位置まで、第2の支持表面内に延在する、少なくとも1つの第2の凹部を含む。
支持パッドは、2つ以上のこのような第2の凹部を含んでいてよく、例えば2つ、3つ、4つなどのこのような第2の凹部が、第2の長手方向縁側面から第1の長手方向縁側面に向かう方向で第2の支持表面上で最終位置まで、第2の支持表面内へと延在している。
本発明の一実施形態によると、前記少なくとも1つの第2の凹部は、最終位置に向かって減少する流れの断面積を有する。このような減少する流れの断面積は、結果として、少なくとも1つの第2の凹部内においてもより高い圧力をもたらし、これが、第2の支持表面と孔の壁の間の冷却用および/または潤滑用液体の膜の形成能力を改善する。
本発明のさらなる実施形態によると、前記少なくとも1つの第2の凹部は、第2の支持表面に対して垂直な方向で見た時、第2の支持表面上で前記最終位置に向かってテーパになっている。このようなテーパ化は、第2の支持表面上で最終位置に向って流れの断面積を減少させる。
本発明のさらなる実施形態によると、前記少なくとも1つの第2の凹部は、底部、第1辺および第2辺を有するか、あるいはこれらにより規定されている。
本発明のさらなる実施形態によると、前記テーパ化は、第1辺と第2辺が互いに接近して第2の支持表面上の最終位置で交わることによって得られてよい。
本発明のさらなる実施形態によると、第1辺および第2辺は、一定の角度、好ましくは大きくても90°の角度を成す。有利には、この角度は鋭角、好ましくは大きくても70°、より好ましくは大きくても50°、そして最も好ましくは大きくても30°である。
本発明のさらなる実施形態によると、底部と第2の支持表面の間の距離は、最終位置に向かって減少する。換言すると、第2の凹部の深さは、第2の支持表面上で最終位置に向かって減少する。このような距離の減少または深さは同様に、最終位置に向かっての第2の凹部の流れの断面積を減少させ、ひいては第2の凹部内に高い圧力をもたらす結果ともなる。少なくとも1つの第1の凹部に関しては、距離および深さが減少する場合に、第1辺および第2辺は平行になるか、さらには発散してもよい。
本発明のさらなる実施形態によると、第2の支持表面上で最終位置に向かって減少する流れの断面積は、底部と第2の支持表面の間の距離の減少と第1辺と第2辺の接近の組合せによって得られる。
本発明のさらなる実施形態によると、少なくとも1つの第2の凹部の第1辺および第2辺は直線であるかまたは実質的に直線である。
本発明のさらなる実施形態によると、少なくとも1つの第2の凹部の第1辺と第2辺は凸状に湾曲している。
本発明のさらなる実施形態によると、第2の支持表面は、第2の長手方向縁側面の近傍にまたはこの縁側面に隣接して第2の境界線を有し、ここで少なくとも1つの第2の凹部は少なくとも第2の境界線から第2の支持表面上で最終位置まで延在する。その結果、少なくとも1つの第2の凹部は、第2の支持表面の第2の境界線で、冷却用および/または潤滑用液体のための入口開口部を形成する。支持パッドの第2の支持表面を能動的に使用している間、入口開口部は、回転切削工具の回転方向と交わる。少なくとも1つの第2の凹部は、第2の長手方向縁側面から延在するかまたはこの長手方向縁側面で始まってよい。
本発明のさらなる実施形態によると、支持パッドは、第2の長手方向縁側面を第2の支持表面に連結する第2のベベル面を含む。このようなベベル面は、第2の支持表面と第2の長手方向縁側面の間の遷移部分で支持パッドを強化する。このようなベベル面は、同様に、形成すべき孔の壁の仕上げ作業に関しても有利であってよい。
本発明のさらなる実施形態によると、第2のベベル面は、直線ベベル面および/または曲線ベベル面、特に凸状に湾曲したベベル面を含む。
本発明のさらなる実施形態によると、最終位置は、第2の支持表面上で第2の中間領域内に位置設定されている。したがって、最終位置から第1の長手方向縁側面までには一定の距離が存在する。このような距離は、少なくとも1つの第2の凹部の最終位置と、第1の長手方向縁側面の間に位置設定された第2の支持表面の1つの領域が存在し、この領域に冷却用および/または潤滑用液体の膜が具備されることを保証する。
第2の中間領域は、中央長手方向軸に対称に延在しかつ支持パッドの横断方向幅の大きくても80%の幅を有していてよい。
本発明のさらなる実施形態によると、支持パッドの第2の長手方向縁側面は、第2の支持表面および回転方向との関係において前方縁側面を形成するように構成されている。
目的は、回転軸を中心として回転方向に回転するように構成された冒頭で定義された回転切削工具用のカッターヘッドにおいて、以上で定義した支持パッドを受容するように構成された少なくとも1つのパット座を含むカッターヘッドによっても達成される。
本発明についてここで、さまざまな実施形態の説明を通して、かつ添付図面を参照しながら、より詳細に説明する。
本発明に係る2つの支持パッドを有する回転切削工具の斜視図である。 図1中の回転切削工具の端面図である。 本発明の第1の実施形態に係る支持パッドの上から見た斜視図である。 図2A中の支持パッドの下から見た斜視図である。 図2A中の支持パッドの端面図である。 図2A中の支持パッドの側面図である。 図2A中の支持パッドの平面図である。 図2A中の支持パッドの別の側面図である。 図2A中の支持パッドの底面図である。 図2E中のH−H線に沿った断面図である。 図2E中のK−K線に沿った断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る支持パッドの上から見た斜視図である。 図3A中の支持パッドの平面図である。 図3A中の支持パッドの端面図である。 本発明の第3の実施形態に係る支持パッドの上から見た斜視図である。 図4A中の支持パッドの平面図である。 図4A中の支持パッドの端面図である。 本発明の第4の実施形態に係る支持パッドの上から見た斜視図である。 図5A中の支持パッドの平面図である。 図5A中の支持パッドの端面図である。 本発明の第5の実施形態に係る支持パッドの上から見た斜視図である。 図6A中の支持パッドの平面図である。 図6A中の支持パッドの端面図である。
図1および図1Aは、深穴加工工具用のカッターヘッドの形をした回転切削工具1を開示している。回転切削工具1は、前方端部1aと後方端部1bとを有する。3つの切削用インサート2が、前方端部1aに具備されている。好適な支持用装置によって支持され得るドリルチューブなどに回転切削工具1を取付けるため、後方端部1bに雄ねじ3が具備されている。
回転切削工具1は、開示された実施例においては、回転切削工具1中のそれぞれのパッド座6内に取付けることのできる2つの支持パッド5を含んでいる。支持パッド5は、例えば、それぞれの取付けねじ7を用いてそれぞれのパッド座6内に取付けられていてよい。取付けねじ7は支持パッド5の中心孔8を通って、パッド座6の底面を通るねじ孔9の中へと延在している。支持パッド5は同様に、例えば糊着またはろう付けにより回転切削工具1に取付けられてもよいという点に留意されたい。このとき、中心孔8を不要にすることができる。
回転切削工具1は、回転軸xを中心として回転方向Rに回転するように構成されている。3つの切削用インサート2は、そのそれぞれの切れ刃が、回転軸xに対し直交する本質的に直線のラインに沿って位置づけされるような形で位置づけされている。作動中、回転切削工具1が回転方向Rに回転する時、切削用インサート2は、ワークを切削して切り屑を除去して、ワーク内に孔を形成する。
開示された実施例において、切削用インサート2のうちの2つは、主として回転軸xの一方の側に、そして切削用インサート2のうちの1つは回転軸xの他方の側に位置づけされている。切削用インサート2のこの配置は、回転切削工具1が合力Fにより起動されることになるという効果を有する。図1Aを参照のこと。合力Fと平衡をとりこれを取上げるために、支持パッド5は、各支持パッド5の以下に説明する支持表面が切削中の孔の壁の内側表面に担持されこれに接して摺動するような形で、合力Fのそれぞれの側に位置づけされる。このようにして、回転切削工具1が孔の壁に対して摩耗しないことが保証される。その代り、支持パッド5が、孔の壁に対する本質的に全ての摩耗に付されることになる。その上、支持パッド5は、回転切削工具1を案内し、かつ心出しして、回転切削工具1が深穴加工中に直線をたどることを保証する。
図2A〜2Kは、支持パッド5の第1の実施形態を開示する。支持パッド5は、図2Eに示すように、中央長手方向軸aおよび中央長手方向軸aに直交する中央横断方向軸bを規定する。中心軸Cは、図2Aに示すように、中央横断方向軸bおよび中央長手方向軸aに直交して支持パッド5を通って延在する。中心軸Cは、開示された実施形態において、中心孔8を通って延在する。
支持パッド5は、中央長手方向軸aに沿った長さと、中央横断方向軸bに沿った幅とを有する。長さは幅よりも長いか、または有意に長い。
支持パッド5は、第1の長手方向縁側面11と、反対側の第2の長手方向縁側面12と、第1の横断方向縁側面13と、反対側の第2の横断方向縁側面14とを有する。第1の長手方向縁側面11と第2の長手方向縁側面12は、中央長手方向軸aに対して平行であるか、または実質的に平行である。第1の横断方向縁側面13および第2の横断方向縁側面14は、中央横断方向軸bに対して平行であるかまたは実質的に平行である。
第1の実施形態において、支持パッド5はこうして、図2Eに示された上面図を見ればわかるように、全体的に矩形の形状を有する。図2Eおよび2Gを見ればわかるような長手方向縁側面11、12および/または横断方向縁側面13、14が完全に直線である必要はないという点に留意されたい。
支持パッド5は、第1の支持表面16と第2の支持表面17を含む。上述の通り、第1および第2の支持表面16、17は、回転切削工具1の作動中、孔の壁に当接するように構成されている。
支持パッド5は、回転軸xとの関係においてわずかに傾斜させられており、これにより、第1の支持表面16(図1)が孔の壁と接触状態となる一方で、第2の支持表面17が孔の壁から離れて作動中さほど能動的な役割をもたなくなっているという点に留意すべきである。こうして、作動中に主要な支持および案内機能を提供している前方端部1aに最も近いのは、第1および第2の支持表面16、17のうちのどちらか一方である。
支持パッド5は、第2の支持表面17が主要な支持および案内機能を提供し得るような形で、割り出し可能であってよい、という点に留意すべきである。さらに以下を参照のこと。
第1の支持表面16および第2の支持表面17の各々は、中央長手方向軸aに直交する平面内で見た場合に凸状に湾曲している。特に図2Cを参照のこと。第1の支持表面16および第2の支持表面17の曲率半径は、第1の支持表面16および第2の支持表面17の幅全体に沿って一定であってよい。ただし、第1の支持表面16および第2の支持表面17の中間領域内の曲率半径が第1の支持表面16および第2の支持表面17の外側領域における曲率半径よりも大きくなるような形で、曲率半径を変動させることも同様に可能である。
第1の実施形態においては、凹状の中央領域18が、第1の支持表面16と第2の支持表面17の間に具備されている。中心孔8は中央領域18内で支持パッド5を貫通して延在する。第1の実施形態においては、凹状の中央領域18は、第1の長手方向縁側面11から第2の長手方向縁側面12まで延在する。
支持パッド5は同様に、第1の支持表面16、第2の支持表面17および中央領域18とは反対側の底面19を含んでいる。開示された実施形態において、底面19は、パッド座6の底面に対し当接するための平坦な当接表面を有する。
第1の実施形態において、支持パッド5は、長手方向縁側面11から第2の長手方向縁側面12に向かう方向で第1の支持表面16内に延在する2つの第1の凹部20を含む。2つの第1の凹部20の各々は、第1の支持表面16上のそれぞれの最終位置まで延在する。
第1の凹部20は、冷却用および/または潤滑用液体の入口開口部を形成する。入口開口部は、回転方向Rと交わり、第1の実施形態において第1の長手方向縁側面11に位置設定されている。
2つの第1の凹部20は、回転切削工具1の作動中に第1の凹部20に冷却用および/または潤滑用液体を提供し、この凹部内にそれを集めるようにする。第1の凹部20内に圧力が作り出され、これが冷却用および/または潤滑用液体を切削中の孔の壁に向かって圧迫し、こうして、第1の支持表面16と孔の壁の間に冷却用および/または潤滑用液体の膜を作り出すことができるようにする。
第1の凹部20の各々は第1辺21、第2辺22および底部23を有する。第1辺21と底部23の間の移行部分および第2辺22と底部23の間の移行部分に曲率半径または小さい曲率半径が存在してよい。
第1の凹部20の各々は、最終位置に向かって減少する流れの断面積を有する。流れの断面積は、中央長手方向軸aおよび中心軸Cに対して平行な平面内の断面積である。このような流れの断面積の減少は、第1の実施形態において、第1の凹部20の各々が、第1の支持表面16に対し垂直な方向で見た場合に第1の支持表面16上の最終位置に向かってテーパになっていることによって得られる。結果として、第1辺21と第2辺22は互いに接近して、最終位置で交わる。
最終位置には、第1辺21と第2辺22が交わる曲率半径、または小さい曲率半径が存在してよい。
第1の実施形態において、第1辺21と第2辺22は、第1の支持表面16に対して垂直な方向で見た場合、凸状に湾曲しているかまたはわずかに凸状に湾曲している。
第1辺21および第2辺22は、第1の支持表面16に対して垂直な方向で見た場合に、一定の角度を成している。第1の実施形態において、角度は鋭角である。角度は、大きくても90°、好ましくは大きくても70°、より好ましくは大きくても50°、そして最も好ましくは大きくても30°であってよい。
第1の支持表面16は、第1の長手方向縁側面11の近傍に延在する部分を有する第1の境界線26を有する。第1の実施形態において、第1の境界線26は直線ではなく、わずかに凸状である。さらに、第1の実施形態において、第1の境界線26は、第1の長手方向縁側面11の近くで急激に方向転換する。
第2の支持表面17は、第2の長手方向縁側面12の近傍に延在する部分を有する第2の境界線32を有する。同様に、第2の境界線32は直線ではなく、わずかに凸状であり、第2の長手方向縁側面12の近くで急激に方向転換する。
2つの第1の凹部20は、少なくとも第1の境界線26から最終位置まで延在する。第1の実施形態において、凹部20は第1の境界線26の手前で、第1の長手方向縁側面11から直接開始する。
支持パッド5は、第1の長手方向縁側面11を第1の支持表面16に連結する第1のベベル面27を含む。第1の実施形態において、第1のベベル面27は、湾曲したベベル面を含む。第1のベベル面27は、第1の長手方向縁側面11と第1の支持表面18の間の遷移部分において、支持パッド5を強化する。
第1の支持表面16に関しては、支持パッド5は、第2の長手方向縁側面12を第2の支持表面17に連結する第2のベベル面33を含む。同様に、第2のベベル面33は、湾曲したベベル面を含む。
2つの凹部20の最終位置は、第1の支持表面16上の第1の中間領域28の内部に位置設定されている。第1の中間領域28は、図2E内で2本の破線によって表わされ、中央長手方向軸aに対して対称に延在し、支持パッド5の幅の大きくても80%、好ましくは支持パッド5の幅の大きくても67%の幅を有する。
同様に、第2の支持表面17は、図2E中に破線によって表わされ、中央長手方向軸aに対して対称に延在し、かつ支持パッド5の横断方向幅の大きくても80%、好ましくは支持パッド5の横断方向幅の大きくても67%の幅を有する第2の中間領域31を有する。
第1の実施形態の支持パッド5は、交換可能であり、中心軸Cを中心として回転させられることによって割り出し可能である。ただし、第2の支持表面17にはいかなる凹部も具備されていない。したがって、支持パッド5は、第2の支持表面17が回転切削工具1の前方端部1aに最も近くなるような形で割り出しされた場合には、従来の支持パッドとして作動する。
図3A〜3Cは、2つの第2の凹部30が第2の支持表面17に具備されているという点において図2A〜2K中に開示された第1の実施形態と異なる第2の実施形態を開示している。2つの第2の凹部30は、第2の長手方向縁側面12から第1の長手方向縁側面11に向かう方向で第2の支持表面17内に延在する。
開示されている全ての実施形態において、同じまたは類似の機能を有する要素については同じ参照記号が使用されているという点を指摘しておかなければならない。
同様に、2つの第2の凹部30の各々は、最終位置に向かって減少する流れの断面積を有する。2つの第2の凹部30は、2つの第1の凹部20の構成と同一である構成を有するものの、冷却用および/または潤滑用液体の入口開口部が第2の長手方向縁側面12に設置されている状態で反対方向に向けられている。こうして、2つの第2の凹部30の各々は、第1辺21、第2辺22および底部23を有する。
2つの第2の凹部30は、第2の支持表面17上の第2の中間領域31内部に位置設定された最終位置まで延在している。
2つの第2の凹部30は、少なくとも第2の境界線32から最終位置まで延在する。2つの第2の凹部30は、第2の境界線32の手前で、第2の長手方向縁側面12から直接開始する。
第2の実施形態に係る支持パッド5は交換可能であり、中心軸Cを中心として割り出し可能である。支持パッド5の構成および特性は、第1の支持表面16が前方端部1aに最も近い場合と第2の支持表面17が後方端部1aに最も近い場合で同一である。
図4A〜4Cは、第1の支持表面16内には唯一の第1の凹部20のみが具備され、第2の支持表面17内には唯一の第2の凹部30のみが具備されているという点で、図3A〜3C中の第2の実施形態とは異なる第3の実施形態を開示している。
その上、第1の凹部20および第3の凹部30の第1および第2の辺21、22は直線であり、それぞれの支持表面16、17上の最終位置で交わる。第2の実施形態においては、第1辺21と第2辺22の間に半径を有する移行部分は全く存在しない。しかし、半径を有する移行部分は、第1および第2の辺21、22が直線である場合であっても、存在し得るという点を指摘しておくべきである。
さらに、凹状の中央領域18は、第1の長手方向縁側面11および第2の長手方向縁側面12まで延在していない。ここでわかるように、第1の支持表面16および第2の支持表面17は両方共、中央領域18の外側のそれぞれの外側領域に沿って中央横断方向軸bまで延在している。こうして第1の支持表面16および第2の支持表面17は互いに、中央横断方向軸bにおいて交わる。
その上、第1のベベル面27および第2のベベル面33は両方共、第1の長手方向縁側面11および第2の長手方向縁側面12と平行に延在している。第1の長手方向縁側面11および第2の長手方向縁側面は直線である。
第3の実施形態において、第1のベベル面27および第2のベベル面33は、互いの間に鈍角を成す一次直線ベベル面と二次直線ベベル面とを含む。
図5A〜5Cは、3つの第1の凹部20が第1の支持表面16内に具備され、3つの第2の凹部30が第2の支持表面17内に具備されているという点で、図4A〜4C中の第3の実施形態と異なる第4の実施形態を開示している。第1および第2の凹部20、30の各々は、第3の実施形態における第1および第2の凹部20、30と同一である。
図6A〜6Cは、第1の支持表面16中の第1の凹部20および第2の支持表面17中の第2の凹部30が、それぞれ第1の支持表面16および第2の支持表面17に対し垂直な方向で見た場合に互いに平行である第1辺21と第2辺22とを有するという点において、図4A〜4C中の第3の実施形態とは異なる第5の実施形態を開示している。こうして、第1および第2の辺21、22は、最終位置において末端辺36まで延在する。末端辺36は、中央長手方向軸aと平行である。
ただし、前の実施形態の場合と同様に、第1の凹部20および第2の凹部30は、最終位置に向かって減少する流れの断面積を有する。第1の凹部20の流れの断面積の減少は、第1の凹部20の底部23と第1の支持表面との間の距離の減少によって得られる。同様にして、第2の凹部30の流れの断面積の減少は、第2の凹部30の底部23と第2の支持表面17の間の距離の減少によって得られる。
このような距離または深さの減少は同様に結果として、第1の凹部および第2の凹部の流れの断面積をそれぞれの最終位置に向かって減少させ、こうして第1の凹部内に高い圧力をもたらす。距離または深さの減少を伴うこの実施形態は同様に、収束する、さらには発散する第1および第2の辺21、22を含んでいてもよい、という点に留意されたい。
本発明は開示された実施形態に限定されず、以下のクレームの範囲内で変更され修正されてよい。
支持パッド5は、開示された異なる種類の凹部20、30を1、2、3、4、5つ、さらにはそれ以上含んでいてよい、という点を強調しておくべきである。
ベベル表面27、33は、それぞれ第1の長手方向縁側面11および第2の長手方向縁側面12の近傍で第1の支持表面16および第2の支持表面17の半径よりも短い半径を有する面によって置換されてよい。
支持パッド5は、中央長手方向軸aおよび中央横断方向軸bを中心として割り出し可能であってよいということに言及しておくべきである。この場合、底面19は、上述の実施形態のいずれかにおいて開示されている種類の表面構成によって置換される。

Claims (16)

  1. 回転軸(x)を中心として回転方向(R)に回転するように構成され、中央長手方向軸(a)を規定すると共に、第1の長手方向縁側面(11)と、反対側の第2の長手方向縁側面(12)と、第1の横断方向縁側面(13)と、反対側の第2の横断方向縁側面(14)と、を有する回転切削工具(1)用の支持パッド(5)であって、
    前記中央長手方向軸(a)に直交する平面内で見た場合に凸状に湾曲している少なくとも1つの第1の支持表面(16)と、
    前記第1の長手方向縁側面(11)から前記第2の長手方向縁側面(12)に向かう方向で前記第1の支持表面(16)内に延在する少なくとも1つの第1の凹部(20)と、
    を備えた支持パッド(5)において、
    前記少なくとも1つの第1の凹部(20)が第1の支持表面(16)上で最終位置まで延在していることを特徴とする支持パッド(5)。
  2. 前記少なくとも1つの第1の凹部(20)が最終位置に向かって減少する流れの断面積を有することを特徴とする請求項1に記載の支持パッド(5)。
  3. 前記少なくとも1つの第1の凹部(20)が、第1の支持表面(16)に対して垂直な方向で見た時、第1の支持表面(16)上で前記最終位置に向かってテーパになっていることを特徴とする請求項2に記載の支持パッド(5)。
  4. 前記少なくとも1つの第1の凹部(20)が、底部(23)、第1辺(21)および第2辺(22)を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の支持パッド(5)。
  5. 前記第1の支持表面(16)が、第1の長手方向縁側面(11)の近傍にまたはこの縁側面に隣接して第1の境界線(26)を有し、前記少なくとも1つの第1の凹部(20)が少なくとも第1の境界線(26)から最終位置まで延在することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の支持パッド(5)。
  6. 前記第1の長手方向縁側面(11)を前記第1の支持表面(16)に連結する第1のベベル面(27)を含むことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の支持パッド(5)。
  7. 前記第1のベベル面(27)が直線ベベル面および/または曲線ベベル面を含んでいる、請求項6に記載の支持パッド(5)。
  8. 前記最終位置が第1の支持表面(16)上で中間領域(28)内に位置設定されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の支持パッド(5)。
  9. 前記支持パッド(5)の前記第1の長手方向縁側面(11)が、前記第1の支持表面(16)および回転方向(R)との関係において前方縁側面を形成するように構成されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の支持パッド(5)。
  10. 中央長手方向軸(a)に直交する中央横断方向軸(b)を規定し、第1の支持表面(16)が第1の横断方向縁側面(13)と中央横断方向軸(b)との間に位置設定されている、請求項1〜9のいずれか一項に記載の支持パッド(5)。
  11. 前記中央長手方向軸(a)に直交する平面内で見た場合に凸状に湾曲している第2の支持表面(17)を含むことを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の支持パッド(5)。
  12. 前記第2の支持表面(17)が第2の横断方向縁側面(14)と中央横断方向軸(b)の間に位置設定されていることを特徴とする請求項10および11のいずれか一項に記載の支持パッド(5)。
  13. 前記第2の長手方向縁側面(12)から前記第1の長手方向縁側面(11)に向かう方向で前記第2の支持表面(17)上で最終位置まで延在する少なくとも1つの第2の凹部(30)を含むことを特徴とする請求項11および12のいずれか一項に記載の支持パッド(5)。
  14. 前記少なくとも1つの第2の凹部(30)が最終位置に向かって減少する流れの断面積を有することを特徴とする請求項13に記載の支持パッド(5)。
  15. 前記支持パッド(5)の第2の長手方向縁側面(12)が、第2の支持表面(17)および回転方向(R)との関係において前方縁側面を形成するように構成されていることを特徴とする請求項11〜14のいずれか一項に記載の支持パッド(5)。
  16. 回転軸(X)を中心として回転方向(R)に回転するように構成された回転切削工具(1)用のカッターヘッドにおいて、
    請求項1〜15のいずれか一項に記載の前記支持パッド(5)を受容するように構成された少なくとも1つのパッド座を含むカッターヘッド。
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