JP2015217408A - レーザ溶接用ノズル及びシールドガスガイド部材 - Google Patents

レーザ溶接用ノズル及びシールドガスガイド部材 Download PDF

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Abstract

【課題】溶接部に向けてシールドガスを良好に噴射できるレーザ溶接用ノズルの提供
【解決手段】 レーザ溶接用ノズル3は、レーザ光を通過させる筒状のインナーノズル4と、インナーノズル4の周囲を覆うノズルカバー5と、ノズルカバー5の先端に装着されたトップノズル6と、を備える。インナーノズル4とノズルカバー5の間には、シールドガスを通過させる環状のガス経路52が規定され、トップノズル6にはノズル孔N1が形成されている。レーザ光はインナーノズル4の内部空間を通過してトップノズル6のノズル孔N1から出射され、シールドガスはガス経路52を通過してトップノズル6のノズル孔N1から噴射される。ノズル孔N1の先端部位は、その内径が先端に向かうに従い漸増するテーパ状に形成されている。
【選択図】図5

Description

本発明は、シールドガスを吹き付けながらレーザ光を金属材料に照射して溶接を行うレーザ溶接用ノズル、及びシールドガスを溶接箇所に導くためのシールドガスガイド部材に関する。
レーザ溶接を行う際には、溶接部の酸化を防止するためにシールドガスを吹き付けながらレーザ光を照射するのが一般的である。溶接部にシールドガスを吹き付ける方法としては、サイドノズル方法と呼ばれるものと、ノズル内シールド工法と呼ばれるものが提案されている。サイドノズル方法では、レーザ光を出射するレーザ溶接用ノズルとは別途に設けられたサイドノズルからシールドガスが噴射され、サイドノズルはレーザ溶接用ノズルに追随して移動しながら溶接部に向けてシールドガスを噴射する。一方、ノズル内シールド工法では、レーザ溶接用ノズルにシールドガスが供給され、レーザ溶接用ノズルのノズル孔からレーザ光が照射されると共にシールドガスが噴射される(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−215801号公報
従来のサイドノズル方法では、溶接部材が複雑な立体形状を有する場合等においては、サイドノズルが溶接部材と干渉してしまい、溶接部に向けて適切にシールドガスを噴射させることが難しいという問題があった。
また、従来のノズル内シールド工法では、十分なシールド範囲を確保できず、溶接部の酸化を良好に防止がすることができないという問題があった。
本発明の目的は、溶接部に向けてシールドガスを良好に噴射できるレーザ溶接用ノズル及びシールドガスガイド部材を提供することである。
本発明の請求項1に記載のレーザ溶接用ノズルは、溶接部材にレーザ光を照射して溶接を行うレーザ溶接用ノズルであって、レーザ光を通過させる筒状のインナーノズルと、前記インナーノズルの周囲を覆うノズルカバーと、前記ノズルカバーの先端に装着されたトップノズルと、を備え、前記インナーノズルと前記ノズルカバーの間には、シールドガスを通過させる環状のガス経路が規定され、前記トップノズルにはノズル孔が形成され、レーザ光は前記インナーノズルの内部空間を通過して前記トップノズルの前記ノズル孔から出射され、シールドガスは前記環状のガス経路を通過して前記トップノズルの前記ノズル孔から噴射され、前記ノズル孔の先端部位は、その内径が先端に向かうに従い漸増するテーパ状に形成されていることを特徴とする。
本発明の請求項2に記載のレーザ溶接用ノズルは、前記ノズルカバーには、外部からのシールドガスを前記ガス経路に供給するためのガス供給孔が形成され、前記ガス供給孔の中心軸は、前記ノズル孔の先端に向かうに従い前記ガス経路の中心軸に近づく方向に傾斜すると共に、前記ノズルカバーの外周面の接線に対して傾斜していることを特徴とする。
本発明の請求項3に記載のレーザ溶接用ノズルは、前記インナーノズルの基端側開口部を覆う遮蔽プレートを更に備え、前記インナーノズルの内部にはブロック部材が配設され、前記ブロック部材には前記レーザ光を通過させるための貫通孔が形成されていることを特徴とする。
本発明の請求項4に記載のレーザ溶接用ノズルは、前記トップノズルのレーザ溶接用ノズル進行方向後方側壁部には、前記ノズル孔と外部とを連通させる補助ノズル孔が形成され、前記ノズル孔に供給されたシールドガスの一部は、前記補助ノズル孔からレーザ溶接用ノズル進行方向後方へ向けて噴射されることを特徴とする。
本発明の請求項5に記載のレーザ溶接用ノズルは、前記トップノズルの外面には、レーザ溶接用ノズル進行方向後方に向けてシールドガスを噴射するための補助ノズルが取り付けられていることを特徴とする。
本発明の請求項6に記載のレーザ溶接用ノズルは、前記ガス経路及び前記ノズル孔の少なくとも何れか一方には、螺旋状に延びるガイドが設けられていることを特徴とする。
本発明の請求項7に記載のシールドガスガイド部材は、第1溶接部材の上面に第2溶接部材をすみ肉継手でレーザ溶接する際に、溶接位置にシールドガスを導くシールドガスガイド部材であって、前記第2溶接部材との間に隙間を空けて前記第1溶接部材の上面に載置される押さえ部材と、前記第1溶接部材を下方から支持するベース部材と、を備え、前記押さえ部材の下面周縁部には第1凹部が形成され、前記第1凹部の周縁部には前記隙間に連通する複数の第2凹部が形成され、前記ベース部材には前記第1凹部に連通するガス経路が形成され、前記ガス経路に供給されたシールドガスは、前記第1凹部及び前記複数の第2凹部を介して前記隙間に供給されることにより、前記溶接位置に導かれることを特徴とする。
本発明の請求項1に記載のレーザ溶接用ノズルによれば、ノズル孔の先端部位は、その内径が先端に向かうに従い漸増するテーパ状に形成されているので、ノズル孔から噴射されるシールドガスによるシールド範囲を広げることができ、溶接部の酸化を良好に防止することができる。また、外部からのシールドガスは、環状のガス経路を介してノズル孔に供給されるので、ガス経路を通過する間に整流され、ノズル孔の内壁に沿って流れやすくなり、シールド範囲をより広げることができる。
本発明の請求項2に記載のレーザ溶接用ノズルによれば、ガス供給孔の中心軸はノズル孔の先端に向かうに従いガス経路の中心軸に近づく方向に傾斜しているため、ノズル孔へ向けたシールドガスの供給をスムーズに行うことができる。また、ガス供給孔の中心軸はノズルカバーの外周面の接線に対して傾斜しているため、シールドガスはガス経路の周方向に沿って螺旋状に流れ、ノズル孔から噴射されたシールドガスが周囲に広がりやすくなり、シールド範囲を広げることができる。
本発明の請求項3に記載のレーザ溶接用ノズルによれば、インナーノズルの基端側開口部を覆う遮蔽プレートを備えるので、インナーノズルの内部空間がクロスジェット空間から隔離され、クロスジェット空間を流れるクロスジェット気流によってシールドガスが巻き込まれるのを防止でき、シールドガスをノズル孔から確実に噴射することができる。また、インナーノズルの内部にはブロック部材が配設されているので、仮にスパッタが内部に侵入しても、スパッタはブロック部材に遮られて遮蔽プレートへの到達が阻止される。更に、ブロック部材にはレーザ光を通過させるための貫通孔が形成されているので、レーザ光によりブロック部材が破損することがない。また、レーザ光は貫通孔を通過するので、スパッタがブロック部材に付着しても、レーザ光の照射には影響しない。
本発明の請求項4に記載のレーザ溶接用ノズルによれば、トップノズルのレーザ溶接用ノズル進行方向後方側壁部には補助ノズル孔が形成されているので、ノズル孔に供給されたシールドガスの一部は補助ノズル孔からノズル進行方向後方へ向けて噴射されることにより、ノズル進行方向後方側におけるシールド範囲を広げることができ、より良好に溶接部の酸化を防止できる。
本発明の請求項5に記載のレーザ溶接用ノズルによれば、トップノズルの外面には、レーザ溶接用ノズル進行方向後方に向けてシールドガスを噴射するための補助ノズルが取り付けられているので、補助ノズルからシールドガスを噴射させることにより、ノズル進行方向後方側におけるシールド範囲を広げることができ、より良好に溶接部の酸化を防止できる。
本発明の請求項6に記載のレーザ溶接用ノズルによれば、ガス経路及びノズル孔の少なくとも何れか一方には、螺旋状に延びるガイドが設けられているので、ガイドに沿って螺旋状に流れ、ノズル孔から噴射されたシールドガスが周囲に広がりやすくなり、シールド範囲を広げることができる。
本発明の請求項7に記載のシールドガスガイド部材によれば、第1溶接部材の上面に第2溶接部材をすみ肉継手でレーザ溶接する際に、押さえ部材が第2溶接部材との間に隙間を空けて第1溶接部材の上面に載置され、この隙間にシールドガスが導かれるので、シールドガスを溶接位置へ効率的に供給できる。また、押さえ部材の周縁部には第1凹部が形成され、第1凹部の周縁部には複数の第2凹部が形成され、シールドガスはこれら複数の第2凹部を介して隙間に供給されるので、隙間全体に渡ってシールドガスを供給することができ、ひいては第1溶接部材と第2溶接部材との溶接箇所全体に均一にシールドガスを供給することができる。
本発明の第1実施形態に係るレーザ溶接用ノズルを有するレーザ溶接ヘッドを示す正面図。 図1に示すレーザ溶接用ノズルを示す正面図。 図2のIII―III線断面図。 図3に示すレーザ溶接用ノズルの分解図。 図2に示すレーザ溶接用ノズルの断面斜視図。 図2のVIーVI線断面図。 本発明の第2実施形態に係るレーザ溶接用ノズルを示す側面図。 図7のVIII―VIII線断面斜視図。 本発明の第3実施形態に係るレーザ溶接用ノズルを示す断面図。 本発明の第4実施形態に係るシールドガスガイド部材を示す断面斜視図。 図10に示すシールドガスガイド部材が備える押さえ部材の底面図。 図11のXII―XII線断面図。 図11のXIII―XIII線断面図。 図11に示す押さえ部材の分解斜視図。 本発明の変形例に係るレーザ溶接用ノズルが備えるインナーノズルを示す断面斜視図。 本発明の変形例に係るレーザ溶接用ノズルが備えるトップノズルを示す断面斜視図。
[第1実施形態]
以下、添付図面を参照して、本発明の第1実施形態に係るレーザ溶接用ノズルについて説明する。図1は、本実施形態に係るレーザ溶接用ノズルを有するレーザ溶接ヘッドを示している。
図1を参照して、レーザ溶接ヘッド1は、ヘッド本体2と、ヘッド本体2の先端側(下側)に着脱自在に装着されるレーザ溶接用ノズル3と、を備える。ヘッド本体2にはレーザ光を集光する集光レンズ(図示せず)や集光レンズを保護するための保護レンズ等(図示せず)が支持されている。レーザ溶接用ノズル3にはノズル孔N1が設けられ、このノズル孔N1からは集光レンズにより集光されたレーザ光が出射されると共に、シールドガス供給装置(図示せず)から供給されたシールドガスが噴射される。シールドガスとしては、例えば窒素やアルゴンガス等が用いられる。また、ヘッド本体2とレーザ溶接用ノズル3の間には、クロスジェット気流の通過経路であるクロスジェット空間Sが設けられている。
図2〜図4を参照して、レーザ溶接用ノズル3は、インナーノズル4と、インナーノズル4の周囲を覆うノズルカバー5と、ノズルカバー5の先端に装着されるトップノズル6と、ノズルカバー5に収容保持される遮蔽プレート7と、を有する。
インナーノズル4は筒状に形成され、その内部空間41にはブロック部材42,43が配設されている。ブロック部材42,43の中心部にはレーザ光を通過させるための貫通孔42a,43aが形成されている。これらの貫通孔42a,43aは、ブロック部材42,43がレーザ光と干渉しないように、基端側に位置する貫通孔42aの方が、先端側に位置する貫通孔43aよりも大径とされている。
ノズルカバー5は、インナーノズル4を収容可能な筒状に形成され、その基端部には径方向外向きに突出する環状の段部51が形成されている。また、ノズルカバー5は、内部に収容したインナーノズル4の基端側部位の外周面44がノズルカバー5の内周面と面接触する一方、ノズルカバー5の先端側部位の内径はインナーノズル4の先端側部位の外径よりも幾分大径とされ、これによりインナーノズル4とノズルカバー5との間には先端側が開放された環状の隙間(ガス経路)52が形成される。
また、ノズルカバー5には、シールドガス供給装置のガス供給管(図示せず)が接続される複数のガス供給孔53が、周方向に間隔を空けて設けられている。図5及び図6をも参照して、各ガス供給孔53は、その中心軸C1が先端(下方)に向かうに従ってレーザ溶接用ノズル3(ガス経路52)の中心軸C2に近接する方向に傾斜すると共に、ノズルカバー5の外周面54の接線Tに対して傾斜して延び、ガス経路52に連通している。
トップノズル6は筒状に形成され、ノズルカバー5の先端に着脱自在に装着される。本実施形態においては、トップノズル6の基端側外周面にネジ溝が形成され、ノズルカバー5の先端側内周面に形成されたネジ溝と螺合するように構成されている。トップノズル6の内部には、上述したレーザ光及びシールドガスを通過させるノズル孔N1が形成され、このノズル孔N1は、インナーノズル4の内部空間41及びガス経路52に連通している。ノズル孔N1の先端部位は、その内径が先端に向かうに従い漸増するテーパ状に形成されており、インナーノズル4の内部空間41、ガス経路52、及びノズル孔N1は、全て同軸とされている。
遮蔽プレート7は、ノズルカバー5の段部51に取り付けられてインナーノズル4の基端側開口部を封止し、インナーノズル4の内部空間41とレーザ溶接用ノズル3の基端側に位置するクロスジェット空間S(図1)とを隔離している。遮蔽プレート7は、例えばガラス等の透明部材から形成されている。
かかる構成において、図示しないレーザ発振器から発せられて集光レンズにより集光されたレーザ光は、遮蔽プレート7、インナーノズル4の内部空間41、及び貫通孔42a,43aを通過し、トップノズル6のノズル孔N1から出射される。また、シールドガス供給装置から供給されたシールドガスは、矢印G(図5)で示す様に螺旋を描きながら、ガス供給孔53を介してガス経路52に流入し、トップノズル6のノズル孔N1から噴射され、溶接部材Wに吹き付けられる。このとき、上述したように、インナーノズル4の内部空間41は遮蔽プレート7によりクロスジェット空間Sから隔離されているため、クロスジェット空間Sを流れるクロスジェット気流にシールドガスが吸い込まれるのを防止でき、シールドガスをノズル孔N1から確実に噴射することができる。なお、クロスジェット気流とは、溶接時に発生するスパッタ等を吹き飛ばすことにより、スパッタ等の集光レンズ(又は集光レンズの先端側に位置する保護レンズ)への付着を防止するものである。
そして、このようにノズル孔N1からレーザ光とシールドガスを出射/噴射させながらレーザ溶接ヘッド1を溶接方向D1(レーザ溶接用ノズル進行方向;図1参照)へ移動させることで、溶接部材Wにおける溶接が行われる。このとき、レーザ溶接ヘッド1は溶接方向D1へ所定角度θ(例えば20°)だけ傾斜させておく。
ここで、溶接部の酸化は溶接後の高温時に溶接部が酸素に触れることで起こるため、良好な酸化防止のためには、いかにシールド範囲を広げられるかがポイントとなる。シールド範囲とは、シールドガスによって酸素を含む外部空気が排除されている範囲をいう。シールド範囲(特に、溶接方向D1後方側におけるシールド範囲)が広いほど、溶接後における酸素からの遮断時間を長くでき、溶接部の酸化をより良好に防止することができる。また、シールドガスの噴射圧力が高すぎると、溶接部がシールドガスの噴射圧力に負けて溶け込みが生じると共に、周囲の空気が巻き込まれて十分なシールド効果が得られないおそれがあるため、ノズル孔N1からの噴射圧力は低い方が好ましい。
この点、本実施形態においては、ノズル孔N1の先端部位をテーパ状に広げているので、ノズル孔N1から噴射されるシールドガスが周囲に広がり、広いシールド範囲を確保することができる。また、ガス供給孔53から導入されたシールドガスは、環状のガス経路52を介してノズル孔N1に供給されるので、ガス経路52を通過する間に整流され、ノズル孔N1の内壁に沿って流れやすくなり、周囲に広がりやすくなる。更に、ガス供給孔53は、その中心軸C1が先端に向かうに従ってガス経路52の中心軸C2に近接する方向に傾斜しているので、ノズル孔N1へ向けたシールドガスの供給をスムーズに行うことができる。また、ガス供給孔53の中心軸C1はノズルカバー5の外周面54の接線Tに対して傾斜して延びるので、接線Tに対して垂直とした場合と異なり、シールドガスはガス経路52の周方向に沿って螺旋状に流れ、ノズル孔N1から噴射されたシールドガスが、より周囲に広がりやすくなる。
さらに、レーザ溶接ヘッド1(レーザ溶接用ノズル3)の中心軸C2を溶接方向D1へ傾斜させているので、シールドガスはノズル孔N1から溶接方向D1後方側(溶接方向D1と反対側)へ向けて噴射されることになり、溶接方向D1後方側におけるシールド範囲を広げることができる。また、ガス供給孔53から供給されたシールドガスは、いったんガス経路52の内面(インナーノズル4の外周面43)に当たることで減速されるので、ノズル孔N1からの噴射圧力を下げることができ、空気の巻き込み等の問題を回避することができる。
また、レーザ溶接用ノズル3の中心軸C2を傾斜させることにより、溶接時に溶接部材Wから跳ね返るスパッタ等はレーザ溶接用ノズル3の内部へ侵入しにくくなる。また、仮にスパッタがノズル孔N1を介してレーザ溶接用ノズル3の内部へ侵入しても、ブロック部材42,43により遮られ、遮蔽プレート7への到達を防止でき、スパッタの付着による遮蔽プレート7の汚染を防止できる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態に係るレーザ溶接用ノズルについて説明する。このレーザ溶接用ノズルは、上述した第1実施形態に係るレーザ溶接用ノズルと略同一の構成を有するが、トップノズルに改良が施されている点で異なる。
より具体的に、図7及び図8を参照して、本実施形態に係るレーザ溶接用ノズル3Aが備えるトップノズル6Aには、その溶接方向D1後方側壁部に複数の補助ノズル孔N2が上下方向に配列されて形成されている。これらの補助ノズル孔N2は、先端に向かうに従い外方へ傾斜して延び、ノズル孔N1と外部とを連通させている。このような構成により、レーザ溶接用ノズル3Aに供給されたシールドガスの一部は補助ノズル孔N2から噴射され、その残部は上述したのと同様にノズル孔N1(ノズル孔N1の先端)から噴射される。このように、ノズル孔N1に加えて補助ノズル孔N2からもシールドガスを噴射させることにより、溶接方向D1後方側におけるシールド範囲をより広げることができ、溶接部の酸化をより確実に防止できる。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態に係るレーザ溶接用ノズルについて説明する。このレーザ溶接用ノズルは、上述した第1実施形態に係るレーザ溶接用ノズルと略同一の構成を有するが、トップノズルに補助ノズルが取り付けられている点で異なる。
より具体的に、図9を参照して、本実施形態に係るレーザ溶接用ノズル3Bにおいては、トップノズル6の外面に、溶接方向D1後方に向けてシールドガスを噴射するための補助ノズル8が取り付けられている。この補助ノズル8には、シールドガス供給装置のガス供給管(図示せず)が接続される接続孔81が形成されると共に、複数の補助ノズル孔N3が上下方向に配列されて形成され、各補助ノズル孔N3は先端に向かうに従い外方へ傾斜して延びている。シールドガス供給装置から補助ノズル8に供給されたシールドガスは、複数の補助ノズル孔N3から溶接部材へ向けて噴射される。このように、ノズル孔N1に加えて補助ノズル孔N3からもシールドガスを噴射させることにより、溶接方向D1後方側におけるシールド範囲をより広げることができ、溶接部の酸化をより確実に防止できる。
[第4実施形態]
次に、本発明の第4実施形態に係るシールドガスガイド部材について説明する。図10を参照して、ここでは、環状のフランジ部材(第1溶接部材)W1の上面に筒状の側壁部材(第2溶接部材)W2を載置し、フランジ部材W1と側壁部材W2とをすみ肉継手により側壁部材W2の内周に沿ってレーザ溶接する場合を例に説明する。
本実施形態のシールドガスガイド部材9は、ベース部材10と、平板状の押さえ部材11と、を備える。ベース部材10はフランジ部材W1を下方から支持するものであって、その上面10aは平坦面とされている。また、ベース部材10には上面10aに開口部を有する複数のガス経路10bが形成されている。
押さえ部材11は、フランジ部材W1に載置されるものであって、側壁部材W2の横断面に対応する外形を有すると共に、その外径は側壁部材W2の内径よりも幾分小さく設定されている。よって、押さえ部材11を所要の通りにフランジ部W1に載置させると、押さえ部材11の端面と側板部材W2の内面W2aとの間に隙間G1が形成される。
また、図11〜図13をも参照して、押さえ部材11の下面外縁部には全周に亘って環状の第1凹部R1が形成され、第1凹部R1の外縁部には全周に亘って複数の第2凹部R2が放射状に形成され、隣接する第2凹部R2の間には凸部Pが規定されている。また、第1凹部R1の深さT1はフランジ部材W1の厚さT2と同一とされている。よって、凸部Pがフランジ部材W1の上面に当接するように押さえ部材11をフランジ部材W1に載置させると、押さえ部材11の下面11aがベース部材10の上面10aと面接触する。また、第2凹部R2は、その内端R2aが、フランジ部材W1の内縁W1aよりも内側に位置する寸法とされ、ガス経路10bの開口部は押さえ部材W1の第1凹部R1に対応して設けられている。これにより、ガス経路10bは第1凹部R1及び複数の第2凹部R2を介して隙間G1に連通する。
なお、このような押さえ部材11は、例えば図14に示すように、第1凹部R1と複数の切り欠きR3が形成された下板12に上板13を積層させて形成することができる。
このように構成されたシールドガスガイド部材9を用いたレーザ溶接は、次の様にして行われる。まず、ベース部材10の上面10aにフランジ部材W1を載置する。次に、側板部材W2をフランジ部材W1の上面に載置すると共に、側板部材W2との間に隙間G1が空くように押さえ部材11をフランジ部材W1に載置する。すると、上述したように、ベース部材10のガス経路10bは、第1凹部R1及び複数の第2凹部R2を介して隙間G1に連通する。ベース部材10のガス経路10bにシールドガス供給装置(図示せず)からシールドガスを供給すると、シールドガスは第1凹部R1及び複数の第2凹部R2を介して隙間G1へ流れ込み、フランジ部材W1と側板部材W2との当接位置、即ち溶接位置に供給される。このように溶接位置にシールドガスが供給されている状態で、レーザ光を溶接位置に照射し、溶接を行う。なお、レーザ光を照射するレーザ溶接用ノズルとしては、レーザ光のみを出射するものであってもよく、或いはレーザ光に加えてシールドガスをも噴射する上述した各実施形態のレーザ溶接用ノズル3,3A,3Bであってもよい。
このように、本実施形態におけるシールドガスガイド部材9を用いれば、押さえ部材11と側板部材W2との間に設けられた隙間G1にシールドガスを流し込みながらレーザ溶接を行うことができるので、側板部材(溶接部材)W2の形状や寸法に拘わらず、溶接位置にムラなく均一にシールドガスを供給することができ、ひいては溶接部の酸化を確実に防止することができる。
以上、本発明の実施形態に係るレーザ溶接用ヘッド及びシールドガスガイド部材について添付の図面を参照して説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されず、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変形乃至修正が可能である。
例えば、上述したレーザ溶接用ノズル3(3A,3B)において、よりシールドガスを螺旋状に流れやすくするため、ガス経路52及び/又はノズル孔N1に螺旋状に延びるガイドを設けても良い。ガス経路52にガイドを設ける場合には、例えば図15に示す様に、ガス経路52を規定するインナーノズル4の外周面43に螺旋状のガイド90を設ければよい。このとき、単一のガイド90を用いても良く、或いは複数のガス供給孔53の各々に対応させて複数のガイド90を用いてもよい。或いは、インナーノズル4の外周面に代えて、ノズルカバー5の内周面に螺旋状のガイドを設けることもできる。
また、ノズル孔N1にガイドを設ける場合には、例えば図16に示す様に、トップノズル6(6A)の内周面に螺旋状のガイド91を設ければ良い。このとき、ガイド91がレーザ光と干渉しないようにすることが肝要である。また、ガイド90,91の傾斜方向は、ガス供給孔53から供給されるシールドガスの螺旋状の流れ方向に沿う方向とすべきであることは言うまでもない。
このようにガイド90,91を設けることにより、ガス経路52,ノズル孔N1を流れるシールドガスはガイド90,91(即ち、レーザ溶接用ノズルの周方向)に沿って、より螺旋状に流れやすくなる。
ここで、図16に示す様にトップノズル6(6A)の内周面にガイド91を設けると、このガイド91は上述したブロック部材42,43と同様に、スパッタの遮蔽プレート7への到達を阻止する機能をも果たすことになる。
また、上述した第4実施形態においては、下板12の外径と上板13の外径とを同一としたが、下板12の外径を上板13の外径よりもよりも僅かに小径とし、隣接する第2凹部R2の間に位置する凸部Pの外端が、上板13の外端よりも幾分内側に位置するようにしても良い。このような構成にすると、複数の第2凹部R2から噴射されたシールドガスが上板13の下面に沿って水平方向に広がっていき、環状の隙間G1全体に渡って均一に広がりやすくなり、シールド効果を更に向上できる。
1 レーザ溶接ヘッド
2 ヘッド本体
3,3A,3B レーザ溶接用ノズル
4 インナーノズル
5 ノズルカバー
6 トップノズル
8 補助ノズル
9 シールドガスガイド部材
10 ベース部材
11 押さえ部材
41 内部空間
42,43 ブロック部材
52 ガス経路
53 ガス供給孔
90,91 ガイド
D1 溶接方向
G1 隙間
N1 ノズル孔
N2,N3 補助ノズル孔
R1 第1凹部
R2 第2凹部

Claims (7)

  1. 溶接部材にレーザ光を照射して溶接を行うレーザ溶接用ノズルであって、
    レーザ光を通過させる筒状のインナーノズルと、前記インナーノズルの周囲を覆うノズルカバーと、前記ノズルカバーの先端に装着されたトップノズルと、を備え、
    前記インナーノズルと前記ノズルカバーの間には、シールドガスを通過させる環状のガス経路が規定され、
    前記トップノズルにはノズル孔が形成され、
    レーザ光は前記インナーノズルの内部空間を通過して前記トップノズルの前記ノズル孔から出射され、
    シールドガスは前記環状のガス経路を通過して前記トップノズルの前記ノズル孔から噴射され、
    前記ノズル孔の先端部位は、その内径が先端に向かうに従い漸増するテーパ状に形成されていることを特徴とするレーザ溶接用ノズル。
  2. 前記ノズルカバーには、外部からのシールドガスを前記ガス経路に供給するためのガス供給孔が形成され、
    前記ガス供給孔の中心軸は、前記ノズル孔の先端に向かうに従い前記ガス経路の中心軸に近づく方向に傾斜すると共に、前記ノズルカバーの外周面の接線に対して傾斜していることを特徴とする請求項1に記載のレーザ溶接用ノズル。
  3. 前記インナーノズルの基端側開口部を覆う遮蔽プレートを更に備え、
    前記インナーノズルの内部にはブロック部材が配設され、前記ブロック部材には前記レーザ光を通過させるための貫通孔が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のレーザ溶接用ノズル。
  4. 前記トップノズルのレーザ溶接用ノズル進行方向後方側壁部には、前記ノズル孔と外部とを連通させる補助ノズル孔が形成され、前記ノズル孔に供給されたシールドガスの一部は、前記補助ノズル孔からレーザ溶接用ノズル進行方向後方へ向けて噴射されることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のレーザ溶接用ノズル。
  5. 前記トップノズルの外面には、レーザ溶接用ノズル進行方向後方に向けてシールドガスを噴射するための補助ノズルが取り付けられていることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のレーザ溶接用ノズル。
  6. 前記ガス経路及び前記ノズル孔の少なくとも何れか一方には、螺旋状に延びるガイドが設けられていることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載のレーザ溶接用ノズル。
  7. 第1溶接部材の上面に第2溶接部材をすみ肉継手でレーザ溶接する際に、溶接位置にシールドガスを導くシールドガスガイド部材であって、
    前記第2溶接部材との間に隙間を空けて前記第1溶接部材の上面に載置される押さえ部材と、
    前記第1溶接部材を下方から支持するベース部材と、を備え、
    前記押さえ部材の下面周縁部には第1凹部が形成され、前記第1凹部の周縁部には前記隙間に連通する複数の第2凹部が形成され、
    前記ベース部材には前記第1凹部に連通するガス経路が形成され、
    前記ガス経路に供給されたシールドガスは、前記第1凹部及び前記複数の第2凹部を介して前記隙間に供給されることにより、前記溶接位置に導かれることを特徴とするシールドガスガイド部材。
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