JP2015214255A - レジスタ - Google Patents
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Abstract
【課題】垂直フィンによる通風路のシャット時に渦流に起因して騒音・異音が発生することを防止可能であるとともに、垂直フィンによる通風路のオープン時にレジスタの外部からの見栄えを良好にすることが可能なレジスタを提供する。
【解決手段】複数の垂直フィン11の内1つの中央垂直フィン11Aに隣接する第1隣接垂直フィン11Bに、ギア部材15を挿通する切欠き部23と、切欠き部23の内側端面24に複数個のリブ25とを形成し、操作ノブ10を左方向又は右方向の一方向にスライドさせて各垂直フィン11を一方向に最大限回動させ、各垂直フィン11によりリテーナ3の通風路2を閉塞する際に、ギア部材15のギア歯14と各リブ25との間に、凹凸状の間隙27が形成されるように構成する。
【選択図】図14
【解決手段】複数の垂直フィン11の内1つの中央垂直フィン11Aに隣接する第1隣接垂直フィン11Bに、ギア部材15を挿通する切欠き部23と、切欠き部23の内側端面24に複数個のリブ25とを形成し、操作ノブ10を左方向又は右方向の一方向にスライドさせて各垂直フィン11を一方向に最大限回動させ、各垂直フィン11によりリテーナ3の通風路2を閉塞する際に、ギア部材15のギア歯14と各リブ25との間に、凹凸状の間隙27が形成されるように構成する。
【選択図】図14
Description
本発明は、リテーナ内で回動可能に支持された垂直フィン及び水平フィンを有し、空調された空気を車両室内に吹出すレジスタに関し、特に、垂直フィンによる通風路のシャット時に渦流に起因して騒音・異音が発生することを防止可能であるとともに、垂直フィンによる通風路のオープン時にレジスタの外部からの見栄えを良好にすることが可能なレジスタに関するものである。
従来より、リテーナ内の前方位置(空気流の下流側)に横フィン(水平フィン)を上下方向に回動可能に支持し、リテーナの内の後方側(空気流の上流側)に縦フィン(垂直フィン)を左右方向に回動可能に支持したレジスタが広く知られている。
例えば、特開2010−89529号公報には、リテーナの通風路に回動可能に設けられた複数の縦フィン、及び、リテーナの通風路にて空気流の下流側に回動可能に設けられた複数の横フィンを備え、上下方向中央の横フィンに操作ノブをスライド可能に取り付けるとともに、かかる操作ノブと縦フィンとを連結機構を介して連結した車室内用空気吹出装置が記載されている。
かかる車室内用空気吹出装置では、操作ノブを上下方向に操作して各横フィンによる空気吹出方向を上下に変化させるとともに、操作ノブをスライドして連結機構により各縦フィンを左右方向に回動させて空気吹出方向を左右方向に変化させる。
ここに、操作ノブと縦フィンとを連結する連結機構は、操作ノブの後側にラックを形成するとともに、ラックに噛合するギア部材を中央寄りの縦フィンに取り付けることにより構成されている。操作ノブを横フィン上で一方向にスライドさせると、ラックとギア部材との協働により、各縦フィンは左右方向に回動され、リテーナの通風路を通過する空調された空気の吹出方向が、左右方向に変化される。
前記特許文献1の車室内用空気吹出装置では、図3に示されているように、複数(6個)の縦フィンの内、右から3番目の縦フィンには、各縦フィンを最大限回動してリテーナの通風路をシャットする際に、ギア部材の一部を収容するための収容部が形成されている。
前記のように縦フィンに形成された収容部には、図7に示されるように、各縦フィンを最大限回動させてリテーナの通風路をシャットする際に、ギア部材の一部が収容される。この状態で各縦フィンは、相互に一部重なり合ってリテーナの通風路をシャットするものである。
しかしながら、操作ノブのスライド時、ギア部材の回動動作と収容部が形成された縦フィンの回動動作は同期されているが、ギア部材の一部が収容部と接触することなく適正に収容部に収容されるためには、ギア部材の端部と収容部の内壁との間には一定のクリアランスが必要である。
これより、各縦フィンによりリテーナの通風路がシャットされた状態で、リテーナの通風路を通過してくる空気は、収容部とこれに隣接する縦フィンの連結部位との間に吹き込む。この時、収容部や連結部位は複雑な形状をしていることから渦流が発生し易く、かかる渦流がギア部材の端部と収容部との間のクリアランスに吹き込まれると、騒音や異音が発生する虞がある。
また、各縦フィンのオープン時、図3に示されるように、右から3番目の縦フィンに形成された収容部は、空気吹出装置の前面側から容易に視認されることとなり、この結果、見栄えが悪くなる問題がある。
本発明は前記従来技術における問題点を解消するためになされたものであり、垂直フィンによる通風路のシャット時に渦流に起因して騒音・異音が発生することを防止可能であるとともに、垂直フィンによる通風路のオープン時にレジスタの外部からの見栄えを良好にすることが可能なレジスタに関するものである。
前記目的を達成するため、請求項1に係るレジスタは、通風路を有するリテーナと、リテーナの前面に配設され通風路からの空気を外部に吹出す空気吹出口が形成されたベゼルと、リテーナの通風路に回動可能に設けられた複数の垂直フィンと、リテーナの通風路にて空気流の下流側に回動可能に設けられた複数の水平フィンと、水平フィンの1つにスライド可能に取り付けられるとともに各水平フィンを上下方向に回動させる操作部材と、前記操作部材にて前記垂直フィンの1つに対向する位置にて操作部材の幅よりも小さい幅で形成されたラック歯を有するラック部材と、前記1つの垂直フィンに設けられ、前記ラック部材のラック歯に噛合するギア歯を有するギア部材とを備え、前記1つの水平フィンで操作部材をスライドしてラック部材を左右方向にスライドさせ、ラック部材とギア部材の協働により各垂直フィンを左右方向に回動させるレジスタにおいて、前記1つの垂直フィンに、前記ギア部材を挿通する切欠き部と、切欠き部の端面に複数個のリブとを形成し、前記操作部材を左方向又は右方向の一方向にスライドさせて前記各垂直フィンを一方向に最大限回動させ、前記各垂直フィンにより前記通風路を閉塞する際に、前記ギア部材のギア歯と前記各リブとの間には、凹凸状の間隙が形成されることを特徴とする。
請求項1に係るレジスタでは、複数の垂直フィンの内1つの垂直フィンに、ギア部材を挿通する切欠き部と、切欠き部の端面に複数個のリブとを形成し、操作部材を左方向又は右方向の一方向にスライドさせて各垂直フィンを一方向に最大限回動させ、各垂直フィンによりリテーナの通風路を閉塞する際に、ギア部材のギア歯と各リブとの間には、凹凸状の間隙が形成されるので、リテーナの通風路を流れてくる空気流に渦流が発生したとしても、ギア部材のギア歯と各リブとの間を通過する際にかかる渦流は、ギア部材のギア歯と各リブとの間に形成される凹凸状の間隙を通過する際に解消される。
これにより、渦流に起因して騒音や異音が発生することを確実に防止することができる。
これにより、渦流に起因して騒音や異音が発生することを確実に防止することができる。
また、ラック部材のラック歯は、操作部材の幅よりも小さい幅で形成されており、かかるラック部材のラック歯に噛合するギア部材もラック部材の幅の範囲内で回動する。これにより、各垂直フィンによりリテーナの通風路を開放する際にも、ギア部材が操作部材の幅を超えて外部に露出することはなくなり、レジスタの外部から視認されることなく見栄えを良好にすることができる。
以下、本発明に係るレジスタについて、本発明を具体化した実施形態に基づき図面を参照しつつ説明する。
先ず、本実施形態に係るレジスタの概略構成について図1乃至図6に基づき説明する。本実施形態に係るレジスタ1は、自動車等の運転席及び助手席の前方に配置されるインスツルメントパネルに組み込まれ、空調された空気を乗員に向かって吹出すものである。
先ず、本実施形態に係るレジスタの概略構成について図1乃至図6に基づき説明する。本実施形態に係るレジスタ1は、自動車等の運転席及び助手席の前方に配置されるインスツルメントパネルに組み込まれ、空調された空気を乗員に向かって吹出すものである。
レジスタ1は、通風路2を有するリテーナ3及びリテーナ3の前面に配設され通風路2からの空気をレジスタ1の外部(乗員側)に向けて吹出す空気吹出口4が形成されたベゼル5を備えている。リテーナ3は、筒状部6を有しており、かかる筒状部6の内部には通風路2が形成されている。
リテーナ3の前側(ベゼル5側であり、空気流の下流側)には、上下方向に複数(本実施形態では3個)の水平フィン9が、リテーナ3の前側両側壁8(図4参照)に回動可能に支持されている。各水平フィン9は、図示しない公知のリンク機構を介して一体に回動可能に構成されている。上下方向の中央水平フィン9Aには、操作ノブ10が中央水平フィン9Aに沿ってスライド可能に取り付けられており、かかる操作ノブ10を上下方向に操作することにより各水平フィン9は一体に上下方向に回動される。これによりベゼル5の空気吹出口4から吹出される空気の吹出方向が上下方向に変化される。
操作ノブ10の背面側には、図4に示すように、後述する中央垂直フィン11A(7個存在する垂直フィン11の内中央位置に配置される垂直フィン11)に対向する位置にて、複数のラック歯12が形成されたラック部材13が設けられている。ラック部材13は、図4に示すように、中央水平フィン9Aの長手方向に沿った操作ノブ10の幅よりも小さい幅に形成されている。
また、中央垂直フィン11Aには、ラック部材13のラック歯12に噛合するギア歯14が形成された円弧状のギア部材15が取り付けられている。かかるギア部材15には、図3、図5に示すように、弾性爪部材16が一体に形成されており、弾性爪部材16を中央垂直フィン11Aに設けられた取付部17に対して弾性係止されている。
各垂直フィン11は基本域に同一の構成を有していることから、各垂直フィン11について、後述する第1隣接垂直フィン11Bを示す図7、図8に基づき説明すると、各垂直フィン11の上端及び下端には、図7、図8に示すように、上回動支持軸18及び下回動支持軸19が形成されており、両上回動支持軸18、下回動支持軸19は、リテーナ3の筒状部6の上壁及び下壁にて回動可能に支持されている。また、各垂直フィン11には、リンク支持軸20が形成されており、各垂直フィン11におけるリンク支持軸20は、リンク部材21の支持孔に回動可能に支持されている。
中央水平フィン9Aの長手方向に沿って操作ノブ10をスライドさせると、操作ノブ10と共にラック部材13もスライドされる。これにより、ラック歯12とギア歯14との噛合関係に基づき、中央垂直フィン11Aに取り付けられたギア部材15が回動され、かかるギア部材15の回動により中央垂直フィン11Aと共に他の全ての垂直フィン11が前記リンク機構を介して一体に左右方向に回動される。
前記した構成を有するレジスタ1において、図1乃至図4に示すように各垂直フィン11を通風方向Aと平行な状態にしてリテーナ3の筒状部6の通風路2をオープンにした状態から図5、図6に示すように各垂直フィン11を通風方向Aと直交する状態にしてリテーナ3の筒状部6の通風路2をシャット状態にするには、操作ノブ10を矢印B方向(図4参照)に最大限スライドさせる。これにより、各垂直フィン11は、図5、図6に示すように、時計方向に最大限回動され、リテーナ3の筒状部6における通風路2は各垂直フィン11を介してシャット状態にされる。
ここで、複数の垂直フィン11の内、図4、図6において中央垂直フィン11Aの左側に隣接配置された第1隣接垂直フィン11Bの構成について図7、図8に基づき説明する。尚、第1隣接垂直フィン11Bと中央垂直フィン11A、他の垂直フィン11とは、基本的に同一の構成を有しており、ここでは全ての垂直フィン11に共通な構成を含めて、第1隣接垂直フィン11Bに特徴的な構成につき説明する。第1隣接垂直フィン11Bにおいて、上回動支持軸18と下回動支持軸19を通る中心線を基準として、一方の側(図7、図8中右側)にはフィン部22が設けられ、他方の側(図7、図8中左側)には、切欠き部23が形成されている。切欠き部23の内側端面24には、複数(本実施形態では4個)のリブ25が等間隔で内側端面24から外側に突出するように形成されている。尚、切欠き部23の上方には、リンク支持軸20を形成するための支持部26が形成されている。
ここに、本実施形態では、内側端面24の長さLが18mmに対して、各リブ25の内側端面24からの高さHは0.5mm、幅Wは2mmに形成されている。
続いて、前記のように構成されたレジスタ1において、操作ノブ10をスライド操作して各垂直フィン11によりリテーナ3の通風路2を開閉する動作について図4、図6、図9乃至図14に基づき説明する。
先ず、各垂直フィン11は、図4、図9及び図10に示すように、通風方向Aと平行な状態にあって、リテーナ3の通風路2はオープン状態にあるものとする。この状態では、図4に示すように、ギア部材15は、その左側でラック部材13に噛合している。
先ず、各垂直フィン11は、図4、図9及び図10に示すように、通風方向Aと平行な状態にあって、リテーナ3の通風路2はオープン状態にあるものとする。この状態では、図4に示すように、ギア部材15は、その左側でラック部材13に噛合している。
操作ノブ10を図4中B方向にスライド操作すると、これに伴いラック部材13もB方向へ移動する。これにより、ギア部材15は図4中時計方向に回動され、各垂直フィン11は、リンク部材21を含むリンク機構を介して一体に時計方向に回動していく。そして、操作ノブ10を中央水平フィン9Aの長手方向に最大限スライドさせると、ギア部材15は最大限時計方向に回動されるとともに、各垂直フィン11は図6、図12、図13に示すように最大限時計方向に回動される。この状態でリテーナ3における筒状部6の通風路2は、各垂直フィン11を介してシャットされる。
前記のように、各垂直フィン11を介してリテーナ3の通風路2をシャットしていく過程において、中央垂直フィン11Aに取り付けられたギア部材15は、その回動動作に伴って第1隣接垂直フィン11Bの切欠き部23内に入り込んでいき、通風路2のシャット状態においてギア部材15のギア歯14の先端と切欠き部23の内側端面24に突出形成された各リブ25の端面との間には、図12乃至図14に示すように凹凸状の間隙27が形成される。
具体的に、凹凸状の間隙27は、図14に示すように、第1隣接垂直フィン11Bの切欠き部23内に入り込んだギア部材15のギア歯14の先端と、切欠き部23の内側端面24及び各リブ25の端面との間で形成される。
ここに、リテーナ3の通風路2がシャットされた状態で、通風路を流れてくる空気流は、各垂直フィン11により堰き止められるものの、凹凸状の間隙27を通過しようとする。このとき、凹凸状の間隙27に至る前に、空気流が各垂直フィン11の角部やギア部材15の一部に衝突して各種の渦流が発生する。このように発生された渦流は、凹凸状の間隙27を通過する間に、勢力が弱められ解消される。これにより、渦流に起因する騒音や異音の発生が防止され得る。
尚、図12、図13に示すように、第1隣接垂直フィン11Bの反対側で中央垂直フィン11Aの右側で隣接する第2隣接垂直フィン11Cには、各垂直フィン11によりリテーナ3の通風路2をシャットする際に、中央垂直フィン11Aが回動されることに伴い、中央垂直フィン11Aに設けられた取付部17を挿通するための挿通切欠き部28が形成されている。
リテーナ3における筒状部6の通風路2が各垂直フィン11を介してシャットされた状態からオープン状態へするには、前記と逆の動作、即ち、操作ノブ10を中央水平フィン9Aの長手方向に沿って図4中B方向とは逆の方向にスライド操作すればよい。これにより、前記した動作と逆の動作が行われ、各垂直フィン11は通風方向Aと平行な状態となってリテーナ3の通風路2はオープン状態となる。
以上説明した通り、本実施形態に係るレジスタ1では、複数の垂直フィン11の内1つの中央垂直フィン11Aに隣接する第1隣接垂直フィン11Bに、ギア部材15を挿通する切欠き部23と、切欠き部23の内側端面24に複数個のリブ25とを形成し、操作ノブ10を左方向又は右方向の一方向にスライドさせて各垂直フィン11を一方向に最大限回動させ、各垂直フィン11によりリテーナ3の通風路2を閉塞する際に、ギア部材15のギア歯14と各リブ25との間には、凹凸状の間隙27が形成されるので、リテーナ3の通風路2を流れてくる空気流に渦流が発生したとしとも、ギア部材15のギア歯14と各リブ25との間を通過する際に、かかる渦流は、ギア部材15のギア歯14と各リブ25との間に形成される凹凸状の間隙27を通過する際に解消される。これにより、渦流に起因して騒音や異音が発生することを確実に防止することができる。
また、ラック部材13のラック歯12は、操作ノブ10の幅よりも小さい幅で形成されており、かかるラック部材13のラック歯12に噛合するギア部材15もラック部材13の幅の範囲内で回動する。これにより、各垂直フィン11によりリテーナ3の通風路2を開放する際にも、ギア部材15が操作ノブ10の幅を超えて外部に露出することはなくなり、レジスタ1の外部から視認されることなく見栄えを良好にすることができる。
尚、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。
例えば、前記実施形態に係るレジスタ1では、第1隣接垂直フィン11Bに形成された切欠き部23の長さL(18mm)を有する内側端面24に、高さH(0.5mm)、幅W(2mm)のリブ25を等間隔で4個突出形成して通風路2のシャット時における騒音、異音の発生を防止しているが、これに限定されることなく各種のバリエーションでリブ25を形成して騒音、異音の発生を防止することが可能である。
例えば、前記実施形態に係るレジスタ1では、第1隣接垂直フィン11Bに形成された切欠き部23の長さL(18mm)を有する内側端面24に、高さH(0.5mm)、幅W(2mm)のリブ25を等間隔で4個突出形成して通風路2のシャット時における騒音、異音の発生を防止しているが、これに限定されることなく各種のバリエーションでリブ25を形成して騒音、異音の発生を防止することが可能である。
(第1バリエーション)
第1バリエーションとして、切欠き部23の長さL(18mm)を有する内側端面24に、高さH(0.8mm)、幅W(2mm)のリブ25を等間隔で4個突出形成した場合においても、通風路2のシャット時における騒音、異音の発生を防止することができた。
第1バリエーションとして、切欠き部23の長さL(18mm)を有する内側端面24に、高さH(0.8mm)、幅W(2mm)のリブ25を等間隔で4個突出形成した場合においても、通風路2のシャット時における騒音、異音の発生を防止することができた。
(第2バリエーション)
第2バリエーションとして、切欠き部23の長さL(18mm)を有する内側端面24に、高さH(1.0mm)、幅W(2mm)のリブ25を等間隔で4個突出形成した場合においても、通風路2のシャット時における騒音、異音の発生を防止することができた。
第2バリエーションとして、切欠き部23の長さL(18mm)を有する内側端面24に、高さH(1.0mm)、幅W(2mm)のリブ25を等間隔で4個突出形成した場合においても、通風路2のシャット時における騒音、異音の発生を防止することができた。
(第3バリエーション)
第3バリエーションとして、切欠き部23の長さL(18mm)を有する内側端面24に、高さH(0.8mm)、幅W(2mm)のリブ25を等間隔で4個突出形成し、各リブ25の先端両側及び根元の両側に0.3mmR(半径)の面取りを形成した場合においても、通風路2のシャット時における騒音、異音の発生を防止することができた。
第3バリエーションとして、切欠き部23の長さL(18mm)を有する内側端面24に、高さH(0.8mm)、幅W(2mm)のリブ25を等間隔で4個突出形成し、各リブ25の先端両側及び根元の両側に0.3mmR(半径)の面取りを形成した場合においても、通風路2のシャット時における騒音、異音の発生を防止することができた。
(第4バリエーション)
第4バリエーションとして、切欠き部23の長さL(18mm)を有する内側端面24に、高さH(1.0mm)、幅W(4mm)のリブ25を等間隔で2個突出形成した場合においても、通風路2のシャット時における騒音、異音の発生を防止することができた。
第4バリエーションとして、切欠き部23の長さL(18mm)を有する内側端面24に、高さH(1.0mm)、幅W(4mm)のリブ25を等間隔で2個突出形成した場合においても、通風路2のシャット時における騒音、異音の発生を防止することができた。
(第5バリエーション)
第5バリエーションとして、切欠き部23の長さL(18mm)を有する内側端面24に、高さH(1.0mm)、幅W(2.6mm)のリブ25を等間隔で7個突出形成し、各リブ25の先端を三角形状に形成した場合においても、通風路2のシャット時における騒音、異音の発生を防止することができた。
第5バリエーションとして、切欠き部23の長さL(18mm)を有する内側端面24に、高さH(1.0mm)、幅W(2.6mm)のリブ25を等間隔で7個突出形成し、各リブ25の先端を三角形状に形成した場合においても、通風路2のシャット時における騒音、異音の発生を防止することができた。
(第6バリエーション)
第6バリエーションとして、切欠き部23の長さL(18mm)を有する内側端面24に、高さH(0.5mm)、幅W(1.5mm)のリブ25を内側端面24の中央部にて等間隔で3個突出形成した場合においても、通風路2のシャット時における騒音、異音の発生を防止することができた。
第6バリエーションとして、切欠き部23の長さL(18mm)を有する内側端面24に、高さH(0.5mm)、幅W(1.5mm)のリブ25を内側端面24の中央部にて等間隔で3個突出形成した場合においても、通風路2のシャット時における騒音、異音の発生を防止することができた。
(第7バリエーション)
第7バリエーションとして、切欠き部23の長さL(18mm)を有する内側端面24に、高さH(0.5mm)、幅W(1.5mm)のリブ25を内側端面24の両側部にて等間隔で6個突出形成した場合においても、通風路2のシャット時における騒音、異音の発生を防止することができた。
第7バリエーションとして、切欠き部23の長さL(18mm)を有する内側端面24に、高さH(0.5mm)、幅W(1.5mm)のリブ25を内側端面24の両側部にて等間隔で6個突出形成した場合においても、通風路2のシャット時における騒音、異音の発生を防止することができた。
(第8バリエーション)
第8バリエーションとして、切欠き部23の長さL(18mm)を有する内側端面24に、高さH(0.5mm)、幅W(1.0mm)のリブ25を内側端面24にて等間隔で7個突出形成した場合においても、通風路2のシャット時における騒音、異音の発生を防止することができた。
第8バリエーションとして、切欠き部23の長さL(18mm)を有する内側端面24に、高さH(0.5mm)、幅W(1.0mm)のリブ25を内側端面24にて等間隔で7個突出形成した場合においても、通風路2のシャット時における騒音、異音の発生を防止することができた。
尚、前記実施形態及び第1乃至第8バリエーションでは、切欠き部23の内側端面24に複数個のリブ25を等間隔で形成する例を挙げて説明したが、各リブ25を内側端面24に形成するについては、等間隔である必要はない。例えば、リブ25を内側端面24の両側で間隔を密に形成するとともに内側端面の中央部で間隔を疎に形成したり、また、リブ25を内側端面24の中央部で間隔を密に形成するとともに内側端面24の両側で間隔を疎に形成した場合においても、通風路2のシャット時における騒音、異音の発生を防止することができる。
1 レジスタ
2 通風路
3 リテーナ
4 空気吹出口
5 ベゼル
9 水平フィン
9A 中央水平フィン
10 操作ノブ
11 垂直フィン
11A 中央垂直フィン
11B 第1隣接垂直フィン
11C 第2隣接垂直フィン
12 ラック歯
13 ラック部材
14 ギア歯
15 ギア部材
23 切欠き部
24 内側端面
25 リブ
27 凹凸状の間隙
2 通風路
3 リテーナ
4 空気吹出口
5 ベゼル
9 水平フィン
9A 中央水平フィン
10 操作ノブ
11 垂直フィン
11A 中央垂直フィン
11B 第1隣接垂直フィン
11C 第2隣接垂直フィン
12 ラック歯
13 ラック部材
14 ギア歯
15 ギア部材
23 切欠き部
24 内側端面
25 リブ
27 凹凸状の間隙
Claims (1)
- 通風路を有するリテーナと、
リテーナの前面に配設され通風路からの空気を外部に吹出す空気吹出口が形成されたベゼルと、
リテーナの通風路に回動可能に設けられた複数の垂直フィンと、
リテーナの通風路にて空気流の下流側に回動可能に設けられた複数の水平フィンと、
水平フィンの1つにスライド可能に取り付けられるとともに各水平フィンを上下方向に回動させる操作部材と、
前記操作部材にて前記垂直フィンの1つに対向する位置にて操作部材の幅よりも小さい幅で形成されたラック歯を有するラック部材と、
前記1つの垂直フィンに設けられ、前記ラック部材のラック歯に噛合するギア歯を有するギア部材とを備え、
前記1つの水平フィンで操作部材をスライドしてラック部材を左右方向にスライドさせ、ラック部材とギア部材の協働により各垂直フィンを左右方向に回動させるレジスタにおいて、
前記1つの垂直フィンに、前記ギア部材を挿通する切欠き部と、切欠き部の端面に複数個のリブとを形成し、
前記操作部材を左方向又は右方向の一方向にスライドさせて前記各垂直フィンを一方向に最大限回動させ、前記各垂直フィンにより前記通風路を閉塞する際に、前記ギア部材のギア歯と前記各リブとの間には、凹凸状の間隙が形成されることを特徴とするレジスタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014098412A JP2015214255A (ja) | 2014-05-12 | 2014-05-12 | レジスタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109552004A (zh) * | 2017-09-25 | 2019-04-02 | 现代自动车株式会社 | 使用通气孔的旋钮打开和关闭气阀的装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0728711U (ja) * | 1993-11-04 | 1995-05-30 | 和光化成工業株式会社 | レジスタのエアダンパ構造 |
JP2005121259A (ja) * | 2003-10-14 | 2005-05-12 | Toyoda Gosei Co Ltd | 空調用レジスタ |
US20130012114A1 (en) * | 2011-07-05 | 2013-01-10 | Kia Motors Corp. | Air vent for vehicle |
-
2014
- 2014-05-12 JP JP2014098412A patent/JP2015214255A/ja active Pending
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