JP2015208331A - 梨汁の副産物を用いたティーバッグタイプ梨茶の製造方法及びこれにより製造された梨汁の副産物を用いたティーバッグタイプ梨茶 - Google Patents

梨汁の副産物を用いたティーバッグタイプ梨茶の製造方法及びこれにより製造された梨汁の副産物を用いたティーバッグタイプ梨茶 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、梨汁の副産物を用いたティーバッグタイプ梨茶の製造方法及びこれにより製造された梨汁の副産物を用いたティーバッグタイプ梨茶を提供するためのものである。
【解決手段】本発明は、梨を洗浄した後、破砕するステップ(ステップ1)、上記破砕された梨を梨の搾汁液と梨汁の副産物とに分離するステップ(ステップ2)、上記梨汁の副産物を乾燥するステップ(ステップ3)、上記乾燥された梨汁の副産物を粉末化するステップ(ステップ4)、及び上記粉末化された梨汁の副産物を包装するステップ(ステップ5)を含んで製造することを技術的特徴とし、梨汁の製造のために梨の搾汁時に収得される副産物である搾汁固形分を原料にして新たな形態のティーバッグタイプ梨茶を提供する効果があり、含水率を最適にしてティーバッグタイプ梨茶の流通期間を最大限に延長し、かつ梨の特有の味と香りが濃く現れ、梨汁の副産物とショウガとを最適の割合で混合して梨とショウガの特有の香りと味が混じり合って調和している長所がある。
【選択図】なし

Description

本発明は梨汁の副産物を用いたティーバッグタイプ梨茶の製造方法及びこれにより製造された梨汁の副産物を用いたティーバッグタイプ梨茶に関し、より詳しくは、梨汁の製造のために梨の搾汁時に収得される副産物である搾汁固形分を原料にして新たな形態のティーバッグタイプ梨茶を製造できるようにする、梨汁の副産物を用いたティーバッグタイプ梨茶の製造方法及びこれにより製造された梨汁の副産物を用いたティーバッグタイプ梨茶に関する。
梨はバラ科(Rosaceae)にナシ亜科(Pomoideae)、ナシ属(Pyrus)に属する落葉喬木または潅木性植物の果実であって、主として四季が明確な中国、韓国、イタリア、米国などで生産される。梨は収穫時期によって新水、水振、早生、幸水などの早生種と、新高、長十郎、豊水、栄山梨、黄金梨などの中生種と、甘川梨、秋黄梨、今村秋、晩三吉、華山などの晩生種とに区分することができるが、我が国では主として、新高、長十郎、晩三吉などが裁培されている。
梨はその果肉が主に水分からなっているが、糖度は11Brix内外である。本草綱目、韓方集約書など、古医学文献によれば、梨は胃潰瘍、便泌、利尿作用促進に効果があると知られており、痰、解熱、咳などにも効果があると知られている。
梨の味は甘くて冷たくて、多くの水分を含有しているので、脾臓と肺臓を潤沢にし、特に四象医学では梨が酒毒をなくし、のどの渇きと煩熱を無くし、咳を止めるようにし、痰を無くすといって、太陰人に良いと見た。
また、梨に多く含まれている繊維や酵素が大都市にたくさん発生している微細ホコリと天ぷら食品による毒性物質を排泄させることによって、発癌作用を抑制する効果を発揮すると知られている。
このような梨は品種によって差があるが、100g当たり水分含有量が85〜88%程度で非常に高くて、のどの渇きの解消と利尿作用に助けになり、糖分含有量は10〜13%に高い方であり、そのうち、ソルビトールは大便軟化能力があるので便泌解消を助ける。また、梨の蛋白質含有量は0.3%位で、その中に含まれているアスパラギン酸は肝臓の活動を促進させて、二日酔い解消作用をし、石細胞などの食物繊維が多くて便泌及び整腸作用にも効果が高い。一方、マグネシウム及びカリウムなどのアルカリ性無機質が無機質含有量のうちの75%位含まれている強アルカリ性食品であって、酸性体質を改善する。
また、梨に含まれている機能性物質であるフラボノイド類のうち、ケルセチンは坑癌や抗酸化作用に卓越し、ルテオリンは気管支炎、痰、咳を鎮める効果がある。
一方、梨に含まれているポリフェノール化合物は坑癌作用だけでなく、血圧降下、痛風予防、抗酸化、美白、免疫機能増大、コレステロール低下などに効能があると確認された。
しかしながら、梨は果物の特性上、その保存期間が短くて保存条件が難しくて、長時間保管しながら摂取することに困難性がある。また、収穫期が過ぎて遅く収穫された梨は大部分鬆が入っているので、その糖度は高いが、果物として摂取することには困難な状態になって、廃棄処分される場合が多い。
上記のような問題を解決するために、特許文献1(2006.03.30.)には収穫期を遅らせて鬆が入った梨から採取した梨汁の製造方法が開示されており、特許文献2(2013.04.16.)には鬆が入った梨から梨汁を抽出する梨汁の製造方法が開示されている。
上記梨汁の製造方法は、収穫過程で多少の傷物が発生した梨または鬆が入った梨を活用して梨汁を製造する長所があるが、梨から梨汁を抽出した残りの副産物を廃棄する問題がある。
上記のような問題を解決するために、特許文献3(2013.05.22.)には梨加工副産物スラッジを用いた梨ペースト及びその製造方法が開示されており、特許文献4(2012.05.22.)には梨加工副産物を用いた機能性梨発酵液及びその使用方法が開示されている。
上記特許は梨加工副産物を用いた梨ペースト、梨丸及び梨マッコリの製造方法に関するものであるが、未だ梨汁の副産物を用いたティーバッグタイプ梨茶は開発されていない。
大韓民国登録特許公報第10−0566574号 大韓民国登録特許公報第10−1253871号 大韓民国登録特許公報第10−1265984号 大韓民国公開特許公報第10−2012−0051616号
本発明の目的は、梨汁の製造のために梨の搾汁時に収得される副産物である搾汁固形分を原料にして新たな形態のティーバッグタイプ梨茶を製造できるようにする、梨汁の副産物を用いたティーバッグタイプ梨茶の製造方法及びこれにより製造された梨汁の副産物を用いたティーバッグタイプ梨茶を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明は次のような手段を提供する。
本発明は梨を洗浄した後、破砕するステップ(ステップ1)、上記破砕された梨を梨の搾汁液と梨汁の副産物とに分離するステップ(ステップ2)、上記梨汁の副産物を乾燥するステップ(ステップ3)、上記乾燥された梨汁の副産物を粉末化するステップ(ステップ4)、及び上記粉末化された梨汁の副産物を包装するステップ(ステップ5)を含む梨汁の副産物を用いたティーバッグタイプ茶の製造方法を提供する。
上記ステップ2の以後に、上記梨汁の副産物95重量%に2〜3mmのサイズに破砕したショウガ5重量部%を混合し、7分間攪拌するステップが追加できる。
上記ステップ3は、上記梨汁の副産物を電気熱風乾燥器を用いて75度で18時間熱風乾燥して含水率が0.3%になるようにする。
上記電気熱風乾燥器には上記梨汁の副産物が盛られるざるが所定の間隔を維持しながら積層され、上記ざるに盛られる上記梨汁の副産物の厚さが1.0〜1.5cmであり、湿気を外部に抜くドレーンが上記電気熱風乾燥器の下端部に備えられる。
また、本発明は上記製造方法により製造される梨汁の副産物を用いたティーバッグタイプ梨茶を提供する。
本発明に従う梨汁の副産物を用いたティーバッグタイプ梨茶は、梨汁の製造のために梨の搾汁時に収得される副産物である搾汁固形分を原料にして新たな形態のティーバッグタイプ梨茶を提供する効果があり、含水率を最適にしてティーバッグタイプ梨茶の流通期間を最大限に延長しながらも梨の特有の味と香りが濃く現れ、梨汁の副産物とショウガとを最適の割合で混合して梨とショウガの特有の香りと味が混じり合って調和している長所がある。
以下、本発明を詳細に説明すると、次の通りである。
まず、本発明に従う梨汁の副産物を用いたティーバッグタイプ梨茶の製造方法を説明する。
本発明の梨汁の副産物を用いたティーバッグタイプ茶の製造方法は、梨を洗浄した後、破砕するステップ(ステップ1)、上記破砕された梨を梨の搾汁液と梨汁の副産物とに分離するステップ(ステップ2)、上記梨汁の副産物を乾燥するステップ(ステップ3)、上記乾燥された梨汁の副産物を粉末化するステップ(ステップ4)、及び上記粉末化された梨汁の副産物を包装するステップ(ステップ5)を含む。
上記ステップ1で、洗浄過程では水を用いて準備した梨(Pear)を洗浄することができる。例えば、洗浄過程ではエアー(Air)を梨に噴射して梨の表面に付いている異質物、ホコリなどを一次的に除去した以後に、スプレー(Spray)方式により水を梨に噴射して梨を清潔に洗浄することができる。
上記破砕過程では、洗浄過程で洗浄した梨を細かく破砕することができる。洗浄した梨を破砕機に投入して皮とたねごと破砕することができる。梨を皮とたねごと破砕するようになれば、工程時間を短縮することができ、また皮とたねに含まれた栄養分をティーバッグタイプ梨茶に含むことができる。上記破砕過程で梨を大き過ぎるサイズに破砕する場合には、以後の乾燥過程で梨汁の副産物が円滑に乾燥できないことがある。したがって、梨汁の副産物の乾燥を円滑にするために破砕過程では梨を3〜5mmのサイズに破砕することが好ましい。
上記ステップ2は上記破砕された梨を梨の搾汁液と梨汁の副産物とに分離するステップであって、上記破砕された梨を圧搾器に投入し、圧力を加えて上記破砕された梨を圧搾することにより梨汁を搾ることができる。上記梨の搾汁液は殺菌及び濾過過程を通じて梨汁として使用できる。
上記梨汁の副産物は梨の搾汁粕固形分であって、原料の梨の20〜30重量%位になり、梨の果皮と梨の芯、及び果肉の石細胞が主成分をなしており、糖分、ミネラル、食物繊維、及び生理機能性物質であるフラボノイド物質が多量含まれている。
上記ステップ2の以後に、上記梨汁の副産物95重量%にショウガ5重量%を混合するステップが追加できる。上記ショウガはショウガ科に属する亜熱帯及び熱帯性多年生植物であって、我が国だけでなく世界的に広く用いられている香辛料の一つであり、食品の官能性を向上させるために添加する調味成分の一つとして使われている。また、ショウガは人体に有益なさまざまな成分が含まれているので、茶(tea)や薬剤に広く使われてきた。ショウガの75%位は水分であり、全体固形分の40〜60%は澱粉が占めている。精油成分には、ジンジベロール(zingiberol)、ジンジベレン(zingiberene)などが含まれており、特異成分に6−ジンゲロール(6-gingerol、0.1〜0.3%)、ジンゲロン(zingerone)、6ショウガオール(6-shogaol、0.04%)、ガンマ−アミノブチル酸(gamma-aminobutyric acid)などが含まれている。上記ショウガが5重量%未満混合されれば、ショウガの有用成分が不十分になることがあり、ショウガが5重量%超過混合されれば、ショウガの苦味と辛い味があまりに強くなる問題がある。上記ショウガは、破砕機を用いて2〜3mmのサイズに破砕後、上記梨汁の副産物と7分間攪拌することが好ましい。上記ショウガが3mmより大きければ、以後に乾燥が円滑になされないことがある。上記梨汁の副産物とショウガを7分未満攪拌すれば、均一に混合されない問題があり、7分間攪拌すれば、均一に混合されるので、これ以上攪拌しなくてもよい。
上記ステップ3は、上記梨汁の副産物を電気熱風乾燥器を用いて75度で18時間の間熱風乾燥して含水率が0.3%になるようにすることが好ましい。含水率が0.3%未満であれば、梨の特有の味と香りが少なく現れる問題があり、含水率が0.3%超過すれば、流通過程でティーバッグタイプ梨茶に変質が生じる問題がある。
また、75度未満の温度で熱風乾燥すれば、乾燥にかかる時間があまりに多いという問題があり、75度超過の温度で熱風乾燥すれば、梨の特有の味と香りが少なく現れる問題がある。
上記電気熱風乾燥器には上記梨汁の副産物が盛られるざるが所定の間隔を維持して積層される構造となっている。上記ざるに盛られる上記梨汁の副産物の厚さは1.0〜1.5cmが好ましい。上記ざるに盛られる梨汁の副産物の厚さが1.0cm未満であれば、乾燥はよくなされるが、乾燥できる梨汁の副産物の量が少なくなる問題があり、厚さが1.5cmを超過すれば、ざるに盛られた梨汁の副産物のうち、中間に位置した梨汁の副産物の乾燥が不十分になる問題がある。
湿気を外部に抜くドレーンが上記電気熱風乾燥器の上層部に位置するようになれば、上記電気熱風乾燥器の下部に位置した梨汁の副産物の乾燥が不十分になる問題がある。したがって、本発明ではドレーンが電気熱風乾燥器の下端部に備えられて、湿気が円滑に排出されるので、上記電気熱風乾燥器の下部に位置した梨汁の副産物もよく乾燥されるようにすることに特徴がある。
上記電気熱風乾燥器の構造は特別に限定されず、排出ダクトの外面に塗布されたセラミック材質の遠赤外線放射物質から遠赤外線が放射されて上記ざるに盛られた梨汁の副産物に投射できる。
上記ステップ4は、上記乾燥された梨汁の副産物を粉碎機に移送して40〜60meshのサイズに粉末化することが好ましい。
上記ステップ5は、上記粉末化された梨汁の副産物をティーバッグ包装紙に入れて封入して包装することが好ましい。
また、本発明は上記製造方法により製造される梨汁の副産物を用いたティーバッグタイプ梨茶を提供する。
本発明に従う梨汁の副産物を用いたティーバッグタイプ梨茶は、梨汁の製造のために梨の搾汁時に収得される副産物である搾汁固形分を原料にして新たな形態のティーバッグタイプ梨茶を提供する効果があり、含水率を最適にしてティーバッグタイプ梨茶の流通期間を最大限に延長しながらも梨の特有の味と香りが濃く現れて、梨汁の副産物とショウガとを最適の割合で混合して梨とショウガの特有の香りと味が混じり合って調和している長所がある。
以下、実施形態を通じて本発明の構成及び効果をより詳細に説明する。これらの実施形態は本発明を例示するためのものであり、本発明の範囲がこれらの実施形態により制限されるものではない。
(実施形態1)
梨を食用水で洗浄し、破砕機を用いて3〜5mmのサイズに破砕した。上記破砕された梨を圧搾器を用いて梨の搾汁液と梨汁の副産物とに分離した。上記梨汁の副産物を電気熱風乾燥器を用いて75度で18時間熱風乾燥して含水率が0.3%になるようにした。上記乾燥された梨汁の副産物を粉碎機に移送して平均粒度50meshのサイズに粉末化させた。上記粉末化された梨汁の副産物5gをティーバッグ包装紙に入れて封入して包装して梨汁の副産物を用いたティーバッグタイプ梨茶を製造した。
(比較例1)
実施形態1で、75℃で16時間熱風乾燥して含水率が0.5%になるように乾燥することを除いて、残りは同一にして梨汁の副産物を用いたティーバッグタイプ梨茶を製造した。
(比較例2)
実施形態1で、75℃で12時間熱風乾燥して含水率が1.0%になるように乾燥することを除いて、残りは同一にして梨汁の副産物を用いたティーバッグタイプ梨茶を製造した。
(実験例1)
上記実施形態1、比較例1、及び比較例2により製造された梨汁の副産物を用いたティーバッグタイプ梨茶を各々保管方法を異にして変質する期間を比較し、その結果を<表1>に示した。
Figure 2015208331
上記のように実施形態1の製造方法により製造されたティーバッグタイプ梨茶は、比較例1及び比較例2の製造方法により製造されたティーバッグタイプ梨茶に比べて変質期間が明確に長いことを確認することができた。
(比較例3)
実施形態1で、70℃で20時間熱風乾燥して含水率が0.3%になるように乾燥することを除いて、残りは同一にして梨汁の副産物を用いたティーバッグタイプ梨茶を製造した。
(比較例4)
実施形態1で、80℃で16時間熱風乾燥して含水率が0.3%になるように乾燥することを除いて、残りは同一にして梨汁の副産物を用いたティーバッグタイプ梨茶を製造した。
(比較例5)
実施形態1で、80℃で18時間熱風乾燥して含水率が0.1%になるように乾燥することを除いて、残りは同一にして梨汁の副産物を用いたティーバッグタイプ梨茶を製造した。
(実験例2)
上記実施形態1及び比較例3乃至比較例5により製造された梨汁の副産物を用いたティーバッグタイプ梨茶を65℃の水80mlに30秒間浸漬させ、まんべんなくかき混ぜた後、成人男女10名(男子5名、女子5名)を対象に、味と香りに対して下記のように測定して、その結果を下記の<表2>に示した。(対象者らに一次テスト後、次のテストには口を漱いで、その前に飲用した茶の味と香りが残っていないようにした。)
(味)
○:梨の特有の味が非常に濃く現れる
△:梨の特有の味が濃く現れる
×:梨の特有の味が比較的少なく現れる
(香り)
○:梨の特有の香りが非常に濃く現れる
△:梨の特有の香りが濃く現れる
×:梨の特有の香りが比較的少なく現れる
Figure 2015208331
上記<表2>の結果から分かるように、実施形態1の梨汁の副産物を用いたティーバッグタイプ梨茶は、比較例3乃至比較例5の梨汁の副産物を用いたティーバッグタイプ梨茶に比べて梨の特有の味と香りがより濃く現れることを確認することができる。
(実施形態2)
梨を食用水で洗浄し、破砕機を用いて3〜5mmのサイズに破砕した。上記破砕された梨を圧搾器を用いて梨の搾汁液と梨汁の副産物とに分離した。破砕機を用いてショウガを2〜3mmのサイズに破砕した。上記梨汁の副産物95重量%にショウガ5重量%を混合し、7分間攪拌した。上記梨汁の副産物及びショウガを電気熱風乾燥器を用いて75℃で18時間熱風乾燥して含水率が0.3%になるようにした。上記乾燥された梨汁の副産物及びショウガを粉碎機に移送して平均粒度50meshのサイズに粉末化させた。上記粉末化された梨汁の副産物及びショウガ5gをティーバッグ包装紙に入れて封入して包装して梨汁の副産物を用いたティーバッグタイプ梨茶を製造した。
(比較例6)
実施形態2で、梨汁の副産物95重量%にショウガ5重量%を混合する代わりに、梨汁の副産物96重量%に対してショウガ4重量%を混合することを除いて、残りは同一にして梨汁の副産物を用いたティーバッグタイプ梨茶を製造した。
(比較例7)
実施形態2で、梨汁の副産物95重量%にショウガ5重量%を混合する代わりに、梨汁の副産物94重量%に対してショウガ6重量%を混合することを除いて、残りは同一にして梨汁の副産物を用いたティーバッグタイプ梨茶を製造した。
(実験例3)
上記実施形態2、比較例6、及び比較例7により製造された梨汁の副産物を用いたティーバッグタイプ梨茶を65℃の水80mlに30秒間浸漬させてまんべんなくかき混ぜた後、よく訓練された官能検査要員30名を対象に3回の反復による官能評価を実施し、その結果を次の<表3>に示した。官能検査項目は、味、香り、全体的な嗜好度に対して実施し、5点尺度法により5点を満点にして、次の評価基準により被試験者が点数を記録した後、これらの平均値を求めて記録した。
5:非常に良い〜1:非常に悪い
Figure 2015208331
<表3>に示すように、実施形態2により製造された梨汁の副産物を用いたティーバッグタイプ梨茶は、比較例6のティーバッグタイプ梨茶に比べて香りで優れる官能的点数を示し、比較例7のティーバッグタイプ梨茶に比べて味で優れた官能的点数を示した。描写分析でも実施形態2の梨汁の副産物を用いたティーバッグタイプ梨茶が梨とショウガの特有の香りと味が混じり合って調和している感じがすると答えた。
したがって、本発明に従う梨汁の副産物を用いたティーバッグタイプ梨茶は、梨の含水率を最適にしてティーバッグタイプ梨茶の流通期間を最大限に延長し、かつ梨の特有の味と香りが濃く現れて、梨汁の副産物とショウガとを最適の割合で混合して梨とショウガの特有の香りと味が混じり合って調和している長所がある。

Claims (3)

  1. 梨を洗浄した後、破砕するステップ(ステップ1)と、
    前記破砕された梨を梨の搾汁液と梨汁の副産物とに分離するステップ(ステップ2)と、
    前記梨汁の副産物を乾燥するステップ(ステップ3)と、
    前記乾燥された梨汁の副産物を粉末化するステップ(ステップ4)と、
    前記粉末化された梨汁の副産物を包装するステップ(ステップ5)とを含み、かつ
    前記ステップ3は、前記梨汁の副産物を電気熱風乾燥器を用いて75℃で18時間熱風乾燥して含水率が0.3%になるようにする梨汁の副産物を用いたティーバッグタイプ梨茶の製造方法。
  2. 前記電気熱風乾燥器には前記梨汁の副産物が盛られるざるが所定の間隔を維持して積層され、前記ざるに盛られる前記梨汁の副産物の厚さが1.0〜1.5cmであり、湿気を外部に抜くドレーンが前記電気熱風乾燥器の下端部に備えられることを特徴とする、請求項1に記載の梨汁の副産物を用いたティーバッグタイプ梨茶の製造方法。
  3. 請求項1または請求項2のうちのいずれか一項の製造方法により製造されることを特徴とする、梨汁の副産物を用いたティーバッグタイプ梨茶。
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