JP2015208306A - 移植装置および移植機 - Google Patents

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Teruaki Sato
輝明 佐藤
達志 久保
Tatsushi Kubo
達志 久保
敏郎 大坪
Toshiro Otsubo
敏郎 大坪
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Abstract

【課題】移植装置の軽量化と部材の摩耗を抑制する技術を提供する。【解決手段】本移植装置は、押出棒、横送りベルト、縦送りベルト、送り出し爪、動力伝動部50、動力変換部を有する。動力伝動部50は、第1ケース391の内部で入力された動力を複数の出力軸に伝動する。この複数の出力軸は、送り出し爪出力軸56と第1回動軸57とを含む。動力変換部は、第2ケースの内部で、左右に延びる第1回動軸57の回動動力を直線運動動力に変換して押出棒出力軸へ出力する。押出棒出力軸は、押出棒に動力を変換せず伝達する。該構成により、送り出し爪の駆動のために別の動力源を設けたり、ケースの外部に動力変換部や動力増幅部を設ける必要が無い。これにより、部品点数が少なくなり、移植機が軽量化できる。また、ケース内に動力変換部・動力増幅部に相当する機構が入っているため、部材の摩耗が生じにくい。【選択図】図6

Description

本発明は、移植装置および移植機に関する。
従来、稲や野菜などの苗を圃場に移植する移植機として、苗箱に育成されたポット苗を圃場に移植する移植機が知られている。従来の稲のポット苗を水田に移植する移植機については、例えば、特許文献1に記載されている。
特許文献1に記載の稲用の移植機では、図11に示すように、苗箱搬送路81に沿って搬送された苗箱に収容されたポット苗は、押出棒82により苗箱から取り出される。そして、苗箱から取り出されたポット苗は、苗受け台83により方向を変えて横送りベルト84へと移送される。横送りベルト84から左右方向に搬送されたポット苗は、横送りベルト84の下流側端部からガイド板85に沿って落下し、ロータリーケース86に供えられた植付爪87に保持され、圃場へ移植される。そして、これらの各部には、外部から入力された駆動力をミッションケース88の内部で複数の出力軸へと伝達・変換することにより、駆動力が供給される。
動力伝達機構をミッションケースの外部に設けると、各部材同士の接触箇所において摩耗が生じ、各部に伝達される駆動力の低減や振動などの原因となる。そのため、動力伝達機構は、なるべく、各部材同士の接触部に潤滑油を十分に介在させることができるミッションケースの内部に収容することが望ましい。
特許第5392624号公報
しかしながら、従来の移植機では、押出棒を駆動するための前後方向の直線往復動作を増幅させるための大型の増幅機構がミッションケースの外部に設けられていた。そのため、当該増幅機構の各部材の接触箇所において摩耗が生じやすいという問題があった。また、直線運動を増幅させるために、大型の増幅機構を有していたため、移植装置の重量を増加させていた。
一方、野菜などの苗を畑に移植する移植装置の場合、図2に示すように、ガイド板に代えて、横送りベルト41の下流側端部から下方へポット苗を搬送する縦送りベルト42を有し、植付爪を有するロータリーケースに代えて、植付輪372を有する。また、野菜用の移植装置は、横送りベルト41の下流側端部から一対の縦送りベルト42の間へポット苗を押し込むために、送り出し爪(図5参照)を有する。なお、その他の苗箱搬送路、押出棒、苗受け台、横送りベルト等の機構については、稲用の移植装置と同様の構成をしている。
このように、稲用の移植装置と、野菜用の移植装置とをなるべく共通の部材を用いて設計すると、生産効率を向上できる。そこで、稲用の移植装置の構成をできるだけ変更せずに野菜用の移植装置において、稲用の移植装置を製造することが望ましい。しかしながら、単に稲用の動力伝達機構をそのまま転用すると、ミッションケースの外部に送り出し爪用の動力伝達機構または動力発生機構を設けることとなり、当該機構の摩耗や、移植装置が重量化といった問題が生じる虞がある。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであり、移植装置を軽量化するとともに、部材の摩耗を抑制する技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本願の第1発明は、苗箱に保持された複数のポット苗を圃場に移植する移植装置であって、苗箱を移動させる複数の搬送機構を有する、苗箱搬送路と、前記苗箱搬送路上を搬送される前記苗箱から前記ポット苗を押し出す、押出棒と、前記苗箱から取り出された前記ポット苗を左右方向へ輸送する横送りベルト、および、前記横送りベルトの下流側において前記ポット苗を下方へ輸送する縦送りベルトを有する苗送りベルト部と、前記横送りベルトの下流側端部から前記縦送りベルトへと前記ポット苗を押し出す、送り出し爪と、前記縦送りベルトの下流側において、前記ポット苗を圃場へ植え付ける、植付部と、第1ケースと、第2ケースと、前記第1ケースの内部において、入力された動力を複数の出力軸に伝動する、動力伝動部と、前記第2ケースの内部において、往復回動動力を直線運動動力に変換する、動力変換部と、を有し、前記動力伝動部の複数の前記出力軸は、前記送り出し爪に回転動力を伝達する、送り出し爪出力軸と、前記動力変換部に往復回動動力を伝達する、第1回動軸と、を含み、前記動力変換部は、左右に延びる前記第1回動軸の往復回動動力を、前後方向の直線運動動力に変換して押出棒出力軸へ出力し、前記押出棒出力軸は、前記押出棒に動力を変換することなく伝達し、前記押出棒とともに前後方向に直線往復運動を行う。
本願の第2発明は、第1発明の移植装置であって、前記動力変換部は、前記第1回動軸の周囲に設けられたピニオンと、前記押出棒出力軸と直接接続され、前後方向に配置されたラックと、を含む。
本願の第3発明は、第1発明または第2発明の移植装置であって、前記動力伝動部は、前後方向に延び、回転動力を入力する、入力軸と、前記入力軸の回転動力の回転方向を変換する、回転方向変換機構と、左右方向に延び、前記回転方向変換機構を介して前記入力軸の回転動力が伝達されて回転する、変換軸と、を有し、前記送り出し爪出力軸は、左右方向に延び、前記変換軸からギアを介して回転動力が伝達される。
本願の第4発明は、第3発明の移植装置であって、前記苗箱から押出された前記ポット苗を載置し、前記横送りベルトへ前記ポット苗を移送する、苗受け台をさらに有し、前記動力伝動部の複数の前記出力軸は、前記植付部へ回転動力を出力する、植付部出力軸と、前記苗受け台へ回転動力を出力する、苗受け台出力軸と、前記搬送機構へ往復回動動力を出力する、第2回動軸と、をさらに含み、前記動力伝動部は、回転動力を往復回動動力に変換する、第1カム機構および第2カム機構をさらに有し、前記植付部出力軸の周囲に設けられたギアと、前記変換軸の周囲に設けられたギアとを介して、前記変換軸の回転動力が前記植付部出力軸に伝達され、前記苗受け台出力軸の周囲に設けられたギアと、前記変換軸の周囲に設けられたギアとを介して、前記変換軸の回転動力が前記苗受け台出力軸に伝達され、前記送り出し爪出力軸の周囲に設けられたギアと、前記変換軸の周囲に設けられたギアと、その間に介在する2つのギアとを介して、前記変換軸の回転動力が前記送り出し爪出力軸に伝達され、前記第1カム機構を介して、前記苗受け台出力軸の回転動力が前記第1回動軸の往復回動動力に変換され、前記第2カム機構を介して、前記苗受け台出力軸の回転動力が前記第2回動軸の往復回動動力に変換される。
本願の第5発明は、第1発明ないし第4発明のいずれかの移植装置と、前記移植装置を搭載し、走行用動力を有する、走行部と、を有し、前記動力伝動部には、前記走行用動力から分岐された動力が入力される、移植機である。
本願の第1発明から第5発明によれば、送り出し爪への動力を、動力伝動部を介して出力することにより、送り出し爪の駆動のために別の動力源を設ける必要が無い。これにより、部品点数が少なくなり、移植機が軽量化できる。また、押出棒に直接作用する動力をケースの内部から出力する。これにより、ケースの外部に動力変換部や動力増幅部を設ける必要が無い。そのため、移植装置を軽量化できる。また、ケース内部にはオイルが各接続部間に介在しているため、このようにケース内に動力変換部・動力増幅部に相当する機構が入っていると、これらの部分の摩耗による問題が生じにくい。
特に、本願の第2発明によれば、動力変換部にラック−ピニオン構造を採用しているため、回動軸の回転動力を、大きな前後の往復直線運動に変換できる。これにより、ケースの外部において動力変換部からの動力を増幅する必要が無い。
一実施形態に係る移植機の側面図である。 一実施形態に係る移植装置の側面図である。 一実施形態に係る苗取り出し部および苗移送部の部分側面図である。 一実施形態に係る苗取り出し部および苗移送部の部分側面図である。 一実施形態に係る苗移送部および植付部37の斜視図である。 一実施形態の動力伝動部の左右方向から見た各部材の配置を示した図である。 一実施形態の動力伝動部のA−A矢視断面図である。 一実施形態の動力伝動部のB−B矢視断面図である。 一実施形態の動力変換部および押出棒の上面図である。 一実施形態の動力変換部の左右方向から見た各部材の配置を示した図である。 従来のミッションケースの内部構造を示した図である。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、本願では、移植機および移植装置の進行方向を「前方向」、移植機および移植装置の進行方向と逆の方向を「後方向」とそれぞれ称する。また、本願では、移植機および移植装置の使用時の姿勢に従って上下方向を定義する。
<1.第1実施形態>
<1−1.移植機全体の構成について>
図1は、移植機1の側面図である。図2は、移植装置3の側面図である。この移植機1は、苗箱において育成された複数のタマネギのポット苗を、圃場9へ移植する装置である。図1に示すように、本実施形態の移植機1は、走行部2と、移植装置3とを有する。
走行部2は、複数の車輪21と、車輪21に走行自在に支持された走行車体22とを有する。また、走行車体22には、作業者が着座する運転座席23と、ハンドルや各種レバー等を含む操作部24と、移植装置3を昇降可能に取り付ける昇降装置25とが備えられている。
ポット苗の移植時には、移植機1は、車輪21により走行車体22を前進させつつ、移植装置3がポット苗を苗箱から取り出して順次に圃場9へ移植する。本実施形態の移植機1は、走行部2の後方に移植装置3が配置された、いわゆるリアマウント式の乗用型移植機である。
昇降装置25は、移植装置3を昇降可能に走行部2に取り付ける。昇降装置25は、上リンク251および下リンク252を有する。上リンク251および下リンク252は、前方端部が走行車体22に回動可能に固定され、後方端部が移植装置3に回動可能に固定されている。昇降装置25は、走行車体22に固定された油圧発生装置(図示せず)の油圧を用いて、上リンク251および下リンク252を回動させる。これにより、走行部2に対して移植装置3が昇降する。
本実施形態では、昇降装置25は、苗移植時には、図1に示すように、後述する植付部37の下端部が圃場9に接触する位置まで移植装置3を下降させる。これにより、ポット苗を、圃場9の適切な深さに植え付けることができる。また、昇降装置25は、ポット苗の移植を行わない移動時や旋回時には、移植装置3を上昇させる。これにより、移植装置3が、道路や圃場9と接触することが抑制されている。
移植装置3は、ポット苗を苗箱から取り出して圃場9へ移植する装置である。図1に示すように、移植装置3は、昇降装置25を介して走行車体22の後方に昇降自在に取り付けられている。また、図2に示すように、移植装置3は、第1苗箱搬送路31、第2苗箱搬送路32、苗取り出し部33、空箱搬送路34、空箱収納部35、苗移送部36、植付部37、および、鎮圧ローラ38を有する。
本実施形態の移植装置3は、第1苗箱搬送路31、第2苗箱搬送路32、苗取り出し部33、空箱搬送路34、空箱収納部35、および、苗移送部36をそれぞれ左右に2つずつ有する。また、本実施形態の移植装置3は、植付部37を4つ有する。
第1苗箱搬送路31、第2苗箱搬送路32、苗取り出し部33、空箱搬送路34、空箱収納部35、および、苗移送部36はそれぞれ2条分の苗箱およびポット苗を搬送し、植付部37はそれぞれ1条分のポット苗を移植できるため、本実施形態の移植装置3は、全部で4条分のポット苗を同時に移植できる。
第1苗箱搬送路31、第2苗箱搬送路32、および空箱搬送路34は、苗箱を搬送するための搬送路である。 第1苗箱搬送路31、第2苗箱搬送路32、および空箱搬送路34には、それぞれ、各搬送路に載置された苗箱を搬送する搬送機構30が備えられている。
第1苗箱搬送路31の前方側の端部は、第1苗箱搬送路31に苗箱が供給される供給口310となっている。供給口310から供給された苗箱は、図2中実線矢印で示すように、第1苗箱搬送路31上を搬送され、第2苗箱搬送路32へと乗り移る。苗箱が第2苗箱搬送路32上において一定の高さに達すると進行方向が変わり、苗箱は、図2中破線矢印で示すように、第2苗箱搬送路32上を斜め下方向へ搬送される。
第2苗箱搬送路32の下端部付近には、苗取り出し部33が配置されている。苗取り出し部33は、第2苗箱搬送路32の下端部を通過する苗箱からポット苗を取り出す。
ポット苗が取り出され、空になった苗箱は、空箱搬送路34へと進む。空箱搬送路34は、苗取り出し部33から下方に進んだ後、方向転換し、第1苗箱搬送路31および第2苗箱搬送路32の後方および上方を通って空箱収納部35へ達する。このように、苗取り出し部33を通過し空になった苗箱は、空箱搬送路34上を搬送され、空箱収納部35に回収される。
一方、苗取り出し部33において苗箱から取り出されたポット苗は、苗移送部36により1株ずつ植付部37へと移送され、植付部37において圃場9に移植される。
鎮圧ローラ38は、植付部37の前方に配置された整地ローラである。鎮圧ローラ38が植付部37の前方に配置されることにより、耕運後の圃場を整地することなく移植機1により苗の移植を行うことができる。
<1−2.苗取り出し部、苗移送部および植付部の構成について>
次に、苗取り出し部33、苗移送部36、および植付部37の詳細な構成について説明する。図3および図4は苗取り出し部33および苗移送部36の部分側面図である。図5は、苗移送部36および植付部37の斜視図である。
前述の通り、本実施形態の移植装置3は、苗取り出し部33、および、苗移送部36、をそれぞれ左右に2つずつ有し、植付部37を4つ有する。ここでは、1つの苗取り出し部33、1つの苗移送部36、および2つの植付部37の構成について説明する。
図2に示すように、苗取り出し部33は、略水平に並ぶ複数の押出棒331を有する。押出棒331は、図3に示すように、苗箱に2次元的に配列された苗育成室のそれぞれの底面に設けられた切り込みに挿入されることにより、第2苗箱搬送路32上を搬送される苗箱内に保持されたポット苗の根部を、苗箱から押し出す。これにより、ポット苗が、苗箱から取り出される。
苗移送部36は、図2〜図4に示すように、苗受け台361、苗送りベルト部362、および送り出し爪363(図5参照)を有する。苗受け台361は、複数の押出棒331により苗箱から同時に押し出された複数のポット苗を載置し、把持しつつ、その方向を転換させながら、苗送りベルト部362へ移送する。苗送りベルト部362は、ポット苗を左右方向へ輸送する横送りベルト41と、横送りベルト41の下流側においてポット苗を下方へ輸送する2つの縦送りベルト42とを有する。送り出し爪363は、横送りベルト41の下流側端部から縦送りベルト42へとポット苗を送り出す。
図3に示すように、押出棒331により苗箱から押し出された複数のポット苗は、葉部が前方、根部が後方となる向きで苗受け台361に載置される。複数のポット苗を把持した苗受け台361は、回転しつつ下降することにより、図4に示すように、ポット苗を葉部が後方、根部が前方となる向きに方向転換する。そして、苗受け台361が所定の位置で各ポット苗を解放することにより、複数のポット苗が横送りベルト41の上へ落下する。
図5に示すように、横送りベルト41は、ポット苗を右側に移送する右横送りベルト411と、ポット苗を左側に移送する左横送りベルト412とを有する。右横送りベルト411は、その上に載置されたポット苗を右方向へ輸送し、左横送りベルト412は、その上に載置されたポット苗を左方向へ輸送する。
2つの縦送りベルト42は、右横送りベルトの下流側端部の下方と、左横送りベルトの下流側端部の下方に配置される。図5中では、2つの縦送りベルト42のうち、左横送りベルトのみが図示されている。縦送りベルト42はそれぞれ、左右2つのベルト421により構成されている。これにより、縦送りベルト42は、ポット苗を左右2つのベルト421で挟みながら、下方へ輸送する。
送り出し爪363は、横送りベルト41の下流側端部から縦送りベルト42の上部に落下したポット苗を、縦送りベルト42の左右2つのベルト421の間に押し込む。これにより、ポット苗が縦送りベルト42の上部で滑ることなく、縦送りベルト42に確実に保持される。
植付部37は、それぞれ、溝切り板371、植付輪372、および土寄せ輪373を有する。溝切り板371は、圃場9の土壌表面に、ポット苗を植え付けるための植付溝を形成する。植付輪372は、縦送りベルト42の下流側においてポット苗の葉部を一対の円板で挟み、ポット苗の葉部を把持しつつ回転し、ポット苗の根部が植付溝内に入る位置でポット苗の葉部を解放する。これにより、植付部37は、ポット苗の根部を植付溝内に移植する。土寄せ輪373は、ポット苗の移植された植付溝を埋め戻す。これにより、ポット苗の根部付近が土で覆われ、ポット苗が圃場9に定着する。
<1−3.動力伝動部および動力変換部の構成>
続いて、移植装置3の動力伝動部50および動力変換部70の構成について説明する。図6は、動力伝動部50の左右方向から見た各部材の配置を示した図である。図7は、動力伝動部50のA−A矢視断面図である。図8は、動力伝動部50のB−B矢視断面図である。図9は、動力変換部70および押出棒331上面図である。図10は、動力変換部70の左右方向から見た各部材の配置を示した図である。
図6〜図8に示すように、動力伝動部50は、入力軸500、変換軸51、植付部出力軸52、苗受け台出力軸53、第1非出力軸54、第2非出力軸55、送り出し爪出力軸56、第1回動軸57、および、第2回動軸58を有する。また、動力伝動部50は、上記各軸の周囲に設けられたギア501,511,512,513,514,521,531,541,551,552,561,571、第1カム532、第2カム533、第1レバー61、および、第2レバー62を有する。
入力軸500の周囲には、ギア501が設けられている。変換軸51の周囲には、ギア511,512,513,514が設けられている。植付部出力軸52の周囲には、ギア521が設けられている。苗受け台出力軸53の周囲には、ギア531、第1カム532、および第2カム533が設けられている。第1非出力軸54の周囲には、ギア541が設けられている。第2非出力軸55の周囲には、ギア551,552が設けられている。送り出し爪出力軸56の周囲には、ギア561が設けられている。また、第1回動軸57の周囲には、ギア571が設けられている。
なお、図6中において、ギア501,511,512,513,514,521,531,541,551,552,561,571、および、後述する第1レバー61のラック部614の歯車形状については、歯車の外径のみを示している。
図6〜図8に示すように、動力伝動部50のうち、各軸500,51〜58の少なくとも一部と、各軸500,51〜58間において動力を伝動するギア501,511,512,513,514,521,531,541,551,552,561,571,581、第1カム532、第2カム533、第1レバー61、および、第2レバー62とは、第1ケース391の内部に収容されている。第1ケース391は、いわゆるミッションケースである。これにより、動力伝動部50は、第1ケース391の内部において、入力された動力を複数の出力軸に伝動する。図2に示すように、本実施形態の第1ケース391は、苗取り出し部33および苗移送部36の前方に配置されている。
入力軸500は、前後方向に略水平に延びる。入力軸500の前方側端部は、第1ケース391の外側に突出している。入力軸500の前方側端部付近に、走行部2の走行用動力から分岐された動力が入力される。入力軸500に入力される当該動力が、移植装置3を駆動するための動力となる。なお、移植装置3は、走行部2とは別の駆動用動力を有していてもよい。
変換軸51、植付部出力軸52、苗受け台出力軸53、第1非出力軸54、第2非出力軸55、送り出し爪出力軸56、第1回動軸57、および、第2回動軸58はそれぞれ、左右方向に略水平に延びる。
変換軸51には、ギア501およびギア511により構成される交差軸の歯車機構を介して、入力軸500の回転動力が伝達される。これにより、変換軸51が回転する。すなわち、ギア501およびギア511により、入力軸500の回転動力の回転方向を変換する、回転方向変換機構が構成されている。
植付部出力軸52には、ギア512およびギア521を介して、変換軸51の回転動力が伝達される。植付部出力軸52の左右の端部は、それぞれ第1ケース391の外側に突出し、苗送りベルト部362および植付輪372に駆動力を供給する。
苗受け台出力軸53には、ギア513およびギア531を介して、変換軸51の回転動力が伝達される。苗受け台出力軸53の左右の端部は、それぞれ第1ケース391の外側に突出し、苗受け台361に駆動力を供給する。
第1非出力軸54および第2非出力軸55は、第1ケース391の内部に回転自在に支持されている。第1非出力軸54には、ギア514およびギア541を介して、変換軸51の回転動力が伝達される。第2非出力軸55には、ギア541およびギア551を介して、第1非出力軸54の回転動力が伝達される。
そして、送り出し爪出力軸56には、ギア552およびギア561を介して、第2非出力軸55の回転動力が伝達される。これにより、送り出し爪出力軸56には、変換軸51から複数のギア514,541,551,552,561を介して回転動力が伝達される。送り出し爪出力軸56の左右の端部は、それぞれ第1ケース391の外側に突出し、送り出し爪363に駆動力を供給する。
第1回動軸57には、第1カム532および第1レバー61により構成される第1カム機構を介して、苗受け台出力軸53の回転動力が往復回転動力に変換されて伝達される。第1カム532は、外カム532aおよび内カム532bを有する。第1レバー61は、レバー軸610、第1プレート611、第2プレート612、カムローラ613、およびラック部614を有する。第1プレート611および第2プレート612は互いに固定され、レバー軸610を中心として回動可能に支持されている。カムローラ613は、第2プレート612に固定されている。ラック部614は、第1回動軸57の周囲に設けられたギア571と噛み合っている。
苗受け台出力軸53が回転すると、カムローラ613が第1カム532の外カム532aの内周面および内カム532bの外周面に接触することにより、第1プレート611および第2プレート612がレバー軸610を中心として揺動する。これにより、ラック部614がレバー軸610を中心として往復回動することにより、第1回動軸57が往復回動する。
第1回動軸57の左右の両端は、それぞれ第1ケース391の外部に突出し、動力変換部70へと接続している。これにより、第1回動軸57の往復回動動力は、動力変換部70に入力される。動力変換部70の詳細については、後述する。
また、第2回動軸58には、第2カム533および第2レバー62により構成される第2カム機構を介して、苗受け台出力軸53の回転動力が往復回動動力に変換されて伝達される。第2レバー62の一方側の端部付近は、第2回動軸58と互いに固定されている。これにより、第2レバー62は、第2回動軸58を中心として回動可能に固定されている。第2レバー62の他方側の端部付近には、カムローラ621が設けられている。
苗受け台出力軸53が回転すると、カムローラ621が第2カム533に接触することにより、第2レバー62が第2回動軸58を中心として揺動する。これにより、第2回動軸58が往復回動する。第2回動軸58の一端は、第1ケース391の外部に突出し、搬送機構30に駆動力を供給する。
上述の通り、送り出し爪363は、水田に稲を移植する田植機にはない構成である。そのため、田植機の動力伝動部は、送り出し爪出力軸への動力伝動機構を有していない。田植機と野菜用の苗の移植機とは大部分の構造が共通しているため、野菜用の苗の移植機に田植機と同一の部材を使用することにより生産効率を高めることができる。そのため、送り出し爪363のように田植機と異なる構造については、他の構造の位置関係を変えることなく、田植機の構造に追加することが望ましい。
田植機のミッションケースをそのまま用いると、送り出し爪363の駆動のために別の動力源を設けるか、送り出し爪363への動力を分岐するための機構をミッションケースの外部に設けることとなる。
本実施形態の動力伝動部50は、送り出し爪363に駆動力を供給するための送り出し爪出力軸56への動力分岐機構を、第1ケース391の内部に収容している。そのため、送り出し爪363の駆動のために別の動力源を設ける必要が無い。これにより、部品点数が少なくなり、移植機が軽量化できる。また、第1ケース391の内部にはオイルが各部材間に介在しているため、送り出し爪出力軸56への動力分岐機構の摩耗が生じにくい。
本実施形態の動力伝動部50では、第1ケース391の内部に第1非出力軸54および第2非出力軸55を設けることにより、変換軸51の回転動力を分岐させ、送り出し爪出力軸56へと伝動している。これにより、動力伝動部50のうち、送り出し爪出力軸56と、送り出し爪出力軸56への動力分岐機構である第1非出力軸54および第2非出力軸55以外の部分について、設計変更することなく田植機の動力伝動機構の各部を使用することが可能となる。
図9に示すように、第1回動軸57の左右の両端は、左右2つの動力変換部70に接続されている。動力変換部70は、第2ケース392の内部において、第1回動軸57の往復回動動力を、後述する押出棒出力軸71の直線運動動力に変換する。図2および図9に示すように、本実施形態の第2ケース392は、第1ケース391の左右両側に配置されている。
図10に示すように、動力変換部70は、第1回動軸57、押出棒出力軸71、第1回動軸57の周囲に設けられたピニオン572、および、ラック72とを有する。
第1回動軸57が往復回動すると、ピニオン572およびラック72により構成されるラック−ピニオン構造により、第1回動軸57の往復回動動力が前後方向の直線運動動力に変換され、ラック72が前後方向に往復直線運動する。
押出棒出力軸71は、前後に延びる柱状の部材である。押出棒出力軸71は、第2ケース392に前後方向にスライド可能に支持されている。押出棒出力軸71の前方側端部にラック72が固定されることにより、押出棒出力軸71は、ラック72とともに前後方向に往復直線運動する。本実施形態では、動力変換部70にラック−ピニオン構造を採用することにより、第1回動軸57の往復回動動力を、大きな前後方向の往復直線運動に変換できる。
図9に示すように、左右2つの押出棒出力軸71の後方側端部は、左右方向に延びる押出棒固定軸330を介して接続される。押出棒固定軸330に、複数の押出棒331が固定されている。これにより、押出棒出力軸71は、押出棒331に動力を変換することなく伝達できる。したがって、押出棒出力軸71は、押出棒331とともに前後方向に直線往復運動を行う。
このように、押出棒331に直接作用する動力を第2ケース392の内部から出力することにより、第2ケース392の外部に動力増幅機構を設ける必要が無い。そのため、移植装置3を軽量化できる。また、第2ケース392の内部にはオイルが各部材間に介在しているため、動力変換部70の各部に摩耗が生じにくい。
なお、本実施形態では、第1ケース391と第2ケース392とは、別個のケースであり、第1回動軸57の一部がケースの外部に露出しているが、本発明はこの限りではない。第1ケース391と第2ケース392とは、互いに繋がった1つのケースであり、第1回動軸57の全部が当該ケースの内部に収容されてもよい。
<2.変形例>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されるものではない。
上記の実施形態の移植装置は、タマネギの苗を対象とした移植装置であったが、本発明はこれに限られない。本発明の移植装置は、タマネギ以外の植物の苗を圃場に移植する移植装置であってもよい。
また、上記の実施形態の移植機は、4条分のポット苗を同時に移植できる、いわゆる4条植の移植機であったが、本発明の移植機は、4条植には限られない。例えば、1条植、2条植、6条植、および8条植の移植機に、本発明を適用してもよい。
また、上記の実施形態の移植機は、移植装置の動力伝動部に、走行部の走行用動力から分岐された動力が入力されたが、本発明はこれに限られない。移植装置は、走行部とは別に動力発生機構を有していてもよい。
また、上記の実施形態の移植機は、移植装置が走行部に搭載された乗用型の移植機であったが、本発明はこれに限られない。走行部を有しない、歩行型の移植機であってもよい。
また、移植機の細部の構成については、本願の各図に示された形状と、相違していてもよい。また、上記の実施形態や変形例に登場した各要素を、矛盾が生じない範囲で、適宜に組み合わせてもよい。
1 移植機
2 走行部
3 移植装置
30 搬送機構
31 第1苗箱搬送路
32 第2苗箱搬送路
34 空箱搬送路
35 空箱収納部
36 苗移送部
37 植付部
41 横送りベルト
42 縦送りベルト
50 動力伝動部
51 変換軸
52 植付部出力軸
53 苗受け台出力軸
56 送り出し爪出力軸
57 第1回動軸
58 第2回動軸
61 第1レバー
62 第2レバー
70 動力変換部
71 押出棒出力軸
72 ラック
331 押出棒
361 苗受け台
362 苗送りベルト部
363 送り出し爪
372 植付輪
391 第1ケース
392 第2ケース
500 入力軸
501,511,512,513,514,521,531,541,551,552,561,571,581 ギア
532 第1カム
533 第2カム
572 ピニオン
613,621 カムローラ
614 ラック部

Claims (5)

  1. 苗箱に保持された複数のポット苗を圃場に移植する移植装置であって、
    苗箱を移動させる複数の搬送機構を有する、苗箱搬送路と、
    前記苗箱搬送路上を搬送される前記苗箱から前記ポット苗を押し出す、押出棒と、
    前記苗箱から取り出された前記ポット苗を左右方向へ輸送する横送りベルト、および、前記横送りベルトの下流側において前記ポット苗を下方へ輸送する縦送りベルトを有する苗送りベルト部と、
    前記横送りベルトの下流側端部から前記縦送りベルトへと前記ポット苗を押し出す、送り出し爪と、
    前記縦送りベルトの下流側において、前記ポット苗を圃場へ植え付ける、植付部と、
    第1ケースと、
    第2ケースと、
    前記第1ケースの内部において、入力された動力を複数の出力軸に伝動する、動力伝動部と、
    前記第2ケースの内部において、往復回動動力を直線運動動力に変換する、動力変換部と、
    を有し、
    前記動力伝動部の複数の前記出力軸は、
    前記送り出し爪に回転動力を伝達する、送り出し爪出力軸と、
    前記動力変換部に往復回動動力を伝達する、第1回動軸と、
    を含み、
    前記動力変換部は、左右に延びる前記第1回動軸の往復回動動力を、前後方向の直線運動動力に変換して押出棒出力軸へ出力し、
    前記押出棒出力軸は、前記押出棒に動力を変換することなく伝達し、前記押出棒とともに前後方向に直線往復運動を行う、移植装置。
  2. 請求項1に記載の移植装置であって、
    前記動力変換部は、
    前記第1回動軸の周囲に設けられたピニオンと、
    前記押出棒出力軸と直接接続され、前後方向に配置されたラックと、
    を含む、移植装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の移植装置であって、
    前記動力伝動部は、
    前後方向に延び、回転動力を入力する、入力軸と、
    前記入力軸の回転動力の回転方向を変換する、回転方向変換機構と、
    左右方向に延び、前記回転方向変換機構を介して前記入力軸の回転動力が伝達されて回転する、変換軸と、
    を有し、
    前記送り出し爪出力軸は、左右方向に延び、前記変換軸からギアを介して回転動力が伝達される、移植装置。
  4. 請求項3に記載の移植装置であって、
    前記苗箱から押出された前記ポット苗を載置し、前記横送りベルトへ前記ポット苗を移送する、苗受け台
    をさらに有し、
    前記動力伝動部の複数の前記出力軸は、
    前記植付部へ回転動力を出力する、植付部出力軸と、
    前記苗受け台へ回転動力を出力する、苗受け台出力軸と、
    前記搬送機構へ往復回動動力を出力する、第2回動軸と、
    をさらに含み、
    前記動力伝動部は、
    回転動力を往復回動動力に変換する、第1カム機構および第2カム機構
    をさらに有し、
    前記植付部出力軸の周囲に設けられたギアと、前記変換軸の周囲に設けられたギアとを介して、前記変換軸の回転動力が前記植付部出力軸に伝達され、
    前記苗受け台出力軸の周囲に設けられたギアと、前記変換軸の周囲に設けられたギアとを介して、前記変換軸の回転動力が前記苗受け台出力軸に伝達され、
    前記送り出し爪出力軸の周囲に設けられたギアと、前記変換軸の周囲に設けられたギアと、その間に介在する2つのギアとを介して、前記変換軸の回転動力が前記送り出し爪出力軸に伝達され、
    前記第1カム機構を介して、前記苗受け台出力軸の回転動力が前記第1回動軸の往復回動動力に変換され、
    前記第2カム機構を介して、前記苗受け台出力軸の回転動力が前記第2回動軸の往復回動動力に変換される、移植装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかの移植装置と、
    前記移植装置を搭載し、走行用動力を有する、走行部と、
    を有し、
    前記動力伝動部には、前記走行用動力から分岐された動力が入力される、移植機。
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