JP2015206723A - 腐食進行指標体、腐食進行監視装置、空調システム、水冷式冷却システム、及び、腐食進行監視方法 - Google Patents

腐食進行指標体、腐食進行監視装置、空調システム、水冷式冷却システム、及び、腐食進行監視方法 Download PDF

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Kazuhiro Miya
一普 宮
栗木 宏徳
Hironori Kuriki
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Abstract

【課題】腐食の進行を精度よく推定することができる腐食進行指標体を得るものである。また、そのような腐食進行指標体を用いた腐食進行監視装置及び腐食進行監視方法を得るものである。また、そのような腐食進行指標体を備えた空調システム及び水冷式冷却システムを得るものである。
【解決手段】本発明に係る腐食進行指標体1は、金属材料の試料である箔状体2の一部を保持して、箔状体2を拘束する拘束部3を備え、箔状体2の、拘束部3によって保持されない領域のうちの少なくとも一部は、表裏面が露出する露出部2aである。
【選択図】図1

Description

本発明は、腐食進行指標体と、それを用いた腐食進行監視装置と、それを備えた空調システムと、それを備えた水冷式冷却システムと、それを用いた腐食進行監視方法と、に関するものである。
機器を構成する金属材料に腐食が生じると、その状態によっては、機器の信頼性が損なわれてしまう場合が生じる。そして、例えば定期点検等によって、機器を構成する金属材料の腐食の進行状態を知ることができれば、機器の信頼性が損なわれる前に、予防保全の措置を実施することが可能となる。
そのため、従来から、腐食の進行の監視対象である金属材料と略同質の試料を備えた腐食進行指標体を、腐食の進行の監視対象である金属材料と略等しい環境下に設置して、試料における腐食の進行を監視することで、腐食の進行の監視対象である金属材料における腐食の進行を推定することが行われている。
その腐食進行指標体としては、例えば、透明な基板上に、金属薄膜が形成された腐食進行指標体が用いられる。金属薄膜は、腐食の進行の監視対象である金属材料と略同質の試料である。腐食進行指標体が、腐食の進行の監視対象である金属材料と略等しい環境下に放置されると、金属薄膜の表面に腐食生成物が形成されて、金属薄膜の外観に変色が生じる。その変色は、腐食の進行に伴って強まるため、金属薄膜の外観観察で得られる色に基づいて、金属薄膜における腐食の進行、つまり、腐食の進行の監視対象である金属材料における腐食の進行を推定することができる(例えば、特許文献1を参照。)。
特開平10−90165号公報(段落[0011]、図1〜図3)
そのような腐食進行指標体では、例えば、金属薄膜自体の光沢のばらつき、金属薄膜自体の変色、金属薄膜に付着する埃等の影響を受けて、金属薄膜の外観観察で得られる色が変化してしまう。つまり、そのような腐食進行指標体では、金属薄膜の外観観察で得られる色という誤差要因が多い特徴を利用して、腐食の進行が推定されるため、その推定の精度が低いという問題点があった。
本発明は、上記のような課題を背景としてなされたものであり、腐食の進行を精度よく推定することができる腐食進行指標体を得るものである。また、そのような腐食進行指標体を用いた腐食進行監視装置を得るものである。また、そのような腐食進行指標体を備えた空調システムを得るものである。また、そのような腐食進行指標体を備えた水冷式冷却システムを得るものである。また、そのような腐食進行指標体を用いた腐食進行監視方法を得るものである。
本発明に係る腐食進行指標体は、金属材料の腐食の進行の指標となる腐食進行指標体であって、前記金属材料の試料である箔状体の一部を保持して、前記箔状体を拘束する拘束部を備え、前記箔状体の、前記拘束部によって保持されない領域のうちの少なくとも一部は、表裏面が露出する露出部である。
本発明に係る腐食進行指標体では、試料として箔状体が用いられ、箔状体の拘束部によって保持されない領域のうちの少なくとも一部は、表裏面が露出する露出部である。そのため、腐食の進行に伴う減肉によって、箔状体の露出部に欠落部が生じ、その欠落部に箔状体の露出部の奥側が露呈することを監視して、つまり、試料の奥側の露呈の有無という誤差要因が少ない特徴を利用して、腐食の進行を推定することが可能となるため、精度よく腐食の進行を推定することができる。
実施の形態1に係る腐食進行指標体の、斜視図である。 実施の形態1に係る腐食進行指標体の、分解した状態での斜視図である。 実施の形態1に係る腐食進行指標体の、試料における腐食の進行状態を示す図である。 実施の形態1に係る腐食進行指標体の、露出部の変形例を示す図である。 実施の形態1に係る腐食進行指標体の、露出部の変形例を示す図である。 実施の形態1に係る腐食進行指標体の、露出部の変形例を示す図である。 実施の形態1に係る腐食進行指標体の、露出部の変形例を示す図である。 実施の形態2に係る腐食進行指標体の、分解した状態での斜視図である。 実施の形態2に係る腐食進行指標体の、試料における腐食の進行状態を示す図である。 実施の形態2に係る腐食進行指標体の、変形例の斜視図である。 実施の形態3に係る腐食進行指標体の、正面図である。 実施の形態3に係る腐食進行指標体の、断面図である。 実施の形態3に係る腐食進行指標体の、試料における腐食の進行状態を示す図である。 実施の形態4に係る腐食進行指標体及びそれを用いた腐食監視装置の、構成を示す図である。 実施の形態4に係る腐食進行指標体及びそれを用いた腐食監視装置の、変形例の構成を示す図である。 腐食進行指標体の適用例を示す図である。 腐食進行指標体の適用例を示す図である。
以下、本発明に係る腐食進行指標体について、図面を用いて説明する。
なお、以下で説明する構成等は、一例であり、本発明に係る腐食進行指標体は、そのような構成等である場合に限定されない。また、各図において、細かい構造については、適宜図示を簡略化又は省略している。また、重複する説明については、適宜簡略化又は省略している。
実施の形態1.
以下に、実施の形態1に係る腐食進行指標体を説明する。
<腐食進行指標体の構成>
実施の形態1に係る腐食進行指標体の構成について説明する。
図1は、実施の形態1に係る腐食進行指標体の、斜視図である。図2は、実施の形態1に係る腐食進行指標体の、分解した状態での斜視図である。
図1及び図2に示されるように、腐食進行指標体1は、監視対象の金属材料の試料である箔状体2と、箔状体2を拘束する拘束部3と、を備える。箔状体2は、1枚の金属箔11であってもよく、また、複数枚の金属箔11を重ねたものであってもよい。拘束部3は、板状の第1保持部材21と、板状の第2保持部材22と、を有する。
第1保持部材21には、開口面積が箔状体2の面積と比較して小さい、貫通孔21aが形成される。第2保持部材22には、開口面積が箔状体2の面積と比較して小さい、貫通孔22aが形成される。貫通孔21aと貫通孔22aとは、同一形状であり、且つ、同一の大きさである。第1保持部材21は、箔状体2の表面に接着剤等によって接合される。第2保持部材22は、箔状体2の裏面に接着剤等によって接合される。箔状体2に第1保持部材21と第2保持部材22とが接合されると、貫通孔21aと貫通孔22aとは、箔状体2の表裏面に平行な方向から見た状態において、重なる。
つまり、拘束部3は、第1保持部材21が、箔状体2の貫通孔21aと対向する領域以外の表面を保持すると共に、第2保持部材22が、箔状体2の貫通孔22aと対向する領域以外の裏面を保持することによって、つまり、第1保持部材21及び第2保持部材22が、箔状体2を挟むことによって、箔状体2を拘束する。そして、箔状体2の、第1保持部材21及び第2保持部材22によって保持されない領域である、貫通孔21a及び貫通孔22aと対向する領域は、表裏面が露出する露出部2aとなる。箔状体2の露出部2aの表裏面は、環境に曝露される。
腐食進行指標体1の大きさは、幅30mm程度、長さ30mm〜60mm程度であるとよい。金属箔11の厚さは0.05mm〜0.20mm程度であるとよい。また、第1保持部材21及び第2保持部材22のそれぞれの厚さは、1mm程度であるとよい。従って、腐食進行指標体1の厚さは、2mm程度であるとよい。また、露出部2aの面積は、25mm〜250mm程度であるとよく、そのような場合には、目視での視認性が確保される。また、露出部2aの面積は、250mm以上であってもよく、そのような場合には、第1保持部材21及び第2保持部材22が、腐食進行指標体1の剛性が保たれる大きさ、形状等であるとよい。
図3は、実施の形態1に係る腐食進行指標体の、試料における腐食の進行状態を示す図である。図3では、腐食進行指標体1を正面視した状態を示している。
図3に示されるように、腐食進行指標体1は、腐食の進行の監視対象である金属材料と略等しい環境下に放置されると、腐食の進行に伴う減肉によって、箔状体2が箔としての形を留めることができなくなって、箔状体2の露出部2aに欠落部2bが生じ、その欠落部2bに箔状体2の露出部2aの奥側が露呈することとなる。
<腐食進行指標体の作用>
実施の形態1に係る腐食進行指標体の作用について説明する。
腐食進行指標体1では、試料として箔状体2が用いられ、箔状体2の拘束部3によって保持されない領域は、表裏面が露出する露出部2aである。そのため、腐食の進行に伴う減肉によって、箔状体2の露出部2aに欠落部2bが生じ、その欠落部2bに箔状体2の露出部2aの奥側が露呈することを監視して、つまり、試料の奥側の露呈の有無という誤差要因が少ない特徴を利用して、腐食の進行を推定することが可能となるため、精度よく腐食の進行を推定することが可能となる。
<変形例>
図4〜図7は、実施の形態1に係る腐食進行指標体の、露出部の変形例を示す図である。図4〜図7では、腐食進行指標体1を正面視した状態を示している。
例えば、図4及び図5に示されるように、第1保持部材21及び第2保持部材22に形成される貫通孔21a及び貫通孔22aは、円形である場合に限定されず、四角形等の他の形状であってもよい。また、図6及び図7に示されるように、露出部2aが、第1保持部材21及び第2保持部材22に形成された貫通孔21a及び貫通孔22aによって、形成される場合に限定されず、例えば、第1保持部材21及び第2保持部材22に形成された切り欠き21b及び切り欠き22bによって、形成されてもよい。
また、例えば、拘束部3が、箔状体2の表面側に配設された第1保持部材21のみを有し、箔状体2の露出部2aではない領域の表面のみが、第1保持部材21によって保持されてもよい。上述のように、拘束部3が、箔状体2の表面側に配設された第1保持部材21と、箔状体2の裏面側に配設された第2保持部材22と、を有し、箔状体2の露出部2aではない領域の表裏面が、第1保持部材21と第2保持部材22とによって保持される場合には、箔状体2の拘束が確実化される。特に、腐食進行指標体1が、露出部2aに外力が作用する環境下で用いられる場合において、その効果は顕著となる。
また、箔状体2と、第1保持部材21及び第2保持部材22のそれぞれと、の接合は、対向する領域のうちの全てを接着等するものであってもよく、また、対向する領域のうちの一部を接着等するものであってもよい。また、箔状体2の露出部2a以外の領域の面積が、第1保持部材21及び第2保持部材22のそれぞれの、箔状体2と対向する領域の面積と同じであってもよく、また、箔状体2と対向する領域の面積と比較して小さくてもよく、また、箔状体2と対向する領域の面積と比較して大きくてもよい。つまり、箔状体2の拘束部3によって保持されない領域のうちの少なくとも一部が、表裏面が露出する露出部2aとなればよい。
また、拘束部3の、第1保持部材21及び第2保持部材22のうちの少なくとも一方が、例えば、腐食進行指標体1が設置される環境下に配設された機器の部材等と、一体化されていてもよい。つまり、第1保持部材21及び第2保持部材22は、必ずしも板状でなくてもよい。
実施の形態2.
以下に、実施の形態2に係る腐食進行指標体について説明する。
なお、実施の形態1と重複する説明は、適宜簡略化又は省略している。
<腐食進行指標体の構成>
実施の形態2に係る腐食進行指標体の構成について説明する。
図8は、実施の形態2に係る腐食進行指標体の、分解した状態での斜視図である。
図8に示されるように、第1保持部材21及び第2保持部材22のうちの一方は、箔状体2と比較して腐食電位が貴な金属で構成される、隣接保持部3aを有する。隣接保持部3aは、箔状体2の露出部2aに隣接する領域に、導電性の接着剤等で接合される。つまり、箔状体2の露出部2aと隣接保持部3aとは、導通状態となる。第1保持部材21及び第2保持部材22のうちの他方は、樹脂等の絶縁物である。
第1保持部材21及び第2保持部材22のうちの一方の材質自体が、箔状体2と比較して腐食電位が貴な金属であってもよく、また、第1保持部材21及び第2保持部材22のうちの一方の一部のみが、箔状体2と比較して腐食電位が貴な金属で構成されていてもよい。つまり、拘束部3が、箔状体2の露出部2aに隣接する領域を保持し、且つ、箔状体2と比較して腐食電位が貴な金属で構成される、隣接保持部3aを有していればよい。第1保持部材21及び第2保持部材22のうちの一方の材質自体が、箔状体2と比較して腐食電位が貴な金属である場合には、製造コスト等が削減される。
箔状体2の材質と隣接保持部3aの材質との組み合わせは、監視対象の金属材料の材質に依存して決定される。監視対象の金属材料が、表面に犠牲陽極層が形成されたアルミ合金である場合、例えば、犠牲陽極層がAl−1%Zn合金で、母材となるアルミ合金がA3003(JIS規格)である場合には、Al−1%Zn合金がA3003と比較して腐食電位が卑であるため、箔状体2の材質として、Al−1%Zn合金を選択し、隣接保持部3aの材質として、A3003を選択する。なお、表面に犠牲陽極層が形成されたアルミ合金を用いた構造物又は機器の例としては、熱交換器、冷却器等が挙げられる。
図9は、実施の形態2に係る腐食進行指標体の、試料における腐食の進行状態を示す図である。図9では、腐食進行指標体1を図8におけるA−A線で断面視した状態を示している。
箔状体2が、拘束部3の隣接保持部3aと比較して腐食電位が卑であるため、図9に示されるように、腐食進行指標体1が放置されると、異種金属接触腐食の原理によって、露出部2aの周縁で優先的に腐食が進行する。つまり、露出部2aにおける腐食は、周縁に集中することとなる。そして、箔状体2の表裏面のうちの一方の面の、露出部2aに隣接する領域のうちの全てが、拘束部3の隣接保持部3aに接合されていることに起因して、露出部2aの周縁まで拡がる大きな欠落部2bが形成されることとなる。
<腐食進行指標体の作用>
実施の形態2に係る腐食進行指標体の作用について説明する。
腐食進行指標体1では、箔状体2の露出部2aに隣接する領域が、拘束部3の隣接保持部3aによって、露出部2aと隣接保持部3aとが導通する状態で保持される。そのため、箔状体2における異種金属接触腐食の進行、つまり、監視対象の金属材料における異種金属接触腐食の進行を監視することができる。
<変形例>
図10は、実施の形態2に係る腐食進行指標体の、変形例の斜視図である。
図10に示されるように、箔状体2と、箔状体2を挟むように配設された第1保持部材21及び第2保持部材22と、が、締結部材4の締結によって接合されることで、箔状体2が拘束されてもよい。つまり、隣接保持部3aは、箔状体2の露出部2aに隣接する領域に、導電性の接着剤等を介さずに当接することによって、箔状体2の露出部2aに隣接する領域を保持してもよい。締結部材4は、例えば、ボルトとナットの組、リベット等である。
また、拘束部3が、箔状体2の表裏面のうちの一方の面の、露出部2aに隣接する領域のうちの一部を保持する、隣接保持部3aを有していてもよい。上述のように、拘束部3が、箔状体2の表裏面のうちの一方の面の、露出部2aに隣接する領域のうちの全てを保持する、隣接保持部3aを有する場合には、異種金属接触腐食の進行に伴い、露出部2aの周縁まで拡がる大きな欠落部2bが形成されることとなるため、更に精度よく異種金属接触腐食の進行を推定することが可能となる。
また、拘束部3が、箔状体2の露出部2aに隣接する領域のうちの少なくとも一部を表裏面の両側から保持する、隣接保持部3aを有していてもよい。そのように構成されることで、例えば、監視対象の金属材料が、表面に犠牲陽極層が形成されたアルミ合金であり、その犠牲陽極層にアルミ合金である他の金属材料が接触している場合等における、異種金属接触腐食の進行を監視することが可能となる。
実施の形態3.
以下に、実施の形態3に係る腐食進行指標体について説明する。
なお、実施の形態1及び実施の形態2と重複する説明は、適宜簡略化又は省略している。
<腐食進行指標体の構成>
実施の形態3に係る腐食進行指標体の構成について説明する。
図11は、実施の形態3に係る腐食進行指標体の、正面図である。図12は、実施の形態3に係る腐食進行指標体の、断面図である。図12では、腐食進行指標体1を図11におけるB−B線で断面視した状態を示している。
図11及び図12に示されるように、腐食進行指標体1は、第1拘束部3_1の第1保持部材21_1及び第2保持部材22_1が第1箔状体2_1に接合されることによって形成される露出部2a_1と、第2拘束部3_2の第1保持部材21_2及び第2保持部材22_2が第2箔状体2_2に接合されることによって形成される露出部2a_2と、第3拘束部3_3の第1保持部材21_3及び第2保持部材22_3が第3箔状体2_3に接合されることによって形成される露出部2a_3と、を有する。なお、腐食進行指標体1は、露出部2aを複数有すればよく、他の個数であってもよい。また、第1保持部材21_1〜21_3及び第2保持部材22_1〜22_3の少なくとも一方が、一体化されていてもよい。また、第1〜第3箔状体2_1〜2_3が、一体化されていてもよい。
第1〜第3箔状体2_1〜2_3は、互いに異なる厚さである。例えば、第1箔状体2_1の厚さが50μmであり、第2箔状体2_2の厚さが100μmであり、第3箔状体2_3の厚さが150μmである。第1箔状体2_1と、第2箔状体2_2と、第3箔状体2_3と、が、厚さ50μmの金属箔11と、厚さ100μmの金属箔11と、厚さ150μmの金属箔11と、であってもよく、また、厚さ50μmの1枚の金属箔11と、厚さ50μmの金属箔11を2枚重ねたものと、厚さ50μmの金属箔11を3枚重ねたものと、であってもよい。
実施の形態1のように、異種金属接触腐食以外の腐食の進行を監視する場合には、第1保持部材21_1〜21_3及び第2保持部材22_1〜22_3の両方を、樹脂等の絶縁物とするか、又は、絶縁性の接着剤等で第1〜第3箔状体2_1〜2_3に接合すればよい。また、実施の形態2のように、異種金属接触腐食の進行を監視する場合には、第1保持部材21_1〜21_3及び第2保持部材22_1〜22_3の少なくとも一方を、第1〜第3箔状体2_1〜2_3と比較して腐食電位が貴な金属で構成される、隣接保持部3aを有するものとすればよい。異種金属接触腐食以外の腐食の進行と、異種金属接触腐食の進行と、の両方を監視する場合には、その両方を有するものとすればよい。
図13は、実施の形態3に係る腐食進行指標体の、試料における腐食の進行状態を示す図である。図13では、腐食進行指標体1を正面視した状態を示している。
図13に示されるように、腐食進行指標体1が放置されると、まず第1段階において、第1箔状体2_1の露出部2a_1に欠落部2b_1が生じ、次に第2段階において、第2箔状体2_2の露出部2a_2に欠落部2b_2が生じ、次に第3段階において、第3箔状体2_3の露出部2a_3に欠落部2b_3が生じることとなる。そのため、露出部2a_1〜2a_3のいずれに欠落が生じているかを監視することによって、露出部2a_3に欠落部2b_3が生じるまでの腐食の進行を、段階的に推定することができる。
<腐食進行指標体の作用>
実施の形態3に係る腐食進行指標体の作用について説明する。
腐食進行指標体1では、互いに厚さが異なる露出部2a_1〜2a_3を有する。そのため、腐食の進行の段階を推定することが可能となって、機器の信頼性が損なわれる前に、予防保全の措置を実施すること等の確実性が向上される。
実施の形態4.
以下に、実施の形態4に係る腐食進行指標体について説明する。
なお、実施の形態1〜実施の形態3と重複する説明は、適宜簡略化又は省略している。
<腐食進行指標体及びそれを用いた腐食監視装置の構成>
実施の形態4に係る腐食進行指標体及びそれを用いた腐食監視装置の構成について説明する。
図14は、実施の形態4に係る腐食進行指標体及びそれを用いた腐食監視装置の、構成を示す図である。図14では、腐食進行指標体1を正面視した状態を示している。
図14に示されるように、腐食進行指標体1の拘束部3は、箔状体2の一方の端部を保持する第1保持部31と、箔状体2の他方の端部を保持する第2保持部32と、箔状体2と第1保持部31と第2保持部32とがはめ込まれる額縁ホルダー33と、を有する。
第1保持部31及び第2保持部32のそれぞれは、実施の形態1〜実施の形態3と同様に、箔状体2の表面側に設けられた第1保持部材21と、箔状体2の裏面側に設けられた第2保持部材22と、によって、箔状体2を挟む構成である。第1保持部31及び第2保持部32は、互いに離れており、箔状体2の、第1保持部31と第2保持部32との間の領域は、表裏面が露出する露出部2aとなる。箔状体2の露出部2aの表裏面は、環境に曝露される。
第1保持部31及び第2保持部32が額縁ホルダー33に固定されることによって、箔状体2が拘束される。額縁ホルダー33は、樹脂等の絶縁物である。そのため、第1保持部31及び第2保持部32は、箔状体2を介して導通することとなる。なお、例えば、額縁ホルダー33と、第1保持部31及び第2保持部32の一部と、が一体化されていてもよい。
第1保持部31及び第2保持部32のそれぞれには、金属製の端子5が設けられる。金属製の端子5は、リード線52を介して、記録機能付きの電気抵抗測定器53に接続される。つまり、腐食進行指標体1は、腐食監視装置51に組み込まれ、第1保持部31と第2保持部32との間の電気抵抗が、電気抵抗測定器53で定期的に測定され、記録される。電気抵抗測定器53は、本発明における「電気抵抗測定手段」に相当する。
例えば、腐食進行指標体1が放置されて、実施の形態1のように、異種金属接触腐食以外の腐食が進行すると、箔状体2の露出部2aの全域が欠落する状態となって、電気抵抗測定器53で測定される第1保持部31と第2保持部32との間の電気抵抗が、無限大になる。また、例えば、腐食進行指標体1が放置されて、実施の形態2のように、異種金属接触腐食が進行すると、箔状体2の露出部2aの周縁まで拡がる大きな欠落が生じる状態となって、電気抵抗測定器53で測定される第1保持部31と第2保持部32との間の電気抵抗が、無限大になる。つまり、第1保持部31と第2保持部32との間の電気抵抗を監視することで、箔状体2の露出部2aの全域が欠落した時期を知ることが可能であり、腐食の進行を更に確実に監視することが可能となる。電気抵抗測定器53に警報音発生機能を付加して、電気抵抗測定器53で測定される第1保持部31と第2保持部32との間の電気抵抗が無限大になった際に、警報音を生じさせてもよい。
額縁ホルダー33を含む全体の大きさは、幅30mm程度、長さ30mm〜60mm程度であるとよい。また、箔状体2の露出部2aの面積は、実施の形態1〜実施の形態3と同様に、25mm〜250mm程度であるとよく、そのような場合には、電気抵抗を測定することによって腐食の進行を監視することと、目視によって腐食の進行を監視することと、の両立が可能となる。
<腐食進行指標体及びそれを用いた腐食監視装置の作用>
実施の形態4に係る腐食進行指標体及びそれを用いた腐食監視装置の作用について説明する。
腐食進行指標体1では、拘束部3が、箔状体2の一方の端部を保持する第1保持部31と、箔状体2の他方の端部を保持する第2保持部32と、を有し、第1保持部31と第2保持部32とが、箔状体2を介して導通される。そのため、腐食監視装置51に組み込んで、第1保持部31と第2保持部32との間の電気抵抗を監視することによって、腐食の進行を更に確実に監視することが可能となって、機器の信頼性が損なわれる前に、予防保全の措置を実施すること等の確実性が向上される。
<変形例>
図15は、実施の形態4に係る腐食進行指標体及びそれを用いた腐食監視装置の、変形例の構成を示す図である。図15では、腐食進行指標体1を正面視した状態を示している。
図15に示されるように、腐食進行指標体1は、実施の形態3と同様に、互いに異なる厚さの第1〜第3箔状体2_1〜2_3を有していてもよい。第1〜第3箔状体2_1〜2_3のそれぞれは、第1拘束部3_1と第2拘束部3_2と第3拘束部3_3とのそれぞれの第1保持部31及び第2保持部32によって保持される。第1拘束部3_1と第2拘束部3_2と第3拘束部3_3とのそれぞれには、別々のリード線52_1〜52_3が接続され、電気抵抗測定器53は、第1拘束部3_1の第1保持部31と第2保持部32との間の電気抵抗と、第2拘束部3_2の第1保持部31と第2保持部32との間の電気抵抗と、第3拘束部3_3の第1保持部31と第2保持部32との間の電気抵抗と、を別々に測定する。そのように構成されることで、腐食の進行の段階を更に確実に監視することが可能となって、機器の信頼性が損なわれる前に、予防保全の措置を実施すること等の確実性が向上される。
実施の形態5.
以下に、実施の形態5として、腐食進行指標体の適用例について説明する。
なお、実施の形態1〜実施の形態4と重複する説明は、適宜簡略化又は省略している。
図16は、腐食進行指標体の適用例を示す図である。図16では、筐体82に吸い込まれる風の流れを、点線矢印で示している。
屋外に設置される機器では、風の通る箇所において腐食の進行が促進されることとなるため、監視対象の金属材料として、風の通る箇所に位置する金属材料が選択され、その金属材料の近傍で、且つ、風の通る箇所に、腐食進行指標体1が設置されるとよい。
例えば、図16に示されるように、空調システム、冷凍システム等の室外機81は、筐体82内に、熱交換器83と、送風ファン84と、を有し、送風ファン84を回転駆動させて、熱交換器83に風を通す構成であり、風の通る箇所に位置する熱交換器83の金属材料が、海塩粒子の影響を受けて腐食しやすい。そのため、監視対象の金属材料として、熱交換器83の金属材料が選択され、熱交換器83の近傍で、且つ、風の通る箇所に、腐食進行指標体1が設置されるとよい。
腐食進行指標体1として、実施の形態3又は実施の形態4のように、互いに異なる厚さの第1〜第3箔状体2_1〜2_3を有するものが用いられる場合には、第1〜第3箔状体2_1〜2_3が近くに並置されるとよい。そのように構成されることで、腐食の進行の段階を一目で認識することが可能となり、また、環境のばらつきに起因する誤差成分が低減されて、推定の精度が向上される。
実施の形態6.
以下に、実施の形態6として、腐食進行指標体の適用例について説明する。
なお、実施の形態1〜実施の形態4と重複する説明は、適宜簡略化又は省略している。
図17は、腐食進行指標体の適用例を示す図である。図17では、循環する水の流れを、点線矢印で示している。
水を扱う機器では、水が接触する箇所において腐食の進行が促進されることとなるため、監視対象の金属材料として、水が接触する箇所の金属材料が選択され、水が接触する状態で、腐食進行指標体1が設置されるとよい。
例えば、図17に示されるような、冷却対象92と、水を貯留する貯水槽93と、貯水槽93の水を冷却対象92に送るポンプ94と、冷却対象92に流入する水を冷却する冷却機95と、が送水管96で接続された循環回路を有する水冷式冷却システム91では、貯水槽93の水に、腐食進行指標体1が浸漬されるとよい。送水管96が鉄配管である場合には、監視対象の金属材料として、鉄が選択され、箔状体2の材質に鉄が選択されるとよい。そのような場合には、送水管96の減肉を監視することが可能となる。なお、水冷式冷却システム91には、冷却対象92が居住空間である場合(つまり、水冷式空調システム等である場合)、冷却対象92が冷却を必要とする発熱体である場合、等が含まれる。
腐食進行指標体1は、水中に固定するための固定枠6にはめ込まれるとよい。腐食進行指標体1として、実施の形態3のように、互いに異なる厚さの第1〜第3箔状体2_1〜2_3を有するものが用いられる場合には、格子状の固定枠6が用いられるとよい。腐食進行指標体1は、定期的に引き上げられて、又は、貯水槽93に設けられた窓から、欠落の有無が監視される。
以上、実施の形態1〜実施の形態6について説明したが、本発明は各実施の形態の説明に限定されない。例えば、各実施の形態の全て又は一部、変形例等を組み合わせることも可能である。
1 腐食進行指標体、2 箔状体、2_1〜2_3 第1〜第3箔状体、2a、2a_1〜2a_3 露出部、2b、2b_1〜2b_3 欠落部、3 拘束部、3_1〜3_3 第1〜第3拘束部、3a 隣接保持部、4 締結部材、5 金属製の端子、6 固定枠、11 金属箔、21、21_1〜21_3 第1保持部材、21a 貫通孔、21b 切り欠き、22、22_1〜22_3 第2保持部材、22a 貫通孔、22b 切り欠き、31 第1保持部、32 第2保持部、33 額縁ホルダー、51 腐食監視装置、52、52_1〜52_3 リード線、53 電気抵抗測定器、81 空調システム、冷凍システム等の室外機、82 筐体、83 熱交換器、84 送風ファン、91 水冷式冷却システム、92 冷却対象、93 貯水槽、94 ポンプ、95 冷却機、96 送水管。

Claims (12)

  1. 金属材料の腐食の進行の指標となる腐食進行指標体であって、
    前記金属材料の試料である箔状体の一部を保持して、前記箔状体を拘束する拘束部を備え、
    前記箔状体の、前記拘束部によって保持されない領域のうちの少なくとも一部は、表裏面が露出する露出部である、
    ことを特徴とする腐食進行指標体。
  2. 前記箔状体の、前記露出部に隣接する領域のうちの少なくとも一部は、
    前記拘束部の、前記箔状体と比較して腐食電位が貴な金属で構成された隣接保持部によって、前記露出部と前記隣接保持部とが導通する状態で、保持された、
    ことを特徴とする請求項1に記載の腐食進行指標体。
  3. 前記箔状体の表裏面のうちの少なくとも一方の面の、前記露出部に隣接する領域のうちの全ては、前記隣接保持部によって保持された、
    ことを特徴とする請求項2に記載の腐食進行指標体。
  4. 前記露出部は、複数であり、
    前記複数の露出部のそれぞれでは、前記箔状体の厚さが互いに異なる、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の腐食進行指標体。
  5. 前記複数の露出部のそれぞれでは、前記箔状体が1枚の箔であり、
    前記複数の露出部のそれぞれでは、前記箔の厚さが互いに異なる、
    ことを特徴とする請求項4に記載の腐食進行指標体。
  6. 前記複数の露出部のうちの少なくとも1つの露出部では、前記箔状体が複数枚の箔を重ねたものであり、
    前記複数の露出部のそれぞれでは、前記箔の枚数が互いに異なる、
    ことを特徴とする請求項4に記載の腐食進行指標体。
  7. 前記拘束部は、
    前記箔状体の表面側に配設された第1保持部材と、
    前記箔状体の裏面側に配設された第2保持部材と、を有し、
    前記箔状体の、前記露出部ではない領域のうちの少なくとも一部は、前記第1保持部材と前記第2保持部材とによって、表裏面の両側から保持された、
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の腐食進行指標体。
  8. 前記拘束部は、
    前記箔状体の一方の端部を保持する第1保持部と、
    前記箔状体の他方の端部を保持する第2保持部と、を有し、
    前記第1保持部と前記第2保持部とは、前記箔状体を介して導通された、
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の腐食進行指標体。
  9. 請求項8に記載の腐食進行指標体と、
    前記第1保持部と前記第2保持部との間の電気抵抗を測定する電気抵抗測定手段と、を備えた、
    ことを特徴とする腐食進行監視装置。
  10. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の腐食進行指標体を備えた、
    ことを特徴とする空調システム。
  11. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の腐食進行指標体を備えた、
    ことを特徴とする水冷式冷却システム。
  12. 金属材料の腐食の進行の指標となる腐食進行指標体を用いて、前記金属材料の腐食の進行を監視する腐食進行監視方法であって、
    前記腐食進行指標体は、
    前記金属材料の試料である箔状体の一部を保持して、前記箔状体を拘束する拘束部を備え、
    前記箔状体の、前記拘束部によって保持されない領域のうちの少なくとも一部は、表裏面が露出する露出部である、
    ことを特徴とする腐食進行監視方法。
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