JP5626380B2 - 孔食モニタリング用テストピースおよび孔食モニタリング装置並びに孔食モニタリング方法 - Google Patents
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Description
前記金属部材と同一の金属材料からなり、少なくとも表面の一部に凹凸が形成されたカソード部と、
該カソード部と電気的に絶縁され、前記金属材料からなるアノード部と、
からなる孔食モニタリング用テストピースを提供する。
本発明に係る孔食モニタリング用テストピースは、カソードとなる部分に凹凸が形成されているため、微生物や汚れの付着性がよい。
また、本発明では、水系の金属部材に生じる孔食の進行状況を評価する孔食モニタリングに用いるテストピースであって、
前記金属部材と同一の金属材料からなる第1カソード部と、
該第1カソード部と電気的に絶縁され、前記金属材料からなるアノード部と、
前記第1カソード部と電気的に短絡され、前記金属材料からなり、表面に凹凸が形成された第2カソード部と、
からなる孔食モニタリング用テストピースを提供する。
本発明に係る孔食モニタリング用テストピースに用いる金属材料は特に限定されないが、例えば、前記金属材料として、銅または銅合金を用いることができる。
具体的には、本発明に係る孔食モニタリング用テストピースと、
前記カソード部と前記アノード部間を電気的に接続した回路を流れる電流を測定する電流測定部と、
を少なくとも備える孔食モニタリング装置、
および、
本発明に係る孔食モニタリング用テストピースと、
前記アノード部の分極抵抗を測定する分極抵抗測定部と、
を少なくとも備える孔食モニタリング装置を提供する。
具体的には、水系の金属部材に生じる孔食の進行状況を評価する孔食モニタリング方法であって、
請求項1から3のいずれか一項に記載の孔食モニタリング用テストピースを水系に浸漬し、
前記カソード部と前記アノード部との間を電気的に接続した回路を流れる電流を測定することにより、前記金属部材に生じる孔食の進行状況を評価する孔食モニタリング方法、
および、
水系の金属部材に生じる孔食の進行状況を評価する孔食モニタリング方法であって、
請求項1から3のいずれか一項に記載の孔食モニタリング用テストピースを水系に浸漬し、
前記アノード部の分極抵抗を測定することにより、前記金属部材に生じる孔食の進行状況を評価する孔食モニタリング方法を提供する。
本発明に係る孔食モニタリング方法では、前記アノード部を、腐食生成物で覆い、前記カソード部の接液面が腐食生成物で覆われていない状態で評価を行うことができる。
本発明に係る孔食モニタリング用テストピース1は、水系の金属部材に生じる孔食の進行状況を評価する孔食モニタリングに用いるテストピースであって、大別して、カソード部11と、アノード部12と、絶縁部13と、を少なくとも備える。また、必要に応じて、カソード用導線14、アノード用導線15などを更に備えることも可能である。以下、各部について、各実施形態を例示しながら詳細に説明する。
図1は、本発明に係る孔食モニタリング用テストピース1の第1実施形態を模式的に示す模式図である。図1Aは、第1実施形態に係る孔食モニタリング用テストピース1の正面模式図、図1Bは、図AのI−I’矢視模式断面図である。第1実施形態に係る孔食モニタリング用テストピース1は、カソード部11とアノード部12とが、絶縁部13により電気的に絶縁された状態で配置され、カソード部11およびアノード部12に、それぞれカソード用導線14、アノード用導線15が接続されている。
図3は、本発明に係る孔食モニタリング用テストピース1の第2実施形態を模式的に示す模式断面図である。本発明に係る孔食モニタリング用テストピース1の第2実施形態は、第1カソード部と電気的に短絡された第2カソード部110を有することを特徴とする。
図4は、本発明に係る孔食モニタリング用テストピースの第3実施形態を模式的に示す模式断面図である。第3実施形態に係る孔食モニタリング用テストピース1では、カソード部11に、小孔111と、該小孔111を介して水系と連通する液溜部112を備えることを特徴とする。
本発明に係る孔食モニタリング装置10は、本発明に係る孔食モニタリング用テストピース1を用いて孔食モニタリングを行う装置である。具体的には、前述した本発明に係る孔食モニタリング用テストピース1と、電流測定部101および/または分極抵抗測定部102と、を少なくとも備える装置である。以下、各部について、各実施形態を例示しながら詳細に説明する。なお、孔食モニタリング用テストピース1については、前述と同一であるため、ここでは説明を割愛する。
図5は、本発明に係る孔食モニタリング装置10の第1実施形態を模式的に示す模式図である。第1実施形態に係る孔食モニタリング装置10は、電流測定部101を有する。なお、図中符号Wは、評価水系を示す。
図6は、本発明に係る孔食モニタリング装置10の第2実施形態を模式的に示す模式図である。第2実施形態に係る孔食モニタリング装置10は、分極抵抗測定部102を有する。
11 カソード部、第1カソード部
12 アノード部
13 絶縁部
14 カソード用導線
15 アノード用導線
110 第2カソード部
111 小孔
112 液溜部
10 孔食モニタリング装置
101 電流測定部
102 分極抵抗測定部
W 評価水系
103 照合極
104 対極
105 ポテンショガルバノスタット
S 腐食生成物
Claims (8)
- 水系の金属部材に生じる孔食の進行状況を評価する孔食モニタリングに用いるテストピースであって、
前記金属部材と同一の金属材料からなり、少なくとも表面の一部に凹凸が形成されたカソード部と、
該カソード部と電気的に絶縁され、前記金属材料からなるアノード部と、
からなる孔食モニタリング用テストピース。 - 水系の金属部材に生じる孔食の進行状況を評価する孔食モニタリングに用いるテストピースであって、
前記金属部材と同一の金属材料からなる第1カソード部と、
該第1カソード部と電気的に絶縁され、前記金属材料からなるアノード部と、
前記第1カソード部と電気的に短絡され、前記金属材料からなり、表面に凹凸が形成された第2カソード部と、
からなる孔食モニタリング用テストピース。 - 前記金属材料は、銅または銅合金である請求項1または2に記載の孔食モニタリング用テストピース。
- 請求項1から3のいずれか一項に記載の孔食モニタリング用テストピースと、
前記カソード部と前記アノード部間を電気的に接続した回路を流れる電流を測定する電流測定部と、
を少なくとも備える孔食モニタリング装置。 - 請求項1から3のいずれか一項に記載の孔食モニタリング用テストピースと、
前記アノード部の分極抵抗を測定する分極抵抗測定部と、
を少なくとも備える孔食モニタリング装置。 - 水系の金属部材に生じる孔食の進行状況を評価する孔食モニタリング方法であって、
請求項1から3のいずれか一項に記載の孔食モニタリング用テストピースを水系に浸漬し、
前記カソード部と前記アノード部との間を電気的に接続した回路を流れる電流を測定することにより、前記金属部材に生じる孔食の進行状況を評価する孔食モニタリング方法。 - 水系の金属部材に生じる孔食の進行状況を評価する孔食モニタリング方法であって、
請求項1から3のいずれか一項に記載の孔食モニタリング用テストピースを水系に浸漬し、
前記アノード部の分極抵抗を測定することにより、前記金属部材に生じる孔食の進行状況を評価する孔食モニタリング方法。 - 前記アノード部を、腐食生成物で覆い、
前記カソード部の接液面が腐食生成物で覆われていない状態で評価を行う請求項6または7に記載の孔食モニタリング方法。
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