JP2015204723A - 半導体装置及びそれを用いた電力変換装置 - Google Patents

半導体装置及びそれを用いた電力変換装置 Download PDF

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Abstract

【課題】MOS制御ダイオードを用いた電力変換装置において、MOS制御ダイオードを制御するための具体的な装置構成を提示し、簡便な方法で前記電力変換装置による高効率な電力変換を実現する。
【解決手段】スイッチングデバイスと、出力端子が前記スイッチングデバイスのゲート端子に接続された第一のドライバ回路と、前記スイッチングデバイスの主端子に直列に接続され、ゲート端子により内部の電荷量を制御する手段を具備するダイオードと、出力端子が前記ダイオードのゲート端子に接続された第二のドライバ回路と、出力端子が前記第一のドライバ回路の入力端子に接続された遅延回路と、出力端子が前記第二のドライバ回路の入力端子に接続されたパルス生成回路と、前記遅延回路と前記パルス生成回路の入力端子に接続されたゲート信号入力回路を具備する半導体装置を用いる。
【選択図】図3

Description

本発明は、絶縁ゲートにより内部の電荷量を制御する手段を具備するダイオードを備えた半導体装置及びそれを用いた電力変換装置に関し、特に電力変換装置を高効率かつ簡便に駆動する半導体装置に関する。
従来、MOS制御ダイオードの一例として、pnダイオードとして動作する領域とショットキーダイオードとして動作する領域とを有し、絶縁ゲートに電圧を印加することにより前記の二つの領域のどちらを動作させるかを制御可能に構成されたものがあった(例えば、特許文献1参照)。
また、従来、パワー半導体の一種であるMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)の寄生ダイオードとして、絶縁ゲートに電圧を印加することにより内部に蓄積される電荷量を制御可能に構成されたものがあった(例えば、特許文献2参照)。
特開2011−78187号公報 特開2012−64908号公報
近年の省エネルギーや新エネルギー利用に対する需要の高まりを受け、インバータやコンバータに代表される電力変換装置の高効率化が急務となっている。図1は、モータ001を可変速制御する電力変換装置の一種であるインバータの例を示している。直流電圧源002の電気エネルギーを、パワー半導体の一種であるIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)を使って所望の周波数の交流に変え、モータ001の回転数を可変速制御する。モータ001は3相モータで、U相003、V相004、W相005の入力を持つ。U相003の入力電力は、プラス側の電源端子006にコレクタが繋がるIGBT008、IGBT009、IGBT010(以下、上アームのIGBTと呼ぶ)のうち、U相003にエミッタが繋がるIGBT008のゲートドライブ回路020をオンすると供給される。U相003の入力電力を停止するには、そのゲートドライブ回路020をオフすればよい。これを繰り返すことにより、所望の周波数の電力をモータ001に供給することができる。
IGBT011には、IGBT011と逆並列にフライホイールダイオード017が接続されている。例えば上アームのIGBT008がオフした場合、そのIGBT008に流れていた電流は、マイナス側の電源端子007にエミッタが繋がるIGBT011、IGBT012、IGBT013(以下、下アームのIGBTと呼ぶ)のうち、IGBT008のエミッタにコレクタが繋がるIGBT011と逆並列のフライホイールダイオード017に転流し、モータ001のコイルに貯まっているエネルギーを開放する。再び上アームのIGBT008をオンすると、下アームのフライホイールダイオード017は非導通状態となり、上アームのIGBT008を通じてモータ001に電力が供給される。このように、フライホイールダイオードはIGBTのオン、オフに応じて非導通と導通を繰り返すので、インバータを高効率化するにはフライホイールダイオードの導通損失を低減する必要がある。
一方、上アームのIGBTがオン、オフを繰り返すと、下アームのフライホイールダイオードが導通状態から非導通状態となるとき、導通時に蓄えられた電荷が吐き出され、逆回復電流が流れる。この逆回復電流は、直流電圧源002―高電位側006―上アームのIGBT―下アームのフライホイールダイオード―低電位側007の閉回路で流れ、このスイッチング時に下アームのフライホイールダイオードの逆回復損失を発生させる。また、この逆回復電流は上アームのIGBTのターンオン電流に重畳し、上アームのIGBTのターンオン損失を増加させる。このため、インバータを高効率化するにはフライホイールダイオードの逆回復電流を低減する必要がある。また、この逆回復電流の電流変化率が大きいと、回路の寄生インダクタンスとで過剰な跳ね上がり電圧が発生し、この跳ね上がり電圧がIGBTやフライホイールダイオードの定格電圧を超えるとインバータが故障する場合がある。
このように、フライホイールダイオードを用いた電力変換装置において、その高効率化を達成するためには、フライホイールダイオードの導通損失と逆回復損失の双方を低減する必要がある。数100V以上の定格電圧を持つパワー半導体では、一般的に、順方向電圧降下を小さくするために、電荷を注入することで電導度を高めることができるシリコンを使ったpnダイオードが使われる。このとき、ダイオードのp層、またはn層に導入される不純物の濃度を高めることにより、内部に注入される電荷の量を増し、電導度をより高めることができる。これにより、順方向電圧降下をより小さくし、導通損失を低減することが可能である。しかしながら、p層、またはn層に導入される不純物の濃度を高めたpnダイオードでは、導通時に内部に蓄えられる電荷の量が増えるため、逆回復電流が増加し、逆回復損失は増加する。
これとは逆に、シリコンを使ったpnダイオードにおいて、p層、またはn層に導入される不純物の濃度を低くしたpnダイオードでは、内部に蓄えられる電荷の量が減る。このため、逆回復電流が減少し、逆回復電流を減少させることができる。しかしながら、内部に注入される電荷の量が少なく、電導度が低いために順方向電圧降下が大きくなり、導通損失は増加する。このように、シリコンを使ったpnダイオードにおいては、導通損失と逆回復損失の間にトレードオフ関係がある。このため、導通損失と逆回復損失の双方を低減し、高効率な電力変換装置を実現することは難しい。
pnダイオードに対して、電荷の注入が少なく逆回復電流が極めて小さいダイオードとして、ショットキーダイオードがある。しかし、シリコンでは順方向電圧が極めて大きく、導通損失が大きくなるために、大電流を取り扱うインバータでは損失が増えてしまう。最近、シリコンに変わりシリコンカーバイド(SiC、炭化珪素)を使ったショットキーダイオードが注目されているが、その結晶品質が悪く、製造プロセスが難しく、また大口径化がシリコンに及ばないためにコストが高く、インバータやコンバータを低価格化できないためにその普及は限定的である。
これらの問題を解決し、高効率な電力変換装置を実現する方法として、ダイオードにMOS(Metal Oxide Semiconductor)構造の絶縁ゲートを設け、このゲート電極に電圧を印加することにより、内部の電荷量を制御できるようにしたダイオード(以下、MOS制御ダイオードと呼ぶ)をフリーホイールダイオードに用いる方法がある。MOS制御ダイオードでは、ゲート電圧の制御により内部の電荷が多く導通損失が小さい導通モードと、内部の電荷が少なく逆回復損失が小さい逆回復モードを切り替えることができる。フリーホイールダイオードが導通している間は導通モードとし、上アームのIGBTがオフしてフリーホイールダイオードが逆回復する直前に逆回復モードへ切り替えることにより、導通損失の低減と逆回復損失の低減を両立することが可能となる。
MOS制御ダイオードの一例として、特許文献1では、pnダイオードとして動作する領域とショットキーダイオードが動作する領域を有するダイオードにおいて、絶縁ゲートに電圧を印加することにより前記二つの領域のどちらが動作するかを制御することが可能となる技術が開示されている。pnダイオード領域を動作させたときには順方向電圧降下が小さい導通モード、また、ショットキーダイオード領域を動作させたときには逆回復電流が小さい逆回復モードとなる。
また、特許文献2において、パワー半導体の一種であるMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)の寄生ダイオードについて、絶縁ゲートに電圧を印加することにより内部に蓄積される電荷量を制御することが可能となる技術が開示されている。絶縁ゲートに電圧を印加しなければ通常のpnダイオードとして働き、順方向電圧降下が小さい導通モードとなる。また、絶縁ゲートに電圧を印加した場合、電荷の注入効率が低下して、内部に蓄積する電荷量が少なくなるため、逆回復電流が小さい逆回復モードとなる。
しかしながら、上記の先行技術文献に記載の技術では、MOS制御ダイオードの構造と、MOS制御ダイオードをフライホイールダイオードとして電力変換装置に用いた場合に、与えるべき制御信号のタイミングが開示されている。MOS制御ダイオードは、導通時に導通モードで動作させ、逆回復直前に逆回復モードに切り替え動作させることにより電力変換回路の高効率化を達成する。このとき、MOS制御ダイオードの導通、非導通は、電力変換装置に用いられているスイッチングデバイスの駆動タイミングによって決定される。したがって、MOS制御ダイオードに与える制御信号のタイミングは、スイッチングデバイスの駆動信号に応じて決定しなければならない。このため、先行技術文献では、電力変換装置で用いるスイッチングデバイスの駆動信号と、MOS制御ダイオードの制御信号の相対的な時間関係が示されている。しかし、その相対的な時間関係を満たすスイッチングデバイスの駆動信号とMOS制御ダイオードの制御信号を作るための具体的な方法や装置構成については何ら示されていない。
図1に示すインバータにおいて、各IGBTのドライブ回路に与えられる駆動信号は、所望の速度でモータ001を動作させるために、マイコンで演算して作られることが一般的である。このため、フライホイールダイオードとしてMOS制御ダイオードを用いてインバータを構成する場合にも、MOS制御ダイオードに与える制御信号を、マイコンで演算して作る方法が容易に着想できる。しかし、IGBTそれぞれに逆並列に繋がるMOS制御ダイオード全ての制御信号を、IGBTの駆動信号と同時に演算して作ることは、計算負荷が大きくなる問題がある。
よって、MOS制御ダイオードを用いた電力変換装置において、MOS制御ダイオードを制御するための具体的な装置構成を提示し、簡便な方法で前記電力変換装置による高効率な電力変換を実現することが、本発明が解決する課題である。
上記課題を解決するために、本発明の半導体装置は、例えば、スイッチングデバイスと、出力端子が前記スイッチングデバイスのゲート端子に接続された第一のドライブ回路と、前記スイッチングデバイスの主端子に直列に接続され、ゲート端子により内部の電荷量を制御する手段を具備するダイオードと、出力端子が前記ダイオードのゲート端子に接続された第二のドライブ回路と、出力端子が前記第一のドライブ回路の入力端子に接続された遅延回路と、出力端子が前記第二のドライブ回路の入力端子に接続されたパルス生成回路と、前記遅延回路と前記パルス生成回路の入力端子に接続されたゲート信号入力端子を具備することを特徴とする。
また、本発明の電力変換装置は、例えば、第一のレグの上アームのスイッチングデバイスと前記第一のレグの下アームのフライホイールダイオードを第一の対とし、前記第一のレグの下アームのスイッチングデバイスと、前記第一のレグの上アームのフライホイールダイオードを第二の対とし、第二のレグの上アームのスイッチングデバイスと前記第二のレグの下アームのフライホイールダイオードを第三の対とし、前記第二のレグの下アームのスイッチングデバイスと、前記第二のレグの上アームのフライホイールダイオードを第四の対とし、第三のレグの上アームのスイッチングデバイスと前記第三のレグの下アームのフライホイールダイオードを第五の対とし、前記第三のレグの下アームのスイッチングデバイスと、前記第三のレグの上アームのフライホイールダイオードを第六の対とし、前記第一から第六までの対を含んで構成される電力変換装置であって、前記第一から第六までの対の各々は半導体装置の一部として構成され、前記半導体装置は、上記の本発明の半導体装置の構成を有し、前記第一から第六までの対の各々における前記スイッチングデバイスは、前記半導体装置が具備する前記スイッチングデバイスによって構成され、前記第一から第六までの対の各々における前記フライホイールダイオードは、前記半導体装置が具備する前記ダイオードによって構成されることを特徴とする。
本発明によれば、MOS制御ダイオードの導通損失と逆回復損失とを共に小さくすることができ、以て電力変換装置の高効率化を図ることが可能となる。
従来の電力変換装置の一種であるインバータの一例を示す図である。 本発明の半導体装置を構成するMOS制御ダイオードの回路図記号を示す図である。 本発明の実施形態の一例である実施例1に係る半導体装置のブロック構成を示す図である。 図3のブロック構成図における各ブロックの動作波形を示す図である。 本発明の実施形態の一例である実施例2に係る半導体装置のブロック構成を示す図である。 本発明の実施形態の一例である実施例3に係る電力変換装置のブロック構成を示す図である。
本発明の半導体装置は、MOS制御ダイオードが導通するときはMOS制御ダイオードを導通モードに保ち、MOS制御ダイオードが逆回復動作をする直前にMOS制御ダイオードを逆回復モードへ切り替え、MOS制御ダイオードが逆回復動作するときはMOS制御ダイオードを逆回復モードに保ち、MOS制御ダイオードが逆回復動作を終えればMOS制御ダイオードを導通モードへ戻すことができる。これにより、MOS制御ダイオードの導通損失と逆回復損失を同時に小さくすることができ、本発明の半導体装置を用いた電力変換装置の高効率化を図ることができる。さらに、本発明によれば、スイッチングデバイスの制御信号のみを与えることで、これに同期したMOS制御ダイオードの制御信号を作ることができる。そのため、本発明の半導体装置を用いた電力変換装置は、高効率であるだけでなく、制御方法が簡便であるという利点を有する。
以下、本発明の実施形態の一例を、各実施例として図面を用いて詳細に説明する。
まず、各実施例の説明に用いる図記号について説明する。図2はMOS制御ダイオードの回路図記号を示している。端子026がアノード、端子027がカソードを表している。また、MOS制御ダイオードを導通モード、または逆回復モードへ切り替えるためのゲートを端子028で表す。以下、本願ではMOS制御ダイオードの回路図記号として図2で示す表記を用いる。
図3は本発明の実施形態の一例である実施例1に係る半導体装置を示している。本実施形態に係る半導体装置は、直流電圧源029の電気エネルギーをIGBT033とMOS制御ダイオード032を用いて所望の大きさに変換し、誘導性負荷031に供給する電力変換装置の一部として機能するよう構成される。誘導性負荷031は、IGBT033のコレクタに接続され、直流電圧源029―誘導性負荷031―IGBT033の経路で閉回路を形成している。このため、IGBT033がオンすれば直流電圧源029から誘導性負荷031に電力が供給される。MOS制御ダイオード032は、誘導性負荷031と並列に接続され、誘導性負荷031−MOS制御ダイオード032の経路で閉回路を形成している。MOS制御ダイオード032のアノードは、IGBT033のコレクタに接続されている。IGBT033がオフしたとき、誘導性負荷031に蓄えられた磁気エネルギーは、誘導性負荷031−MOS制御ダイオード032の閉回路で電流が流れることによって開放される。IGBT033のオン、オフを高速、かつ適切な時比率で繰り返すことにより、誘導性負荷031に所望の大きさの電力を供給することができる。
本実施例に係る半導体装置及びそれを用いた電力変換装置では、スイッチングデバイスとしてIGBTを採用しているが、本発明はスイッチングデバイスとしてIGBTを用いた電力変換装置に限定されるものではなく、MOSFETやパワートランジスタなど、スイッチングデバイスの種類を問わずに適用できるものである。
IGBT033をオン、オフさせるための制御信号は、入力端子030に入力される。入力端子030に入力された信号は二つに分岐され、その一方は遅延回路037へ入力される。遅延回路037は、入力された信号の論理レベルを、その内部に設定されている時間(以下、遅延時間と呼ぶ)遅延させて出力する。入力端子030より分岐したもう一方の信号はパルス生成回路036へ入力される。パルス生成回路036は、入力された信号の論理レベルが偽から真へ変化する瞬間に同期し、その内部に設定されている時間幅(以下、パルス幅と呼ぶ)のパルス信号を出力する。
遅延回路037が出力した信号はドライブ回路035へ入力される。また、パルス生成回路036が出力した信号はドライブ回路034へ入力される。ドライブ回路034とドライブ回路035は、入力された信号の論理レベルを、駆動する半導体素子に応じて必要な大きさの電圧レベルへ変換し、必要に応じて絶縁して出力する。ドライブ回路035が出力した電圧はIGBT033のゲートへ印加され、IGBT033のオン、オフを制御する。ドライブ回路034が出力した電圧はMOS制御ダイオード032のゲートへ印加され、MOS制御ダイオード032の導通モード、逆回復モードを切り替え制御する。
図4に、図3で示す電力変換装置を動作させたときの回路各部の信号、電圧、電流波形を示す。ここで、本例では信号の論理レベルをLo、Hiの2値で表し、IGBT033はゲートに+15Vが印加されるとオン、0Vが印加されるとオフし、MOS制御ダイオード032はゲートに+15Vが印加されると逆回復モード、0Vが印加されると導通モードで動作するものとする。ただし、本発明は前記した信号の論理レベル、IGBTゲート電圧、MOS制御ダイオードゲート電圧に限るものではない。MOS制御ダイオード032の電圧波形は、MOS制御ダイオード032のアノードに対するカソードの電圧を示し、MOS制御ダイオード032の電流波形は、MOS制御ダイオード032のアノードへ流れ込む向きの電流を正として示している。
時刻t0において、入力信号、遅延回路037の出力信号、パルス生成回路036の出力信号はLoレベルである。また、IGBT033のゲートドライブ回路035、MOS制御ダイオード032のゲートドライブ回路034の出力電圧は0Vであり、IGBT033、MOS制御ダイオード032のゲート電圧は0Vである。IGBT033のゲート電圧が0Vであるため、IGBT033はオフしており、誘導性負荷031に流れる電流はMOS制御ダイオード032を通して還流している。MOS制御ダイオード032のゲート電圧が0Vであるから、MOS制御ダイオード032は導通モードである。時刻t0からt1の間、MOS制御ダイオード032に電流が流れ続けるが、MOS制御ダイオード032は導通モードであるため、その順方向電圧降下は小さく、導通損失は小さい。
時刻t1において、入力信号がLoからHiに立ち上がる。これに応じてパルス生成回路036はパルス信号を出力し、パルス生成回路036の出力信号がLoからHiに立ち上がる。これに応じてMOS制御ダイオード032のゲートドライブ回路034の出力電圧は0Vから+15Vに立ち上がり、MOS制御ダイオード032のゲートに+15Vが印加される。このため、MOS制御ダイオード032は導通モードから逆回復モードに切り替わり始める。時刻t1からt2の間、MOS制御ダイオード032は導通モードから逆回復モードに切り替わる。このため、MOS制御ダイオード032の内部に蓄積している電荷が減少していき、順方向電圧降下が増大していく。
時刻t2において、MOS制御ダイオード032内部の電荷は十分に減少し、その順方向電圧降下が増大する。ただし、順方向電圧降下の増大は収束値へ漸近して変化するため、ここでは、時刻t1における値と収束値の差の90%まで増大した時点をt2と定義し、この時点で、MOS制御ダイオード032は導通モードから逆回復モードへ切り替わったとする。時刻t2からt3の間、MOS制御ダイオード032が逆回復モードで誘導性負荷031の電流が還流する。
時刻t3において、遅延回路037の出力信号がLoからHiに立ち上がる。これは、時刻t1において遅延回路037に入力された入力信号の立ち上がりが、遅延回路037の内部に設定された遅延時間を経て出力されたものである。これに応じてIGBT033のゲートドライブ回路035の出力電圧は0Vから+15Vに立ち上がり、IGBT033のゲートに+15Vが印加される。このため、IGBT033はオンし始める。時刻t3からt4の間、IGBT033がオンすることに伴い、MOS制御ダイオード032は逆回復動作をする。このため、MOS制御ダイオード032の内部に蓄積されていた電荷が吐き出されることにより逆回復電流が流れ、MOS制御ダイオード032に逆回復損失が発生する。ただし、このときMOS制御ダイオード032は逆回復モードであるため、その内部に蓄積されている電荷は少なく、逆回復電流は小さくなる。したがって、MOS制御ダイオード032の逆回復損失は小さい。
時刻t4において、MOS制御ダイオード032の内部に蓄積している電荷は全て吐き出され、逆回復電流はゼロになり、逆回復動作を終える。ただし、逆回復電流はゼロへ漸近して変化するため、ここでは、逆回復電流がそのピーク値の10%まで減少した時点をt4と定義し、この時点で、MOS制御ダイオード032は逆回復動作を終えたとする。同時に、誘導性負荷031に流れる電流は全てIGBT033を流れる。時刻t4からt5の間、MOS制御ダイオード032は逆バイアス状態となり、非導通である。このため、MOS制御ダイオード032の内部は空乏化している。
時刻t5において、パルス生成回路036の出力信号がHiからLoに立ち下がる。これは、時刻t1において入力された入力信号に応じてパルス生成回路036がパルス信号を出力してから、パルス生成回路036の内部に設定されたパルス幅を経て、パルス信号が立ち下がったものである。これに応じてMOS制御ダイオード032のゲートドライブ回路034の出力電圧は+15Vから0Vに立ち下り、MOS制御ダイオード032のゲートに0Vが印加される。このため、MOS制御ダイオード032は逆回復モードから導通モードに切り替わり始める。時刻t5からt6の間、MOS制御ダイオード032は逆回復モードから導通モードに切り替わる。このとき、MOS制御ダイオード032は逆バイアス状態であり、MOS制御ダイオード032の内部は空乏化しており、蓄積電荷が存在しない。このため、この切り替えに際しては電荷の増減を伴わない。したがって、MOS制御ダイオード032の逆回復モードから導通モードへの切り替えは速やかに行われる。
時刻t6において、入力信号がHiレベルからLoレベルに立ち下がる。時刻t6からt7の間、MOS制御ダイオード032は非導通である。
時刻t7において、遅延回路037の出力信号はHiレベルからLoレベルに立ち下がる。これは、時刻t6において遅延回路037に入力された入力信号の立ち下りが、遅延回路037の内部に設定された遅延時間を経て出力されたものである。これに応じてIGBT033のゲートドライブ回路035の出力電圧は+15Vから0Vに立ち下り、IGBT033のゲートに0Vが印加される。このため、IGBT033はオフし始める。時刻t7からt8の間、IGBT033がオフすることに伴い、MOS制御ダイオード032が導通する。このとき、MOS制御ダイオード032は導通モードであるため、順方向電圧降下が小さく、導通損失は小さい。
時刻t8において、IGBT033は完全にオフし、誘導性負荷031に流れている電流は全てMOS制御ダイオード032を通して還流する。時刻t8からt9において、MOS制御ダイオード032が導通するが、MOS制御ダイオード032は導通モードであるため、順方向電圧降下が小さく、導通損失は小さい。
時刻t9において、入力信号、遅延回路037の出力信号、パルス生成回路036の出力信号はLoレベルである。IGBT033のゲート電圧は0Vであるため、IGBT033はオフしており、誘導性負荷031に流れる電流はMOS制御ダイオード032を通して還流している。MOS制御ダイオード032のゲート電圧は0Vであるから、MOS制御ダイオード032は導通モードである。以上から、時刻t9において、本電力変換装置の回路各部の状態は、時刻t0のものと等しい。すなわち、時刻t0からt9までを回路動作一周期として、時刻t9以降、新たな周期として時刻t0からt9までの動作が繰り返される。
ここで、遅延回路037の遅延時間の設定方法について述べる。遅延時間は時刻t1からt3までの時間幅(t3−t1)に相当する。このうち、時刻t1からt2の時間幅(t2−t1)はMOS制御ダイオード032が導通モードから逆回復モードへ切り替わるために必要な時間である。時刻t3からMOS制御ダイオード032は逆回復を始めるが、この時点でMOS制御ダイオード032は完全に逆回復モードに切り替わっていることが望ましい。さもなければ、時刻t3からt4にかけてMOS制御ダイオード032が逆回復するとき、その内部の電荷量が十分に減少していない状態で逆回復を始めるため、逆回復損失が増大する。このことから、遅延時間は(t2−t1)と一致するか、それより大きいことが望まれる。
一方、遅延時間が(t2−t1)より大きいとき、すなわち(t3−t2)がゼロ以上のとき、時刻t2からt3の期間では、MOS制御ダイオード032は逆回復モードで順方向電流が流れる。よって内部の電荷が少なく順方向電圧降下が大きいため、導通損失が大きい。したがって、この期間に生じる導通損失を最小化するためには、時間幅(t3−t2)は可能な限り短いことが望ましい。以上を総合すると、遅延時間はMOS制御ダイオード032が導通モードから逆回復モードへ切り替わるために必要な時間幅(t2−t1)と一致することが望ましい。
次に、パルス生成回路036のパルス幅の設定方法について述べる。パルス幅は時刻t1からt5までの時間幅(t5−t1)に相当する。このうち、時刻t1からt3までの時間幅(t3−t1)は遅延時間であり、上で述べた方法で決定すればよい。時刻t3からt4の期間でMOS制御ダイオード032は逆回復動作をするから、この期間MOS制御ダイオード032は逆回復モードに保たれることが望ましい。よってパルス幅は(t4−t1)と一致するか、それより大きいことが望まれる。ただし、時刻t7においてIGBT033がオフし、MOS制御ダイオード032が導通するより前には、再びMOS制御ダイオード032は導通モードとなっていることが望ましい。さもなければ、逆回復モードで電流が流れることなり、導通損失が増大する。このことから、時刻t4においてMOS制御ダイオード032の逆回復動作が終了すれば、ただちにMOS制御ダイオード032を導通モードへ切り替えれば十分である。したがって、パルス幅は(t4−t1)と一致するように設定すればよい。
図5は、本発明の実施形態の一例である実施例2に係る半導体装置を示している。上述した実施例1では、遅延回路037の遅延時間とパルス生成回路036のパルス幅を予め設定しておく方法を採用したが、本発明は必ずしも当該方法に限るものではない。例えば、図5に示すように、遅延回路050に遅延時間指示入力端子056を、またパルス生成回路049にパルス幅指示入力端子055を設ける方法がある。この方法では、遅延時間とパルス幅を、それぞれ遅延時間指示入力端子056とパルス幅指示入力端子055に与える信号によって動的に変更できる。例えば、一般的に周囲温度の上昇によってダイオードの逆回復時間は長くなるが、これに応じてパルス幅を長くすることによって、常に損失を最小とするMOS制御ダイオード045の駆動波形をつくることができる。
図6は、本発明の実施形態の一例である実施例3に係る電力変換装置を示し、本発明の半導体装置を用いて三相モータ057を可変速制御する三相インバータの例を示している。本実施例に係る電力変換装置では、例えばIGBT059がオフしたときに、MOS制御ダイオード060がフライホイールダイオードとして単相モータ057に流れる電流を還流する。したがって、IGBT059とMOS制御ダイオード060を対として、遅延回路、パルス生成回路、IGBTゲートドライブ回路、MOS制御ダイオードゲートドライブ回路から成る本発明の構成を適用すればよい。なお、本発明の電力変換装置は、図6に示した電力変換装置の構成に限定されるものではなく、スイッチングデバイスと、誘導性負荷の電流を還流させるためのフライホイールダイオードとを備える電力変換装置に広く適用できるものである。
IGBT059以外のスイッチングデバイスについても、対になるMOS制御ダイオードと本発明を適用することにより、フライホイールダイオードの導通損失と逆回復損失を同時に低減する高効率なインバータが実現できる。また、本電力変換装置に入力すべき制御信号は、六つのIGBTのゲート信号だけでよく、MOS制御ダイオードの駆動信号は、本発明の効果によって、最適なタイミングで生成される。このため、本発明が適用された電力変換装置は、高効率であるだけでなく、制御方法が簡便である。
001 三相モータ
002 直流電圧源
003 U相
004 V相
005 W相
006 プラス側の電源端子
007 マイナス側の電源端子
008 U相、上アームのIGBT
009 V相、上アームのIGBT
010 W相、上アームのIGBT
011 U相、下アームのIGBT
012 V相、下アームのIGBT
013 W相、下アームのIGBT
014 U相、上アームのフライホイールダイオード
015 V相、上アームのフライホイールダイオード
016 W相、上アームのフライホイールダイオード
017 U相、下アームのフライホイールダイオード
018 V相、下アームのフライホイールダイオード
019 W相、下アームのフライホイールダイオード
020 IGBT008のゲートドライブ回路
021 IGBT009のゲートドライブ回路
022 IGBT010のゲートドライブ回路
023 IGBT011のゲートドライブ回路
024 IGBT012のゲートドライブ回路
025 IGBT013のゲートドライブ回路
026 MOS制御ダイオードのアノード
027 MOS制御ダイオードのカソード
028 MOS制御ダイオードのゲート
029 直流電圧源
030 入力端子
031 誘導性負荷
032 MOS制御ダイオード
033 IGBT
034 MOS制御ダイオードのゲートドライブ回路
035 IGBTのゲートドライブ回路
036 パルス生成回路
037 遅延回路
038 パルス生成回路036の出力端子
039 遅延回路039の出力端子
040 ゲートドライブ回路034の出力端子
041 ゲートドライブ回路035の出力端子
055 パルス幅指示入力端子
056 遅延時間指示入力端子
057 単相モータ
059 IGBT
060 MOS制御ダイオード

Claims (10)

  1. スイッチングデバイスと、
    出力端子が前記スイッチングデバイスのゲート端子に接続された第一のドライバ回路と、
    前記スイッチングデバイスの主端子に直列に接続され、ゲート端子に印加される電圧により、内部の電荷量が多く順方向電圧が小さい第一の状態と内部の電荷量が少なく順方向電圧が大きい第二の状態を切り替えられるダイオードと、
    出力端子が前記ダイオードのゲート端子に接続された第二のドライバ回路と、
    出力端子が前記第一のドライバ回路の入力端子に接続された遅延回路と、
    出力端子が前記第二のドライバ回路の入力端子に接続されたパルス生成回路と、
    前記遅延回路と前記パルス生成回路の入力端子に接続されたゲート信号入力端子と
    を具備する
    ことを特徴とする半導体装置。
  2. 請求項1に記載の半導体装置において、
    前記パルス生成回路により生成されるパルスのパルス幅が、前記遅延回路による遅延時間と前記ダイオードの逆回復時間との和以上である
    ことを特徴とする半導体装置。
  3. 請求項1に記載の半導体装置において、
    前記遅延回路による遅延時間が、前記ダイオードが第一の状態から第二の状態へ切り替わることにかかる時間以上である
    ことを特徴とする半導体装置。
  4. 請求項3に記載の半導体装置において、
    前記パルス生成回路により生成されるパルスのパルス幅が、前記遅延回路による遅延時間と前記ダイオードの逆回復時間との和以上である
    ことを特徴とする半導体装置。
  5. 請求項1に記載の半導体装置において、
    前記遅延回路による遅延時間が、前記遅延回路がもつ遅延時間指示入力端子に入力される信号により決定され、
    前記パルス生成回路により生成されるパルスのパルス幅が、前記パルス生成回路がもつパルス幅指示入力端子に入力される信号により決定される
    ことを特徴とする半導体装置。
  6. 第一のレグの上アームのスイッチングデバイスと前記第一のレグの下アームのフライホイールダイオードを第一の対とし、
    前記第一のレグの下アームのスイッチングデバイスと、前記第一のレグの上アームのフライホイールダイオードを第二の対とし、
    第二のレグの上アームのスイッチングデバイスと前記第二のレグの下アームのフライホイールダイオードを第三の対とし、
    前記第二のレグの下アームのスイッチングデバイスと、前記第二のレグの上アームのフライホイールダイオードを第四の対とし、
    第三のレグの上アームのスイッチングデバイスと前記第三のレグの下アームのフライホイールダイオードを第五の対とし、
    前記第三のレグの下アームのスイッチングデバイスと、前記第三のレグの上アームのフライホイールダイオードを第六の対とし、
    前記第一から第六までの対を含んで構成される電力変換装置であって、
    前記第一から第六までの対の各々は半導体装置の一部として構成され、
    前記半導体装置は、
    スイッチングデバイスと、
    出力端子が前記スイッチングデバイスのゲート端子に接続された第一のドライバ回路と、
    前記スイッチングデバイスの主端子に直列に接続され、ゲート端子に印加される電圧により、内部の電荷量が多く順方向電圧が小さい第一の状態と内部の電荷量が少なく順方向電圧が大きい第二の状態を切り替えられるダイオードと、
    出力端子が前記ダイオードのゲート端子に接続された第二のドライバ回路と、
    出力端子が前記第一のドライバ回路の入力端子に接続された遅延回路と、
    出力端子が前記第二のドライバ回路の入力端子に接続されたパルス生成回路と、
    前記遅延回路と前記パルス生成回路の入力端子に接続されたゲート信号入力端子と
    を具備し、
    前記第一から第六までの対の各々における前記スイッチングデバイスは、前記半導体装置が具備する前記スイッチングデバイスによって構成され、
    前記第一から第六までの対の各々における前記フライホイールダイオードは、前記半導体装置が具備する前記ダイオードによって構成される
    ことを特徴とする電力変換装置。
  7. 請求項6に記載の電力変換装置において、
    前記パルス生成回路により生成されるパルスのパルス幅が、前記遅延回路による遅延時間と前記ダイオードの逆回復時間との和以上である
    ことを特徴とする電力変換装置。
  8. 請求項6に記載の電力変換装置において、
    前記遅延回路による遅延時間が、前記ダイオードが第一の状態から第二の状態へ切り替わることにかかる時間以上である
    ことを特徴とする電力変換装置。
  9. 請求項8に記載の電力変換装置において、
    前記パルス生成回路により生成されるパルスのパルス幅が、前記遅延回路による遅延時間と前記ダイオードの逆回復時間との和以上である
    ことを特徴とする電力変換装置。
  10. 請求項6に記載の電力変換装置において、
    前記遅延回路による遅延時間が、前記遅延回路がもつ遅延時間指示入力端子に入力される信号により決定され、
    前記パルス生成回路により生成されるパルスのパルス幅が、前記パルス生成回路がもつパルス幅指示入力端子に入力される信号により決定される
    ことを特徴とする電力変換装置。
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