JP2015203891A - 共同利用車両の車両管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】帰還予定ポートを、利用中の車両とは異なる他車両の乗継を行う乗継ポートとして一時的に利用できるようにする。
【解決手段】複数の利用者に利用される車両を管理する共同利用車両の車両管理システムであって、複数の車両のうち、少なくとも一つの利用中の車両の位置を検出する車両位置検出手段12と、利用中の車両が、所定時間以内に予め設定された利用中の車両の帰還予定ポートに帰還するか否か判定する帰還判定手段16と、帰還判定手段16が、利用中の車両は所定時間以内に帰還できないと判定する場合に、帰還予定ポートを、利用中の車両とは異なる他車両を利用中の利用者と他車両の利用を予定している利用予定者との乗継を行う乗継ポートとして一時的に利用する。
【選択図】図3

Description

本発明は、複数のユーザに共同で利用される車両を管理する車両管理システムに関するものである。
従来、複数のユーザに共同で利用される車両の予約システムにおいて、会員からの予約時に、会員が指定した返却場所を受付ける技術が知られている。会員は、車両の予約時に、車両の返却場所を指定して、予約した貸出場所から車両の利用を開始して、指定した返却場所に返却することができる。
特開2004−110462号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術では、車両の返却場所を予め受付けるため、会員は、車両を利用している間、返却場所を占有することになる。それゆえ、会員が車両を利用している間、会員が指定した返却場所は空車になるが、その他の会員は、車両を利用中の会員の返却場所を利用することができない。このため、ポート及び車両の効率的な運用が出来なくなるといった問題があった。
本発明は、複数の利用者に利用される複数の車両を管理する車両管理システムであって、複数の車両のうち、少なくとも一つの利用中の車両の位置を検出する車両位置検出手段と、利用中の車両が、所定時間以内に、予め設定された利用中の車両の帰還予定ポートに帰還するか否か判定する帰還判定手段と、帰還判定手段が、利用中の車両は所定時間以内に帰還できないと判定する場合に、帰還予定ポートを、利用中の車両とは異なる他車両を利用中の利用者と他車両の利用を予定している利用予定者との乗継を行う乗継ポートとして一時的に利用できるようにする乗継利用手段とを備える共同利用車両の車両管理システムを提供するものである。
本発明における共同利用車両の車両管理システムは、利用中の車両が帰還予定ポートへの帰還に要する時間が所定時間を超える時、その帰還予定ポートを乗継で一時的に利用できるようにする。そのため、ポート及び車両の効率的な運用ができるようになる。
図1は、本発明の第一実施形態を適用したカーシェアリングシステムの構成図である。 図2は、所定の区域に複数の駐車ポートを設けた例を示した図である。 図3は、制御装置が備える各種手段について示した図である。 図4は、第一実施形態に係る乗継の流れを示したフローチャートである。 図5は、第二実施形態に係る乗継の流れを示したフローチャートである。
以下、図面に基づいて、本発明の実施形態を説明する。
第一実施形態に係る車両管理システムは、例えば、カーシェアリングシステムで利用される共用車両の管理のために用いられる。図1は、カーシェアリングシステムの構成図である。本発明に係るカーシェリングシステムは、管理サーバ100と、複数の利用者に利用される複数の共用車両200と、インターネット300を介して管理サーバ100と通信可能なユーザ端末400とから構成される。このカーシェアリングシステムは、近距離乗り捨て型カーシェアリングシステムを形成しており、図2に示すように、共用車両200の駐車ポート500が比較的狭い区域内に互いに近い間隔で設けられていて、利用者は、共用車両200の利用を開始した場所とは異なる場所に帰還することができる。尚、図1においては、共用車両200を2台のみ示したが、本発明に係るカーシェアリングシステムは、多数の共用車両200から構成される。また、本発明に係るカーシェアリングシステムにおいて、多数の共用車両200は、各所に設けられた所定の駐車スペースにそれぞれ駐車されている。特定多数の利用者は、所望の駐車スペースに駐車された共用車両200を予約して利用できる。
管理サーバ100は、制御装置110と、通信装置120と、データベース130を備えている。制御装置110は、各種プログラムを格納するROM(Read Only Memory)112と、ROM112に格納されたプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)111と、随時にアクセス可能な記憶装置であるRAM(Random Access Memory)113とを備えている。通信装置120は、無線通信により、共用車両200に備えられた車載通信装置220や、インターネット300を介してユーザ端末400と通信を行う。データベース130は、共用車両200の利用受付情報や、制御装置110が算出する情報を記憶する記憶装置である。ここで、制御装置110が、本発明の車両管理システムを構成している。
共用車両200は、車載装置210と、車載通信装置220とを備えている。車載装置210は、無線通信により、共用車両200の利用開始時間及び利用終了時間の情報と、走行距離情報と、自車両の位置情報とを、車載通信装置220を介して通信装置120に送信する。
尚、車載装置210が、自車両の位置を取得する方法としては、例えば、各共用車両200に備えられたGPS(Global Positioning System)がある。車載装置210は、測位衛星から発信される電波を所定時間(例えば1秒)ごとに受信することで、各共用車両200のリアルタイムの位置情報を取得する。
ユーザ端末400は、第一実施形態の車両管理システムを利用する特定多数の利用者が所有する端末であり、インターネット300を介して通信装置120と通信可能である。本発明に係るカーシェアリングシステムにおいて、各利用者は、ユーザ端末400を用いて、共用車両200の利用予約や、利用の申請を行うことができる。尚、ここでいうユーザ端末400は、携帯電話、スマートフォン、パソコンといった端末を指している。
図3は、管理サーバ100に備えられた制御装置110が有する各種手段を示したものである。図3に示したように、制御装置110は、利用受付手段11と、車両位置検出手段12と、帰還予定ポート検索手段13と、返却判定手段14と、帰還時間算出手段15と、帰還判定手段16と、乗継利用手段17と、帰還予定ポート変更手段18とを有している。また、後述する利用予定者は、共用車両200の利用を予定している人である。また、利用者は、共用車両200を利用している人である。以下に、各種手段を説明する。
まず、利用受付手段11を説明する。本発明に係るカーシェアリングシステムにおいて、利用予定者は、ユーザ端末400を操作して、共用車両200の利用を申請する。利用
受付手段11は、利用予定者からの申請を受けて、共用車両200ごとの利用受付情報を生成する。利用受付情報とは、例えば、利用予定者が利用を申請した共用車両200の利用受付時間と、帰還予定ポート識別情報とを含む。また、利用受付手段11は、生成された利用受付情報をデータベース130に送る。
尚、帰還予定ポートとは、駐車ポート500のうちの利用予定者が選択した何れかのポートであり、例えば、少なくとも一つの駐車スペースを有するポートや、複数の充電器を有する充電ステーションである。そして、本発明に係るカーシェアリングシステムにおいて、利用予定者が共用車両200の利用を申請する時、利用予定者は、帰還予定時間を設定せずに共用車両200を利用することができる。これにより、利用者は、共用車両200を任意のタイミングで返却することができるが、代わりに、利用予定者は、帰還予定時間を利用の申請の時に予め設定するようにしてもよい。あるいは、利用者は、利用開始後に帰還予定時間を設定するようにしてもよい。その他にも、本発明に係るカーシェアリングシステムにおいては、帰還予定時間に限らず、帰還予定時刻を指定できるようにしてもよい。
次に、車両位置検出手段12を説明する。共用車両200に設けられた車載装置210は、GPSから取得した位置情報を、車載通信装置220を介して通信装置120に送信する。通信装置120は、位置情報を車両位置検出手段12に送る。車両位置検出手段12は、通信装置120より位置情報を取得して、後述する返却判定手段14と帰還時間算出手段15とに送る。
尚、車両位置検出手段12は、路車間通信により(例えば、充電スペースや充電ステーションに設置された通信機を介して)、共用車両200の位置情報を取得してもよい。
次いで、帰還予定ポート検索手段13を説明する。帰還予定ポート検索手段13は、データベース130より、帰還予定ポートの位置情報を取得する。具体的には、まず、帰還予定ポート検索手段13は、利用受付手段11より利用予定者の利用受付情報を取得する。帰還予定ポート検索手段11は、利用受付情報に含まれる利用者が希望する帰還予定ポートの識別情報であるID番号に基づいて、データベース130中の複数の帰還予定ポート情報の中から、該当する帰還予定ポートを検索する。そして、帰還予定ポート検索手段13は、データベース130より帰還予定ポートの位置情報を抽出する。その後、帰還予定ポート検索手段13は、抽出した帰還予定ポートの位置情報を、後述する返却判定手段14と、帰還時間算出手段15とに送る。
尚、帰還予定ポート検索手段13は、帰還予定ポートの位置情報を、利用予定者の車両予約の時だけではなく、利用者が利用した共用車両200を返却する時に検索してもよい。
次に、返却判定手段14を説明する。利用者が共用車両200を返却する時、返却判定手段14は、利用者が共用車両200を正しい帰還予定ポートに返却しようとしているか否かを判定する。具体的には、まず、返却判定手段14は、車両位置検索手段12より、共用車両200の位置情報を取得する。また、返却判定手段14は、帰還予定ポート検索手段13より、返却される共用車両200の帰還予定ポートの位置情報を取得する。返却判定手段14は、共用車両200の位置情報と、帰還予定ポートの位置情報とを比較して、利用者が正しい帰還予定ポートに返却しようとしているか否かを判定する。共用車両200の位置情報と、帰還予定ポートの位置情報とが一致した場合、返却判定手段14は、利用者が正しい帰還予定ポートに返却しようとしていると判定する。そして、返却判定手段14は、車両の返却が「可能」な旨を、通信装置120を介して利用者に通知する。それに対して、共用車両200の位置情報と、帰還予定ポートの位置情報が一致しない場合
、返却判定手段14は、利用者が正しい帰還予定ポートに返却しようとしていないと判定する。そして、返却判定手段14は、車両の返却が「不可能」な旨を、通信装置120を介して利用者に通知する。
尚、返却判定手段14が、利用者は正しい帰還予定ポートに返却しようとしていないと判定する場合、返却判定手段14は、正しい帰還予定ポートの位置情報を利用者に通知するようにしてもよい。
次に、帰還時間算出手段15を説明する。帰還時間算出手段15は、共用車両200が、帰還予定ポートへの帰還に要する帰還時間を算出する。通常、共用車両200が帰還予定ポートへ帰還する経路はいくつもある。また、帰還時間は、移動距離や、道路状況などの影響により経路毎に異なる。そこで、帰還時間算出手段15は、移動距離や、道路情報や、渋滞状況などを勘案し、経路ごとの帰還時間を算出する。そして、帰還時間算出手段15は、経路ごとに算出された帰還時間の中から最短の帰還時間を特定する。具体的には、まず、帰還時間算出時間15は、車両位置検出手段12より、利用中の共用車両200の位置情報を取得する。また、帰還時間算出手段15は、帰還予定ポート検索手段13より、利用中の共用車両200の帰還予定ポートの位置情報を取得する。そして、帰還時間算出手段15は、共用車両200の位置情報と、帰還予定ポートの位置情報とより、共用車両200の帰還時間を算出する。複数の帰還経路が想定される場合、帰還時間算出手段15は、複数の帰還時間を算出する。そして、帰還時間算出手段15は、複数の帰還時間から、最短の帰還時間を絞り込む。
尚、上記の帰還時間算出手段15は、複数の帰還時間の中から最短の帰還時間に絞り込むことで、帰還時間を特定したが、帰還時間の特定方法は、必ずしもこれに限られない。例えば、バッテリ残量が少ない共用車両200は、最短距離の経路を通って帰還することが多い。そのため、帰還時間算出手段15は、共用車両200の帰還時間を最短距離と平均車速とから算出してもよい。その他にも、帰還時間算出手段15は、帰還時間を、共用車両200と帰還予定ポートとの直線距離に応じて決める手法を用いてもよい(例えば、直線距離5kmの場合、帰還時間は20分間。直線距離10kmの場合は、帰還時間は40分間など)。また、帰還時間算出手段15は、データベース130に格納された過去の利用情報(例えば、過去に同じ経路で帰還した共用車両200の移動時間)を勘案して、帰還時間を算出してもよい。加えて、帰還時間算出手段15は、利用予定者が予約時に入力した帰還予定時刻(例えば、利用予定者が15時に帰還予定と入力した場合)より、帰還時間を算出してもよい。また、帰還時間算出手段15は、利用予定者が入力した帰還予定時間(例えば、利用予定者が2時間利用と入力した場合)により、帰還時間を算出するようにしてもよい。その他に、帰還時間算出手段15は、帰還時間を所定時間毎(例えば1分毎)に算出してもよい。
次いで、帰還判定手段16を説明する。帰還判定手段16は、利用中の共用車両200が、帰還予定ポートに所定時間までに帰還するか否かを判定する。具体的には、まず、帰還判定手段16は、帰還時間算出手段15より帰還時間を取得する。取得した帰還時間が所定時間(例えば30分間)以上の場合、帰還判定手段16は、この共用車両200を、所定時間以内に帰還不可能と判定する(以下、帰還不可能車両と称する)。そして、帰還判定手段16は、帰還不可能車両の情報を乗継利用手段17に送る。ここでの帰還不可能車両の情報とは、帰還不可能車両の予約受付情報である。それに対して、帰還時間が所定時間以下の場合、帰還判定手段16は、共用車両200が所定時間以内に帰還可能と判定する。
尚、帰還判定手段16は、利用中の全共用車両に対して、帰還不可能車両であるか否かを判定してもよいし、あるいは利用予定者、もしくは利用者が選択した共用車両200に
限定して判定するようにしてもよい。加えて、帰還判定手段16は、所定時間毎(例えば1分毎)に、帰還不可能車両があるか否かを判定して、利用不可能車両をリアルタイムに把握するようにしてもよい。
次に、乗継利用手段17を説明する。乗継利用手段17は、何れかの帰還不可能車両の帰還予定ポートを一時的に乗継で利用できるようにする。具体的には、まず、乗継利用手段17が、帰還不可能車両の帰還予定ポート情報(例えば、ポートの識別情報)を、帰還予定ポートの変更を希望する利用者と共用車両200の利用を予定している利用予定者とに通知する。そして、利用者と利用予定者は、通知された帰還予定ポートの中から何れかのポートを選択する。ユーザ端末400は、利用者と利用予定者が選択した帰還予定ポート情報を通信装置120に送信する。通信装置120は、取得した帰還予定ポート情報を利用受付手段11に送る。利用受付手段11は、取得した帰還予定ポート情報を乗継利用手段17に送る。乗継利用手段17は、取得した帰還予定ポート情報に基づいて、利用者と利用予定者が同一のポートを選択したか否か判定する。乗継利用手段17が、利用者と利用予定者は同一のポートを選択したと判定した場合、乗継利用手段17は、両者が選択したポートが乗継で「利用可能」である旨を、通信装置120を介して利用者と利用予定者に通知する。そして、乗継利用手段17は、利用者の帰還予定ポートの変更を後述する帰還予定ポート変更手段18に指令する。それに対して、利用者と、利用予定者が、選択したポートが同一でない場合、乗継利用手段17は、選択したポートは「利用不可能」な旨を、利用者と、利用予定者とに通知する。
尚、乗継利用手段17が「利用可能」な旨を利用予定者と利用者に通知する時
乗継利用手段17は、帰還予定ポートが乗継で利用される旨を、乗継ポートを帰還予定ポートとする帰還不可能車両の利用者に通知してもよい。
次いで、帰還予定ポート変更手段18を説明する。帰還予定ポート変更手段18は、利用者の帰還予定ポートを何れかの帰還不可能車両の帰還予定ポートに変更する。具体的には、まず、帰還予定ポート変更手段18は、乗継利用手段17より、利用者の帰還予定ポート変更の指令を受ける。帰還予定ポート変更手段18は、乗継利用手段17より、利用者の利用受付情報と、利用者が変更先に希望した帰還予定ポートの識別情報を取得する。そして、帰還予定ポート変更手段18は、データベース130内の利用者の帰還予定ポート情報を、利用者が変更先に希望した帰還予定ポートに更新する。そして、帰還予定ポート変更手段18は、帰還予定ポートの変更が完了した旨を乗継利用手段17に送る。
次に、第一実施形態に係る動作例を説明する。図4は、第一実施形態に係る乗継の流れを示している。尚、利用予定者Aは、予め管理サーバ100に登録された特定多数の中の一人である。また、利用者Bは、共用車両200を利用中の利用者であり、予め設定した帰還予定ポートから、何れかの帰還不可能車両の帰還予定ポートに、帰還予定ポートの変更を希望する人である。
まず、ステップS100で、新たに利用を予定している利用予定者Aが、ユーザ端末400を操作して、共用車両200の利用予約を開始する。また、利用者Bが、帰還予定ポートの変更を申請する。利用予定者Aが、利用予約を開始した場合、フローは、ステップS101に進む。それに対して、利用予定者Aが、利用予約を開始しない場合、フローは、ENDに進む。
次にステップS101で、帰還判定手段16が、帰還不可能車両を特定する。帰還判定手段16は、共用車両200の帰還時間が所定時間以上か否か比較して、帰還不可能車両を特定する(例えば、算出された帰還時間が40分間で所定時間が30分間の場合、共用車両200は帰還不可能と判定される)。
次いで、ステップS102で、乗継利用手段17は、ステップS101で特定した帰還不可能車両の帰還予定ポート情報を、通信装置120を介して利用予定者Aと利用者Bとに通知する。通知した後、フローは、ステップS103に進む。尚、乗継利用手段17は、帰還不可能車両の帰還予定ポートの全てを通知してもよいし、利用予定者A及び利用者Bの現在位置周辺の帰還予定ポートに限定して通知してもよい。
次いで、ステップS103で、利用予定者Aと利用者Bが、ステップS102で通知されたポートの中から、希望するポートをリクエストする。具体的には、まず、利用予定者Aと利用者Bは、ステップS102で通知された帰還不可能車両の帰還予定ポートの中から、希望するポートを選択する。利用予定者Aにおいては、利用を開始するポートを選択し、利用者Bにおいては、帰還予定ポートの変更先を選択する。ユーザ端末400は、選択された帰還予定ポート情報を通信装置120に送る。その後、帰還予定ポート情報は、利用通信装置110から利用受付手段11に送られて、利用受付手段11から乗継利用手段17に送られる。そして、乗継利用手段17は、取得した帰還予定ポート情報より、利用予定者Aと利用者Bの両者が選択したポートが同一であるか否か判定する。利用予定者Aと利用者Bの両者が選択したポートが同一である場合、フローは、ステップS104に進む。それに対して、利用予定者Aと利用者Bの両者が選択したポートが同一でない場合、フローは、ステップS100に戻る。尚、ステップS104以降では、利用予定者Aと利用者Bの両者が帰還不可能車両の帰還予定ポートのうち、同じXポートを選択したとする。
次に、ステップS104で、乗継利用手段17は、Xポートが乗継で利用可能な旨を、通信装置120を介して利用予定者Aと利用者Bとに通知する。ただし、Xポートを帰還予定ポートとしていた利用者は所定時間経過した以後に帰還する。そのため、乗継利用手段17は、Xポートの利用を所定時間に限定する旨を、利用予定者Aと利用者Bとに通知する。フローは、ステップS105に進む。
次いで、ステップS105で、帰還予定ポート変更手段18は、利用者Bの帰還予定ポートをXポートに変更する。変更した後、フローは、ステップS106に進む。次に、ステップS106で、利用予定者Aと利用者Bは、Xポートに移動する。両者がXポートに移動した後、フローは、ステップS107に進む。
次いで、ステップ107で、返却判定処理14は、利用者Bの共用車両200が正しい帰還予定ポート(Xポート)に返却されようとしているかを判定する。返却判定手段14が、利用者Bは、Xポートに返却しようとしていると判定する場合、返却判定手段14は、返却が可能な旨を利用者Bに通知する。そして、利用者Bの返却が終了した後、フローは、ステップS108に進む。それに対して、返却判定手段14が、利用者BはXポートと違うポートに返却しようとしていると判定する場合、返却判定手段14は、返却が不可能な旨を利用者Bに通知する。
次に、ステップS108で、利用予定者Aが、利用者Bにより利用されていた共用車両200の利用を申請する。利用受付手段11は、利用予定者Aにより送信された情報により、利用受付情報を生成する。また、利用受付手段11は、生成された利用予定者Aの利用受付情報を、具体的には、利用予定者Aの共用車両200の利用受付時間と、帰還予定時間とをデータベース130に送る。次に、ステップS109で、利用予定者Aは、共用車両200の利用の申請を完了する。申請が完了した後、利用予定者Aは、共用車両200の利用を開始する

以上のとおり、第一実施形態にかかる図4のフローチャートでは、利用予定者Aと利用者Bとの乗継の流れを示した。
ここで、第一実施形態の車両管理システムにあっては、以下に列挙する効果を得ることができる。
(1)
複数の利用者に利用される複数の車両を管理する車両管理システムにおいて、複数の車両のうち、少なくとも一つの利用中の共用車両200の位置を検出する車両位置検出手段12と、利用中の共用車両200が、所定時間以内に、利用中の共用車両200の帰還予定ポート(Xポート)に帰還するか否か判定する帰還判定手段16(図4のステップS101)と、上記帰還判定手段16が、利用中の共用車両200は、所定時間以内に帰還できないと判定する時、上記帰還予定ポート(Xポート)を、利用者Bと利用予定者Aとの乗継を行う乗継ポートとして一時的に利用できるようにする乗継利用手段17(図4のステップS104)とを備える。
これにより、利用予定者Aと利用者Bは、従来は利用できなかったXポートを乗継ポートとして利用できるようになる。そのため、利用予定者Aと、利用者Bが利用できるポートや共用車両200が増加するため、共用車両200やポートの効率的な運用が可能になる。
(2)
帰還判定手段16が、利用中の共用車両200は所定時間以内に帰還できないと判定する時、乗継利用手段17は、上記帰還予定ポート(Xポート)が乗継で利用できる旨を、利用予定者Aと利用者Bに通知する(ステップS104)。
これにより、利用予定者Aと利用者Bは、利用を希望したXポートで乗継ができることを知ることができる。したがって、上記の通知は、利用予定者Aと利用者BがXポートへの移動を開始する契機になる。また、利用予定者Aと利用者Bは、希望したポートを利用できることを確認できるため、安心してXポートに移動を開始することができる。つまり、乗継で利用できる旨を通知しない場合より、利用予定者Aと利用者Bとの乗継は、結び付く可能性が高くなる。このように、乗継に結び付く可能性が高くなることで、共用車両200やポートのさらに効率的な運用が可能になる。
(3)
利用者Bが予め設定した帰還予定ポートを、帰還不可能車両の帰還予定ポートの内の何れかのポート(Xポート)に変更する帰還予定ポート変更手段18(ステップS105)をさらに備え、乗継利用手段17は、Xポートを、利用者Bと利用予定者Aとの乗継で一時的に利用できるようにする。
これにより、利用者Bは、帰還予定ポートを変更したい場合に、新たな帰還予定ポートを設定することができる。したがって、利用者Bにおいては、利用中の車両を返却できるポートの数が増加し、予め設定した帰還予定ポート以外のポートにも返却できるようになる。
(4)
帰還判定手段16は、車両位置検出手段12により検出した利用中の共用車両200の位置から、上記共用車両200の帰還予定ポートに移動するのに要する時間である帰還時間を算出する帰還時間算出手段15を有し、帰還時間が所定時間以上の時、利用中の共用車両200は、前記所定時間以内に帰還できないと判定する(ステップS101)。
これにより、帰還判定手段16は、算出した帰還時間に基づいて、所定時間以内に帰還するか否かを判定できるようになる。そのため、帰還判定手段16の判定精度が向上する。
(5)
帰還時間算出手段15は、利用中の共用車両200が、帰還予定ポートに帰還するまでの最短時間を算出する(ステップS101)。
このため、利用予定者Aと利用者Bとが、帰還不可能車両の帰還予定ポートで乗継を行ったとしても、乗継が完了する前に、乗継ポートを帰還予定ポートとしていた利用者が帰還することを防ぐことができる。
(6)
帰還時間算出手段15は、利用中の共用車両200が、帰還予定ポートに帰還するまでの最短距離を算出し、最短距離に基づいて帰還時間を算出する。
第一実施形態の車両管理システムにおいて、バッテリ残量が少ない車両などは、最短時間ではなく最短距離経路で帰還することが多い。このような車両においては、最短時間と所定時間を比較判定した場合では、帰還不可能車両とならないが、最短距離経路での帰還時間では帰還不可能車両になることがある。したがって、帰還時間算出手段が、最短距離経路を通る共用車両200の帰還時間を最短距離と平均車速より算出することで、最短距離経路を通る共用車両200を帰還不可能車両と判定することが多くなる。そのため、帰還不可能車両の帰還予定ポート数が増加する。これにより、利用予定者Aと利用者Bが、帰還不可能車両の帰還予定ポートから希望するポートを選択する際に、ポートの選択肢が増える。
(7)
帰還時間算出手段15は、帰還時間を、利用者Bが入力して設定する帰還予定時間に基づいて算出する。
これにより、帰還時間算出手段15は、帰還時間を算出しなくても、帰還時間を把握することができるため、帰還時間を算出する制御装置130の演算負荷が軽減する。
(8)
乗継利用手段17は、帰還判定手段16により所定時間以内に帰還できないと判定される利用中の車両の帰還予定ポートを利用者B及び利用予定者Aに通知して(ステップS102)、利用者B及利用予定者Aが、通知された帰還予定ポートの中から同一の帰還予定ポート(Xポート)を選択した時(ステップS103)、利用者及び利用予定者が選択した帰還予定ポート(Xポート)を、乗継ポートとして一時的に利用できるようにする(ステップS104)。
これにより、利用予定者Aと利用者Bは、帰還不可能車両の帰還予定ポートから、所望のポートを選択することができる。また、利用予定者Aと利用者Bの両者が、Xポートを選択した時、利用予定者Aにおいては、所望のXポートから利用を開始することができるようになる。また、利用者Bにおいては、所望のXポートに共用車両200を返却することができるようになる。それゆえに、利用予定者Aと利用者Bの両者は、利用できるポートの数が増加し、所望のポートを利用することができる可能性が高くなる。したがって、利用予定者Aと、利用者Bの顧客満足度が向上する。
次に、第二実施形態を説明する。第一実施形態は、利用予定者Aが利用予約を申し込むとともに、利用者Bが帰還予定ポートの変更をリクエストして、両者が選択したXポートで乗継を行う実施形態であった。それに対して、第二実施形態では、共用車両200を利用中の利用者が、帰還予定ポートの変更を希望した後に、利用者が希望したポートから利用開始が可能な旨を利用予定者に通知して、乗継を行うようにする。図5は、第二実施形態にかかるフローチャートで、図4と同様に、乗継が行われる流れを示したものである。以下に示した利用者Cは、共用車両200を利用中の利用者である。また利用予定者E、F、G、…は、共用車両200の利用を予定している複数の利用予定者を示している。また利用予定者Eは、それら複数の利用予定者の中の一人を示している。
まず、ステップS200で、利用者Cが帰還予定ポートの変更を申請する。利用者Cは、当初の帰還予定ポートからYポートへの変更申請を、ユーザ端末400を用いて通信装置120に送信する。そして、フローは、ステップS201に進む。それに対して、利用者Cが、変更を申請しない場合、フローは、ENDに進む。
次に、ステップS201で、帰還予定ポート検索手段13は、利用者Cが希望したYポートの位置情報をデータベース130より抽出する。そしてYポートに空きスペースがない場合、フローは、ステップS202に進む。それに対して、Yポートに空きスペースがある場合、フローは、ステップS211に進む。
次に、ステップS202で、帰還判定手段16は、Yポートを帰還予定ポートとして予約している利用者Dが所定時間内に帰還可能か否か判定する。具体的には、まず、帰還予定ポート検索手段13は、Yポートの位置情報を帰還時間算出手段15に送る。また、車両位置検出手段12は、利用者Dの位置情報を、通信装置120を介して取得して、帰還時間算出手段15に送る。帰還時間算出手段15は、Yポートの位置情報と、利用者Dの位置情報とより、利用者Dの帰還時間を算出する。そして、帰還判定手段16は、帰還時間と、所定時間とを比較して、利用者Dが所定時間以内に帰還可能か否かを判定する。帰還判定手段16が利用者DはYポートに所定時間内に帰還不可能と判定する場合、フローは、ステップS203に進む。それに対して、帰還判定手段16が利用者DはYポートに所定時間内に帰還可能と判定する場合、フローは、ステップS200に戻る。
次いで、ステップS203で、乗継利用手段17は、乗継でYポートからの「利用可能」な旨を特定多数の利用予定者E、F、G、…に通知する。通知した後、フローは、ステップS205に進む。
次に、ステップS204で、乗継利用手段17は、ステップS203で通知を受けた複数の利用予定者E、F、G、…の中の利用予定者Eが、Yポートからの利用を希望したか否か判定する。具体的には、まず、利用予定者Eが、Yポートからの利用の希望を、ユーザ端末400を介して通信装置120に送る。通信装置120は、利用予定者Eが選択したポート情報を利用受付手段11に送る。利用受付手段11は、利用予定者Eが選択したポート情報を乗継利用手段17に送る。乗継利用手段17が利用予定者EがYポートからの利用を申請したと判定する場合、フローは、ステップS205に進む。それに対して、乗継利用手段17が利用予定者EはYポートからの利用を申請していないと判定する場合、フローは、ステップS200に戻る。
次いでステップS205で、乗継利用手段17は、Yポートが乗継利用可能な旨を利用者Cと利用予定者Eとに通知する。ただし、Yポートを帰還予定ポートとしていた利用者Dは所定時間経過した以後に帰還する。そのため、乗継利用手段17は、Yポートの利用時間を所定時間に限定する。
次いで、ステップS206で、帰還予定ポート変更手段18が、利用者Cの帰還予定ポートをYポートに変更する。変更した後、フローは、ステップS207に進む。次に、ステップS207で、利用者Cと利用予定者Eが、Yポートに移動する。両者の移動が完了した後、フローは、ステップS208に進む。
次いで、ステップ208で、返却判定処理14は、利用者Cが共用車両200を正しく返却しようとしているかを判定する。返却判定手段14が、利用者Cは、Yポートに正しく返却しようとしていると判定する場合、返却判定手段14は、返却が可能な旨を利用者Cに通知する。そして、利用者Cの返却が終了した後、フローは、ステップS209に進む。それに対して、返却判定手段14が、利用者Cは、Yポートとは違うポートに返却しようとしていると判定する場合、返却判定手段14は、返却が不可能な旨を利用者Cに通知する。
次に、ステップS209で、利用予定者Eは、利用者Cが利用していた共用車両200の利用を申請する。ステップS109と同様に、利用受付手段11は、利用受付情報を生成する。次いで、ステップS210で、利用予定者Eは、共用車両200の利用申し込みを完了する。完了した後、利用予定者Eは、共用車両200の利用を開始する。
また、ステップS211で、帰還予定ポート変更手段17は、利用者Cの帰還予定ポートをYポートに変更する。
ここで第二実施形態の車両管理システムにおいては、以下の効果を得ることができる。
利用者Cによる帰還予定ポートの変更の希望があった時であって(ステップS200)、帰還判定手段16が、利用者Cが所望するYポートに帰還を予定していた利用者Dは、所定時間以内に、Yポートに帰還できないと判定した時(ステップS202)、乗継利用手段17は、Yポート情報を利用予定者Eに通知して(ステップS203)、Yポートを利用者Cと利用予定者Eとの乗継を行う乗継ポートとして一時的に利用できるようにする(ステップS205)。
第一実施形態では、利用者と利用予定者の両者が同一のポートを選択した場合に、乗継を行えるようした。しかし、第二実施形態では、帰還判定手段16が利用者Dは所定時間以内に帰還不可能と判定した後に、乗継利用手段17が、乗継利用を利用予定者Eに提案して乗継を行う。つまり、利用予定者Eは、Yポートから確実に利用開始ができることを知った上で車両予約を承諾する。したがって、利用者Cと利用予定者Eとが、Yポートで乗継を行う可能性が高くなる。このように、乗継に結び付く可能性が高くなることで、従来は利用できなかったYポートや共用車両200が利用できるようになるため、共用車両200やポートのさらに効率的な運用が可能になる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、これらの実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物を含む趣旨である。
例えば、上述した実施形態では、共用車両200の利用を開始する場所及び返却する場所として、ポートを例示して説明したが、このポートは、複数の駐車スペースを有ししていてもよいし、一つの駐車スペースを有していても良い。
また、上述した実施形態では、車両管理システムの一例として乗り捨て型のカーシェアリングシステムを例示して説明したが、車両管理システムは、長距離乗り捨て型のレンタ
カーシステムなどにももちろんのこと適用することができる。
また、上述した実施形態においては、返却判定手段14により、共用車両200が返却予定ポートに返却されようとしているか否かを判定する方法として、共用車両200に備えられたGPSを利用する方法を例示して説明した。しかし、このようなGPSに加え、またはGPSに代えて、例えば次のような方法を用いてもよい。すなわち、予め各駐車スペースに固有の位置特定用コードを設置しておく。駐車スペースに設置される位置特定用コードとしては、特に限定されていないが、例えば、位置特定用のバーコード、QRコード(登録商標)、または英数字などが表示された表示板や、位置特定用の電子データが記憶された端末などが挙げられる。そして、ユーザにより共用車両200が返却された時、返却判定手段14は、返却された共用車両200の車載装置210に指令することで、共用車両200に搭載されたカメラ、センサ、または通信機器などによって、上記位置特定用コードの情報を読み取らせる。次いで、読み取らせた位置特定用コードの情報が、共用車両200に設置された返却予定ポートを示すものであった時、返却完了手段14は、共用車両200が返却予定ポートに返却されようとしていると判定する。これにより、GPSでは上記判定が行うことができない場面、例えば、GPSの位置検出誤差範囲内に2以上の駐車スペースが存在している場面や、GPSの電波が届かない場面などにおいても、返却完了手段14は、返却予定ポートに返却されようとしているか否かを判定することができる。
11・・・利用受付手段
12・・・車両位置検出手段
13・・・帰還予定ポート検索手段
14・・・返却判定手段
15・・・帰還時間算出手段
16・・・帰還判定手段
17・・・乗継利用手段
18・・・帰還予定ポート変更手段
100・・・管理サーバ
110・・・制御装置
120・・・通信手段
130・・・データベース
200・・・共用車両
210・・・車載装置
220・・・車載通信装置
300・・・インターネット
400・・・ユーザ端末
500・・・駐車ポート

Claims (9)

  1. 複数のユーザに利用される複数の車両を管理する共同利用車両の車両管理システムにおいて、
    前記複数の車両のうち、少なくとも一つの利用中の車両の位置を検出する車両位置検出手段と、
    前記利用中の車両が、所定時間以内に、前記利用中の車両の帰還予定ポートに帰還するか否かを判定する帰還判定手段と、
    前記帰還判定手段が、前記利用中の車両は、所定時間以内に帰還できないと判定する時、前記帰還予定ポートを前記利用中の車両とは異なる他車両を利用中の利用者と前記他車両の利用を予定している利用予定者とが乗継を行う乗継ポートとして一時的に利用できるようにする乗継利用手段と、
    を備えることを特徴とする共同利用車両の車両管理システム。
  2. 前記帰還判定手段が、前記利用中の車両は前記所定時間以内に帰還できないと判定する時、
    前記乗継利用手段は、前記帰還予定ポートが乗継で利用できる旨を前記利用者及び前記利用予定者に通知すること、
    を特徴とする請求項1に記載の共同利用車両の車両管理システム。
  3. 前記他車両の帰還予定ポートを前記所定時間以内に帰還しないと判定された前記利用中の車両の帰還予定ポートの内から前記利用者が所望するポートに変更する帰還予定ポート変更手段をさらに備え、
    前記乗継利用手段は、前記帰還予定ポート変更手段により変更された前記利用者の帰還予定ポートを前記利用者と前記利用予定者との乗継で一時的に利用できるようにすること、
    を特徴とする請求項1及び2の何れか一項に記載の共同利用車両の車両管理システム。
  4. 前記帰還判定手段は、
    前記車両位置検出手段により算出した前記利用中の車両の位置から、前記利用中の車両の帰還予定ポートに移動するのに要する時間である帰還時間を算出する帰還時間算出手段を有し、
    前記帰還時間が前記所定時間以上の時に、前記利用中の車両は、前記所定時間以内に帰還できないと判定すること、
    を特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の共同利用車両の車両管理システム。
  5. 前記帰還時間算出手段は、
    前記利用中の車両が、前記帰還予定ポートに帰還するまでの最短時間を算出すること、
    を特徴とする請求項4に記載の共同利用車両の車両管理システム。
  6. 前記帰還時間算出手段は、
    前記利用中の車両が、前記帰還予定ポートに帰還するまでの最短距離を算出し、
    前記最短距離に基づいて、前記帰還時間を算出すること、
    を特徴とする請求項4及び5の何れか一項に記載の共同利用車両の車両管理システム。
  7. 前記帰還時間算出手段は、前記帰還時間を、前記利用者が入力して設定する帰還予定時刻に基づいて算出すること、
    を特徴とする請求項4乃至6の何れか一項に記載の共同利用車両の車両管理システム。
  8. 前記乗継利用手段は、前記帰還判定手段により所定時間以内に帰還できないと判定された前記利用中の車両の帰還予定ポートを、前記利用者及び前記利用予定者に通知し、前記
    利用者及前記利用予定者が、通知された帰還予定ポートの中から同一の帰還予定ポートを選択した時、前記利用者及び前記利用予定者が選択した帰還予定ポートを乗継ポートとして一時的に利用できるようにすること、
    を特徴とする請求項1乃至7の何れか一項に記載の共同利用車両の車両管理システム。
  9. 前記利用者が帰還予定ポートの変更を申請した時であって、
    前記帰還判定手段が、前記利用者が変更先に指定した帰還予定ポートに帰還を予定している前記利用中の車両は所定時間以内に帰還できないと判定した時、
    前記乗継利用手段は、前記利用者が指定した帰還予定ポートを前記利用予定者に通知し、該帰還予定ポートを前記利用者と前記利用予定者との乗継を行う乗継ポートとして一時的に利用できるようにすること、
    を特徴とする請求項1乃至7の何れか一項に記載の共同利用車両の車両管理システム。
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