JP2015202750A - 通信エリア調整装置及び通信エリア調整方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】携帯端末3及び電子キー5の両方をユーザに所持させ、この状態下において、車外周囲及び車内の各地点を移動させる。このとき、各地点において、車両1及び電子キー5が通信するときの信号の強度として第1強度R1を取得し、車両1及び携帯端末3が通信するときの信号の強度として第2強度R2を取得する。そして、車両1及び電子キー5の間の距離Lsと、電子キーシステム6で取得できる第1強度R1との関係が正しいことを踏まえ、第2強度R2を距離Lsに紐付けすることにより、車両1及び携帯端末4の通信エリアを調整する。
【選択図】図1
Description
図1に示すように、車両1は、無線によるキー照合が可能な無線キー照合システム2を備える。無線キー照合システム2は、携帯端末3を車両キーとする携帯端末キーシステム4と、電子キー5を車両キーとする電子キーシステム6とを備えることが好ましい。携帯端末3は、例えば高機能携帯電話であり、キー機能を備えた携帯端末キーである。車両1は、携帯端末3及び電子キー5のどちらでも操作が可能である。
図3(a),(b)に示すように、元から車載されている電子キーシステム6は、製造又は出荷の際にエリア調整が施されることにより、スマート通信の電波Srwを電子キー5で受信したときの第1強度(受信信号強度)R1と、車両1及び電子キー5の距離Lsとが、一義的な値をとる。具体的には、第1強度R1が「R1−1」であれば、距離は「Ls−1」であり、第1強度R1が「R1−2」であれば、距離は「Ls−2」であると特定できる。このように、電子キーシステム6では、第1強度R1から距離Lsを一義的に導くことが可能である。
(1)ユーザに携帯端末3及び電子キー5の両方を同時に所持させ、車両1及び電子キー5の通信(電子キーシステム6の通信)と、車両1及び携帯端末3の通信(携帯端末キーシステム4の通信)とを同時に実行させ、電子キーシステム6の通信における電波の第1強度R1と、携帯端末キーシステム4の通信における電波の第2強度R2とを取得する。そして、この作業を車内外の複数の地点Pで実行する。以上の作業によって得た第1強度R1及び第2強度R2において、車両1及び電子キー5の間の距離Lsと第1強度R1との関係が正しいことを踏まえ、この距離Lsと第2強度R2とを紐付けすることにより、車両1及び携帯端末3の通信エリアEkを調整する。よって、仮に携帯端末3の受信感度に個体差や機種差があっても、車両1及び携帯端末3の通信エリアEkを好適な範囲に設定することができる。
(3)車外ドア付近において距離Ls及び第2強度R2の紐付けを複数地点Pで行い、同様に車内ドア付近において距離Ls及び第2強度R2の紐付けを複数地点Pで行い、これらの間の1値を車内外の切り分け点Rxとして設定する。このため、携帯端末キーシステム4の通信において、携帯端末3が車内外のどちらに位置するのかを判定することができる。よって、携帯端末キーシステム4の通信時、携帯端末3が車内外のどちらに位置するのかを正確に判定しながら通信(ID照合)を実行することができる。
・携帯端末3で測定された第2強度R2のデータは、全ての地点Pにおいて強度測定が終了した後、まとめて車両1に送信されてもよい。なお、これは第1強度R1のデータでも同様にいえる。
・電波強度の測定地点は、実施形態の述べた地点P以外の位置に適宜変更してもよい。
・電波強度測定時に車両1から送信される電波Srwは、通常のスマート通信に準じた電波が送信されることに限らず、エリア調整用の専用の電波としてもよい。
・強度測定地点のガイドは、車両1側で実施されることに限らず、携帯端末3や電子キー5で実施されてもよい。
Claims (6)
- 電子キーと通信可能な通信対象に対し、当該電子キーと、キー機能を有する携帯端末とが通信可能であり、当該通信対象及び携帯端末の通信エリアを調整する通信エリア調整装置において、
前記通信対象及び電子キーが通信するときの信号の強度を、ある地点において取得する第1強度取得部と、
ユーザにより前記電子キーと同時に所持された前記携帯端末が前記通信対象と通信するときの信号の強度を、先程と同じ前記地点において取得する第2強度取得部と、
前記第1強度取得部で取得される第1強度と前記通信対象及び電子キーの距離との関係が正しいことを踏まえ、前記第2強度取得部で取得される第2強度を前記距離に紐付けすることにより、前記通信対象及び携帯端末の通信エリアを調整するエリア調整部と
を備えたことを特徴とする通信エリア調整装置。 - 前記第1強度及び第2強度の取得は、複数地点において実施される
ことを特徴とする請求項1に記載の通信エリア調整装置。 - 前記通信対象は、室内外が切り分けられていて、
前記第1強度取得部及び第2強度取得部は、前記通信対象の室内の室内外境目において信号強度を複数地点で取得し、前記通信対象の室外の室内外境目においても、同様に信号強度を複数地点で取得し、
前記エリア調整部は、室内の室内外境目で取得した信号強度と、室外の室内外境目で取得した信号強度との間の1値を、前記通信エリアの室内外の切り分け点として設定する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の通信エリア調整装置。 - 前記電子キーは、当該電子キーにおいて動作モードの切り替えを行う第1モード切替部を備え、前記携帯端末は、当該携帯端末において動作モードの切り替えを行う第2モード切替部を備え、
前記通信エリアの調整は、前記電子キーの動作モードを前記第1モード切替部によりエリア調整モードにし、携帯端末の動作モードを前記第2モード切替部によりエリア調整のモードにすることにより、実行される
ことを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか一項に記載の通信エリア調整装置。 - 信号強度の取得をどの地点で行うのかをユーザにガイドするガイド実行部を備えた
ことを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか一項に記載の通信エリア調整装置。 - 電子キーと通信可能な通信対象に対し、当該電子キーと、キー機能を有する携帯端末とが通信可能であり、当該通信対象及び携帯端末の通信エリアを調整する通信エリア調整方法において、
前記電子キー及び携帯端末の両方をユーザに所持させ、この状態下において、前記電子キー及び通信対象が通信するときの信号の強度として第1強度を取得し、前記携帯端末と通信対象が通信するときの信号の強度として第2強度を取得し、前記第1強度と前記通信対象及び電子キーの距離との関係が正しいことを踏まえ、前記第2強度を前記距離に紐付けすることにより、前記通信対象及び携帯端末の通信エリアを調整する
ことを特徴とする通信エリア調整方法。
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