JP2020173158A - 端末位置検出システム及び端末位置検出方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】端末の位置の判定精度を確保可能にした端末位置検出システム及び端末位置検出方法を提供する。【解決手段】音波制御部25は、端末1から車両3にブルートゥース通信の電波Sbを送信してから所定時間の間、音源24から音波Scを出力する。音波Scは、各音源24から順に異なる周波数で出力される。解析部26は、音源24からの音波Scを受信した際、各々の音波Scを解析し、その測定データDcを車両3に送信し、判定部27に端末1の位置を判定させる。判定部27は、音波Scが全て閾値未満の場合、端末1が車両3の室外に位置すると判定し、音波Scが全て閾値以上の場合、端末1が車両3の室内に位置すると判定する。【選択図】図1
Description
本発明は、端末の位置を検出する端末位置検出システム及び端末位置検出方法に関する。
従来、端末及びその通信対象の間で電波の通信を行ってこれらの間の距離を測定し、測定した距離の正否を判定する端末位置検出システムが周知である(特許文献1等参照)。この種の端末位置検出システムでは、例えば端末及び通信対象の間の距離に準じた測定値を求め、この測定値が妥当(所定範囲内)であると判定された場合、例えば2者間の間で無線により実行されたID照合の成立が許容される。
ところで、例えば位置検出の通信にブルートゥース(Bluetooth:登録商標)のBLE(Bluetooth Low Energy)等の電波を使用した場合、BLEには直進波や反射波が存在するため、測定値を精度よく求めることができない可能性がある。特に、同システムを車両に使用した場合、室内においては反射波の影響を受けるので、端末の室内外の位置判定において判定精度が悪化する懸念があった。
本発明の目的は、端末の位置の判定精度を確保可能にした端末位置検出システム及び端末位置検出方法を提供することにある。
前記問題点を解決する端末位置検出システムは、端末及び通信対象の間で電波通信を行うための処理部と、前記端末及び前記通信対象の間で前記電波通信を行った場合に、前記通信対象に設けられた複数の音源から、前記端末で受信するための音波を出力させる音波制御部とを備えた。
前記問題点を解決する端末位置検出方法は、端末及び通信対象の間で電波通信を実行するステップと、前記端末及び前記通信対象の間で前記電波通信を行った場合に、前記通信対象に設けられた複数の音源から、音波制御部によって音波を出力させて、前記端末における前記音波の受信状態から前記通信対象に対する前記端末の位置を判定させるステップとを備えた。
本発明によれば、端末の位置の判定精度を確保することができる。
以下、端末位置検出システム及び端末位置検出方法の一実施形態を図1〜図7に従って説明する。
図1に示すように、端末1の通信対象2である車両3は、端末1との無線通信を通じて端末1の正否を認証する認証システム4を備える。端末1は、例えばキー機能を備えた高機能携帯電話であることが好ましい。車両3及び端末1の通信は、近距離無線通信が使用されている。近距離無線通信は、例えばブルートゥース(Bluetooth:登録商標)であることが好ましい。
図1に示すように、端末1の通信対象2である車両3は、端末1との無線通信を通じて端末1の正否を認証する認証システム4を備える。端末1は、例えばキー機能を備えた高機能携帯電話であることが好ましい。車両3及び端末1の通信は、近距離無線通信が使用されている。近距離無線通信は、例えばブルートゥース(Bluetooth:登録商標)であることが好ましい。
認証システム4は、例えば電子キー(図示略)等の車両キーと各種照合を実行して車載装置5を制御するID照合部6を備える。ID照合部6は、車両3に設けられ、車内の通信線7を介して車載装置5と接続されている。通信線7は、車内のCAN(Controller Area Network)やLAN(Local Area Network)である。車載装置5は、例えばドアロック制御装置やエンジン装置等がある。
ID照合部6は、電子キーとスマート照合やワイヤレス照合等のID照合を実行する。スマート照合は、例えばLF(Low Frequency)−UHF(Ultra High Frequency)の双方向通信を通じて電子キーを認証するID照合の一種である。ワイヤレス照合は、電子キーからの通信を契機に電子キーを認証するID照合の一種である。ID照合部6は、電子キーとのID照合が成立すると、車載装置5の作動を許可又は実行する。
認証システム4は、端末1と近距離無線通信を通じた認証を実行する通信機10を備える。本例の通信機10は、端末1と近距離無線通信を行う無線モジュール11と、端末1を認証する端末認証部12とを備える。無線モジュール11は、近距離無線通信としてブルートゥース通信を実行する。ブルートゥース通信は、例えばBLE(Bluetooth Low Energy)であることが好ましい。
端末1は、端末1の動作を制御する端末制御部15を備える。端末制御部15には、端末1においてネットワーク通信を可能とするネットワーク通信部16と、端末1において近距離無線通信を可能とする無線部17とが接続されている。端末1には、周囲の音を集音する集音部18が設けられている。集音部18は、例えばマイクからなり、集音した際の検出信号Saを端末制御部15に出力する。
端末1は、車両3の電子キーとして使用される場合、例えばネットワーク通信を介してサーバ等から鍵情報Dkを取得する。具体的には、端末1は、ネットワーク通信部16を介してサーバにアクセスし、サーバから鍵情報Dkを取得して、この鍵情報Dkを端末1のメモリ19に書き込み保存する。鍵情報Dkは、例えば1度のみ使用が可能なワンタイムキーであることが好ましい。
端末認証部12は、自身に鍵情報Dkが登録されていない新たな端末1と近距離無線通信が確立した場合、通信接続後、端末1の認証として、端末1に登録された鍵情報Dkの正否を確認する。このとき、端末認証部12は、端末1から近距離無線通信を通じて鍵情報Dkを受信し、この鍵情報Dkを正しく復号することができれば、認証が成立したとみなす。よって、端末1を車両3の電子キーとして使用することができるようになる。以降、端末1及び通信機10は、鍵情報Dkが有効とされている期間、復号された鍵情報Dkに基づく暗号鍵等を用いて、近距離無線通信を実行する。
端末認証部12は、認証成立した鍵情報Dkが有効の期間内において、端末1から車両3の作動要求を受信すると、ID照合部6とID照合と同様の認証を実行する。作動要求は、例えば車両ドアの施解錠要求や、エンジンの始動要求等である。ID照合部6は、端末認証部12との間でID照合が成立することを確認すると、車載装置5の作動を許可又は実行する。これにより、端末1でも車両3を作動させることができるようになる。
車両3は、車両3に対する端末1の位置を検出する端末位置検出システム22を備える。本例の端末位置検出システム22は、端末1及び車両3の間の近距離無線通信と、透過減衰し易い音波とを利用して、車両3に対する端末1の位置を検出する。端末位置検出システム22は、例えば端末1と車両3とが近距離無線通信を通じた認証を行う際に、端末1の位置検出の動作を実行することが好ましい。
端末位置検出システム22は、端末1及び通信対象2の間で電波通信を行うための処理部23を備える。本例の処理部23は、端末認証部12に設けられている。処理部23は、端末1及び通信対象2の一方から他方に、電波通信として、電波Sbの送信を実行する。本例の場合、処理部23は、端末1の位置検出のタイミングとなった場合に、通信対象2の無線モジュール11から電波Sb、本例の場合、BLEの電波を送信して、この電波Sbを端末1に受信させる。端末1は、この電波Sbを受信する間、端末1の位置検出の動作を実行する。
端末位置検出システム22は、通信対象2である車両3に設けられた複数の音源24の動作を制御する音波制御部25を備える。本例の音波制御部25は、端末認証部12に設けられている。本例の場合、音波制御部25は、端末1及び車両3の間で電波通信を行った場合に、車両3に設けられた複数の音源24から、端末1で受信するための音波Scを出力させる。音源24は、例えば各車両ドアに設けられた車載スピーカであることが好ましい。音波制御部25は、規定の態様で音波Scを出力する。規定の態様とは、例えば複数の音源24から音波Scを順番に、かつ各々異なる周波数で出力する態様であることが好ましい。
端末位置検出システム22は、音源24から送信された音波Scを端末1で受信した際の強度を解析する解析部26を備える。解析部26は、端末制御部15に設けられている。本例の解析部26は、端末1で受信した音波Scの音スペクトル強度を測定する。解析部26は、音波Scの測定結果としての測定データDcを、近距離無線通信を通じて車両3に送信する。
端末位置検出システム22は、端末1においての音波Scの受信状態を基に通信対象2に対する端末1の位置を判定する判定部27を備える。判定部27は、端末認証部12に設けられている。判定部27は、端末1から近距離無線通信を介して取得した測定データDcを基に、端末1及び車両3の位置関係を判定する。
次に、図2〜図7を用いて、本実施形態の端末位置検出システム22の作用について説明する。
図2に示すように、各音源24は、車内の座席ごとに配置され、車両ドアの各内壁に取り付けられている。本例の音源24は、運転席のものを「第1音源24a」とし、助手席のものを「第2音源24b」とし、後部右側席のものを「第3音源24c」とし、後部左側席のものを「第4音源24d」とする。車両ドアが閉状態の場合、各音源24の音は車内で大きく聞こえ、車外に漏れ難い。なお、無線モジュール11は、車体の中央に配置されることが好ましい。
図2に示すように、各音源24は、車内の座席ごとに配置され、車両ドアの各内壁に取り付けられている。本例の音源24は、運転席のものを「第1音源24a」とし、助手席のものを「第2音源24b」とし、後部右側席のものを「第3音源24c」とし、後部左側席のものを「第4音源24d」とする。車両ドアが閉状態の場合、各音源24の音は車内で大きく聞こえ、車外に漏れ難い。なお、無線モジュール11は、車体の中央に配置されることが好ましい。
図3に示すように、端末1を近距離無線通信のマスタとし、車両3を近距離無線通信のスレーブとした場合、車両3の無線モジュール11は、自身の存在を周囲に通知するアドバタイズを周囲に周期的に送信する。端末1は、このアドバタイズを無線部17で受信すると、車両3との間の近距離無線通信を開始する。このとき、端末1及び車両3は、互いが組をなすもの同士か否かを見るペアリング確認を行い、この確認がとれると、近距離無線通信が通信接続の状態となる。
処理部23は、端末1及び車両3の近距離無線通信が接続されて、端末1の位置検出のタイミングとなったとき、位置検出開始の旨を端末1に知らせる通知としての位置検出開始要求Sdを、BLE通信を介して端末1に送信する。なお、位置検出の動作は、例えば近距離無線通信が非接続の状態から通信接続の状態に切り替わったとき、すなわちBLE通信が確立したときに開始されることが好ましい。
端末1は、BLE通信を通じて位置検出開始要求Sdを受信すると、位置検出の動作を開始する。このとき、端末1の解析部26は、集音部18を起動し、周囲環境のノイズを集音部18によって測定する。すなわち、解析部26は、端末1の位置検出に先立ち、集音部18から入力する検出信号Saを基に、端末1の周囲に発生するノイズ情報Dbを取得する。解析部26は、取得したノイズ情報Dbを、BLE通信を通じて車両3に送信する。これにより、車両3は、音波Scを出力する環境上に発生しているノイズがどの程度であるかを認識することができる。
続いて、音波制御部25は、BLE通信を開始してから所定のT秒の間、各音源24から固有の音波Scを送信させる。このとき、音波制御部25は、通信環境上に発生しているノイズと、音源24の再生周波数特性とに応じた強さで、各音源から音波Scを出力させる。すなわち、通信環境上にノイズが生じていたり、音源24の再生周波数特性に個体差があったりしても、端末1に届く強さのレベルで各音源24から音波Scを出力させる。
また、各音源24は、各々周波数が異なる音波Scを出力する。本例の場合、第1音源24aが周波数f1の音波Sc1を出力し、第2音源24bが周波数f2の音波Sc2を出力し、第3音源24cが周波数f3の音波Sc3を出力し、第4音源24dが周波数f4の音波Sc4を出力する。このように、各音源24と音波Scの周波数とは一対一で対応するように設定されている。これら音波Sc1〜Sc4は、端末1の集音部18で測定され、これらの検出信号Saが端末制御部15に出力される。
図4に示すように、各音源24は、可聴域外の音波Scを出力する。可聴域外の音波Scは、例えば約20Hz以下の周波数の音(図4の「*1」で図示)や、約20kHz以上の周波数の音(図4の「*2」で図示)などがある。こうすることで、ユーザの耳障りにならない音波Scで端末1の位置を検出することができるようになる。
図3に戻り、解析部26は、集音部18から入力した検出信号Saを解析し、各音波Scを受信強度に係る測定値を計測する。本例の場合、解析部26は、音波Sc1を受信した際の測定値と、音波Sc2を受信した際の測定値と、音波Sc3を受信した際の測定値と、音波Sc4を受信した際の測定値とを計測する。解析部26は、これら測定値のデータ群からなる測定データDcを、近距離無線通信を通じて車両3に送信する。判定部27は、端末1から取得した測定データDcを基に、車両3に対する端末1の位置、すなわち車内外判定を実行する。
図5に示すように、端末1が車両3の室外に位置する場合、各音源24から出力された音波Scはどれも端末1に届き難い。このため、端末1が各々の音波Scを受信したときの測定値は、いずれも低くなる。よって、判定部27は、各音源24の音波Scの受信強度に係る測定値が全て閾値未満となる場合、端末1が室外に位置すると判定する。車両3は、室外に位置する端末1と認証が成立すると判定した場合、車両ドアの施解錠を許可又は実行するように制御する。
図6に示すように、端末1が車両3の室内に位置する場合、各音源24から出力された音波Scはどれも端末1に届き易い。このため、端末1が各々の音波Scを受信したときの測定値は、いずれも高くなる。よって、判定部27は、各音源24の音波Scの受信強度に係る測定値が全て閾値以上となる場合、端末1が室内に位置すると判定する。車両3は、室内に位置する端末1と認証が成立すると判定した場合、車両電源の遷移操作、すなわちエンジンの始動操作を許可する。
図7に示すように、本例の位置検出の場合、車両ドア(図7の例では運転席ドア)が開状態となった状況下でも、端末1の車内外位置を判定することができる。例えば、運転席ドアが開状態となった場合、室外に位置する端末1には、第1音源24aの音波Scが届き易いが、それ以外の音波Scは端末1に届き難い。よって、判定部27は、例えばドアカーテシスイッチの出力信号を基に運転席ドアが開状態と判断した場合に、音波Scの受信強度の組み合わせが、運転席ドアの開状態下で端末1が室外に位置する際の組み合わせとなることを確認すると、端末1が室外に位置すると判定する。
一方、運転席ドアが開状態となった場合、端末1が室内に位置していれば、端末1には、各音源24からの音波Scが高い強度で届く。よって、判定部27は、例えばドアカーテシスイッチの出力信号を基に運転席ドアが開状態と判断した場合に、音波Scの受信強度の組み合わせが、運転席ドアの開状態下で端末1が室内に位置する際の組み合わせとなることを確認すると、端末1が室内に位置すると判定する。以上のように、車両ドアが開状態となっていても、音波Scの受信強度の組み合わせから、端末1を車内外判定することが可能となる。
上記実施形態の端末位置検出システム22によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)端末位置検出システム22に設けた処理部23は、端末1及び車両3の間で電波通信、すなわちBLEの電波Sbで通信を実行する。端末位置検出システム22に設けた音波制御部25は、端末1及び車両3の間で電波通信を行った場合に、車両3に設けられた複数の音源24から、端末1で受信するための音波Scを出力させる。
(1)端末位置検出システム22に設けた処理部23は、端末1及び車両3の間で電波通信、すなわちBLEの電波Sbで通信を実行する。端末位置検出システム22に設けた音波制御部25は、端末1及び車両3の間で電波通信を行った場合に、車両3に設けられた複数の音源24から、端末1で受信するための音波Scを出力させる。
このように、本例の場合、BLEの電波Sbを用いた通信と、音波Scを用いた通信とから、車両3に対する端末1の位置を判定する。このため、例えばBLEの電波Sbのみ使用して端末1の位置を判定する場合に、電波Sbの直進性や反射性を要因として位置精度が確保できない場合であっても、音波Scを共用した位置判定を行うことにより、単独の場合よりも高い精度で端末1の位置を判定することができる。よって、端末1の位置の判定精度を確保することができる。
(2)端末位置検出システム22に判定部27を設け、端末1における音波Scの受信状態を基に、車両3に対する端末1の位置を判定する。よって、車両3に判定部27を設けたシステム構成とすることができる。
(3)音波Scは、可聴域外の周波数に設定されている。よって、位置検出時に音源24から出力される音波Scをユーザは気にせずに済む。
(4)音波制御部25は、複数の音源24から音波Scを各々異なる周波数で出力させる。よって、音源24から出力された音波Scを端末1が受信した際に、音源24と音波Scとの対応関係をとることが可能となるので、端末1の位置判定を精度よく行うのに寄与する。
(4)音波制御部25は、複数の音源24から音波Scを各々異なる周波数で出力させる。よって、音源24から出力された音波Scを端末1が受信した際に、音源24と音波Scとの対応関係をとることが可能となるので、端末1の位置判定を精度よく行うのに寄与する。
(5)音波制御部25は、複数の音源から音波Scを各々異なるタイミングで出力させる。よって、音波Scが重ならずに済むので、端末1の位置判定の精度確保に一層寄与する。
(6)処理部23は、規定の時間Tの間、電波通信すなわちBLEの電波Sbの送信を実行する。音波制御部25は、電波通信している間、音波Scによる位置検出の動作を実行する。よって、位置検出の動作の関連付けが明確になるので、例えばノイズ等の影響を受けず、端末1の位置判定を精度よく行うのに寄与する。
なお、本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
[電波Sbと処理部23とについて]
・電波Sbは、BLEの電波に限定されず、他の通信方式や通信ルールからなる電波でもよい。このように、端末1及び通信対象2の間で行われる電波通信は、BLE通信に限らず、他の通信方式、通信ルール、通信プロファイル、周波数等を用いた通信に変更可能である。
[電波Sbと処理部23とについて]
・電波Sbは、BLEの電波に限定されず、他の通信方式や通信ルールからなる電波でもよい。このように、端末1及び通信対象2の間で行われる電波通信は、BLE通信に限らず、他の通信方式、通信ルール、通信プロファイル、周波数等を用いた通信に変更可能である。
・電波Sbの送信タイミングは、端末1の認証時に限定されず、端末1と車両3との通信が確立している間であれば、いつ実施されてもよい。
・処理部23は、所定の時間Tの間、通信を継続することに限定されず、例えば位置検出を開始するときのみ電波送信を行って、位置検出の動作が開始されることを端末1に通知する動作をとるようにしてもよい。
・処理部23は、所定の時間Tの間、通信を継続することに限定されず、例えば位置検出を開始するときのみ電波送信を行って、位置検出の動作が開始されることを端末1に通知する動作をとるようにしてもよい。
・処理部23は、通信機10に設けられることに限定されず、例えばID照合部6など、他の箇所に設けられてもよい。
[音源24について]
・音源24は、例えば車両電源を制御するために車両3に設けられたボディECUにて動作が管理される構成としてもよい。この場合、音波制御部25は、ボディECUを介して音源24の動作を制御する。
[音源24について]
・音源24は、例えば車両電源を制御するために車両3に設けられたボディECUにて動作が管理される構成としてもよい。この場合、音波制御部25は、ボディECUを介して音源24の動作を制御する。
・音源24は、例えばラッゲージスペースに配置されてもよい。
・音源24の個数や配置位置は、適宜変更することができる。
・音源24は、予め車載されたものを使用することに限定されず、本例の目的を実現するために新たに設置されたものでもよい。
・音源24の個数や配置位置は、適宜変更することができる。
・音源24は、予め車載されたものを使用することに限定されず、本例の目的を実現するために新たに設置されたものでもよい。
[音波出力の規定の態様について]
・音波出力の規定の態様は、音源24ごとに異なる周波数の音波Scを順番に出力する態様に限定されない。例えば周波数が異なっていれば同時出力としてもよいし、音波Scに送信元が分かるデータを含ませるのであれば、同じ周波数としてもよい。
・音波出力の規定の態様は、音源24ごとに異なる周波数の音波Scを順番に出力する態様に限定されない。例えば周波数が異なっていれば同時出力としてもよいし、音波Scに送信元が分かるデータを含ませるのであれば、同じ周波数としてもよい。
・音波出力の規定の態様は、音源24を特定できる態様であれば、どのような形式、ルールをとっていてもよい。
[音波Scについて]
・音波Scは、可聴域外の帯域であることに限定されず、可聴域の帯域としてもよい。
[音波Scについて]
・音波Scは、可聴域外の帯域であることに限定されず、可聴域の帯域としてもよい。
・音波Scは、例えば連続して出力されることに限定されず、断続的に送信されてもよい。
・音波Scは、1度のみ送信されることに限らず、複数回送信されてもよい。
・音波Scは、1度のみ送信されることに限らず、複数回送信されてもよい。
[音波制御部25について]
・音波制御部25がどのように音源24の作動を制御するのかは、適宜所望の位置検出の動作に応じて、様々な態様に設定することができる。
・音波制御部25がどのように音源24の作動を制御するのかは、適宜所望の位置検出の動作に応じて、様々な態様に設定することができる。
・音波制御部25は、通信機10に設けられることに限定されず、例えばID照合部6や、車載された他のECUに設けられてもよい。
[判定部27について]
・判定部27は、例えば端末1側に設けられてもよい。
[判定部27について]
・判定部27は、例えば端末1側に設けられてもよい。
・位置判定は、端末1の車内外位置を判定することに限定されず、例えば所定領域を複数に区画し、これらのどの領域に存在するのかを判定するようにしてもよい。
・判定部27は、通信機10に設けられることに限定されず、例えばID照合部6や、車載された他のECUに設けられてもよい。
・判定部27は、通信機10に設けられることに限定されず、例えばID照合部6や、車載された他のECUに設けられてもよい。
[電子キーシステムについて]
・端末1のID情報を認証する電子キーシステムは、スマート照合システムやワイヤレスキーシステムに限定されず、例えばイモビライザーシステム等の他のシステムとしてもよい。
・端末1のID情報を認証する電子キーシステムは、スマート照合システムやワイヤレスキーシステムに限定されず、例えばイモビライザーシステム等の他のシステムとしてもよい。
・電子キーシステムで使用する電波の周波数、通信プロファイル、通信ルールは、種々の態様に適宜変更できる。
[端末位置検出システム22について]
・通信機10は、車両3に複数設けられてもよい。この場合、端末1が車両3に対してどの位置にあっても、通信を確立し易くすることができる。なお、この場合、処理部23、音波制御部25及び判定部27は、いずれかの通信機10に設けられていればよい。
[端末位置検出システム22について]
・通信機10は、車両3に複数設けられてもよい。この場合、端末1が車両3に対してどの位置にあっても、通信を確立し易くすることができる。なお、この場合、処理部23、音波制御部25及び判定部27は、いずれかの通信機10に設けられていればよい。
・無線通信は、ブルートゥースに限定されず、例えばWi−Fi(登録商標)やZigBee(登録商標)を用いてもよい。
・ID照合部6及び通信機10が一体に構成されてもよい。
・ID照合部6及び通信機10が一体に構成されてもよい。
・無線モジュール11と端末認証部12とは、別体に構成されてもよい。
・電子キーのID照合と端末1の位置検出とが、同じシステム構成で実行されるようにしてもよい。
・電子キーのID照合と端末1の位置検出とが、同じシステム構成で実行されるようにしてもよい。
[その他]
・端末1は、高機能携帯電話に限定されず、ユーザに所持される端末部品であればよい。
・端末1は、高機能携帯電話に限定されず、ユーザに所持される端末部品であればよい。
・端末位置検出システム22は、車両3に適用されることに限定されず、他の装置や機器に使用されてもよい。
1…端末、2…通信対象、3…車両、22…端末位置検出システム、23…処理部、24…音源、25…音波制御部、27…判定部、Sb…電波、Sc…音波。
Claims (7)
- 端末及び通信対象の間で電波通信を行うための処理部と、
前記端末及び前記通信対象の間で前記電波通信を行った場合に、前記通信対象に設けられた複数の音源から、前記端末で受信するための音波を出力させる音波制御部と
を備えた端末位置検出システム。 - 前記端末における前記音波の受信状態を基に、前記通信対象に対する前記端末の位置を判定する判定部を備えた
請求項1に記載の端末位置検出システム。 - 前記音波は、可聴域外の周波数に設定されている
請求項1又は2に記載の端末位置検出システム。 - 前記音波制御部は、複数の前記音源から前記音波を各々異なる周波数で出力させる
請求項1〜3のうちいずれか一項に記載の端末位置検出システム。 - 前記音波制御部は、複数の前記音源から前記音波を各々異なるタイミングで出力させる
請求項1〜4のうちいずれか一項に記載の端末位置検出システム。 - 前記処理部は、規定時間の間、前記電波通信を実行し、
前記音波制御部は、前記電波通信している間、前記音波による位置検出の動作を実行する
請求項1〜5のうちいずれか一項に記載の端末位置検出システム。 - 端末及び通信対象の間で電波通信を実行するステップと、
前記端末及び前記通信対象の間で前記電波通信を行った場合に、前記通信対象に設けられた複数の音源から、音波制御部によって音波を出力させて、前記端末における前記音波の受信状態から前記通信対象に対する前記端末の位置を判定させるステップと
を備えた端末位置検出方法。
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019074812A Pending JP2020173158A (ja) | 2019-04-10 | 2019-04-10 | 端末位置検出システム及び端末位置検出方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2020173158A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112414411A (zh) * | 2020-11-25 | 2021-02-26 | 中国人民解放军战略支援部队信息工程大学 | 用于声波与蓝牙结合的室内定位方法及定位系统 |
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2019
- 2019-04-10 JP JP2019074812A patent/JP2020173158A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112414411A (zh) * | 2020-11-25 | 2021-02-26 | 中国人民解放军战略支援部队信息工程大学 | 用于声波与蓝牙结合的室内定位方法及定位系统 |
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