JP2015202427A - 車両のシーラー塗布装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ワークの外縁が湾曲状に形成されていても、ヘミング加工の重ね合わせ部に均一な幅と均一な膜厚で見栄え良くシーラー塗布することができる車両のシーラー塗布装置を提供する。【解決手段】ロボット1と、ロボットに取り付けたシーラーガン2と、シーラーガンに軸回動可能に取り付けたシーラーノズル3とを備え、アウターパネルの外縁WGに立設する外周フランジ先端W1をインナーパネルW2の外縁を挟んでアウターパネル裏面側に折り返して閉じるヘミング加工の重ね合わせ部W3に、シーラーノズルの先端部31に形成したスリット状の吐出口311からシーラーSを塗布する車両のシーラー塗布装置10である。シーラーノズルには、アウターパネルの外縁に倣いながらシーラーノズルの先端部をアウターパネルの外縁と交叉させ、当該交叉する位置でアウターパネルの外縁における法線方向H1と吐出口の長手方向S1とを一致させる倣い機構4を装着した。【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、車両用ドアのヘミング加工による重ね合わせ部にシーラーを塗布する車両のシーラー塗布装置に関する。
一般に、車両用ドアの外縁は、アウターパネルの外縁とインナーパネルの外縁とを重ね合わせた上で、アウターパネルの外縁に立設する外周フランジ先端を、インナーパネルの外縁を挟んでアウターパネル裏面側に折り返して閉じるヘミング加工が行われている。図4に示すように、先端にシーラーノズル103を形成したシーラーガン101を、ロボット102のアーム先端に取り付けたシーラー塗布装置100を備え、車両用ドア(ワークW)のヘミング加工された重ね合わせ部に、防水性や防錆性等を高めるべく、自動でシーラーを塗布している。そのため、シーラーガン101におけるシーラーノズル103の位置を、ワークWのヘミング加工された重ね合わせ部に対応するように、ロボット102に対して正確に教示(ティーチング)する必要がある。
図5に示すように、例えば、特許文献1に記載されたシーラー塗布装置200は、ロボット202にフローティング機構203を介して取り付けられたシーラーガン201と、シーラーガン201に取り付けられたシーラーノズル204と、シーラーノズル204の位置決めをするための位置決めガイド205と、シーラーノズル204の高さを調節するためのアジャストボルト206とを備えてなり、位置決めガイド205がアウターパネルW0の外周フランジ先端W1に沿って当接されながら移動し、シーラーノズル204のセンター部が常に外周フランジ先端W1に位置するように、位置決めガイド205とシーラーノズル204とが配置されている。このシーラー塗布装置200によれば、外周フランジ先端W1の形状が変化しても、位置決めガイド205が外周フランジ先端W1に沿って当接されながら移動するので、シーラーノズル204の位置をいちいち変更する必要がなく、ロボット202のティーチング工数を低減できる。
特開2009−172455号公報
ところが、ヘミング加工された重ね合わせ部に塗布したシーラーは、車両乗降時等において見える位置にあるので、シーラーの外観上の見栄えも重要である。特に、図6に示すように、ワークWのコーナー部を均一な幅と均一な膜厚で見栄え良くシーラー塗布するには、シーラーノズル204先端の吐出口207をスリット状に形成した上で、吐出口207の長手方向(矢印S1の方向)と、ワークWの外縁WGにおける法線方向(矢印H1の方向)とを一致させながら、等速で塗布しなければならない。
しかしながら、特許文献1に記載されたシーラー塗布装置200の位置決めガイド205は、吐出口207のセンター部208が常に外周フランジ先端W1に位置するように案内することはできても、吐出口207の長手方向S1と、ワークWの外縁WGにおける法線方向H1とを一致させることはできない。
そのため、特許文献1に記載されたシーラー塗布装置200では、ワークWの外縁WGが湾曲状に形成されている箇所において、吐出口207の長手方向S1と、ワークWの外縁WGにおける法線方向H1とを一致させるため、多くのティーチングポイントが必要であり、ロボット202のティーチングに多大な工数が掛かるとともに、高度な熟練が必要となる問題があった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、ワークの外縁が湾曲状に形成されていても、ヘミング加工の重ね合わせ部に均一な幅と均一な膜厚で見栄え良くシーラー塗布することができる車両のシーラー塗布装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る車両のシーラー塗布装置は、次のような構成を有している。
(1)ロボットと、当該ロボットに取り付けたシーラーガンと、当該シーラーガンに軸回動可能に取り付けたシーラーノズルとを備え、アウターパネルの外縁に立設する外周フランジ先端をインナーパネルの外縁を挟んでアウターパネル裏面側に折り返して閉じるヘミング加工の重ね合わせ部に、前記シーラーノズルの先端部に形成したスリット状の吐出口からシーラーを塗布する車両のシーラー塗布装置であって、
前記シーラーノズルには、前記アウターパネルの外縁に倣いながら前記シーラーノズルの先端部を前記アウターパネルの外縁と交叉させ、当該交叉する位置で前記アウターパネルの外縁における法線方向と前記吐出口の長手方向とを一致させる倣い機構を装着したことを特徴とする。
本発明においては、シーラーノズルには、アウターパネルの外縁に倣いながらシーラーノズルの先端部をアウターパネルの外縁と交叉させ、当該交叉する位置でアウターパネルの外縁における法線方向と吐出口の長手方向とを一致させる倣い機構を装着したので、ワークのコーナー部のようにヘミング加工されたアウターパネルの外縁が湾曲状に形成されていても、シーラーノズルの先端部がアウターパネルの外縁に交叉する位置で、その外縁における法線方向と吐出口の長手方向とを倣い機構によって自動的に一致させた状態で、ヘミング加工の重ね合わせ部にシーラー塗布することができる。そのため、本発明に係る車両のシーラー塗布装置は、多くのティーチングポイントや高度な熟練を要することなく、ヘミング加工の重ね合わせ部に均一な幅と均一な膜厚で見栄え良くシーラー塗布することができる。
よって、本発明によれば、ワークの外縁が湾曲状に形成されていても、ヘミング加工の重ね合わせ部に均一な幅と均一な膜厚で見栄え良くシーラー塗布することができる車両のシーラー塗布装置を提供することができる。
なお、「スリット状の吐出口」には、長方形孔、長円孔、楕円孔など長手方向の孔寸法が幅方向の孔寸法より長い各種長尺状孔が該当する。
また、吐出口は、シーラーガンに対するシーラーノズルの回動軸における延長線上に形成することが好ましい。シーラーノズルを、シーラーガンに対して回動軸周りに回動させても、吐出口は、回動軸の延長線上で位置を変えることなく回動できる。そのため、吐出口の位置を変えることなく、吐出口の長手方向と、アウターパネルの外縁における法線方向とを一致させることができる。したがって、倣い機構によって、吐出口を重ね合わせ部の位置に案内すると同時に、吐出口の長手方向と、アウターパネルの外縁における法線方向とを一致させることが、より一層容易となる。
(2)(1)に記載された車両のシーラー塗布装置において、
前記倣い機構は、前記アウターパネルの外縁に当接し、前記シーラーノズルの移動に伴って回転するローラ体を備えたことを特徴とする。
本発明においては、倣い機構は、倣い機構は、アウターパネルの外縁に当接し、シーラーノズルの移動に伴って回転するローラ体を備えたので、アウターパネルの外縁に対する倣い機構の追従性が向上する。そのため、アウターパネルの外縁が湾曲状に形成されていても、倣い機構がスムーズに追従し、倣い機構を装着したシーラーノズルに無理な負担を掛けることがない。
よって、本発明によれば、ワークの外縁が湾曲状に形成されていても、シーラーノズルの変形、折損等を防止しつつ、ヘミング加工の重ね合わせ部に均一な幅と均一な膜厚で見栄え良くシーラー塗布することができる。
(3)(1)又は(2)に記載された車両のシーラー塗布装置において、
前記倣い機構は、前記シーラーノズルに揺動可能に支持された2つのアーム部が、前記吐出口の幅方向中心線に対して対称な位置で、それぞれ略均等な大きさの傾斜角で傾斜しながら前記アウターパネルの外縁に当接する第1ガイド部材を備えたことを特徴とする。
本発明においては、倣い機構は、シーラーノズルに揺動可能に支持された2つのアーム部が、吐出口の幅方向中心線に対して対称な位置で、それぞれ略均等な大きさの傾斜角で傾斜しながらアウターパネルの外縁に当接する第1ガイド部材を備えたので、第1ガイド部材によってシーラーノズルをシーラーガンに対して回動させ、吐出口の長手方向と、アウターパネルの外縁における法線方向とを略一致させることができる。
具体的には、第1ガイド部材における2つのアーム部は、シーラーノズルに揺動可能に支持されている。また、2つのアーム部は、吐出口の幅方向中心線に対して対称な位置で、それぞれ略均等な大きさの傾斜角で傾斜しながらアウターパネルの外縁に当接している。そのため、ロボットがシーラーノズルをシーラー塗布の送り方向へ移動させると、2つのアーム部が、吐出口の幅方向中心線に対してそれぞれ略均等な大きさの傾斜角を維持すべく、2つのアーム部は、シーラーノズルをシーラーガンに対して回動させる。ここで、吐出口の幅方向中心線は、2つのアーム部によって形成する内角の2等分線と一致する。吐出口の幅方向中心線は、吐出口の長手方向に形成され、2つのアーム部によって形成する内角の2等分線は、アウターパネルの外縁における法線方向に形成されている。したがって、2つのアーム部を有する第1ガイド部材は、アウターパネルの外縁が湾曲状に形成されていても、吐出口における長手方向を、常にアウターパネルの外縁における法線方向と一致させることができる。その結果、第1ガイド部材を備えた倣い機構は、スリット状に形成された吐出口を、シーラー塗布に対する最適な条件に自動的に合致させることができる。
よって、本発明によれば、ワークの外縁が湾曲状に形成されていても、ヘミング加工の重ね合わせ部に均一な幅と均一な膜厚でより一層見栄え良くシーラー塗布することができる。
(4)(1)乃至(3)のいずれか1つに記載された車両のシーラー塗布装置において、
前記倣い機構は、前記吐出口から所定の長さ突出するロッド部の先端が、前記外周フランジ先端と前記インナーパネル裏面とで形成する段差部に当接する第2ガイド部材を備えたことを特徴とする。
本発明においては、倣い機構は、吐出口から所定の長さ突出するロッド部の先端が、外周フランジ先端とインナーパネル裏面とで形成する段差部に当接する第2ガイド部材を備えたので、第2ガイド部材によって、吐出口とヘミング加工された重ね合わせ部との隙間を所定値に保持することができる。また、第2ガイド部材によって、吐出口を外周フランジ先端とインナーパネル裏面とで形成する段差部に沿わせて移動させることができる。そのため、第2ガイド部材を備えた倣い機構は、ワークの外縁が湾曲状に形成されていても、ヘミング加工の重ね合わせ部に対するシーラー吐出位置を安定化させることができる。
よって、本発明によれば、より一層均一な幅と均一な膜厚で、さらに見栄え良くシーラー塗布することができる。
なお、ロッド部の先端には、球体を嵌装させ、球体が段差部に回動しながら当接することが好ましい。また、ロッド部の先端は、吐出口の長手方向中央部を外周フランジ先端に位置させるように段差部に当接することが好ましい。
(5)(4)に記載された車両のシーラー塗布装置において、
前記シーラーガンは、前記シーラーノズルの回動軸と直交する方向に伸縮できる伸縮機構付き台座を介して前記ロボットに取り付けたことを特徴とする。
本発明においては、シーラーガンは、シーラーノズルの回動軸と直交する方向に伸縮できる伸縮機構付き台座を介してロボットに取り付けたので、倣い機構の第2ガイド部材に追随してシーラーガンを自動的に移動させることができる。そのため、シーラーガンの位置を微妙に補正することなく、吐出口を重ね合わせ部に案内すると同時に、吐出口の長手方向とアウターパネルの外縁における法線方向とを一致させることができる。
よって、本発明によれば、ロボットのティーチングに掛かる工数を低減することができる。また、高度な熟練を要することなく迅速なティーチングを行うことができる。
(6)(1)乃至(5)のいずれか1つに記載された車両のシーラー塗布装置において、
前記シーラーノズルの先端部は、略L字状又は略J字状に形成され、前記吐出口は、前記シーラーガンに対峙する方向に向けて開口されていることを特徴とする。
本発明においては、シーラーノズルの先端部は、略L字状又は略J字状に形成され、吐出口は、シーラーガンに対峙する方向に向けて開口されているので、シーラーノズルの吐出口とシーラーガンとをワークを挟んで対向する位置に配置しながら、シーラー塗布することができる。そのため、本発明に係る車両のシーラー塗布装置は、ワークを車両のボディーに取り付けた状態で、ワークに対して車両外方にシーラーガンを配置し、車両内方からシーラー塗布することができ、例えば、電着塗装後で中塗り前の工程にて、シーラー塗布することができる。
よって、本発明によれば、電着塗装の直前に行われるシャワー洗浄に先立ち、シーラーを加熱によって予備硬化(プレキュア)する必要がなく、予備硬化(プレキュア)に対応する高価なシーラー(プレキュアシーラー)を用いず、安価なシーラーを用いることができる。また、予備硬化のための加熱設備や、加熱エネルギーを省略でき、シーラーコストの大幅な低減が可能となる。
本発明によれば、ワークの外縁が湾曲状に形成されていても、ヘミング加工の重ね合わせ部に均一な幅と均一な膜厚で見栄え良くシーラー塗布することができる車両のシーラー塗布装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係る車両のシーラー塗布装置の側面図である。 図1に示すA視詳細図である。 図1に示す車両のシーラー塗布装置の動作説明図である。 従来の車両のシーラー塗布装置の模式的斜視図である。 特許文献1に記載されたシーラー塗布装置の断面図である。 図5に示すシーラー塗布装置をワークのコーナー部に適用するときの、シーラーノズル先端部の部分断面図である。
次に、本発明の実施形態に係る車両のシーラー塗布装置について、図面を参照して詳細に説明する。はじめに、本実施形態に係る車両のシーラー塗布装置の構造を説明し、その後、当該シーラー塗布装置の塗布方法を説明する。最後に、本実施形態に係る車両のシーラー塗布装置における作用効果を説明する。
<シーラー塗布装置の構造>
まず、本実施形態に係る車両のシーラー塗布装置の構造を、図1、図2を用いて説明する。図1に、本発明の実施形態に係る車両のシーラー塗布装置の側面図を示す。図2に、図1に示すA視詳細図を示す。
図1に示すように、本実施形態に係る車両のシーラー塗布装置10は、ワーク(車両用ドア)Wが車両VのボディーBに取り付けられた状態で、アウターパネルW0の表面側にシーラーガン2を配置して、アウターパネルW0の裏面側からヘミング加工の重ね合わせ部W3にシーラーSを塗布する装置である。なお、ワークWは、車両用ドアに限らない。例えば、ボンネットやトランクなど、ボディーBに取り付けられる各種蓋物が該当する。
車両のシーラー塗布装置10は、車両外方に設置したロボット1と、当該ロボット1のアーム先端に伸縮機構22付き台座23を介して取り付けたシーラーガン2と、シーラーガン2の先端部21に取り付けたシーラーノズル3と、シーラーノズル3に装着した倣い機構4とを備えている。
ロボット1は、多関節型のロボットであり、アーム先端には、略矩形状の台座23が締結されている。台座23の上端には、シーラーノズル3の回動軸321と直交する方向に伸縮できる伸縮機構22が形成されている。伸縮機構22の上端には、略鉤型に形成されたシーラーガン2が取り付けられている。シーラーガン2の先端部21には、筒状のシーラーノズル3が継手部32で軸回動可能に取り付けられている。
シーラーノズル3は、継手部32から延伸された中間部33が回動軸321に対して離間する方向へ傾斜するように形成され、その先の先端部31が略L字状に形成されている。先端部31は、回動軸321に対して平行に延伸する基部312で略直角に折れ曲がり、回動軸321に対して直交する方向に延伸している。シーラーノズル3の外径は、2〜3mm程度である。シーラーノズル3の先端部31には、回動軸321に対して直交する方向に沿ってスリット状の吐出口311が形成されている。吐出口311の長手方向中央部314は、回動軸321における延長線上に形成されている。吐出口311は、長方形孔に形成され、シーラーガン2の先端部21に対峙する方向(矢印Jの方向)に向けて開口されている。吐出口311とヘミング加工された重ね合わせ部W3との隙間d1は、4〜5mm程度が好ましい。
図1、図2に示すように、倣い機構4は、シーラーノズル3の先端部31における基部312に揺動可能に支持された同一長さからなる2つのアーム部51、52が、吐出口311の幅方向中心線315に対して対称な位置で、それぞれ略均等な大きさの傾斜角θ1、θ2で傾斜しながらアウターパネルW0の外縁WGに当接する第1ガイド部材5を備えている。
シーラーノズル3の先端部31における基部312には、略矩形状の取付板313が固着され、その両側端には、2つのアーム部51、52がそれぞれ軸部511、521で揺動可能に軸支されている。2つのアーム部51、52の下端には、ローラ体512、522がそれぞれ回動可能に軸支されている。各ローラ体512、522は、アウターパネルW0の外縁WGに当接する。取付板313と各アーム部51、52との間には、引張りばね53、54が装着されている。引張りばね53、54は、ローラ体512、522同士が近接する方向に付勢している。
ロボット1がシーラーノズル3をシーラー塗布する方向へ移動させると、2つのアーム部51、52が、吐出口311の幅方向中心線L1に対してそれぞれ略均等な大きさの傾斜角θ1、θ2を維持すべく、シーラーノズル3をシーラーガン2に対して回動させる。ここで、吐出口311の幅方向中心線315は、2つのアーム部51、52によって形成する内角θの2等分線L1と一致する。吐出口311の幅方向中心線315は、吐出口311の長手方向(矢印S1の方向)に形成され、2つのアーム部51、52によって形成する内角θの2等分線L1は、アウターパネルW0の外縁WGにおける法線方向(矢印H1の方向)に形成されている。したがって、2つのアーム部51、52を有する第1ガイド部材5は、アウターパネルW0の外縁WGが湾曲状に形成されていても、吐出口311における長手方向S1を、常にアウターパネルW0の外縁WGにおける法線方向H1と一致させることができる。
また、倣い機構4は、吐出口311から所定の長さ突出するロッド部61の先端が、外周フランジ先端W1とインナーパネルW2裏面とで形成する段差部W4に当接する第2ガイド部材6を備えている。ロッド部61は、U字状の金具62によって、吐出口311が形成されたシーラーノズル側端(シーラーノズルの送り方向手前側)に固定されている。ロッド部61は、シーラーノズル3の先端部31に対して直交する方向に固定されている。アウターパネルW0の外周フランジ先端W1の位置が変化したとき、ロッド部61がこれに追従するが、前述したアーム部51、52の傾斜角θ1、θ2が増減して、吐出口311における長手方向S1を、常にアウターパネルW0の外縁WGにおける法線方向H1と一致させる。
ここで、ロッド部61の先端には、球体611を嵌装させ、球体611が段差部W4に回動しながら当接することが好ましい。球体611が段差部W4に回動しながら当接することによって、摩擦抵抗を減少させることができるので、第1ガイド部材5によるシーラーノズル3の回動を、迅速に行わせることができる。
また、ロッド部61は、吐出口311の長手方向中央部314を外周フランジ先端W1に位置させるように段差部W4に当接することが好ましい。吐出口311の長手方向中央部314を外周フランジ先端W1に位置させることによって、塗布するシーラーSの幅方向中心を段差部W4に一致させることができるので、微妙な隙間が生じやすい段差部W4に確実にシーラー塗布することができる。
また、吐出口311における幅方向の孔寸法d2は、長手方向の孔寸法d3に対して0.1〜0.2倍程度が好ましい。例えば、幅方向の孔寸法d2が0.3mm程度のとき、長手方向の孔寸法d3が3mm程度であると良い。
また、ロッド部61と吐出口311の幅方向中心線315との距離d4は、短い方が好ましい。2つのアーム部51、52の傾斜角θ1、θ2を均等にさせ易いからである。ロッド部61の球体611は、半径d5がアウターパネルW0の板厚以内であることが好ましい。ロッド部61の先端が、段差部W4から外れにくいからである。
<シーラー塗布装置の塗布方法>
次に、本実施形態に係る車両のシーラー塗布装置の塗布方法を、図3を用いて説明する。図3に、図1に示す車両のシーラー塗布装置の動作説明図を示す。なお、図3(a)は、ワークWにおける外縁WGが直線状に形成されている箇所にシーラー塗布する場合を示し、図3(b)は、ワークWにおける外縁WGが直線から湾曲する箇所にシーラー塗布する場合を示し、図3(c)は、ワークWにおける外縁WGが湾曲状に形成されている箇所にシーラー塗布する場合を示す。
図3(a)に示すように、ワークWにおける外縁WGが直線状に形成されている箇所にシーラー塗布する場合、シーラーノズルの先端部31は、2つのアーム部51、52で形成する内角の2等分線上に位置している。2つのアーム部51、52で形成する内角の2等分線は、ワークWにおける外縁WGと直交する。したがって、シーラーノズルの先端部31が外縁WGと直交する位置で、シーラーノズルの先端部31に形成した吐出口311の長手方向と、外縁WGの法線方向とが一致する。また、ロッド部61によって、吐出口311が外周フランジ先端W1に位置するので、均一な幅と均一な膜厚でシーラー塗布することができる。
図3(b)に示すように、ワークWにおける外縁WGが直線から湾曲する箇所にシーラー塗布する場合も、シーラーノズルの先端部31は、2つのアーム部51、52で形成する内角の2等分線上に位置している。2つのアーム部51、52で形成する内角の2等分線は、シーラーノズルの先端部31がワークWにおける外縁WGと交叉する位置で、当該外縁WGにおける接線と直交する。したがって、シーラーノズルの先端部31が外縁WGと交叉する位置で、シーラーノズルの先端部31に形成した吐出口311の長手方向と、外縁WGの法線方向とが一致する。また、ロッド部61によって、吐出口311が外周フランジ先端W1に位置するので、均一な幅と均一な膜厚でシーラー塗布することができる。
図3(c)に示すように、ワークWにおける外縁WGが湾曲状に形成されている箇所にシーラー塗布する場合も、シーラーノズルの先端部31は、2つのアーム部51、52で形成する内角の2等分線上に位置している。2つのアーム部51、52で形成する内角の2等分線は、シーラーノズルの先端部31がワークWにおける外縁WGと交叉する位置で、当該外縁WGにおける接線と直交する。したがって、シーラーノズルの先端部31が外縁WGと交叉する位置で、シーラーノズルの先端部31に形成した吐出口311の長手方向と、外縁WGの法線方向とが一致する。また、ロッド部61によって、吐出口311が外周フランジ先端W1に位置するので、均一な幅と均一な膜厚でシーラー塗布することができる。
以上のように、本実施形態に係る車両のシーラー塗布装置10によれば、ワークWの外縁WGが直線状に形成されていても湾曲状に形成されていても、常にヘミング加工の重ね合わせ部に均一な幅と均一な膜厚で見栄え良くシーラー塗布することができる。
<作用効果>
以上、詳細に説明したように、本実施形態に係る車両のシーラー塗布装置10によれば、シーラーノズル3には、アウターパネルW0の外縁WGに倣いながらシーラーノズル3の先端部31をアウターパネルW0の外縁WGと交叉させ、当該交叉する位置でアウターパネルW0の外縁WGにおける法線方向H1と吐出口311の長手方向S1とを一致させる倣い機構4を装着したので、ワークWのコーナー部のようにヘミング加工されたアウターパネルW0の外縁WGが湾曲状に形成されていても、シーラーノズル3の先端部31がアウターパネルW0の外縁WGに交叉する位置で、その外縁WGにおける法線方向H1と吐出口311の長手方向S1とを倣い機構4によって自動的に一致させた状態で、ヘミング加工の重ね合わせ部W3にシーラー塗布することができる。そのため、本発明に係る車両Vのシーラー塗布装置10は、多くのティーチングポイントや高度な熟練を要することなく、ヘミング加工の重ね合わせ部W3に均一な幅と均一な膜厚で見栄え良くシーラー塗布することができる。
また、本実施形態によれば、倣い機構4は、アウターパネルW0の外縁WGに当接し、シーラーノズル3の移動に伴って回転するローラ体512、522を備えたので、アウターパネルW0の外縁WGに対する倣い機構4の追従性が向上する。そのため、アウターパネルW0の外縁WGが湾曲状に形成されていても、倣い機構4がスムーズに追従し、倣い機構4を装着したシーラーノズル3に無理な負担を掛けることがない。よって、シーラーノズル3の変形、折損等を防止しつつ、ヘミング加工の重ね合わせ部W3に均一な幅と均一な膜厚で見栄え良くシーラー塗布することができる。
また、本実施形態によれば、倣い機構4は、シーラーノズル3に揺動可能に支持された2つのアーム部51、52が、吐出口311の幅方向中心線315に対して対称な位置で、それぞれ略均等な大きさの傾斜角θ1、θ2で傾斜しながらアウターパネルW0の外縁WGに当接する第1ガイド部材5を備えたので、第1ガイド部材5によってシーラーノズル3をシーラーガン2に対して回動させ、吐出口311の長手方向S1と、アウターパネルW0の外縁WGにおける法線方向H1とを略一致させることができる。
具体的には、第1ガイド部材5における2つのアーム部51、52は、シーラーノズル3に揺動可能に支持されている。また、2つのアーム部51、52は、吐出口311の幅方向中心線315に対してそれぞれ略均等な大きさの傾斜角θ1、θ2で傾斜しながらアウターパネルW0の外縁WGに当接している。そのため、ロボット1がシーラーノズル3をシーラー塗布する送り方向へ移動させると、2つのアーム部51、52が、吐出口311の幅方向中心線315に対してそれぞれ略均等な大きさの傾斜角θ1、θ2を維持すべく、2つのアーム部51、52は、シーラーノズル3をシーラーガン2に対して回動させる。ここで、吐出口311の幅方向中心線315は、2つのアーム部51、52によって形成する内角θの2等分線L1と一致する。吐出口311の幅方向中心線315は、吐出口311の長手方向S1に形成され、2つのアーム部51、52によって形成する内角θの2等分線L1は、アウターパネルW0の外縁WGにおける法線方向H1に形成されている。したがって、2つのアーム部51、52を有する第1ガイド部材5は、アウターパネルW0の外縁WGが湾曲状に形成されていても、吐出口311における長手方向S1を、常にアウターパネルW0の外縁WGにおける法線方向H1と一致させることができる。その結果、第1ガイド部材5を備えた倣い機構4は、スリット状に形成された吐出口311を、シーラー塗布に対する最適な条件に自動的に合致させることができる。
また、本実施形態によれば、倣い機構4は、吐出口311から所定の長さ突出するロッド部61の先端が、外周フランジ先端W1とインナーパネルW2裏面とで形成する段差部W4に当接する第2ガイド部材6を備えたので、第2ガイド部材6によって、吐出口311とヘミング加工された重ね合わせ部W3との隙間d1を所定値に保持することができる。また、第2ガイド部材6によって、吐出口311を外周フランジ先端W1とインナーパネルW2裏面とで形成する段差部W4に沿わせて移動させることができる。そのため、第2ガイド部材6を備えた倣い機構4は、ワークWの外縁WGが湾曲状に形成されていても、ヘミング加工の重ね合わせ部W3に対するシーラー吐出位置を安定化させることができる。
また、本実施形態によれば、シーラーガン2は、シーラーノズル3の回動軸321と直交する方向に伸縮できる伸縮機構22付き台座23を介してロボット1に取り付けたので、倣い機構4の第2ガイド部材6に追随してシーラーガン2を自動的に移動させることができる。そのため、シーラーガン2の位置を微妙に補正することなく、吐出口311を重ね合わせ部W3に案内すると同時に、吐出口311の長手方向S1とアウターパネルW0の外縁WGにおける法線方向H1とを一致させることができる。よって、ロボット1のティーチングに掛かる工数を低減することができる。また、高度な熟練を要することなく迅速なティーチングを行うことができる。
また、本実施形態によれば、シーラーノズル3の先端部31は、略L字状に形成され、吐出口311は、シーラーガン2に対峙する方向(矢印Jの方向)に向けて開口されているので、シーラーノズル3の吐出口311とシーラーガン2とをワークWを挟んで対向する位置に配置しながら、シーラー塗布することができる。そのため、本シーラー塗布装置10は、ワークWを車両VのボディーBに取り付けた状態で、ワークWに対して車両外方にシーラーガン2を配置し、車両内方からシーラー塗布することができ、例えば、電着塗装後で中塗り前の工程にて、シーラー塗布することができる。よって、電着塗装の直前に行われるシャワー洗浄に先立ち、シーラーSを加熱によって予備硬化(プレキュア)する必要がなく、予備硬化(プレキュア)に対応する高価なシーラー(プレキュアシーラー)を用いず、安価なシーラーSを用いることができる。また、予備硬化のための加熱設備や、加熱エネルギーを省略でき、シーラーコストの大幅な低減が可能となる。
本発明は、例えば、車両用ドアのヘミング加工による重ね合わせ部にシーラーを塗布する車両のシーラー塗布装置に利用できる。
1 ロボット
2 シーラーガン
3 シーラーノズル
4 倣い機構
5 第1ガイド部材
6 第2ガイド部材
10 シーラー塗布装置
22 伸縮機構
23 台座
31 先端部
32 継手部
33 中間部
51、52 アーム部
53、54 引張りばね
61 ロッド部
311 吐出口
312 基部
313 取付板
314 長手方向中央部
315 幅方向中心線
321 回動軸
512、522 ローラ体
611 球体
H1 法線方向
L1 2等分線
S シーラー
S1 長手方向
W ワーク
W0 アウターパネル
W1 外周フランジ先端
W2 インナーパネル
W3 重ね合わせ部
W4 段差部

Claims (6)

  1. ロボットと、当該ロボットに取り付けたシーラーガンと、当該シーラーガンに軸回動可能に取り付けたシーラーノズルとを備え、アウターパネルの外縁に立設する外周フランジ先端をインナーパネルの外縁を挟んでアウターパネル裏面側に折り返して閉じるヘミング加工の重ね合わせ部に、前記シーラーノズルの先端部に形成したスリット状の吐出口からシーラーを塗布する車両のシーラー塗布装置であって、
    前記シーラーノズルには、前記アウターパネルの外縁に倣いながら前記シーラーノズルの先端部を前記アウターパネルの外縁と交叉させ、当該交叉する位置で前記アウターパネルの外縁における法線方向と前記吐出口の長手方向とを一致させる倣い機構を装着したことを特徴とする車両のシーラー塗布装置。
  2. 請求項1に記載された車両のシーラー塗布装置において、
    前記倣い機構は、前記アウターパネルの外縁に当接し、前記シーラーノズルの移動に伴って回転するローラ体を備えたことを特徴とする車両のシーラー塗布装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載された車両のシーラー塗布装置において、
    前記倣い機構は、前記シーラーノズルに揺動可能に支持された2つのアーム部が、前記吐出口の幅方向中心線に対して対称な位置で、それぞれ略均等な大きさの傾斜角で傾斜しながら前記アウターパネルの外縁に当接する第1ガイド部材を備えたことを特徴とする車両のシーラー塗布装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載された車両のシーラー塗布装置において、
    前記倣い機構は、前記吐出口から所定の長さ突出するロッド部の先端が、前記外周フランジ先端と前記インナーパネル裏面とで形成する段差部に当接する第2ガイド部材を備えたことを特徴とする車両のシーラー塗布装置。
  5. 請求項4に記載された車両のシーラー塗布装置において、
    前記シーラーガンは、前記シーラーノズルの回動軸と直交する方向に伸縮できる伸縮機構付き台座を介して前記ロボットに取り付けたことを特徴とする車両のシーラー塗布装置。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載された車両のシーラー塗布装置において、
    前記シーラーノズルの先端部は、略L字状又は略J字状に形成され、前記吐出口は、前記シーラーガンに対峙する方向に向けて開口されていることを特徴とする車両のシーラー塗布装置。
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