JP2015201473A - 半導体発光装置及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】光のクロストークが大幅に抑制され、照射像において素子間の明暗を明確に視認することが可能な高性能の半導体発光装置及びその製造方法、また、歩留まりが向上した高品質な半導体発光装置及びその製造方法を提供する。
【解決手段】搭載基板上に複数の半導体発光素子20を配置する工程と、搭載基板における複数の半導体発光素子の素子間領域に保護層30を形成する工程と、複数の半導体発光素子及び保護層の全体を覆うように蛍光体層PLを形成する工程と、保護層上における蛍光体層の表面にレーザ又は荷電粒子のビームを照射することによって前記蛍光体層を部分的に除去し、素子間領域において蛍光体層を複数の蛍光体部に分離する工程と、を含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、発光ダイオード(LED)などの半導体発光素子を複数個用いた半導体発光装置及びその製造方法に関する。
半導体発光素子は、通常、成長用基板上に、n型半導体層、発光層及びp型半導体層からなる半導体構造層を成長し、それぞれn型半導体層及びp型半導体層に電圧を印加するn電極及びp電極を形成して作製される。さらに、放熱性能の向上を図る半導体発光素子として、半導体構造層を成長用基板とは別の支持基板に接合した後、成長用基板を除去した半導体発光素子が知られている。また、例えば複数の半導体発光素子を実装基板上に固定し、さらに波長変換用の蛍光体層を形成した後、樹脂などで封止することによって、半導体発光装置が作製される。
特許文献1には、素子を封止した封止樹脂上に蛍光層を設け、蛍光層を削ることにより色調調整を行う工程を有する発光ダイオードの色調調整方法が開示されている。特許文献2には、実装した素子上に封止体を形成する工程と、封止体の外表面を機械的にトリミングする工程を備えた発光ダイオードの製造方法が開示されている。また、特許文献3には、所定波長のレーザ光を蛍光体層に照射し、蛍光体層の形状を変化させることなく蛍光体の一部を失活させ、色度をシフトさせる工程を有する発光装置の製造方法が開示されている。
特開2002-344029号公報 特開2009-158541号公報 特開2011-165827号公報
近年、自動車用ヘッドライトにおいて、前方の状況、すなわち対向車や前走車などの有無及びその位置に応じて配光形状をリアルタイムで制御する技術が注目されている。この技術によって、例えば走行用の配光形状すなわちハイビームでの走行中に対向車を検知した際には、ヘッドライトに照射される領域のうち、当該対向車の領域のみをリアルタイムで遮光することが可能となる。従って、ドライバに対して常にハイビームに近い視界を与えることができ、その一方で対向車に眩惑光(グレア)を与えることが防止される。このような配光可変型のヘッドライトシステムは、例えば、複数の半導体発光素子をマトリクス状に配置した半導体発光装置を作製し、当該半導体発光素子の各々への導通及び非導通、並びに導通時の投入電流をリアルタイムで制御することによって実現することができる。
しかし、一般に、複数の発光素子が並置された発光装置を光源として用いる場合、
導通状態の素子から放出された光の一部が非導通状態の素子に伝播してしまう場合がある。このいわゆる光のクロストークによって、非導通状態の素子からも弱い光が放出されているような状態となる場合がある。前述の自動車用ヘッドライトのような複数の素子を用いる発光装置の様々な応用分野において、光のクロストークはないことが望ましい。
光のクロストークは、例えば、外部に取出す光の色(波長)を調節する蛍光体層を素子毎に分離することによって抑制することができる。蛍光体層が素子毎に分離されると、1つの素子上の蛍光体層と隣接する他の素子上の蛍光体層との間に空気層などの別の層が介在することとなる。従って、蛍光体層内を進む光が他の素子上の蛍光体層に伝播することが抑制される。
この蛍光体層の分離は、例えばレーザビームを素子間領域の蛍光体層に照射し、蛍光体層を部分的に切削加工することによって行うことができる。しかし、レーザビームは、その一部が蛍光体層を透過し、素子間領域の基板に照射される場合がある。基板にレーザビームが照射されると、基板の一部が損傷する(破壊される)場合がある。また、基板上に配線電極などが形成されている場合は、基板のみならず基板上の配線が破損(断裂)する場合がある。従って、発光装置の製造歩留まりが低下する可能性がある。
本発明は上記した点に鑑みてなされたものであり、光のクロストークが大幅に抑制され、照射像において素子間の明暗を明確に視認することが可能な高性能の半導体発光装置及びその製造方法を提供することを目的としている。また、歩留まりが向上した高品質な半導体発光装置及びその製造方法を提供することを目的としている。
本発明による半導体発光装置の製造方法は、搭載基板上に複数の半導体発光素子を配置する工程と、搭載基板における複数の半導体発光素子の素子間領域に保護層を形成する工程と、複数の半導体発光素子及び保護層の全体を覆うように蛍光体層を形成する工程と、保護層上における蛍光体層の表面にレーザ又は荷電粒子のビームを照射することによって蛍光体層を部分的に除去し、素子間領域において蛍光体層を複数の蛍光体部に分離する工程と、を含むことを特徴としている。
また、本発明による半導体発光装置は、搭載基板と、搭載基板上に設けられた複数の半導体発光素子と、複数の半導体発光素子の素子間領域に延在して設けられた保護層と、複数の半導体発光素子及び保護層の全体を覆うように形成された蛍光体層と、素子間領域上における蛍光体層の表面から蛍光体層を貫通して保護層内に至るトレンチと、トレンチによって蛍光体層内に形成された複数の蛍光体部と、蛍光体部の側面上に形成され、保護層の材料の一部からなる粒子が堆積された粒子堆積層と、を有することを特徴としている。
(a)〜(d)は実施例1の半導体発光装置の製造方法の工程を示す断面図である。 実施例1の半導体発光装置の上面を模式的に示す図である。 実施例1の半導体発光装置の製造方法における基板に発光素子及び保護層が配置された状態を示す断面図であり、基板、発光素子及び保護層の詳細構造を示す断面図である。 (a)は実施例1の半導体発光装置における蛍光体部の側面及び保護層の詳細構造を示す部分拡大断面図であり、(b)は実施例1の半導体発光装置における蛍光体部の側面図である。
以下に本発明の実施例について詳細に説明する。
図1(a)〜図1(d)は、実施例1の半導体発光装置(以下、単に発光装置又は装置と称する場合がある)10の製造方法の工程を示す断面図である。本実施例においては、搭載基板11上に複数の半導体発光素子(以下、単に発光素子又は素子と称する場合がある)20が搭載(配置、並置)された構造を有する発光装置10を作製した。なお、図1(a)〜図1(d)には、図の明確さのため、発光装置10のうち、隣接する4つの素子20の部分を示している。
図1(a)は、複数の発光素子20及び保護層30が形成された搭載基板11を示す断面図である。図1(a)を用いて、搭載基板11上に複数の素子20及び保護層30を形成する工程(工程1)について説明する。まず、搭載基板11を準備する(工程1.1)。搭載基板11としては、例えば、Si、AlN、Mo、W、CuWなどの放熱性の高い材料を用いることができる。本実施例においては、搭載基板11としてSi基板を準備した。なお、図3を用いて詳述するが、搭載基板11上に配線を形成した。
次に、搭載基板11上に複数の半導体発光素子20を配置する(工程1.2)。具体的には、複数の発光素子20を互いに離間して搭載基板11上に配置する。発光素子20としては、例えば窒化物系半導体からなる半導体構造を有する発光素子を用いることができる。本実施例においては、GaN系半導体からなる半導体構造層に電極を形成し、当該電極を搭載基板上の配線に接合することによって、搭載基板11上に複数の素子20を固定(接合)した。
続いて、搭載基板11の素子間領域に保護層30を形成する(工程1.3)。具体的には、複数の素子20のうち、隣接する素子20間における搭載基板11上の領域に保護層30を形成する。保護層30としては、例えば金属などの導電材料又は樹脂などの絶縁材料を用いて形成することができる。保護層30は、レーザビームを吸収又は反射する材料を含んでいることが好ましい。具体的には、金属材料としてAu、Pt、Ti、Alの単層若しくはこれらの複数の材料を用いた積層体、又は絶縁材料として黒樹脂(黒色に着色された樹脂)などの樹脂材料を使用することが可能である。本実施例においては、金属材料を用いて搭載基板11上に保護層30を形成した。このようにして、搭載基板11上に複数の素子20及び保護層30を形成した。
図1(b)は、素子20及び保護層30上に蛍光体層PLが形成された状態を示す断面図である。図1(b)を用いて、素子20及び保護層30上に蛍光体層PLを形成する工程(工程2)について説明する。本工程においては、素子20及び保護層30の全体を覆うように蛍光体層PLを形成する。蛍光体層PLは、素子20及び保護層30が搭載基板11上において埋設されるように形成される。
まず、蛍光体粒子PPを含むバインダを準備する(工程2.1)。バインダとしては、例えば、樹脂材料の他、ガラスやセラミックなどの無機材料を用いることができる。本実施例においては樹脂材料のバインダに蛍光体粒子PPを混合して、蛍光体層PLとなる塗布材料を作製した。
次に、素子20及び保護層30の全体を覆うように蛍光体層PLを形成する(工程2.2)。具体的には、工程2.1において作製した塗布材料を搭載基板11上に塗布することによって蛍光体層PLを形成する。これによって、素子20及び保護層30上に、バインダ層BD及びバインダ層BD内に多数分散して設けられた蛍光体粒子PPからなる蛍光体層PLが形成される。
図1(c)は、蛍光体層PLの表面にレーザビームLBが照射されている状態を示す断面図である。また、図1(d)は、レーザビームLBの照射によって蛍光体層PLが分離された状態を示す断面図である。図1(c)及び(d)を用いて、蛍光体層PLを複数の蛍光体部PSに分離する工程(工程3)について説明する。本工程においては、素子間領域30上の蛍光体層PLの表面にレーザビームを照射し、蛍光体層PLを部分的に除去する。これによって、素子間領域において蛍光体層PLを複数の蛍光体部PSに分離(区画)する。
素子間領域、すなわち保護層30上における蛍光体層PLの表面にレーザビームLBを照射すると、図1(c)に示すように、ビーム照射部の蛍光体層PLが除去(切削)されていく。これによって、蛍光体層PLに凹部RCが形成されていく。本工程においては、レーザビームLBのビーム径DBが保護層30の幅30Wよりも小さくなるように、レーザビームLBを調節することが好ましい。すなわち、形成される凹部RCの底部の幅は保護層30の幅よりも小さいことが好ましい。
さらにレーザビームLBを照射すると、図1(d)に示すように、凹部RCが蛍光体層PLを貫通し、蛍光体層PLが素子間領域において分離する。これにより、蛍光体層PLが複数の蛍光体部PSに区画される。このようにして蛍光体層PLを分離し、発光装置10を作製する。なお、図示していないが、蛍光体層PLを分離した後、装置10は実装基板に固定され、ワイヤボンディングなどによって電源に接続される。
本実施例においては、蛍光体部PSの形成時においてレーザビームLBは保護層30上に照射される。従って、搭載基板11がレーザビームLBに直接照射されることが抑制される。具体的には、蛍光体層PLに凹部RCが形成されている際には蛍光体層PLのバインダ層BD及び保護層30がレーザビームLBと搭載基板11との間に介在することとなる。また、蛍光体層PLが分離されて蛍光体部PSが形成された際には保護層30がレーザビームLBと搭載基板11との間に介在することとなる。従って、搭載基板11及び搭載基板11上の配線が損傷することが抑制される。
なお、レーザビームLBの照射によって、蛍光体層PLが分離された後、保護層30の一部も切削(除去)される。従って、保護層30には凹部30Rが形成される(上部に凹部30Rを有する凹部付き保護層30Lとなる)。換言すれば、蛍光体層PLに形成されていた凹部RCは、蛍光体層PLを貫通して保護層30内に至るトレンチTRとなる。従って、発光装置10は、素子間領域における蛍光体層PLの表面から蛍光体層PLを貫通して保護層30内に至るトレンチTRを有する。蛍光体層PLは、トレンチTRによって複数の蛍光体部PSに分離される。
図2は、半導体発光装置10の上面を模式的に示す図である。なお、図1(a)〜図1(d)は、装置10の製造過程における図2のV−V線に沿った断面図を示す。図2に示すように、発光装置10は、搭載基板11上に複数の発光素子20がマトリクス状に配置された構造を有している。なお、マトリクス状とは、素子20が1行又は1列に配列された場合(すなわち1行n列またはn行1列、n≧2)を含む。なお、図2においては、発光素子20の領域を破線で示している。本実施例においては、搭載基板11に対して垂直な方向から見たとき(上面視において)、半導体発光素子20の各々が矩形形状を有する場合について説明する。また、発光素子20が4行4列でマトリクス状に配列されており、全体として矩形の発光領域が構成されている場合について説明する。
蛍光体層PLの素子間領域には、蛍光体層PLを複数の蛍光体部PSに区画するトレンチTRが形成されている。理解の容易さのため、図2において、トレンチTRの領域にハッチングを施してある。トレンチTRは、素子間領域に延在して設けられている。本実施例においては、トレンチTRは、平行する3本の行方向トレンチ(第1のトレンチ群)及び縦方向トレンチと直交する3本の列方向トレンチ(第2のトレンチ群)によって格子状に形成されている。従って、蛍光体層PLは、トレンチTRによって、上面視において矩形の蛍光体部PSを有している。
なお、本実施例においては発光素子が上面視において矩形形状を有する場合について説明したが、発光素子の上面視における形状はこれに限定されない。例えば、半導体発光素子は、三角形や六角形、円形の形状を有していてもよい。半導体発光素子の各々は、素子間領域に対応する発光領域の暗部形成の抑制を考慮すると、平面充填形にて配列されていることが好ましい。また、半導体発光素子の各々は、上面視において菱形形状を有し、マトリクス状に並置されていてもよい。この菱形形状の素子を用いてヘッドライトを作製した場合、ロービーム時におけるカットオフラインを容易に実現することが可能となる。
また、本実施例においては、トレンチTRを素子間領域上の蛍光体層PLに形成する場合について説明した。しかし、トレンチTRは、素子間領域のみならず、素子の最外部の側面、すなわち素子における他の素子に隣接しない側面に沿って形成してもよい。すなわち、蛍光体層PLを素子毎に完全に分離(区画)してもよい。当該最外部の素子側面は、素子全体で形成される発光装置の発光領域の外縁に対応する部分である。当該最外側面に沿ってトレンチTRを形成することによって、装置の照射像における外縁が明確となる。例えば照射像の外縁に明確性を求める用途においては、素子の最外部にもトレンチTRを形成することが好ましい。
図3は、図1(a)の破線領域Aを拡大した部分拡大断面図である。図3を用いて、搭載基板11、発光素子20及び保護層30の詳細構造について説明する。まず、発光素子20の構造について説明する。半導体発光素子20の各々は、半導体構造層21、p電極(第1の電極)25及びn電極(第2の電極)26を含む。半導体構造層21は、p型半導体層(第1の半導体層)22、発光層23及びn型半導体層(第2の半導体層)24が搭載基板11上にこの順で順次積層された構造を有している。p型半導体層22、発光層23及びn型半導体層24は、例えば、AlxInyGa1-x-yN(0≦x≦1、0≦y≦1)の組成を有している。n型半導体層24は、p型半導体層22とは反対の導電型を有する。n型半導体層24の表面には複数の突起24Aからなる凹凸構造面が設けられている。当該凹凸構造面は、素子の光取出し面として機能する。
半導体発光素子20は、p型半導体層22上に形成されたp電極(第1の電極)25を有している。p電極25の各々は、反射性の高い金属からなる反射金属層27及び反射金属層27の全体を覆うように形成されたキャップ層28からなる。反射金属層27は、例えばAg、Pt、Ni、Al及びPdなどの金属材料並びにこれらを含む合金を用いて形成される。キャップ層28は、例えばTi、W、Pt、Pd、Mo、Ru、Ir、Auなど、自身が他の層にマイグレーションしにくく、反射金属層27のマイグレーションを防止する金属材料を用いて形成される。なお、図示していないが、p型半導体層22及び反射金属層27間に、例えばITOやIZOなどの金属酸化膜を形成し、さらに光の反射性を高めることも可能である。
半導体発光素子20の各々は、そのp型半導体層22側からp型半導体層22及び発光層23を貫通してn型半導体層24内に至り、n型半導体層24に接続されたn電極(第2の電極)26を有している。n電極26は、例えばTi、Al、Pt及びAuなどの金属材料を用いて形成される。p電極25上には絶縁保護膜29が形成されている。絶縁保護膜29は、n電極26の側面にも形成され、p電極25及びn電極26は絶縁保護膜29によって互いに絶縁されている。
次に、搭載基板11上の配線構造について説明する。搭載基板11上にはp電極25に接続されたp側配線(第1の配線)PW及びn電極26に接続されたn側配線(第2の配線)NWが形成されている。具体的には、搭載基板11上には第1の絶縁層12が形成され、p側配線PWは第1の絶縁層12上に設けられている。p側配線PW上には第2の絶縁層13が形成され、n側配線NWは第2の絶縁層13上に形成されている。また、第2の絶縁層13上にはp側配線PWに至る開口部(ビア)が設けられ、第2の絶縁層13上には当該開口部を介してp側配線PWに接続されたビア配線PVが形成されている。
次に搭載基板11上の配線と素子20との接続形態について説明する。絶縁保護膜29上にはそれぞれp電極25及びn電極26に至る開口部が設けられ、当該開口部を介してそれぞれのp電極25及びn電極26に接続されたp側接続電極PC及びn側接続電極NCが形成されている。p側接続電極PCは搭載基板11上のビア配線PVに接続され、n側接続電極NCは搭載基板11上のn側配線NWに接続されている。すなわち、p側配線PWは、ビア配線PV及びp側接続電極PCを介してp電極25に接続されている。また、n側配線NWはn側接続電極NCを介して素子20のn電極26に接続されている。
また、p側接続電極PC及びビア配線PV間と、n側接続電極NC及びn側配線NW間とは、接合層(図示せず)を介して接合された構造を有している。すなわち、p側及びn側接続電極PC及びNCは第1の接合層(図示せず)を有し、ビア配線PV及びn側配線NWは第2の接合層(図示せず)を有している。発光装置10は、第1及び第2の接合層が接合されることによって、素子20の各々が搭載基板11に接合(固定)されている。
本実施例においては、p側配線PWの各々は1つのp側パッドに接続されており、n側配線NWの各々は電気的に分離されたn側パッドの各々に接続されている。すなわち、p側配線PWの各々は、p型半導体層22の各々に接続された共通配線として機能する。また、n側配線NWの各々は、n型半導体層24の各々に接続された個別配線として機能する。従って、発光装置10は、素子20の各々が、n側配線NWの各々への導通及び非導通を制御することによって、互いに独立して発光する構成をとることが可能である。
第1及び第2の絶縁層12及び13並びに絶縁保護膜29は、例えばSiO2及びSi34などの絶縁材料からなる。p側配線PW及びn側配線NWは、例えば、Ti、Pt、Auなどの金属材料を用いて形成される。第1及び第2の接合層は、その互いに接することとなる表面の材料が、Au及びSn、Au及びIn、Pd及びIn、Cu及びSn、Ag及びSn、Ag及びIn並びにNi及びSnなど、互いに融着して接合される材料の組み合わせか、又はAuなどの互いに拡散して接合される材料を用いて形成される。
次に、搭載基板11上に発光素子20を配置する工程(工程1.2)について説明する。本実施例においては、まず、成長用基板(図示せず)上に、半導体構造層21となる、n型半導体層24、発光層23及びp型半導体層22を形成した(工程1.2.1)。次に、p型半導体層22上にp電極25として反射金属層27及びキャップ層28を形成した(工程1.2.2)。続いて、p電極25が形成されていないp型半導体層22の表面にn型半導体層24に至る凹部を形成した。次に、p電極25及び凹部を含む半導体構造層21の全面に絶縁保護膜29を形成した。また、凹部内の絶縁保護膜29の一部を除去してn型半導体層24を露出させ、露出したn型半導体層24上にn電極26を形成した(工程1.2.3)。
また、n型半導体層24を分断し、素子毎に半導体構造層21を分離した(工程1.2.4)。続いて、p電極25上の絶縁保護膜29の一部にp電極25に至る開口部を形成し、p側接続電極PCを形成した。また、n電極26上の絶縁保護膜29の表面にn電極26に至る開口部を形成し、当該開口部にn側接続電極NCを形成した。続いて、p側及びn側接続電極PC及びNCの表面に第1の接合層を形成した。このようにして、半導体発光素子20を含む半導体ウェハを作製した。
次に、搭載基板11を準備し(工程1.1)、搭載基板11上に第1の絶縁層12を形成し、第1の絶縁層12上にp側配線PWを形成した(工程1.2.5)。続いて、p側配線PWを覆うように第2の絶縁層13を形成し、第2の絶縁層13上にn側配線NWを形成した(工程1.2.6)。次に、第2の絶縁層13上にp側配線PWに至る開口部を形成し、当該開口部ビア配線PVを形成した。続いて、n側配線NW及びビア配線PVの表面に第2の接合層を形成した。
次に、第1及び第2の接合層を密着及び加熱することによって、接合層を形成し、接合層を介して半導体ウェハを搭載基板11に接合した(工程1.2.7)。続いて、成長用基板を除去し、露出したn型半導体層24の表面に複数の突起24Aを形成した。このようにして搭載基板11上に複数の半導体発光素子20を配置した。
次に、保護層30の構造について説明する。保護層30は、搭載基板11の絶縁層13(第2の絶縁層)上に設けられた第1の保護層30Aと、第1の保護層30A上に設けられた第2の保護層30Bとからなる。第1の保護層30Aは、例えばSiO2及びSi34などの絶縁材料からなる。第2の保護層30Bは、例えばAu、Pt、Ti、Alなどの金属材料若しくはこれらの金属を含む合金、又はこれらの積層体からなる。
また、第2の保護層30Bは、第1の保護層30Aとの界面に密着層ADを有している。密着層ADとしては、例えばTi、TiW及びNiなどの金属材料を用いることができる。第2の保護層30Bのうち、密着層ADを除く部分は、レーザビームLBからの搭載基板11の保護層(以下、基板保護層と称する)として機能する。
次に、搭載基板11上に保護層30を形成する工程(工程1.3)の詳細について説明する。まず、搭載基板11の素子間領域に第1の構造体30Aを形成する(工程1.3.1)。本実施例においては、第1の保護層30Aとして、SiO2層を絶縁層13上に形成した。次に、第1の保護層30A上に第2の保護層30Bを形成する(工程1.3.2)。具体的には、第1の保護層30A上に密着層ADとしてTi層を形成し、Ti層上に基板保護層としてAu層を形成した。
本実施例においては、保護層30が絶縁層13上に設けられている。具体的には、保護層30の材料としては、金属材料を用いることが好ましい。しかし、金属材料は、一般に絶縁材料との密着性が小さい。従って、レーザビームの照射によって保護層30の全体が絶縁層13(搭載基板11)から剥離する可能性がある。
本実施例においては、絶縁層13上に第1の保護層30Aとして絶縁体を設けている。従って、絶縁層13と第1の保護層30A(保護層30)との密着性が向上する。また、保護層30の第2の保護層30Bが剥離した場合でも、第1の保護層30A及び絶縁層13を含む絶縁体がレーザビームに照射されることで、搭載基板11及び配線の保護を強化することができる。また、密着層ADによって、第1の保護層30Aと第2の構保護層30Bとの密着性が向上し、保護層30の搭載基板11からの剥離を抑制することができる。
なお、第2の保護層30Bが密着層ADを有する場合、第1の保護層30Aが設けられる必要はない。また、レーザの出力及び搭載基板11との界面の材料によっては、第1の保護層30Aが設けられる必要はない。すなわち、保護層30は、第1の保護層30A及び密着層ADを有する場合に限定されない。
図4(a)は、図1(d)の破線領域Bを拡大した部分拡大断面図である。図4(a)を用いて、蛍光体層PLを分離する工程(工程3)の後工程(工程4)について説明する。上述したように、素子間領域において蛍光体層PLが複数の蛍光体部PSに区画される際には、保護層30の一部がレーザビームLBによって除去される。従って、保護層30には凹部30Rが形成される。凹部30Rの表面(側面及び底面)には、微小な凹凸が形成される。従って、保護層30(第2の保護層30B)は、その上部に粗面化された凹部30Rが形成された凹部付き保護層30Lとなる。保護層30は、内壁面が粗面化された凹部30Rを有している。
保護層30を部分的に除去してトレンチTRを形成する場合、保護層30の材料の一部はレーザビームLBの照射によって飛散し、その飛沫が蛍光体部PSの側面に付着する。具体的には、レーザビームLBの照射によって熱が発生し、保護層30(第2の保護層30B)の金属材料にレーザアブレーションが起こる。レーザアブレーションによって、飛散した保護層30の金属材料の一部は、昇華して粒子状となる。この粒子30Pは、蛍光体部PSの側面に付着(堆積)し、冷却される。従って、蛍光体部PSの側面上には、粒子30Pが堆積された粒子堆積層PDLが形成される。すなわち、発光装置10の製造方法は、保護層30にレーザビームLBを照射して蛍光体層PLの材料の一部を飛散させ、その飛沫からなる粒子30Pを蛍光体部PSの側面に堆積させて粒子堆積層PDLを形成する工程(工程4)を含む。
図4(b)は、図4(a)の矢印BBから見た矢視図である。図4(b)は、蛍光体部PSにおける他の蛍光体部PSに対向する側面を示す側面図である。図4(b)に示すように、発光装置10は、蛍光体部PSの側面上に形成され、保護層30の材料の一部からなる粒子30Pが堆積された粒子堆積層PDLを有している。この粒子堆積層PDLは、蛍光体部PSよりも小さな光透過率を有する。従って、蛍光体部PSの側面から素子20の放出光が透過することが抑制される。すなわち、粒子堆積層PDLは、遮光層として機能する。蛍光体部PSの側面に粒子堆積層PDLが形成されていることによって、蛍光体部PSから他の蛍光体部PSへの光の伝播(すなわち光のクロストーク)の抑制効果が向上する。
なお、本実施例においては、蛍光体部PSの側面粒子堆積層PDLを形成する場合について説明したが、粒子堆積層PDLは必ずしも形成される必要はない。例えば、粒子30Pによって層状の粒子堆積層PDLが形成される必要はない。蛍光体部PSの側面に粒子30Pが付着している場合であっても、蛍光体部PSの側面において一定のクロストーク防止効果を得ることができる。すなわち、本実施例による製造方法は、保護層30にレーザビームLBを照射して保護層30の材料の一部を飛散させ、その飛沫からなる粒子30Pを蛍光体部PSの側面に付着させる工程(工程4A)を含んでいてもよい(変形例)。また、上記したように、蛍光体層PLが蛍光体部PSに分離されているのみ(粒子30Pが付着又は堆積していない場合)であっても、クロストークの防止効果を得ることは可能である。
なお、本実施例においては、蛍光体層をレーザビームの照射によって分離する場合について説明したが、蛍光体層は、レーザビームの照射によらずに分離することも可能である。例えば、蛍光体層は、荷電粒子(イオン)のビームを照射することによって分離し、複数の蛍光体部を形成することができる。
本実施例においては、素子間に保護層を形成し、保護層に向けてレーザ又は荷電粒子のビームを照射することによって蛍光体層を分離する。従って、基板及び基板上の配線を損傷することなく、素子間の光のクロストークが抑制された発光装置を作製することが可能となる。また、保護層にビームを照射してその一部を飛散させ、蛍光体部の側面に付着させる。蛍光体部の側面に粒子又はその粒子からなる堆積層を有している。従って、クロストークの抑制効果が向上する。
10 半導体発光装置
11 搭載基板
20 半導体発光素子
30 保護層
30L 凹部付き保護層
30A 第1の保護層
30B 第2の保護層
30P 粒子
PDL 粒子堆積層
PL 蛍光体層
PS 蛍光体部
LB レーザビーム
TR トレンチ

Claims (7)

  1. 搭載基板上に複数の半導体発光素子を配置する工程と、
    前記搭載基板における前記複数の半導体発光素子の素子間領域に保護層を形成する工程と、
    前記複数の半導体発光素子及び前記保護層の全体を覆うように蛍光体層を形成する工程と、
    前記保護層上における前記蛍光体層の表面にレーザ又は荷電粒子のビームを照射することによって前記蛍光体層を部分的に除去し、前記素子間領域において前記蛍光体層を複数の蛍光体部に分離する工程と、を含むことを特徴とする半導体発光装置の製造方法。
  2. 前記保護層に前記ビームを照射して前記保護層の材料の一部を飛散させ、その飛沫からなる粒子を前記複数の蛍光体部の側面に付着させる工程を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体発光装置の製造方法。
  3. 前記保護層に前記ビームを照射して前記保護層の材料の一部を飛散させ、その飛沫からなる粒子を前記複数の蛍光体部の側面に堆積させて粒子堆積層を形成する工程を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体発光装置の製造方法。
  4. 搭載基板と、
    前記搭載基板上に設けられた複数の半導体発光素子と、
    前記複数の半導体発光素子の素子間領域に延在して設けられた保護層と、
    前記複数の半導体発光素子及び前記保護層の全体を覆うように形成された蛍光体層と、
    前記素子間領域上における前記蛍光体層の表面から前記蛍光体層を貫通して前記保護層内に至るトレンチと、
    前記トレンチによって前記蛍光体層内に形成された複数の蛍光体部と、
    前記蛍光体部の側面上に形成され、前記保護層の材料の一部からなる粒子が堆積された粒子堆積層と、を有することを特徴とする半導体発光装置。
  5. 前記保護層は、内壁面が粗面化された凹部を有することを特徴とする請求項4に記載の半導体発光装置。
  6. 前記保護層は金属材料からなることを特徴とする請求項4又は5に記載の半導体発光装置。
  7. 前記複数の半導体発光素子の各々は、前記搭載基板上にマトリクス状に配置されていることを特徴とする請求項4乃至6のいずれか1つに記載の半導体発光装置。
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