JP2015200808A - 画像形成装置 - Google Patents

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昭浩 森谷
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Abstract

【目的】両面印刷モードで両面印刷が行われずにシート処理装置にシートが到達した場合でも、シート処理装置がシートを受け入れ可能にする画像形成装置を提供する。
【構成】本発明によれば、シートに画像を形成する画像形成手段と、前記シートを画像形成手段に供給するシート供給手段と、画像形成後のシートに対して処理を行うシート処理手段へシートを搬送するシート搬送手段と、前記シート供給手段におけるシート供給状態の変化又は該変化の可能性を判定するシート供給状態判定手段と、シート両面に画像を形成する両面モードにおいて、前記シート供給状態判定手段がシート供給状態の変化又は該変化の可能性があることを判定することに応答して、シートが前記シート処理手段へ到達するタイミングを、前記シート供給状態判定手段がシート供給状態の変化又は該変化の可能性があることを判定しない場合に比較し遅らせるシート到達タイミング調整手段とを有する。

【選択図】 図4

Description

本発明は、シート処理手段に画像形成後のシートを供給する画像形成装置に関するものである。
従来、シートの両面に画像形成を行う両面印刷が可能な複写機が知られており、両面印刷時は、画像形成部でシートの一方の面に画像を形成した後に、そのシートを反転部へ搬送し、再び画像形成部でシートの他方の面に画像を形成して両面印刷して排出している。
また複数の排出トレイを備え、適宜排出先を切り替えることで、排出されたシートを区別することができるようにした画像形成装置も一般に使われている。
排出トレイを切り替える場合、シートが排出される前に切り替えを完了しておく必要がある。両面印刷の場合は、シートが反転部を通るためシート排出までの時間が長いが、片面印刷の場合は、シートが反転部を通らないためシート排出までの時間が短い。
一方、ユーザがパネル操作部で設定したシートの種類やサイズといった情報と、実際に給送されたシートの情報が異なる場合がある。シートの種類が異なる場合、反転部を通すことでシートが曲がってしまうことがある。また、シートのサイズが異なる場合、シートが小さすぎて反転部を通すことができない場合や、生成した画像サイズとシートサイズが異なるため、画像がシートからはみ出すなど印刷物として成り立たないことがあるため、反転部を通さず排出する場合がある。
このように両面印刷を開始したあとで、もしそのシートが反転部を通せないシートであることが分かった場合は、その時点で両面印刷をやめて排出トレイにシートを排出するという技術が提案されている。(特許文献1参照)
特開2011−236030号公報
排出トレイの切り替えにかかる時間が、片面印刷でのシート処理装置へのシート到達時間より短い場合、片面印刷時は勿論のこと、シートが反転部を介して2面目を印刷するためにその分片面印刷より時間のかかる両面印刷時も印刷終了までに排出トレイの切り替え動作は終了するのでシート処理装置はシート受け入れが可能である。
一方、排出トレイの切り替えにかかる時間が、片面印刷でのシート処理装置へのシート到達時間より長く、両面印刷でのシート処理装置へのシート到達時間より短い場合、両面印刷時は排出トレイの切り替え動作が行われてもシート処理装置はシート受け入れが可能だが、片面印刷時は、排出トレイの切り替え動作が終了する前にシートがシート処理装置に到達してしまうため、その場合排出口が排出トレイで塞がれている可能性があるので、排出トレイの切り替えが終わるまでシートが到達しないようにする必要がある。
従って、この場合、従来片面印刷モードではその分シート供給タイミングを遅らせ、両面印刷モードでは生産性を考慮してシート供給タイミングを遅らせることなく印刷を開始するようにしていた。しかし、特許文献1のように両面印刷モードで画像形成を開始したにも拘わらず、両面印刷を行わずに片面印刷後にシートをシート処理装置に搬送した場合、排出トレイの切り替え動作が終了しておらず、排出口がトレイで塞がれてシートが排出できない可能性がある。
本発明は、以上の事情に鑑みてなされたもので、両面印刷モードで、両面印刷が行われずにシート処理装置にシートが到達した場合でも、シート処理装置がシートを受け入れ可能にする画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明によれば、
シートに画像を形成する画像形成手段と、
前記シートを画像形成手段に供給するシート供給手段と、
画像形成後のシートに対して処理を行うシート処理手段へシートを搬送するシート搬送手段と、
前記シート供給手段におけるシート供給状態の変化又は該変化の可能性を判定するシート供給状態判定手段と、
シート両面に画像を形成する両面モードにおいて、前記シート供給状態判定手段がシート供給状態の変化又は該変化の可能性があることを判定することに応答して、シートが前記シート処理手段へ到達するタイミングを、前記シート供給状態判定手段がシート供給状態の変化又は該変化の可能性があることを判定しない場合に比較し遅らせるシート到達タイミング調整手段と、
を有する画像形成装置が提供される。
本発明によれば、両面印刷モードで、両面印刷が行われずにシート処理装置にシートが到達した場合でも、シート処理装置がシートを受け入れ可能にできるものである。
本発明を実施した画像形成装置の側面断面図 本発明を実施したシート処理装置の側面断面図 画像形成装置の駆動制御構成のブロック図 画像形成装置の動作例を表すフローチャート 印刷待機時間の算出方法を表すフローチャート シート供給手段におけるシート状態の変化を監視する処理を表すフローチャート 印刷待機時間の算出方法を表す図 両面印刷時の動作を表すフローチャート
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
図1は本実施形態のシート処理装置を接続した画像形成装置の正面図である。本実施形態の画像形成装置Eは、画像形成手段である例えば複写機Aと、シート処理手段である例えばシート処理装置Bとを備えている。ただし、本発明の画像形成手段は、本実施形態の複写機Aには限定されず、ファクシミリ、プリンタ、各種の印刷機等で実施されてもよい。また、本実施形態のシート処理装置Bは、図1に示す複写機A以外の印刷装置等に接続されてもよく、複写機Aから分離可能な別筐体で構成しても、また、複写機Aの筐体内に分離不能に組み込まれてもよい。
<複写機>
複写機Aは、上部に設けた自動原稿給送装置1から自動給送した原稿を光学部2によって光学的に読み取り、読み取り信号をデジタル信号に変換して画像信号や画像データを画像形成部3へ送信し、普通紙やオーバーヘッドプロジェクタ(OHP)用紙等のシートPに原稿の画像を複写する。
複写機Aの下部には、各種サイズのシートPを収納した複数のカセット4を設けてある。カセット4内のシートPは、給送ローラ5によって画像形成部3に送り込まれる。このとき、画像形成部3の感光ドラム3bには、光学部2で読み取った画像情報に基づいて変調されたレーザ光を光照射部3aから照射することにより、潜像が形成されている。
感光ドラム3bの潜像は、トナー現像されてトナー像になり、画像形成部3に送り込まれたシートPに転写される。その後、シートPは定着部6に搬送され、熱と圧力を加えられてトナー像が定着される。
シートPの片面のみに画像を形成する片面印刷の場合、定着部6を通過したシートPは、直ちに複写機Aからシート処理装置Bへ送り込まれる。しかし、シートPの両面に画像を形成する両面印刷の場合、上記処理動作により一方の面に画像が形成されたシートPは、スイッチバック搬送されて再送パス7へ戻され、再度、画像形成部3へ搬送されて、他方の面にも画像が形成される。両面に画像が形成されたシートPも、最後には、複写機Aからシート処理装置Bへ送り込まれる。シートPの供給は、カセット4のみならず、マルチトレイ8からも行える。
<シート処理装置>
図2はシート処理装置Bの構成の説明図である。本実施形態のシート処理装置Bは、複写機Aから排出されたシートを取り込み、整合して排出するソート処理、複数枚のシートをステイプラで綴じるステイプル処理、シートを冊子状にする製本処理などの少なくとも1つのシート処理を行うようになっている。このため、シート処理装置Bは、ソート処理やステイプル処理を行う処理部132、製本処理を行う折り装置139等を備えている。
シート処理装置Bは、複写機Aから排出されたシートをシート処理装置Bの内部に導く入口ローラ対137が設けられている。入口ローラ対137の搬送方向下流には、シートをノンソート処理及びソート処理の際にはソートパスPS1に、製本処理の際には製本パスPS2に導くための案内部材122が設けられている。
案内部材122によりソートパスPS1に導かれたシートは、中間搬送ローラ対126によって、処理トレイ(中間トレイ)129上に搬送される。このとき、シートは、中間搬送ローラ対126の下流に位置する排出搬送ローラ対127の所定量の正回転によって一旦下流に搬送された後、逆回転によって上流に搬送されて処理トレイ129内で整合される。処理トレイ上に積載された複数枚のシートは、第一ステイプラ166によってステイプル処理されて、排出口36から排出トレイ128(128aまたは128b)に排出される。
各々の排出トレイ128a、128bは、排出トレイ内に配置される上トレイモータ209aと下トレイモータ209bによって昇降するようになっている。排出トレイ128aと排出トレイ128bは、積載されるシートが増えるにしたがって下降し、積載したシートで、シートが排出される排出口36を塞がないようにしている。
折り装置139は、製本処理をする装置であり、シートの幅方向に配列された第二ステイプラ138、シート束を折る折りローラ対139a及び突き出し部材139b等を備えている。
案内部材122によって製本パスPS2に案内されたシートは、収納ガイド140に収納されて、先端(下端)が昇降自在な位置決め部材141に受け止められて積載される。
シートは、収納ガイド140に順次積載された後に第二ステイプラ138によって中綴じされる。その後、位置決め部材141は、シート束の綴じられた部分が突き出し部材139bの先端に対向する位置まで下降する。シート束の綴じられた部分が対向すると、突出し部材139bが収納ガイド140に収納されているシート束の綴じられた部分を突いて、折りローラ対139aのニップに押し込む。折りローラ対139aは、回転して、シート束を搬送しながら折り曲げて、サドル排出トレイ150に排出する。これによって、製本処理が終了する。
<駆動制御構成のブロック図>
図3は駆動制御構成のブロック図である。CPU601は、制御部の各部の動作を制御する。光学系制御部607は、光学部2(図1)を制御し、原稿の画像を光学的に読み取り、画像処理部605に送信する。画像処理部605で処理した画像はトナー現像され、カセット4およびマルチトレイ8(図1)で構成されるシート供給手段から供給されたシートP上に転写され、定着制御部606で定着部6を制御しシートP上に形成される。モータ駆動部609は給送ローラ5、再送パス7上のローラ、搬送ローラ対15、上流排出ローラ対16、下流排出ローラ対17、その他のモータ/ローラの駆動/停止を行う駆動部である。シート処理制御部610はシート処理装置Bを制御し、画像形成後のシートPにステイプル処理などの後処理を行い、排出トレイ18に排出する。
システムバス600は、CPU601と他の各種構成要素とを相互に接続する。RAM602は、CPU601の作業領域及びデータの一時記憶領域である。ROM603は、画像形成装置を駆動するためのファームウェアプログラムや、ファームウェアプログラムを制御するためのブートプログラムが書き込まれ、CPU601によって使用される。パネル操作部604は、ユーザが画像形成装置の各種設定を行ったり、その確認を行ったりするためのものである。
インタフェース500はFAX501やパソコン502といった外部装置と接続し、これを介して画像データが転送される。
センサ入力部608は画像形成装置内部に配置されている各種センサから検出されるシート検出情報を受け取る。カセット4およびマルチトレイ8は不図示のシート検知センサを有する。
タイマー611は印刷に関わる経過時間をカウントするためのものである。
<本実施形態の動作の説明>
まず、複写機Aおよびシート処理装置Bのイニシャル動作について説明する。
複写機Aは、印刷前に、光学部2のセンサの調整や定着部6の温度制御などのイニシャル動作が必要であり、シート処理装置Bは、排出トレイ(128a、128b)の切り替えや、ステイプラ(166、138)の移動などのイニシャル動作が必要である。
シート処理装置Bのイニシャル動作は、シート処理装置BにシートPが搬送される前に完了しておかないと、シートPの搬送路を塞ぐ可能性があり、シート詰まりを起こすことになる。逆に言えば、ユーザが印刷を指示してからシートPが搬送されてくるまでに完了すれば良いので、複写機Aの印刷時間に応じた余裕がある。
図7はイニシャル時間に関する概念を図にしたものである。縦軸に時間をとり、複写機のイニシャル時間をTa、片面ジョブの印刷時間をTb、両面ジョブの印刷時間をTc、シート処理装置のイニシャル時間をTdとする。複写機のイニシャルが完了すると印刷可能となる。片面ジョブの印刷時間Tbおよび、両面ジョブの印刷時間Tcは、シートの種類やサイズによってシート搬送や画像形成にかかる時間が異なる。
図7は、シート処理装置のイニシャル時間が片面印刷と両面印刷の間の例である。ユーザから複写機に印刷の指示が来ると、複写機とシート処理装置のイニシャルを開始する。複写機のイニシャルが終了すると、当該ジョブによって片面印刷または両面印刷を開始する。両面印刷の場合は、シート処理装置のイニシャルが先に完了するので、シート処理装置内でシート詰まりを起こすことはない。しかし、片面印刷の場合は、シート処理装置のイニシャルが完了する前にシート処理装置にシートが搬送されてくることになるので、シート処理装置内でシート詰まりを起こしてしまう可能性がある。そのため、図7の例では、片面印刷の場合は何らかの方法でシート処理装置へのシート到着を遅らせる必要があるが、印刷の指示を受けた段階で、予め対処することができる。例えば、片面印刷の場合にシート処理装置へのシート到着を遅らせる時間を印刷待機時間Teとして設定し、複写機のイニシャル完了後、Teが経過するまでシート処理装置への到着を遅らせることでシート詰まりを未然に防止することができる。
本発明で課題とするのは、特許文献1のように、ユーザが両面印刷を指示した場合で、両面印刷に合わせてシート処理装置のイニシャル動作を行っているにも拘わらず、両面印刷が行われずにシート処理装置にシートが到達した場合でも、シート処理装置がシートを受け入れ可能にすることである。
両面印刷が行われないのは、パネル操作部で設定されているシートの情報と、実際に装填されているシートの情報に差異があるため、片面印刷後、シートを反転部に通さずに排出するからである。シート情報に差異が発生するのは、ユーザがシートを交換した後、シートの種類やサイズといった情報をパネル操作部で正しく設定していない場合である。そのため、本実施例では、シートの種類、サイズなどの設定変更や、シート交換を契機にシート情報の差異が発生する可能性を判定するフラグとして、印刷待機フラグKnを設定し、印刷待機フラグKnがONで、両面印刷の場合は、シート処理装置へのシートの到着を遅らせる処理を行う。但し、シート情報の差異が発生する条件はこれだけではないので、他の条件を使用しても良い。例えば、シートが実際に交換されていなくても、単にカセットが開閉されただけでも、シート交換と見なしても良い。また、電源オフ中や、一定時間使用しない場合の消費電力を減らす省電力モード中にシートが交換される可能性もあるので、電源オン時および省電力モードからの復帰時も印刷待機フラグKnをONにしても良い。
一般的にシートの情報は、シート供給手段毎に設定するので、印刷待機フラグKnはシート供給手段の数だけ用意する(nはシート供給手段の番号)。
次に、本実施の形態における複写機Aおよびシート処理装置Bの動作例を図4〜図6を用いて説明する。図4は本実施の形態のジョブ印刷処理を示すCPU601のフローチャートである。パネル操作部604を介してユーザから複写指示を受けると、CPU601は定着制御部606や光学系制御部607を制御して複写機Aのイニシャル動作を開始する(S401)。
またCPU601はシート処理制御部610を制御してシート処理装置Bのイニシャル動作を開始する(S402)。S401とS402の順番は逆でも良い。
次にCPU601は、シート処理装置へのシート供給を遅らせる必要があるかを判定するため印刷待機時間Teを算出するが(S403)、その算出方法については図5を用いて後述する。
複写機Aのイニシャル動作が終了すると(S404)、CPU601は印刷待機時間Teを計測するためタイマー611のカウントを開始する(S405)。CPU601は印刷待機時間Teが経過するまでモータ駆動部609を制御せずシート供給を待機し(S406)、印刷待機時間Te経過後にタイマー611のカウントを停止し(S407)、印刷処理を行う(S408)。
本実施例ではシート交換後、最初の両面印刷のみ印刷待機の判定を行うようにしているので、両面印刷終了時に(S409でYes)、S410で印刷待機フラグKnをOFFにする。印刷待機フラグKnは、シート情報の差異が発生する可能性を判定するフラグなので、ユーザが正しいシート情報を設定していれば差異が発生しない可能性もある。そのため、本実施例では、差異が発生しやすいシート交換後最初の両面印刷でのみ判定を行うようにしているが、シート情報の差異が解消されるまで判定を続けるようにしても良い(シート情報の差異が解消されてから印刷待機フラグをOFFにしても良い)。印刷待機フラグKnの設定方法については図6を用いて後述する。
図8は、本発明の実施形態における両面印刷の場合の印刷処理の動作例を示している。
特にシートを交換した際のサイズ設定が不正で、シート搬送中にサイズ長を計測した結果、サイズ不一致が発生した場合の例を示している。
図4のS408で印刷処理に入ると、CPU601は、モータ駆動部609を制御して給送ローラ5を駆動し、シートPをカセット4から画像形成部3に搬送する。次に、センサ入力部608から入る各種センサのON−OFF情報からシートの通過タイミングを判定し、シート長を計測する(S701)。画像形成部3で1面目の画像形成を行った後(S702)、CPU601はS703で操作パネル部604のサイズ設定と、搬送されたシート長が一致するかどうかを判定する。シート長が一致するかどうかの判定は、例えば操作パネル部604で設定した長さの±20mmを超えるシート長だった場合に不一致と判定するようにする。S703でサイズが一致する場合は、CPU601は、定着制御部6を制御し、定着部6で1面目の画像をシートPに定着させ、モータ駆動部609を制御してシートを再送パス7へ搬送し(S704)、画像形成部3で続けて2面目の画像形成を行う(S705)。S703でサイズ不一致だった場合は2面目の画像形成は行わないので再送パス7へは送らず、CPU601は、定着制御部6を制御し、定着部6で1面目の画像をシートPに定着させ、モータ駆動部609を制御してシートPをシート処理装置Bへ搬送する(S706)。S707で今回のシートが最終ページかどうかを判定し、最終ページでない場合は、次のシートの印刷処理を続ける。S707で最終ページである場合は、図4のフローチャートに戻る。
図5は印刷待機時間Teを算出する時のCPU601のフローチャートである。図4のS403で印刷待機時間Teの算出に入ると、CPU601は、S501で複写機のイニシャル時間Taと、シート処理装置のイニシャル時間Tdを設定する。TaおよびTdは各装置の構成と排出トレイ18の位置によって決まる。本フローチャートではシート処理装置のイニシャル動作は排出トレイ18の切り替えのみとするが、ステイプラ(166、138)の移動を加えても良い。シートPをどの排出トレイに排出するかの選択は、ユーザがパネル操作部やPCからジョブ毎に指定する場合や、ジョブを仕分けるために1ジョブ毎に切り替えるように予めユーザが設定しておく場合や、コピー/ファクス/PCプリントなどのジョブの種類に応じて切り替えるように予めユーザが設定しておく場合などがある。
S502に進み、今回のジョブによって排出トレイ18の切り替えが発生しない場合は(S502のNo)、シート処理装置のイニシャル動作は必要ないので、複写機のイニシャル動作が終了すれば印刷開始できる。そのためCPU601は、印刷待機時間Te=0に設定する(S509)。今回のジョブによって排出トレイ18の切替が発生する場合は(S502のYes)、CPU601は今回のジョブが両面印刷かどうかによって処理を切り替える(S504)。今回のジョブが片面印刷の場合は、CPU601は印刷待機時間Te=シート処理装置のイニシャル時間Td−(複写機のイニシャル時間Ta−片面印刷の印刷時間Tb)に設定する(S505)。今回のジョブが両面印刷の場合は、CPU601は印刷待機フラグKnがONかどうかを判定する(S506)。印刷待機フラグKnはシート処理装置へのシート到着を遅らせるかどうかを判定するフラグなので、ここで印刷待機フラグKnがOFFの場合は(S506のNo)、シート処理装置へのシート到着を遅らせる必要がないため、CPU601は両面印刷が正常に行えるとみなし、印刷待機時間Te=シート処理装置のイニシャル時間Td−(複写機のイニシャル時間Ta−両面印刷の印刷時間Tc)に設定する(S507)。印刷待機フラグKnがONの場合は(S506のYes)、シート処理装置へのシート到着を遅らせる必要があるので、CPU601は片面印刷後に排出されることを想定し、片面印刷の場合と同じく、印刷待機時間Te=シート処理装置のイニシャル時間Td−(複写機のイニシャル時間Ta−片面印刷の印刷時間Tb)に設定する(S505)。印刷待機時間Teを算出した結果、負の値になった場合は、画像形成装置での印刷終了時にシート処理装置のイニシャル動作が完了しているということなので、印刷待機時間Te=0に設定する(S509)。
次に印刷待機フラグKnの設定方法について図6を用いて説明する。印刷待機フラグKnは、図5で説明したように、シート処理装置へのシートの到着を遅らせる処理を行うかどうかを判定するためのフラグであり、パネル操作部604での設定変更や、シート交換による状態変化を契機にONに設定する。
図6(a)はカセット4およびマルチトレイ8で構成されるシート供給手段のシート交換を監視するCPU601のフローチャートである(nはシート供給手段の番号)。シート供給手段nにおいて、シート検知センサ(不図示)でシートを検知できない場合は(S601のYes)、次の印刷時にそのシート供給手段nを使用する場合、ユーザがシートの補充を行った後にシート情報を正しく設定しないことで、シート供給後にシート情報の差異が発生する可能性があるので、印刷待機フラグKnをONにする(S602)。電源オフ処理に入った場合は(S603のYes)は監視処理を終了し、印刷待機フラグKnをRAM602の記憶領域に記憶する(S604)。CPU601は、電源オン時に記憶してある印刷待機フラグKnを読み出す。
図6(b)はシートのサイズの変化を監視するCPU601のフローチャートである。シート供給手段nにおいて、ユーザがパネル操作部604でシートサイズの変更を行った場合は(S611のYes)、その設定が実際に装填されているシートのサイズと異なる可能性が発生するので、印刷待機フラグKnをONにする(S612)。電源オフ処理に入った場合は(S613のYes)は監視処理を終了し、印刷待機フラグKnをRAM602の記憶領域に記憶する(S614)。CPU601は、電源オン時に記憶してある印刷待機フラグKnを読み出す。
図6(c)はシートの種類の変化を監視するCPU601のフローチャートである。シート供給手段nにおいて、ユーザがパネル操作部604でシート種類の変更を行った場合は(S612のYes)、その設定が実際に装填されているシートの種類と異なる可能性が発生するので、印刷待機フラグKnをONにする(S622)。電源オフ処理に入った場合は(S623のYes)は監視処理を終了し、印刷待機フラグKnをRAM602の記憶領域に記憶する(S624)。CPU601は、電源オン時に記憶してある印刷待機フラグKnを読み出す。
以上説明したように、実施例の画像形成装置によれば、シート処理装置にシートが到着する時間を調整することで、シート供給後に両面印刷ができない事態に陥った場合であっても、シート処理装置のイニシャルを完了させ、シートを適切に処理することが可能な画像形成装置を提供することができる。
A 複写機
B シート処理装置
E 画像形成装置
1 自動原稿給送装置(ADF)
2 光学部
3 画像形成部
4 カセット
5 給送ローラ
6 定着部
7 再送パス
8 マルチトレイ
18 排出トレイ

Claims (20)

  1. シートに画像を形成する画像形成手段と、
    前記シートを画像形成手段に供給するシート供給手段と、
    画像形成後のシートに対して処理を行うシート処理手段と、
    前記画像形成手段から前記シート処理手段へシートを搬送するシート搬送手段と、
    前記シート供給手段におけるシート供給状態の変化又は該変化の可能性を判定するシート供給状態判定手段と、
    シート両面に画像を形成する両面モードにおいて、前記シート供給状態判定手段がシート供給状態の変化又は該変化の可能性があることを判定することに応答して、シートが前記シート処理手段へ到達するタイミングを、前記シート供給状態判定手段がシート供給状態の変化又は該変化の可能性があることを判定しない場合に比較し遅らせるシート到達タイミング調整手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記シート供給状態判定手段は、シートが無くなったことに基づいて、シート供給状態の変化又は該変化の可能性があると判定することを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記シート供給状態判定手段は、シートのサイズの変更に基づいて、シート供給状態の変化又は該変化の可能性があると判定することを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記シート供給状態判定手段は、シートの種類の変更に基づいて、シート供給状態の変化又は該変化の可能性があると判定することを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
    前記シート供給状態判定手段は、前記シート供給手段毎にシート供給状態の変化又は該変化の可能性があることを判定することを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
    前記シート処理手段は、画像形成後のシートを排出するための複数のトレイを有し、
    前記シート到達タイミング調整手段は、
    両面モードで、シートの排出前に前記トレイの切り替えを行う場合に作用する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
    前記シート到達タイミング調整手段は、
    前記シート処理手段のトレイ切り替え終了タイミングが、片面モードでのシート到達タイミングを超える場合に作用する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
    前記シート到達タイミング調整手段は、
    前記シート供給状態判定手段がシート供給状態の変化又は該変化の可能性があると判定後、最初の両面モード時に作用する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
    前記シート搬送手段は、両面モードにおいてシートのサイズが所定のサイズでない場合、前記画像形成手段によって画像が両面に形成されないシートを前記シート処理手段へ搬送することを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項9に記載の画像形成装置において、
    前記シート到達タイミング調整手段による前記シート処理手段へのシート到達タイミングの遅延は、両面モードにおいて前記シート搬送手段が前記画像が両面に形成されないシートを前記シート処理手段へ搬送しても前記シート処理手段へのシートの受け渡しが行えるものであることを特徴とする画像形成装置。
  11. シートに画像を形成する画像形成手段と、
    前記シートを画像形成手段に供給するシート供給手段と、
    画像形成後のシートに対して処理を行うシート処理手段へシートを搬送するシート搬送手段と、
    前記シート供給手段におけるシート供給状態の変化又は該変化の可能性を判定するシート供給状態判定手段と、
    シート両面に画像を形成する両面モードにおいて、前記シート供給状態判定手段がシート供給状態の変化又は該変化の可能性があることを判定することに応答して、シートが前記シート処理手段へ到達するタイミングを、前記シート供給状態判定手段がシート供給状態の変化又は該変化の可能性があることを判定しない場合に比較し遅らせるシート到達タイミング調整手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  12. 請求項11に記載の画像形成装置において、
    前記シート供給状態判定手段は、シートが無くなったことに基づいて、シート供給状態の変化又は該変化の可能性があると判定することを特徴とする画像形成装置。
  13. 請求項11に記載の画像形成装置において、
    前記シート供給状態判定手段は、シートのサイズの変更に基づいて、シート供給状態の変化又は該変化の可能性があると判定することを特徴とする画像形成装置。
  14. 請求項11に記載の画像形成装置において、
    前記シート供給状態判定手段は、シートの種類の変更に基づいて、シート供給状態の変化又は該変化の可能性があると判定することを特徴とする画像形成装置。
  15. 請求項11乃至請求項14のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
    前記シート供給状態判定手段は、前記シート供給手段毎にシート供給状態の変化又は該変化の可能性があることを判定することを特徴とする画像形成装置。
  16. 請求項11乃至請求項15のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
    画像形成後のシートを排出するための複数のトレイを有し、
    前記シート到達タイミング調整手段は、
    両面モードで、シートの排出前に前記トレイの切り替えを行う場合に作用する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  17. 請求項11乃至請求項16のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
    前記シート到達タイミング調整手段は、
    前記トレイの切り替え終了タイミングが、片面モードでのシート到達タイミングを超える場合に作用する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  18. 請求項11乃至請求項17のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
    前記シート到達タイミング調整手段は、
    前記シート供給状態判定手段がシート供給状態の変化又は該変化の可能性があると判定後、最初の両面モード時に作用する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  19. 請求項11乃至請求項18のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
    前記シート搬送手段は、両面モードにおいてシートのサイズが所定のサイズでない場合、前記画像形成手段によって画像が両面に形成されないシートを前記シート処理手段へ搬送することを特徴とする画像形成装置。
  20. 請求項19に記載の画像形成装置において、
    前記シート到達タイミング調整手段によるシート処理手段へのシート到達タイミングの遅延は、両面モードにおいて前記シート搬送手段が前記画像が両面に形成されないシートを前記シート処理手段へ搬送しても前記シート処理手段へのシートの受け渡しが行えるものであることを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017083714A (ja) * 2015-10-29 2017-05-18 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置

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