JP2015200465A - ヒートパイプ内蔵フレーム板及び電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】スマートフォンやタブレット端末等のモバイル型電子機器内に配置して発熱部品を冷却するヒートパイプ内蔵フレーム板を提供する。
【解決手段】フレーム板12は、電子機器内に配置されて、配線基板13や充電式電池14等の部品を支持する。このフレーム板12は、所定のパターンで開口部が設けられた複数の金属板を重ね合わせて形成されており、作動流体が封入されたヒートパイプ20が内蔵されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ヒートパイプ内蔵フレーム板及びそのヒートパイプ内蔵フレーム板を有する電子機器に関する。
高度情報化社会の到来に伴い、スマートフォンやタブレット端末等のようなモバイル型電子機器が広く使用されるようになった。それらの電子機器に使用されるCPU(Central Processing Unit)等の電子部品は、稼働に伴って熱を発生する。
CPU等の電子部品(以下、「発熱部品」という)の温度が許容上限温度を超えてしまうと、故障や誤動作、又は処理能力の低下を引き起こす。そのため、発熱部品を冷却する手段が必要となる。
ディスクトップ型電子機器では、発熱部品の冷却に冷却ファンが使用されている。しかし、モバイル型電子機器は持ち運びが容易なように薄型化されているため、モバイル型電子機器の筐体内に冷却ファンを配置することは困難である。
発熱部品を冷却する方法の一つに、熱伝導率が高い金属板又は熱拡散シートを使用し、発熱部品で発生した熱を他の場所に輸送して、そこから筺体の外に放散する方法がある。しかし、この方法では、輸送できる熱が金属板又は熱拡散シートの熱伝導率によって制限されてしまう。
例えば、熱拡散シートとして使用されるグラファイトシートの熱伝導率は500W/mK〜2000W/mK程度であり、この程度の熱伝導率では発熱部品の発熱量が多くなったときに、発熱部品を十分に冷却できなくなってしまう。
特開2002−98487号公報 特開2010−19495号公報 特開2013−69925号公報
スマートフォンやタブレット端末等のモバイル型電子機器内に配置して発熱部品を冷却するヒートパイプ内蔵フレーム板、その製造方法、及びヒートパイプ内蔵フレーム板を有する電子機器を提供することを目的とする。
開示の技術の一観点によれば、電子機器内に配置されて部品を支持するフレーム板であって、複数の金属板を重ね合わせて形成され、作動流体が封入されたヒートパイプが内蔵されているヒートパイプ内蔵フレーム板が提供される。
開示の技術の他の一観点によれば、作動流体が封入されたヒートパイプが内蔵されたフレーム板と、前記フレーム板に支持される部品とを有し、前記フレーム板が、複数の金属板を重ね合わせて形成されている電子機器が提供される。
開示の技術の更に他の一観点によれば、複数の金属板にそれぞれ所定のパターンで開口部を形成する工程と、前記複数の金属板を重ね合わせて接合し、発熱部品で発生する熱により作動流体を蒸発させる蒸発部と、前記作動流体の蒸気を凝縮する凝縮部と、前記蒸発部と前記凝縮部との間を連絡する蒸気管部及び液管部とを有するヒートパイプを形成する工程とを有するヒートパイプ内蔵フレーム板の製造方法が提供される。
上記一観点に係るヒートパイプ内蔵フレーム板は、スマートフォンやタブレット端末等のモバイル型電子機器内に配置して発熱部品を冷却することができる。
また、上記一観点に係る電子機器によれば、ヒートパイプ内蔵フレーム板により、発熱部品で発生する熱を他の場所に迅速に輸送できる。
更に、上記一観点に係る製造方法によれば、スマートフォンやタブレット端末等のモバイル型電子機器内に配置して発熱部品を冷却するヒートパイプ内蔵フレーム板を比較的容易に製造できる。
図1は、実施形態に係るヒートパイプ内蔵フレーム板を有する電子機器の内部構造を示す模式断面図である。 図2は、フレーム板の斜視図である。 図3は、フレーム板の透視図である。 図4は、フレーム板に内蔵されたループ型ヒートパイプを示す斜視図である。 図5は、フレーム板に設けられた空洞を示す模式断面図である。 図6(a),(b)は、蒸気管部の断面図である。 図7は、液管部の断面図である。 図8は、フレーム板及びループ型ヒートパイプを示す模式平面図である。 図9は、フレーム板を構成する金属板を示す平面図(その1)である。 図10は、フレーム板を構成する金属板を示す平面図(その2)である。
以下、実施形態について説明する前に、実施形態の理解を容易にするための予備的事項について説明する。
サーバ等の電子機器には、発熱部品の熱を効率的に輸送するデバイスとして、ヒートパイプが使用されている。ヒートパイプは、作動流体の相変化を利用して熱を輸送するデバイスであり、熱拡散シートよりも高い熱伝導率を有する。例えば、直径が3mmのヒートパイプの場合、熱伝導率は1500W/mK〜2500W/mK程度である。
ヒートパイプには幾つかの種類があるが、特にループ型ヒートパイプは熱輸送効率が高い。しかしながら、サーバ等の電子機器に使用される既存のループ型ヒートパイプはサイズが大きく、スマートフォンやタブレット端末等のモバイル型電子機器に使用することができない。
以下の実施形態では、スマートフォンやタブレット端末等のモバイル型電子機器内に配置して発熱部品を冷却するヒートパイプ内蔵フレーム板について説明する。
(実施形態)
図1は、実施形態に係るヒートパイプ内蔵フレーム板を有する電子機器の内部構造を示す模式断面図である。また、図2はフレーム板12の斜視図であり、図3は同じくそのフレーム板12の透視図である。
図1に示す電子機器では、筺体(図示せず)内に、液晶パネル11、フレーム板12、配線基板13、及び充電式電池14等が配置されている。液晶パネル11は筐体の一方の面に配置され、その表面(図1では下側の面)にはタッチパネルが設けられている。
液晶パネル11の裏面(図1では上側の面)にはフレーム板12が配置されている。また、フレーム板12の上には、配線基板13及び充電式電池14が配置されている。
図3に示すように、フレーム板12には、ループ型ヒートパイプ20が内蔵されている。また、図1,図2に示すように、フレーム板12の上側の面には複数の凹部12a,12bが設けられており、それらの凹部12a,12b内に、配線基板13に搭載されたCPU13a及び充電式電池14等が配置される。フレーム板12の幅は例えば60mmであり、長さは例えば90mmである。
フレーム板12には、配線基板13及び充電式電池14等の部品を支持するという役割と、発熱部品(この例ではCPU13a)を冷却するという役割とがある。
フレーム12の凹部12a,12bは必要に応じて設ければよく、フレーム板12の表面は平坦であってもよい。フレーム板12の厚さは、モバイル型電子機器の内部に配置するという観点から5mm以下とすることが好ましく、1mm以下とすることがより一層好ましい。
図4はフレーム板12に内蔵されたループ型ヒートパイプ20を示す斜視図である。図4に示すように、ループ型ヒートパイプ20は、蒸発部21と、凝縮部22と、蒸発部21と凝縮部22との間を連絡する蒸気管部23及び液管部24とを有する。また、凝縮部22には、放熱性を十分に確保するために、多数のフィン25が設けられている。但し、フィン25は必要に応じて設ければよく、必須ではない。
詳細は後述するが、フレーム板12は複数の金属板を重ね合わせて形成されており、それらの金属板にそれぞれ所定のパターンで開口部を設けることで、蒸発部21、凝縮部22、蒸気管部23及び液管部24となる空間を形成している。
ループ型ヒートパイプ20内には、作動流体が封入されている。作動流体は、液相と気相とに相変化しながらループ型ヒートパイプ20内を移動することで、蒸発部21側から凝縮部22側に熱を輸送する。作動流体として、例えばアンモニア、水、フロン、アルコール又はアセトン等が使用される。ループ型ヒートパイプ20内の空間は、作動流体が蒸発しやすいように減圧されている。
図3,図4に示すように、蒸気管部23及び液管部24の途中には、蒸発部21側が低く、凝縮部22側が高くなるように傾斜が設けられている。凝縮部22は、蒸発部21から離れた位置であって、外部に熱を排出しやすい位置に配置される。また、フレーム板12には、例えば図5の模式断面図に示すように、軽量化のために空洞27が設けられている。
図6(a)は蒸気管部23の一部の断面図であり、図6(b)は蒸気管部23の他の一部の断面図である。図6(a),(b)中の符号28は、フレーム板12を構成する金属板を示している。
図6(a)の断面図に示すように、蒸気管部23は断面が矩形の管状の空間である。蒸気管部23の幅は例えば8mmであり、高さは例えば0.1mm〜0.4mmである。但し、蒸気管部23の幅が大きいと強度が不足するおそれがあるため、図6(b)に示すように、本実施形態では蒸気管部23の長さ方向のところどころに支柱23aを設けて、蒸気管部23の強度を確保している。
図7は、液管部24の断面図である。この図7に示すように、液管部24も、断面が矩形の管状の空間であるが、その内側には多孔質構造体26aが配置されている。この多孔質構造体26aは、上下方向に重なる金属板28に多数の微細な孔を設けて形成されている。
図8は、フレーム板12及びループ型ヒートパイプ20を示す模式平面図である。この図8に示すように、蒸発部21内の液管部24側の部分にも多孔質構造体26bが配置されており、液管部24内の多孔質構造体26aと蒸発部21内の多孔質構造体26bとは接続している。なお、セラミック又は樹脂等により形成された多孔質構造体(ウィック)を、液管部24及び蒸発部21内に配置してもよい。
以下、本実施形態に係るフレーム板12に内蔵されたループ型ヒートパイプ20の動作について説明する。
CPU13aが稼働していないとき(初期状態)には、作動流体は液体の状態である。そして、液体の作動流体は、毛細管現象により、蒸発部21及び液管部24内の多孔質構造体26a,26b内に保持されている。
稼働によりCPU13aが熱を発生すると、その熱が蒸発部21に伝達されて、多孔質構造体26bに保持されていた作動流体が蒸発する。作動流体が蒸発するときには周囲から蒸発熱を奪うため、蒸発部21及びその上に配置されたCPU13aが冷却される。
液管部24内には液体の作動流体が充満しているため、蒸発部21で発生した蒸気は液管部24内を通ることができず、蒸気管部23を通って凝縮部22に移動する。
作動流体の蒸気は比重が小さいため上に移動しようとする。本実施形態では、前述したように蒸気管23に傾斜が設けられており、蒸発部21から凝縮部22に作動流体の蒸気が移動しやすいようになっている。
蒸発部21内の多孔質構造体26bから作動流体が蒸発すると、毛細管現象により液管部24内の多孔質構造体26aから蒸発部21内に液体の作動流体が移動する。そして、この移動してきた液体の作動流体も、CPU13aが発生する熱により蒸発する。
このように、CPU13aの発熱に伴い、液管部24から蒸発部21内に液体の作動流体が連続的に供給され、蒸発部21内で作動流体の蒸気が連続的に発生する。そして、蒸発部21内で発生した作動流体の蒸気は、蒸気管部23を通って凝縮部22に移動する。
一方、蒸気管部23を通って凝縮部22に移動した作動流体の蒸気は、凝縮部22で冷却されて液体になる。このとき、作動流体の液化に伴って凝縮熱が発生し、凝縮部22の温度が上昇する。しかし、凝縮部22の周囲の温度が低いため、凝縮部22で発生した熱は周囲に拡散し、最終的に筐体の表面から外部に放散される。特に、本実施形態では、凝縮部22の周囲にフィン25が設けられているため、凝縮部22の放熱性が高い。
凝縮部22で液体となった作動流体は、多孔質構造体26aに触れると、毛細管現象により多孔質構造体26a内に吸収される。そして、液体の作動流体は、液管部24内を凝縮部22側から蒸発部21側に移動する。液体の作動流体は比重が大きいため下に移動しようとする。本実施形態では、前述したように液管部24に傾斜が設けられており、凝縮部22から蒸発部21に液体の作動流体が移動しやすくなっている。
このようにして、CPU13aで発生した熱が作動流体により蒸発部21から凝縮部22に輸送され、凝縮部22から筐体の外に放散される。
図9(a)〜(d),図10(a)〜(d)は、フレーム板12を構成する金属板を下側に配置されるものから順に示す平面図である。これらの図9(a)〜(d),図10(a)〜(d)において、網掛けした部分は多孔質構造体となる部分であり、微細な孔が形成されている。
本実施形態に係るフレーム板12は、図9(a)〜(d),図10(a)〜(d)に示すように、開口パターンが相互に異なる8種類の金属板28a〜28hにより形成されている。金属板28a〜28hは例えば銅又は銅合金よりなる。各金属板28a〜28hの厚さは同一でもよく、異なっていてもよい。また、各金属板28a〜28hの枚数はそれぞれ1枚ずつであってもよく、金属板28a〜28f毎に枚数が異なっていてもよい。
これらの金属板28a〜28hは、接着剤等により接合してもよいが、本実施形態では拡散接合法により接合している。すなわち、各金属板28a〜28hを重ね合わせて減圧雰囲気中に配置し、加圧及び加熱して金属板28a〜28hを一体化している。接合時には、ループ型ヒートパイプ20内に適量の作動流体を封入する。
以上説明したように、本実施形態に係るフレーム板12は、ループ型ヒートパイプ20を内蔵しているため、別個にヒートパイプ又は熱拡散シートを使用しなくても発熱部品(上記の例ではCPU13a)を冷却できる。これにより、モバイル型電子機器のより一層の薄型化及び軽量化が可能になる。
また、本実施形態に係るフレーム板12に内蔵されたループ型ヒートパイプ20は、作動流体の相変化を利用して熱を輸送するので、金属板や熱拡散シートに比べて熱伝導率が高く、モバイル型電子機器に使用されるCPU等の発熱部品を十分に冷却できる。
更に、本実施形態に係るフレーム板12に内蔵されたループ型ヒートパイプ20は、前述したように作動流体が流れる方向が一方向となる。このため、本実施形態に係るフレーム板12に内蔵されたループ型ヒートパイプ20は、1本の管内を液相の作動流体と気相の作動流体とが移動する方式のヒートパイプに比べて、作動流体が受ける抵抗が少なく、効率的に熱を輸送できる。
更にまた、本実施形態に係るフレーム板12は、所定のパターンの開口部が設けられた複数の金属板28a〜28hを重ね合わせて製造するので、製造が比較的容易である。
なお、上記実施形態では凹部12a,12bの深さを金属板の枚数により決定しているが、凹部12a,12bの底となる金属板をハーフエッチングすることにより、凹部12a,12bの深さを微調整することができる。
また、図9,図10に示す例では8枚の金属板28a〜28fの全てにフィン25となるパターンを設けている。しかし、金属板28b〜28eのうちのいずれか1枚又は2枚の金属板にフィンとなるパターンを設けないことで、2段構造又は3段構造のフィンを形成することができる。
以上の諸実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)電子機器内に配置されて部品を支持するフレーム板であって、
複数の金属板を重ね合わせて形成され、作動流体が封入されたヒートパイプが内蔵されていることを特徴とするヒートパイプ内蔵フレーム板。
(付記2)前記ヒートパイプは、発熱部品で発生する熱により前記作動流体を蒸発させる蒸発部と、前記作動流体の蒸気を凝縮する凝縮部と、前記蒸発部と前記凝縮部との間を連絡する蒸気管部及び液管部とを有し、前記蒸発部、前記凝縮部、前記蒸気管部及び前記液管部は、前記金属板に設けられた開口部により形成されていることを特徴とする付記1に記載のヒートパイプ内蔵フレーム板。
(付記3)前記液管部には第1の多孔質構造体が配置され、前記蒸発部の一部には前記第1の多孔質構造体に連結された第2の多孔質構造体が配置されていることを特徴とする付記2に記載のヒートパイプ内蔵フレーム板。
(付記4)前記複数の金属板の合計の厚さが5mm以下であることを特徴とする付記1乃至3のいずれか1項に記載のヒートパイプ内蔵フレーム板。
(付記5)前記蒸気管部及び前記液管部には前記金属板の厚さ方向に傾斜が設けられていることを特徴とする付記2又は3に記載のヒートパイプ内蔵フレーム板。
(付記6)前記凝縮部の周囲に、フィンが設けられていることを特徴とする付記2又は3に記載のヒートパイプ内蔵フレーム板。
(付記7)作動流体が封入されたヒートパイプが内蔵されたフレーム板と、
前記フレーム板に支持される部品とを有し、
前記フレーム板が、複数の金属板を重ね合わせて形成されていることを特徴とする電子機器。
(付記8)複数の金属板にそれぞれ所定のパターンで開口部を形成する工程と、
前記複数の金属板を重ね合わせて接合し、発熱部品で発生する熱により作動流体を蒸発させる蒸発部と、前記作動流体の蒸気を凝縮する凝縮部と、前記蒸発部と前記凝縮部との間を連絡する蒸気管部及び液管部とを有するヒートパイプを形成する工程と
を有することを特徴とするヒートパイプ内蔵フレーム板の製造方法。
(付記9)前記複数の金属板は、拡散接合法により接合することを特徴とする付記8に記載のヒートパイプ内蔵フレーム板の製造方法。
11…液晶パネル、12…フレーム板、12a,12b…凹部、13…配線基板、13a…CPU、14…充電式電池、20…ヒートパイプ、21…蒸発部、22…凝縮部、23…蒸気管部、24…液管部、25…フィン、26a,26b…多孔質構造体、28,28a〜28h…金属板。

Claims (6)

  1. 電子機器内に配置されて部品を支持するフレーム板であって、
    複数の金属板を重ね合わせて形成され、作動流体が封入されたヒートパイプが内蔵されていることを特徴とするヒートパイプ内蔵フレーム板。
  2. 前記ヒートパイプは、発熱部品で発生する熱により前記作動流体を蒸発させる蒸発部と、前記作動流体の蒸気を凝縮する凝縮部と、前記蒸発部と前記凝縮部との間を連絡する蒸気管部及び液管部とを有し、前記蒸発部、前記凝縮部、前記蒸気管部及び前記液管部は、前記金属板に設けられた開口部により形成されていることを特徴とする請求項1に記載のヒートパイプ内蔵フレーム板。
  3. 前記液管部には第1の多孔質構造体が配置され、前記蒸発部の一部には前記第1の多孔質構造体に連結された第2の多孔質構造体が配置されていることを特徴とする請求項2に記載のヒートパイプ内蔵フレーム板。
  4. 前記複数の金属板の合計の厚さが5mm以下であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のヒートパイプ内蔵フレーム板。
  5. 作動流体が封入されたヒートパイプが内蔵されたフレーム板と、
    前記フレーム板に支持される部品とを有し、
    前記フレーム板が、複数の金属板を重ね合わせて形成されていることを特徴とする電子機器。
  6. 複数の金属板にそれぞれ所定のパターンで開口部を形成する工程と、
    前記複数の金属板を重ね合わせて接合し、発熱部品で発生する熱により作動流体を蒸発させる蒸発部と、前記作動流体の蒸気を凝縮する凝縮部と、前記蒸発部と前記凝縮部との間を連絡する蒸気管部及び液管部とを有するヒートパイプを形成する工程と
    を有することを特徴とするヒートパイプ内蔵フレーム板の製造方法。
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