JP2015200357A - 車両用動力伝達装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ワンウェイクラッチの揺動に応じて外部からアウター部材の内周側の空間へ潤滑油を引き込めるため、車速やレシオに応じた適切な潤滑油量を確保できる潤滑構造を実現する。【解決手段】入力軸の回転を変速して出力軸に伝達する複数の動力伝達機構が軸方向に配置された車両用動力伝達装置であって、アウター部材22には、その内周面22a側から外周面22e側に延びる油路51が形成され、前記油路51の内周面側の端部51aは、前記動力伝達機構が収納されるケース内に貯留された潤滑油の油面hよりも下方に位置する状態があるように設けられ、前記油路の外周面側の端部51bは、前記アウター部材22が揺動する方向において、前記内周面側の端部51aよりも係合が解除される方向S1寄りに設けられることを特徴とする。【選択図】図8
Description
本発明は、クランク式無段変速機の潤滑構造に関する。
例えば、特許文献1には、クランク式無段変速機の揺動リンク18の揺動範囲の最も入力軸に近づく位置を内死点、最も入力軸から離れる位置を外死点として、内死点と外死点とを結ぶ揺動軌跡の中心位置で、揺動リンク18の揺動端部18a又はこれに連結されたコネクティングロッド15の端部に上方から潤滑油を供給する吐出孔21aを設けた構成が記載されている。
従来のワンウェイクラッチの潤滑方式は、主に軸内給油(特許文献1など)や浸漬潤滑がある。
軸内給油方式では、オイルポンプから強制的に回転している出力軸の油路内に潤滑油を供給し、安定した潤滑油量を確保する。しかしながら、軸体に穴を形成する必要があり、軸体のねじれや曲げに対する剛性が低下する。また、オイルポンプが必要となり、オイルポンプから油路までをシールするための部材などによる摩擦ロスが発生する。また、入力軸の回転数に応じて潤滑油量が増加していくため、高車速側や高レシオ側を重視した設定ができない。
浸漬潤滑方式では、オイルポンプは使用せず、ワンウェイクラッチの一部を油没させることにより隣接するアウター部材の隙間から潤滑油を入り込ませるが、アウター部材の揺動による遠心力や、隣接するアウター部材間の隙間が微小なため、外部からアウター部材とインナー部材の間の空間に十分に潤滑油が供給されず、高車速域で当該空間内の構成要素が摺動して発熱する。
本発明は、上記課題に鑑みてなされ、その目的は、ワンウェイクラッチの揺動に応じて外部からアウター部材の内周面側の空間へ潤滑油を引き込めるため、車速やレシオに応じた適切な潤滑油量を確保できる潤滑構造を実現することである。
上記課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る第1の形態は、入力軸(11)の回転を変速して出力軸(12)に伝達する複数の動力伝達機構(U)が軸方向に配置された車両用動力伝達装置(3)であって、前記動力伝達機構がそれぞれ、前記入力軸(11)の軸線(L1)からの偏心量(R1)が可変であって当該入力軸(11)と共に回転する入力側支点(18)と、ワンウェイクラッチ(21)を介して出力軸(12)に接続された出力側支点(22f)と、前記入力側支点(18)と前記出力側支点(22f)とを接続するコネクティングロッド(19)とを備え、前記ワンウェイクラッチ(21)は、前記出力側支点(22f)を有するアウター部材(22)を前記出力軸(12)と共に回転するインナー部材(23)に対して一方側に揺動させようとしたときに前記出力軸(12)に前記アウター部材(22)を固定し、他方側に揺動させようとしたときに前記出力軸(3)に対して前記アウター部材(22)を空転させ、前記アウター部材(22)は、軸受(34)により前記インナー部材(23)に対して相対回転可能に軸支され、前記アウター部材(22)には、その内周面(22a)側から外周面(22e)側に延びる油路(51)が形成され、前記油路(51)の内周面側の端部(51a)は、前記動力伝達機構(U)が収納されるケース内に貯留された潤滑油の油面(h)よりも下方に位置する状態があるように設けられ、前記油路の外周面側の端部(51b)は、前記アウター部材(22)が揺動する方向において、前記内周面側の端部(51a)よりも係合が解除される方向(S1)寄りに設けられることを特徴とする。
また、本発明に係る第2の形態は、上記第1の形態において、前記油路(51)の外周面側の端部(51b)は、前記アウター部材(22)の出力側支点(22f)に連通することを特徴とする。
また、本発明に係る第3の形態は、上記第1または第2の形態において、前記油路(51)は前記アウター部材(22)の軸方向の端面(22d)に溝状に形成され、前記油路(51)の内周面側の端部(51a)は、前記軸受(34)の外輪(35)に対応する前記アウター部材(22)の内周面(22a)側に設けられ、前記油路(51)の外周面側の端部(51b)は、前記アウター部材(22)の外周面(22e)側の最外径位置に設けられることを特徴とする。
また、本発明に係る第4の形態は、上記第1ないし第3のいずれかの形態において、前記油路(51)が複数設けられ、前記油路(51)の少なくとも1つは、前記アウター部材(22)が揺動する範囲において前記油面(h)よりも常に上方に位置するように設けられることを特徴とする。
また、本発明に係る第5の形態は、上記第1ないし第3のいずれかの形態において、前記アウター部材(22)の軸方向の端面(22d)にはさらに、その内周面(22a)側から外周面(22e)側に延びる通気路(52)が設けられ、前記通気路(52)は、前記アウター部材(22)が揺動する範囲において前記油面(h)よりも常に上方に位置するように設けられ、前記通路(52)の外周面側の端部(52b)は、前記アウター部材(22)が揺動する方向において、前記通気路(52)の内周面側の端部(52a)よりも係合する方向(S2)寄りに設けられることを特徴とする。
また、本発明に係る第6の形態は、上記第4または第5の形態において、前記アウター部材(22)が揺動する範囲は、前記偏心量(R1)が最大(R1max)のときに対応することを特徴とする。
また、本発明に係る第7の形態は、上記第1ないし第6のいずれかの形態において、前記油路(51)は、隣接する前記アウター部材(22)の油路(51)が互いに対面しないように前記アウター部材(22)の軸方向の端面(22d)の一方側に設けられることを特徴とする。
本発明によれば、ワンウェイクラッチの揺動に応じて外部からアウター部材の内周面側の空間へ潤滑油を取り込めるため、車速やレシオに応じた適切な潤滑油量を確保することができる。
詳しくは、本発明に係る第1の形態によれば、ワンウェイクラッチの係合中は遠心力が作用して油路から潤滑油が外部に排出されるので潤滑油の粘性抵抗による係合性能の低下を抑え、係合解除中は逆に潤滑油を外部から吸引して冷却効果を高めることができるので部材同士の摺動による発熱を効率良く抑えることができる。
また、本発明に係る第2の形態によれば、ワンウェイクラッチの係合中は遠心力により油路から排出される潤滑油を高い潤滑性が要求される出力側支点に供給することができる。
また、本発明に係る第3の形態によれば、アウター部材の剛性が低下するのを最小限に抑えつつ、アウター部材の内周面側の空間内への給油経路を確保できる。
また、本発明に係る第4または第5の形態によれば、油没する油路による潤滑油の吸引および排出効果を補助するための空気流路を確保できる。
また、本発明に係る第6の形態によれば、高車速側のレシオに応じた適切な潤滑油量を確保することができる。
また、本発明に係る第7の形態によれば、隣接するアウター部材の油路同士が対面することにより潤滑油の吸引および排出効果が低下することを抑制することができる。
以下に、本発明の実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。尚、以下に説明する実施の形態は、本発明の実現手段としての一例であり、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で下記実施形態を修正又は変形したものに適用可能である。また、以下では、本発明のワンウェイクラッチやクランク式無段変速機を、自動車のパワートレインに適用した例について説明するが、自動車以外の他の用途にも適用できることは言うまでもない。
<パワートレイン構成>まず、図1を参照して、本実施形態の無段変速機が搭載される自動車のパワートレインの構成について説明する。
図1に示すように、エンジン1の駆動力が出力軸2からクランク式無段変速機(以下、無段変速機と略称する)3へ入力され、無段変速機3からデファレンシャルギヤ4を介して左右の車軸5に伝達され、駆動輪6を駆動する。
<無段変速機の構造>次に、図2ないし図6を参照して、本実施形態の無段変速機の構造について説明する。
図2に示すように、本実施形態の無段変速機3は同一構造を有する複数個(実施の形態では4個)の動力伝達機構Uをエンジン1の出力軸2と同軸の入力軸11に対して軸方向に配列して構成されている。各動力伝達機構Uは平行に配置された共通の入力軸11および共通の出力軸12を備えており、入力軸11の回転が減速または増速されて出力軸12に伝達される。
以下では、図3および図4を参照して、複数個の動力伝達機構Uのうち1つの構造について説明する。
エンジン1に接続されて回転する入力軸11は、電動モータのような変速アクチュエータ14の中空の回転軸14aの内部を相対回転自在に貫通する。変速アクチュエータ14のロータ14bは回転軸14aに固定されており、ステータ14cはケーシングに固定される。変速アクチュエータ14の回転軸14aは、入力軸11と同速度で回転可能であり、かつ入力軸11に対して異なる速度で相対回転可能である。
変速アクチュエータ14の回転軸14aを貫通した入力軸11には第1ピニオン15が固定されており、この第1ピニオン15を跨ぐように変速アクチュエータ14の回転軸14aにクランク状のキャリヤ16が接続される。第1ピニオン15と同径の2個の第2ピニオン17が、第1ピニオン15と協働して正三角形を構成する位置にそれぞれピニオンピン16aを介して支持されており、これら第1ピニオン15および第2ピニオン17に、円板形の偏心ディスク18の内部に偏心して形成されたリングギヤ18aが噛合する。偏心ディスク18の外周面に、コネクティングロッド19のロッド部19aの一端に設けたリング部19bがボールベアリング20を介して相対回転自在に嵌合する。
出力軸12の外周に設けられたワンウェイクラッチ21は、コネクティングロッド19のロッド部19aに連結ピン19cを介して枢支されたリング状のアウター部材22と、アウター部材22の内部に配置されて出力軸12に固定されたインナー部材23と、アウター部材22とインナー部材23との間に形成された楔状の空間に配置されてエンゲージスプリング24で付勢されたローラ25とを備える。なお、ワンウェイクラッチ21の具体的な構造については後述する。
動力伝達機構Uはクランク状のキャリヤ16を共有しているが、キャリヤ16に第2ピニオン17を介して支持される偏心ディスク18の位相は各々の動力伝達機構Uで90°ずつ異なっている。例えば、図2において、左端の動力伝達機構Uの偏心ディスク18は入力軸11に対して図中上方に変位し、左から3番目の動力伝達機構Uの偏心ディスク18は入力軸11に対して図中下方に変位し、左から2番目および4番目の動力伝達機構Uの偏心ディスク18は上下方向中間に位置している。
<ワンウェイクラッチの構造>次に、図5を参照して、ワンウェイクラッチの構造について説明する。
ワンウェイクラッチ21は、環状のアウター部材22の円形の内周面22aと、筒状のインナー部材23の波状に屈曲する外周面23aとの間に12個のローラ25を配置したものであり、アウター部材22の外周に設けられた突出する連結部22bの貫通孔22fに連結ピン19cおよびクリップ40を介してコネクティングロッド19が接続され、インナー部材23の内周部には出力軸12が相対回転不能に結合される。ワンウェイクラッチ21は、ローラ25を付勢するエンゲージスプリング24を支持するためのケージ31を備える。ケージ31は円環状の板材からなる一対の環状部材32と、周方向に等間隔で配置されて一対の環状部材32を相互に接続する12本のスプリング支持ロッドとで構成され、一対の環状部材32が12個のローラ25の軸方向両側に配置され、12本のスプリング支持ロッド33が12個のローラ25間に配置される。環状部材32の内周部は波状に形成されており、それがインナー部材23の波状の外周面23aに凹凸係合することで、ケージ31はインナー部材23に相対回転不能に結合される。エンゲージスプリング24は1枚の弾性板材を断面S字状に屈曲させたもので、その一端側がケージ31のスプリング支持ロッド33に溶接等で固定される。
アウター部材22およびインナー部材23の間には、ローラ25の軸方向両側に位置する一対のボールベアリング34が配置されており、このボールベアリング34によってアウター部材22およびインナー部材23が同芯状態を維持しながら相対回転可能に接続される。ボールベアリング34は外輪35および内輪36間に複数のボール37を配置したものであり、外輪35はアウター部材22の軸方向端部に一体に形成され、内輪36は別部材で構成されてインナー部材23の外周に固定される。なお、ボールベアリング34には複列ものと単列のものとがあり、4個のワンウェイクラッチ21の軸方向両端に位置する2個のボールベアリング34は単列であり、それ以外の3個ボールベアリング34は隣接する2個のワンウェイクラッチ21に共有されるために複列となる。
一方のボールベアリング34と、ケージ31の一方の環状部材32との間にアキシャルスプリング38が配置されており、アキシャルスプリング38の内周から突出する複数の押圧部38aが、環状部材32の内周の凹部32a間を通過してローラ25の端面に当接し、その弾性により押圧する。また、アウター部材22の内周面に形成した環状溝22cに環状のリングスプリング39が配置されており、このリングスプリング39はローラ25の周面に当接してインナー部材23の外周面23aに向けて付勢する。
なお、アウター部材22の軸方向の端面22dには、アウター部材22の内周面22aから外周面22eに延びる複数の溝状の油路51が形成されている。詳細は後述する。
<動作説明>次に、図2ないし図4を参照して、本実施形態の無段変速機の動力伝達作用について説明する。
先ず、無段変速機3の1つの動力伝達機構Uの作用を説明する。変速アクチュエータ14の回転軸14aを入力軸11に対して相対回転させると、入力軸11の軸線L1まわりにキャリヤ16が回転する。このとき、キャリヤ16の中心O、つまり第1ピニオン15および2個の第2ピニオン17がなす正三角形の中心は入力軸11の軸線L1まわりに回転する。
図3は、キャリヤ16の中心Oが第1ピニオン15(つまり入力軸11)に対して出力軸12と反対側にある状態を示しており、このとき入力軸11に対する偏心ディスク18の偏心量が最大になって無段変速機3のレシオはTOP状態になる。図4は、キャリヤ16の中心Oが第1ピニオン15(つまり入力軸11)に対して出力軸12と同じ側にある状態を示しており、このとき入力軸11に対する偏心ディスク18の偏心量が最小になって無段変速機3のレシオはLOW状態になる。
図3に示すTOP状態で、エンジン1で入力軸11を回転させるとともに、入力軸11と同速度で変速アクチュエータ14の回転軸14aを回転させると、入力軸11、回転軸14a、キャリヤ16、第1ピニオン15、2個の第2ピニオン17および偏心ディスク18が一体になった状態で、入力軸11を中心に反時計方向(矢印A参照)に偏心回転する。図3(A)から図3(B)を経て図3(C)の状態へと回転する間に、偏心ディスク18の外周にリング部19bをボールベアリング20を介して相対回転自在に支持されたコネクティングロッド19は、その小径環状のロッド部19aに連結ピン19cで枢支されたアウター部材22を反時計方向(矢印B1参照)に回転させる。図3(A)および図3(C)は、アウター部材22の矢印B1方向の回転の両端を示している。
このようにしてアウター部材22が矢印B1方向に回転すると、ワンウェイクラッチ21のアウター部材22およびインナー部材23間の楔状の空間にローラ25が噛み込み、アウター部材22の回転がインナー部材23を介して出力軸12に伝達されるため、出力軸12は反時計方向(矢印C参照)に回転する。
入力軸11および第1ピニオン15が更に回転すると、第1ピニオン15および第2ピニオン17にリングギヤ18aを噛合させた偏心ディスク18が反時計方向(矢印A参照)に偏心回転する。図3(C)から図3(D)を経て図3(A)の状態へと回転する間に、偏心ディスク18の外周にリング部19bをボールベアリング20を介して相対回転自在に支持されたコネクティングロッド19は、そのロッド部19aに連結ピン19cで枢支されたアウター部材22を時計方向(矢印B2参照)に回転させる。図3(C)および図3(A)は、アウター部材22の矢印B2方向の回転の両端を示している。
このようにしてアウター部材22が矢印B2方向に回転すると、アウター部材22とインナー部材23との間の楔状の空間からローラ25がエンゲージスプリング24を圧縮しながら押し出されることで、アウター部材22がインナー部材23に対してスリップして出力軸12は回転しない。
以上のように、アウター部材22が往復回転したとき、アウター部材22の回転方向が反時計方向(矢印B1参照)のときだけ出力軸12が反時計方向(矢印C参照)に回転するため、出力軸12は間欠回転することになる。
図4は、LOW状態で無段変速機3を運転するときの作用を示すものである。このとき、入力軸11の位置は偏心ディスク18の中心に一致しているので、入力軸11に対する偏心ディスク18の偏心量はゼロになる(この偏心量がゼロになる状態をギヤードニュートラル(GN)状態という)。このGN状態でエンジン1で入力軸11を回転させるとともに、入力軸11と同速度で変速アクチュエータ14の回転軸14aを回転させると、入力軸11、回転軸14a、キャリヤ16、第1ピニオン15、2個の第2ピニオン17および偏心ディスク18が一体になった状態で、入力軸11を中心に反時計方向(矢印A参照)に偏心回転する。しかしながら、偏心ディスク18の偏心量がゼロであるため、コネクティングロッド19の往復運動のストロークもゼロになり、出力軸12は回転しない。
従って、変速アクチュエータ14を駆動してキャリヤ16の位置を図3のTOP状態と図4のLOW状態との間に設定すれば、ゼロレシオおよび所定レシオ間の任意のレシオでの運転が可能になる。
無段変速機3は、並置された4個の動力伝達機構Uの偏心ディスク18の位相が相互に90°ずつずれているため、4個の動力伝達機構Uが交互に駆動力を伝達することで、つまり4個のワンウェイクラッチ21のいずれかが必ず係合状態にあることで、出力軸12を連続回転させることができる。
本実施形態の無段変速機3は、動力伝達機構Uの偏心ディスク18の偏心量R1の変化に応じて出力軸12に伝達される出力軸トルクは、車両の特性等により、図7に示す変速比マップのように変化する。
図7において、出力軸トルクは、レシオが最大減速比側〜UD(アンダードライブ)の間(偏心量R1が所定の値R10以下の場合)では、その車両の駆動輪の摩擦係数等によって定まるスリップ限界(最大値)となり、その後、レシオがTD(トップドライブ:最高車速が出せるレシオ)からOD(オーバードライブ:最小減速比側)に移行していくにしたがって(偏心量R1が増加するほど)低下していき、OD(偏心量R1が最大R1max)で最小となる。
<ワンウェイクラッチの作用>次に、図6を参照して、ワンウェイクラッチ21の状態変化について説明する。
図6(A)はワンウェイクラッチ21のDP(Datum Point)状態、つまりワンウェイクラッチ21が係合する直前の状態を示すものである。DP状態ではエンゲージスプリング24の付勢部24aがローラ25の外周面に当接し、ローラ25をアウター部材22の内周面22aおよびインナー部材23の外周面23a間に噛み込む方向に付勢する。このとき、ワンウェイクラッチ21は未だ係合しておらず、ローラ25はアウター部材22の内周面22aおよびインナー部材23の外周面23aに噛み込まずに接触している。
このDP状態からインナー部材23に対してアウター部材22が矢印A方向に相対回転すると、ローラ25はエンゲージスプリング24から受ける付勢力と、アウター部材22およびインナー部材23から受ける摩擦力とにより、矢印A方向に移動してアウター部材22の内周面22aおよびインナー部材23の外周面23a間の楔状の空間に噛み込むことで、図6(B)に示すようにワンウェイクラッチ21が係合する。
図6(B)に示すワンウェイクラッチ21の係合状態から、インナー部材23に対してアウター部材22が矢印B方向に相対回転すると、アウター部材22およびインナー部材23から受ける摩擦力により、ローラ25はエンゲージスプリング24から受ける付勢力に抗して矢印B方向に移動し、アウター部材22の内周面22aおよびインナー部材23の外周面23a間の楔状の空間から離脱することで、図6(C)に示すようにワンウェイクラッチ21が係合解除する。この状態をダンピング状態と呼び、ローラ25はエンゲージスプリング24の付勢部24aを圧縮しながら矢印B方向に回転し、ローラ25はアウター部材22の内周面22aあるいはインナー部材23の外周面23aから離反する。その後、ローラ25はエンゲージスプリング24により付勢されて図6(A)に示すDP状態に速やかに復帰する。
なお、係合状態からダンピング状態に移行する過程でローラ25がアウター部材22の内周面22aおよびインナー部材23の外周面23a間の楔状の空間から押し出されるとき、アキシャルスプリング38で軸方向に付勢されたローラ25の端面がケージ31の環状部材32に押し付けられるため、その摩擦力でローラ25の挙動を安定させることができる。またローラ25がアウター部材22の内周面22aおよびインナー部材23の外周面23a間の楔状の空間から押し出されるとき、ローラ25は遠心力で径方向外側に位置するアウター部材22の内周面に押し付けられるが、それをリングスプリング39の径方向内向きの弾性力で抑制することができる。
<ワンウェイクラッチへの潤滑油の給油構造>次に、図8ないし図10を参照して、本実施形態のワンウェイクラッチ21に潤滑油を供給するための給油構造について説明する。
図8(A)および(B)は本実施形態のワンウェイクラッチ21のアウター部材22に形成された油路51を模式的に示し、図9は本実施形態のワンウェイクラッチ21のアウター部材22とインナー部材23(出力軸12)の角速度の変化を示している。
図8(A)および(B)に示すように、アウター部材22の軸方向の端面22dに、アウター部材22の内周面22a側(つまり、ボールベアリング34の外輪35)から外周面22e側に延びる複数の溝状の油路51が形成されている。
各油路51は、アウター部材22の半径方向rに対して円周方向に向けて、ワンウェイクラッチ21の係合が解除される方向S1側に所定の角度で傾斜するように形成されている。すなわち、各油路51におけるアウター部材22の内周面22a側に臨む第1の端部51aは、アウター部材22の半径方向r上に形成され、アウター部材22の外周面22e側に臨む第2の端部51bは、アウター部材22が揺動する円周方向において、内周面22a側に臨む第1の端部51aよりも係合解除方向S1寄りに設けられる。第1の端部51aは、ボールベアリング34の外輪35に対応するアウター部材22の内周面22a側に設けられ、第2の端部51bは、アウター部材22の外周面22e側の最外径位置に設けられる。
また、各油路51は、少なくとも1つの油路51の第1の端部51aが、アウター部材22が揺動するときに、動力伝達機構Uが収納されたケース内の底部に貯留された潤滑油の平坦路での油面hよりも下方の油没する領域Z1に位置する状態があるように設けられる。なお、油没する領域Z1は、アウター部材22の揺動する範囲、つまり偏心ディスク18の偏心量R1(レシオ)によって変動するが、本実施形態では偏心量R1が最大R1max(つまり、図7のレシオがOD時)のときとする。
このように油路51を設けたことにより、図8(A)から図8(B)への係合動作時、つまり図9の係合前最大揺動位置Q1から係合後最大揺動位置Q2への動作時は遠心力が作用して第2の端部51bから潤滑油が外部に排出されるのでアウター部材22の内周面22a側の空間内の潤滑油量を減少させてローラ25などの可動要素に作用する潤滑油の粘性抵抗を小さくし、さらに係合開始時(図9の時間t1)の係合動作の遅れを回避することができる。
反対に、図8(B)から図8(A)への係合解除動作時、つまり図9の係合後最大揺動位置Q2から係合前最大揺動位置Q3への動作時はアウター部材22がケース内の潤滑油をすくい取るように動作するので、第2の端部51bから効率良く潤滑油を引き込んで第1の端部51aからアウター部材22の内周面22a側の空間内に供給できる。その結果、アウター部材22とインナー部材23(出力軸12)の周速差が大きい係合解除動作時には、アウター部材22の内周面22a側の空間内に供給する潤滑油量を増加させて冷却性能を高めることができるので、ローラ25などの可動要素同士の摺動による発熱を効率良く抑えることができる。
なお、少なくとも1つの油路51Aは、第2の端部51bが、アウター部材22の連結部22bの貫通孔22fに連通するように設けられる。これにより、図8(A)から図8(B)への係合動作時はアウター部材22の遠心力により油路51Aの第2の端部51bから排出される潤滑油を高い潤滑性が要求される連結部22bの貫通孔22fに供給することができる。
また、図10に示すように、各油路51は、隣接するアウター部材22の油路51が互いに対面するような位置関係にならないようにアウター部材22の軸方向の端面22dの一方側だけに設けられる。これにより、隣接するアウター部材22の位相差により隣接する油路51が交差して潤滑油の吸引作用や排出作用が低下してしまうことを回避することができる。
また、油路51を溝状にしたことにより、アウター部材を貫通する孔を形成する場合に比べてアウター部材22の剛性が低下するのを最小限に抑え、また、アウター部材22からその内周面22a側の空間への給油経路を確保できる。なお、油路51は本例のように直線状に限らず、曲線状に形成しても良い。また、隣接する油路51の間隔は、本例のようにほぼ等間隔の構成に限らず、要求される潤滑油量などに応じて任意に変更可能である。また、油路51の本数は、本例の構成に限らず、要求される潤滑油量などに応じて少なくとも1本から任意に変更可能である。
以上のようにアウター部材22の端面22dに油路51を設けたことで、ワンウェイクラッチ21の係合動作や非係合動作においてアウター部材22が揺動する範囲に応じてアウター部材22の内周面22a側の空間への潤滑油の給油量や当該空間から排出する油量を調整できるため、車速やレシオに応じた適切な潤滑油量を確保することができる。
(別の実施形態)
上記油路51に加えて、図11に示すように、アウター部材22の軸方向の端面22dにおける油没しない領域Z2に、アウター部材22の内周面22a側(つまり、ボールべリング34の外輪35)から外周面22e側に延びる複数の溝状の通気路52を形成しても良い。なお、油没しない領域Z2は、偏心ディスク18の偏心量R1が最大R1max(レシオがOD時)のときとするこれにより、油面hの下方に油没する油路51による潤滑油の吸入作用および排出作用を補助するための吸排気路を確保できる。
上記油路51に加えて、図11に示すように、アウター部材22の軸方向の端面22dにおける油没しない領域Z2に、アウター部材22の内周面22a側(つまり、ボールべリング34の外輪35)から外周面22e側に延びる複数の溝状の通気路52を形成しても良い。なお、油没しない領域Z2は、偏心ディスク18の偏心量R1が最大R1max(レシオがOD時)のときとするこれにより、油面hの下方に油没する油路51による潤滑油の吸入作用および排出作用を補助するための吸排気路を確保できる。
各通気路52は、アウター部材22の半径方向rに対して円周方向に向けて、ワンウェイクラッチ21が係合する方向S2側に所定の角度で傾斜するように形成されている。すなわち、各通気路52におけるアウター部材22の内周面22a側に臨む第1の端部52aは、アウター部材22の半径方向r上に形成され、アウター部材22の外周面22e側に臨む第2の端部52bは、アウター部材22が揺動する円周方向において、内周面22a側に臨む第1の端部52aよりも係合方向S2寄りに設けられる。第1の端部52aは、ボールベアリング34の外輪35に対応するアウター部材22の内周面22a側に設けられ、第2の端部52bは、アウター部材22の外周面22e側の最外径位置に設けられる。
なお、隣接する通気路52の間隔は、本例のようにほぼ等間隔の構成に限らず、油路51の本数や配置などに応じて任意に変更可能である。また、通気路52の本数も、本例の構成に限らず、油路51の本数や配置などに応じて少なくとも1本から任意に変更可能である。さらに、少なくとも1本の通気路52の第2の端部52bが、アウター部材22の揺動範囲(偏心量R1が最大R1max(レシオがOD時))において油面hよりも常に上方に位置していれば良い。
また、通気路52は、油路51と同様に、隣接するアウター部材22の通気路52が互いに対面しないようにアウター部材22の軸方向の端面22dの一方側だけに設けても良いし、両側に設けても良い。また、アウター部材22の軸方向の端面22dであって、油路51が設けられた端面とは反対側の端面に設けても良い。
このように油路51に加えて、通気路52を設けたことにより、図11(A)から図11(B)への係合動作時は通気路52からアウター部材22の内周面22a側の空間内に空気が吸入されて内圧が増加し、油路51から潤滑油が押し出されるように作用する。
反対に、図11(B)から図11(A)への係合解除動作時は通気路52から外部に空気が排出されてアウター部材22の内周面22a側の空間の内圧が低下し、油路51から潤滑油が吸引されるように作用する。
以上のように隣接するアウター部材22の隙間が微小であってもアウター部材22の内周面22a側の空間内に潤滑油を効率良く引き込んだり、押し出すことができるので、ケース内の潤滑油の油面hを従来の浸漬潤滑方式で給油する場合に比べて低くすることができる。すなわち、従来の浸漬潤滑方式では、隣接するアウター部材22の微小な隙間からアウター部材22の内周面22a側の空間内に潤滑油を引き込むためにケース内の油面hが高く、潤滑油の撹拌抵抗が大きくなっていたのに対し、潤滑油の撹拌抵抗による損失を低減することができる。
このように油路51に加えて、アウター部材22の端面22dの油没しない領域Z2に、少なくとも1本の通気路52を設けることにより、油面hの下方に油没する油路51による潤滑油の吸入作用および排出作用を補助するための吸排気路を確保できる。
なお、アウター部材22の端面22dは、偏心ディスク18の偏心量R1の長さ(レシオ)によって油没する領域Z1が変動し、本実施形態では偏心量R1が最大R1max(図7のレシオがOD時)のときにアウター部材22が揺動する範囲と定義した。一方、偏心量R1が最大R1maxよりも短い(つまり、図7のレシオがTD時やOD時)には、油没する領域Z1が狭くなるため、油没しない油路51が存在する。この場合、油没しない油路51は通気路52と同様に吸排気路として機能する。
11…入力軸、12…出力軸、14…変速アクチュエータ、18…偏心ディスク(偏心部材)、19…コネクティングロッド、21…ワンウェイクラッチ、22…アウター部材、22a…内周面、22b…連結部、22d…端面、22e…外周面、22f…貫通孔、23…インナー部材、51…油路、52…通気路
Claims (7)
- 入力軸(11)の回転を変速して出力軸(12)に伝達する複数の動力伝達機構(U)が軸方向に配置された車両用動力伝達装置(3)であって、
前記動力伝達機構がそれぞれ、前記入力軸(11)の軸線(L1)からの偏心量(R1)が可変であって当該入力軸(11)と共に回転する入力側支点(18)と、ワンウェイクラッチ(21)を介して出力軸(12)に接続された出力側支点(22f)と、前記入力側支点(18)と前記出力側支点(22f)とを接続するコネクティングロッド(19)とを備え、
前記ワンウェイクラッチ(21)は、前記出力側支点(22f)を有するアウター部材(22)を前記出力軸(12)と共に回転するインナー部材(23)に対して一方側に揺動させようとしたときに前記出力軸(12)に前記アウター部材(22)を固定し、他方側に揺動させようとしたときに前記出力軸(3)に対して前記アウター部材(22)を空転させ、
前記アウター部材(22)は、軸受(34)により前記インナー部材(23)に対して相対回転可能に軸支され、
前記アウター部材(22)には、その内周面(22a)側から外周面(22e)側に延びる油路(51)が形成され、
前記油路(51)の内周面側の端部(51a)は、前記動力伝達機構(U)が収納されるケース内に貯留された潤滑油の油面(h)よりも下方に位置する状態があるように設けられ、
前記油路の外周面側の端部(51b)は、前記アウター部材(22)が揺動する方向において、前記内周面側の端部(51a)よりも係合が解除される方向(S1)寄りに設けられることを特徴とする車両用動力伝達装置。 - 前記油路(51)の外周面側の端部(51b)は、前記アウター部材(22)の出力側支点(22f)に連通することを特徴とする請求項1に記載の車両用動力伝達装置。
- 前記油路(51)は前記アウター部材(22)の軸方向の端面(22d)に溝状に形成され、
前記油路(51)の内周面側の端部(51a)は、前記軸受(34)の外輪(35)に対応する前記アウター部材(22)の内周面(22a)側に設けられ、
前記油路(51)の外周面側の端部(51b)は、前記アウター部材(22)の外周面(22e)側の最外径位置に設けられることを特徴とする請求項1または2に記載の車両用動力伝達装置。 - 前記油路(51)が複数設けられ、
前記油路(51)の少なくとも1つは、前記アウター部材(22)が揺動する範囲において前記油面(h)よりも常に上方に位置するように設けられることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の車両用動力伝達装置。 - 前記アウター部材(22)の軸方向の端面(22d)にはさらに、その内周面(22a)側から外周面(22e)側に延びる通気路(52)が設けられ、
前記通気路(52)は、前記アウター部材(22)が揺動する範囲において前記油面(h)よりも常に上方に位置するように設けられ、
前記通路(52)の外周面側の端部(52b)は、前記アウター部材(22)が揺動する方向において、前記通気路(52)の内周面側の端部(52a)よりも係合する方向(S2)寄りに設けられることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の車両用動力伝達装置。 - 前記アウター部材(22)が揺動する範囲は、前記偏心量(R1)が最大(R1max)のときに対応することを特徴とする請求項4または5に記載の車両用動力伝達装置。
- 前記油路(51)は、隣接する前記アウター部材(22)の油路(51)が互いに対面しないように前記アウター部材(22)の軸方向の端面(22d)の一方側に設けられることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の車両用動力伝達装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014078945A JP2015200357A (ja) | 2014-04-07 | 2014-04-07 | 車両用動力伝達装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014078945A JP2015200357A (ja) | 2014-04-07 | 2014-04-07 | 車両用動力伝達装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2015200357A true JP2015200357A (ja) | 2015-11-12 |
Family
ID=54551800
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2014078945A Pending JP2015200357A (ja) | 2014-04-07 | 2014-04-07 | 車両用動力伝達装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2015200357A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017122478A (ja) * | 2016-01-07 | 2017-07-13 | トヨタ自動車株式会社 | セレクタブルワンウェイクラッチ |
KR20210007977A (ko) | 2018-05-11 | 2021-01-20 | 아스텔라스세이야쿠 가부시키가이샤 | 진드기 알레르기 치료를 위한 핵산 |
KR20210007981A (ko) | 2018-05-11 | 2021-01-20 | 아스텔라스세이야쿠 가부시키가이샤 | 갑각류 알레르기 치료를 위한 핵산 |
-
2014
- 2014-04-07 JP JP2014078945A patent/JP2015200357A/ja active Pending
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