JP2015199538A - 吐出容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】原液の粘度に影響されず、確実に作動させるピストンタイプの吐出容器を提供する。
【解決手段】内部に設けられた隔壁部15によって2つに区画された原液室を有する耐圧容器11と、その耐圧容器11内に上下動自在に収容され、その耐圧容器11内を上下に並んだ加圧室S3と原液室(原液収納部S1、S2)とに区画する加圧部材12と、耐圧容器11に配置される、原液収納部S1、S2をそれぞれ外部と連通し、開閉する2つのエアゾールバルブ13と、2つのエアゾールバルブ13を耐圧容器11に固定するカバーキャップとを備えた吐出容器10。加圧部材12は、原液収納部S1、S2を加圧して収縮させるピストン22、23が一体となっている。原液収納部S1、S2内を上下に延び、ピストン22、23の支持筒25内を摺動するディップチューブ31が設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、吐出容器に関する。詳しくは、並列に設けられた複数の原液収納部をピストンで同時に押圧して複数の原液を同時に吐出するための吐出容器に関する。
容器本体に収容された原液をピストンで吐出する吐出容器が知られている。このような吐出容器としては、加圧剤でピストンを操作する吐出容器と、手でピストンを操作する吐出容器とが知られている。
例えば、手でピストンを操作する吐出容器としては、特許文献1、2などが知られている。
特許文献1には、左右に並列した2つの原液収納部を有する容器と、それぞれの原液収納部に挿入される2つのピストンが連結された複式ピストンとからなるディスペンサが開示されている。
特許文献2には、同軸上に内外に並列した2つの原液収納部を有する本体筒と、それぞれの原液収納部に挿入される2つのピストンを備え、それらを連結して本体筒の外側に装着する操作筒とからなる押出容器が開示されている。
加圧剤を用いた吐出容器としては、特許文献3、4などを出願人が提案している。
特許文献3には、容器と、その容器内に上下に配置されるシリンダと、そのシリンダ内に上下に配置され、そのシリンダの内面と摺動する2つのピストンとからなる吐出装置が開示されている。
特許文献4の図12には、外容器と、その外容器内に収納され、かつ、内部が隔壁部によって左右に並列した2つの原液収納部に区画された内容器と、それぞれの原液収納部内を上下摺動するピストンとからなる包装製品が開示されている。
特表2003−526438号公報 特開2000−142822号公報 特開2003−40368号公報 特開2004−161292号公報
しかし、特許文献1、2は、人の操作により連結された2つのピストンにより原液収納部を加圧するものである。一方、特許文献3、4は、それぞれ独立したピストンにより原液収納部を加圧するため、ピストンの移動は原液の粘度に影響される。
本発明は、原液の粘度に影響されず、確実に作動させるピストンタイプの吐出容器を提供することを目的としている。
本発明の吐出容器は、内部に設けられた隔壁部によって並列した複数の原液収納部に区画された原液室を有する容器本体と、その容器本体内に上下動自在に収容され、容器本体内を加圧剤が収容される加圧室と原液が収容される原液室とに上下に区画する加圧部材と、前記容器本体の開口部を閉じ、各原液収納部と外部とを連通/遮断する複数のバルブ機能を有するバルブアッセンブリとを備えており、前記加圧部材が、それぞれの原液収納部を加圧する複数のピストンと、複数のピストンを連結する連結部とを有していることを特
徴としている。ここでバルブ機能とは、1つの原液収納部と外部とを連通/遮断する機能である。
本発明の吐出容器の第2の態様は、内部に並列して設けられた複数の原液収納部を有する容器本体と、その容器本体内に上下動自在に収容される加圧部材と、各原液収納部と外部とを連通/遮断する複数のバルブ機能を有するバルブアッセンブリとを備えており、前記加圧部材が、それぞれの原液収納部を加圧する複数のピストンと、複数のピストンを連結する連結部を有していることを特徴としている。
本発明のいずれかの吐出容器であって、原液収納部を2つ有するものが好ましい。
本発明の吐出容器であって、前記ピストンが、ピストン自身を上下に貫通する支持筒を有しており、原液収納部内を上下に延び、前記支持筒内を摺動する複数の案内部が容器本体内に設けられているものが好ましい。
このような案内部を有する吐出容器としては、前記原液室が加圧室の下方に配置されており、前記案内部がバルブアッセンブリから前記加圧室を通り、前記支持筒内を介して原液収納部まで延びるディップチューブであるものが挙げられる。また、前記原液室が加圧室の上方に配置されており、前記案内部が前記バルブアッセンブリから前記原液収納部を通り、前記支持筒内を介して加圧室まで延びる案内棒であるものが挙げられる。
本発明の吐出容器であって、前記容器本体が、その内部に隔壁部を備えた区画部材を有しているものが好ましい。
本発明の吐出容器であって、前記バルブアッセンブリの複数のバルブ機能が独立しており、前記バルブアッセンブリが、それぞれの原液収納部と外部とを連通する複数の独立した通路を有しており、その複数の通路を独立して開閉する複数の操作弁を有しているものが挙げられる。
この場合、前記バルブ機能が、筒状のハウジングと、そのハウジング内に上下移動自在に設けられ、側面にステム孔を備えた筒状のステムと、前記ステムを挿入し、ハウジングの開口部を閉じるリング状のステムラバーと、前記ステムを上方に付勢するバネとを備えており、前記ステムの下端に、半径方向外側に突出し、かつ、上向き延びてステムラバーの下面と当接する環状フランジが形成されているものが好ましい。
本発明の吐出容器であって、前記バルブアッセンブリの複数のバルブ機能が連動しており、前記バルブアッセンブリが、それぞれの原液収納部と外部とを連通する複数の通路を有しており、その複数の通路を同時に開閉する一つの操作弁を有しているものが挙げられる。
この場合、複数の通路が独立しているのが好ましい。特に、一つの独立した通路に、操作弁の操作と連動する逆止弁が設けられているものが好ましい。ここで前記一つの独立した通路には、その延長上の通路も含まれる。
本発明の第2の吐出容器であって、前記加圧部材が容器本体の内面と摺動するガイド部を備えたものが好ましい。
本発明の吐出容器は、内部に設けられた隔壁部によって並列した複数の原液収納部に区画された原液室を有する容器本体と、その容器本体内に上下動自在に収容され、容器本体内を加圧剤が収容される加圧室と原液が収容される原液室とに上下に区画する加圧部材と、前記容器本体の開口部を閉じ、各原液収納部と外部とを連通/遮断する複数のバルブ機能を有するバルブアッセンブリとを備えており、前記加圧部材が、それぞれの原液収納部を加圧する複数のピストンと、複数のピストンを連結する連結部とを有しているため、つまり、複数のピストンが一体化された加圧部材で複数の原液収納部を同時に押すため、複数の原液の吐出量比を安定にして複数の原液を吐出できる。また、複数の原液は均等に加
圧されて収納されるため、つまり、隔壁部が受けるそれぞれの原液からの外力はつりあっているため、隔壁部が変形したりすることがなく、また、一方の原液が他方の原液に隔壁部を浸透して移動しにくく、安定に保管することができる。さらに、複数のピストンは一体化されているため、不適切な操作あるいは誤作動によりいずれか一つあるいは複数(全てを除く)のバルブ機能が開放されても、一つ、あるいは、複数(全てを除く)の原液のみが吐出されることがなく、誤使用を防止することができる。加圧部材で容器本体内を加圧室と原液室とに上下に区画しているため、加圧部材は容器本体の実質的内面および隔壁と摺動することで上下し、スムースな上下動が可能となる。また、原液室の容積を大きくすることができる。
本発明の吐出容器の第2の態様は、内部に並列して設けられた複数の原液収納部を有する容器本体と、その容器本体内に上下動自在に収容される加圧部材と、各原液収納部と外部とを連通/遮断する複数のバルブ機能を有するバルブアッセンブリとを備えており、前記加圧部材が、それぞれの原液収納部を加圧する複数のピストンと、複数のピストンを連結する連結部を有しているため、第1の態様と同様に、複数のピストンが一体化された加圧部材で複数の原液収納部を同時に押すことができ、複数の原液の吐出量比を安定にして複数の原液を吐出できる。また、複数の原液は均等に加圧されて収納されるため、複数の原液の浸透等による混合を防止でき、安定に保管することができる。さらに、第1の態様と同様に、複数のピストンは一体化されているため、不適切な操作あるいは誤作動によりいずれか一つあるいは複数(全てを除く)のバルブ機能が開放されても、一つ、あるいは、複数(全てを除く)の原液のみが吐出されることがなく、誤使用を防止することができる。
特に、筒状の原液収納部を容器本体内に収容する場合、各原液収納部の断面積を変えるだけで単位時間当たりの吐出量(容積)を調整できる。そのため、各原液収納部に収容される原液の吐出量(複数の原液の吐出量比)を容易に調整できる。
このような吐出容器であって、原液収納部を2つ有するものは、2液式染毛剤、2液式接着剤、2液式発熱製剤、2液式発光製剤等の2液反応型製剤を一つの容器に収容し、吐出することができ、その用途が多い。
本発明の吐出容器であって、前記ピストンが、ピストン自身を上下に貫通する支持筒を有しており、原液収納部内を上下に延び、前記支持筒内を摺動する複数の案内部が容器本体内に設けられている場合、ピストンの上下動をピストンの外縁部以外の支持筒でも支持することになるため、ピストンの上下動が一層安定する。特に、原液の粘度に差があったり、原液収納部と外部との通路の抵抗に差があっても両ピストンが傾いたり、加圧部材が変形等することにより一方のピストンが大きく移動して原液の吐出量に差が生じることを防止でき、両ピストンを安定に上下動させて原液の吐出量比を安定化することができる。
このような案内部を有する吐出容器としては、前記原液室が加圧室の下方に配置されており、前記案内部がバルブアッセンブリから前記加圧室を通り、前記支持筒内を介して原液収納部まで延びるディップチューブであるもの、また、前記原液室が加圧室の上方に配置されており、前記案内部が前記バルブアッセンブリから前記原液収納部を通り、前記支持筒内を介して加圧室まで延びる案内棒であるものを挙げることができ、両ピストンを安定に上下動でき、両原液収納部から両原液をスムースに吐出できる。
本発明の吐出容器であって、前記容器本体が、その内部に隔壁部を備えた区画部材を有している場合、従来の容器本体を利用することができる。
本発明の吐出容器であって、前記バルブアッセンブリの複数のバルブ機能が独立しており、前記バルブアッセンブリが、それぞれの原液収納部と外部とを連通する複数の独立した通路を有しており、その複数の通路を独立して開閉する複数の操作弁を有している場合
、複数の操作弁を同時に操作することにより、それぞれの原液収納部に収容された原液を同時に吐出させることができる。なお、消費者が複数の操作弁に装着されている吐出部材を操作する際に片方を強く押してしまうなど、不適切な操作により一つの操作弁しか連通しない、または複数の操作弁の連通のタイミングに差が生じても、複数のピストンは一体化されているため、片方の原液のみが吐出されることがなく、誤使用を防止することができる。
このような複数のバルブ機能が独立した吐出容器であって、前記バルブ機能が、筒状のハウジングと、そのハウジング内に上下移動自在に設けられ、側面にステム孔を備えた筒状のステムと、前記ステムを挿入し、ハウジングの開口部を閉じるリング状のステムラバーと、前記ステムを上方に付勢するバネとを備えており、前記ステムの下端に、半径方向外側に突出し、かつ、上向き延びてステムラバーの下面と当接する環状フランジが形成されている場合、このバルブ機能はステムの環状フランジとステムラバーの下面との間でシールされているため、ステム孔をステムラバーの厚さよりも大きくして大きな通路を確保することができ、同時に同圧で原液室から押し出された原液がステム孔で流量を制限されずに外部に吐出することができる。また、ステムの押し下げと同時にシールを解除することができるため、ステムの押し下げ量に影響されずに一定の吐出量で吐出させることができる。
本発明の吐出容器であって、前記バルブアッセンブリの複数のバルブ機能が連動しており、前記バルブアッセンブリがそれぞれの原液収納部と外部とを連通する複数の通路を有しており、その複数の通路を同時に開閉する一つの操作弁を有している場合、一つの操作弁を操作するだけでそれぞれの原液収納部に収容された原液を同時に吐出させることができ、消費者による操作方法の差の影響を受けない。
このような複数のバルブ機能が連動している吐出容器であって、複数の通路が独立している場合、それぞれの原液収納部に収容された原液を内部で混合させずに吐出できる。特に、2液反応型製剤の場合に好ましい。
なお、一つの独立した通路に、操作弁の操作と連動する逆止弁が設けられている場合は、複数の通路の距離が異なっていても、それぞれの原液の吐出量のばらつきを抑えることができる。
本発明の吐出容器の第2の態様であって、前記加圧部材が容器本体の内面と摺動するガイド部を備えている場合、加圧部材を傾かせることなく真っ直ぐ上下させることができる。また、誤って吐出容器を落下しても、ガイド部が容器本体の内面と当接しているため原液収納部の変形を防止することができる。
本発明の吐出容器の一実施形態を示す断面図である。 図2a、b、cはそれぞれ図1の吐出容器の耐圧容器を示す断面図、平面図、X−X線断面図であり、図2dは図1の吐出容器に用いることができる他の耐圧容器の実施形態を示す一部断面図である。 図3a、bはそれぞれ図1の吐出容器の加圧部材を示す断面図、平面図であり、図3cはそのエアゾールバルブを示す断面図である。 本発明の吐出容器の他の実施形態を示す断面図である。 図5a、bはそれぞれ図4の吐出容器の区画部材を示す断面図、平面図である。 図6a、bは図4の吐出容器の加圧部材を示す断面図、平面図であり、図6cはそのバルブホルダーを示す断面図である。 本発明の吐出容器のさらに他の実施形態を示す断面図である。 図7の吐出容器の耐圧容器を示す断面図である。 図9aは図7の吐出容器の加圧部材を示す断面図であり、図9bはそのバルブ機構の開いた状態を示す断面図である。 本発明の吐出容器のさらに他の実施形態を示す断面図である。 本発明の吐出容器のさらに他の実施形態を示す断面図である。 本発明の吐出容器のさらに他の実施形態を示す断面図である。 図13aは本発明の吐出容器のさらに他の実施形態を示す断面図であり、図13bはその加圧部材を示す平面図である。 図14aは本発明の吐出容器のさらに他の実施形態を示す断面図であり、図14bはその加圧部材を示す平面図である。 図15aは本発明の吐出容器のさらに他の実施形態を示す断面図であり、図15bはその加圧部材を示す平面図である。
図1の吐出容器10は、内部に設けられた隔壁部15によって並列した2つの原液収納部S1、S2に区画された原液室を有する耐圧容器11と、その耐圧容器11内に上下動自在に収容され、その耐圧容器11内を上下に並んだ加圧室S3と原液室(原液収納部S1、S2)とに区画する加圧部材12と、耐圧容器11に配置され、それぞれ第1原液収納部S1および第2原液収納部S2を外部と連通する2つのエアゾールバルブ13と、2つのエアゾールバルブ13を耐圧容器11に固定するカバーキャップ14とを備えている。加圧部材12は、第1原液収納部S1および第2原液収納部S2をそれぞれ加圧して収縮させる第1ピストン22および第2ピストン23が一体となったものである。原液室(原液収納部S1、S2)は、加圧室S3より下方に設けられている。
第1原液収納部S1に第1原液Aを充填し、第2原液収納部S2に第2原液Bを充填し、加圧室S3に圧縮ガスや液化ガス等の加圧剤Pを充填して吐出製品となる。
耐圧容器11は、図2a〜cに示すように、円板状の底部16と、その縁部から上方に延びる胴部17と、その上端に設けられた肩部18と、その上端に設けられた首部19と、その首部開口を閉じるように設けられた蓋部20とからなる。
底部16には、底部16を半分に割るように、底部16の中心を通る線分から上方に延びる隔壁部15が形成されている。つまり、隔壁部15は、耐圧容器11の下部空間(原液室)を2つの並列した半円柱の空間(原液収納部S1、S2)に分ける。隔壁部15の高さは、胴部17の約半分となっている。なお、隔壁部15の高さは、耐圧容器の1/4〜3/4、特に1/3〜2/3とするのが好ましい。
この実施形態では、隔壁部15は、原液収納部S1、S2を同体積に区画しているが、隔壁部15を底部16の中心を通らない線分から上方に設け、一方の原液収納部を他方の原液収納部より大きくしてもよい。この場合、2つの原液は、それらを収容する体積比に応じた量で吐出される。そのため、並列した原液収納部とは、少なくとも同じ高さの2つ(複数)の原液収納部が同じ位置(高さ)に配置されていることを言う。
さらに、この実施形態では、隔壁部15を底部16と一体に成形している。しかし、図4のように区画部材等を用いて別体としてもよい。
首部19の上端には、半径方向外側に突出する環状のフランジ部19aが形成されている。
蓋部20は、首部19を閉じ、首部上端から縮径して上方に突出しており、上下に貫通する筒状のバルブ保持部21が2つ形成されている。また、上面には、軽量化を実現するべく溝20aが形成されている。
バルブ保持部21は、後述するエアゾールバルブ13を保持する部位であり、中心を挟んで相対するように2つ形成されている。バルブ保持部21は、下方に向かって径が小さくなるように形成された環状の支持段部21aと、支持段部21aの上方に形成された垂直に延びる環状の立ち上がり壁21bと、立ち上がり壁21bの外周に形成された環状溝21cとを備えている。
この耐圧容器11は、底部16と、胴部17の下部と構成される下部体11aと、胴部17の上部と、肩部18と、首部19と、蓋部20とから構成される上部体11bとを結合することにより成形される。この実施形態では、下部体11aの上端(胴部17の下部の上端)と、上部体11bの下端(胴部17の上部の下端)とは、お互いが係合するように係合段部となっており、溶着あるいは接着することにより結合されている。しかし、図2dに示すように、底部16と、胴部17とからなり、胴部17の上端にフランジ部19aが形成された容器体11cと、フランジ部19aの上方に配置されるフランジ部20bを備えた蓋部20からなる蓋体11dとをカバーキャップ14(想像線)でフランジ部19aとフランジ部20bを挟むことによって結合してもよい。容器体11cは、加圧部材12の挿入を可能とするために、肩部、首部を除いている。
このような耐圧容器11は、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリアミド、ポリアセタールなどの合成樹脂から成形される。また、耐圧容器11を合成樹脂から構成する場合、耐圧容器11を透明または半透明とすることにより、残量の確認や、ピストンの上下動が視認できて好ましい。
加圧部材12は、図3a、bに示すように、半月板状の第1ピストン22(図面左)と、半月板状の第2ピストン23(図面右)と、それらを連結する連結部24とからなる。このように加圧部材12は、両ピストン22、23が連結部24によって一体化されているため、各ピストン22、23は一体に移動して第1原液収納部S1および第2原液収納部S2を均等に収縮させることができ、原液AとBを均等に吐出することができる。
第1、2ピストン22、23は、耐圧容器11の内面および隔壁部15を上下に摺動し、上述した半円柱の空間(原液収納部S1、S2)を縮小するものである。第1、2ピストン22、23の湾曲した円弧状の外縁部22a、23aと、直線状の内縁部22b、23bは、上方に立ち上がっている。つまり、外縁部22a、23aおよび内縁部22b、23bは、耐圧容器11の内面および隔壁部15と面当接しており、シール性およびガイド性の向上が図られている。第1、2ピストン22、23には、それぞれ第1、2ピストン22、23を貫通し、バルブアッセンブリ13のディップチューブ31を通す支持筒25が形成されている。
支持筒25は、第1、2ピストン22、23を上下方向に貫通する筒体であり、ディップチューブ31と摺動する部位である。第1、2ピストン22、23の略中心に設けられており、それぞれの支持筒25は隔壁部15を中心を挟んで相対している。第1、2ピストン22、23に支持筒25が形成されているため、それぞれのピストン22、23が押圧する原液収納部の内圧が異なっても、例えば、第1原液A、第2原液Bに粘度差があっても、連結部24が変形することを防止し、両ピストン22、23が傾くのを防止する。支持筒25の上端には、ディップチューブ31の支持筒25への挿入をガイドする上方に向かって拡径するガイド部25aが形成されている。
連結部24は、第1、2ピストン22、23の隔壁部15と当接する内縁22b、23bから上方に隔壁部15と平行に延びる連結壁24aと、その上端を連結する連結橋24bとからなる。連結壁24aの高さは、隔壁部15の高さと実質的に同じあるいは若干高くなっている。そして、両連結壁24aと連結橋24bとからなる隙間に隔壁部15が挿入される。そのため、連結部24と隔壁部15にもガイド作用が生じる。なお、連結部24と隔壁部15とは当接させず、または、連結部24と隔壁部15との間に大きな隙間が形成されるようにしてもよい。その場合、ピストン22、23のガイド作用はない。連結部24は、第1ピストン22および第2ピストン23が、同時にそれぞれの原液収納部S1、S2の上面と当接するように設けられている。
この加圧部材12は、ピストンの縁部(外縁部22a、23aおよび内縁部22b、2
3b)以外に支持部を設けることにより、ピストン22、23の上下動を安定させている。詳しくは、ディップチューブ31が支持筒25を介して両ピストン22、23の図1の前後方向の傾きを防止し、隔壁部15が連結部24を介して両ピストン22、23の図1の左右方向の傾きを防止する。
エアゾールバルブ13は、図3cに示すように、筒状のハウジング26と、そのハウジング26内に上下動自在に収容されるステム27と、ステム27を挿入し、ハウジング26の開口部をシールする環状のステムラバー28と、ステム27を常時上方に付勢するバネ29と、ステム27、ステムラバー28およびバネ29をハウジング26内に固定するバルブキャップ30と、ハウジング26と原液収納部S1、S2を連通するディップチューブ31とを備えている。そして、ハウジング26の外周には、エアゾールバルブ13とバルブ保持部21との間をシールする環状のシール材(Oリング)32が設けられる。
ハウジング26は、内部に連通孔が形成された底部26aを有しており、内面上端にステムラバー保持部26bが形成されている。ハウジング26の上部外周には、環状の係止部26cが形成されており、下部には下方に向かって縮径するシール材保持段部26dが形成されており、さらにその下方には下方に向かって縮径する係止段部26eが形成されている。ハウジング26の下端には、ハウジングの底部26aの連通孔と連通するように底部26aの下面から下方に突出する筒状のチューブ連結部26fが形成されている。
ステム27は、側面にステム孔27aが形成されており、下端に半径方向外側に突出し、かつ、上向きに延びてステムラバー28の下面と当接する環状フランジ27bが形成されている。
バルブキャップ30は、ハウジング26の上部を覆う上底30aを有する筒体であり、側面に前述の係止部26cと係合する係合爪30bが形成されている。また、下端30cは、真っ直ぐ下方に延びている。
ディップチューブ31は、チューブ連結部26fに挿入される筒状体である。このディップチューブ31は、加圧室S3を貫通し、加圧部材12の第1、2ピストン22、23の支持筒25を通り、耐圧容器11の底部16近辺まで延びている。ディップチューブ31の材料としては、後述するように案内筒の効果を奏するため、ポリプロピレンなどの強度の高い合成樹脂や、ステンレスなどの耐食性が高く強度の高い金属を用いるのが好ましい。
この吐出容器10では、2つのエアゾールバルブ13と、それらを保持するバルブ保持部21が形成された耐圧容器11の蓋部20と、エアゾールバルブ13を耐圧容器11の蓋部20に固定するカバーキャップ14とからバルブアッセンブリが構成されている。
このように構成されたエアゾールバルブ13は、ステム27を下方に押し下げることにより、ステム27の環状フランジ27bがステムラバー28の下面から離間することにより、シールが解除され、ハウジング26内と外部とが連通する。このエアゾールバルブ13は、環状フランジ部27bがステムラバー28の下面から離間することによりシールが解除されるため、複数のエアゾールバルブのシールが解除されるタイミングを合わせやすく、ステム27の押し下げ量に影響を受けにくい。また、ステム孔27aとは異なる部位でシールされているためステム孔27aを大きくすることができ、さらに操作によって開放される隙間が大きいため、吐出される原液は、ステム27を通過するときに受ける抵抗が小さく、ステム27での制御を受けにくい。つまり、同時に同圧で原液室から押し出され、ハウジング26内に入ってきた原液を一定量で安定に外部に吐出することができる。
またエアゾールバルブ13とバルブ保持部21とは、ハウジング26の係止段部26eがバルブ保持部21の支持段部21aと係合する。そして、ハウジング26のシール材保持段部26dに保持されたOリング32と立ち上がり壁21bとが当接してエアゾールバルブ13とバルブ保持部21との間をシールする。さらに、バルブキャップ30の下端は
、バルブ保持部21の環状溝21c内に挿入される。
カバーキャップ14は、図1に戻って、耐圧容器11の蓋部20を覆い、エアゾールバルブ13を耐圧容器11に固定するマウント部14aと、マウント部14aから拡径して耐圧容器11の首部19のフランジ部19aと係止する固着部14bとからなる。
マウント部14aの天面には、エアゾールバルブ13のステム27を通す挿通孔が2つ形成されている。
固着部14bは、筒状体の下端を半径方向内側に折り曲げることにより、耐圧容器11のフランジ部19aを上下から挟み込むように塑性変形させることにより形成される。
この吐出容器10への原液および加圧剤の充填方法は、エアゾールバルブ13、カバーキャップ14を取り付けた上部体11bを用意し、下部体11aの第1原液収納部S1、第2原液収納部S2にそれぞれ第1原液A、第2原液Bを充填する。次いで、加圧部材12を挿入し、加圧部材12の底面と原液上面との間の空気を支持筒25から排出しながら加圧部材12で原液上面を覆う。その後、ディップチューブ31を加圧部材12の支持筒25に挿入し、下部体11aの上に上部体11bを配置させる。ついで、下部体11aと上部体11bとの間から加圧剤Pを加圧室S3に充填し、それと同時に、下部体11aおよび上部体11bを溶着などで固定して吐出製品とする。
この吐出容器10は、2つのステム27を同時に押す押しボタン35(図1の想像線)等を用いてステム27を下方に押し下げで両エアゾールバルブ13を開放することにより、両原液A、Bを吐出する。つまり、両エアゾールバルブ13が開放することにより、加圧室S3内の加圧剤Pが両ピストン22、23を押圧し、第1、2ピストン22、23が下方に摺動可能になり、両原液収納部S1、S2が収縮させられる。それと共に両原液A、Bがディップチューブ31を介してハウジング26内に供給され、ステム27から押しボタン35を経由して外部へ吐出される。なお、両原液収納部S1、S2内の原液は、均等に加圧されて収納されており、隔壁部15が受ける各原液からの外力はつりあっているため、隔壁部15が変形したりすることがなく、また、一方の原液が他方の原液に隔壁部15を浸透して移動しにくく、安定に保管することができる
このとき、吐出容器10は、両ピストン22、23が一体に成形されているため、両ピストン22、23を同時にかつ同距離を移動させることができ、常に一定の吐出量比率となる。なお、一方のエアゾールバルブ13のみを開放しても、加圧部材12の両ピストン22、23は一体化されているため、原液は吐出されない。
また両ピストン22、23は加圧室S3から同じ圧力を受けるが、両原液収納部S1、S2内の第1原液A、第2原液Bに粘度差があると、加圧部材12の連結部24が撓みあるいは変形し、両ピストン22、23の上下位置がずれたり、両ピストン22、23が傾いたりするおそれがある。特許文献1、2のような手でピストンを操作する吐出容器の場合、両ピストンが同じように移動するように使用者が操作(左右ピストンにかける力を加減する操作)することができる。しかし、吐出容器10は、両ピストン22、23を一体にするだけではなく、吐出容器10がその内部に上下に延びるディップチューブ31(案内棒)を有し、両ピストン22、23がそのディップチューブ31(案内棒)を摺動する支持筒25を有しているため、加圧部材12の両ピストン22、23の独立した動きを制御し、両ピストン22、23が上下にずれたり、両ピストン22、23が傾いたりすることが防止される。そのため、両原液の吐出量を合わせることができる。なお、このように原液の粘度差がある場合、加圧部材12は抵抗力の大きいピストンに応じて上下移動する。
図4の吐出容器40は、耐圧容器41がその内部に隔壁部15が形成された区画部材46を備えている。詳しくは、内部に設けられた隔壁部15によって2つの原液収納部S1
、S2に区画された原液室を有する耐圧容器41と、その耐圧容器41内に上下動自在に収容され、その耐圧容器41内を上下に並んだ加圧室S3と原液室(原液収納部S1、S2)とに区画する加圧部材42と、耐圧容器41に取り付けられ、第1原液収納部S1および第2原液収納部S2を外部と連通する2つのエアゾールバルブ13と、そのエアゾールバルブ13が配置されたバルブホルダー43とを備えている。エアゾールバルブ13は、図1の吐出容器10のエアゾールバルブ13と実質的に同じものである。
この吐出容器40も、2つの原液収納部S1、S2は加圧室S3より下方に設けられており、加圧部材42は第1ピストン51および第2ピストン52が一体となっている。
そして、第1原液収納部S1に第1原液Aを充填し、第2原液収納部S2に第2原液Bを充填し、加圧室S3に加圧剤Pを充填して吐出製品となる。
耐圧容器41は、容器45と、その内部に収容される区画部材46とから構成されている。
容器45は、底部45aと、胴部45bと、肩部45cと、その上端を閉じる蓋部45dとからなる。蓋部45dには、後述するバルブホルダー43を保持するホルダー保持部47が形成されている。
ホルダー保持部47は、円筒状の側壁部47aと、その上端を閉じる上底部47bとからなる。側壁部47aの下端には、環状の係合突起47cが形成されており、上底部47bには、ステムを通す挿入孔47dが2つ形成されている。
この実施形態では、底部45a、胴部45b、肩部45cからなる容器部材48aと、蓋部46dからなる蓋部材48bとから構成されている。容器部材48aと蓋部材48bとは、その縁部を二重巻締めによって固着している。このような容器45は、ブリキ等の金属材料から成形することができる。
区画部材46は、図5a、bに示すように、容器45の底部45aを覆う円板状の底部46aと、その底部46aを半分に割るように、底部46aの中心を通る線分から上方に延びる隔壁部15と、底部46aの中心を通る線分の両端を繋ぐように底部46aの縁部から立ち上がる断面半月状の側壁部46bとを備えている。そのため、図4に示すように、区画部材46を容器45内に挿入することにより、容器45内が隔壁部15と容器45の内面によって形成される第1原液収納部S1と、隔壁部15と側壁部46bの内面によって形成される第2原液収納部S2とに区画される。つまり、この区画部材46は、容器45内を2つに区画するだけではなく、区画された一方の原液収納部(第2原液収納部S2)を構成している。そのため、第2原液収納部S2内の原液の性質に合わせて区画部材46の材料を選択することにより、耐久性の高い吐出容器40となる。区画部材46としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリアミド、ポリエチレン、ポリプロピレン等の合成樹脂から成形することができる。隔壁部15の高さは、図1の耐圧容器11の隔壁部と実質的に同じとしている。なお、区画部材46は、側壁部46bを環状にし、隔壁部15で2つの原液収納部を形成してもよい。
加圧部材42は、図6aに示すように、半月板状の第1ピストン51と、半月板状の第2ピストン52と、それらを連結する連結部24とからなる。この加圧部材42も、図1の加圧部材12と同様に、両ピストン51、52が連結部24によって一体化されており、各ピストン51、52を一体に移動させることができ、原液A、Bの吐出量を同じにすることができる。連結部24は、図1の加圧部材42の連結部24と実質的に同じであり、左右ピストン51、52の内縁部51b、52bから上方に延びる連結壁24aと、その上端を連結する連結橋24bとからなる。
図4に示すように、第1(左)ピストン51は、容器45の内面および区画部材46の隔壁部15を上下に摺動し、第2(右)ピストン52は、区画部材46の隔壁部15および区画部材46の側壁部46bの内面を上下に摺動する。そのため、第2ピストン52が第1(左)ピストン51より小さくなっている。なお、区画部材46の両側に側壁部46
bを設け、2つの原液収納部S1、S2を構成させてもよい。
図6に戻って、両ピストン51、52の湾曲した外縁部51a、52aと、直線状の内縁部51b、52bは、上方に立ち上がっており、それぞれ耐圧容器41の内面および区画部材の側壁部46bの内面とその上下端の2点で当接している。また、両ピストン51、52の内縁部51b、52bに、それぞれ両ピストン51、52を貫通し、バルブアッセンブリ13のディップチューブ31を通す支持筒25が形成されている。支持筒25は、図1の加圧部材の左右ピストンの支持筒25と実質的に同じである。
バルブホルダー43は、図6cに示すように、円柱状のものであり、バルブホルダー43を上下に貫通する筒状のバルブ保持部21が2つ形成されている。このバルブ保持部21は、図1の耐圧容器11のバルブ保持部21と実質的に同じであり、支持段部21a、立ち上がり壁21b、環状溝21cを備えている。
この吐出容器40では、2つのエアゾールバルブ13と、それらを保持するバルブホルダー43と、そのバルブホルダー43を保持するホルダー保持部47が形成された耐圧容器41の蓋部45dとからバルブアッセンブリが構成されている。
この吐出容器40への原液および加圧剤の充填方法は、底部45a、胴部45bを有する円筒体内に区画部材46を収容し、円筒体の開口部から原液収納部S1、S2にそれぞれ第1原液Aおよび第2原液Bを充填する。次いで加圧部材42を挿入し、原液A、Bの上面を覆う。その後、円筒体の上端にネッキング加工を施し、肩部45cを形成して容器部材48aを成形する。一方、エアゾールバルブ13を配置させたバルブホルダー43を蓋部材48bに取り付ける。その後、ディップチューブ31を加圧部材42の支持筒24に挿入させながら、そのエアゾールバルブ13が取り付けられた蓋部材48bを容器部材48aに被せる。蓋部材48bと容器部材48aの間から加圧室S3内に加圧剤(窒素ガス、圧縮ガス)を充填し、それと同時に、容器部材48aと蓋部材48bを二重巻締めにより固定する。なお、加圧剤Pを最初に充填し、最後に、原液A、Bをそれぞれのエアゾールバルブ13より充填してもよい。
この吐出容器40も、加圧部材42の両ピストン51、52が一体となっているため、ステムを操作してエアゾールバルブ13を開放することにより、両ピストン51、52は、加圧室S3から同じ圧力を受けて、原液収納部S1、S2の容積を小さくする底部方向に同じように移動する。さらに、加圧部材42がディップチューブ(案内棒)31と摺動する支持筒25を有しているため、たとえ、原液収納部S1、S2内の原液A、Bに粘度差があっても、両ピストンの上下位置がずれたり、両ピストンが傾いたりすることが防止され、両原液の吐出量を合わせることができる。
図7の吐出容器60は、図1の吐出容器10、図4の吐出容器40と異なり、2つの原液収納部S1、S2が加圧室S3より上方に設けられている。
吐出容器60は、内部に設けられた隔壁部65によって2つの原液収納部S1、S2に区画された原液室を有する耐圧容器61と、その耐圧容器61内に上下動自在に収容され、その耐圧容器61内を上下に並んだ加圧室S3と2つの原液収納部(原液収納部S1、S2)とに区画する加圧部材62と、耐圧容器61に配置される、第1原液収納部S1および第2原液収納部S2を外部と連通/遮断するバルブ機構63と、バルブ機構63を耐圧容器61に固定するカバーキャップ64とを備えている。加圧部材62は、第1原液収納部S1および第2原液収納部S2をそれぞれ加圧して収縮させる第1ピストン76および第2ピストン77が一体となったものである。
第1原液収納部S1に第1原液Aを充填し、第2原液収納部S2に第2原液Bを充填し、加圧室S3に加圧剤Pを充填して吐出製品となる。
耐圧容器61は、図8に示すように、底部66、胴部67、その開口部を閉じる蓋部68を有し、胴部67の上端あるいは蓋部68に半径方向外側に突出するフランジ部68aが形成されている。耐圧容器61は、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリアミド、ポリアセタールなどの合成樹脂から成形される。
底部66は、その中央にガス充填口69が設けられている。ガス充填口69は、底部66に設けられた充填孔69aと、それを塞ぐ断面H形のシール弁69bとからなる。シール弁69bを変形させて充填孔69aを開放させて、加圧剤Pを充填する。
胴部67の上部は、後述する隔壁部65によって、2つの断面半月状の原液収納部S1、S2に区画されている。なお、この実施形態では、第1原液収納部S1の内面に断面半月状の内シリンダ67aが設けられている。この内シリンダ67aを設けることにより、原液Aの透過や原液Aによる耐圧容器61の劣化等を防ぐことができる。内シリンダ67aは、充填される原液の性質に応じて設ければよい。
蓋部68は、その下面に下面を半分に割るように、蓋部68の中心を通る線分から下方に向かって延びる隔壁部65が設けられている。隔壁部65は、胴部67の中部近辺まで延びている。また、隔壁部65を挟むように蓋部68を貫通する筒状のバルブ保持部71と、第2原液通路72とが設けられている。第2原液通路72は、第1バルブ保持部71より低くなっており、第2原液通路72の上方に第1バルブ保持部71と第2原液通路72とを連通する連通路部材73が設けられる。さらに、それぞれ蓋部68のバルブ保持部71および第2原液通路72の下端から下方に延びる案内棒70が設けられている。
バルブ保持部71の内面上端に第2ステムラバー保持部71aが設けられており、それより下方の内面に第1ステムラバー保持部71bが設けられている。また、その下方に中央に連通孔71cが形成された底部71dが設けられている。そして、下端が案内棒70を装着する筒状の案内棒連結部71eとなっている。さらに、バルブ保持部71の第1ステムラバー保持部71bと第2ステムラバー保持部71aの間に、第2原液通路72側に延びる横連通孔71fが形成されている。
第2原液通路72内には、第2原液収納部S2に向かう流体を遮断し、外部に向かう流体を通す逆止弁75が設けられている。逆止弁75は、下方に向かって縮径するテーパー部75aと、そのテーパー部75aの下端に形成された連通孔75bと、その連通孔75bを閉じるボール75cと、そのボール75cを下方に付勢するバネ75dとからなる。バネ75dの上端は連通路部材73と当接する。そして、第2原液通路72の下端は、下端が案内棒70を装着する筒状の案内棒連結部72aとなっている。
連通路部材73は、第2原液通路72とバルブ保持部71の横連通孔71f(第2ステムラバー保持部71aと第1ステムラバー71bの間)とを連通する部材であり、L字状の通路を有する。蓋部68の第2連通路72の上方が切り欠かれており、連通路部材73が装着できるように構成されている。この実施形態では、連通路部材73の外形は略T字状となっており、下方に延びる筒状の係合部73aが第2原液通路72内に挿入されて装着される。
案内棒70は、棒状の本体70aと、その上端に設けられる円板部70bと、その縁部から上方に延びる筒状の連結部70cとからなる。円板部70bには、複数の貫通孔70dが設けられている。連結部70cは、バルブ保持部71および第2原液通路72の案内棒連結部71e、72aと連結する。本体70aは、それぞれ原液収納部S1、S2を貫通し、後述する加圧部材62の支持筒25を通り、加圧室S3まで延びている。
この実施形態では、耐圧容器61は底部66および胴部67の下部によって構成される下部体61aと、胴部67の上部および蓋部68によって構成される上部体61bとを係合することによって成形される。下部体61aの上端と、上部体61bの下端とは係合できるように係合段部となっている。
加圧部材62は、図9に示すように、半月板状の第1ピストン76(図面左)と、半月板状の第2ピストン77(図面右)と、それらを連結する連結部78とからなる。このように加圧部材62も、両ピストン76、77が連結部78によって一体化されているため第1原液収納部S1および第2原液収納部S2に充填される原液AとBを均等に吐出することができる。
第1、2ピストン76、77は、耐圧容器71の内面および隔壁部65を上下に摺動するものである。第1、2ピストン76、77には、それぞれ第1、2ピストン76、77を貫通し、案内棒70を通す支持筒79が形成されている。支持筒79の上端は、上方に向かって拡径したテーパー部79aとなっており、案内棒70の挿入をガイドする。支持筒79は、図1の吐出容器10の支持筒25と実質的に同じである。
連結部78は、第1、2ピストン76、77の隔壁部65と当接する内縁から下方に隔壁部65と平行に延びる連結壁78aと、その下端を連結する連結橋78bとからなる。連結壁78aの高さは、隔壁部65の高さと実質的に同じあるいは若干高くなっており、両連結壁78aと連結橋78bとからなる隙間に隔壁部65が挿入される。
バルブ機構63は、図9bに示すように、バルブ保持部71内に挿入され、第1ステム孔81aおよびその上方に設けられる第2ステム孔81bが形成されたステム81と、第1ステム孔81aを閉じる第1ステムラバー82と、第2ステム孔81bを閉じる第2ステムラバー83と、ステム81を常時上方に付勢するバネ84と、第1ステムラバー82および第2ステムラバー83の間に設けられ、それらを支持する筒状の支持部材85とからなる。ステム81は、第1ステム孔81aと連通する中心通路と、第2ステム孔81bと連通し、中心通路と同軸に設けられた筒状孔とからなる2液吐出用のステムである。支持部材85には、バルブ保持部71内と横連通孔71fとが連通するようにスリット85aが形成されている。バルブ機構63は、第1原液収納部S1と外部とを連通する第1通路C1と、第2原液収納部S2と外部とを連通する第2通路C2との2つの独立した通路を有し、それらを同時に開閉するものである。
詳しくは、第1通路C1は、ステム81の第1ステム孔81aから第1ステムラバー82とバルブ保持部71の底部71dの間の空間に至る。ついで、第1通路C1から連通孔71cを通り、第1原液収納部S1に至る。他方、第2通路C2は、ステム81の第2ステム孔81bからバルブ保持部71内の第1ステムラバー82と第2ステムラバー83との間の空間に至る。そして、第2通路C2から横連通孔71f、第2連通路72を介して第2原液収納部S2に至る。
カバーキャップ64は、図7に戻って、耐圧容器61の蓋部68を覆い、バルブ機構63を耐圧容器61に固定するマウント部64aと、マウント部64aから拡径して耐圧容器61のフランジ部68aと係止する固着部64bとからなる。カバーキャップ64は、アルミニウム、ブリキ、ステンレス等の金属薄板から成形される。
マウント部64aの天面には、バルブ機構63のステム81を通す挿通孔が1つ形成されている。
固着部64bは、筒状体の下端を半径方向内側に向け、耐圧容器61のフランジ部68aを上下から挟み込むように構成されている。
この吐出容器60では、2つのバルブ機能を備えたバルブ機構63と、そのバルブ機構63を保持するバルブ保持部71の蓋部68と、バルブ機構63を耐圧容器61の蓋部68に固定するカバーキャップ64とからバルブアッセンブリが構成されている。
この吐出容器60への原液および加圧剤の充填方法は、バルブ機構63、カバーキャップ64を取り付けた上部体61bを用意し、逆さにした状態で原液収納部S1、S2にそれぞれ第1原液A、第2原液Bを充填する。その後、加圧部材62を取り付けて両原液収
納部S1、S2を閉じる。その後、下部体61aを結合する。最後に、ガス充填口69から加圧剤Pを充填する。
この吐出容器60は、1つのステム81を下方に押し下げて開放することにより、加圧室S3内の加圧剤Pが両ピストン76、77を押圧し、上方に摺動させ、両原液収納部S1、S2を収縮する。それと共に両原液A、Bがそれぞれバルブ保持部71の連通孔71dと第2原液通路72の連通孔75bを介してバルブ機構63の第1通路C1、第2通路C2内に供給され、ステム81からそれぞれ独立して外部へ吐出される。逆止弁69は、バルブ機構63が開き、耐圧容器61と外部との差圧が生じることにより開く。一方、バルブ機構63が閉じているときは、バルブ保持部71内と第2原液収納部S2内とは実質的に同圧となり閉じている。
このとき、吐出容器60は、両ピストン76、77が、他の吐出容器と同様に一体に成形されているため、両ピストン76、77を同時に、かつ、同じ距離を移動させることができる。さらに、吐出容器60は、その内部に上下に延びる案内棒70を有し、両ピストン76、77がその案内棒70と摺動する支持筒79を有しているため、加圧部材62の両ピストン76、77の独立した動きを制御し、両ピストン76、77の上下位置がずれたり、両ピストン76、77が傾いたりすることを防止し、両原液を同量で吐出することができる。
図10の吐出容器90は、図1の吐出容器10であって耐圧容器11の外形が異なるものであり、他の構成は、図1の吐出容器10と実質的に同じものである。詳しくは、耐圧容器91が、底部91aと、その縁部から立ち上がる胴部91bと、その上端から半径方向内側に縮径する段部91cと、その段部の内端から上方に立ち上がる首部91dと、その首部91dを閉じる蓋部91eとからなる。なお、首部91dにはフランジ部91fが形成されている。この実施形態では、底部91a、胴部91bからなる下部体90aと、段部91c、首部91d、蓋部91eからなる上部体90bを連結して耐圧容器91を形成する。そして、加圧室S3を小径の首部91dとしている。このように小径の首部91dを設けることにより、持ちやすく、かつ、操作がしやすくしたものである。
図11の吐出容器95は、図7の吐出容器60であって耐圧容器61の外形が異なるものであり、他の構成は図7の吐出容器60と実質的に同じものである。詳しくは、耐圧容器96が、円板状の底部96aと、それより小径な円の線分から上方に立ち上がる脚部96bと、その上端から半径方向外側に拡径する段部96cと、その段部の外端から上方に立ち上がる胴部96dと、その開口部を閉じる蓋部96eとからなり、フランジ部96fが胴部上端または蓋部に設けられている。この実施形態では、底部96a、胴部96bからなる下部体95aと、段部96c、首部96d、蓋部96eからなる上部体95bを連結して耐圧容器96を形成する。このものも、加圧室S3を小径の脚部96bとしている。このように小径の脚部96bを設けることにより、カクテルグラスを持つように指で把持することができ、操作をしやすくしたものである。
図12の吐出容器100は、案内棒105が耐圧容器101の底から上方に延びているものである。他の構成は、図7の吐出容器60と実質的に同じである。耐圧容器101は、その底部101aに載置される支持部材107を備えている。耐圧容器101は、図7の耐圧容器61と実質的に同じである。支持部材107は、円板状の支持部107aと、その上面から上方に延びる2本の案内棒105とからなっている。この案内棒105は、加圧部材62の支持筒79に挿入されるように構成されている。つまり、案内棒105は、耐圧容器の底部近辺の支持部材107の支持部107aから加圧部材62の支持筒79を通り、加圧室S3を介して原液収納部S1、S2まで延びている。なお、案内棒105は、耐圧容器101の底部101aから直接設けてもよい。
吐出容器100のように案内棒は、耐圧容器の底部から上方に延びるように設けられて
もよい。
実施形態では、原液室が2つに区画されたものを開示してきたが、容器本体内に複数の隔壁部を設け、原液室が3つ以上の原液収納部を備えるようにしてもよい。
図13の吐出容器110は、耐圧容器内に複数(2つ)の筒状のシリンダ(原液収納部)を並列に設けたものである。詳しくは、内部に第1シリンダ115および第2シリンダ116が並列して設けられた耐圧容器111と、その耐圧容器内に上下動自在に収容される加圧部材112と、それぞれ第1シリンダ115の内部(第1原液収納部S1)および第2シリンダ116の内部(第2原液収納部S2)を外部と連通する2つのエアゾールバルブ113と、そのエアゾールバルブ113を保持し、耐圧容器111に固定されるバルブホルダー114とを備えている。なお、加圧剤Pは、耐圧容器111内の全体、つまり、第1シリンダ115および第2シリンダ116を覆う空間に充填される。なお、この吐出容器110も、図1の押しボタン35のような2つのエアゾールバルブ113を同時に開放する装置を用いて使用する。
エアゾールバルブ113は、図1の吐出容器10のエアゾールバルブ13と実質的に同じものである。
耐圧容器111は、容器45と、その内部に収容される第1シリンダ115および第2シリンダ116から構成されたシリンダアッセンブリ120とを備えている。容器45は、図4の吐出容器40の容器45と実質的に同じものであり、蓋部45dにバルブホルダー114を保持するホルダー保持部47が形成されており、容器部材48aと蓋部材48bとからなる。
シリンダアッセンブリ120は、第1シリンダ115と、第2シリンダ116と、それらの下端を連結する連結橋117とを備えている。このように第1シリンダ115および第2シリンダ116を一体に成形する、または、連結部材で第1シリンダと第2シリンダを連結して一体化させてもよい。このように第1シリンダ115と第2シリンダ116を一体化することにより、吐出容器110の組み立て時の取り扱いが容易になる。なお、図15の吐出容器のように、それぞれを別体としてもよい。
第1シリンダ115は、円筒状の本体115aと、その上端から上方に延びるバルブ連結部115bとからなる。本体115aは、上底を有し、下端が開口している。バルブ連結部115bは、連結基部115cと、その上端から延びる縮径した連結先端部115dとからなる。なお、バルブ連結部115bは、本体115aの上底であって、耐圧容器111の中心側に寄った位置に形成されている。
第2シリンダ116も、円筒状の本体116aと、その上端から上方に延びるバルブ連結部116bとからなる。第2シリンダの本体116aも、上底を有し、下端が開口している。そして、第2シリンダのバルブ連結部116bも、第1シリンダ115と同様に連結基部116cおよび連結先端部116dを備えており、耐圧容器111の中心側に寄った位置に形成されている。
それぞれのバルブ連結部115b、116bは、それぞれ連結基部115c、116cが後述するバルブホルダーの装着部114aに挿入され、連結先端部115d、116dがエアゾールバルブ113のチューブ連結部26fに挿入される。しかし、バルブ連結部は、エアゾールバルブのチューブ連結部あるいはバルブホルダーの装着部のいずれか一方とのみ連結させてもよい。
第2シリンダの本体116aは、第1シリンダの本体115aと上下位置を同じとし、本体115aと同じ高さとしている。一方、断面積を本体115aより小さくしている。つまり、内径が小さくなっている。そのため、それぞれの断面積の比に応じた吐出量となる。しかし、同じ吐出量とするべく同径としてもよい。
また、それぞれの本体を円筒状としているが、筒状であれば特に限定されない。例えば、三角筒、四角筒等の多角筒であっても、半円等の他の形状であってもよい。
加圧部材112は、図13a、bに示すように、第1シリンダ115の内部(第1原液収納部S1)を加圧する円板状の第1ピストン121と、第2シリンダ116の内部(第2原液収納部S2)を加圧する円板状の第2ピストン122と、それらを連結する連結部123とを有している。
第1ピストン121および第2ピストン122は、それぞれ第1シリンダ115の本体115aの内面および第2シリンダ116の本体116aの内面とシール性を保ちながら摺動する。
連結部123は、第1ピストン121の下面から延びる第1脚部123aと、第2ピストン122の下面から延びる第2脚部123bと、それらを繋ぐ連結板123cとからなる。第1脚部123aと第2脚部123bは同じ高さとなっている。そのため、第1ピストン121および第2ピストン122は、それぞれシリンダ(原液収納部S1、S2)の上面と同時に当接するように構成されている。
加圧部材112は、原液の粘度、および、シリンダ(原液収納部)の断面積によって生じる第1ピストンまたは第2ピストンの抵抗力の大きい方に応じて上下動する。
バルブホルダー114は、バルブ保持部21の下端から筒状の装着部114aが2本延びている。他の構成は、図4の吐出容器40のバルブホルダー43と実質的に同じであり、支持段部21a、立ち上がり壁21b、環状溝21cを備えている。
この吐出容器110では、2つのエアゾールバルブ113と、バルブホルダー114と、そのバルブホルダー114を保持するホルダー保持部47が形成された耐圧容器111の蓋部45dとからバルブアッセンブリが構成される。
この吐出容器110への原液および加圧剤の充填方法は、次のようになる。アルミニウムなどの金属板から絞り・しごき加工などにより容器部材48aを成形する。一方、バルブホルダー114に、エアゾールバルブ113を保持させ、バルブホルダー114を蓋部材48bに取り付ける。別途、シリンダアッセンブリ120の第1シリンダ115および第2シリンダ116に加圧部材112を取り付けてセットしたものをバルブホルダーの装着部114aに取り付ける。つまり、加圧部材112、エアゾールバルブ113、バルブホルダー114、シリンダアッセンブリ120、蓋部材48bと一体化させる。一体化させた蓋部材48bを容器部材48aに被せる。そして、蓋部材48bと容器部材48aの間から加圧剤Pを充填し、それと同時に、容器部材48aと蓋部材48bを二重巻締めにより固定する。その後、それぞれのエアゾールバルブ113のステム27を操作して、第1シリンダ115の空間(第1原液収納部S1)および第2シリンダ116の空間(第2原液収納部S2)に残っていた空気を排出する。つまり、第1ピストン121および第2ピストン122を上端まで上昇させる。最後に、それぞれのステム27から第1原液Aおよび第2原液Bを充填する。
この吐出容器110も、加圧部材112の両ピストン121、122が同じ圧力を受け、かつ、両ピストンは一体となっているため、エアゾールバルブ113を開放したとき、同じ移動量となる。またこの吐出容器110は、第1シリンダ115および第2シリンダ116が異なる容積を有しているが、この体積比に応じた吐出量を安定して吐出することができる。なお、第1シリンダ115および第2シリンダ116を同じ容積としてもよい。これらの容積比は、原液の種類や使用方法に応じて適宜選択することができる。また、吐出容器110は、耐圧容器111内に筒状のシリンダ(原液収納部)を設けたものであり、原液収容部が耐圧容器と独立しているため、その断面積を選択したシリンダとピストンをバルブアッセンブリに取り付けるだけで、それぞれの原液の吐出量(容量)を容易に調整することができる。
図14の吐出容器110aは、加圧部材112の連結部123の連結板123cが半径方向外側に突出し、その先端が耐圧容器111の内面と当接する複数のガイド脚125を有している。この実施形態では、図14bに示すように4本のガイド脚125が放射状に等間隔で延びている。ガイド脚125の先端125aは、耐圧容器111の内面と安定に摺動するように断面円弧状となっている。このようにガイド脚125を設けることにより、第1原液と第2原液の粘度差が大きいなど第1ピストンと第2ピストンが受ける抵抗が大きく違っていても、第1ピストン121および第2ピストン122の上下位置がずれたり、加圧部材112が傾いたりすることを防止できる。また吐出容器110aは、シリンダアッセンブリ120の連結橋117が第1シリンダ115および第2シリンダ116の上端にも設けられており、第1シリンダ115および第2シリンダ116が図13の吐出容器110よりも強固に連結されている。これにより一層組み立て時の取り扱いが容易である。さらに、シリンダアッセンブリ120の下端の外周部が耐圧容器111の内面と当接し安定に保持されているため、吐出製品110aを誤って落下してもバルブ連結部と装着部114aの装着部分が折れたり曲がるなどの問題がなく、加圧部材をより一層安定に移動させることができる。他の構成は、図13の吐出容器110と実質的に同じものである。
図15の吐出容器110bは、図13の吐出容器110および図14の吐出容器110aと異なり、第1シリンダ115および第2シリンダ116が独立している
第1シリンダ115は、連結橋117を備えていない点を除けば、図13の吐出容器110の第1シリンダ115と実質的に同じである。
第2シリンダ116は、上部116fが上方に向かって縮径するテーパー状になっている点、そして、バルブ連結部116bがバルブホルダーの装着部114aの外周に装着されるように構成されている点が、図13の吐出容器110の第2シリンダ116と異なる。他の構成は、図13の吐出容器110と同じである。
この実施形態では、第1シリンダ115は合成樹脂製とし、第2シリンダ116を金属(アルミニウム、アルミニウム合金、ブリキ、ステンレスなど)製としている。このように第1シリンダ115と第2シリンダ116とを別体とすることにより、それぞれのシリンダに充填される内容物に合わせて材質を適宜選択することができ、安定して長期間の保管が可能となる。特に、金属製とすることにより、原液中の成分や加圧剤の透過が防止できて好ましい。
吐出容器110bの加圧部材112は、第2ピストン122の上面(押圧部)122aの形状が、図13の吐出容器110の第2ピストン122と異なる。つまり、第2シリンダ116の上部116fの内面と密に当接できるように山型に形成されている。また、加圧部材112のガイド脚125がリング状となっている。他の構成は、図14の吐出容器110aと実質的に同じものである。
なお、連結板123cを円板状とし、その外周にリング状のガイド脚125を耐圧容器111の内面と摺動させてもよい。特に、シール性を持たせてガイド脚125と耐圧容器111の内面とを当接させることにより、耐圧容器111内を原液室と加圧室とに区画することができる。その場合、第1シリンダおよび第2シリンダが本発明の第1の態様の隔壁部となる。
A 第1原液
B 第2原液
C1 第1通路
C2 第2通路
P 加圧剤
S1 第1原液収納部
S2 第2原液収納部
S3 加圧室
10 吐出容器
11 耐圧容器(容器本体)
11a 下部体
11b 上部体
11c 容器体
11d 蓋体
12 加圧部材
13 エアゾールバルブ
14 カバーキャップ
14a マウント部
14b 固着部
15 隔壁部
16 底部
17 胴部
18 肩部
19 首部
19a フランジ部
20 蓋部
20a 溝
20b フランジ部
21 バルブ保持部
21a 支持段部
21b 立ち上がり壁
21c 環状溝
22 第1ピストン
22a 外縁部
22b 内縁部
23 第2ピストン
23a 外縁部
23b 内縁部
24 連結部
24a 連結壁
24b 連結橋
25 支持筒
25a ガイド部
26 ハウジング
26a 底部
26b シール材保持部
26c 係止部
26d シール材保持段部
26e 係止段部
26f チューブ連結部
27 ステム
27a ステム孔
27b 環状フランジ
28 ステムラバー
29 バネ
30 バルブキャップ
30a 上底
30b 係合爪
30c 下端
31 ディップチューブ
32 シール材
35 押しボタン
40 吐出容器
41 耐圧容器
42 加圧部材
43 バルブホルダー
45 容器
45a 底部
45b 胴部
45c 肩部
45d 蓋部
46 区画部材
46a 底部
46b 側壁部
47 バルブ保持部
47a 側壁部
47b 上底部
47c 係合突起
47d 挿入孔
48a 容器部材
48b 蓋部材
51 第1(左)ピストン
51a 外縁部
51b 内縁部
52 第2(右)ピストン
52a 外縁部
52b 内縁部
60 吐出容器
61 耐圧容器
61a 下部体
61b 上部体
62 加圧部材
63 バルブ機構
64 カバーキャップ
64a マウント部
64b 固着部
65 隔壁部
66 底部
67 胴部
67a 内シリンダ
68 蓋部
68a フランジ部
69 ガス充填口
69a 充填孔
69b シール弁
70 案内棒
70a 本体
70b 円板部
70c 連結部
70d 貫通孔
71 バルブ保持部
71a 第2ステムラバー保持部
71b 第1ステムラバー保持部
71c 連通孔
71d 底部
71e 案内棒連結部
71f 横連通孔
72 第2原液通路
72a 案内棒連結部
73 連通路部材
73a 係合部
75 逆止弁
75a テーパー部
75b 連通孔
75c ボール
75d バネ
76 第1(左)ピストン
77 第2(右)ピストン
78 連結部
78a 連結壁
78b 連結橋
79 支持筒
79a テーパー部
81 ステム
81a 第1ステム孔
81b 第2ステム孔
82 第1ステムラバー
83 第2ステムラバー
84 バネ
85 支持部材
85a スリット
90 吐出容器
90a 下部体
90b 上部体
91 耐圧容器
91a 底部
91b 胴部
91c 段部
91d 首部
91e 蓋部
91f フランジ部
95 吐出容器
95a 下部体
95b 上部体
96 耐圧容器
96a 底部
96b 脚部
96c 段部
96d 胴部
96e 蓋部
96f フランジ部
100 吐出容器
101 耐圧容器
101a 底部
105 案内棒
107 支持部材
107a 支持部
110、110a、110b 吐出容器
111 耐圧容器
112 加圧部材
113 エアゾールバルブ
114 バルブホルダー
114a 装着部
115 第1シリンダ
115a 本体
115b バルブ連結部
115c 連結基部
115d 連結先端部
116 第2シリンダ
116a 本体
116b バルブ連結部
116c 連結基部
116d 連結先端部
116f 上部
117 連結橋
120 シリンダアッセンブリ
121 第1ピストン
122 第2ピストン
122a 上面(押圧部)
123 連結部
123a 第1脚部
123b 第2脚部
123c 連結板
125 ガイド脚
125a 先端

Claims (13)

  1. 内部に設けられた隔壁部によって並列した複数の原液収納部に区画された原液室を有する容器本体と、
    その容器本体内に上下動自在に収容され、容器本体内を加圧剤が収容される加圧室と原液が収容される原液室とに上下に区画する加圧部材と、
    各原液収納部と外部とを連通/遮断する複数のバルブ機能を有するバルブアッセンブリとを備えており、
    前記加圧部材が、それぞれの原液収納部を加圧する複数のピストンと、複数のピストンを連結する連結部とを有している、
    吐出容器。
  2. 内部に並列して設けられた複数の原液収納部を有する容器本体と、
    その容器本体内に上下動自在に収容される加圧部材と、
    各原液収納部と外部とを連通/遮断する複数のバルブ機能を有するバルブアッセンブリとを備えており、
    前記加圧部材が、それぞれの原液収納部を加圧する複数のピストンと、複数のピストンを連結する連結部を有している、
    吐出容器。
  3. 前記原液収納部を2つ有する、
    請求項1または2記載の吐出容器。
  4. 前記ピストンが、ピストン自身を上下に貫通する支持筒を有しており、
    原液収納部内を上下に延び、前記支持筒内を摺動する複数の案内部が容器本体内に設けられている、
    請求項1記載の吐出容器。
  5. 前記原液室が加圧室の下方に配置されており、
    前記案内部がバルブアッセンブリから前記加圧室を通り、前記支持筒内を介して原液収納部まで延びるディップチューブである、
    請求項記載の吐出容器。
  6. 前記原液室が加圧室の上方に配置されており、
    前記案内部がバルブアッセンブリから前記原液収納部を通り、前記支持筒内を介して加圧室まで延びる案内棒である、
    請求項4記載の吐出容器
  7. 前記容器本体が、その内部に隔壁部を備えた区画部材を有している、
    請求項1記載の吐出容器。
  8. 前記バルブアッセンブリの複数のバルブ機能が独立しており、
    前記バルブアッセンブリが、それぞれの原液収納部と外部とを連通する複数の独立した通路を有しており、その複数の通路を独立して開閉する複数の操作弁を有している、
    請求項1または2記載の吐出容器。
  9. 前記バルブ機能が、筒状のハウジングと、そのハウジング内に上下移動自在に設けられ、側面にステム孔を備えた筒状のステムと、前記ステムを挿入し、ハウジングの開口部を閉じるリング状のステムラバーと、前記ステムを上方に付勢するバネとを備えており、
    前記ステムの下端に、半径方向外側に突出し、かつ、上向きに延びてステムラバーの下面
    をシールする環状フランジが形成されている、
    請求項8記載の吐出容器。
  10. 前記バルブアッセンブリの複数のバルブ機能が連動しており、
    前記バルブアッセンブリが、それぞれの原液収納部と外部とを連通する複数の通路を有しており、その複数の通路を同時に開閉する一つの操作弁を有している、
    請求項1または2記載の吐出容器。
  11. 前記複数の通路が独立している、
    請求項10記載の吐出容器。
  12. 一つの独立した通路に、操作弁の操作と連動する逆止弁が設けられている、
    請求項11記載の吐出容器。
  13. 前記加圧部材が容器本体の内面と摺動するガイド部を備えている、
    請求項2記載の吐出容器。
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