JP2015199467A - 車両用マット及び車両用マットの係止構造 - Google Patents

車両用マット及び車両用マットの係止構造 Download PDF

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Abstract

【課題】車両用マットを構成する複数のマット構成体を一体的に取り扱うことが可能な車両用マット及び車両用マットの係止構造を提供する。
【解決手段】第1マット構成体30は、フロアトンネル部11の上面12を覆う第1本体部31と、第1本体部31に対して屈曲された第1一端側屈曲部32と、第1本体部31に対して屈曲された第1他端側屈曲部33と、を備え、第2マット構成体60は、フロアトンネル部11の上面12を覆う第2本体部61と、第2本体部61に対して屈曲された第2一端側屈曲部62と、第2本体部61に対して屈曲された第2他端側屈曲部63と、を備え、第1マット構成体30には、貫通孔35が形成され、第2マット構成体60には、貫通孔35に係止することが可能な係止片64,65が形成されていることに特徴を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用マット及び車両用マットの係止構造に関する。
従来、車両のフロアパネルに敷設される車両用マットとして、下記特許文献1に記載のものが知られている。特許文献1のものでは、車両用マットとして、シート状の制振材が記載されている。
特開2005−145130号公報
上述の車両用マットは、フロアパネルの上面の形状に倣った形状をなしている。一般的にフロアパネルには、上方に膨出されたフロアトンネル部が形成されている。このため、車両用マットにおいて、フロアトンネル部に対応する部分は、下方に開口された形状をなしている。
ここで、フロアパネルに設けられる他部材との干渉を避けるために、車両用マットを複数枚の分割体(マット構成体)によって構成する場合がある。このような場合において、各マット構成体を個別に運用(例えば、運搬や保管)することは非効率的であり、各マット構成体を一体的に運用することが求められる。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、車両用マットを構成する複数のマット構成体を一体的に取り扱うことが可能な車両用マット及び車両用マットの係止構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の車両用マットは、車両前後方向に延びるとともに上方に膨出された形状をなすフロアトンネル部を有する車両用フロアパネルに敷設される車両用マットであって、前記フロアトンネル部の延設方向に沿って互いに配列される第1マット構成体及び第2マット構成体を備え、前記第1マット構成体は、前記フロアトンネル部の膨出形状に倣う形状をなし、前記フロアトンネル部の上面を覆う第1本体部と、前記第1本体部の車幅方向における一端部に接続され、前記第1本体部に対して屈曲された第1一端側屈曲部と、前記第1本体部の車幅方向における他端部に接続され、前記第1本体部に対して屈曲された第1他端側屈曲部と、を備え、前記第1一端側屈曲部は、前記フロアトンネル部が有する一対の側面のうち一方の側面を覆うものとされ、前記第1他端側屈曲部は、前記一対の側面のうち他方の側面を覆うものとされ、前記第2マット構成体は、前記フロアトンネル部の膨出形状に倣う形状をなし、前記フロアトンネル部の上面を覆う第2本体部と、前記第2本体部の車幅方向における一端部に接続され、前記第2本体部に対して屈曲された第2一端側屈曲部と、前記第2本体部の車幅方向における他端部に接続され、前記第2本体部に対して屈曲された第2他端側屈曲部と、を備え、前記第2一端側屈曲部は、前記一方の側面を覆うものとされ、前記第2他端側屈曲部は、前記他方の側面を覆うものとされ、前記第1マット構成体には、被係止部が形成され、前記第2マット構成体には、前記被係止部に係止することが可能な係止部が形成されていることに特徴を有する。
本発明において、第1マット構成体及び第2マット構成体を車両用フロアパネルから取り外した場合には、第1マット構成体の被係止部に第2マット構成体の係止部を係止させることで、両マット構成体を一体的に取り扱うことができる。これにより、車両用マットの運搬や保管を容易に行うことができる。
また、第1マット構成体及び第2マット構成体は、フロアトンネル部の形状に倣う形状をなしている。このため、第1一端側屈曲部又は第1他端側屈曲部を第1本体部側に、第2一端側屈曲部又は第2他端側屈曲部を第2本体部側に、それぞれ容易に折り畳むことができ、よりコンパクトにすることができる。つまり、第1マット構成体及び第2マット構成体がフロアトンネル部の形状に倣う形状であることを利用して、第1マット構成体及び第2マット構成体を折り畳むことができる。
上記構成において、前記被係止部は、前記第1本体部に貫通形成された貫通孔とされ、前記係止部は、前記貫通孔に挿通された後、前記貫通孔の孔縁部に対して係止することが可能な係止片とされ、前記貫通孔は、前記係止片が係止される機能以外の機能を有するものとすることができる。
貫通孔に、係止片が係止される機能以外の機能を持たせることで、第1マット構成体に形成する孔をより少なくできる。これにより、車両用マットによって車両用フロアパネルをより確実に覆うことができる。
また、前記被係止部は、前記第1本体部に設けられ、前記係止部は、前記第2一端側屈曲部における前記第2本体部とは反対側の端部と、前記第2他端側屈曲部における前記第2本体部とは反対側の端部に、それぞれ設けられているものとすることができる。
このような構成とすれば、両係止部を被係止部にそれぞれ係止することで、第2マット構成体の長手方向の両端部を固定できる。これにより、第2マット構成体を折り畳んだ状態で確実に保持できる。
また、前記第2マット構成体は、前記第2一端側屈曲部の下端から前記車両用フロアパネルの底面に沿って延びる延設部を備え、前記係止部は、前記延設部に形成されているものとすることができる。
係止部を車両用フロアパネルの底面に沿って延びる延設部に形成すれば、係止部を他のマット部材で容易に覆うことができ、係止部を隠し易い。
上記課題を解決するために、本発明の車両用マットの係止構造は、車両用マットを構成する第1マット構成体及び第2マット構成体において、前記第1マット構成体に前記第2マット構成体を係止させる車両用マットの係止構造であって、前記第1マット構成体は、方形状をなす第1本体部と、前記第1本体部の一辺方向における一端部に接続され、前記第1本体部に対して屈曲された第1一端側屈曲部と、前記第1本体部の前記一辺方向における他端部に接続され、前記第1本体部に対して屈曲された第1他端側屈曲部と、を少なくとも備える断面視コの字状をなし、前記第2マット構成体は、方形状をなす第2本体部と、前記第2本体部の一辺方向における一端部に接続され、前記第2本体部に対して屈曲された第2一端側屈曲部と、前記第2本体部の前記一辺方向における他端部に接続され、前記第2本体部に対して屈曲された第2他端側屈曲部と、を少なくとも備える断面視コの字状をなし、前記第1本体部には被係止部が形成され、前記第2本体部は、前記第1本体部における一方の面を覆うように重ねられており、前記第2一端側屈曲部及び前記第2他端側屈曲部は、それぞれ前記第1本体部における他方の面を覆う形で、前記第2本体部に対して折り返されており、前記第2一端側屈曲部における前記第2本体部とは反対側の端部に設けられた第1係止部と、前記第2他端側屈曲部における前記第2本体部とは反対側の端部に設けられた第2係止部と、が、前記被係止部にそれぞれ係止する構成であることに特徴を有する。
このような構成とすれば、両係止部を被係止部にそれぞれ係合させることで、第2マット構成体の長手方向の両端部をそれぞれ固定できる。これにより、両マット構成体を一体的に取り扱うことができる。これにより、車両用マットの運搬や保管を容易に行うことができる。また、第2マット構成体を折り畳んだ状態で確実に保持できる。
本発明によれば、車両用マットを構成する複数のマット構成体を一体的に取り扱うことが可能な車両用マット及び車両用マットの係止構造を提供することができる。
本発明の実施形態1に係る車両用マットを示す斜視図 車両用マットが載置された状態の車両用フロアパネルを概略的に示す平面図 車両用マットを示す断面図(図2のIII−III線で切断した図に対応) 図1の第1マット構成体を示す斜視図 図1の第2マット構成体を示す斜視図 第1マット構成体に第2マット構成体を係止させる過程を示す斜視図 第2マット構成体の各屈曲部を第2本体部に対して折り返した状態を示す斜視図 第1マット構成体の各屈曲部を第1本体部に対して折り返した状態を示す斜視図 実施形態2において第1マット構成体の第1本体部に第2マット構成体の第2本体部を重ねた状態を示す斜視図 実施形態2において第2マット構成体の各屈曲部を第2本体部に対して折り返した状態を示す斜視図 実施形態3において第1マット構成体に第2マット構成体を係止させる過程を示す斜視図 実施形態3において第2マット構成体の各屈曲部を第2本体部に対して折り返した状態を示す斜視図 実施形態3に係る車両用マットの係止構造を示す断面図(図12のXIII−XIII線で切断した図に対応)
本発明の一実施形態を図1ないし図8によって説明する。図1は、本実施形態に係る車両用マット20を示す斜視図である。また、図2は、車両用マット20が敷設された状態の車両用フロアパネル10を概略的に示す平面図である。車両用フロアパネル10は、例えば金属製とされ、図2に示すように、平面視において車両前後方向(図2の左右方向)に長い方形状をなしている。なお、図1では、車両用フロアパネル10を2点鎖線で示している。
車両用フロアパネル10の車幅方向の中央部には、車両前後方向に延びるフロアトンネル部11が形成されている(図1、図3参照)。フロアトンネル部11は、図3に示すように、2枚のパネル11A,11Bを互いに接合することで構成されており、上方に膨出された形状をなしている。
車両用マット20は、図1に示すように、第1マット構成体30と第2マット構成体60によって分割構成されている。第1マット構成体30及び第2マット構成体60は、車両前後方向に所定の間隔を空けつつ、フロアトンネル部11の延設方向に沿って互いに配列されている。なお、本実施形態では、車両前側に配されたマット構成体を第1マット構成体30と呼び、車両後側に配されたマット構成体を第2マット構成体60と呼ぶものとする。
第1マット構成体30は、屈曲性を有する材質で構成されており、図3に示すように、車室外側(図3の下側)に配される第1層30Aと、車室内側(図3の上側)に配される第2層30Bによって構成されている。第1層30Aは、例えば、フェルトからなり、吸音性を有している。第2層30Bは、例えば、EPDM(エチレン−プロピレン−ジエンゴム)からなり、遮音性を有している。
第1マット構成体30は、フロアトンネル部11の膨出形状に倣う板状をなしており、第1本体部31と、第1一端側屈曲部32と、第1他端側屈曲部33と、を備えている。第1本体部31は、図1及び図3に示すように、平面視方形状をなしており、フロアトンネル部11の上面12を上方から覆うものとされる。また、第1マット構成体30は、車両前後方向及び車幅方向においてそれぞれ対称な形状をなしている。
第1一端側屈曲部32は、図3に示すように、第1本体部31の車幅方向における一端部に接続され、第1本体部31に対して屈曲されている。第1一端側屈曲部32は、第1本体部31の一端部から下方に向かって延びており、フロアトンネル部11の側面13(一方の側面)を覆うものとされる。
第1他端側屈曲部33は、図3に示すように、第1本体部31の車幅方向における他端部に接続され、第1本体部31に対して屈曲されている。第1他端側屈曲部33は、第1本体部31の他端部から下方に向かって延びており、フロアトンネル部11の側面14(他方の側面)を覆うものとされる。
第1本体部31、第1一端側屈曲部32、第1他端側屈曲部33は、下方に開口されたコの字状をなすように設けられている。第1一端側屈曲部32の下端部には、車両用フロアパネル10の底面10Aに沿って、フロアトンネル部11から遠ざかる方向に延びる延設部32Aが設けられている。また、第1他端側屈曲部33の下端部には、車両用フロアパネル10の底面10Aに沿って、フロアトンネル部11から遠ざかる方向に延びる延設部33Aが設けられている。
図1及び図4に示すように、第1本体部31における中央部分には、正方形状をなす貫通孔35(被係止部)が貫通形成されている。また、第1本体部31において各角部に近い部分には、挿通孔36がそれぞれ貫通形成されている。なお、貫通孔35及び挿通孔36の形状は正方形に限定されず、適宜変更可能である。
図3に示すように、第1本体部31の上方には、車両に設けられた電気機器の制御を行う電子制御ユニット(ECU)が収容されたECUケース15(機能部品)が配置されている。
ECUケース15は、複数(本実施形態では4本)のビス16によって、フロアトンネル部11の上壁部17に取り付けられる。ビス16は、ECUケース15の周端部、挿通孔36の順番で貫通した後、その先端において、上壁部17に取り付けられる。
貫通孔35は、例えば、ECUケース15に形成された排気孔15A(図3の破線で図示)と対向配置されている。これにより、排気孔15Aが第1本体部31によって塞がれることがなく、貫通孔35を通じてECUケース15内の空気を効率よく排気することができ、ECUケース15内の温度上昇を抑制することができる。
第2マット構成体60は、屈曲性を有する材質で構成されており、第1マット構成体30と同様にフェルトからなる層とEPDMからなる層によって構成されている。第2マット構成体60は、図1に示すように、フロアトンネル部11の膨出形状に倣う板状をなしており、第2本体部61と、第2一端側屈曲部62と、第2他端側屈曲部63と、を備えている。また、第2マット構成体60は、車両前後方向及び車幅方向においてそれぞれ対称な形状をなしている。
第2本体部61は、図1及び図5に示すように、平面視方形状をなしており、フロアトンネル部11の上面12を上方から覆うものとされる。
第2一端側屈曲部62は、図1に示すように、第2本体部61の車幅方向における一端部に接続され、第2本体部61に対して屈曲されている。第2一端側屈曲部62は、第2本体部61の一端部から下方に向かって延びており、フロアトンネル部11の側面13(より詳しくは、側面13において第1一端側屈曲部32に覆われていない部分の一部)を覆うものとされる。
第2他端側屈曲部63は、図1に示すように、第2本体部61の車幅方向における他端部に接続され、第2本体部61に対して屈曲されている。第2他端側屈曲部63は、第2本体部61の他端部から下方に向かって延びており、フロアトンネル部11の側面14(より詳しくは、側面14において第2一端側屈曲部62に覆われていない部分の一部)を覆うものとされる。
第2本体部61、第2一端側屈曲部62、第2他端側屈曲部63は、下方に開口されたコの字状をなすように設けられている。第2一端側屈曲部62の下端部には、車両用フロアパネル10の底面10Aに沿って、フロアトンネル部11から遠ざかる方向に延びる延設部62Aが設けられている。また、第2他端側屈曲部63の下端部には、車両用フロアパネル10の底面10Aに沿って、フロアトンネル部11から遠ざかる方向に延びる延設部63Aが設けられている。
本実施形態においては、第1マット構成体30及び第2マット構成体60を車両用フロアパネル10から取り外した状態で、第1マット構成体30に対して第2マット構成体60を係止させることで、第1マット構成体30及び第2マット構成体60を一体的に扱うことができる。次に、第1マット構成体30に第2マット構成体60を係止させる係止構造について説明する。
図5に示すように、第2マット構成体60の延設部62Aにおける周端部(第2本体部61とは反対側の端部)には、係止片64(第1係止部、係止部)が設けられている。また、延設部63Aにおける周端部(第2本体部61とは反対側の端部)には、係止片65(第2係止部、係止部)が設けられている。つまり、係止片64,65は、第2マット構成体60の長手方向(車幅方向)における各端部にそれぞれ設けられている。
係止片64は、略T字状をなしており、基端部64Aと先端部64Bとを有している。図4及び図5に示すように、基端部64Aの幅W1(第2マット構成体60の長手方向と直交する方向の長さ)は、貫通孔35における一辺方向の長さL1よりも小さく設定されている。また、先端部64Bの幅W2は、貫通孔35における一辺方向の長さL1よりも大きく設定されている。これにより、係止片64の先端部64Bは、貫通孔35に挿通された後、その孔縁部に係止することが可能となっている(図7参照)。
係止片65は、略T字状をなしており、基端部65Aと先端部65Bとを有している。図4及び図5に示すように、基端部65Aの幅W3は、貫通孔35における一辺方向の長さL1よりも小さく設定されている。また、先端部65Bの幅W4は、貫通孔35における一辺方向の長さL1よりも大きく設定されている。これにより、係止片65の先端部65Bは、貫通孔35に挿通された後、その孔縁部に係止することが可能となっている(図7参照)。
また、係止片64の先端部64Bには、切欠部64Dが形成され、係止片65の先端部65Bには、切欠部65Dが形成されている。第2マット構成体60を車両用フロアパネル10から取り外す際には、作業者は、切欠部64D,65Dに指を差し入れることで、容易に第2マット構成体60を持ち上げることができる。
次に、第1マット構成体30に第2マット構成体60を係止させる手順について説明する。なお、以下の説明では、第1マット構成体30及び第2マット構成体60を車両用フロアパネル10に載置した際にフロアトンネル部11側を向く面を裏側の面と呼び、フロアトンネル部11とは反対側を向く面を表側の面と呼ぶものとする。なお、各図面においては、第1本体部31の表側の面に符号31Aを付し、第2本体部61の表側の面に符号61Aを付すものとする。また、第1本体部31の裏側の面に符号31Bを付し、第2本体部61の裏側の面に符号61Bを付すものとする。
まず、図6に示すように、第1マット構成体30の第1本体部31の表側の面31Aを覆うように、第2マット構成体60の第2本体部61を重ね、第1マット構成体30の長手方向と第2マット構成体60の長手方向が直交するように配する。この時、第1本体部31の表側の面31Aに対して、第2本体部61の裏側の面61Bを対向配置させる。
次に、図7に示すように、第2一端側屈曲部62及び第2他端側屈曲部63を、それぞれ第1本体部31における裏側の面31Bを覆う形で、第2本体部61に対して折り返す。そして、係止片64と係止片65をそれぞれ貫通孔35に挿通する。
これにより、係止片64の先端部64Bと、係止片65の先端部65Bが、それぞれ第1本体部31における貫通孔35の孔縁部に係止する。なお、この状態では、第2マット構成体60が第1本体部31の表裏両面を囲むように配されている。
このように、本実施形態では、貫通孔35は、係止片64,65が係止される被係止孔としての機能と、上述したECUケース15からの排気を通過させる排気孔としての機能(係止片が係止される機能以外の機能)と、を兼用するものとされる。
次に、図8に示すように、第1一端側屈曲部32及び第1他端側屈曲部33を第1本体部31に対して折り返し、第1一端側屈曲部32及び第1他端側屈曲部33を第2一端側屈曲部62及び第2他端側屈曲部63に重ねる。この結果、第1マット構成体30及び第2マット構成体60がそれぞれ折り畳まれた状態で一体化される。
次に、本実施形態の効果について説明する。本実施形態において、第1マット構成体30及び第2マット構成体60を車両用フロアパネル10から取り外した場合には、第1マット構成体30の貫通孔35に第2マット構成体60の係止片64,65を係止することで、両マット構成体30,60を一体的に取り扱うことができる。これにより、車両用マット20の運搬や保管を容易に行うことができる。
また、第1マット構成体30及び第2マット構成体60は、フロアトンネル部11の形状に倣う形状をなしている。このため、第1一端側屈曲部32又は第1他端側屈曲部33を第1本体部31側に、第2一端側屈曲部62又は第2他端側屈曲部63を第2本体部61側に、それぞれ容易に折り畳むことができ、よりコンパクトにすることができる。
具体的には、例えば、第1一端側屈曲部32は、第1本体部31に対して屈曲する形状で成形されているから、第1一端側屈曲部32と第1本体部31の境界線を折り曲げ線として、第1一端側屈曲部32を容易に折り曲げることができる。このように、本実施形態では、第1マット構成体30及び第2マット構成体がフロアトンネル部11の形状に倣う形状であることを利用して、第1マット構成体30及び第2マット構成体60を容易に折り畳むことができる。
また、被係止部は、第1本体部31に貫通形成された貫通孔35とされ、係止部は、貫通孔35に挿通された後、貫通孔35の孔縁部に対して係止されることが可能な係止片64,65とされ、貫通孔35は、第1本体部31の上方に配されたECUケース15と対向配置され、係止片64,65が係止される機能以外の機能を有するものとされる。
係止片64,65が係止される貫通孔35に他の機能を持たせることで、第1マット構成体30に形成する孔をより少なくできる。これにより、車両用マット20によって車両用フロアパネル10をより確実に覆うことができ、車両用マット20の機能(本実施形態では遮音及び吸音)を損なうことがない。
また、貫通孔35は、第1本体部31に設けられ、係止片64,65は、第2一端側屈曲部62における第2本体部61とは反対側の端部と、第2他端側屈曲部63における第2本体部61とは反対側の端部に、それぞれ設けられている。
このような構成とすれば、両係止片64,65を貫通孔35にそれぞれ係止させることで、第2マット構成体60の長手方向の両端部を固定できる。これにより、第2マット構成体60を折り畳んだ状態で確実に保持できる。
また、第2マット構成体60は、第2一端側屈曲部62の下端から車両用フロアパネル10の底面10Aに沿って延びる延設部62Aを備え、係止片64は、延設部62Aに形成されている。
係止片64を車両用フロアパネル10の底面10Aに沿って延びる延設部62Aに形成すれば、係止片64を他のマット部材(例えば、ティビアパッドなど)で容易に覆うことができ、係止片64を隠し易い。
また、係止片64,65は略T字状をなしている。このため、係止片64(又は係止片65)の先端部64B(又は65B)の長手方向における各端部を、貫通孔35の孔縁部のうち一辺方向の両側の部分にそれぞれ係止させることができ、より確実に係止させることができる。これにより、貫通孔35から係止片64,65が抜ける事態をより確実に抑制できる。なお、係止片64,65の形状は略T字状に限定されず適宜変更可能である。例えば、係止片64,65の形状をL字状としてもよい。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2を図9ないし図10によって説明する。上記実施形態と同一部分には、同一符号を付して重複する説明を省略する。本実施形態においては、車両用マット20の係止構造が上記実施形態と相違する。
本実施形態では、図9に示すように、第1マット構成体30の第1本体部31の裏側の面31Bを覆うように、第2マット構成体60の第2本体部61を重ね、第1マット構成体30の長手方向と第2マット構成体60の長手方向が直交するように配する。この時、第1本体部31の裏側の面31Bに対して、第2本体部61の裏側の面61Bを対向配置させる。
次に、図10に示すように、第2一端側屈曲部62及び第2他端側屈曲部63を、それぞれ第1本体部31における表側の面31Aを覆う形で、第2本体部61に対して折り返す。そして、係止片64と係止片65をそれぞれ貫通孔35に挿通する。
これにより、係止片64の先端部64Bと、係止片65の先端部65Bが、それぞれ第1本体部31における貫通孔35の孔縁部に係止する。なお、この状態では、第2マット構成体60が第1本体部31の表裏両面を囲むように配されている。
次に、第1一端側屈曲部32及び第1他端側屈曲部33を第1本体部31に対して折り返し、第1一端側屈曲部32及び第1他端側屈曲部33を第2一端側屈曲部62及び第2他端側屈曲部63に重ねる。この結果、第1マット構成体30及び第2マット構成体60がそれぞれ折り畳まれた状態で一体化される。
<実施形態3>
次に、本発明の実施形態3を図11ないし図13によって説明する。上記実施形態と同一部分には、同一符号を付して重複する説明を省略する。本実施形態においては、車両用マット20の係止構造が上記実施形態と相違する。
本実施形態では、図11に示すように、第1マット構成体30の第1一端側屈曲部32及び第1他端側屈曲部33を、それぞれ第1本体部31の裏側の面31Bを覆うように折り返す。次に、第2マット構成体60の第2本体部61における裏側の面61Bに第1マット構成体30を配置する。
そして、図12に示すように、第2一端側屈曲部62及び第2他端側屈曲部63を、それぞれ第1本体部31における表側の面31Aを覆う形で、第2本体部61に対して折り返す。その後、係止片64と係止片65をそれぞれ貫通孔35に挿通する。
これにより、係止片64の先端部64Bと、係止片65の先端部65Bが、それぞれ第1本体部31における貫通孔35の孔縁部に係止され、第1マット構成体30及び第2マット構成体60がそれぞれ折り畳まれた状態で一体化される。なお、この状態では、図13に示すように、第2マット構成体60が第1本体部31の表裏両面を囲むように配されている。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、吸音性及び遮音性を有する材質からなる車両用マットを例示したが、車両用マットの機能及び材質は、これに限定されない。車両用マットとして、例えば、カーペットや嵩上げ用のマットとして用いられるものを例示してもよい。また、第1マット構成体30及び第2マット構成体60は2層で構成されたものに限定されず、例えば、1層や3層以上で構成されていてもよい。
(2)貫通孔35の形成箇所及び形状は、上記実施形態で例示したものに限定されず適宜変更可能である。例えば、貫通孔(被係止部)を、第1本体部31と第1一端側屈曲部32(又は第1他端側屈曲部33)の双方を切り欠いて形成してもよい。
(3)上記実施形態では、第1本体部31の上面に配置される機能部品として、ECUケース15を例示したが、これに限定されない。また、貫通孔35の機能としては、ECUケース15からの排気を通過させる機能以外の機能を有していてもよい。例えば、ECUケース15を車両用フロアパネル10に取り付けるためのビス16が挿通される機能を貫通孔35が有していてもよい。また、機能部品として、例えば、コンソールボックスなどを例示することができ、コンソールボックスを車両用フロアパネル10に取り付けるためのビスが挿通される機能を貫通孔35が有していてもよい。また、貫通孔35の機能として、ハーネスなどの機能部品が挿通される機能を有していてもよい。
(4)第1マット構成体30に第2マット構成体60を係止させた状態で第2一端側屈曲部62と第2他端側屈曲部63を互いに係合させてもよい。例えば、図2の2点鎖線で示す係止片164を第2他端側屈曲部63に形成された貫通孔165(図1の2点鎖線で図示)に係止することで、第2一端側屈曲部62と第2他端側屈曲部63を互いに係合させてもよい。
(5)上記実施形態では、係止片64が延設部62Aを介して第2一端側屈曲部62に設けられ、係止片65が延設部63Aを介して第2他端側屈曲部63に設けられている構成を例示したが、これに限定されない。係止片64は、第2一端側屈曲部62に直接的に設けられていてもよく、係止片65は、第2他端側屈曲部63に直接的に設けられていてもよい。
10…車両用フロアパネル、11…フロアトンネル部、12…フロアトンネル部の上面、13…側面(一方の側面)、14…側面(他方の側面)、20…車両用マット、30…第1マット構成体、31…第1本体部、32…第1一端側屈曲部、33…第1他端側屈曲部、35…貫通孔(被係止部)、60…第2マット構成体、61…第2本体部、62…第2一端側屈曲部、62A…延設部、63…第2他端側屈曲部、64…係止片(第1係止部、係止部)、65…係止片(第2係止部、係止部)

Claims (5)

  1. 車両前後方向に延びるとともに上方に膨出された形状をなすフロアトンネル部を有する車両用フロアパネルに敷設される車両用マットであって、
    前記フロアトンネル部の延設方向に沿って互いに配列される第1マット構成体及び第2マット構成体を備え、
    前記第1マット構成体は、前記フロアトンネル部の膨出形状に倣う形状をなし、
    前記フロアトンネル部の上面を覆う第1本体部と、
    前記第1本体部の車幅方向における一端部に接続され、前記第1本体部に対して屈曲された第1一端側屈曲部と、
    前記第1本体部の車幅方向における他端部に接続され、前記第1本体部に対して屈曲された第1他端側屈曲部と、を備え、
    前記第1一端側屈曲部は、前記フロアトンネル部が有する一対の側面のうち一方の側面を覆うものとされ、
    前記第1他端側屈曲部は、前記一対の側面のうち他方の側面を覆うものとされ、
    前記第2マット構成体は、
    前記フロアトンネル部の膨出形状に倣う形状をなし、
    前記フロアトンネル部の上面を覆う第2本体部と、
    前記第2本体部の車幅方向における一端部に接続され、前記第2本体部に対して屈曲された第2一端側屈曲部と、
    前記第2本体部の車幅方向における他端部に接続され、前記第2本体部に対して屈曲された第2他端側屈曲部と、を備え、
    前記第2一端側屈曲部は、前記一方の側面を覆うものとされ、
    前記第2他端側屈曲部は、前記他方の側面を覆うものとされ、
    前記第1マット構成体には、被係止部が形成され、
    前記第2マット構成体には、前記被係止部に係止することが可能な係止部が形成されている車両用マット。
  2. 前記被係止部は、前記第1本体部に貫通形成された貫通孔とされ、
    前記係止部は、前記貫通孔に挿通された後、前記貫通孔の孔縁部に対して係止することが可能な係止片とされ、
    前記貫通孔は、前記係止片が係止される機能以外の機能を有するものである請求項1に記載の車両用マット。
  3. 前記被係止部は、前記第1本体部に設けられ、
    前記係止部は、
    前記第2一端側屈曲部における前記第2本体部とは反対側の端部と、
    前記第2他端側屈曲部における前記第2本体部とは反対側の端部に、それぞれ設けられている請求項1又は請求項2に記載の車両用マット。
  4. 前記第2マット構成体は、
    前記第2一端側屈曲部の下端から前記車両用フロアパネルの底面に沿って延びる延設部を備え、
    前記係止部は、前記延設部に形成されている請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の車両用マット。
  5. 車両用マットを構成する第1マット構成体及び第2マット構成体において、前記第1マット構成体に前記第2マット構成体を係止させる車両用マットの係止構造であって、
    前記第1マット構成体は、
    方形状をなす第1本体部と、
    前記第1本体部の一辺方向における一端部に接続され、前記第1本体部に対して屈曲された第1一端側屈曲部と、
    前記第1本体部の前記一辺方向における他端部に接続され、前記第1本体部に対して屈曲された第1他端側屈曲部と、を少なくとも備える断面視コの字状をなし、
    前記第2マット構成体は、
    方形状をなす第2本体部と、
    前記第2本体部の一辺方向における一端部に接続され、前記第2本体部に対して屈曲された第2一端側屈曲部と、
    前記第2本体部の前記一辺方向における他端部に接続され、前記第2本体部に対して屈曲された第2他端側屈曲部と、を少なくとも備える断面視コの字状をなし、
    前記第1本体部には被係止部が形成され、
    前記第2本体部は、前記第1本体部における一方の面を覆うように重ねられており、
    前記第2一端側屈曲部及び前記第2他端側屈曲部は、それぞれ前記第1本体部における他方の面を覆う形で、前記第2本体部に対して折り返されており、
    前記第2一端側屈曲部における前記第2本体部とは反対側の端部に設けられた第1係止部と、前記第2他端側屈曲部における前記第2本体部とは反対側の端部に設けられた第2係止部と、が前記被係止部にそれぞれ係止する構成である車両用マットの係止構造。
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