JP2015199151A - コレットチャックの開閉装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】筒状の本体の両端側にテーパ面が形成されたダブルテーパタイプのコレットチャックを安定的に開閉するコレットチャックの開閉装置を提供することを課題としている。【解決手段】筒状の本体8の両端側にテーパ面9,11が形成されたコレットチャック4を収容する中空筒体内に摺動自在に挿入される開閉スリーブ17の前進によって、前記開閉スリーブ17が、前記コレットチャック4の後方側のテーパ面11を押圧し、前記テーパ面11を押圧した状態で、前記開閉スリーブ17と前記コレットチャック4の本体8との間に所定の間隙Sを介して介設されたカラー21と接し、前記カラー21を介して前記コレットチャック4を前記キャップ14に押圧することによって、前記コレットチャック4の前後両側を閉作動させる。【選択図】図1

Description

本発明は、コレットチャックの開閉装置に関する。
従来、筒状の本体の両端側にテーパ面が形成されたコレットチャックが収容される中空筒体内に摺動自在に挿入される開閉スリーブを備え、前記開閉スリーブの前進によって、前記コレットチャックの両端側を閉作動させるコレットチャックの開閉装置が知られている(例えば特許文献1参照)。
実開平5−86407号公報(第5頁、図1、図2)
上記コレットチャックの開閉装置として、前記コレットチャックの前端側のテーパ面が押圧されるキャップを備え、前記開閉スリーブが前記コレットチャックの後方側のテーパ面を押圧しながら、前記コレットチャックを前記キャップに押圧し、前記コレットチャックの両端側を閉作動させるように構成された装置がある。前記コレットチャック内に材料を挿入し、前記コレットチャックの前後両端側を閉作動させることによって、前記コレットチャックにより前記材料を把持することができる。
ただし前記コレットチャックの開閉装置の場合、比較的短い材料が、前記コレットチャックの前方にのみ位置している場合、前記開閉スリーブが前記コレットチャックの後端側の前記テーパ面を押圧すると、前記コレットチャックの後方側は、材料がないため必要以上に撓む。このため前記開閉スリーブによる前記コレットチャックを前記キャップに押圧する力が不足し、前記コレットチャックの前方側の閉作動が不足して材料を安定的に把持できない場合があるという問題点があった。
上記課題を解決するための本発明のコレットチャックの開閉装置は、筒状の本体8の両端側にテーパ面9,11が形成されたコレットチャック4を収容する中空筒体内に摺動自在に挿入される開閉スリーブ17と、前記コレットチャック4の前方側のテーパ面9が押圧されるキャップ14とを備え、前記開閉スリーブ17の前進によって、前記開閉スリーブ17が前記コレットチャック4の後方側のテーパ面11を押圧しながら、前記コレットチャック4を前記キャップ14に押圧し、前記コレットチャック4の前後両側を閉作動させるコレットチャックの開閉装置において、前記開閉スリーブ17と前記コレットチャック4の本体8との間に所定の間隙Sを介してカラー21を介設し、前記開閉スリーブ17が、前進時に前記コレットチャック4の後方側の前記テーパ面11を押圧した状態で前記カラー21と接し、前記カラー21を介して前記コレットチャック4を前記キャップ14に押圧するように構成されたことを第1の特徴としている。
第2に、中空筒体が工作機械の主軸1からなることを特徴としている。
以上のように構成される本発明の構造によると、比較的短い材料が、前記コレットチャックの前方にのみ位置している場合、前記開閉スリーブの前進によるコレットチャックの
後方側のテーパ面の押圧の際、コレットチャックの後方側の閉作動に伴い、開閉スリーブが前進してカラーに当接し、開閉スリーブがカラーを介してコレットチャックをキャップに押圧することによって、コレットチャックは前方側が閉作動し、前方側において前記材料を所定の把持力で安定的に把持することができるという効果がある。
自動旋盤の主軸先端側の要部断面図。 前後に亘って材料が挿入されたコレットチャックの要部断面図。 前方側にのみ材料が挿入されたコレットチャックの要部断面図。
図1は本発明に係るコレットチャックの開閉装置を備えた工作機械である自動旋盤の主軸先端側の要部断面図を示す。中空筒状の主軸1が主軸台2に回転駆動自在に支持されている。主軸1内に、中空の操作スリーブ3が主軸1の軸線方向Zに摺動自在に挿入されている。主軸1内にコレットチャック4が収容されている。コレットチャック4は前方側の大径部6と後方側の小径部7とが一体的に形成された中空筒状の本体8の前後両端側にテーパ面9,11が形成されている。
コレットチャック4は、前後の両端側から軸線方向の中央側に向かうスリットによって、複数の可撓片12,13が前後に形成される。コレットチャック4は、前方又は後方のテーパ面9,11が押圧されることによって、前方又は後方の可撓片12,13が弾力的に撓む。コレットチャック4は、前方又は後方の可撓片12,13が弾力的に撓むことによって、前方又は後方部分の内径が縮径して閉作動する。
コレットチャック4の前方又は後方のテーパ面9,11の押圧が解除されると、前方又は後方の可撓片12,13の撓みが弾力的に復帰し、コレットチャック4は前方又は後方部分の内径が戻り開作動する。コレットチャック4は、前方又は後方のテーパ面9,11の押圧と押圧解除によって、前後で開閉作動する従来公知のダブルテーパタイプのコレットチャックからなる。
主軸1の先端に、キャップナット14が螺合して固定的に取り付けられている。キャップナット14にテーパ面16が形成されている。コレットチャック4の前方側のテーパ面9とキャップナット14のテーパ面16とが互いに係合する。主軸1内に中空の開閉スリーブ17が挿入されている。開閉スリーブ17はコレットチャック4と操作スリーブ3との間に配置されている。開閉スリーブ17の前端にテーパ面18が形成されている。コレットチャック4の後方側のテーパ面11と開閉スリーブ17のテーパ面18とが互いに係合する。
コレットチャック4の大径部6と小径部7との間に形成される段部19と開閉スリーブ17の先端との間にカラー21が設けられている。カラー21はコレットチャック4の小径部7に摺動自在に外嵌されている。カラー21の軸線方向Zの長さは、開閉スリーブ17の先端から段部19との間の軸線方向Zの長さより短く設定されている。カラー21は、開閉スリーブ17と段部19との間に所定の間隙Sを介して介設される。
操作スリーブ3は、主軸1の後方側に設けられた従来公知の駆動機構によって軸線方向Zに摺動駆動される。図2に示されるように、コレットチャック4内に例えば棒状の材料W1が挿入された状態で、前記駆動機構によって操作スリーブ3を前方に摺動移動させることによって、開閉スリーブ17が前進し、テーパ面18を介してコレットチャック4の後方側のテーパ面11を押圧する。
コレットチャック4は後方側のテーパ面11が押圧されることによって後方側が閉作動し、後方側において前記材料W1を把持する。この際、コレットチャック4自体がキャップナット14に押圧され、コレットチャック4の前方側のテーパ面9がキャップナット14のテーパ面16に押圧されることによって、コレットチャック4は前方側が閉作動し、前方側において前記材料W1を把持する。
コレットチャック4は、前記材料W1を前後において所定の把持力で安定して把持することができる。なおカラー21と、開閉スリーブ17及び段部19との間の間隙Sにより、開閉スリーブ17がカラー21を介して段部19を押圧することはない。このため開閉スリーブ17によってコレットチャック4の後方側のテーパ面11が確実に押圧され、コレットチャック4の前後閉作動が安定して行われる。
図3に示されるように、比較的短い材料W2が、コレットチャック4内の前方にのみ位置している場合は、前記駆動機構による操作スリーブ3の前方への摺動移動によって、開閉スリーブ17が、テーパ面18を介してコレットチャック4の後方側のテーパ面11を押圧する。ただしコレットチャック4の後方側に材料がないため、開閉スリーブ17は、後方側の可撓片13を撓ませながら前進してカラー21に当接し、カラー21を介して段部19を押圧する。
カラー21を介して開閉スリーブ17が段部19を押圧することによって、コレットチャック4自体がキャップナット14に押圧される。コレットチャック4の前方側のテーパ面9がキャップナット14のテーパ面16に押圧され、コレットチャック4は前方側が閉作動し、前方側において前記材料W2を所定の把持力で安定的に把持することができる。
1 主軸
4 コレットチャック
8 コレットチャックの本体
9 コレットチャックのテーパ面
11 コレットチャックのテーパ面
14 キャップナット(キャップ)
17 開閉スリーブ
21 カラー
S 間隙

Claims (2)

  1. 筒状の本体(8)の両端側にテーパ面(9,11)が形成されたコレットチャック(4)を収容する中空筒体内に摺動自在に挿入される開閉スリーブ(17)と、前記コレットチャック(4)の前方側のテーパ面(9)が押圧されるキャップ(14)とを備え、
    前記開閉スリーブ(17)の前進によって、前記開閉スリーブ(17)が前記コレットチャック(4)の後方側のテーパ面(11)を押圧しながら、前記コレットチャック(4)を前記キャップ(14)に押圧し、前記コレットチャック(4)の前後両側を閉作動させるコレットチャックの開閉装置において、
    前記開閉スリーブ(17)と前記コレットチャック(4)の本体(8)との間に所定の間隙(S)を介してカラー(21)を介設し、
    前記開閉スリーブ(17)が、前進時に前記コレットチャック(4)の後方側の前記テーパ面(11)を押圧した状態で前記カラー(21)と接し、前記カラー(21)を介して前記コレットチャック(4)を前記キャップ(14)に押圧するように構成されたコレットチャックの開閉装置。
  2. 中空筒体が工作機械の主軸(1)からなる請求項1のコレットチャックの開閉装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5959205U (ja) * 1982-10-07 1984-04-18 渡辺 茂男 コレツトチヤツク
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