JP2015199143A - 包装袋のノッチ形成刃物及びノッチ形成刃物セット - Google Patents

包装袋のノッチ形成刃物及びノッチ形成刃物セット Download PDF

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Abstract

【課題】包装袋の縁部に形成すべきノッチを発見容易性や引っ掛かり防止性等の機能に優れた形状に形成できるとともに、低コストで且つ容易に製作できるノッチ形成刃物(又はノッチ形成刃物セット)を提供する。【解決手段】包装袋Bの縁部Baに引き裂き開始用のノッチNを形成するためのノッチ形成刃物であって、全体が一枚物の薄板製で複数の刃部13を左右に間隔をもって形成した複数枚のミシン刃11を所定厚さのスペーサー16を介して重合させた状態で一体化させていることにより、上記ノッチNとして複数列のミシン目状ノッチ痕を形成できるので、ノッチを発見容易性や引っ掛かり防止性等の機能に優れた形状に形成できるとともに、ノッチ形成刃物1を低コストで且つ容易に製作できるようにした。【選択図】 図1

Description

本願発明は、包装袋の縁部に引き裂き開始用(易開封用)のノッチを形成するためのノッチ形成刃物、及び該ノッチ形成刃物と刃受台からなるノッチ形成刃物セットに関するものである。
合成樹脂フイルム製の包装袋(密封袋)の多くには、例えば図7に示すように、包装袋Bの縁部Ba(熱溶着部)に引き裂き開始用(易開封用)のノッチNが形成されている。このノッチNは、包装袋Bの引き裂き部分Pの始端位置(縁部Ba)に予め傷や切欠を形成したもので、該ノッチN部分から引き裂くと包装袋Bを容易に開封できる。なお、以下の説明では、包装袋Bの縁部Baを単に袋縁部ということがある。
図7に示すように、引き裂き開始用のノッチNは、包装袋Bの左右両縁部Ba,Baに形成されるものがほとんどであるが、その場合の左右の各ノッチN,Nは、一般に図8に示すように形成される。即ち、包装袋Bの製造時に、図8に示すように隣接する両包装袋B′,B′の縁部Ba′,Ba′同士が1つの熱融着部Cで連続し、後工程において該熱融着部Cの中間部(切断予定線Q)を切断して単体の包装袋に分断するものにおいて、予め切断予定線Qを跨ぐ位置に2倍長さのノッチN′を加工しておき、後の切り離し工程において該2倍長さのノッチN′の中間部(切断予定線Q)を2分割することで、図7に示すように包装袋Bの左右各縁部Ba,BaにそれぞれノッチN,Nを形成するようにしている。この場合は、ノッチ形成刃物として、形成すべきノッチNの2倍長さのものを使用する。
この種のノッチNとしては、包装袋の縁部を楔形に切欠いたもの(Vノッチという)や、包装袋の縁部に1本の線状の切り傷を入れたもの(Iノッチという)が一般的であるが、上記Vノッチ及びIノッチには、それぞれ次のような利点と欠点があった。
まず、上記Vノッチでは、切欠部分の面積が大きいので、ノッチ形成場所を見つけ易いという利点があるものの、Vノッチであると、袋縁部の切欠部分に角ができて、該角部に他の物品が引っ掛かったり該角部が手指に当たる(痛みを感じる)ことがあるという難点があった。また、このVノッチでは、包装袋Bの縁部BaをV形に切除するので、ノッチ加工段階でその切除片の排除処理が面倒であった。
ところで、この種のVノッチを形成するものとして、例えば特開2013−103732号公報(特許文献1)に示されるものがあるが、Vノッチを形成するには、その刃物の刃先を三角形に成形する必要がある。そして、このように刃先を三角形に成形するには、高度(精密)な加工を必要とするとともに、該刃物の製作コストが高くつくという問題があった。
他方、上記Iノッチでは、包装袋の縁部に1本の線状の切り傷を入れたものであるから、刃物の形状がシンプルで製作コストが安価であるとともに、袋縁部に角が出にくい(他の物品が引っ掛かりにくく、手指に当たりにくい)という利点があるものの、形成されたノッチが1本の線状であるので見えにくい(ノッチ形成場所を見つけにくい)という難点があった。
特開2013−103732号公報
そこで、本願発明は、包装袋の縁部に形成すべきノッチを発見容易性や引っ掛かり防止性等の機能に優れた形状に形成できるとともに、比較的低コストで且つ容易に製作できるノッチ形成刃物及びノッチ形成刃物セットを提供することを目的としている。
本願発明は、上記課題を解決するための手段として次の構成を有している。
[本願請求項1の発明]
本願請求項1の発明は、包装袋の縁部に引き裂き開始用のノッチを形成するための包装袋のノッチ形成刃物を対象にしている。なお、以下の説明でも、ノッチを形成すべき包装袋の縁部を単に袋縁部ということがある。
そして、本願請求項1のノッチ形成刃物は、全体が一枚物の薄板製で複数の刃部を左右に間隔をもって形成した複数枚のミシン刃を所定厚さのスペーサーを介して重合させた状態で一体化させていることを特徴としている。
上記各ミシン刃の1枚当たりの大きさ、ミシン刃の各刃部の幅や個数、ミシン刃の使用枚数、及び間隔保持用のスペーサーの厚さ等については、ノッチを形成すべき包装袋の規格(寸法)に応じて適宜に設定できる。
なお、複数枚のミシン刃は、市販されている各種種類の長尺ミシン刃の中から必要とする刃部間隔のものを選択し、その長尺ミシン刃を必要長さずつ切断することで形成できる。また、スペーサーも同様に、所定厚さを有した細長の薄板材を必要長さずつ切断したものを使用できる。
そして、この請求項1のノッチ形成刃物は、必要枚数の各ミシン刃間にそれぞれスペーサーを介在させた状態で、ホルダーにより一体化させることで製作できる。
この請求項1のノッチ形成刃物は、例えばエアシリンダで上下動させて、各刃部を袋縁部の所定位置(ノッチ形成予定位置)に押し付けることで、該袋縁部に各ミシン刃による複数列のミシン目状切り込み線(ノッチ痕)を形成できるものである。
なお、包装袋の製造時において、隣接する包装袋の縁部同士が1つの熱溶着部で連続しているものでは、後工程において切り離されるべき切断予定線を前後に跨ぐ位置に2倍長さのノッチを加工しておき、後の切り離し工程において該2倍長さのノッチの中間部(切断予定線)を2分割することで、包装袋の左右各縁部にそれぞれノッチを形成するようにしてもよい。その場合は、ノッチ形成刃物のミシン刃として、形成すべきノッチの2倍長さのものを使用する。
[本願請求項2の発明]
本願請求項2の発明は、上記請求項1のノッチ形成刃物において、上記各ミシン刃は、該各ミシン刃のそれぞれの刃部が千鳥状に配置されるように重合させていることを特徴としている。
このように、各ミシン刃の刃部が千鳥状に配置されていると、ノッチ形成刃物がミシン刃(切り目が間欠的に形成される)で構成されたものであっても、複数のミシン刃のいずれかのミシン刃の刃部で袋縁部の端縁に確実に切り目を入れることができる。即ち、この請求項2のノッチ形成刃物では、ノッチ付与位置が袋縁部の適正位置から袋縁部の幅方向に若干ずれても、隣接する2つのミシン刃の各刃部のうちのいずれかの刃部が袋縁部の端縁に切り目を入れ得る位置に対応するようになる。
[本願請求項3の発明]
本願請求項3の発明は、上記請求項1又は2のノッチ形成刃物と該ノッチ形成刃物の上記各刃部を受ける刃受台からなるノッチ形成刃物セットを対象にしている。
そして、この請求項3のノッチ形成刃物セットでは、上記刃受台の上面における上記ノッチ形成刃物の各刃部が対応するそれぞれの位置に、該各刃部ごとに区画されていて該各刃部を個別に進入させ得る刃部進入空所をそれぞれ設けていることを特徴としている。
ところで、従来のこの種のノッチ形成装置では、ノッチ形成刃物の刃部を受ける刃受台として一般にゴム材製の弾性受台が多用されているが、この弾性受台では、ノッチ形成刃物の刃部が衝合しても刃こぼれは生じにくいものの、この弾性受台にはノッチ形成刃物の刃部が繰り返し衝合するので、該弾性受台の上面が比較的短期間で傷ついてしまい、刃受台としての機能(ノッチ切断性能)が短期間で低下するとともに刃受台の傷部分が異物として剥離してしまう(その異物処理が面倒となる)という難点があった。
そこで、本願請求項3の刃受台では、その上面にノッチ形成刃物の各刃部をそれぞれ進入させ得る区画された各刃部進入空所を設けているので、ノッチ形成刃物の下動時に各刃部が刃受台に衝合することなく袋縁部を突き抜けて刃部進入空所に進入することになる。また、上記各刃部進入空所は、上記各刃部における水平方向の断面形状よりごく僅かに大きい形状の開口面積を有していて、該各刃部進入空所の周縁部が各刃部の受台となる(各刃部で袋縁部を押したときに該袋縁部が下方に撓むことなく切り目が付けられる)。
[本願請求項4の発明]
本願請求項4の発明は、上記請求項3のノッチ形成刃物セットにおいて、上記刃受台の各刃部進入空所は、上記各ミシン刃の厚さに対応し且つ上記各刃部に対応する位置にそれぞれ凹部を設けた複数の櫛形材の両側面にそれぞれガード材を接合させることによって、上記凹部の両端面と上記両ガード材の対向する各側面とで区画していることを特徴としている。
このように、刃受台の各刃部進入空所を、上記櫛形材の両側面にそれぞれガード材を接合させることで区画・形成したものでは、ノッチ形成刃物における各刃部の配置が変更になっても、該各刃部の幅及び間隔に対応してそれに適合する凹部の幅及び間隔をもった櫛形材を選択することで、上記ノッチ形成刃物の各刃部にそれぞれ対応した各刃部進入空所を形成できる。
[本願請求項1の発明の効果]
本願請求項1の発明のノッチ形成刃物は、全体が一枚物の薄板製で複数の刃部を左右に間隔をもって形成した複数枚のミシン刃を所定厚さのスペーサーを介して重合させた状態で一体化させたものであるので、次のような効果を有する。
(1) このノッチ形成刃物を構成するミシン刃及びスペーサーは、いずれも構成が簡単で且つ比較的安価な材料製であるので、ノッチ形成刃物全体を安価に製作できる。
(2) このノッチ形成刃物は、複数枚のミシン刃間にそれぞれスペーサーを介在させた状態で一体化させたものであるから、組立・分解が容易に行え、従って、形成すべきノッチの形状・大きさ等を変更する場合にも容易に対応できる。
(3) このノッチ形成刃物は、複数枚のミシン刃をスペーサーを介して重合させたものであるから、このノッチ形成刃物で付与されたノッチは、1箇所につき複数列のミシン目が形成されるので、ミシン刃(各刃部)による線状のノッチ痕(切れ目)であっても複数列あることによりノッチ形成部分を見つけ易くなる。
(4) このノッチ形成刃物で付与されるノッチ痕(切れ目)は線状であるので、Vノッチのようにノッチ加工段階で切除片が発生することがない(切除片の排除処理が不要となる)とともに、ノッチ痕部分が引っ掛かりにくくなる。
[本願請求項2の発明の効果]
本願請求項2の発明では、上記請求項1のノッチ形成刃物において、各ミシン刃のそれぞれの刃部を千鳥状に配置しているので、ミシン刃(間欠的に無切断部ができる)を使用したものであっても、重合方向に隣接する各ミシン刃のいずれかのミシン刃の刃部が袋縁部の端縁に対応するようになる。即ち、この請求項2のノッチ形成刃物によるノッチ付与位置が袋縁部の適正位置から袋縁部の幅方向にずれても、重合方向に隣接する2つのミシン刃の各刃部のうちのいずれかの刃部が袋縁部の端縁に切り目を入れることができる。
従って、この請求項2のノッチ形成刃物によれば、上記請求項1の効果に加えて、袋縁部の端縁に確実に線状のノッチ痕(切れ目)を形成できるという効果がある。
[本願請求項3の発明の効果]
本願請求項3の発明は、上記請求項1又は2のノッチ形成刃物と該ノッチ形成刃物の上記各刃部を受ける刃受台からなるノッチ形成刃物セットであって、上記刃受台の上面における上記ノッチ形成刃物の上記各刃部が対応するそれぞれの位置に、該各刃部ごとに区画されていて該各刃部を個別に進入させ得る刃部進入空所をそれぞれ設けていることを特徴としている。
従って、この請求項3のノッチ形成刃物セットでは、上記請求項1又は2のノッチ形成刃物単独の効果に加えて、ノッチ形成刃物の各刃部がそれぞれ刃部進入空所に進入することで刃受台に衝合しないので、該刃受台が損耗することがないという効果があるとともに、該各刃部進入空所が各刃部の水平断面形状より僅かに大きい程度の開口面積であるので、該刃部進入空所の周縁部が各刃部の受台として良好に機能する(刃部で袋縁部を押したときに該袋縁部が下方に撓むことなく確実に切り目がつけられる)という効果がある。
[本願請求項4の発明の効果]
本願請求項4の発明は、上記請求項3のノッチ形成刃物セットにおいて、上記刃受台の各刃部進入空所は、各ミシン刃の厚さに対応し且つ各刃部に対応する位置にそれぞれ凹部を設けた複数の櫛形材の両側面にそれぞれガード材を接合させることによって、上記凹部の両端面と上記両ガード材の対向する各側面とで区画していることを特徴としている。
刃受台の各刃部進入空所を上記のように構成したものでは、ノッチ形成刃物における各刃部の幅及び間隔が変更になっても、該各刃部の幅及び間隔に対応してそれに適合する凹部の幅及び間隔をもった櫛形材を選択することで、ノッチ形成刃物の各刃部にそれぞれ対応した各刃部進入空所をもつ刃受台を形成できる。
従って、この請求項4のノッチ形成刃物セットでは、上記請求項3の効果に加えて、ノッチ形成刃物の各刃部が配置変更になっても、それに対応する刃受台を比較的簡単に形成できるという効果がある。
本願実施例のノッチ形成刃物セットを構成するノッチ形成刃物と刃受台の斜視図である。 図1のノッチ形成刃物セットにおけるノッチ形成刃物と刃受台の製作方法説明図である。 図1のノッチ形成刃物のミシン刃形成方法の説明図である。 図1のノッチ形成刃物セットのIV−IV断面相当図である。 図4のV−V矢視相当図である。 図1のノッチ形成刃物セットで袋縁部に付与したノッチ形成部分の拡大平面図である。 袋縁部にノッチを形成した包装袋の平面図である。 各包装袋の縁部を連続させた状態で包装袋を製造する際のノッチ形成方法の説明図である。
[実施例]
以下、図1〜図6に示す本願実施例のノッチ形成刃物セットを図7及び図8を併用して説明する。
本願実施例で採用される包装袋Bは、図7に示すように、内面に熱融着層をラミネートした表裏2枚の積層フイルムの外周縁部を所定幅だけ熱融着させたものである。なお、包装袋Bの基材としては、汎用の樹脂フイルム、紙、金属箔またはそれらの複合物からなるシート状のものが採用可能である。
そして、図1〜図6に示す本願実施例のノッチ形成刃物セットは、図7の包装袋Bにおける左右の各縁部Ba,Baの上部寄り位置にそれぞれ引き裂き開始用のノッチN,Nを形成するためのものである。尚、以下の実施例の説明においても、ノッチNを形成すべき包装袋Bの各縁部Ba,Baを単に袋縁部ということがある。
本願実施例のノッチ形成刃物セットも、図8(図5も同様)に示すように、隣接する両包装袋B′,B′の縁部Ba′,Ba′同士が1つの熱融着部Cで連続し、後工程において該熱融着部Cの中間部(切断予定線Q)を切断して製品形態(単体)の包装袋に分断するものに適用されるものであって、図8(及び図5)に示すように切断予定線Qを跨ぐ2倍長さのノッチN′を加工し得るものである。
そして、図1〜図5に示す本願実施例のノッチ形成刃物セットは、図8(及び図5)に示すように包装袋B′,B′が連続状態で移送されてくる製造ラインの上部側に配置されるノッチ形成刃物1と、該製造ラインの下部側に配置される刃受台2とをセットにしたものである。
ノッチ形成刃物1は、全体が一枚物の薄板製で複数の刃部13を左右に間隔をもって形成した複数枚のミシン刃11を所定厚さのスペーサー16を介して重合させた状態で一体化させたものである。
各ミシン刃11は、上部側に連続する基部12を有し、該基部12の下部に複数個の刃部13を櫛歯状に一体形成したものである。なお、このミシン刃11は、鋼製のものが多用されるが、硬質樹脂製のものであってもよい。
各スペーサー16は、ミシン刃11の基部12とほぼ同高さでミシン刃11の長さと同長さの長方形で1.5〜2.0mm程度の厚さの板状のものである。なお、このスペーサー16は、保形性があれば適宜の材質製(例えば樹脂製)のものを採用できる。
各ミシン刃11の1枚当たりの大きさ、ミシン刃11の各刃部13の幅や個数、ミシン刃11の使用枚数等については、ノッチNを形成すべき包装袋Bの規格(寸法)に応じて適宜に設定できるものであるが、該ミシン刃11の各寸法は、例えば次のように設定できる。即ち、各ミシン刃11は、その厚さが0.2〜0.5mm、全体高さが15〜20mm、全体長さが10〜15mm、各刃部13の高さが5〜10mm、各刃部13の幅が1.5〜2mm、各刃部13,13間の切欠部14の間隔が0.5〜1mm、1枚当たりの刃部13の個数が4〜6個、程度に設定できる。なお、この各数値は特に限定するものではなく、適宜に設計変更できるものであることは勿論である。
ミシン刃11は、図3(イ)に示すように、市販されている尺ミシン刃11Aを必要長さLずつ切断することで形成できる。その際、切断位置を切欠部14の端部位置にすることで、図3(ロ)に示す同形状のミシン刃11を複数個形成できるが、この図3(ロ)のミシン刃11を左右に表裏反転させると図3(ハ)の形状となる。
なお、この実施例で使用されるミシン刃11の各刃部13の先端は、水平直線形状となっているが、該各刃部13の先端の形状を、山形に突出するものや斜めに傾斜したもの等に変更することができ、その場合は各刃部13によるミシン目の加工が容易になる。
他方、スペーサー16も、長尺の細幅板状体をミシン刃11の長さと同長さずつ切断することで形成できる。
そして、この実施例のノッチ形成刃物1は、図3(ロ)の状態のミシン刃11と図3(ハ)の状態のミシン刃11とを、図2に示すように交互(1つおき)に配置し、且つ各ミシン刃11間にそれぞれスペーサー16を介した状態で重合させることで、奇数番目のミシン刃11の各刃部13と偶数番目のミシン刃11の各刃部13とを図5に示すように順次千鳥状に配列させることができる。
そして、この実施例のノッチ形成刃物1では、図1及び図4に示すように、4枚のミシン刃11間にそれぞれスペーサー16を介在させた状態で、それらをホルダー3により一体化させることで構成されている。なお、ホルダー3は、逆L形の受台31と押し板32とを緊締具(ボルト・ナット)33で締め付けることで、該受台31と押し板32間に所定個数のミシン刃11とスペーサー16とを重合させた状態で強固に保持し得るようになっている。
このノッチ形成刃物1は、図1及び図4に示すように、エアシリンダ5のロッド下端部に取付けて、該エアシリンダ5の伸縮動により、図5に示すように連続シートの熱融着部Cに複数列のミシン目状ノッチ痕(図6の符号Na)を形成し得るものである。
上記刃受台2は、その上面におけるノッチ形成刃物1の各刃部13が対応するそれぞれの位置に、該各刃部13ごとに区画されていて該各刃部13を個別に進入させ得る刃部進入空所20をそれぞれ設けて構成されている。
この実施例で採用されている刃受台2は、次のようにして製作されている。即ち、この刃受台2は、図2に示すように、薄板状の櫛形材21と細長板状のガード材26とを所定個数順次交互に重合させたものを、図1及び図4に示すホルダー4で一体化させることで構成されている。なお、2つの櫛形材21間に介設されるガード材26はスペーサーとしての機能も有するものである。
各櫛形材21は、図2に示すように薄板材製で、下部側の基部22の上部に凸部23と凹部24とを櫛歯状に形成したものである。この櫛形材21の厚さは、ミシン刃11の刃部13に厚さより僅かに厚い程度(例えば1mm程度の厚さ)であり、各凹部24の長さは、刃部13の幅より僅かに長い程度である。なお、1つの櫛形材21と1つのガード材26との合計厚さは、ノッチ形成刃物1における1つのミシン刃11と1つのスペーサー16との合計厚さと同じになるように設定している。
この実施例で使用されている櫛形材21では、長さ方向に合計7個の凹部24を形成したものを使用しているが、この凹部24の個数はミシン刃11に形成されている刃部13の個数(図示例では5個)と同数以上であればよい。また、この実施例の刃受台2では、櫛形材21の使用個数を6個とし、ノッチ形成刃物1側のミシン刃11の使用枚数(4枚)より多く設定しているが、この櫛形材21の個数はノッチ形成刃物1に使用されているミシン刃11の枚数(図示例では4枚)と同数以上であればよい。
また、各櫛形材21は、図2に示すようにガード材26を介して重合させたときに、奇数番目の櫛形材21の各凹部24と偶数番目の櫛形材21の各凹部24とが千鳥状に配列するように、該凹部24の形成位置をずらしたものを2種類使用している。
そして、この実施例の刃受台2は、図1及び図4に示すように、合計6個の櫛形材21と合計7個のガード材26を使用し、櫛形材21の凸部23の上面とガード材26の上面とが相互に同高さになる状態でそれぞれ所定個数の各櫛形材21と各ガード材26とを順次交互に接合させ、それらをホルダー4で一体化させることで構成している。
なお、このホルダー4も、L形の受台41と押し板42とを緊締具(ボルト・ナット)43で締め付けることで、該受台41と押し板42間に所定個数の櫛形材21とガード材26とを重合させた状態で強固に保持し得るようになっている。
上記のようにして形成された刃受台2の上面には、図1及び図5に示すように、ノッチ形成刃物1の各刃部13にそれぞれ対応する位置に、櫛形材21における各凹部24の両端面と該櫛形材21を挟む両ガード材26の対向する各側面とで区画された刃部進入空所20がそれぞれ形成されている。この各刃部進入空所20は、ノッチ形成刃物1の各刃部13の水平断面形状より僅かに大きい程度の開口面積となっている。
なお、この実施例では、ノッチ形成刃物1はそれぞれ5つの刃部13を有したミシン刃11を4枚(4列)使用しているのに対して、刃受台2は1列につき7個の刃部進入空所20を有しそれを6列設けたものを使用している。このように、ノッチ形成刃物1側の刃部13の形成個数(5個×4列)より刃受台2側の刃部進入空所20の形成個数(7個×6列)を多くしたものを使用すると、ノッチ形成刃物1側におけるミシン刃11の刃部13の個数やミシン刃11の枚数を増加(例えば刃部13を7個×ミシン刃11を6枚まで増加)した場合でも、共通の刃受台2で対応できる。
この実施例のノッチ形成刃物セットは、次のようにして使用される。なお、この実施例では、ノッチ形成刃物セットを、図8に示すように各包装袋B′,B′の縁部Ba′,Ba′が熱融着部Cで連続した状態で1ピッチずつ断続移送されるようにした袋製造ラインに使用されている。
そして、袋製造ライン上を移送される連続袋(各包装袋B′,B′が熱融着部Cで連続したもの)におけるノッチN′を形成すべき位置の上下に、図4に示すようにノッチ形成刃物1と刃受台2とをそれぞれ配置する。このとき、ノッチ形成刃物1側の各刃部13の直下に刃受台2の各刃部進入空所20がそれぞれ対応するように位置決めしておく。
この状態で、連続袋におけるノッチを形成すべき位置がノッチ形成刃物1の直下に位置した状態で、該ノッチ形成刃物1をエアシリンダ5で下動させると、ノッチ形成刃物1の各刃部13が連続袋の熱融着部Cのノッチ形成部分を貫通して刃受台2の各刃部進入空所20内に進入して、該ノッチ形成部分に複数列のミシン目状ノッチN′が形成される。その後、ノッチ形成刃物1が上動し、連続袋におけるノッチ形成部分(図5の符号N′部分)が袋切り離し位置に移動したときに、図5に示す切断予定線Q(ノッチ形成長さの中間部)で切断して図6に示すように包装袋Bを切り離す。
このように、切り離された包装袋B(図6)には、その縁部Baに複数列のミシン目状ノッチ痕NaからなるノッチNが形成されているが、袋縁部Baの端縁には複数列のノッチ痕Naのうちの1つおきの列のノッチ痕(2箇所)が形成されることになる。
この実施例のノッチ形成刃物セットでは、次のような機能を有している。
(a) ノッチ形成刃物1を構成するミシン刃11及びスペーサー16は、いずれも構成が簡単で且つ比較的安価な材料製であるので、ノッチ形成刃物全体を安価に製作できる。
(b) ノッチ形成刃物1は、複数枚のミシン刃11間にそれぞれスペーサー16を介在させた状態で一体化させたものであるから、組立・分解が容易に行え、従って、形成すべきノッチNの形状・大きさ等を変更する場合にも容易に対応できる。
(c) ノッチ形成刃物1は、複数枚のミシン刃11をスペーサー16を介して重合させたものであるから、このノッチ形成刃物1で付与されたノッチNは、1箇所につき複数列のミシン目が形成されるので、ミシン刃(各刃部)による線状のノッチ痕Naであっても複数列あることによりノッチ形成部分を見つけ易くなる。
(d) ノッチ形成刃物1で付与されるノッチ痕Naは線状であるので、Vノッチのようにノッチ加工段階で切除片が発生することがない(切除片の排除処理が不要となる)とともに、ノッチ痕部分が引っ掛かりにくくなる。
(e) 各ミシン刃11のそれぞれの刃部13を千鳥状に配置しているので、ミシン刃(間欠的に無切断部ができる)を使用したものであっても、隣接する2つのミシン刃11の各刃部13のうちのいずれかの刃部が袋縁部Baの端縁に切り目を入れることができるので、袋縁部Naの端縁に確実に線状のノッチ痕Naを形成できる。
(f) ノッチ形成刃物1と刃受台2とからなるノッチ形成刃物セットにおいて、刃受台2の上面にノッチ形成刃物1の各刃部13を個別に進入させ得る刃部進入空所20を設けているので、ノッチ形成刃物1の各刃部13がそれぞれ刃部進入空所20に進入することで刃受台2に衝合しなくなる。従って、例えばゴム材製の刃受台2のように損耗することがなく、しかも刃部進入空所20の周縁部が各刃部13の受台として良好に機能する。
(g) 刃受台2の各刃部進入空所20は、各刃部13に対応する位置にそれぞれ凹部24を設けた複数の櫛形材21の両側面にそれぞれガード材26を接合させることによって、上記凹部24の両側面と上記両ガード材26の対向する各側面とで区画して形成したものであるから、ノッチ形成刃物1における各刃部13の幅及び間隔が変更になっても、該各刃部13の幅及び間隔に対応してそれに適合する凹部24の幅及び間隔をもった櫛形材21を選択することで、ノッチ形成刃物1の各刃部13にそれぞれ対応した各刃部進入空所をもつ刃受台2を形成できる。従って、ノッチ形成刃1の各刃部13が配置変更になっても、それに対応する刃受台2を比較的簡単に形成できる。
なお、上記実施例では、ノッチ形成刃物1と刃受台2とをセットにしたノッチ形成刃物セットで説明したが、本願発明(請求項1及び2)は、ノッチ形成刃物1のみでも使用可能である。
1はノッチ形成刃物、2は刃受台、3はノッチ形成刃物のホルダー、4は刃受台のホルダー、11はミシン刃、13は刃部、16はスペーサー、20は刃部進入空所、21は櫛形材、23は凸部、24は凹部、26はガード材、Bは包装袋、Baは縁部、Nはノッチ、Naはノッチ痕である。

Claims (4)

  1. 包装袋(B)の縁部(Ba)に引き裂き開始用のノッチ(N)を形成するためのノッチ形成刃物であって、全体が一枚物の薄板製で複数の刃部(13)を左右に間隔をもって形成した複数枚のミシン刃(11)を所定厚さのスペーサー(16)を介して重合させた状態で一体化させていることを特徴とする包装袋のノッチ形成刃物。
  2. 請求項1において、上記各ミシン刃(11)は、該各ミシン刃(11)のそれぞれの刃部(13)が千鳥状に配置されるように重合させていることを特徴とする包装袋のノッチ形成刃物。
  3. 請求項1又は2のノッチ形成刃物(1)と該ノッチ形成刃物(1)の上記各刃部(13)を受ける刃受台(2)からなるノッチ形成刃物セットであって、上記刃受台(2)の上面における上記ノッチ形成刃物(1)の上記各刃部(13)が対応するそれぞれの位置に、該各刃部(13)ごとに区画されていて該各刃部(13)を個別に進入させ得る刃部進入空所(20)をそれぞれ設けていることを特徴とする包装袋のノッチ形成刃物セット。
  4. 請求項3において、上記刃受台(2)の各刃部進入空所(20)は、上記各ミシン刃(11)の厚さに対応し且つ上記各刃部(13)に対応する位置にそれぞれ凹部(24)を設けた複数の櫛形材(21)の両面にそれぞれガード材(26)を接合させることによって、上記凹部(24)の両側面と上記両ガード材(26)の対向する各側面とで区画していることを特徴とする包装袋のノッチ形成刃物セット。
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