JP2015198353A - ミュート制御装置 - Google Patents

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Tsuyoshi Asao
勁 淺尾
芳徳 中西
Yoshinori Nakanishi
芳徳 中西
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Abstract

【課題】デジタルアンプが連続して過電流を検出した場合にミュート時間を長くすることを可能とすること。【解決手段】カウンタ回路3は、過電流検出端子OUTに接続され、デジタルアンプ100が電圧を出力した回数をカウントし、カウントした回数が所定回数に達した場合に、電位がハイレベルの電圧を出力する。変動回路4は、カウンタ回路3の出力に接続され、カウンタ回路3が出力する電位がハイレベルの電圧によって、フローティンググランドFGNDと負電源−Vとの間の電流消費量を増加させる。【選択図】図1

Description

本発明は、音声信号等の入力信号を増幅するスイッチングアンプ等のデジタルアンプのミュートを制御するミュート制御装置に関する。
音声信号等の入力信号を増幅するスイッチングアンプ等のデジタルアンプは、電源がオンされたときや電源がオフされたときに、電源電圧の変動に起因してノイズを発生することがある。例えば、デジタルアンプにスピーカーが接続されている場合、発生したノイズがスピーカーから出力されると、ユーザーにとって不快な音が発生する。これを防止するため、デジタルアンプのミュートを制御するミュート制御装置が用いられている(例えば、特許文献1参照。)。
また、ミュート制御装置は、デジタルアンプが過電流を検出した場合に、部品保護のため、デジタルアンプをミュートする。図4は、従来のミュート制御装置101の回路構成を示す図である。ミュート制御装置101には、シュミット回路102が用いられている。ミュート制御装置101においては、トランジスタQ2、Q3、抵抗R5〜R11、ツェナーダイオードD1によりシュミット回路102が構成されている。
まず、一般的なシュミット回路の特性について説明する。図5は、一般的なシュミット回路の回路構成を示す図である。シュミット回路は、入力電圧の電位が閾値VON以上で、電位がハイレベルの電圧Vを出力する。また、シュミット回路は、入力電圧の電位が閾値VOFF以下で、電位がローレベルの出力電圧Vを出力する。閾値VON、及び、VOFFは、以下の2式で表される。なお、VBEは、トランジスタQ1のベース−エミッタ間電圧を示している。
ON={1+R(1/R+1/R)}VBE
OFF=VON−(V*R/R
ここで、ヒステリシスVhis=V*R/Rであり、ヒステリシスVhisは、出力電圧Vに比例している。
以下、図4に基づいて、過電流検出時のミュート制御装置101の動作について説明する。デジタルアンプ103は、ミュート端子MUTEがローレベルの状態でミュート状態、ミュート端子MUTEがハイレベルの状態でミュート解除状態となる。なお、図4では、デジタルアンプ103の、ミュート制御に必要な構成のみ示している。デジタルアンプ103は、過電流を検出すると、所定電位(例えば、5V)の電圧を過電流検出端子OUTに出力する。過電流検出端子OUTは、トランジスタQ4のベースに接続されているため、トランジスタQ4がオンの状態となる。トランジスタQ4がオンの状態となると、コンデンサC3は、放電する。コンデンサC3が放電すると、コンデンサC3の電位が下降し、シュミット回路102の入力Vinの電圧が、シュミット回路102の閾値VOFF以下となる。シュミット回路102は、入力Vinの電圧がVOFF以下となると、電位がローレベルの電圧を出力する(出力Vout:ローレベル)。これにより、トランジスタQ1がオンの状態となることにより、ミュート端子MUTEは、トランジスタQ1を介して、フローティンググランドFGNDに接地され、ローレベルとなり、デジタルアンプ102がミュートする。ここで、トランジスタQ4がオフの状態となると、コンデンサC3が充電される。コンデンサC3が充電されると、コンデンサC3の電位が上昇し、シュミット回路102の入力Vinの電圧の電位が、閾値VONまで上昇する。シュミット回路102は、入力Vinの電圧が閾値VONまで上昇すると、電位がハイレベルの電圧を出力する(出力Vout:ハイレベル)。そうすると、トランジスタQ1がオフの状態となり、ミュート端子MUTEは、ハイレベルとなる。これにより、デジタルアンプ103は、ミュート解除状態となる。なお、フローティンググランドFGNDは、正電源+V、及び、負電源−Vに対する負荷によって電位が変動する。
図6は、デジタルアンプ103が過電流を検出した場合のミュート制御装置101における各部の電位の変化を示すグラフである。Voutは、シュミット回路102の出力Voutの電位を示している。VMUTEは、ミュート端子MUTEの電位を示している。Vは、コンデンサC3の電位(=Vinの電位)を示している。VFGNDは、フローティンググランドFGNDの電位を示している。デジタルアンプ103が過電流を検出し、過電流検出端子OUTに所定電位の電圧を出力すると、コンデンサC3の放電により、シュミット回路102の出力電圧の電位Voutは、ローレベルとなっており、トランジスタQ1がオンの状態となっている。このため、ミュート端子MUTEの電位VMUTEもローレベルである。ここから、コンデンサC3が充電されることにより、コンデンサC3の電位V(=Vinの電位)がシュミット回路102の閾値VONまで上昇すると、シュミット回路102の出力電圧Voutの電位がハイレベルとなる。このとき、トランジスタQ1がオフの状態となり、ミュート端子MUTEの電位VMUTEは、ハイレベルとなる。従って、ミュート制御装置101は、デジタルアンプ103が過電流を検出し、コンデンサC3が放電した後、コンデンサC3が充電され、コンデンサC3の電位Vがシュミット回路102の閾値VONまで上昇するまでの間、デジタルアンプ103をミュートさせている。
特開2011−166456号公報
上述のように、従来のミュート制御装置101においては、デジタルアンプ103が過電流を検出し、コンデンサC3が放電した後、コンデンサC3が充電され、コンデンサC3の電位Vがシュミット回路102の閾値VONまで上昇するまでの間、デジタルアンプ103をミュートさせている。ここで、デジタルアンプが連続して過電流を検出した場合、ミュート時間は、部品の保護のため、長い方が好ましい。
本発明の目的は、デジタルアンプが連続して過電流を検出した場合にミュート時間を長くすることを可能とすることである。
第1の発明のミュート制御装置は、過電流を検出した場合に、電圧を過電流検出端子に出力するデジタルアンプのミュートを制御するミュート制御装置であって、正電源と負電源との間に設けられたフローティンググランドと、前記正電源と、の間に設けられ、入力が前記過電流検出端子に接続され、入力電圧の電位が第1の閾値以上である場合に、電位がハイレベルの電圧を出力し、且つ、入力電圧の電位が第2の閾値以下である場合に、電位がローレベルの電圧を出力するシュミット回路と、入力が前記シュミット回路の出力に接続され、前記フローティンググランドと前記デジタルアンプのミュート端子との間に設けられ、入力電圧の電位がローレベルである場合に、オンの状態となるスイッチ素子と、前記過電流検出端子に接続され、前記デジタルアンプが電圧を出力した回数をカウントし、カウントした回数が所定回数に達した場合に、電位がハイレベルの電圧を出力するカウンタ回路と、前記カウンタ回路の出力に接続され、前記カウンタ回路が出力する電位がハイレベルの電圧によって、前記フローティンググランドと前記負電源との間の電流消費量を増加させる変動回路と、を備えることを特徴とする。
本発明では、変動回路は、カウンタ回路が出力する電位がハイレベルの電圧によって、フローティンググランドと負電源との間の電流消費量を増加させる。これにより、フローティンググランドの電位が低下し、正電源とフローティンググランドの電位差が大きくなる。ここで、第2の閾値は、第1の閾値からシュミット回路のヒステリシスを引いた値である(第2の閾値=第1の閾値−ヒステリシス)。ヒステリシスは、シュミット回路の出力電圧の電位に比例する。上述のように、フローティンググランドの電位が低下するため、シュミット回路の出力電圧とフローティンググランドとの電位差が大きくなり、これに比例するヒステリシスも大きくなる。これにより、第2の閾値が小さくなるため、過電流検出端子に出力される電圧の電位が第2の閾値まで下降するまでの時間が長くなる。従って、シュミット回路がハイレベルの電圧を出力してスイッチ素子をオフの状態にした後(ミュート状態)から、シュミット回路がローレベルの電圧を出力してスイッチ素子をオンの状態、すなわち、ミュート端子がスイッチ素子を介してフローティンググランドに接続され、デジタルアンプがミュート解除状態になるまでの時間が長くなる。このように、本発明によれば、デジタルアンプが連続して過電流を検出した場合にミュート時間を長くすることができる。
第2の発明のミュート制御装置は、第1の発明のミュート制御装置において、前記カウンタ回路は、一端が第1抵抗を介して前記過電流検出端子に接続され、他端が前記フローティンググランドに接続された第1コンデンサと、正入力端子が前記第1コンデンサの一端と接続され、負入力端子が所定電位の電源と接続され、出力端子が前記変動回路に接続されたオペアンプと、を有することを特徴とする。
本発明では、オペアンプは、正入力端子が第1コンデンサの一端と接続され、負入力端子が所定電位の電源と接続されている。従って、第1コンデンサが過電流検出端子に出力される電圧により充電され、第1コンデンサの電位が、所定電位以上となった場合に、オペアンプは、電位がハイレベルの電圧を出力する。ここで、過電流検出端子に出力される電圧によって増加する第1コンデンサの電位に応じて、電源の電位(所定電位)を設定することで、カウンタ回路が、電位がハイレベルの電圧を出力する、デジタルアンプの過電流検出回数(デジタルアンプが電圧を出力した回数)を設定することが可能である。このように、本発明では、オペアンプ等を使用した簡易なカウンタ回路により、デジタルアンプが電圧を出力した回数をカウントすることができる。
第3の発明のミュート制御装置は、第1又は第2の発明のミュート制御装置において、前記正電源と前記フローティンググランドとの間に接続された第2コンデンサと、前記負電源と前記フローティンググランドとの間に接続された第3コンデンサと、をさらに備え、前記変動回路は、ベースが前記カウンタ回路の出力に接続され、コレクタが第2抵抗を介して前記正電源に接続され、エミッタが前記フローティンググランドに接続されたnpn型の第1トランジスタと、ベースが前記第2抵抗と前記第1トランジスタのコレクタとの間に接続され、エミッタが前記正電源に接続され、コレクタが前記負電源に接続されたpnp型の第2トランジスタと、ベースが前記第2トランジスタのコレクタと前記負電源との間に接続され、コレクタが前記フローティンググランドに接続され、エミッタが第3抵抗を介して前記負電源に接続されたnpn型の第3トランジスタと、を有することを特徴とする。
本発明では、カウンタ回路が、電位がハイレベルの電圧を出力すると、第1トランジスタは、ベースの電圧がハイレベルの電位となり、オンの状態となる。第1トランジスタがオンの状態となると、第2トランジスタは、ベースの電圧がローレベルの電位となり、オンの状態となる。第2トランジスタがオンの状態となると、第3トランジスタは、ベースの電圧がハイレベルの電位となり、オンの状態となる。このとき、負電源とフローティンググランドとの間に接続された第3コンデンサの電荷が抜かれることにより、第3コンデンサが放電する。これにより、フローティンググランドと負電源との間の電流消費量が増加する。このように、本発明では、トランジスタ等を使用した簡易な変動回路により、フローティンググランドと負電源との間の電流消費量を増加させることができる。
第4の発明のミュート制御装置は、第1〜第3の発明のいずれかのミュート制御装置において、前記シュミット回路は、ベースが第4抵抗を介して前記過電流検出端子に接続され、コレクタが第5抵抗を介して前記正電源に接続され、エミッタが前記フローティンググランドに接続されたnpn型の第4トランジスタと、ベースが第6抵抗を介して前記第5抵抗と前記第4トランジスタのコレクタとの間に接続され、エミッタが前記正電源に接続され、コレクタが第7抵抗を介して前記フローティンググランドに接続されたpnp型の第5トランジスタと、一端が前記第4抵抗と前記第4トランジスタのベースとの間に接続され、他端が前記フローティンググランドに接続された第8抵抗と、一端が前記第5トランジスタのコレクタと前記第7抵抗との間に接続され、他端が第4トランジスタのベースと前記第8抵抗との間に接続された第9抵抗と、を有し、前記入力が、前記第4抵抗の、前記第4トランジスタのベースと接続されていない側にあり、前記出力が、前記第5トランジスタのコレクタと前記第7抵抗との間であることを特徴とする。
本発明では、第4トランジスタは、ベースの電圧がハイレベルの電位となると、オンの状態となる。第4トランジスタがオンの状態となると、第5トランジスタは、ベースの電圧がローレベルの電位となる。第5トランジスタは、ベースの電圧がローレベルの電位となると、オンの状態となる。シュミット回路の出力は、第5トランジスタのコレクタと第8抵抗との間であるから、第5トランジスタがオンの状態となると、シュミット回路は、電位がハイレベルの電圧を出力する。第4トランジスタは、ベースの電圧がローレベルの電位となると、オフの状態となる。第4トランジスタがオフの状態となると、第5トランジスタは、ベースの電圧がハイレベルの電位となる。第5トランジスタは、ベースの電圧がハイレベルの電位となると、オフの状態となる。第5トランジスタがオンの状態となると、シュミット回路は、電位がローレベルの電圧を出力する。このように、本発明では、トランジスタ等を使用した簡易なシュミット回路により、スイッチ素子を制御し、デジタルアンプをミュート状態、又は、ミュート解除状態に制御することができる。
第5の発明のミュート制御装置は、第1〜第4の発明のいずれかのミュート制御装置において、前記スイッチ素子は、ベースが前記シュミット回路の出力に接続され、コレクタが前記フローティンググランドに接続され、エミッタが前記デジタルアンプのミュート端子に接続されたpnp型の第6トランジスタであることを特徴とする。
本発明では、スイッチ素子は、ベースがシュミット回路の出力に接続され、コレクタがフローティンググランドに接続され、エミッタがデジタルアンプのミュート端子に接続されたpnp型の第6トランジスタである。従って、pnp型のトランジスタを用いた簡易な構成のスイッチ素子により、デジタルアンプをミュート状態、又は、ミュート解除状態に制御することができる。
本発明によれば、デジタルアンプが連続して過電流を検出した場合にミュート時間を長くすることができる。
本発明の実施形態に係るミュート制御装置の回路構成を示す図である。 ミュート制御装置における各部の電位の変化を示すグラフである。 ミュート制御装置における各部の電位の変化を示すグラフである。 従来のミュート制御装置の回路構成を示す図である。 シュミット回路の回路構成を示す図である。 従来のミュート制御装置における各部の電位の変化を示す図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。図1は、本実施形態に係るミュート制御装置の回路構成を示す図である。ミュート制御装置1は、デジタルアンプ100のミュートを制御する。図1に示すように、ミュート制御装置1には、電源V1の正電源+Vと負電源−Vを抵抗R1、R2によって分圧することで、正電源+Vと負電源−Vの間にフローティンググランドFGNDが設けられている。抵抗R1は、一端が正電源+Vに接続されており、他端がフローティンググランドFGNDに接続されている。抵抗R2は、一端がフローティンググランドFGNDに接続されており、他端が負電源−Vに接続されている。また、抵抗R1に並列して、コンデンサC1(第2コンデンサ)、抵抗R2に並列して、コンデンサC2(第3コンデンサ)が設けられている。これらのコンデンサC1、C2は、正電源+V、負電源−Vの電位を一定に保つためのものである。コンデンサC1は、一端が正電源+Vに接続されており、他端がフローティンググランドFGNDに接続されている。コンデンサC2は、一端がフローティンググランドFGNDに接続されており、他端が負電源−Vに接続されている。
ミュート制御装置1は、シュミット回路2、トランジスタQ1、カウンタ回路3、変動回路4等を備えている。シュミット回路2は、フローティンググランドFGNDと正電源+Vとの間に設けられている。また、シュミット回路2は、入力電圧の電位がVON(第1の閾値)以上である場合に、電位がハイレベルの電圧を出力する(Vout:ハイレベル)。また、シュミット回路2は、入力電圧の電位がVOFF(第2の閾値)以下である場合に、電位がローレベルの電圧を出力する(Vout:ローレベル)。なお、シュミット回路2の特性は、図5に示すシュミット回路と同様であるため、説明を省略し、以下、シュミット回路2の構成について説明する。
シュミット回路2は、トランジスタQ2、Q3、抵抗R5〜R11、ツェナーダイオードD1を有する。トランジスタQ3(第4トランジスタ)は、npn型のトランジスタである。トランジスタQ3は、ベースが抵抗R11(第4抵抗)、ダイオードD12を介して過電流検出端子OUTに接続されている。また、トランジスタQ3は、コレクタがツェナーダイオードD1、抵抗R9(第5抵抗)を介して正電源+Vに接続されている。また、トランジスタQ3は、エミッタがフローティンググランドFGNDに接続されている。ツェナーダイオードD1は、カソードが抵抗R9に接続されている。また、ツェナーダイオードD1は、アノードがトランジスタQ3のコレクタに接続されている。
トランジスタQ2(第5トランジスタ)は、pnp型のトランスタである。トランジスタQ2は、ベースが抵抗R8(第6抵抗)を介して、抵抗R9とトランジスタQ3のコレクタ(ツェナーダイオードD1)との間に接続されている。また、トランジスタQ2は、エミッタが正電源+Vに接続されている。また、トランジスタQ2は、コレクタが抵抗R5、抵抗R6(第7抵抗)を介してフローティンググランドFGNDに接続されている。
抵抗R10(第8抵抗)は、一端が抵抗R11とトランジスタQ3のベースとの間に接続されている。また、抵抗R10は、他端がフローティンググランドFGNDに接続されている。抵抗R7(第9抵抗)は、一端がトランジスタQ2のコレクタ(抵抗R5)と抵抗R6との間に接続されている。また、抵抗R7は、他端がトランジスタQ3のベースと抵抗R10との間に接続されている。
また、シュミット回路2の入力Vinは、過電流検出端子OUTに接続されている。すなわち、シュミット回路2の入力Vinは、抵抗R11のトランジスタQ3のベースと接続されていない側にある。従って、シュミット回路2は、過電流検出端子OUTに出力される電圧、すなわち、入力Vinの電位によって、電位がハイレベルの電圧、又は、電位がローレベルの電圧を出力する。ここで、デジタルアンプ100は、過電流を検出すると、電圧を過電流検出端子OUTに出力する。デジタルアンプ100が出力する電圧の電位は、図3に示すVinのように変化する。また、シュミット回路2の出力Voutは、抵抗R4を介して、トランジスタQ1のベースに接続されている。すなわち、シュミット回路2の出力Voutは、トランジスタQ2のコレクタ(抵抗R5)と抵抗R6との間である。
シュミット回路2の動作について説明する。トランジスタQ3は、入力Vinの電位により、ベースの電圧がハイレベルの電位(VON以上)となると、オンの状態となる。トランジスタQ3がオンの状態となると、トランジスタQ2は、ベースの電圧がローレベルの電位となる。トランジスタQ2は、ベースの電圧がローレベルの電位となると、オンの状態となる。シュミット回路の出力Voutは、トランジスタQ2のコレクタ(抵抗R5)と抵抗R6との間であるから、トランジスタQ2がオンの状態となると、シュミット回路2は、電位がハイレベルの電圧を出力する(Vout:ハイレベル)。トランジスタQ3は、ベースの電圧がローレベルの電位(VOFF以下)となると、オフの状態となる。トランジスタQ3がオフの状態となると、トランジスタQ2は、ベースの電圧がハイレベルの電位となる。トランジスタQ2は、ベースの電圧がハイレベルの電位となると、オフの状態となる。トランジスタQ2がオンの状態となると、シュミット回路2は、電位がローレベルの電圧を出力する(Vout:ローレベル)。
トランジスタQ1(スイッチ素子、第6トランジスタ)は、入力がシュミット回路2の出力Voutに接続され、フローティンググランドFGNDとデジタルアンプ100のミュート端子MUTEとの間に設けられ、入力電圧の電位がローレベルである場合に、オンの状態となるpnp型のトランジスタである。詳細には、トランジスタQ1は、抵抗R4を介して、ベースがシュミット回路2の出力Voutに接続されている。従って、シュミット回路2が、電位がローレベルの電圧を出力すると、トランジスタQ1は、オンの状態となる。また、シュミット回路2が、電位がハイレベルの電圧を出力すると、トランジスタQ1は、オフの状態となる。また、トランジスタQ1は、コレクタがフローティンググランドFGNDに接続されている。また、トランジスタQ1は、エミッタがデジタルアンプ100のミュート端子MUTEに接続されている。従って、トランジスタQ1がオンの状態では、ミュート端子MUTEがトランジスタQ1を介して、フローティンググランFGNDに接続され、ミュート端子MUTEがローレベルの電位となる。また、トランジスタQ1がオフの状態では、ミュート端子MUTEがハイレベルの電位となる。ここで、デジタルアンプ100は、ミュート端子MUTEがハイレベルの電位のとき、ミュート状態、ミュート端子MUTEがローレベルの電位のとき、ミュート解除状態となる。
カウンタ回路3は、過電流検出端子OUTに接続され、デジタルアンプ100が電圧を出力した回数をカウントし、カウントした回数が所定回数に達した場合に、電位がハイレベルの電圧を出力するものである。カウンタ回路3は、コンデンサC3、抵抗R15、電源V4、オペアンプX1を有する。コンデンサC3(第1コンデンサ)は、一端が抵抗R15(第1抵抗)、ダイオードD4を介して、過電流検出端子OUTに接続されている。また、コンデンサC3は、他端がフローティンググランドFGNDに接続されている。抵抗R15は、一端がダイオードD4を介して過電流検出端子OUTに接続されている。また、抵抗R15は、他端がコンデンサC3に接続されている。抵抗R15とコンデンサC3とによって積分回路が構成されている。なお、抵抗R16は、コンデンサC3の放電用の抵抗である。
オペアンプX1は、正入力端子がコンデンサC3の一端と接続されている。また、オペアンプX1は、負入力端子が所定電位(例えば、1.5V)の電源V4に接続されている。また、オペアンプX1は、出力端子が変動回路4に接続されている。オペアンプ1は、正入力端子の電圧の電位(コンデンサC3の電位)と、負入力端子の電圧の電位(電源V4の電位)と、を比較し、正入力端子の電圧の電位(コンデンサC3の電位)が負入力端子の電圧の電位(電源V4の電位)まで上昇すると、電位がハイレベルの電圧を出力する。
カウンタ回路3の動作について説明する。デジタルアンプ100が電圧を過電流検出端子OUTに出力すると、コンデンサC3は、過電流検出端子OUTに出力される電圧により充電される。過電流検出端子OUTに電圧が連続して出力されると、過電流検出端子OUTに電圧が出力される毎に、コンデンサC3は充電され、コンデンサC3の電位が上昇する。コンデンサC3の電位が、電源V4の電位(例えば、1.5V)まで上昇すると、オペアンプX1は、電位がハイレベルの電圧を出力する。
変動回路4は、カウンタ回路4の出力(オペアンプX1の出力端子)に接続され、カウンタ回路3が出力する電位がハイレベルの電圧によって、フローティンググランドFGNDと負電源−Vとの間の電流消費量を増加させるものである。変動回路4は、トランジスタQ11〜Q13、抵抗R13、R14、R17、R18、コンデンサC11、ツェナーダイオードD11を有する。
トランジスタQ11(第1トランジスタ)は、npn型のトランジスタである。トランジスタQ11は、ベースが抵抗R17を介してカウンタ回路4の出力(オペアンプX1の出力端子)に接続されている。従って、カウンタ回路3(オペアンプX1)が、電位がハイレベルの電圧を出力することにより、トランジスタQ11は、オンの状態となる。また、トランジスタQ11は、コレクタが抵抗R13(第2抵抗)を介して正電源+Vに接続されている。また、トランジスタQ11は、エミッタがフローティンググランドFGNDに接続されている。抵抗R18は、一端がトランジスタQ1のベースに接続されている。また、抵抗R18は、他端がフローティンググランドFGNDに接続されている。
トランジスタQ12(第2トランジスタ)は、pnp型のトランジスタである。トランジスタQ12は、ベースが抵抗R13とトランジスタQ11のコレクタとの間に接続されている。従って、トランジスタQ11がオンの状態のとき、トランジスタQ12は、ベースの電圧がローレベルの電位となることで、オンの状態となる。また、トランジスタQ12は、エミッタが正電源+Vに接続されている。また、トランジスタQ12は、コレクタがツェナーダイオードD11を介して負電源−Vに接続されている。ツェナーダイオードD11は、カソードがトランジスタQ12のコレクタに接続されている。また、ツェナーダイオードD11は、アノードが負電源−Vに接続されている。
トランジスタQ13(第3トランジスタ)は、npn型のトランジスタである。トランジスタQ13は、ベースがトランジスタQ12のコレクタと負電源−V(ツェナーダイオードD11)との間に接続されている。従って、トランジスタQ12がオンの状態のとき、トランジスタQ13は、ベースの電圧がハイレベルの電位となるため、オンの状態となる。また、トランジスタQ13は、コレクタが正電源+Vに接続されている。また、トランジスタQ13は、エミッタが抵抗R14(第3抵抗)を介して、負電源−Vに接続されている。
以下、デジタルアンプ100が電圧を過電流検出端子OUTに出力した場合のミュート制御装置1の動作について説明する。デジタルアンプ100が電圧を過電流検出端子OUTに出力すると、シュミット回路2の入力Vinの電圧の電位は、シュミット回路2のVON以上となる。シュミット回路2は、入力Vinの電圧の電位が、VON以上となると、電位がハイレベルの電圧を出力する(Vout:ハイレベル)。シュミット回路2が、電位がハイレベルの電圧を出力すると、トランジスタQ1は、ベースの電圧がハイレベルの電位となる。トランジスタQ1は、ベースの電圧がハイレベルの電位となると、オフの状態となる。トランジスタQ1がオフの状態となると、デジタルアンプ100のミュート端子MUTEの電圧は、ハイレベルの電位となる。デジタルアンプ100は、ミュート端子MUTEの電圧がハイレベルの電位となると、ミュート状態となる。
これと同時に、カウンタ回路3では、デジタルアンプ100が電圧を過電流検出端子OUTに出力すると、コンデンサC3は、過電流検出端子OUTに出力される電圧により充電される。デジタルアンプ100が、連続して所定回数(例えば、5回)電圧を過電流検出端子OUTに出力した場合、コンデンサC3の電位は、電源V4の電位(例えば、1.5V)まで上昇する。コンデンサC3の電位が電源V4の電位まで上昇すると、オペアンプX1は、電位がハイレベルの電圧を出力する。
オペアンプX1が、電位がハイレベルの電圧を出力すると、変動回路4において、トランジスタQ11は、ベースの電圧がハイレベルの電位となる。トランジスタQ11は、ベースの電圧がハイレベルの電位となると、オンの状態となる。トランジスタQ11がオンの状態となると、トランジスタQ12は、ベースの電圧がローレベルの電位となる。トランジスタQ12は、ベースの電圧がローレベルの電位となると、オンの状態となる。トランジスタQ12がオンの状態となると、トランジスタQ13は、ベースの電圧がハイレベルの電位となる。トランジスタQ13は、ベースの電圧がハイレベルの電位となると、オンの状態となる。トランジスタQ13がオンの状態となると、負電源−VとフローティンググランドFGNDとの間に接続されたコンデンサC2の電荷が抜かれることにより、コンデンサC2が放電する。これにより、フローティンググランドFGNDと負電源−Vとの間の電流消費量が増加する。フローティンググランドFGNDと負電源−Vとの間の電流消費量が増加すると、フローティンググランドFGNDの電位が低下することで、正電源+VとフローティンググランドFGNDの電位差が大きくなる。また、シュミット回路2の出力Voutの電圧とフローティンググランドFGNDとの電位差も大きくなる。
一方、シュミット回路2の入力Vinの電圧がVOFFまで下降すると、シュミット回路2は、電位がローレベルの電圧を出力する(Vout:ローレベル)。シュミット回路2が、電位がローレベルの電圧を出力すると、トランジスタQ1は、ベースの電圧がローレベルの電位となる。トランジスタQ1は、ベースの電圧がローレベルの電位となると、オンの状態となる。トランジスタQ1がオンの状態となると、デジタルアンプ100のミュート端子MUTEは、トランジスタQ1を介して、フローティンググランドFGNDに接続される。デジタルアンプ100のミュート端子MUTEは、フローティンググランドに接続されると、電圧がローレベルの電位となる。デジタルアンプ100は、ミュート端子MUTEの電圧がローレベルの電位となると、ミュート解除状態となる。
ここで、VOFFは、VONからシュミット回路2のヒステリシスを引いた値である(VOFF=VON−ヒステリシス)。ヒステリシスは、シュミット回路2の出力Voutの電圧の電位に比例する。上述のように、フローティンググランドFGNDの電位が低下しているため、シュミット回路2の出力Vinの電圧とフローティンググランドFGNDとの電位差が大きくなり、これに比例するヒステリシスも大きくなる。これにより、VOFF(=VON−ヒステリシス)が小さくなるため、入力Vinの電圧の電位がVOFFまで下降するまでの時間が長くなる。従って、シュミット回路2によりトランジスタQ1がオン、すなわち、ミュート端子MUTEがトランジスタQ1を介してフローティンググランドに接続され、デジタルアンプ100がミュート解除状態になるまでの時間が長くなる。
なお、ミュート制御装置1は、デジタルアンプ100が過電圧を検出した場合も、デジタルアンプ100をミュートする。デジタルアンプ100は、過電圧を検出すると、過電圧検出端子OUT2に電圧を出力する。これにより、上述のように、デジタルアンプ100がミュートの状態となる。ここで、過電圧検出端子OUT2に出力される電圧は、カウンタ回路3に出力されないため、変動回路4によるミュート状態からミュート解除状態となるまでの時間を長くする動作は行われない。このため、過電圧検出時は、従来と同じミュート時間となる。
図2は、デジタルアンプ100が過電流を検出した場合のミュート制御装置1における各部の電位の変化を示す図である。Voutは、シュミット回路2の出力Voutの電位を示している。VMUTEは、ミュート端子MUTEの電位を示している。Vは、コンデンサC3の電位を示している。Vは、電源V4の電位を示している。VFGNDは、フローティンググランドFGNDの電位を示している。デジタルアンプ100が過電流を検出し、過電流検出端子OUTに電圧を出力すると、シュミット回路2の出力電圧の電位Voutは、ハイレベルとなっており、トランジスタQ1がオフの状態となっている。このため、ミュート端子MUTEの電位VMUTEもハイレベルである。
また、コンデンサC3は、過電流検出端子OUTに出力される電圧により充電され、電位Vが増加している。コンデンサC3の電位Vは、デジタルアンプ100が過電流を検出し、過電流検出端子OUTに電圧を出力する毎に、増加している。ここでは、デジタルアンプ100が5回目に過電流検出端子OUTに電圧を出力したときに、コンデンサC3の電位が、電源V4の電位まで上昇している。このとき、カウンタ回路3(オペアンプX1)は、電位がハイレベルの電圧を出力する。このため、フローティンググランドFGNDの電位VFGNDは、変動回路4により、低下されている。これにより、VoutとVFGNDとの電位差が大きくなっているため、上述のように、シュミット回路2のVOFFが小さくなっている。
図3は、カウンタ回路3が、電位がハイレベルの電圧を出力した後のミュート制御装置1における各部の電位の変化を示す図である。Vinは、シュミット回路2の入力Vinの電位を示している。シュミット回路2の入力電圧の電位Vinがシュミット回路2のVOFFまで下降すると、シュミット回路2の出力電圧Voutの電位がローレベルとなる。このとき、トランジスタQ1がオンの状態となり、ミュート端子MUTEの電位VMUTEは、ローレベルとなる。上述のように、シュミット回路2のVOFFが小さくなっているため、従来と比べて、シュミット回路2の入力電圧の電位Vinがシュミット回路2のVOFFまで下降するまでの時間が長くなり、シュミット回路2が、電位がハイレベルの電圧を出力している時間が長くなっている。
以上説明したように、本実施形態では、変動回路4は、カウンタ回路3が出力する電位がハイレベルの電圧によって、フローティンググランドFGNDと負電源−Vとの間の電流消費量を増加させる。これにより、フローティンググランドFGNDの電位が低下し、正電源+VとフローティンググランドFGNDの電位差が大きくなる。ここで、シュミット回路2のVOFFは、VONからシュミット回路2のヒステリシスを引いた値である(VOFF=VON−ヒステリシス)。ヒステリシスは、シュミット回路2の出力Voutの電圧の電位に比例する。上述のように、フローティンググランドFGNDの電位が低下するため、シュミット回路2の出力Voutの電圧とフローティンググランドFGNDとの電位差が大きくなり、これに比例するヒステリシスも大きくなる。これにより、シュミット回路2のVOFFが小さくなるため、過電流検出端子OUTに出力される電圧の電位(シュミット回路2の入力Vin)がVOFFまで下降するまでの時間が長くなる。従って、シュミット回路2がハイレベルの電圧を出力してトランジスタQ1をオフの状態にした後(ミュート状態)から、シュミット回路2がローレベルの電圧を出力してトランジスタQ1をオンの状態、すなわち、ミュート端子MUTEがトランジスタQ1を介してフローティンググランドFGNDに接続され、デジタルアンプ100がミュート解除状態になるまでの時間が長くなる。このように、本実施形態によれば、デジタルアンプ100が連続して過電流を検出した場合にミュート時間を長くすることができる。
また、本実施形態では、コンデンサC3が過電流検出端子OUTに出力される電圧により充電され、コンデンサC3の電位が、電源V4の電位(所定電位)以上となった場合に、オペアンプX1は、電位がハイレベルの電圧を出力する。ここで、過電流検出端子OUTに出力される電圧によって増加するコンデンサC3の電位に応じて、電源V4の電位(所定電位)を設定することで、カウンタ回路3が、電位がハイレベルの電圧を出力する、デジタルアンプ100の過電流検出回数(デジタルアンプ100が電圧を出力した回数)を設定することが可能である。このように、本実施形態では、オペアンプX1等を使用した簡易なカウンタ回路3により、デジタルアンプ100が電圧を出力した回数をカウントすることができる。
また、本実施形態では、トランジスタQ11等を使用した簡易な変動回路4により、フローティンググランドFGNDと負電源−Vとの間の電流消費量を増加させることができる。
また、本実施形態では、トランジスタQ2等を使用した簡易なシュミット回路2により、トランジスタQ1を制御し、デジタルアンプ100をミュート状態、又は、ミュート解除状態に制御することができる。
また、本実施形態では、pnp型のトランジスタQ1を用いた簡易な構成のスイッチ素子により、デジタルアンプ100をミュート状態、又は、ミュート解除状態に制御することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明を適用可能な形態は、上述の実施形態には限られるものではなく、以下に例示するように、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更を加えることが可能である。
上述の実施形態においては、カウンタ回路3は、デジタルアンプ100が電圧を出力した回数が5回に達した場合に、電位がハイレベルの電圧を出力するようになっている。カウンタ回路3がハイレベルの電圧を出力する場合の、デジタルアンプ100が電圧を出力した回数は、電源V4の電位の変更、コンデンサC3の容量、抵抗R15の抵抗値の変更等によって、変更することが可能である。
上述の実施形態においては、入力がシュミット回路2の出力Vinに接続され、フローティンググランドFGNDとデジタルアンプ100のミュート端子MUTEとの間に設けられ、入力電圧の電位がローレベルである場合に、オンの状態となるスイッチ素子として、pnp型のトランジスタQ1を例示した。これに限らず、入力電圧の電位がローレベルである場合に、オンの状態となるスイッチ素子であれば、MOSFET等であってもよい。
上述の実施形態においては、シュミット回路2は、npn型のトランジスタQ2、pnp型のトランジスタQ3等により構成されている。これに限らず、npn型のトランジスタQ2を2つ用いてシュミット回路を構成することも可能である。また、例えば、オペアンプを用いてシュミット回路を構成することも可能である。
本発明は、デジタルアンプのミュートを制御するミュート制御装置に好適に採用され得る。
1 ミュート制御装置
2 シュミット回路
3 カウンタ回路
4 変動回路
100 デジタルアンプ
C1 コンデンサ(第2コンデンサ)
C2 コンデンサ(第3コンデンサ)
C3 コンデンサ(第1コンデンサ)
FGND フローティンググランド
Q1 トランジスタ(スイッチ素子、第6トランジスタ)
Q2 トランジスタ(第5トランジスタ)
Q3 トランジスタ(第4トランジスタ)
Q11 トランジスタ(第1トランジスタ)
Q12 トランジスタ(第2トランジスタ)
Q13 トランジスタ(第3トランジスタ)
R6 抵抗(第7抵抗)
R7 抵抗(第9抵抗)
R8 抵抗(第6抵抗)
R9 抵抗(第5抵抗)
R10 抵抗(第8抵抗)
R11 抵抗(第4抵抗)
R13 抵抗(第2抵抗)
R14 抵抗(第3抵抗)
R15 抵抗(第1抵抗)
V4 電源
X1 オペアンプ
MUTE ミュート端子
OUT 過電流検出端子

Claims (5)

  1. 過電流を検出した場合に、電圧を過電流検出端子に出力するデジタルアンプのミュートを制御するミュート制御装置であって、
    正電源と負電源との間に設けられたフローティンググランドと、前記正電源と、の間に設けられ、入力が前記過電流検出端子に接続され、入力電圧の電位が第1の閾値以上である場合に、電位がハイレベルの電圧を出力し、且つ、入力電圧の電位が第2の閾値以下である場合に、電位がローレベルの電圧を出力するシュミット回路と、
    入力が前記シュミット回路の出力に接続され、前記フローティンググランドと前記デジタルアンプのミュート端子との間に設けられ、入力電圧の電位がローレベルである場合に、オンの状態となるスイッチ素子と、
    前記過電流検出端子に接続され、前記デジタルアンプが電圧を出力した回数をカウントし、カウントした回数が所定回数に達した場合に、電位がハイレベルの電圧を出力するカウンタ回路と、
    前記カウンタ回路の出力に接続され、前記カウンタ回路が出力する電位がハイレベルの電圧によって、前記フローティンググランドと前記負電源との間の電流消費量を増加させる変動回路と、
    を備えることを特徴とするミュート制御装置。
  2. 前記カウンタ回路は、
    一端が第1抵抗を介して前記過電流検出端子に接続され、他端が前記フローティンググランドに接続された第1コンデンサと、
    正入力端子が前記第1コンデンサの一端と接続され、負入力端子が所定電位の電源と接続され、出力端子が前記変動回路に接続されたオペアンプと、
    を有することを特徴とする請求項1に記載のミュート制御装置。
  3. 前記正電源と前記フローティンググランドとの間に接続された第2コンデンサと、
    前記負電源と前記フローティンググランドとの間に接続された第3コンデンサと、をさらに備え、
    前記変動回路は、
    ベースが前記カウンタ回路の出力に接続され、コレクタが第2抵抗を介して前記正電源に接続され、エミッタが前記フローティンググランドに接続されたnpn型の第1トランジスタと、
    ベースが前記第2抵抗)と前記第1トランジスタのコレクタとの間に接続され、エミッタが前記正電源に接続され、コレクタが前記負電源に接続されたpnp型の第2トランジスタと、
    ベースが前記第2トランジスタのコレクタと前記負電源との間に接続され、コレクタが前記フローティンググランドに接続され、エミッタが第3抵抗を介して前記負電源に接続されたnpn型の第3トランジスタと、
    を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のミュート制御装置。
  4. 前記シュミット回路は、
    ベースが第4抵抗を介して前記過電流検出端子に接続され、コレクタが第5抵抗を介して前記正電源に接続され、エミッタが前記フローティンググランドに接続されたnpn型の第4トランジスタと、
    ベースが第6抵抗を介して前記第5抵抗と前記第4トランジスタのコレクタとの間に接続され、エミッタが前記正電源に接続され、コレクタが第7抵抗を介して前記フローティンググランドに接続されたpnp型の第5トランジスタと、
    一端が前記第4抵抗と前記第4トランジスタのベースとの間に接続され、他端が前記フローティンググランドに接続された第8抵抗と、
    一端が前記第5トランジスタのコレクタと前記第7抵抗との間に接続され、他端が第4トランジスタのベースと前記第8抵抗との間に接続された第9抵抗と、を有し、
    前記入力が、前記第4抵抗の、前記第4トランジスタのベースと接続されていない側にあり、
    前記出力が、前記第5トランジスタのコレクタと前記第7抵抗との間であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のミュート制御装置。
  5. 前記スイッチ素子は、ベースが前記シュミット回路の出力に接続され、コレクタが前記フローティンググランドに接続され、エミッタが前記デジタルアンプのミュート端子に接続されたpnp型の第6トランジスタであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のミュート制御装置。
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