JP2015196873A - ラジカル酸素水製造装置およびラジカル酸素水製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】廃液を出さずに、酸素ラジカルを高濃度で含有するラジカル酸素水を製造するための装置を提供する。
【解決手段】原料水供給部11、電解液供給部10、および電気分解部を有し、前記電気分解部が、第1面と第1面の反対側に在る第2面とを有する固体電解質膜8、第1面の側に設けられ且つ原料水供給部11から供給される原料水が接触するように配置された陽極部A、第2面の側に設けられ且つ電解液供給部10から供給される電解液が接触するように配置された陰極部C、固体電解質膜8と陽極部Aと陰極部Cとを収容する電解セル1、陰極部Cと陽極部Aとの間に電圧を印加する手段、および陽極部Aで生成するラジカル酸素水Woに陰極部Cから排出される電解液Dを混ぜ合わせる手段を有する、ラジカル酸素水製造装置。
【選択図】図1
【解決手段】原料水供給部11、電解液供給部10、および電気分解部を有し、前記電気分解部が、第1面と第1面の反対側に在る第2面とを有する固体電解質膜8、第1面の側に設けられ且つ原料水供給部11から供給される原料水が接触するように配置された陽極部A、第2面の側に設けられ且つ電解液供給部10から供給される電解液が接触するように配置された陰極部C、固体電解質膜8と陽極部Aと陰極部Cとを収容する電解セル1、陰極部Cと陽極部Aとの間に電圧を印加する手段、および陽極部Aで生成するラジカル酸素水Woに陰極部Cから排出される電解液Dを混ぜ合わせる手段を有する、ラジカル酸素水製造装置。
【選択図】図1
Description
本発明は、ラジカル酸素水製造装置およびラジカル酸素水製造方法に関する。より詳しくは、廃液を出さずに、酸素ラジカルを高濃度で含有するラジカル酸素水を製造するための、流し下などの狭い場所への設置に適した、装置および方法に関する。
水を電気分解することによってラジカル酸素水を製造することができる。この電気分解を利用したラジカル酸素水製造装置が種々提案されている。
例えば、特許文献1には、ケーシング内を固形電解質膜によって陽極室と陰極室とに仕切るとともに、陽極室側の固形電解質膜面にオゾン発生触媒機能を有する貴金属を有する陽極電極を、陰極室側の固形電解質膜面に陰極電極を夫々圧接して設け、且つ、陽極室と陰極室の夫々に流入口と流出口を設け、更に陽極電極と陰極電極との間に直流電圧を印加してなるラジカル酸素水製造装置において、前記陽極電極と陰極電極の一方又は両方が進退駆動手段によって固形電解質膜に対して圧接及び離脱可能に設けられてなることを特徴とするラジカル酸素水製造装置が開示されている。
特許文献2には、第1の面と前記第1の面と反対側の第2の面とを有する固体電解質膜、前記第1の面の側に前記第1の面に接して設けられ水が流通可能な陽極、前記第2の面の側に前記第2の面から離れて設けられた陰極、および前記陰極と前記第2の面との間に設けられ電解液が介在可能な流路を具備し、前記第2の面の側の前記電解液の圧力が前記第1の面の側の前記水の圧力よりも高い水電解装置が開示されている。
これらラジカル酸素水製造装置では、陽極を通過することによって生成される陽極水(ラジカル酸素水)と、陰極を通過した使用済み電解液とが排出される。
これらラジカル酸素水製造装置では、陽極を通過することによって生成される陽極水(ラジカル酸素水)と、陰極を通過した使用済み電解液とが排出される。
排出されるラジカル酸素水(陽極水)は、洗浄などの用途に利用される。一方、排電解液は、通常、廃棄される。排電解液を廃棄するために排電解液用配管が必要になる。流しの下などの狭い場所にラジカル酸素水製造装置を設置しようとすると、ラジカル酸素水用配管と排電解液用配管を複雑に設置しなければならない。
本発明の目的は、廃液を出さずに、高濃度ラジカル酸素水を効率的に製造するための装置および方法を提供することである。特に、本発明の目的は複雑な配管の設置を要せず、流し下、床清掃機内などの狭い場所への設置に適するラジカル酸素水製造装置および方法を提供することである。
本発明の目的は、廃液を出さずに、高濃度ラジカル酸素水を効率的に製造するための装置および方法を提供することである。特に、本発明の目的は複雑な配管の設置を要せず、流し下、床清掃機内などの狭い場所への設置に適するラジカル酸素水製造装置および方法を提供することである。
上記目的を達成するために検討した結果、以下の形態を包含する本発明を見出した。
〔1〕原料水供給部、電解液供給部、および電気分解部を有し、
前記電気分解部が、第1面と第1面の反対側に在る第2面とを有する固体電解質膜、第1面の側に設けられ且つ原料水供給部から供給される原料水が接触するように配置された陽極部、第2面の側に設けられ且つ電解液供給部から供給される電解液が接触するように配置された陰極部、固体電解質膜、陽極部および陰極部を収容する電解セル、陰極部と陽極部との間に電圧を印加する手段、および陽極部で生成するラジカル酸素水に陰極部から排出される電解液を混ぜ合わせる手段を有する、ラジカル酸素水製造装置。
〔1〕原料水供給部、電解液供給部、および電気分解部を有し、
前記電気分解部が、第1面と第1面の反対側に在る第2面とを有する固体電解質膜、第1面の側に設けられ且つ原料水供給部から供給される原料水が接触するように配置された陽極部、第2面の側に設けられ且つ電解液供給部から供給される電解液が接触するように配置された陰極部、固体電解質膜、陽極部および陰極部を収容する電解セル、陰極部と陽極部との間に電圧を印加する手段、および陽極部で生成するラジカル酸素水に陰極部から排出される電解液を混ぜ合わせる手段を有する、ラジカル酸素水製造装置。
〔2〕陽極部が導電性多孔体、導電性網状体または導電性繊維集合体から成る陽極層を有し、該陽極層が固体電解質膜に接触しており、原料水供給部から供給される原料水が前記陽極層中の空隙を通過し、 陰極部が導電性多孔体、導電性網状体または導電性繊維集合体から成る陰極層を有し、該陰極層が固体電解質膜に接触しておらず、且つ電解液供給部から供給される電解液が前記陰極層中の空隙を通過するようになっている、〔1〕に記載のラジカル酸素水製造装置。
〔3〕陰極部と固体電解質膜との間に非導電性多孔体、非導電性網状体または非導電性繊維集合体から成る誘電層をさらに有し、且つ電解液供給部から供給される電解液が前記陰極層中の空隙および前記誘電層中の空隙を通過するようになっている、〔2〕に記載のラジカル酸素水製造装置。
〔4〕電解液は、塩素イオン濃度が10mg/L以上飽和濃度以下である、〔1〕〜〔3〕のいずれかひとつに記載のラジカル酸素水製造装置。
〔3〕陰極部と固体電解質膜との間に非導電性多孔体、非導電性網状体または非導電性繊維集合体から成る誘電層をさらに有し、且つ電解液供給部から供給される電解液が前記陰極層中の空隙および前記誘電層中の空隙を通過するようになっている、〔2〕に記載のラジカル酸素水製造装置。
〔4〕電解液は、塩素イオン濃度が10mg/L以上飽和濃度以下である、〔1〕〜〔3〕のいずれかひとつに記載のラジカル酸素水製造装置。
〔5〕第1面と第1面の反対側に在る第2面とを有する固体電解質膜、第1面の側に設けられた陽極部、第2面の側に設けられた陰極部、および固体電解質膜と陽極部と陰極部とを収容する電解セルを有する装置に、
陽極部に接触するように原料水を供給し、
陰極部に接触するように電解液を供給し、
陰極部と陽極部との間に電圧を印加して原料水からラジカル酸素水を生成させ、
陽極部で生成するラジカル酸素水に陰極部から排出される電解液を混ぜ合わせることを含む、ラジカル酸素水の製造方法。
陽極部に接触するように原料水を供給し、
陰極部に接触するように電解液を供給し、
陰極部と陽極部との間に電圧を印加して原料水からラジカル酸素水を生成させ、
陽極部で生成するラジカル酸素水に陰極部から排出される電解液を混ぜ合わせることを含む、ラジカル酸素水の製造方法。
本発明に係るラジカル酸素水製造装置またはラジカル酸素水製造方法によれば、廃液を出さずに、酸素ラジカルを高濃度で含有するラジカル酸素水を製造することができる。本発明に係るラジカル酸素水製造装置は、複雑な配管の設置を要しないので、流しの下、床清掃機内などの狭い場所への設置に適している。本発明によると、陽極部における酸化劣化および固体電解質膜の劣化が抑制されるので、ラジカル酸素水への変換効率が高く維持される。
本発明のラジカル酸素水製造装置およびラジカル酸素水製造方法を、図1または図2を参照しながら、説明する。なお、本発明は図に描かれた形態のみに限定されない。本発明の趣旨に反しない範囲で、各部位を、変形、追加または省略したものも本発明の範囲に包含される。
本発明の一実施形態に係るラジカル酸素水製造装置は、原料水供給部(11)、電解液供給部(10)、および電気分解部を有する。
電気分解部は、固体電解質膜(8)と、陽極部(A)と、陰極部(C)と、電解セル(1)と、陰極部と陽極部との間に電圧を印加する手段と、必要に応じて電解セル内の圧力を高くする手段とを有している。電解セル(1)の中に固体電解質膜、陽極部および陰極部が収容される。
電気分解部は、固体電解質膜(8)と、陽極部(A)と、陰極部(C)と、電解セル(1)と、陰極部と陽極部との間に電圧を印加する手段と、必要に応じて電解セル内の圧力を高くする手段とを有している。電解セル(1)の中に固体電解質膜、陽極部および陰極部が収容される。
原料水供給部(11)は、電解セル(1)に原料水を供給することができるものであれば、特に制限されない。原料水供給部(11)は、通常、水源、ポンプおよび配管を有する。原料水としては、上水道水、河川湖沼の水、地下水などの淡水を用いることができる。これらのうち、安全衛生性、利便性の観点から上水道水が好ましい。水源は、ラジカル酸素水製造装置内にタンクを設け、そのタンクに原料水を貯めおくものであってもよいし、ラジカル酸素水製造装置にホースなどで上水施設から原料水を供給するようにしたものであってもよい。
原料水供給部(11)における配管の途中に、フィルタ、沈殿槽などを設けて、不純物、浮遊物を除去することができる。フィルタとしては、陽イオン交換樹脂フィルタ、陰イオン交換樹脂フィルタ、活性炭フィルタ、亜硫酸カルシウムフィルタなどが挙げられる。陽イオン交換樹脂フィルタを用いると、例えば、カルシウム、マグネシウムなどのミネラル分を原料水から除去することができる。ミネラル分は電極に固着して、電極を劣化させることがある。原料水の温度は、電解セル内において、0〜45℃であることが好ましい。
電解液供給部(10)は、電解セル(1)に電解液を供給することができるものであれば、特に制限されない。電解液供給部(10)は、通常、電解液調製部、ポンプおよび配管を有する。
電解液は、電解質化合物または高濃度電解液を淡水に溶解または淡水で希釈することによって調製することができる。高濃度電解液は電解セル(1)に入る手前にて淡水で希釈してもよいし、電解セル(1)の中で希釈してもよい。電解セルの中で希釈する方法としては、例えば、電解セルに収容された固体電解質膜(8)と陰極部(C)との間にまたは誘電層(9)と陰極部(C)との間に多孔質膜(22)を仕切りとして設け、該多孔質膜の陰極部(C)側に淡水を、該多孔質膜の固体電解質膜(8)側に高濃度電解液を、それぞれ供給し、多孔質膜を通して高濃度電解液が陰極部(C)に滲み入るようにして、陰極部における電解液濃度が所定値になるようにすることができる(図2)。このようにすると、電気分解の効率を高めることができ、且つ陰極部の劣化を抑制することができる。なお、希釈に用いられる淡水は、独自の供給手段によって供給してもよいし、原料水供給部から供給される原料水の一部を分流させて供給してもよい。多孔質膜(22)には、たとえば、多孔質フッ素樹脂膜(オムニポア膜など)が用いられる。
電解液は、電解質化合物または高濃度電解液を淡水に溶解または淡水で希釈することによって調製することができる。高濃度電解液は電解セル(1)に入る手前にて淡水で希釈してもよいし、電解セル(1)の中で希釈してもよい。電解セルの中で希釈する方法としては、例えば、電解セルに収容された固体電解質膜(8)と陰極部(C)との間にまたは誘電層(9)と陰極部(C)との間に多孔質膜(22)を仕切りとして設け、該多孔質膜の陰極部(C)側に淡水を、該多孔質膜の固体電解質膜(8)側に高濃度電解液を、それぞれ供給し、多孔質膜を通して高濃度電解液が陰極部(C)に滲み入るようにして、陰極部における電解液濃度が所定値になるようにすることができる(図2)。このようにすると、電気分解の効率を高めることができ、且つ陰極部の劣化を抑制することができる。なお、希釈に用いられる淡水は、独自の供給手段によって供給してもよいし、原料水供給部から供給される原料水の一部を分流させて供給してもよい。多孔質膜(22)には、たとえば、多孔質フッ素樹脂膜(オムニポア膜など)が用いられる。
電解質化合物としては、NaCl、KCl、LiClなどのアルカリ金属塩化物、塩化水素または塩酸が好適に用いられる。また、用いられる電解液は、塩素イオンの濃度が、好ましくは10mg/L以上飽和濃度以下、より好ましくは50mg/L以上飽和濃度以下、さらに好ましくは100mg/L以上飽和濃度以下である。塩素イオン濃度が高いと陽極層の酸化劣化が抑制され電流効率が高く維持される。
また、電解液には、電気伝導度を向上させるために、他の電解質材料を加えても良い。例えば、硝酸イオンや硫酸イオンを生じさせるような材料が挙げられる。そのような材料として、硝酸、硫酸、硝酸ナトリウム、又は硫酸ナトリウムが例示される。更に、電解液のpHを安定化させるために、電解液を緩衝溶液としても良い。例えば、NaClの水溶液に、ホウ酸+ホウ酸ナトリウム、リン酸+リン酸ナトリウム、酢酸+酢酸ナトリウム、又はクエン酸+クエン酸ナトリウムなどを加えることで、電解液を緩衝溶液とすることができる。電解液は、塩素イオン以外のハロゲンイオンを含んでもよいが、その濃度は10mg/L以下であることが好ましい。電解液に金属錯体を形成する酸を添加すると、陰極部の表面に物質が析出することを抑制することができ、好ましい。金属錯体を形成する酸としては、酢酸、クエン酸、アスコルビン酸などの有機酸が挙げられる。
電解液は後述するとおり循環使用されることがある。そのような場合は電解液に防藻剤、殺菌剤などを含有させることが好ましい。電解液の温度は、電解セル内において、0〜45℃であることが好ましい。また、陽極部で生成したラジカル酸素水を陰極部に供給して陰極部を清掃することもできる。
固体電解質膜(8)は、電解セル内において陽極部と陰極部との間に設置される。固体電解質膜の第1面側に陽極部が、固体電解質膜の第2面側に陰極部が配置される。固体電解質膜には、プロトン導電膜(H型のイオン交換膜)が好ましく用いられる。プロトン導電膜としては、スルフォン酸型の強酸性陽イオン交換樹脂、パーフルオロスルホン酸ポリマー膜などが挙げられる。市販品として、ナフィオン膜(登録商標:デュポン社製)が例示できる。固体電解質膜の厚さは、好ましくは0.05〜0.5mm、より好ましくは0.1〜0.3mmである。固体電解質膜の端を電解セルの内壁に密に接しさせ、陽極部側と陰極部側との間を遮り、固体電解質膜を通してのイオンや電子などのやり取りだけが陽極部と陰極部との間で行われるようにすることが好ましい。
陽極部(A)は、固体電解質膜の第1面側で、電解セルの原料水導入口からラジカル酸素水排出口との間に設置される。陽極部は、アノード電極(5)と、陽極層とを有することが好ましい。アノード電極は、直流電源の陽極に接続される部分であり、例えば、チタンなどの導電体の板で構成されている。陽極層は、導電性多孔体、導電性網状体または導電性繊維集合体で構成されていることが好ましい。原料水は陽極層中の空隙(例えば、多孔体の孔、網の目または繊維の隙間)を通り抜けることができる。電気分解で生成することがある気泡(主に、酸素またはオゾン)を、複雑な形状の空隙を通り抜ける間に原料水に溶け込ませることができる。陽極層には、例えば、チタンメッシュや白金メッシュなどが用いられる。チタンメッシュとしては、線径が0.4〜0.6mmφ、メッシュサイズが30〜70のものが好ましく用いられる。白金メッシュとしては、線径が0.05〜0.1mmφ、メッシュサイズが60〜100のものが好ましく用いられる。陽極層はアノード電極に接触するよう設置され、直流電気がアノード電極を経て陽極層に伝わる。また、陽極層は固体電解質膜(8)に接触して配置される。陽極層は、アノード電極側のメッシュサイズが、固体電解質膜側のメッシュサイズよりも小さいことが好ましい。図1に示す装置では、陽極部に、白金メッシュからなる第一陽極層(7)とチタンメッシュからなる第二陽極層(6)とチタンからなるアノード電極(5)とが設置されている。
陰極部(C)は、固体電解質膜の第2面側で、電解セルの電解液導入口から電解液排出口との間に設置される。陰極部は、カソード電極(4)と、陰極層とを有することが好ましい。カソード電極は、直流電源の陰極に接続される部分であり、例えば、ステンレス鋼などの導電体の板で構成されている。電気分解で生成することがある気泡(主に、水素)を逃がすために、カソード電極の陰極層側の表面に溝が形成されていてもよいし、カソード電極に貫通孔が形成されていてもよい。陰極層は、導電性多孔体、導電性網状体または導電性繊維集合体で構成されていることが好ましい。電解液は陰極層中の空隙(例えば、多孔体の孔、網の目または繊維の隙間)を通り抜けることができる。電気分解で生成することがある気泡を、複雑な形状の空隙を通り抜ける間に電解液に溶け込ませることができる。陰極層には、例えば、ステンレス鋼メッシュ、白金メッシュなどが用いられる。ステンレス鋼メッシュとしては、線径が0.4〜0.6mmφ、メッシュサイズが30〜70のものが好ましく用いられる。白金メッシュとしては、線径が0.05〜0.1mmφ、メッシュサイズが60〜100のものが好ましく用いられる。陰極層はカソード電極に接触するよう設置され、直流電気がカソード電極を経て陰極層に伝わる。陰極層は、カソード電極側のメッシュサイズが、固体電解質膜側のメッシュサイズよりも小さいことが好ましい。図1に示す装置では、陰極部に、白金メッシュからなる第一陰極層(2)とステンレス鋼メッシュからなる第二陰極層(3)とステンレス鋼からなるカソード電極(4)が設置されている。
また、陰極層は固体電解質膜(8)に接触しないように配置される。陰極層と固体電解質膜との距離dが大きいほど、固体電解質膜の劣化が少なくなるが、電力損失が増大する傾向がある。従って、距離dの下限としては、固体電解質膜の陰極部側と陽極部側との間で生じる電位差ΔVの1/10倍の電位差を生じる距離が好ましい。距離dの上限としては、固体電解質膜の陰極部側と陽極部側との間で生じる電位差ΔVの4倍の電位差が生じる距離が好ましい。
例えば、電解液として濃度10質量%の塩化ナトリウム水溶液(導電率121mS/cm)を用い、固体電解質膜としてナフィオン膜(登録商標:デュポン社製)を用いる場合、陰極層と固体電解質膜との距離dは、ナフィオン膜の厚さの0.1〜4倍とすることができる。なお、ナフィオン膜の導電率は、濃度10質量%の塩化ナトリウム水溶液の導電率と同程度である。
陰極層と固体電解質膜との間には、誘電層(9)を設けることができる。誘電層は、例えば、非導電性多孔体、非導電性網状体または非導電性繊維集合体で構成されている。誘電層の空隙(例えば、多孔体の孔、網の目または繊維の隙間)にも電解液が通過するようになっている。誘電層を構成する材料としては、例えば、ガラス繊維、石英繊維のような非導電性無機材料;海綿、木綿のような非導電性有機材料が挙げられる。非導電性無機材料、特に、ガラス繊維や石英繊維は、電気化学的に安定であるので好ましく用いられる。誘電層は、弾性のあるものが好ましい。陰極層と固体電解質膜との間に挟んだときに、誘電層の弾性力によって、固体電解質膜が陽極層に押し付けられ、陽極層と固体電解質膜との密着性を高めることができる。
陽極部(A)に原料水供給部から供給される原料水を流し、陰極部に電解液供給部から供給される電解液を流す。電圧印加手段によって、陰極部と陽極部との間に電圧を印加すると水分子の電気分解が行われる。水分子の電気分解は印加される電圧の高さによって生成物が変化する。通常の電気分解で用いられる電力(電圧、電流)を用いれば、陽極部で酸素ガスが、陰極部で水素ガスがそれぞれ生成する。通常の電気分解で用いられる電力よりも高い電力(高い電圧、電流)を用いれば、陽極部で酸素ラジカルを豊富に含む水(ラジカル酸素水)が生成する。酸素ラジカルとしては、活性酸素、過酸化水素、オゾン、ヒドロキシルラジカルなどが挙げられる。また、陰極部では水素ガス又は水素ラジカルが生成する。生成したラジカル酸素水(Wo)は陽極部から排出される。水素ガスは溶解した状態でまたは気泡となって排電解液(D)とともに排出される。
排電解液(D)は、塩素イオン濃度、水素イオン濃度、陽イオン濃度などを調整して、電解液供給部へ戻して再利用することができる。イオン濃度調整は、例えば、アニオン交換樹脂やカチオン交換樹脂を用いて行うことができる。
本発明においては、陰極部から排出された排電解液(D)を陽極部で生成するラジカル酸素水に混ぜ合わせる手段を有する。該混ぜ合わせる手段は、例えば配管とポンプとからなる。混ぜ合わせる手段は、陽極部排出口の直後に設けることが好ましい。排電解液(D)には塩素イオンが含まれている。この塩素イオンは陽極部の酸化劣化を防ぐ効果が期待できる(特開2012−107331号公報)ので、陽極部内にて排電解液(D)をラジカル酸素水に混ぜ合わせてもよい。陽極部で生成するラジカル酸素水の量に対する排電解液(D)の供給量は、体積比で、1/100,000以上1/1以下であることが好ましい。従来の装置および方法では、排電解液(D)を廃棄していたが、本発明の装置および方法によれば、排電解液(D)をラジカル酸素水に混ぜて使用するので、廃液が発生しない。混ぜ合わせる手段は、逆流を防止するために、排電解液(D)がラジカル酸素水に吸い込まれるように管を配置することが好ましく、さらに逆止弁を設けることがより好ましい。
電解液供給部から電解セルの陰極部に供給する電解液の量は、特に制限されないが、原料水供給部から電解セルの陽極部に供給する原料水の量に対して、体積比で、1/100,000以上であることが好ましい。上限は特に制限されないが、コストの観点から、例えば1/1である。
電解液供給部から供給される電解液は、電解セル(1)内の陰極部において圧力が、好ましくは1気圧(約0.1MPa)以上、より好ましくは0.2MPa以上、さらに好ましくは0.3MPa以上、特に好ましくは0.4MPa以上になるようにする。該圧力の上限は、装置の構造や材料、装置製造コストなどによって設定することができ、特に制限されない。例えば、上限を、好ましくは50MPa、より好ましくは30MPa、さらに好ましくは10MPaにすることができる。陰極部における電解液の圧力を高める手段として、例えば、加圧ポンプ、好ましくはプランジャーポンプを挙げることができる。また、陰極部の出口側に、弁や絞りなどを設けてもよい。
電解液供給部から供給される電解液は、電解セル(1)内の陰極部において温度が、好ましくは0〜45℃、より好ましくは10〜35℃である。温度が高すぎると酸素ラジカルの分解が促進されラジカル酸素水の濃度が低くなる傾向がある。
原料水供給部から電解セルの陽極部に供給する原料水の量は、特に制限されないが、陽極部における原料水の平均滞留時間が0秒より大きく10秒以下になる量であることが好ましく、0秒より大きく7秒以下になる量であることがより好ましい。陽極部における原料水の平均滞留時間を短くすることで、陽極部側で生成するイオンや気泡を素早く流し出してフレッシュな原料水を供給することができる。その結果、電解セルにおけるラジカル酸素水の生成効率を高めることができる。
原料水供給部から供給される原料水は、電解セル(1)内の陽極部において圧力が、好ましくは1気圧(約0.1MPa)以上、より好ましくは0.2MPa以上、さらに好ましくは0.3MPa以上、特に好ましくは0.4MPa以上になるようにする。該圧力の上限は、装置の構造や材料、装置製造コストなどによって設定することができ、特に制限されない。例えば、上限は、好ましくは50MPa、より好ましくは30MPa、さらに好ましくは10MPaにすることができる。陽極部における原料水の圧力を高める手段として、例えば、加圧ポンプ、好ましくはプランジャーポンプを挙げることができる。また、陽極部の出口側に、弁や絞りなどを設けてもよい。
原料水供給部から供給される原料水は、電解セル(1)内の陽極部において温度が、好ましくは0〜45℃、より好ましくは10〜35℃である。温度が高すぎると酸素ラジカルの分解が促進されラジカル酸素水の濃度が低くなる傾向がある。
陽極部と陰極部との間には、直流電圧を連続的に印加しても良いし、間欠的に印加してもよい。直流電圧を間欠的に印加すると陽極部および陰極部の劣化を抑制できる場合がある。間欠的な直流電圧の印加は、オン−オフのインターバルによって特に制限されない。電圧印加手段には、公知の電源装置を用いることができる。例えば、所定の電力を供給できる交流電源、例えば100Vや200Vの交流電源、を用意し、変換器によって交流を直流に変換する。本発明に用いられる直流電気は、電圧が4〜20Vであることが好ましく、セルの単位面積あたりの電流が0.1〜5A/cm2であることが好ましい。この電圧及び電流は、陽極での反応によりオゾンや活性酸素を生成し易くする。
本発明の装置および方法で得られるラジカル酸素水は、ラジカル量が約1017個/L以上である。よって、本発明の装置および方法で得られる高濃度ラジカル酸素水は、淡水にて所定の濃度に希釈して使用することができる。
1 電解セル
C 陰極部
2 第一陰極層(白金メッシュ)
3 第二陰極層(ステンレス鋼メッシュ[60メッシュ])
4 カソード電極(ステンレス鋼)
A 陽極部
5 アノード電極(チタン)
6 第二陽極層(チタンメッシュ[40メッシュ])
7 第一陽極層(白金メッシュ)
8 固体電解質膜(イオン交換膜)
9 誘電層(石英フェルト)
10 電解液供給部
11 原料水供給部
D 排電解液
WO ラジカル酸素水
C 陰極部
2 第一陰極層(白金メッシュ)
3 第二陰極層(ステンレス鋼メッシュ[60メッシュ])
4 カソード電極(ステンレス鋼)
A 陽極部
5 アノード電極(チタン)
6 第二陽極層(チタンメッシュ[40メッシュ])
7 第一陽極層(白金メッシュ)
8 固体電解質膜(イオン交換膜)
9 誘電層(石英フェルト)
10 電解液供給部
11 原料水供給部
D 排電解液
WO ラジカル酸素水
Claims (5)
- 原料水供給部、電解液供給部、および電気分解部を有し、
前記電気分解部が、
第1面と第1面の反対側に在る第2面とを有する固体電解質膜、
第1面の側に設けられ且つ原料水供給部から供給される原料水が接触するように配置された陽極部、
第2面の側に設けられ且つ電解液供給部から供給される電解液が接触するように配置された陰極部、
固体電解質膜と陽極部と陰極部とを収容する電解セル、
陰極部と陽極部との間に電圧を印加する手段、および
陽極部で生成するラジカル酸素水に陰極部から排出される電解液を混ぜ合わせる手段を有する、
ラジカル酸素水製造装置。 - 陽極部が導電性多孔体、導電性網状体または導電性繊維集合体から成る陽極層を有し、
該陽極層が固体電解質膜に接触しており、
原料水供給部から供給される原料水が前記陽極層中の空隙を通過し、
陰極部が導電性多孔体、導電性網状体または導電性繊維集合体から成る陰極層を有し、
該陰極層が固体電解質膜に接触しておらず、且つ
電解液供給部から供給される電解液が前記陰極層中の空隙を通過するようになっている、請求項1に記載のラジカル酸素水製造装置。 - 陰極部と固体電解質膜との間に非導電性多孔体、非導電性網状体または非導電性繊維集合体から成る誘電層をさらに有し、且つ
電解液供給部から供給される電解液が前記陰極層中の空隙および前記誘電層中の空隙を通過するようになっている、請求項2に記載のラジカル酸素水製造装置。 - 電解液は、塩素イオン濃度が10mg/L以上飽和濃度以下である、請求項1〜3のいずれかひとつに記載のラジカル酸素水製造装置。
- 第1面と第1面の反対側に在る第2面とを有する固体電解質膜、第1面の側に設けられた陽極部、第2面の側に設けられた陰極部、および固体電解質膜と陽極部と陰極部とを収容する電解セルを有する装置に、
陽極部に接触するように原料水を供給し、
陰極部に接触するように電解液を供給し、
陰極部と陽極部との間に電圧を印加して原料水からラジカル酸素水を生成させ、
陽極部で生成するラジカル酸素水に陰極部から排出される電解液を混ぜ合わせることを含む、ラジカル酸素水の製造方法。
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- 2014-03-31 JP JP2014074770A patent/JP2015196873A/ja active Pending
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