JP5210455B1 - 洗浄水生成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】1つの装置でオゾン水及び電解次亜水をそれぞれ容易に生成でき、小型化、省スペース化及び低コスト化を図ることのできる洗浄水生成装置を提供する。
【解決手段】洗浄水生成装置100は、ケーシング10と、陽イオン交換膜21と、陽イオン交換膜21の一方の面に設けられた陽極22と、他方の面に設けられた第1の陰極23と、陽極22の陽イオン交換膜23と反対側の面に対して所定距離をあけて設けられた第2の陰極24と、原水用タンク41と、食塩水用タンク42とを備える。また、オゾン水生成時に、陽極22に原水を供給し、第1の陰極23に原水または食塩水を供給するとともに、陽極22及び第1の陰極23間に直流電圧を印加し、電解次亜水生成時に、陽極22及び第2の陰極24に食塩水を供給するとともに、陽極22及び第2の陰極24間に直流電圧を印加するよう制御する制御部50を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、オゾン水と電解次亜水とを生成することのできる洗浄水生成装置に関する。
近年、食品や農業、医療、介護等の分野において、水の電気分解により生成される電解水が、殺菌や洗浄等に優れた作用があるとして期待されている。
このような電解水としては、一般に以下に示す種類の電解水が知られており、これら電解水は、各電解水のpH、電解水を生成するための電解槽(二室型(隔膜あり)、一室型(無隔膜))、生成される生成極及び被電解液の種類によって分類されている。
(1)強酸性電解水:pH2.2〜2.7、二室型で生成極は陽極、被電解液が0.2%未満の食塩水
(2)アルカリ性電解水:pH11〜11.5、二室型で生成極は陰極、被電解液が0.2%未満の食塩水
(3)弱酸性電解水:pH2.7〜5、二室型、被電解液が0.1%未満の食塩水
(4)微酸性電解水:pH5〜6.5、一室型、被電解液が2〜6%の希塩酸または塩酸/食塩水
(5)電解次亜水:pH7.5より大きい、一室型、被電解液が0.1%未満の食塩水
(6)アルカリイオン水:pH8〜10、二室型で生成極は陰極、被電解液が水道水
一方、電解水と同様に殺菌や洗浄等に有用なものとして、オゾン水が知られている。
オゾン水の製法として、現在、産業用に普及しているオゾン水の製法は、大別して、酸素ガスを放電することによりオゾンガスを生成し、生成したオゾンガスを水に溶解させるガス溶解法、酸素ガスを電解によりオゾンガスを生成し、生成したオゾンガスを水に溶解させる電解ガス溶解法、陽イオン交換膜の両面に陽極電極及び陰極電極が設けられてなる触媒電極に原料水を直接接触させるとともに、陽極電極と陰極電極との間に直流電圧を印加して、オゾン水を生成させる直接電解法の3方式が実用されている。
直接電解法とは、具体的には、陽イオン交換膜の一方の面に陽極を圧接させ、他方の面に陰極を圧接してなる触媒電極の電解面に原水を直接接触させて、水の電気分解によりオゾン水を生成させる方法である(特許文献1参照)。
ところで、例えば、歯科治療等において、有機物除去に優れた電解次亜水と、殺菌性に優れたオゾン水とを併用することがある。しかしながら、電解次亜水は一室型の電解槽から生成されるものであり、オゾン水は二室型の電解槽から生成されるものであるため、電解次亜水やオゾン水を生成するための生成装置が個別に必要となる。そのため、装置の設置場所の確保やコスト高となるという問題がある。また、電解次亜水生成装置と、オゾン水生成装置の2つの装置を操作しなければならないので、操作が煩雑になるという問題がある。
特開平8−134678号公報
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、1つの装置でオゾン水及び電解次亜水をそれぞれ容易に生成することができ、また、小型化、省スペース化及び低コスト化を図ることのできる洗浄水生成装置を提供することを目的としている。
請求項1の発明によれば、
ケーシングと、
前記ケーシング内に設けられた陽イオン交換膜と、
前記ケーシング内で、前記陽イオン交換膜の一方の面に設けられた陽極と、
前記ケーシング内で、前記陽イオン交換膜の他方の面に設けられた第1の陰極と、
前記ケーシング内で、前記陽極の前記陽イオン交換膜と反対側の面に対して所定距離をあけて対向して設けられた第2の陰極と、
純水または精製水である原水が収容された原水用タンクと、
食塩水が収容された食塩水用タンクと、
オゾン水生成時に、前記原水用タンクから前記陽極及び前記第1の陰極に原水を供給するとともに、前記陽極及び前記第1の陰極間に直流電圧を印加し、
電解次亜水生成時に、前記食塩水用タンクから前記陽極及び前記第2の陰極に食塩水を供給するとともに、前記陽極及び前記第2の陰極間に直流電圧を印加するよう制御する制御部と、を備え
前記陽極及び前記第1の陰極が、導電性ダイヤモンド電極であり、
前記陽極と前記第2の陰極との間の空間に、絶縁性でかつ通水性を有し、前記陽極を前記陽イオン交換側に押圧する押圧部材が設けられていることを特徴とする洗浄水生成装置が提供される。
本発明によれば、1つの装置でオゾン水及び電解次亜水をそれぞれ容易に生成することができる。また、生成したオゾン水及び電解次亜水を使用することによって洗浄効果を高めることができる。さらに、小型化、省スペース化及び低コスト化を図ることができる。
第1の実施形態の洗浄水生成装置であって、オゾン水を生成する場合を示した概略図である。 第1の実施形態の洗浄水生成装置であって、電解次亜水を生成する場合を示した概略図である。 押圧部材の外観斜視図である。 第2の実施形態の洗浄水生成装置であって、オゾン水を生成する場合を示した概略図である。 第2の実施形態の洗浄水生成装置であって、電解次亜水を生成する場合を示した概略図である。 第3の実施形態の洗浄水生成装置であって、オゾン水を生成する場合を示した概略図である。 第3の実施形態の洗浄水生成装置であって、電解次亜水を生成する場合を示した概略図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
[第1の実施形態]
図1及び図2は、第1の実施形態の洗浄水生成装置の概略図であり、図1はオゾン水を生成する場合、図2は電解次亜水を生成する場合を示している。
図1に示すように、本発明の洗浄水生成装置100は、オゾン水と電解次亜水とをそれぞれ個別に生成して排出することができる装置である。
具体的に、洗浄水生成装置100は、ケーシング10と、ケーシング10内に設けられた陽イオン交換膜21と、ケーシング10内で陽イオン交換膜21の一方の面に圧接された陽極22と、ケーシング10内で陽イオン交換膜21の他方の面に圧接された第1の陰極23と、ケーシング10内で陽極22の陽イオン交換膜21と反対側の面に対して所定距離をあけて対向して設けられた第2の陰極24と、陽極22と第2の陰極24との間の空間に設けられた押圧部材30と、原水が収容された原水用タンク41と、食塩水が収容された食塩水用タンク42と、制御部50と、電源装置60等を備えている。
そして、制御部50は、オゾン水生成時に、原水用タンク41から陽極22に原水を供給し、原水用タンク41から第1の陰極23に原水を供給または食塩水用タンク42から食塩水を供給するとともに、陽極22及び第1の陰極23間に直流電圧を印加し、電解次亜水生成時に、食塩水用タンク42から陽極22及び第2の陰極24に食塩水を供給するとともに、陽極22及び第2の陰極24間に直流電圧を印加するよう制御する。
なお、図1及び図2に示す実施形態では、第1の陰極23に原水を供給する場合を例に挙げて説明する。
以下、各構成部材について詳細に説明する。
<ケーシング>
ケーシング10は、直方体状をなしている。
ケーシング10の下面には、第1の供給流路11と、第2の供給流路12とが形成されている。
第1の供給流路11は、オゾン水を生成する際に、ケーシング10内の第1の陰極23に原水を供給するための流路である。
第2の供給流路12は、オゾン水を生成する際に、ケーシング10内の陽極22に原水を供給したり、電解次亜水を生成する際に、陽極22及び第2の陰極24に食塩水を供給するための流路である。
ケーシング10の上面には、第1の排出流路13と、第2の排出流路14とが形成されている。
第1の排出流路13は、オゾン水を生成する際に、ケーシング10内の第1の陰極23側で生成されたアルカリイオン水を排出するための流路である。
第2の排出流路14は、オゾン水を生成する際に、ケーシング10内の陽極22側で生成されたオゾン水を排出したり、電解次亜水を生成する際に、陽極22及び第2の陰極24で生成された電解次亜水を排出するための流路である。
このようなケーシング10内において、第1の供給流路11と第2の供給流路12の間に陽イオン交換膜21の下端部が位置し、第1の排出流路13と第2の排出流路14の間に陽イオン交換膜21の上端部が位置するように、陽イオン交換膜21が保持されている。
そして、陽イオン交換膜21の一方の面(図1では左側面)に陽極22が設けられ、他方の面(図1では右側面)に第1の陰極23が設けられている。
さらに、陽極22の陽イオン交換膜21と反対側の面(図1では左側面)にグレーチング材25が設けられ、第1の陰極23の陽イオン交換膜22と反対側の面(図1では右側面)にグレーチング材26が設けられている。グレーチング材26は、ケーシング10内の右側内壁面に当接している。
さらに、ケーシング10内の左側内壁面に、第2の陰極24が、陽極22と所定距離をあけて対向して設けられている。第2の陰極24は、ケーシング10内の左側内壁面に当接している。
また、第2の陰極24とグレーチング材25との間には、グレーチング材25を介して陽極22、陽イオン交換膜21及び第1の陰極23を適度に押圧するための押圧部材30が設けられている。
このようにケーシング10内には、陽イオン交換膜21、陽極22、第1の陰極23及び第2の陰極24が設けられており、オゾン水を生成する場合には、陽極22と第1の陰極23とが使用されるので、陽イオン交換膜21によってケーシング10内が分割されて二室型となる。
一方、電解次亜水を生成する場合には、陽極22と第2の陰極24とが使用されるので、無隔膜となり、一室型となる。
このようなケーシング10において、第1の供給流路11から供給された原水は、第1の陰極23及びグレーチング材26に接触するようになっており、生成されたアルカリイオン水は第1の排出流路13から排出される。
第2の供給流路12から供給された原水は、陽極22及びグレーチング材25に接触するようになっており、生成されたオゾン水は第2の排出流路14から排出される。
第2の供給流路12から供給された食塩水は、第2の陰極24、陽極22及びグレーチング材25に接触するようになっており、生成された電解次亜水は、第2の排出流路14から排出される。
また、第2の排出流路14の下流側には、陽極22側で生成されたオゾン水の濃度を測定する濃度検出センサ(図示しない)が設けられている。
濃度検出センサは、検出電極(図示しない)と、比較電極(図示しない)と、これら検出電極及び比較電極の一方の端部に結線して電流値を測定する電流計(図示しない)等から構成されている。濃度検出センサは、比較電極及び検出電極をオゾン水に浸すことによって発生する起電力からオゾン水のオゾン濃度に対応した電流値を得るガルバニ式の濃度検出センサである。
電流計は、制御部50に電気的に接続されており、電流計で測定された出力値が制御部50に出力されるようになっている。
検出電極としては、例えば白金や金等からなる電極を使用し、比較電極としては銀や塩化銀を使用することが好ましい。
このような検出電極及び比較電極は、第2の排出流路14を流れるオゾン水に接触するようになっている。そして、検出電極及び比較電極がオゾン水に接触することで、検出電極のオゾン濃度変化による電流値を検出して濃度を測定する。
また、第1の排出流路13の下流側には、バルブV1が設けられている。バルブV1は、オゾン水を生成する際に開放して第1の陰極23側で生成されたアルカリイオン水を排出し、電解次亜水を生成する際には閉じて、生成された電解次亜水を外部に排出しない。
<陽イオン交換膜>
陽イオン交換膜21としては、従来公知のものを使用することができ、発生するオゾンに耐久性の強いフッ素系陽イオン交換膜を使用することができる。例えば、厚さ100〜300μmの範囲が好ましい。
<陽極>
陽極22は、陽イオン交換膜21を全面的に覆い隠すように密着されるものではなく、多数の通孔を設けて、陽イオン交換膜21に接触部と非接触部とを有して重ねられる形状のものが好ましい。具体的には、陽極22はグレーチング状またはパンチングメタル状のものを使用することができる。グレーチング状とは線材を溶接した格子状で、パンチングメタル状とは平板に多数の通孔を形成した多孔板状である。特に、陽極22をグレーチング状とした場合、陽極22を構成する部材の交点部位が尖って外面に突出し、水流と接触して渦流を生じ、陽極22で発生したオゾンの微泡を巻き込んで溶解を早めることができる。
陽極22としては、オゾン発生触媒機能を有する材料からなるものを使用する。本実施形態では、第1の陰極23側に原水を供給する構成であるので、シリコンウェハにホウ素をドープしたダイヤモンドを成膜した導電性ダイヤモンド電極を使用する。
ホウ素をドープしたダイヤモンドの成膜方法としては、例えば、多数の通孔221が形成されたシリコンウェハにプラズマCVD法や熱フェラメントCVD法を用いて、ホウ素をドープしたダイヤモンドを成膜することができる。
<第1の陰極>
第1の陰極23としては、オゾン発生触媒機能を有する材料からなるものを使用する。具体的には、安定性が良い点で、白金、金又はその被覆金属を使用することが好ましく、特にチタンに白金を被覆した金属を使用すると製造コストを安価に抑えることができる。また、陽極22と同様に、シリコンウェハにホウ素をドープしたダイヤモンドを成膜した導電性ダイヤモンド電極を使用しても良い。図1及び図2では、導電性ダイヤモンド電極を使用した場合を示している。
<第2の陰極>
第2の陰極24としては、電解次亜塩素発生触媒機能を有する金属を使用する。具体的には、安定性が良い点で、白金、金又はその被覆金属を使用することが好ましく、特にチタンに白金を被覆した金属を使用すると製造コストを安価に抑えることができる。また、シリコンウェハにホウ素をドープしたダイヤモンドを成膜した導電性ダイヤモンド電極を使用しても良い。図1及び図2では、導電性ダイヤモンド電極を使用した場合を示している。
<グレーチング材>
グレーチング材25,26は、陽極22の陽イオン交換膜21と反対側の面や、第1の陰極23の陽イオン交換膜21と反対側の面に設けられて水流を乱流にするためのものであり、例えば、チタン製等にすることが好ましい。
<押圧部材>
押圧部材30は、第2の陰極24とグレーチング材25との間の空間に設けられて、陽イオン交換膜21、陽極22及び第1の陰極23を適度に押圧するとともに、グレーチング材25(陽極22)と第2の陰極24との間に空間を確保して絶縁するためのものである。また、グレーチング材25の反りを防止するためのものでもある。
押圧部材30としては、絶縁性で通水性を有し、かつ、耐オゾン及び耐電解次亜水性を有する材料からなる。具体的には、塩化ビニル製やテフロン(登録商標)製からなるものが好ましい。
また、押圧部材30は、上述の通り、陽イオン交換膜21、陽極22及び第1の陰極23を適度に押圧するとともに、グレーチング材25(陽極22)と第2の陰極24との間に空間を確保して絶縁するためのものであるので、例えば、図3に示すように、矩形枠31の内部に十字型の支持部32が設けられた構造とすることが好ましい。なお、この構造に限らず、少なくとも第2の陰極24及びグレーチング材25に当接する矩形枠31を有していれば良い。
<原水用タンク>
原水用タンク41は、バルブV2を介して第1の供給流路11に接続され、バルブV3を介して第2の供給流路12に接続されている。
原水用タンク41には、純または精製水である原水が収容されている。
バルブV2,V3は、開閉動作によって原水用タンク41からケーシング10内へ原水を供給したり、その供給量を調整する。バルブV2,V3としては、例えば、電磁弁や電動式ボールバルブ等が挙げられる。
バルブV2,V3は、制御部50に電気的に接続され、制御部50によって開閉動作やケーシング10内への原水の供給量が制御されている。具体的には、図示しない流量計及び圧力計がバルブV2,V3に設けられており、これら流量計及び圧力計に基づいて、制御部50はバルブV2,V3の開閉動作及び原水供給量を制御している。
<食塩水用タンク>
食塩水用タンク42は、バルブV4を介して第2の供給流路12に接続されている。
食塩水用タンク42には、食塩水が収容されている。食塩水は、0.1%未満の濃度とすることが好ましい。
バルブV4は、開閉動作によって食塩水用タンク42からケーシング10内へ食塩水を供給したり、その供給量を調整する。バルブV4としては、例えば、電磁弁や電動式ボールバルブ等が挙げられる。
バルブV4は、制御部50に電気的に接続され、制御部50によって開閉動作やケーシング10内への食塩水の供給量が制御されている。具体的には、図示しない流量計及び圧力計がバルブV4に設けられており、これら流量計及び圧力計に基づいて、制御部50はバルブV4の開閉動作及び食塩水供給量を制御している。
<電源装置>
陽極22、第1の陰極23及び第2の陰極24には、電源装置50の出力端が電気的に接続され、直流電圧がそれぞれ印加されるようになっている。すなわち、陽極22、第1の陰極23及び第2の陰極24は、各電極22,23,24に導線を介して電源装置60に接続されている。
印加する直流電圧は、オゾン水を生成する場合は、陽極22と第1の陰極23との間に、例えば6〜15ボルトの範囲で印加することが好ましく、電解次亜水を生成する場合は、陽極22と第2の陰極24との間に、例えば1.5〜4ボルトの範囲内で印加することが好ましい。
<制御部>
制御部50は、オゾン水を生成する場合には、図1に示すように、原水用タンク41から陽極22に原水を供給するようバルブV3を開放し、第1の陰極23に原水を供給するようバルブV2を開放する。さらに、電源装置60を制御して、陽極22と第1の陰極23との間に所定電圧を印加する。このとき、バルブV4を閉じ、バルブV1を開放しておく。
一方、電解次亜水を生成する場合には、図2に示すように、食塩水用タンク42から陽極22及び第2の陰極24に食塩水を供給するようバルブV4を開放し、さらに、電源装置60を制御して、陽極22と第2の陰極24との間に所定電圧を印加する。このとき、バルブV1〜バルブV3は閉じておく。
また、制御部50は、オゾン水を生成している場合に、濃度検出センサで測定した濃度が、予め設定した設定濃度と一致するように電源装置60の電力量を制御する。
以上のようにして、制御部50は、オゾン水を生成する場合と、電解次亜水を生成する場合とで、各バルブV1〜V4の開閉を制御するとともに、各電極22,23,24への電圧の印加を適宜切り替えるように制御する。
次に、上述の構成からなる洗浄水生成装置100を使用して、オゾン水や電解次亜水を生成する方法について説明する。
<オゾン水を生成する場合>
図1に示すように、まず、バルブV2,V3を開放して原水用タンク41から第1の供給流路11及び第2の供給流路12を介してケーシング10内にそれぞれ原水を供給する。このとき、バルブV1は開放し、バルブV4は閉じておく。
供給された原水は、ケーシング10内において陽極22及び第1の陰極23に接触する。さらに、電源装置60を駆動させて陽極22及び第1の陰極23間に所定の電圧を印加する。この通電により原水が電気分解されて原水中の水素が陽極22側から陽イオン交換膜21中を通過して第1の陰極23側へと加速して移動する。その結果、陽極22側にはオゾン気泡が発生し、第1の陰極23側には水素気泡が発生する。なお、第2の供給流路12から供給された原水は、第2の陰極24にも接触するが、第2の陰極24には電圧が印加されていないので、第2の陰極24によっては電気分解されない。
ここで、陽極22側では原水はわずかな陽極22の凹凸によって流れの方向が複雑に変わり渦流となる。そのため、陽極22側では、発生したオゾン気泡をいち早く水中に取り込んで溶解させることによってオゾン水が生成され、陽極22と陽イオン交換膜21との間(正確には陽極22と第1の陰極23との間)に電流が多く流れる状態を確保することになる。
このようにして生成されたオゾン水は、第2の排出流路14を流れて排出される。
一方、第1の陰極23側においては、水素気泡が発生し、第1の排出流路13を流れてアルカリイオン水として排出される。
なお、通電中に、濃度検出センサによってオゾン濃度が測定される。そして、測定されたオゾン水の濃度が制御部50に出力され、制御部50は、出力された測定濃度が、予め設定された濃度となるように、電源装置60の出力調整を行うことによって、陽極22及び第1の陰極23間の印加電圧が制御される。このようにして、生成されたオゾン水の濃度が設定濃度に維持され、濃度低下を防止し、高濃度のオゾン水を安定して生成することができる。
<電解次亜水を生成する場合>
図2に示すように、まず、バルブV4を開放して食塩水用タンク42から第2の供給流路12を介してケーシング10内に食塩水を供給する。このとき、バルブV1〜バルブV3を閉じておく。
供給された食塩水は、ケーシング10内において、第2の陰極24と、グレーチング材25を通過して陽極22に接触する。さらに、電源装置60を駆動させて陽極22及び第2の陰極24間に所定の電圧を印加する。この通電により食塩水が電気分解されて、電解次亜水となって第2の排出流路14を流れて排出される。なお、第2の供給流路12から供給された食塩水は、第1の陰極23にも接触するが、第1の陰極23には電圧が印加されていないので、第1の陰極23によっては電気分解されない。
以上のようにして、オゾン水と電解次亜水を交互に生成して、洗浄水として使用する。
例えば、歯科治療等で本発明の洗浄水生成装置100を使用する場合には、電解次亜水で洗浄した後に、最後にオゾン水で使用する事が洗浄効果を高められる点と、電解次亜水の残留性がない点で好ましい。
以上、本発明の第1の実施形態によれば、ケーシング10と、ケーシング10内に設けられた陽イオン交換膜21、陽極22、第1の陰極23及び第2の陰極24と、原水用タンク41と、食塩水用タンク42と、制御部50と、を備え、オゾン水を生成する場合には、制御部50によって陽極22及び第1の陰極23に原水が供給されるとともに、陽極22及び第1の陰極23間に直流電圧が印加される。また、電解次亜水を生成する場合には、制御部50によって陽極22及び第2の陰極24に食塩水が供給されるとともに、陽極22及び第2の陰極24に直流電圧が印加される。このようにして、オゾン水を生成する場合と電解次亜水を生成する場合とで、ケーシング10内に供給する水を適宜切り替えるとともに、電圧を印加する電極22〜24も適宜切り替えることによって、オゾン水と電解次亜水とをそれぞれ容易に生成することができる。
したがって、オゾン水によって殺菌に優れた洗浄を行うことができ、電解次亜水によって有機物を除去することができるので、生成したオゾン水及び電解次亜水を交互に使用することによって、洗浄効果を高めることができる。
また、1つのケーシング10内に各電極22〜24や陽イオン交換膜21が設けられた単純な構成であるため、装置の小型化を図ることができる。さらに、オゾン水用と電解次亜水用の生成装置を個別に使用する必要もなくなるので、省スペース化及び低コスト化を図ることができる。さらに、1つの装置を操作するだけで良いので操作面でも優れる。
陽極22と第2の陰極24との間の空間に、絶縁性でかつ通水性を有し、陽極22を陽イオン交換膜21側に押圧する押圧部材30が設けられているので、陽イオン交換膜21、陽極22及び第1の陰極23を均一かつ確実に押圧することができ、オゾン生成効率を向上させることができる。また、第2の陰極24と陽極22とを確実に絶縁することができる。
また、陽極22に、導電性ダイヤモンド電極を使用するので、第1の陰極23側に供給する水を原水とすることができ、食塩水を使用する必要がなくなるので、装置の小型化がきる点で好ましい。また、高濃度及び高効率、長寿命でオゾン水を生成することができる。
[第2の実施形態]
図4及び図5は、第2の実施形態の洗浄水生成装置の概略図であり、図4はオゾン水を生成する場合、図5は電解次亜水を生成する場合を示している。
第2の実施形態の洗浄水生成装置100Aは、参考例であって、第1の実施形態の洗浄水生成装置100と異なり、第1の陰極23側に食塩水を供給するように構成されている。
すなわち、第1の供給流路11は、食塩水用タンク42にバルブV2Aを介して接続されている。
また、陽極22としては、第1の実施形態と同様に導電性ダイヤモンド電極を使用しても良いし、白金、金又はその被覆金属を使用しても良い。特にチタンに白金を被覆した金属を使用すると製造コストを安価に抑えることができる点で好ましい。
ただし、陽極22として、白金、金又はその被覆金属、チタンに白金を被覆した金属を使用する場合には、第1の陰極23側に供給する食塩水は、1%以上の濃度の食塩水を供給する必要がある。そのため、電解次亜塩水を生成する場合に使用する食塩水用タンク42(濃度が0.1%未満の食塩水)とは別に、1%以上の濃度の食塩水が収容された食塩水用タンクを設ける必要がある。なお、導電性ダイヤモンド電極を使用する場合には、このような1%以上の濃度の食塩水が収容された食塩水用タンクを別途設ける必要がなく、電解次亜水生成に使用する食塩水用タンク42(0.1%未満の食塩水)を兼用することができる(図4参照)。
なお、その他の構成は、第1の実施形態と同様のため、同様の構成については同様の符号を付してその説明を省略する。
第2の実施形態の洗浄水生成装置100Aを使用して、オゾン水を生成する場合は、図4に示すように、原水用タンク41から第2の供給流路12を介して陽極22側に原水を供給し、食塩水用タンク42から第1の供給流路11を介して第1の陰極23側に食塩水を供給するとともに、陽極22及び第1の陰極23に所定の電圧を印加する。
電解次亜水を生成する場合は、図5に示すように、食塩水用タンク42から第2の供給流路12を介して陽極22及び第2の陰極24側に食塩水を供給するとともに、陽極22及び第2の陰極24に所定の電圧を印加する。
以上、本発明の第2の実施形態によれば、第1の実施形態と同様に、オゾン水を生成する場合と電解次亜水を生成する場合とで、ケーシング10内に供給する水を適宜切り替えるとともに、電圧を印加する電極22〜24も適宜切り替えることによって、オゾン水と電解次亜水とをそれぞれ容易に生成することができる。その結果、生成したオゾン水及び電解次亜水を交互に使用することによって、洗浄効果を高めることができる。また、装置の小型化、省スペース化及び低コスト化を図ることができる。さらに、操作面でも優れる。
また、第1の陰極23側に食塩水を供給する構成であるので、本実施形態では、第1の陰極23として導電性ダイヤモンド電極を使用したが、第1の陰極23として導電性ダイヤモンド電極を使用しなくとも良く、その場合には、第1の実施形態に比較して低コスト化を図ることができる。
[第3の実施形態]
図6及び図7は、第3の実施形態の洗浄水生成装置の概略図であり、図6はオゾン水を生成する場合、図7は電解次亜水を生成する場合を示している。
第3の実施形態の洗浄水生成装置100Bは、第1及び第2の実施形態の洗浄水生成装置100,100Aとは異なり、陽極22と第2の陰極24との間に空間17Bが設けられており、第1及び第2の実施形態のように押圧部材30が設けられていない。また、陽イオン交換膜21、陽極22及び第1の陰極23はケーシング10の内周面に設けられた保持部18Bにグレーチング材25の外周が嵌め込まれることによって押圧される構成となっている。さらに、第2の陰極24の左側面とケーシング10の左側壁面との間にも空間19Bが形成されるように、第2の陰極24がケーシング10内に設けられている。
また、ケーシング10には第1及び第2の供給流路11,12に加えて第3の供給流路15Bが設けられ、第1及び第2の排出流路13,14に加えて第3の排出流路16Bが設けられている。
以下、具体的に説明する。
<ケーシング>
ケーシング10は、直方体状をなしている。
ケーシング10の下面には、第1の供給流路11と、第2の供給流路12と、第3の供給流路15Bと、が形成されている。
第1の供給流路11は、オゾン水を生成する際に、ケーシング10内の第1の陰極23に原水を供給するための流路である。
第2の供給流路12は、オゾン水を生成する際に、ケーシング10内の陽極22に原水を供給するための流路である。
第3の供給流路15Bは、電解次亜水を生成する際に、陽極22及び第2の陰極24に食塩水を供給するための流路である。
ケーシング10の上面には、第1の排出流路13と、第2の排出流路14と、第3の排出流路16Bと、が形成されている。
第1の排出流路13は、オゾン水を生成する際に、ケーシング10内の第1の陰極23側で生成されたアルカリイオン水を排出するための流路である。
第2の排出流路14は、オゾン水を生成する際に、ケーシング10内の陽極2側で生成されたオゾン水を排出するための流路である。
第3の排出流路16Bは、電解次亜水を生成する際に、陽極22及び第2の陰極24で生成された電解次亜水を排出するための流路である。
このようなケーシング10内において、第1の供給流路11と第2の供給流路12の間に陽イオン交換膜21の下端部が位置し、第1の排出流路13と第2の排出流路14の間に陽イオン交換膜21の上端部が位置するように、陽イオン交換膜21が保持されている。
そして、陽イオン交換膜21の一方の面(図6では左側面)に陽極22が設けられ、他方の面(図6では右側面)に第1の陰極23が設けられている。
さらに、陽極22の陽イオン交換膜21と反対側の面(図6では左側面)にグレーチング材25が設けられ、第1の陰極23の陽イオン交換膜21と反対側の面(図6では右側面)にグレーチング材26が設けられている。グレーチング材26は、ケーシング10内の右側内壁面に当接している。
グレーチング材25は、ケーシング10の内周面に設けられた保持部18Bに、グレーチング材25の外周が嵌め込まれることによって保持されており、グレーチング材25が、陽イオン交換膜21、陽極22及び第1の陰極23をグレーチング材26側に押圧している。
さらに、ケーシング10内の左側内壁面に、第2の陰極24が、陽極22と所定距離を空けて対向して設けられるとともに、ケーシング10内の左側内壁面に対しても所定距離を空けて対向して設けられている。すなわち、第2の陰極24は、その上下端部がケーシング10の上下面に形成された挿入孔に挿入されることによって保持されている。
第2の陰極24とグレーチング材25との間には、空間17Bが形成され、グレーチング材25及び陽極22と、第2の陰極24とが絶縁される構成となっている。また、第2の陰極24の左側面が、ケーシング10の左側内壁面に当接しないように所定距離をあけて保持され、第2の陰極24の左側面と、ケーシング10の左側内壁面との間に空間19Bが形成されているので、第2の陰極24の右側面だけでなく、左側面にも食塩水が確実に接触し、その結果、電解次亜水の生成効率が向上するようになっている。
このようにケーシング10内には、陽イオン交換膜21、陽極22、第1の陰極23及び第2の陰極24が設けられており、オゾン水を生成する場合には、陽極22と第1の陰極23とが使用されるので、陽イオン交換膜21によってケーシング10内が分割されて二室型となる。
一方、電解次亜水を生成する場合には、陽極22と第2の陰極24とが使用されるので、無隔膜となり、一室型となる。
このようなケーシング10において、第1の供給流路11から供給された原水は、第1の陰極23及びグレーチング材26に接触するようになっており、生成されたアルカリイオン水は第1の排出流路13から排出される。
第2の供給流路12から供給された原水は、陽極22及びグレーチング材25に接触するようになっており、生成されたオゾン水は第2の排出流路14から排出される。
第3の供給流路15Bから供給された食塩水は、第2の陰極24、陽極22及びグレーチング材25に接触するようになっており、生成された電解次亜水は、第2の排出流路16Bから排出される。
また、第2の排出流路14の下流側には、バルブV5Bが設けられている。バルブV5Bは、オゾン水を生成する際に開放して陽極22側で生成されたオゾン水を排出し、電解次亜水を生成する際には閉じて、生成された電解次亜水を外部に排出しない。
さらに、第3の排出流路16Bの下流側には、バルブV6Bが設けられている。バルブV6Bは、オゾン水を生成する際に閉じて陽極22側で生成されたオゾン水を排出しないようにし、電解次亜水を生成する際には開放して、生成された電解次亜水を排出する。
<原水用タンク>
原水用タンク41は、バルブV2を介して第1の供給流路11に接続され、バルブV3を介して第2の供給流路12に接続されている。
<食塩水用タンク>
食塩水用タンク42は、バルブV4を介して第3の供給流路15Bに接続されている。
<制御部>
制御部50は、オゾン水を生成する場合には、図6に示すように、原水用タンク41から陽極22に原水を供給するようバルブV3を開放し、第1の陰極23に原水を供給するようバルブV2を開放する。さらに、電源装置60を制御して、陽極22と第1の陰極23との間に所定電圧を印加する。このとき、バルブV4及びバルブV6Bは閉じ、バルブV1及びバルブV5Bは開放しておく。
一方、電解次亜水を生成する場合には、図7に示すように、食塩水用タンク42から陽極22及び第2の陰極24に食塩水を供給するようバルブV4を開放し、さらに、電源装置60を制御して、陽極22と第2の陰極24との間に所定電圧を印加する。このとき、バルブV1〜バルブV3及びバルブV5Bは閉じ、バルブV6Bは開放しておく。
また、制御部50は、オゾン水を生成している場合に、濃度検出センサで測定した濃度が、予め設定した設定濃度と一致するように電源装置60の電力量を制御する。
以上のようにして、制御部50は、オゾン水を生成する場合と、電解次亜水を生成する場合とで、各バルブV1〜V4,V5B,V6Bの開閉を制御するとともに、各電極22〜24への電圧の印加を適宜切り替えるように制御する。
なお、<陽イオン交換膜21>、<陽極22>、<第1の陰極23>、<第2の陰極24>、<グレーチング材25,26>、<電源装置60>は、上述した第1の実施形態と同様のため、同様の構成については同様の符号を付してその説明を省略する。
第3の実施形態の洗浄水生成装置100Bを使用して、オゾン水を生成する場合は、図6に示すように、原水用タンク41から第2の供給流路12を介して陽極22側に原水を供給し、原水用タンク41から第1の供給流路11を介して第1の陰極23側に原水を供給するとともに、陽極22及び第1の陰極23に所定の電圧を印加する。電解次亜水を生成する場合は、図7に示すように、食塩水用タンク42から第3の供給流路15Bを介して陽極22及び第2の陰極24に食塩水を供給するとともに、陽極22及び第2の陰極24に所定の電圧を印加する。
以上、本発明の第3の実施形態によれば、第1の実施形態と同様に、オゾン水を生成する場合と電解次亜水を生成する場合とで、ケーシング10内に供給する水を適宜切り替えるとともに、電圧を印加する電極22〜24も適宜切り替えることによって、オゾン水と電解次亜水とをそれぞれ容易に生成することができる。その結果、生成したオゾン水及び電解次亜水を交互に使用することによって、洗浄効果を高めることができる。また、装置の小型化、省スペース化及び低コスト化を図ることができる。さらに、操作面でも優れる。
また、第1及び第2の実施形態のように押圧部材30を設けない構成であるので、部材点数が減り、よりコスト削減を図ることができる。
なお、図示しないが、第3の実施形態においても、第2の実施形態と同様にして、第1の陰極23側に食塩水を供給するように構成しても良い。
また、第3の実施形態において、第3の供給流路15B及び第3の排出流路16Bを設けるとしたが、必ずしも設けなくとも良く、第2の供給流路12及び第2の排出流路14で兼用しても構わない。
10 ケーシング
21 陽イオン交換膜
22 陽極
23 第1の陰極
24 第2の陰極
30 押圧部材
41 原水用タンク
42 食塩水用タンク
100,100A,100B 洗浄水生成装置

Claims (1)

  1. ケーシングと、
    前記ケーシング内に設けられた陽イオン交換膜と、
    前記ケーシング内で、前記陽イオン交換膜の一方の面に設けられた陽極と、
    前記ケーシング内で、前記陽イオン交換膜の他方の面に設けられた第1の陰極と、
    前記ケーシング内で、前記陽極の前記陽イオン交換膜と反対側の面に対して所定距離をあけて対向して設けられた第2の陰極と、
    純水または精製水である原水が収容された原水用タンクと、
    食塩水が収容された食塩水用タンクと、
    オゾン水生成時に、前記原水用タンクから前記陽極及び前記第1の陰極に原水を供給するとともに、前記陽極及び前記第1の陰極間に直流電圧を印加し、
    電解次亜水生成時に、前記食塩水用タンクから前記陽極及び前記第2の陰極に食塩水を供給するとともに、前記陽極及び前記第2の陰極間に直流電圧を印加するよう制御する制御部と、を備え
    前記陽極及び前記第1の陰極が、導電性ダイヤモンド電極であり、
    前記陽極と前記第2の陰極との間の空間に、絶縁性でかつ通水性を有し、前記陽極を前記陽イオン交換側に押圧する押圧部材が設けられていることを特徴とする洗浄水生成装置。
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