JP2015196608A - 合わせガラス用中間膜及び合わせガラス - Google Patents

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Yoshinaga Hayashi
善永 林
成裕 乾
Shigehiro Inui
成裕 乾
中村 岳博
Takehiro Nakamura
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Abstract

【課題】引張強度が高く、使用時に破断し難い合わせガラス用中間膜を提供する。【解決手段】1層又は少なくとも2層或は少なくとも5層の構造を有する合わせガラス用中間膜1において、熱可塑性樹脂を含む熱可塑性樹脂層11を少なくとも1層備え、前記熱可塑性樹脂が、ポリビニルアセタール樹脂又はエチレンー酢酸ビニル共重合体であり、複屈折ΔNxyが0.00035以上であり、熱可塑性樹脂層11が厚み方向に積層されている合わせガラス用中間膜1。【選択図】図1

Description

本発明は、合わせガラスに用いられる合わせガラス用中間膜に関する。また、本発明は、上記合わせガラス用中間膜を用いた合わせガラスに関する。
合わせガラスは、一般に、外部衝撃を受けて破損してもガラスの破片の飛散量が少なく、安全性に優れている。このため、上記合わせガラスは、自動車、鉄道車両、航空機、船舶及び建築物等に広く使用されている。上記合わせガラスは、2つのガラス板の間に合わせガラス用中間膜を挟み込むことにより、製造されている。
上記合わせガラス用中間膜としては、1層の構造を有する単層の中間膜と、2層以上の構造を有する多層の中間膜とがある。
上記合わせガラス用中間膜の一例として、下記の特許文献1には、多層の中間膜が開示されている。ここでは主に、多層構造とすることで、引張強度を高めている。
WO2013/031884A1
従来の合わせガラス用中間膜では、引張応力が生じることがある。合わせガラス用中間膜では、引張強度が高いことが望ましく、使用時に破断し難いことが望ましい。
しかしながら、従来の合わせガラス用中間膜では、引張強度が低い場合がある。また、特許文献1に記載の合わせガラス用中間膜では、引張強度をある程度高めることができるが、他の構成要件で、引張強度をより一層高めることができれば、より優れた品質が得られる。
本発明の目的は、引張強度が高い合わせガラス用中間膜を提供することである。また、本発明は、上記合わせガラス用中間膜を用いた合わせガラスを提供することも目的とする。
本発明の広い局面によれば、1層又は少なくとも2層の構造を有する合わせガラス用中間膜であって、熱可塑性樹脂を含む熱可塑性樹脂層を少なくとも1層備え、前記熱可塑性樹脂が、ポリビニルアセタール樹脂又はエチレンー酢酸ビニル共重合体であり、複屈折ΔNxyが0.00035以上である、合わせガラス用中間膜が提供される。
本発明に係る合わせガラス用中間膜のある特定の局面では、少なくとも5層又は少なくとも40層の構造を有する合わせガラス用中間膜であって、前記熱可塑性樹脂層を少なくとも5層又は少なくとも40層備え、少なくとも5層又は少なくとも40層の前記熱可塑性樹脂層が厚み方向に積層されている。
本発明に係る合わせガラス用中間膜のある特定の局面では、前記熱可塑性樹脂がポリビニルアセタール樹脂であり、前記熱可塑性樹脂層が、可塑剤を含む。
本発明に係る合わせガラス用中間膜のある特定の局面では、前記熱可塑性樹脂層が、延伸工程を経て得られる。
本発明に係る合わせガラス用中間膜のある特定の局面では、前記合わせガラス用中間膜の複屈折ΔNxyが0.00040以上である。
本発明の広い局面によれば、第1の合わせガラス部材と、第2の合わせガラス部材と、上述した合わせガラス用中間膜とを備え、前記第1の合わせガラス部材と前記第2の合わせガラス部材との間に、前記合わせガラス用中間膜が配置されている、合わせガラスが提供される。
本発明に係る合わせガラス用中間膜は、1層又は少なくとも2層の構造を有し、熱可塑性樹脂を含む熱可塑性樹脂層を少なくとも1層備えており、前記熱可塑性樹脂が、ポリビニルアセタール樹脂又はエチレンー酢酸ビニル共重合体であり、更に複屈折ΔNxyが0.00035以上であるので、引張強度を高めることができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る合わせガラス用中間膜を示す模式的な断面図である。 図2は、図1に示す合わせガラス用中間膜を備えた合わせガラスを示す模式的な断面図である。 図3は、合わせガラス用中間膜の製造過程を説明するための模式図である。 図4は、合わせガラス用中間膜の製造過程を説明するための模式図である。 図5は、合わせガラス用中間膜の製造過程を説明するための模式図である。 図6は、合わせガラス用中間膜の製造過程を説明するための模式図である。
以下、本発明の詳細を説明する。
本発明に係る合わせガラス用中間膜は、1層又は少なくとも2層の構造を有する。本発明に係る合わせガラス用中間膜は、熱可塑性樹脂を含む熱可塑性樹脂層を少なくとも1層備える。上記熱可塑性樹脂に含まれる熱可塑性樹脂は、ポリビニルアセタール樹脂又はエチレンー酢酸ビニル共重合体である。本発明に係る合わせガラス用中間膜の複屈折ΔNxyは0.00035以上である。
本発明では、上述した構成が備えられているので、引張強度を高めることができる。また、本発明では、防犯性能及び耐貫通性を高めることができる。さらに、本発明では、煩雑な工程を必要とせずに、合わせガラス用中間膜として好適な熱可塑性樹脂膜及び合わせガラスが得られる。
中間膜の引張強度を高めることで、該中間膜を備えた合わせガラスの耐貫通性が上昇する。よって、同等の耐貫通能力を維持したままで、従来のガラス板より薄いガラス板を、合わせガラスを得るために用いることが可能となり、自動車の軽量化を図ることができる。
本発明において、ΔNxyにおけるx方向及びy方向とは、以下のように定められる。
中間膜の厚み方向と直交する任意の第1の方向と、中間膜の厚み方向及び第1の方向とそれぞれ直交する第2の方向において、複屈折を測定する。任意の第1の方向を厚み方向と直交する方向を維持しつつ変えながら(結果として第2の方向も変わる)、複屈折を測定する。複屈折が最大となる値を示す第1の方向を、x方向とする。x方向は、中間膜の厚み方向と直交する。y方向は、中間膜の厚み方向及びx方向と直交する。
中間膜の引張強度をより一層高める観点からは、中間膜の複屈折ΔNxyは好ましくは0.00040以上である。中間膜の複屈折ΔNxyの上限は特に限定されない。中間膜のΔNxyは、0.0006以下であってもよく、0.0005以下であってもよい。
以下、図面を参照しつつ、本発明の具体的な実施形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る合わせガラス用中間膜を示す模式的な断面図である。
図1に示す中間膜1は、熱可塑性中間膜である。中間膜1は、複数の熱可塑性樹脂層11を有する。中間膜1は、複数の第1の熱可塑性樹脂層11Aと、複数の第2の熱可塑性樹脂層11Bとを有する。第1の熱可塑性樹脂層11Aと、第2の熱可塑性樹脂層11Bとは、中間膜1の厚み方向に積層されている。本実施形態では、第1の熱可塑性樹脂層11Aと、第2の熱可塑性樹脂層11Bとは、中間膜1の厚み方向に交互に積層されている。中間膜1は、多層構造を有する。
熱可塑性樹脂層11、第1の熱可塑性樹脂層11A及び第2の熱可塑性樹脂層11Bはそれぞれ、熱可塑性樹脂として、ポリビニルアセタール樹脂又はエチレンー酢酸ビニル共重合体を含む。中間膜1のΔNxyは0.00035以上である。
中間膜1では、複数の第1の熱可塑性樹脂層11Aと、複数の第2の熱可塑性樹脂層11Bとは異なるが、複数の第1の熱可塑性樹脂層11Aと、複数の第2の熱可塑性樹脂層11Bとは同一であってもよい。
第1の熱可塑性樹脂層11Aはポリビニルアセタール樹脂を含む。第2の熱可塑性樹脂層11Bは熱可塑性樹脂を含む。熱可塑性樹脂層11の積層数の合計、並びに、第1の熱可塑性樹脂層11Aと第2の熱可塑性樹脂層11Bとの厚み方向の積層数の合計は、5層以上であってもよく、40層以上であってもよい。
引張強度をより一層高める観点からは、中間膜は、少なくとも2層の構造を有することが好ましく、少なくとも5層の構造を有することがより好ましい。引張強度をより一層高める観点からは、中間膜は上記熱可塑性樹脂層を、少なくとも2層備えることが好ましく、少なくとも5層備えることが好ましい。熱可塑性樹脂の積層数が5層以上であると、積層数が5層未満である場合と比べて、延伸時の分子配向が進行し、引張強度を高めることができる。
複屈折ΔNxyを好適な値に制御することが容易であることから、上記熱可塑性樹脂層が、延伸工程を経て得られることが好ましい。熱可塑性樹脂層を延伸することで配向方向の引張強度が上昇する。配向性は複屈折により評価できる。本発明者らは、多層構造の熱可塑性樹脂層を延伸した場合、単層の熱可塑性樹脂層を延伸した場合よりも複屈折が大きくなることを見出した。熱可塑性樹脂層の積層数が2層以上であると、1層の場合と比べて、延伸時の分子配向が進行し、引張強度を高めることができる。熱可塑性樹脂層の積層数が5層以上であると、積層数が5層未満である場合と比べて、延伸時の分子配向が進行し、引張強度を高めることができる。積層数が更に多い場合についても同様である。
熱可塑性樹脂層の積層数は、好ましくは10層以上、より好ましくは40層以上、さらに好ましくは80層以上、特に好ましくは300層以上である。層数が多くなるほど、延伸時の分子配向が強くなり、引張強度の高くなる。ただし、成形の際に層の界面が乱れ、成形不良を引き起こすおそれがあるため、上記熱可塑性樹脂層の積層数は実質的には50000層以下であることが好ましい。
上記中間膜が延伸工程を経て得られる場合に、延伸温度は、好ましくは50℃以上、より好ましくは60℃以上、更に好ましくは64℃以上、好ましくは90℃未満、より好ましくは70℃未満、更に好ましくは66℃未満である。延伸温度が上記下限以上及び上記上限以下であると、引張強度が効果的に高くなる。延伸温度が上記下限以上であると、延伸時に樹脂の弾性により収縮が生じ難くなり、分子配向が効果的に発現する。延伸温度が上記上限未満であると、樹脂が流れるように変形し難くなり、分子配向が効果的に発現する。延伸倍率は、好ましくは1.5倍以上、より好ましくは2倍以上、更に好ましくは3倍以上である。延伸倍率が上記下限以上及び上記上限未満であると、引張強度が効果的に高くなる。
上記中間膜は、表面に他の熱可塑性樹脂膜が積層されて、複合膜として用いられてもよい。
上記の中間膜の表面及び上記他の熱可塑性樹脂膜は、エンボス加工されていてもよい。エンボス加工する方法としては、エンボスロール法及びリップエンボス法等が挙げられる。中でも定量的に一定の凹凸模様が形成されるようにエンボス加工を行うことができることから、エンボスロール法が好ましい。
合わせガラス部材との接着性をより一層高くし、合わせガラスの耐貫通性をより一層高める観点からは、上記エンボス加工された中間膜の外側の表面の十点平均粗さRzは、好ましくは0.1μm以上、より好ましくは1μm以上、好ましくは100μm以下、より好ましくは50μm以下である。上記十点平均粗さRzは、JIS B0601:1994に準拠して測定される。
上記熱可塑性樹脂層の引張強度は好ましくは40MPa以上、より好ましくは40.5MPa以上である。引張強度が40MPaである場合と、引張強度が40.5MPaである場合とでは、中間膜の性能に大きな差異が生じ、例えば中間膜を用いた合わせガラスの耐貫通性に大きな差異が生じる。
以下、本発明に係る合わせガラス用中間膜に含まれる各成分の詳細を説明する。
(熱可塑性樹脂層に含まれる熱可塑性樹脂)
上記熱可塑性樹脂は、ポリビニルアセタール樹脂又はエチレン−酢酸ビニル共重合体であるポリビニルアセタール樹脂又はエチレン−酢酸ビニル共重合体とともに、他の熱可塑性樹脂を用いてもよい。他の熱可塑性樹脂としては、ポリウレタン樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、スチレン、アクリル樹脂、フェノール樹脂、塩化ビニル樹脂、AS樹脂ポリカーボネート、ポリエステル、ABS樹脂、アセタール樹脂、ポリアミド樹脂、酢酸セルロース、MS樹脂、MBS樹脂、及びSB樹脂等が挙げられる。熱可塑性樹脂は、1種のみが用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
引張強度、接着力、耐貫通性及び遮音性をバランスよく良好にする観点から、上記熱可塑性樹脂層に含まれる熱可塑性樹脂は、ポリビニルアセタール樹脂又はエチレン−酢酸ビニル共重合体であり、ポリビニルアセタール樹脂であることがより好ましい。
引張強度、接着力、耐貫通性及び遮音性をバランスよくより一層良好にする観点からは、熱可塑性樹脂層は、上記熱可塑性樹脂としてポリビニルアセタール樹脂を含むことが好ましく、ポリビニルアセタール樹脂と可塑剤とを含むことがより好ましい。
上記ポリビニルアセタール樹脂は、例えば、ポリビニルアルコール(PVA)をアルデヒドによりアセタール化することにより製造できる。PVAのけん化度は、一般に、70〜99.9モル%の範囲内である。
上記ポリビニルアセタール樹脂を得るためのポリビニルアルコールPVAの重合度は、好ましくは200以上、より好ましくは500以上、更に好ましくは1700を超え、特に好ましくは2000以上、好ましくは5000以下、より好ましくは4000以下、より一層好ましくは3000以下、更に好ましくは3000未満、特に好ましくは2800以下である。上記ポリビニルアセタール樹脂は、重合度が上記下限以上及び上記上限以下であるPVAをアセタール化することにより得られるポリビニルアセタール樹脂であることが好ましい。上記重合度が上記下限以上であると、合わせガラスの耐貫通性がより一層高くなる。上記重合度が上記上限以下であると、中間膜の成形が容易になる。
PVAの重合度は平均重合度を示す。該平均重合度は、JIS K6726「ポリビニルアルコール試験方法」に準拠した方法により求められる。 上記アルデヒドとして、一般には、炭素数が1〜10のアルデヒドが好適に用いられる。上記炭素数が1〜10のアルデヒドとしては、例えば、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、プロピオンアルデヒド、n−ブチルアルデヒド、イソブチルアルデヒド、n−バレルアルデヒド、2−エチルブチルアルデヒド、n−ヘキシルアルデヒド、n−オクチルアルデヒド、n−ノニルアルデヒド、n−デシルアルデヒド及びベンズアルデヒド等が挙げられる。なかでも、n−ブチルアルデヒド、n−ヘキシルアルデヒド又はn−バレルアルデヒドが好ましく、n−ブチルアルデヒドがより好ましい。上記アルデヒドは、1種のみが用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
中間膜に含まれる上記ポリビニルアセタール樹脂は、ポリビニルブチラール樹脂であることが好ましい。ポリビニルブチラール樹脂の使用により、合わせガラス部材に対する中間膜の接着力がより一層適度に発現する。さらに、中間膜の耐候性等がより一層高くなる。
(可塑剤)
ポリビニルアセタール樹脂を含む熱可塑性樹脂層は、可塑剤を含むことが好ましい。上記可塑剤は、1種のみが用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
上記可塑剤としては、例えば、一塩基性有機酸エステル及び多塩基性有機酸エステルなどの有機酸エステル可塑剤、並びに有機リン酸エステル可塑剤及び有機亜リン酸エステル可塑剤などの有機リン酸エステル可塑剤等が挙げられる。なかでも、有機酸エステル可塑剤が好ましい。上記可塑剤は液状可塑剤であることが好ましい。
上記一塩基性有機酸エステルとしては、グリコールと一塩基性有機酸との反応によって得られたグリコールエステル等が挙げられる。上記グリコールとしては、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール及びトリプロピレングリコール等が挙げられる。上記一塩基性有機酸としては、酪酸、イソ酪酸、カプロン酸、2−エチル酪酸、ヘプチル酸、n−オクチル酸、2−エチルヘキシル酸、n−ノニル酸及びデシル酸等が挙げられる。
上記多塩基性有機酸エステルとしては、多塩基性有機酸と、炭素数4〜8の直鎖又は分岐構造を有するアルコールとのエステル化合物等が挙げられる。上記多塩基性有機酸としては、アジピン酸、セバシン酸及びアゼライン酸等が挙げられる。上記一塩基性有機酸エステルとしては、特に限定されず、例えば、グリコールと一塩基性有機酸との反応によって得られたグリコールエステル、並びにトリエチレングリコール又はトリプロピレングリコールと一塩基性有機酸とのエステル等が挙げられる。上記グリコールとしては、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール及びトリプロピレングリコール等が挙げられる。上記一塩基性有機酸としては、酪酸、イソ酪酸、カプロン酸、2−エチル酪酸、ヘプチル酸、n−オクチル酸、2−エチルヘキシル酸、n−ノニル酸及びデシル酸等が挙げられる。
上記多塩基性有機酸エステルとしては、多塩基性有機酸と、炭素数4〜8の直鎖又は分岐構造を有するアルコールとのエステル化合物等が挙げられる。上記多塩基性有機酸としては、アジピン酸、セバシン酸及びアゼライン酸等が挙げられる。
上記有機エステル可塑剤としては、トリエチレングリコールジ−2−エチルプロパノエート、トリエチレングリコールジ−2−エチルブチレート、トリエチレングリコールジ−2−エチルヘキサノエート、トリエチレングリコールジカプリレート、トリエチレングリコールジ−n−オクタノエート、トリエチレングリコールジ−n−ヘプタノエート、テトラエチレングリコールジ−n−ヘプタノエート、ジブチルセバケート、ジオクチルアゼレート、ジブチルカルビトールアジペート、エチレングリコールジ−2−エチルブチレート、1,3−プロピレングリコールジ−2−エチルブチレート、1,4−ブチレングリコールジ−2−エチルブチレート、ジエチレングリコールジ−2−エチルブチレート、ジエチレングリコールジ−2−エチルヘキサノエート、ジプロピレングリコールジ−2−エチルブチレート、トリエチレングリコールジ−2−エチルペンタノエート、テトラエチレングリコールジ−2−エチルブチレート、ジエチレングリコールジカプリレート、アジピン酸ジヘキシル、アジピン酸ジオクチル、アジピン酸ヘキシルシクロヘキシル、アジピン酸ヘプチルとアジピン酸ノニルとの混合物、アジピン酸ジイソノニル、アジピン酸ジイソデシル、アジピン酸ヘプチルノニル、セバシン酸ジブチル、油変性セバシン酸アルキド、及びリン酸エステルとアジピン酸エステルとの混合物等が挙げられる。これら以外の有機エステル可塑剤を用いてもよい。上述のアジピン酸エステル以外の他のアジピン酸エステルを用いてもよい。
上記有機リン酸可塑剤としては、トリブトキシエチルホスフェート、イソデシルフェニルホスフェート及びトリイソプロピルホスフェート等が挙げられる。
上記可塑剤は、下記式(1)で表されるジエステル可塑剤であることが好ましい。
Figure 2015196608
上記式(1)中、R1及びR2はそれぞれ、炭素数2〜10の有機基を表し、R3は、エチレン基、イソプロピレン基又はn−プロピレン基を表し、pは3〜10の整数を表す。上記式(1)中のR1及びR2はそれぞれ、炭素数5〜10の有機基であることが好ましく、炭素数6〜10の有機基であることがより好ましい。
上記式(1)中、R1及びR2はそれぞれ、炭素数5〜10の有機基を表し、R3は、エチレン基、イソプロピレン基又はn−プロピレン基を表し、pは3〜10の整数を表す。上記式(1)中のR1及びR2はそれぞれ、炭素数6〜10の有機基であることが好ましい。
上記可塑剤は、トリエチレングリコールジ−2−エチルヘキサノエート(3GO)、トリエチレングリコールジ−2−エチルブチレート(3GH)又はトリエチレングリコールジ−2−エチルプロパノエートであることが好ましく、トリエチレングリコールジ−2−エチルヘキサノエート又はトリエチレングリコールジ−2−エチルブチレートであることがより好ましく、トリエチレングリコールジ−2−エチルヘキサノエートであることが更に好ましい。
ポリビニルアセタール樹脂と可塑剤とを含む層において、上記ポリビニルアセタール樹脂に対する可塑剤の添加量は、PVAの平均重合度、ポリビニルアセタール樹脂のアセタール化度及びアセチル化度等によって適宜調整することができ、特に限定されない。上記ポリビニルアセタール樹脂100重量部に対して、上記可塑剤の含有量は好ましくは25重量部以上、より好ましくは30重量部以上、更に好ましくは35重量部以上、好ましくは50重量部以下、より好ましくは45重量部以下、更に好ましくは43重量部以下、特に好ましくは38重量部以下である。上記可塑剤の含有量が上記下限以上であると、合わせガラスの耐貫通性がより一層高くなる。上記可塑剤の含有量が上記上限以下であると、中間膜の透明性がより一層高くなる。
(他の成分)
上記の中間膜における各層は、必要に応じて、紫外線吸収剤、酸化防止剤、光安定剤、難燃剤、帯電防止剤、顔料、染料、接着力調整剤、耐湿剤、蛍光増白剤及び赤外線吸収剤等の添加剤を含んでいてもよい。
(合わせガラス用中間膜の製造方法)
上記の合わせガラス用中間膜の製造方法としては、例えば、ウェットラミネーション法、ドライラミネーション法、押出コーティング法、多層溶融押出成形法、ホットメルトラミネーション法及びヒートラミネーション法等が挙げられる。
製造が容易であり、かつ引張強度が優れた合わせガラス用中間膜が得られるため、上記の中間膜は、多層溶融押出成形法により得られていることが好ましい。上記多層溶融押出成形法としては、例えば、マルチマニホールド法及びフィードブロック法等が挙げられる。
(合わせガラス)
本発明に係る合わせガラス用中間膜は、合わせガラスを得るために用いられる。本発明に係る合わせガラスは、第1の合わせガラス部材と、第2の合わせガラス部材と、上記合わせガラス用中間膜とを備える。上記第1の合わせガラス部材と上記第2の合わせガラス部材との間に、上記合わせガラス用中間膜が配置されている。
図2は、図1に示す合わせガラス用中間膜を備えた合わせガラスを示す模式的な断面図である。
図2に示す合わせガラス51は、第1の合わせガラス部材52と、第2の合わせガラス部材53と、中間膜1とを備える。中間膜1は、第1の合わせガラス部材52と第2の合わせガラス部材53との間に配置されており、挟み込まれている。第1の合わせガラス部材52は、中間膜1の第1の表面1aに積層されている。第2の合わせガラス部材53は、中間膜1の第2の表面1bに積層されている。従って、合わせガラス51は、第1の合わせガラス部材52と、中間膜1と、第2の合わせガラス部材53とがこの順で積層されて構成されている。
上記合わせガラス部材としては、ガラス板、ポリカーボネートフィルム、シクロオレフィンフィルム、アクリルフィルム及びポリエステルフィルム等が挙げられる。合わせガラスには、2枚のガラス板の間に中間膜が挟み込まれている合わせガラスだけでなく、ガラス板とPETフィルム等との間に中間膜が挟み込まれている合わせガラスも含まれる。合わせガラスは、ガラス板を備えた積層体であり、少なくとも1枚のガラス板が用いられていることが好ましい。第1の合わせガラス部材及び第2の合わせガラス部材はそれぞれガラス板又はPETフィルムであることが好ましく、合わせガラスは、第1の合わせガラス部材及び第2の合わせガラス部材のうちの少なくとも一方としてガラス板を備えることが好ましい。
上記ガラス板としては、無機ガラス及び有機ガラスが挙げられる。上記無機ガラスとしては、フロート板ガラス、熱線吸収板ガラス、熱線反射板ガラス、磨き板ガラス、型板ガラス、網入り板ガラス、及び線入り板ガラス等が挙げられる。上記有機ガラスは、無機ガラスに代用される合成樹脂ガラスである。上記有機ガラスとしては、ポリカーボネート板及びポリ(メタ)アクリル樹脂板等が挙げられる。上記ポリ(メタ)アクリル樹脂板としては、ポリメチル(メタ)アクリレート板等が挙げられる。
上記合わせガラス部材の厚みは、好ましくは0.5mm以上、より好ましくは1mm以上、好ましくは5mm以下、より好ましくは3mm以下である。また、合わせガラス部材がガラス板である場合に、該ガラス板の厚みは、好ましくは1mm以上、好ましくは3mm以下である。合わせガラス部材がPETフィルムである場合に、該PETフィルムの厚みは、好ましくは0.03mm以上、好ましくは0.5mm以下である。
上記合わせガラスの製造方法は特に限定されない。例えば、第1の合わせガラス部材と第2の合わせガラス部材との間に、中間膜を挟んで、押圧ロールに通したり、又はゴムバックに入れて減圧吸引したりして、第1の合わせガラス部材と中間膜との間及び第1の合わせガラス部材と中間膜との間に残留する空気を脱気する。その後、約70〜110℃で予備接着して積層体を得る。次に、積層体をオートクレーブに入れたり、又はプレスしたりして、約120〜150℃及び1〜1.5MPaの圧力で圧着する。このようにして、合わせガラスを得ることができる。上記第2の層の上記積層体側とは反対の外側の表面にエンボスが形成されている場合には、第1の合わせガラス部材と中間膜との間、及び第2の合わせガラス部材と中間膜との間に残留する空気をより一層効果的に脱気できる。
合わせガラスは、自動車、鉄道車両、航空機、船舶及び建築物等に使用できる。合わせガラスは、これら以外にも使用できる。合わせガラスは、建築用又は車両用の合わせガラスであることが好ましく、車両用の合わせガラスであることがより好ましい。合わせガラスは、自動車のフロントガラス、サイドガラス、リアガラス又はルーフガラス等に使用できる。また、上記合わせガラスは、他の無機膜もしくは有機膜と積層して用いることにより、例えば遮音性を付与した遮音性合わせガラスなどの機能性合わせガラスとして用いることもできる。
上記合わせガラスのヘーズ値は、好ましくは3%以下、より好ましくは2%以下、より一層好ましくは1%以下、更に好ましくは0.5%以下、特に好ましくは0.4%以下である。合わせガラスのヘーズ値は、JIS K6714に準拠して測定できる。上記合わせガラスのヘーズ値を低くするために、上記の中間膜を構成する各層はフィラーを含まないことが好ましい。
以下、実施例を挙げて本発明を更に詳しく説明する。本発明はこれら実施例のみに限定されない。
(実施例1)
熱可塑性樹脂層を構成する材料として、樹脂A:ポリビニルブチラール樹脂(BH−8、積水化学工業社製、重合度1700、アセタール化度69mol%、アセチル化度0.7mol%)と、可塑剤B:トリエチレングリコールジ−2−エチルヘキサノエート(3GO、積水化学工業社製)とを用意した。170℃に加熱された押出機1に、上記樹脂A100重量部と上記可塑剤B40重量部とを供給し、同じく170℃に加熱された押出機2にも上記樹脂A100重量部と上記可塑剤B40重量部とを供給し、それぞれギアポンプを介して、押出機1から押出される溶融樹脂と押出機2から押出される溶融樹脂が交互に積層され、合わせて21層積層されるフィールドブロックにて合流させて、21層の積層体21を得た(図3参照)。その後、スクエアミキサーに、積層体21を通過させて、42層の積層体22を得た(図4〜5参照)。
なお、スクエアミキサーは、断面形状が長方形である流路を通過した熱可塑性樹脂を、分岐流路により2分割し、それらを積み重ねて合流させて層数を2倍にすることが可能な流路を有する筒体である。スクエアミキサーでは、図3に示す21層の積層体21を、図4に示すように中央で2分割するように、矢印X1の方向に流路を圧縮することで、層数が21層であり、かつ厚みが1/2である2つの圧縮物を得ることができる。次に、図5に示すように矢印X2の方向に流路を拡大することで、図6に示すように層数が2倍の42層である積層体22を得ることができる。
このようにして得られた積層体22をTダイに供給して、シート状に成形した後、引取ロールで引き取り、42層の中間膜を得た。これを鋭利なカミソリで横35mm、縦190mmの短冊状にサンプリングし、オリエンテック社製万能試験機RTC−1310Aを用いて延伸した。その際、縦方向を延伸方向とし、チャック間距離は50mmとした。延伸温度、延伸倍率は下記表1に示す値とした。
延伸された中間膜を、スーパーダンベルカッター(ダンベル社製)を用いてJIS K 7127:1999準拠の試験片タイプ1Bの形状にサンプリングして試験片(中間膜)を得た。
(実施例2)
スクエアミキサーを2つ用いて、熱可塑性樹脂層の層数を84層にしたこと以外は実施例1と同様にして、中間膜を得た。
(実施例3)
スクエアミキサーを4つ用いて、熱可塑性樹脂層の層数を336層にしたこと以外は実施例1と同様にして、中間膜を得た。
(実施例4,7)
延伸温度を表1の様に変えたこと以外は実施例1と同様にして、中間膜を得た。
(実施例5,8)
延伸温度を表1の様に変えたこと以外は実施例2と同様にして、中間膜を得た。
(実施例6,9)
延伸温度を表1の様に変えたこと以外は実施例3と同様にして、中間膜を得た。
(比較例1)
熱可塑性樹脂層を構成する材料として、樹脂A:ポリビニルブチラール(BH−8、積水化学工業社製)と、可塑剤B:トリエチレングリコールジ−2−エチルヘキサノエート(3GO、積水化学工業社製)を用意した。170℃に加熱された2つの押出機1に、上記樹脂A100重量部と上記可塑剤B40重量部とを供給し、ギアポンプを介して、押出機1から押出される溶融樹脂をTダイに供給して、シート状に成形した。その後、引取ロールで引き取り、1層の中間膜を得た。
得られた中間膜を、スーパーダンベルカッター(ダンベル社製)を用いてJIS K 7127:1999準拠の試験片タイプ1Bの形状にサンプリングして試験片(中間膜)を得た。
(比較例2)
延伸をしなかったこと以外は実施例1と同様にして、中間膜を得た。
(比較例3)
延伸をしなかったこと以外は実施例2と同様にして、中間膜を得た。
(比較例4)
延伸をしなかったこと以外は実施例3と同様にして、中間膜を得た。
(比較例5〜12)
表1に示す条件で延伸を行ったこと以外は比較例1と同様にして、中間膜を得た。
(評価)
(1)厚み
新潟精機社製マイクロメータMCD130−25により、中間膜の厚み(熱可塑性樹脂層の合計の厚み)を計測した。
(2)引張強度
オリエンテック社製万能試験機RTC−1310Aを用いて、JIS K7127:1999に準拠した方法で、得られた試験片の引張試験を行った。試験速度は、500mm/minとした。
(3)複屈折ΔNxy
王子計測機器社製自動複屈折測定装置KOBRA−WRを用いて、複屈折ΔNxyを測定した。
結果を下記の表1に示す。
Figure 2015196608
1…中間膜
1a…第1の表面
1b…第2の表面
11…熱可塑性樹脂層
11A…第1の熱可塑性樹脂層
11B…第2の熱可塑性樹脂層
21…積層体(21層)
22…積層体(42層)
51…合わせガラス
52…第1の合わせガラス部材
53…第2の合わせガラス部材

Claims (7)

  1. 1層又は少なくとも2層の構造を有する合わせガラス用中間膜であって、
    熱可塑性樹脂を含む熱可塑性樹脂層を少なくとも1層備え、
    前記熱可塑性樹脂が、ポリビニルアセタール樹脂又はエチレンー酢酸ビニル共重合体であり、
    複屈折ΔNxyが0.00035以上である、合わせガラス用中間膜。
  2. 少なくとも5層の構造を有する合わせガラス用中間膜であって、
    前記熱可塑性樹脂層を少なくとも5層備え、
    少なくとも5層の前記熱可塑性樹脂層が厚み方向に積層されている、請求項1に記載の合わせガラス用中間膜。
  3. 少なくとも40層の構造を有する合わせガラス用中間膜であって、
    前記熱可塑性樹脂層を少なくとも40層備え、
    少なくとも40層の前記熱可塑性樹脂層が厚み方向に積層されている、請求項1に記載の合わせガラス用中間膜。
  4. 前記熱可塑性樹脂がポリビニルアセタール樹脂であり、
    前記熱可塑性樹脂層が、可塑剤を含む、請求項1〜3のいずれか1項に記載の合わせガラス用中間膜。
  5. 前記熱可塑性樹脂層が、延伸工程を経て得られる、請求項1〜4のいずれか1項に記載の合わせガラス用中間膜。
  6. 複屈折ΔNxyが0.00040以上である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の合わせガラス用中間膜。
  7. 第1の合わせガラス部材と、
    第2の合わせガラス部材と、
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の熱可塑性樹脂膜である合わせガラス用中間膜とを備え、
    前記第1の合わせガラス部材と前記第2の合わせガラス部材との間に、前記合わせガラス用中間膜が配置されている、合わせガラス。
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