JP2015194853A5 - - Google Patents

Claims (8)

1. 表示部と操作部と通信回線を介して通信する通信部とを有し複数の避難対象者が携帯する端末と、前記通信回線を介して前記端末の通信部と通信する第１通信部と表示部とを有する支援装置と、を備え、災害発生時の避難確認を支援する支援システムであって、
   前記端末は、前記端末毎に固有の識別子であって前記通信部が送信するときに付加されて送信される端末識別子と前記端末を制御する制御プログラムとを記憶する記憶部と、前記制御プログラムに基づいて前記支援装置と連携して動作する制御部と、を備え、
   前記支援装置は、前記支援装置を制御する制御プログラムを記憶すると共に施設の人員が携帯する前記端末の端末識別子を記憶する第１記憶領域を有する記憶部と、前記制御プログラムに基づいて前記端末と連携して動作する制御部と、を備え、
   前記支援装置の制御部は、
   前記端末からの応答を該端末の端末識別子と共に受け付ける受付部と、
   避難を完了したときに避難完了の操作を指示する避難確認画面を前記端末の表示部に表示させ、前記受付部が前記避難確認画面に対する避難完了の応答と該応答に付加された前記端末識別子とを前記端末から受け付けたときに受け付けた前記端末識別子と関連付けて避難完了報告として前記記憶部の第１記憶領域に記憶させる指示部と、を備え、
   前記記憶部の第１記憶領域を参照して、前記避難完了報告に基づく避難状況を、前記支援装置の表示部に表示させる制御部であること
   を特徴とする支援システム。
2. 表示部と操作部と通信回線を介して通信する通信部とを有し複数の避難対象者が携帯する端末と、前記通信回線を介して前記端末の通信部と通信する第１通信部と表示部とを有する支援装置と、を備え、災害発生時の避難確認を支援する支援システムであって、
   前記端末は、前記端末毎に固有の識別子であって前記通信部が送信するときに付加されて送信される端末識別子と前記端末を制御する制御プログラムとを記憶する記憶部と、前記制御プログラムに基づいて前記支援装置と連携して動作する制御部と、を備え、
   前記支援装置は、前記支援装置を制御する制御プログラムを記憶すると共に施設の人員の名前と該人員が携帯する前記端末の端末識別子とを該人員が所属するグループに関連付けて記憶する第１記憶領域を有する記憶部と、前記制御プログラムに基づいて前記端末と連携して動作する制御部と、を備え、
   前記支援装置の制御部は、
   前記端末からの応答を該端末の端末識別子と共に受け付ける受付部と、
   避難を完了したときに避難完了の操作を指示する避難確認画面を前記端末の表示部に表示させ、前記受付部が前記避難確認画面に対する避難完了の応答と該応答に付加された前記端末識別子とを前記端末から受け付けたときに受け付けた前記端末識別子と関連付けて避難完了報告として前記記憶部の第１記憶領域に記憶させると共に第１記憶領域を参照して該識別子に対応する前記グループに所属する他の人員の名前を取得し、取得した前記名前を表示すると共に表示された名前に該当する避難完了者を確認した場合にその避難完了者を報告する操作を指示する避難者確認画面を受け付けた前記端末識別子を有する前記端末に表示させ、前記受付部が前記避難者確認画面に対する避難完了者の報告を前記端末から受け付けたときに前記報告の避難完了者と関連付けて避難完了報告として前記記憶部の第１記憶領域に記憶させる、指示部と、を備え、
   前記記憶部の第１記憶領域を参照して、前記グループと、前記グループと関連付けた前記人員の名前と、前記人員毎の避難完了報告に基づく避難状況とを、前記支援装置の表示部に表示させる制御部であること
   を特徴とする支援システム。
3. 前記支援装置の制御部は、前記指示部によって、
   前記避難確認画面に対する避難完了報告は自らによる避難完了報告として、また、前記避難者確認画面に対する避難完了報告は他者による避難完了報告として前記記憶部の第１記憶領域に記憶させ、
   前記人員毎の避難完了報告に基づく避難状況として、前記人員毎に他者による避難完了報告があって自らによる避難完了報告が無い者と自らによる避難完了報告がある者とを区別した避難状況を、前記支援装置の表示部に表示させる制御部であることを特徴とする請求項２記載の支援システム。
4. 前記支援装置は、不在を含む行動状況が入力されて共有されるグループウェアを実行するサーバと通信する第２通信部と、不在者を記憶する第２記憶領域を有する前記記憶部と、を備え、
   前記支援装置の制御部は、第２通信部を介して前記サーバから取得した不在情報に基づいて、不在者を抽出して第２記憶領域に記憶させ、前記不在者の不在状況の抹消を抽出して第２記憶領域に記憶させた前記不在者の記憶を削除し、前記第２記憶領域に記憶された前記不在者の情報に基づいて、第１記憶領域の避難完了報告として不在であることを記憶させる不在者管理部を備えたこと
   を特徴とする請求項２または３に記載の支援システム。
5. 前記支援装置は、人の出入りを管理する入退館管理システムと通信する第３通信部と、
   在館中の訪問者を記憶する第３記憶領域を有する前記記憶部と、を備え、
   前記支援装置の制御部は、第３通信部を介して前記入退館管理システムから取得した入退館情報に基づいて、在館中の訪問者を抽出して在館中訪問者として訪問先の担当者と関連付けて第３記憶領域に記憶させ、前記在館中訪問者の退館を抽出して第３記憶領域に記憶させた前記在館中訪問者の記憶を削除し、前記第３記憶領域に記憶された在館中訪問者の情報に基づいて、前記記憶部の第１記憶領域を参照して前記在館中訪問者の訪問先の担当者が所属するグループを抽出して、該グループに所属する他の人員に加えて前記在館中訪問者を前記記憶部の第１記憶領域に記憶させる訪問者管理部を備えたこと
   を特徴とする請求項２〜４のいずれか１項に記載の支援システム。
6. 前記支援装置の制御部は、当該支援装置の有する操作部で避難確認要請操作がされたときに、前記記憶部の第１記憶領域を参照し前記避難完了報告が無い避難対象者の名前を取得して捜索対象者として表示させると共に該捜索対象者の避難完了を確認した場合は該捜索対象者の避難確認を報告する操作を指示する避難確認要請画面を、前記端末すべてに表示させる要請部を備えたことを特徴とする請求項２〜５のいずれか１項に記載の支援システム。
7. 前記支援装置の制御部は、前記避難者確認画面に対する避難完了の応答を係数し、係数した前記応答の数に応じて重み付けした他者による避難完了報告として前記記憶部の第１記憶領域に記憶させる前記受付部を備えたことを特徴とする請求項２〜６のいずれか１項に記載の支援システム。
8. 前記端末の位置情報を取得する測位部を有し、
   前記支援装置の制御部は、前記端末の位置情報が避難場所を示すものであった場合は、当該端末を携帯する人員は避難完了したものとすることを特徴とする請求項１〜７のいずれか１項に記載の支援システム。