JP6132635B2 - 監視制御システム - Google Patents
監視制御システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6132635B2 JP6132635B2 JP2013080977A JP2013080977A JP6132635B2 JP 6132635 B2 JP6132635 B2 JP 6132635B2 JP 2013080977 A JP2013080977 A JP 2013080977A JP 2013080977 A JP2013080977 A JP 2013080977A JP 6132635 B2 JP6132635 B2 JP 6132635B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control
- mobile terminal
- control right
- plant
- position information
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 claims description 22
- 238000013500 data storage Methods 0.000 description 18
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 1
- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
Description
しかし、操作装置だけでなく、持ち運び可能なモバイル端末からもプラント機器の操作を行うことが考慮されていなかった。具体的には、モバイル端末の制御権を他のモード (中央モード等)に連動させるしかできず、モバイル端末の位置情報も考慮して、モバイル端末の制御権を決定することができなかった。
そのため、制御権モードが設けられた従来の監視制御システムにおけるモバイル端末は、制御権を得た状態であれば、どのような場所からでも操作ができてしまうという問題がある。例えば、プラントの運用上、操作を行って欲しくない場所に設置された操作端末には制御権を与えていなくても、制御権を与えられたモバイル端末を持ち込むことで、本来操作を行うべきでない場所からプラント機器の操作ができてしまうという問題がある。
また、特許文献1のものでは、制御権モードを考慮せず、モバイル端末の位置情報のみを考慮して制御権を決定するので、上述の問題に対応できなかった。
以下、この発明の実施の形態1を図に基づいて説明する。
図1は、この発明の実施の形態1による監視制御システムを示すシステム構成図である。
図1において、プラント監視制御システムは、プラント1と遠隔地A5と遠隔地B6とに配置されている。
プラント1の中央監視室3には、中央操作装置11とプラントデータ配信サーバ12(データ配信サーバ)が設置されている。プラント1の事務室2には事務室操作装置10が設置されている。プラント1の現場4には、プラント機器21と現場操作装置22が設置されている。遠隔地A5には遠隔地A操作装置25が設置され、遠隔地B6には遠隔地B操作装置26が設置されている。
これらの操作装置は、後述する制御装置20を介してプラント機器21を操作するためのものであり、それぞれ計算機によって構成されている。
また、制御装置20は、プラント制御ネットワーク31へのデータ送受信を行うデータ送受信部20a、制御装置20内のデータ処理を行い、データ記憶部20dへのアクセスを行うデータ処理部20b、プラント機器21及び現場操作装置22との間でデータ入出力を行う入出力部20cを持っている。
このプラントデータ配信サーバ12は、データ記憶部12dを備え、各制御権モードに対応する操作装置の位置情報と、収集したモバイル端末15の位置情報を、後述する図3のようにデータ記憶部12dに保存している。
なお、図1ではモバイル端末15は1台のみ表現しているが、複数台存在してもかまわない。
図2において、縦軸を設備名、横軸をモード名称とする表に制御権モードが設定された様子を示している。○が制御権モードが設定されたモードである。現場モードは、現場操作装置22に制御権モードが設定されたことを示す。制御権モードは、設備単位(設備は一つ以上のプラント機器から構成する)に対して、それぞれ操作できる操作装置を設定している。
図2の情報は制御装置20が、データ記憶部20dに格納している。
図3(a)は制御権モードのモード名称ごとに操作端末の位置情報を緯度、経度によって表現したもの、図3(b)はモバイル端末ごとの位置情報を緯度、経度によって表現したものである。
図3(a)の各制御権モードに対応する位置情報は、予め設定された情報であり、基本的に対応する操作装置の位置情報となる。例えば、中央モードであれば、中央操作装置11の位置情報を設定しておく。一方、図3(b)のモバイル端末15の位置情報は、常時更新される情報である。
この図3の情報は、プラントデータ配信サーバ12が、データ記憶部12dに格納している。
プラントデータ配信サーバ12は、モバイル端末15と定期的に通信を行い、モバイル端末15の位置情報を定期的に収集し、データ記憶部12dに保存している、図3(b)の位置情報を常時更新している。
モバイル端末15からプラント機器21の制御指令を受けたデータ配信部12aは、制御指令をデータ処理部12bに渡す(step11)。
データ処理部12bは、データ記憶部12dから、格納されているモバイル端末15の位置情報と、各制御権モードに関連付けられた位置情報を取り出す(step12)。次いで、データ処理部12bは、モバイル端末15の位置情報と各制御権モードの位置情報との距離を計算する(step13)。もし、モバイル端末15がいずれかの制御権モードの位置情報と一定の距離内であれば(step14)、データ処理部12bは、その制御権モードの情報を付与して、制御指令をデータ送受信部12cに送る(step15)。
データ送受信部12cは、制御指令をプラント制御ネットワーク31経由で、制御装置20に送信する(step16)。
プラントデータ配信サーバ12から、制御指令を受けたデータ送受信部20aは、制御権モードの情報を含む制御指令をデータ処理部20bに渡す(step21)。データ処理部20bは、データ記憶部20dから現在の制御権モードを取り出す(step22)。データ処理部20bは、取り出した制御権モードと、制御指令に含まれる制御権モードを比較する(step23)。制御権モードが一致した場合(step24)は、データ処理部20bは、プラント機器21への制御指令を入出力部20cに送る(step25)。入出力部20cは、受け取った制御指令に基づいてプラント機器21を制御する。
そして、モバイル端末15では制御権が無いことを表示する。
実施の形態1の構成に加えて、実施の形態2では、モバイル端末15が制御権を得たタイミングで、モバイル端末15に制御画面を自動的に表示する方法について述べる。
図6は、この発明の実施の形態2による監視制御システムの制御権モード位置情報とモバイル端末位置情報を示す図である。
図6(a)は制御権モードの位置情報を緯度、経度によって表現したもの、図6(b)はモバイル端末ごとの位置情報を緯度、経度によって表現したものである。図6の表は、プラントデータ配信サーバ12のデータ記憶部12dが保存する位置情報の表であり、実施の形態1での位置情報に加えて、各制御モードに対しモバイル端末15が制御権を得た場合に自動表示を行うかどうかの設定を追加している。図6の場合では、現場モードにてモバイル端末15が制御権を得た場合、つまり、プラント機器21の近くで制御権を得た場合のみ、モバイル端末15に制御画面を自動的に表示するように設定している。
実施の形態2では、制御画面自動表示有(図中○)の場合のみモバイル端末15に制御権が与えられるようになっている。
図8において、制御権を得たことを通知されたモバイル端末15は、自端末の画面に、機器を制御するための画面、もしくはウィンドウを自動的に表示し、オペレータに制御権を得たことを通知する。
データ処理部12bは、モバイル端末15から位置情報を収集し、データ記憶部12dに格納した位置情報を更新する(step111)。データ処理部12bは、制御装置20から現在の制御権モードを取得する(step112)。
もし、データ記憶部12dに格納されている図6(a)の表において、現在の制御権モードに自動表示が有(図中○)に設定されていれば(step113)、データ処理部12bは、モバイル端末15の位置情報と現在の制御モードに関連付けられた位置情報との距離を計算する(step114)。自動表示が有に設定されていなければ、step111に戻る。
モバイル端末15が現在の制御権モードに関連付けられた位置情報と一定の距離内でなければ(step115)、step111に戻る。
実施の形態2の構成に加えて、実施の形態3では、モバイル端末15が制御権を得ている状態で、その場所から離れた際に、制御権を持ったまま離れたことを注意喚起通知する方法について述べる。
図9は、この発明の実施の形態3による監視制御システムの制御権モード位置情報とモバイル端末位置情報を示す図である。
図9(a)は制御権モードの位置情報を緯度、経度によって表現したもので、モバイル端末が制御権を得た場合に制御画面を自動表示するかどうかが設定されている。図9(b)はモバイル端末ごとの位置情報を緯度、経度によって表現したものである。
図9の表は、プラントデータ配信サーバ12のデータ記憶部12dが保存する位置情報の表であり、実施の形態2での情報に加えて、各制御権モードに対して、モバイル端末15が制御権を得ている状態で、その場所を離れようとした際に注意喚起通知を行うかどうかの設定項目を追加している。
データ処理部12bは、モバイル端末15から位置情報を収集し、データ記憶部12dに格納した位置情報を更新する(step211)。次いで、データ処理部12bは、制御装置20から現在の制御権モードを取得する(step212)。
もし、データ記憶部12dに格納されている図9の表において、現在の制御権モードに注意喚起通知が有(図中○)に設定されていれば(step213)、データ処理部12bは、モバイル端末15の位置情報と現在の制御モードに関連付けられた位置情報との距離を計算する(step214)。注意喚起通知が有に設定されていなければ、step211に戻る。
モバイル端末15が、現在の制御権モードに関連付けられた位置情報と一定の距離内であれば(step215)、step211に戻る。
一般的なプラントにおいて、制御権の切り替えを行うのは、現場側としていることが多い。そのため、現場にて操作した後に制御権を現場に残したまま、中央監視室等に戻ってしまうと、気づいた際に再度現場に出向いて制御権を戻す必要がある。そのようなことの無いように注意喚起通知することが可能となる。
Claims (3)
- 複数の場所に設置され、それぞれプラント設備を操作する制御指令を発行する複数の操作装置、
持ち運び可能に構成され、上記プラント設備を操作する制御指令を発行するモバイル端末、
このモバイル端末と通信可能に構成され、上記モバイル端末から当該モバイル端末の位置情報及び当該モバイル端末の発行する制御指令を取得するデータ配信サーバ、
及びこのデータ配信サーバと通信可能に構成され、上記操作装置の制御指令または上記データ配信サーバから取得する上記モバイル端末の制御指令に基づき、上記プラント設備を制御する制御装置を備え、
上記制御装置は、上記プラント設備ごとに当該プラント設備を制御するための制御権を、上記複数の操作装置のいずれかに設定した設定情報である制御権モードを予め記憶した記憶部を有し、
上記プラント設備の制御を、上記制御権モードにより上記制御権の設定された操作装置の制御指令、または上記制御権が与えられた場合のモバイル端末の制御指令に基づき行い、
上記モバイル端末は、上記制御権モードにより上記制御権が設定された上記操作装置の近傍に当該モバイル端末が位置する場合にのみ、上記制御権が与えられることを特徴とする監視制御システム。 - 上記制御権が与えられた上記モバイル端末には、上記プラント設備の操作画面が自動的に表示されることを特徴とする請求項1記載の監視制御システム。
- 上記制御権が与えられた上記モバイル端末が、上記制御権が設定された上記操作装置の近傍から離れた場合には、当該モバイル端末に、注意喚起のための表示が行われることを特徴とする請求項1または請求項2記載の監視制御システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013080977A JP6132635B2 (ja) | 2013-04-09 | 2013-04-09 | 監視制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013080977A JP6132635B2 (ja) | 2013-04-09 | 2013-04-09 | 監視制御システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014203372A JP2014203372A (ja) | 2014-10-27 |
JP6132635B2 true JP6132635B2 (ja) | 2017-05-24 |
Family
ID=52353733
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013080977A Active JP6132635B2 (ja) | 2013-04-09 | 2013-04-09 | 監視制御システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6132635B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6076816B2 (ja) * | 2013-04-22 | 2017-02-08 | 株式会社日立製作所 | プラント制御システム及び制御方法 |
KR102220712B1 (ko) * | 2017-03-13 | 2021-03-02 | 한국전자통신연구원 | 공장의 실시간 상황 변화에 대응하기 위한 동적 상황 관리 장치 및 방법 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000253462A (ja) * | 1999-03-02 | 2000-09-14 | Toshiba Corp | 監視制御システム |
US7143149B2 (en) * | 2001-09-21 | 2006-11-28 | Abb Ab | Dynamic operator functions based on operator position |
JP2003216231A (ja) * | 2002-01-18 | 2003-07-31 | Hitachi Ltd | 現場監視・操作装置 |
JP5289474B2 (ja) * | 2005-02-25 | 2013-09-11 | 株式会社東芝 | 雨水排水支援制御装置 |
JP2007156646A (ja) * | 2005-12-01 | 2007-06-21 | Shibuya Kogyo Co Ltd | 設備操作システム |
JP2008234318A (ja) * | 2007-03-20 | 2008-10-02 | Shibuya Kogyo Co Ltd | 設備操作システム |
-
2013
- 2013-04-09 JP JP2013080977A patent/JP6132635B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014203372A (ja) | 2014-10-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11765402B2 (en) | Set-top box, system and method for providing awareness in a hospitality environment | |
JP6126778B2 (ja) | 火災報知設備の支援システム | |
US20130115587A1 (en) | Emergency command system and method | |
EP3264385A1 (en) | System and method for installing, commissioning, testing, and maintaining a fire alarm control panel via a mobile device | |
US11750850B2 (en) | Geolocationing system and method for use of same | |
US20190196424A1 (en) | Systems and methods for generating a zone configuration and cause and effect logic files | |
JP6132635B2 (ja) | 監視制御システム | |
US10181261B2 (en) | Mobile user interface for security panel | |
US20200174458A1 (en) | Method to present a user with a menu of ranked building system based upon usage of building systems | |
EP2963629B1 (en) | System and method of providing context sensitive help for alarm system installation | |
JP6228254B2 (ja) | 火災報知設備の支援システム | |
JP6561531B2 (ja) | 通信システム及び通信方法 | |
JP6637825B2 (ja) | 通信経路表示システム及び通信経路表示方法 | |
JP6558966B2 (ja) | 火災受信機及び火災監視システム | |
JP2018032423A (ja) | 火災報知設備の支援システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160105 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20161012 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20161018 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20161111 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170321 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170418 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6132635 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |