JP2013196255A - 防災管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】災害発生時に各従業員の安否確認や被災状況の把握を迅速且つ詳細に行うことができ、各従業員に対して適切な指示、誘導が行える防災管理システムを提供する。
【解決手段】防災サーバ21は、災害発生時、安否確認メッセージを全従業員の防災端末8へ発信する。防災サーバ21から安否確認メッセージを受信した防災端末8は、該メッセージに返信する形で、入力装置81から自身の安否や被災状況を含む第1の個人被災情報、自身の担当する設備あるいは周辺設備の被災状況を含む第1の設備被災情報を入力し、防災サーバ21に対してこれらの情報を発信する。防災サーバ21は、職場被災者情報作成部218において職場被災者情報を作成し、設備被災情報作成部219において第2の設備被災情報を作成し、これらを各従業員の防災端末8に発信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、多数の従業員を有する工場等の施設において、施設内で発生した事故、災害等に対応して各従業員の安否確認や設備の被災状況の把握を詳細に行い、さらに施設周辺の災害や広域災害にも対応可能な防災管理システムに関する。
従来、多数の従業員を有する工場等の防災管理システムにおいては、災害発生を検知した際に、管理者や従業員に対して災害発生場所、災害発生状況等を通知し、さらに避難経路の通知、避難誘導指示等を行っていた。これらの通知方法としては、システムの表示端末、携帯端末、警報装置等が用いられていた。
例えば特許文献1では、センサネットワークを利用した災害発生の検知及び避難誘導システムが提示されている。この先行例のシステム制御装置には、平常時の制御プログラム、災害判定プログラム及び災害対策制御プログラムが格納されている。システム制御装置は、平常時には例えば空調制御プログラムにより温度センサの測定温度に基づいて空調の運転を制御し、火災発生と判定された際には、災害対策制御プログラムに切り替えを行い、災害状況を把握し災害通知を行う。災害通知は、例えばフロア内に火災警報を発する、フロア内の各人の携帯端末に火災警報信号を送信する(電話経由、あるいはセンサノードまたは基地局経由)等の方法を用いている。
さらに、上記先行例では、通知と同時にスプリンクラーの作動、防火シャッターの作動と連動させることにより火災の拡大を防止し、避難誘導を行う。避難誘導の方法としては、災害対策制御プログラムが危険箇所を避けるように各場所から出口までの経路を探索し、探索した全体の経路を表示端末装置及び各個人の携帯端末に表示することが記載されている。
特開2005−316533号公報
従来の防災管理システムは、災害発生時に火災警報や避難誘導を一方的に通知するものであり、防災組織や職場責任者等と連携した指示が行われていなかった。このため、災害の状況に応じたきめ細やかな対応ができていないという問題があった。
また、各従業員に対する安否確認や救出の要否確認、避難状況の把握、帰宅支援等は行われていなかった。このため、大規模災害の際に、各従業員が無事避難できたか、救出されたか、あるいは帰宅できたかという確認に時間を要するという問題があった。さらに、施設内で発生した災害にしか対応しておらず、地域災害、広域災害には対応していないという問題があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、災害発生時に各従業員の安否確認や被災状況の把握を迅速且つ詳細に行うことができ、各従業員に対して適切な指示、誘導が行える防災管理システムを提供することを目的とする。
本発明に係る防災管理システムは、管理対象施設の従業員が所持する携帯端末装置と、該施設内に配置され災害を検知する災害検出手段と、災害検出手段から出力される災害検出情報を取得し携帯端末装置と通信可能に接続された防災管理サーバを備えた防災管理システムであって、携帯端末装置は、該施設内に設置されたLAN回線の無線端局を介して防災管理サーバと無線通信する無線LAN通信部と、各従業員が所有する情報である第1の災害関連情報を入力する第1の災害関連情報入力部と、防災管理サーバから取得した第2の災害関連情報を表示手段及び音声出力手段のいずれか一方または両方に出力する第2の災害関連情報出力部を有し、防災管理サーバは、LAN回線を介して携帯端末装置と通信するLAN通信部と、災害検出情報及び第1の災害関連情報に含まれる災害発生情報を収集し監視する災害発生情報収集部と、少なくとも第1の災害関連情報を含む複数の情報を集約し第2の災害関連情報を作成する第2の災害関連情報作成部を有するものである。
本発明に係る防災管理システムによれば、防災管理サーバが従業員の所持する携帯端末装置から取得した第1の災害関連情報を集約して第2の災害関連情報を作成し、さらに携帯端末装置が該第2の災害関連情報を出力するようにしたので、災害発生時に各従業員の安否確認や被災状況の把握を迅速且つ詳細に行うことができ、さらにそれらの情報を各従業員に提供することができるため、各従業員に対して適切な指示、誘導を行うことが可能である。
本発明の実施の形態1に係る防災管理システムの全体構成を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る防災サーバの構成を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る防災端末の構成を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る防災サーバの構成を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る防災端末の構成を示す図である。 本発明の実施の形態3に係る防災サーバの構成を示す図である。 本発明の実施の形態3に係る防災端末の構成を示す図である。 本発明の実施の形態4に係る防災管理システムの構成を示す図である。 本発明の実施の形態4に係るWeb解析サーバの構成を示す図である。 本発明の実施の形態4に係る防災サーバの構成を示す図である。 本発明の実施の形態4に係る防災端末の構成を示す図である。 本発明の実施の形態5に係る防災サーバの構成を示す図である。 本発明の実施の形態5に係る防災端末の構成を示す図である。
以下に、本発明を実施するための実施の形態1〜5について説明する。本発明に係る防災管理システムは、多数の従業員を有する工場等の施設を管理対象とし、管理対象施設の従業員が所持する携帯端末装置である防災端末と、該施設内に配置され災害を検知する災害検出手段と、防災端末と通信可能に接続された防災管理サーバである防災サーバを備えている。
防災端末は、従業員が常時携帯可能な小型装置であり、情報の入力手段としてボタンやタッチパネル等の入力装置を有している。また、情報の出力手段として液晶パネル、有機ELパネル等の表示装置と、スピーカ等の音声出力装置を有している。すなわち、表示装置の表示画面が入力装置を兼ねる場合もある。
以下の実施の形態1〜実施の形態5において、「防災端末から(情報を)入力する」処理とは、防災端末を所持する従業員に入力装置から情報を入力させる処理を示しており、例えば表示装置の入力画面で入力を誘導し、入力された情報を必要に応じて加工または編集し防災サーバに送信できるようにするまでの処理を含んでいる。また、「防災端末に(情報またはメッセージを)出力する」処理とは、表示装置及び音声出力装置のいずれか一方または両方から情報を出力するために必要な処理を示している。
本発明に係る防災管理システムの特徴は、各従業員が、自身の所有する、あるいは入手した情報である第1の災害関連情報を防災端末から防災サーバに送信し、これを受信した防災サーバが、取得した第1の災害関連情報を集約し、第2の災害関連情報を作成することにある。さらに、防災サーバが第2の災害関連情報を防災端末に送信し、各従業員に提供することにある。
各従業員が防災端末から入力する第1の災害関連情報とは、災害発生情報、各従業員の安否及び被災状況を含む個人被災情報、及び周辺設備の被災状況を含む設備被災情報(実施の形態1)、避難を完了した各従業員がその旨を知らせる個人避難完了情報(実施の形態2)、不明者の救出を完了した各従業員がその旨を知らせる個人救出完了情報(実施の形態3)、及び帰宅を完了した各従業員がその旨を知らせる個人帰宅完了情報(実施の形態5)等である。
また、防災サーバから防災端末に送信され各従業員に提供される情報は、上記の第1の災害関連情報を集約した第2の災害関連情報に加え、防災サーバにおいて選定された指示者の指示に基づく避難指示、救出指示、及び帰宅指示のメッセージ(実施の形態2、3、5)や、避難場所への避難経路、不明者の救出経路、自宅への帰宅経路及び帰宅支援情報(実施の形態2、3、5)、さらにはインタネットから抽出した災害情報(実施の形態4)等、多岐にわたっている。
このように、本発明に係る防災管理システムは、災害発生時に火災警報や避難誘導を一方的に通知していた従来システムに比べ、防災組織、職場責任者、各従業員等と連携した情報収集と情報提供を行うことを可能としたものである。これにより、災害発生時に各従業員の安否確認や被災状況等の把握を迅速且つ詳細に行うことが可能であり、各従業員に対して適切な指示、誘導が行えるものである。
なお、以下の実施の形態1〜5において、「第1の」を付した情報(総称して「第1の災害関連情報」)は、各従業員の所有する、あるいは入手した個人的な情報を示しており、各防災端末から防災サーバに送信される情報である。また、「第2の」を付した情報(総称して「第2の災害関連情報」)は、防災サーバが防災端末から取得した第1の災害関連情報(必要に応じて他の情報も含める)を集約した情報を示しており、目的に応じて職場単位等に編集されたものである。
実施の形態1.
以下に、本発明の実施の形態1に係る防災管理システムについて、図面に基づいて説明する。図1は、本実施の形態1に係る防災管理システムの全体構成を示している。管理対象施設である工場1は、防災センタ2、製造棟3、事務棟4、及び体育館、講堂等の避難場所5等を含んでいる。工場1の全従業員は、情報の入力手段と出力手段を有する防災端末8を所持している。防災センタ2には、防災に関する情報を収集、管理し、防災端末8に対して必要な情報やメッセージを発信する防災サーバ21が設置されている。
工場1には、建屋内外を含めてLAN回線である所内LAN6が設置されている。事務棟4には各従業員の勤怠情報を管理する勤怠情報管理サーバである勤怠情報サーバ41が設置されており、防災サーバ21は所内LAN6を介して勤怠情報サーバ41と通信する。また、防災端末8は、所内LAN6の無線端局61を介して防災サーバ21と無線通信する。なお、無線端局61は、工場1の建屋内外を含めて複数設置されている。
防災センタ2には、災害を検出した際に災害検出情報を出力する災害検出手段として、火災報知機25及び地震計26が設置されている。なお、災害検出手段はこれに限定されるものではなく、管理対象施設に適した災害検出手段、例えばガス検知器、放射線測定器等が設置される。火災報知機25は、工場1全域に配置された複数の火災検知器71から火報LAN7を介して火災検出情報を取得する。火災報知機25及び地震計26は防災サーバ21に接続されており、これらの災害検出手段から出力された災害検出情報は、防災サーバ21に直ちに送信される。
次に、防災サーバ21について図2を用いて説明する。所内LAN通信部211は、所内LAN6を介して勤怠情報サーバ41と通信する。また、無線端局61及び所内LAN6を介して防災端末8と通信する。防災端末情報制御部212は、防災端末8から受信した情報を収集、管理し、必要な処理を行うために防災サーバ21内の各部へ伝達する。火災情報入力部213及び地震情報入力部214は、それぞれ火災報知機25及び地震計26が検出した災害検出情報を入力する処理を行う。
災害発生情報収集部215は、火災報知機25及び地震計26から取得した災害検出情報と、防災端末8から取得した第1の災害発生情報を収集し監視すると共に、これらの情報を集約し第2の災害発生情報を作成する処理を行う。安否確認メッセージ作成部216は、各従業員に対する安否確認メッセージを作成する処理を行う。
また、個人被災情報作成部217は、勤怠情報サーバ41から取得した勤怠情報と、防災端末8から取得した第1の個人被災情報及び現在位置情報を集約し、第2の個人被災情報を作成する処理を行う。職場被災者情報作成部218は、個人被災情報作成部217が作成した第2の個人被災情報を職場単位に集約し、職場被災者情報を作成する処理を行う。職場被災者情報は、職場毎の従業員の勤怠情報、現在位置(推定所在)、安否、被災状況、不明者氏名等を含んでいる。また、設備被災情報作成部219は、防災端末8から取得した第1の設備被災情報を集約し、工場1全体としての第2の設備被災情報を作成する処理を行う。
次に、防災端末8について図3を用いて説明する。無線LAN通信部811は、所内LAN6の無線端局8とアンテナ84を介して防災サーバ21と無線通信する。防災端末制御部812は、防災端末8内の情報を制御し、必要な処理を行うために防災端末8内の各部へ伝達する。現在位置確認部813は、通信した無線端局8の位置から該防災端末8の現在位置情報を取得する。
災害発生情報入力部814は、各従業員が入手した第1の災害発生情報を入力する処理を行う。個人被災情報入力部815は、各従業員が所有する第1の個人被災情報、すなわち自身の安否、被災状況等を入力する処理を行う。また、設備被災情報入力部816は、各従業員が入手した第1の設備被災情報、すなわち自身の担当する設備あるいは周辺設備の被災状況を入力する処理を行う。
また、安否確認メッセージ出力部817は、防災サーバ21から取得した安否確認メッセージを出力する処理を行う。また、職場被災者情報出力部818は、防災サーバ21から取得した職場被災者情報を出力する処理を行う。さらに、設備被災情報出力部819は、防災サーバ21から取得した第2の設備被災情報を出力する処理を行う。
次に動作について説明する。防災サーバ21は、火災報知機25から送信される火災検出情報、地震計26から送信される地震検出情報、及び防災端末8から送信される第1の災害発生情報を、災害発生情報収集部215で常時監視している。災害発生情報収集部215は、火災検出情報、地震検出情報、及び第1の災害発生情報の少なくとも1つを取得した場合、取得した情報に基づいて災害発生の有無を判定し、災害発生と判定した場合には取得した情報を集約し第2の災害発生情報を作成する。
防災サーバ21は、第2の災害発生情報及び安否確認メッセージを全従業員の防災端末8へ発信する。さらに、災害の程度に応じて工場1全体に警告音、非常灯の点滅等を行い、作業中の従業員でも即座に認知可能な方法で災害発生を通知する。
防災サーバ21から第2の災害発生情報及び安否確認メッセージを受信した防災端末8は、音声出力装置83により警告音を発信すると共に、表示装置82の画面に安否確認メッセージを表示する。各従業員は、この安否確認メッセージに返信する形で、入力装置81から自身の安否や被災状況を含む第1の個人被災情報、自身の担当する設備あるいは周辺設備の被災状況を含む第1の設備被災情報を入力し、防災サーバ21に対してこれらの情報を発信する。
防災端末8から第1の個人被災情報を受信した防災サーバ21は、個人被災情報作成部217において、各従業員の第1の個人被災情報、勤怠情報、及び現在位置情報を集約し、第2の個人被災情報を作成する。さらに、職場被災者情報作成部218において、第2の個人被災情報を職場単位に集約した職場被災者情報を作成し、各従業員の防災端末8に発信する。また、設備被災情報作成部219において、防災端末8から取得した第1の設備被災情報を集約した第2の設備被災情報を作成し、各従業員の防災端末8に発信する。
以上のように、本実施の形態1に係る防災管理システムによれば、防災サーバ21は、従業員が所持する防災端末8により、各従業員の現在位置確認や安否確認を漏れなく迅速に行うことが可能である。また、各従業員が所有する第1の災害発生情報、第1の個人被災情報、及び第1の設備被災情報を収集し、それらを集約した第2の災害発生情報、職場被災者情報、及び第2の設備被災情報を従業員に提供することが可能である。
これにより、災害検出装置と防災組織、職場組織の責任者及び各従業員と連携した災害発生情報及び個人/設備被災情報の収集が行えるため、従業員は職場被災者や設備被害の現状把握を迅速且つ詳細に行うことができ、その後の行動判断に活用することができる。
実施の形態2.
図4及び図5は、本発明の実施の形態2に係る防災管理システムにおける防災サーバ21aと防災端末8aの構成をそれぞれ示している。なお、本実施の形態2に係る防災管理システムの全体構成は、上記実施の形態1と同様である(図1参照)。本実施の形態2では、上記実施の形態1で説明した防災管理システムを基本とし、さらに、防災組織または職場組織の責任者と連携した避難指示、誘導を行うことが可能なシステムを提供するものである。
本実施の形態2に係る防災サーバ21aについて、図4を用いて説明する。なお、本実施の形態2に係る防災サーバ21aは、上記実施の形態1に係る防災サーバ21と同じ構成部(図2)をすべて有しているが、図4では図示を一部省略している。図4中、図2と同一部分には同一符号を付している。
避難指示者選定部220は、従業員の中から避難指示者を選定する処理を行う。避難要否確認メッセージ作成部221は、避難指示者選定部220で選定された避難指示者に対して、避難の要否を確認する確認メッセージを作成する処理を行う。
また、避難指示メッセージ作成部222は、避難指示者の防災端末8aから取得した避難指示情報に基づいて、従業員に対して避難指示メッセージを作成する処理を行う。同様に、避難用具着用メッセージ作成部223は、避難指示者の防災端末8aから取得した避難指示情報に基づいて、従業員に対する避難用具着用メッセージを作成する処理を行う。
個人避難経路選定部224は、第2の災害関連情報(第2の災害発生情報、第2の個人被災情報、職場被災者情報、第2の設備被災情報)の少なくとも1つと、避難指示情報に基づいて、各従業員の避難経路を選定する処理を行う。避難経路再選定部225は、防災端末8aから要求があった場合に避難経路の再選定を行う処理を行う。また、職場避難完了情報作成部226は、防災端末8aから取得した第1の災害関連情報である個人避難完了情報を職場単位に集約し、第2の災害関連情報である職場避難完了情報を作成する処理を行う。
次に、本実施の形態2に係る防災端末8aについて、図5を用いて説明する。なお、本実施の形態2に係る防災端末8aは、上記実施の形態1に係る防災端末8と同じ構成部(図3)をすべて有しているが、図5では図示を一部省略している。図5中、図3と同一部分には同一符号を付している。
避難要否確認メッセージ出力部820は、防災サーバ21aから受信した避難要否確認メッセージを出力する処理を行う。避難指示入力部821は、避難要否確認メッセージを取得した避難指示者が、避難場所5への避難の要否、避難用具着用の要否等を含む避難指示を入力する処理を行う。避難指示情報作成部822は、避難指示者が入力した避難指示に基づいて避難指示情報を作成する処理を行う。これらの処理は、避難指示者の防災端末8aにおいて行われる処理である。
一方、以下の処理は、全従業員の防災端末8aにおいて行われる。避難指示メッセージ出力部823は、防災サーバ21aから取得した避難指示メッセージを出力する処理を行う。同様に、避難用具着用メッセージ出力部824は、従業員に対する避難用具着用メッセージを出力する処理を行う。
また、個人避難経路出力部825は、防災サーバ21aから取得した個人避難経路を出力する処理を行う。なお、表示装置82の画面上には、個人避難経路と共に該防災端末8aを所持する従業員の現在位置も表示される。音声誘導メッセージ出力部826は、各従業員を個人避難経路に誘導するメッセージを音声出力する処理を行う。避難経路離脱メッセージ出力部827は、該防災端末8aを所持する従業員が個人避難経路から離脱した場合に、その旨を知らせるメッセージを出力する処理を行う。
避難経路再選定要求部828は、個人避難経路の通行が困難である場合に、防災サーバ21aの避難経路再選定部225に対して避難経路の見直し、再選定を要求する処理を行う。個人避難完了情報入力部829は、避難が完了した従業員が個人避難完了情報を入力する処理を行う。
次に動作について説明する。工場1内で災害が発生した場合、防災サーバ21aは、避難指示者選定部220において、防災組織(または職場組織)の責任者または代行者の中から今回の避難指示者を選定する。具体的には、防災組織表に組織の責任者及び所属者がツリー状に設定されており、このツリー構成表の順位により今回の避難指示者が選定される。続いて、選定された避難指示者の防災端末8aに対し、工場1内の避難場所5への避難の要否を確認する避難要否確認メッセージを発信する。
防災サーバ21から避難要否確認メッセージを受信した避難指示者の防災端末8aは、音声出力装置83により警告音を発信すると共に、表示装置82の画面に避難要否確認メッセージを表示する。避難指示者は、この避難要否確認メッセージに返信する形で、入力装置81から避難場所5への避難の要否、避難用具着用の要否等の避難指示を入力する。この避難指示に基づいて避難指示情報作成部822が避難指示情報を作成し、防災サーバ21に対して発信する。
避難指示者の防災端末8aから避難指示情報を受信した防災サーバ21aは、この避難指示情報に基づいて避難指示メッセージ及び避難用具着用メッセージを作成し、各従業員の防災端末8aに発信する。また、従業員毎の個別避難経路を選定し、各従業員の防災端末8aに発信する。各従業員は、避難指示メッセージ及び避難用具着用メッセージに従い、さらに個人避難経路の音声誘導メッセージに誘導されながら避難を開始する。
従業員が避難の途中で個人避難経路から離脱した場合には、該従業員の所持する防災端末8aが避難経路離脱メッセージを音声出力し、注意を喚起する。また、従業員は、避難途中で個人避難経路の通行が困難であった場合、防災サーバ21aに対して避難経路の見直し、再選定を要求する。これを受信した防災サーバ21aは、再度、個人避難経路の選定を行い、当該従業員及び同一避難経路の従業員に送信する。
避難が完了した従業員は、個人避難完了情報を防災サーバ2aに発信し、防災サーバ2aは、受信した個人避難完了情報を職場単位に集約し、職場避難完了情報を作成して、防災組織、職場組織、及び各従業員へ送信する。
本実施の形態2によれば、防災サーバ21aにおいて避難指示者による避難指示に基づいた避難指示メッセージの作成や個人避難経路の選定を行い、それらを各従業員へ提供することにより、システムと防災組織の責任者が連携した避難指示、誘導が行え、安全で確実な避難が可能となる。
実施の形態3.
図6及び図7は、本発明の実施の形態3に係る防災管理システムにおける防災サーバ21bと防災端末8bの構成を、それぞれ示している。なお、本実施の形態3に係る防災管理システムの全体構成は、上記実施の形態1と同様である(図1参照)。本実施の形態3では、上記実施の形態1で説明した防災管理システムを基本とし、さらに、防災組織または職場組織の責任者と連携した救出作業を行うことが可能なシステムを構築している。
本実施の形態3に係る防災サーバ21bについて、図6を用いて説明する。なお、本実施の形態3に係る防災サーバ21bは、上記実施の形態1に係る防災サーバ21と同じ構成部(図2)をすべて有しているが、図6では図示を一部省略している。図6中、図2と同一部分には同一符号を付している。
所在履歴情報保存部227は、防災端末8bの現在位置確認部813(図3)から取得した現在位置情報を該従業員の所在履歴情報として保存する処理を行う。不明者所在履歴確認部228は、職場被災者情報作成部218が作成した職場被災者情報から抽出した不明者を所在履歴情報保存部227に照会して所在を推定する処理を行う。また、救出者情報作成部229は、不明者の氏名及び推定所在を含む救出者情報を作成する処理を行う。
救出指示者選定部230は、従業員の中から救出指示者を選定する処理を行う。救出要否確認メッセージ作成部231は、救出指示者選定部230で選定された救出指示者に対して、救出の要否を確認する確認メッセージを作成する処理を行う。
また、救出指示メッセージ作成部232は、救出指示者の防災端末8bから取得した救出指示情報に基づいて、従業員に対する救出指示メッセージを作成する処理を行う。個人救出経路選定部233は、救出者情報作成部229により作成された救出者情報と、救出指示者の防災端末8bから取得した救出指示情報に基づいて、不明者の救出経路を選定する処理を行う。個人救出完了情報収集部234は、救出指示者または救出組織に所属する従業員(以下、救出組織員と略す)の防災端末8bから取得した第1の災害関連情報である個人救出完了情報を集約する処理を行う。
次に、本実施の形態3に係る防災端末8bについて、図7を用いて説明する。なお、本実施の形態3に係る防災端末8bは、上記実施の形態1に係る防災端末8と同じ構成部(図3)をすべて有しているが、図7では図示を一部省略している。図7中、図3と同一部分には同一符号を付している。
救出要否確認メッセージ出力部831は、防災サーバ21bから受信した救出要否確認メッセージを出力する処理を行う。救出指示入力部832は、救出要否確認メッセージを受信した救出指示者が、救出組織員に対し、救出の要否、救出方法等を含む救出指示を入力する処理を行う。また、救出指示情報作成部833は、救出指示者が入力した救出指示に基づいて救出指示情報を作成する処理を行う。これらの処理は、救出指示者の防災端末8bにおいて行われる処理である。
一方、以下の処理は、救出組織員の防災端末8bにおいて行われる。救出指示メッセージ出力部834は、防災サーバ21bから取得した救出指示メッセージを出力する処理を行う。個人救出経路出力部835は、防災サーバ21bから取得した不明者の救出経路を出力する処理を行う。個人救出完了情報入力部836は、不明者の救出を完了した救出指示者または救出組織員が個人救出完了情報を入力する処理を行う。また、個人救出完了情報出力部837は、防災サーバ21bの個人救出完了情報収集部234が集約した個人救出完了情報を出力する処理を行う。
次に動作について説明する。防災サーバ21bは平常時より、工場1の各従業員が所持する防災端末8bから現在位置情報を所定の周期で受信し、該従業員の所在履歴情報として所在履歴情報保存部227に保存している。工場1内で災害が発生すると、各従業員の安否確認が行われ、職場被災者情報作成部218により職場被災者情報が作成される(実施の形態1参照)。防災サーバ21bは、不明者所在履歴確認部228により、職場被災者情報から抽出した不明者を、所在履歴情報保存部227に照会して所在を推定する。さらに、救出者情報作成部229により、不明者の氏名及び推定所在を含む救出者情報を作成する。
また、避難指示者選定部220において、救出組織の責任者または代行者の中から今回の救出指示者を選定し、救出の要否を確認する救出要否確認メッセージと救出者情報を該救出指示者の防災端末8bへ発信する。
防災サーバ21bから救出要否確認メッセージを受信した救出指示者の防災端末8bは、表示装置82の画面に救出要否確認メッセージを表示する。救出指示者は、この救出要否確認メッセージに返信する形で、入力装置81から救出の要否、救出方法等を含む救出指示を入力する。この救出指示に基づいて救出指示情報作成部833が救出指示情報を作成し、防災サーバ21bに対して発信する。
救出指示者の防災端末8bから救出指示情報を受信した防災サーバ21bは、この救出指示情報に基づいて救出指示メッセージを作成し、これを救出組織員の防災端末8bに発信する。また、不明者毎の個人救出経路を選定し、これを救出組織員の防災端末8bに発信する。救出組織員は、救出指示メッセージ及び個人救出経路に基づいて、不明者の救出を開始する。
不明者の救出が完了した救出指示者または救出組織員は、個人救出完了情報を防災サーバ2bに発信する。防災サーバ2bは、受信した個人救出完了情報を集約し、防災組織、職場組織、及び各従業員へ送信する。
本実施の形態3によれば、防災サーバ21bで不明者の所在の推定や個人救出経路を選定し、これらの情報を救出指示者及び救出組織員に提供することにより、救出組織の責任者及び救出組織員が連携した救出作業を行うことができ、不明者の早急な救出が可能となる。
実施の形態4.
図8は、本発明の実施の形態4に係る防災管理システムの構成を示している。なお、本実施の形態4に係る防災管理システムは、上記実施の形態1に係る防災管理システムと同じ構成部(図1)をすべて有しているが、図8では図示を省略している。図8中、図1と同一部分には同一符号を付している。図9、図10及び図11は、本実施の形態4に係る防災管理システムにおけるウェブ(以下Webと記す)解析サーバ27、防災サーバ21c、及び防災端末8cの構成をそれぞれ示している。
本実施の形態4では、上記実施の形態1に係る防災管理システムを基本とし、さらに、Web解析サーバ27を備えることにより、従業員が工場1周辺や自身の居住地域の最新の災害情報を入手することが可能なシステムを構築している。Web解析サーバ27は、インタネット10上のWebホームページ、例えば図8に示す交通系ホームページ11a、インフラ系ホームページ11b、ニュース系ホームページ11c及び気象系ホームページ11d等から災害に関連するテキストを抽出し、災害情報を作成する。
Web解析サーバ27は、防災センタ2内に設置され、防災サーバ21cと通信可能に接続されている。Web解析サーバ27が作成した災害情報は、防災サーバ21cへ送信され、防災サーバ21において保存管理され、さらに編集、更新される。
本実施の形態4に係るWeb解析サーバ27について、図9を用いて説明する。インタネットアクセス部271は、ルータ9を介してインタネット10上のWebホームページへ接続する処理を行う。ルータ9は、インタネット10へ接続する際のセキュリティルータ制御を行う。気象系HPテキスト抽出部272、インフラ系HPテキスト抽出部273、交通系HPテキスト抽出部274、及びニュース系HPテキスト抽出部275は、それぞれ気象系、インフラ(電気、ガス、水道など)系、交通系、及びニュース系のホームページのテキストを抽出する。
気象系災害情報作成部276、インフラ系災害情報作成部277、交通系災害情報作成部278、及びニュース系災害情報作成部279は、それぞれ気象系、インフラ系、交通系、及びニュース系のホームページから抽出したメッセージ情報、リスト情報、及び経過予測情報等を含む災害情報を作成する。
災害情報は、文書形式のメッセージ情報(時刻、発信元、メッセージ文等)、マトリックス形式のリスト情報(市町村対警報、注意報発令情報等)、及び経過予測情報(台風の進路、雨量、風速予測情報等)を含んで構成される。なお、災害情報は、気象系災害情報、インフラ系災害情報、交通系災害情報、及びニュース系災害情報をすべて含んでいなくてもよく、少なくとも1つを含むものであればよい。災害情報送信部280は、Web解析サーバ27において作成された災害情報を防災サーバ21cへ送信する。
本実施の形態4に係る防災サーバ21cについて、図10を用いて説明する。なお、本実施の形態4に係る防災サーバ21cは、上記実施の形態1に係る防災サーバ21と同じ構成部(図2)をすべて有しているが、図10では図示を一部省略している。図10中、図2と同一部分には同一符号を付している。
災害情報受信部235は、Web解析サーバ27から災害情報を受信する。個人用災害情報作成部236は、ウェブ解析サーバ27から取得した災害情報を各従業員用に編集する処理を行う。また、個人災害情報反映部237は、防災端末8cから取得した個人災害情報を、Web解析サーバ27が作成した災害情報に反映させる処理を行う。
次に、本実施の形態4に係る防災端末8cについて、図11を用いて説明する。なお、本実施の形態4に係る防災端末8cは、上記実施の形態1に係る防災端末8と同じ構成部(図3)をすべて有しているが、図11では図示を一部省略している。図11中、図3と同一部分には同一符号を付している。
個人用災害情報出力部838は、防災サーバ21cから取得した個人用災害情報を出力する処理を行う。また、個人災害情報入力部839は、各従業員が入手した地域社会の被災状況等を含む個人災害情報を入力する処理を行う。
次に動作について説明する。Web解析サーバ27は常時インタネット10に接続し、最新の災害関連情報を収集している。具体的には、インタネット網にある気象系、インフラ系、交通系、ニュース系等のWebサイトホームページに接続し、災害関連情報ページのHTML等のテキストを取り込み、解析して災害に関連する情報のみを抽出している。さらに抽出した情報を集約し、メッセージ情報、リスト情報、経過予測情報を含む災害情報として防災サーバ21cへ送信する。
防災サーバ21cは、平常時より災害発生に備えて最新の災害情報をWeb解析サーバ27から取得しており、災害発生時には災害情報を各従業員用に編集して各従業員の防災端末8cへ送信する。これにより、従業員は、最新の災害情報を防災端末8cの表示画面で確認することができる。また、従業員は、自身が入手した個人災害情報を防災端末8cから入力する。防災サーバ21cは、防災端末8cから取得した個人災害情報を災害情報に反映させ、災害情報を更新して各従業員に配信する。
本実施の形態4によれば、工場1周辺の地域や従業員の居住地域における気象系、インフラ系、交通系、ニュース系等の災害に関連する情報を、Web解析サーバ27によりインタネット10のWebホームページから抽出して災害情報を作成し、該災害情報を防災サーバ21cにより各従業員用に編集し、さらに、各従業員が入手した個人災害情報を反映させるようにしたので、従業員は、工場1周辺や自身の居住地域の最新の災害情報を入手することができる。
実施の形態5.
図12及び図13は、本発明の実施の形態5に係る防災管理システムにおける防災サーバ21dと防災端末8dの構成を、それぞれ示している。なお、本実施の形態5に係る防災管理システムの全体構成は、上記実施の形態1及び実施の形態4と同様である(図1、図8参照)。本実施の形態5では、上記実施の形態4で説明した防災管理システムを基本とし、さらに、防災組織または職場組織の責任者、各従業員と連携した帰宅指示、帰宅支援を行うことが可能なシステムを構築している。
本実施の形態5に係る防災サーバ21dについて、図12を用いて説明する。なお、本実施の形態5に係る防災サーバ21dは、上記実施の形態1及び実施の形態4に係る防災サーバ21、21cと同じ構成部(図2、図10)をすべて有しているが、図12では図示を省略している。図12中、図2と同一部分には同一符号を付している。
所内LAN通信部211は、ルータ9と通信しインタネット10に接続する。帰宅指示者選定部238は、従業員の中から帰宅指示者を選定する処理を行う。帰宅可否確認メッセージ作成部239は、帰宅指示者選定部238で選定された帰宅指示者に対して、帰宅の可否を確認する確認メッセージを作成する処理を行う。また、帰宅指示メッセージ作成部240は、該帰宅指示者の防災端末8gから取得した帰宅指示情報に基づいて従業員に対する帰宅指示メッセージを作成する処理を行う。
個人帰宅経路選定部241は、帰宅指示者の防災端末8dから取得した帰宅指示情報及び個人用災害情報(図10参照)に基づいて、各従業員の帰宅経路を選定する処理を行う。帰宅グループ出発順序選定部242は、帰宅経路の一部が重複する従業員からなる帰宅グループの出発順序を選定する処理を行う。帰宅グループ出発指示メッセージ作成部243は、帰宅グループに対する出発指示メッセージを作成する処理を行う。出発指示メッセージは、帰宅グループ出発順序選定部242で決定した帰宅グループの出発順序に従って、各帰宅グループに出発を促すメッセージであり、所定間隔で発信される。
帰宅支援情報変更部244は、Web解析サーバ27から取得した災害情報及び防災端末8dから取得した帰宅支援施設情報に基づいて帰宅支援情報を修正、変更し、最新情報に更新する処理を行う。個別帰宅支援情報作成部245は、各従業員が帰宅経路で利用可能な施設情報を含む帰宅支援情報を、災害情報に基づいて作成する。また、帰宅経路再選定部246は、防災端末8dから要求があった場合に帰宅経路の再選定を行う処理を行う。個人帰宅完了情報収集部247は、防災端末8dから取得した第1の災害関連情報である個人帰宅完了情報を集約する処理を行う。
次に、本実施の形態5に係る防災端末8dについて、図13を用いて説明する。なお、本実施の形態5に係る防災端末8dは、上記実施の形態1及び実施の形態4に係る防災端末8、8cと同じ構成部(図3、図11)をすべて有しているが、図13では図示を省略している。図13中、図3と同一部分には同一符号を付している。
防災端末8dは、インタネット10の無線AP(アクセスポイント)12と通信を行う無線ルータ85とGPS装置86を備えている。無線LAN通信部811は、無線ルータ85、無線AP12を介してインタネット10に接続し、さらにルータ9を経由して防災サーバ21dに接続する。
帰宅可否確認メッセージ出力部840は、防災サーバ21dから受信した帰宅可否確認メッセージを出力する処理を行う。帰宅指示入力部841は、帰宅可否確認メッセージを取得した帰宅指示者が、帰宅の可否を含む帰宅指示を入力する処理を行う。また、帰宅指示情報作成部842は、帰宅指示者が入力した帰宅指示に基づいて帰宅指示情報を作成する処理を行う。これらの処理は、帰宅指示者の防災端末8dにおいて行われる処理である。
一方、以下の処理は、全従業員の防災端末8dにおいて行われる。帰宅指示メッセージ出力部843は、防災サーバ21dから取得した帰宅指示メッセージを出力する処理を行う。個人帰宅経路出力部844は、防災サーバ21dから取得した個人帰宅経路を出力する処理を行う。表示装置82の画面上には、個人帰宅経路と共に該防災端末8dを所持する従業員の現在位置も表示される。
出発指示メッセージ出力部845は、防災サーバ21dから取得した帰宅グループ出発指示メッセージを出力する処理を行う。音声誘導メッセージ出力部846は、各従業員を個人帰宅経路に誘導するメッセージを音声出力する処理を行う。帰宅経路離脱メッセージ出力部847は、該防災端末8dを所持する従業員が帰宅経路から離脱した場合に、その旨を知らせるメッセージを出力する処理を行う。
帰宅経路再選定要求部848は、帰宅経路の通行が困難である場合に、防災サーバ21dの帰宅経路再選定部246に対して帰宅経路の見直し、再選定を要求する処理を行う。帰宅支援情報出力部849は、防災サーバ21dから取得した個別帰宅支援情報を出力する処理を行う。帰宅支援施設情報入力部850は、各従業員が入手した帰宅支援施設情報を入力する処理を行う。
GPS現在位置確認部851は、GPS装置86から該防災端末8dの現在位置情報を取得する処理を行う。個人帰宅完了情報入力部852は、帰宅が完了した従業員が個人帰宅完了情報を入力する処理を行う。帰宅完了情報出力部853は、防災サーバ21dの個人帰宅完了情報収集部247が集約した個人帰宅完了情報を出力する処理を行う。
次に動作について説明する。防災サーバ21dは、常時インタネット10に接続しており、各地域の無線AP12経由で防災端末8dと通信可能である。工場1の周辺地域を含む大規模広域災害が発生した場合、防災サーバ2dは、帰宅指示者選定部238において、防災組織(または職場組織)の責任者または代行者の中から今回の帰宅指示者を選定し、従業員の帰宅の可否を確認する帰宅可否確認メッセージを、該帰宅指示者の防災端末8dへ発信する。
防災サーバ21dから帰宅可否確認メッセージを受信した帰宅指示者の防災端末8dは、表示装置82の画面に帰宅可否確認メッセージを表示する。帰宅指示者は、この帰宅可否確認メッセージに返信する形で、入力装置81から帰宅の可否を含む帰宅指示を入力する。この帰宅指示に基づいて帰宅指示情報作成部842が帰宅指示情報を作成し、防災サーバ21に対して発信する。
帰宅指示者の防災端末8dから帰宅指示情報を受信した防災サーバ21dは、この帰宅指示情報に基づいて、帰宅指示メッセージを作成し、これを各従業員の防災端末8dに発信する。また、従業員毎の個人帰宅経路を選定し、これを各従業員の防災端末8dに発信する。各従業員は、帰宅指示メッセージと、該従業員が属する帰宅グループに対する帰宅グループ出発指示メッセージに従い、個人帰宅経路の音声誘導メッセージに誘導されながら帰宅グループでの帰宅を開始する。
従業員が帰宅の途中で帰宅経路から離脱した場合には、該従業員の所持する防災端末8dが帰宅経路離脱メッセージを音声出力し、注意を喚起する。また、従業員は、帰宅途中で帰宅経路の通行が困難であった場合、防災サーバ21dに対して帰宅経路の見直し、再選定を要求する。これを受信した防災サーバ21dは、再度、個人帰宅経路の選定を行い、当該従業員及び同一帰宅経路の従業員に送信する。
各従業員は、防災サーバ21dから提供される最新の帰宅支援情報により、帰宅経路で利用可能な休憩、給水等の施設情報を得ることができる。また、それらが利用できなかった場合には、その情報を防災端末8dの帰宅支援施設情報入力部850で入力する。帰宅が完了した従業員は、個人帰宅完了情報を防災サーバ21dに発信し、防災サーバ21dの個人帰宅完了情報収集部247は、受信した個人帰宅完了情報を集約し、帰宅完了情報を作成して、防災組織、職場組織、及び各従業員へ送信する。
本実施の形態5によれば、防災サーバ21dにおいて帰宅指示者による帰宅指示に基づいた帰宅指示メッセージを作成すると共に、個人帰宅経路や帰宅支援情報を作成し、それらを各従業員へ提供することにより、システムと防災組織の責任者が連携した帰宅指示、誘導、帰宅支援が行え、安全で確実な帰宅が可能となる。
なお、上記実施の形態1〜実施の形態5では、管理対象施設である工場1内の組織として、職場組織、防災組織または救出組織等を例に挙げて説明したが、これらの組織は特に限定されるものではない。また、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略したりすることが可能である。
本発明は、工場等の施設内での事故及び災害、地域災害、あるいは広域災害が発生した際に、従業員の安否や設備の被災状況を把握し、避難、救出、帰宅等の指示、誘導を行うための防災管理システムとして利用することができる。
1 工場、2 防災センタ、3 製造棟、4 事務棟、5 避難場所、6 所内LAN、7 火報LAN、8、8a、8b、8c、8d 防災端末、9 ルータ、10 インタネット、11a、11b、11c、11d Webホームページ、12 無線AP、
21、21a、21b、21c、21d 防災サーバ、25 火災報知機、26 地震計、27 Web解析サーバ、41 勤怠情報サーバ、61 無線端局、71 火災検知器、81 入力装置、82 表示装置、83 音声出力装置、84 アンテナ、85 無線ルータ、86 GPS装置、
211 所内LAN通信部、212 防災端末情報制御部、213 火災情報入力部、214 地震情報入力部、215 災害発生情報収集部、
216 安否確認メッセージ作成部、217 個人被災情報作成部、218 職場被災者情報作成部、219 設備被災情報作成部、220 避難指示者選定部、221 避難要否確認メッセージ作成部、222 避難指示メッセージ作成部、223 避難用具着用メッセージ作成部、224 個人避難経路選定部、225 避難経路再選定部、226 職場避難完了情報作成部、227 所在履歴情報保存部、228 不明者所在履歴確認部、229 救出者情報作成部、230 救出指示者選定部、231 救出要否確認メッセージ作成部、232 救出指示メッセージ作成部、233 個人救出経路選定部、
234 個人救出完了情報収集部、235 災害情報受信部、236 個人用災害情報作成部、237 個人災害情報反映部、238 帰宅指示者選定部、239 帰宅可否確認メッセージ作成部、240 帰宅指示メッセージ作成部、241 個人帰宅経路選定部、242 帰宅グループ出発順序選定部、243 帰宅グループ出発指示メッセージ作成部、244 帰宅支援情報変更部、245 個別帰宅支援情報作成部、246 帰宅経路再選定部、247 個人帰宅完了情報収集部、271 インタネットアクセス部、
272 気象系HPテキスト抽出部、273 インフラ系HPテキスト抽出部、
274 交通系HPテキスト抽出部、275 ニュース系HPテキスト抽出部、
276 気象系災害情報作成部、277 インフラ系災害情報作成部、278 交通系災害情報作成部、279 ニュース系災害情報作成部、280 災害情報送信部、
811 無線LAN通信部、812 端末制御部、813 現在位置確認部、814 災害発生情報入力部、815 個人被災情報入力部、816 設備被災情報入力部、
817 安否確認メッセージ出力部、818 職場被災者情報出力部、819 設備被災情報出力部、820 避難要否確認メッセージ出力部、821 避難指示入力部、
822 避難指示情報作成部、823 避難指示メッセージ出力部、824 避難用具着用メッセージ出力部、825 個人避難経路出力部、826 音声誘導メッセージ出力部、827 避難経路離脱メッセージ出力部、828 避難経路再選定要求部、829 個人避難完了情報入力部、830 職場避難完了情報出力部、831 救出要否メッセージ出力部、832 救出指示入力部、833 救出指示情報作成部、834 救出指示メッセージ出力部、835 個人救出経路出力部、836 個人救出完了情報入力部、
837 個人救出者完了情報出力部、838 個人用災害情報出力部、839 個人災害情報入力部、840 帰宅可否確認メッセージ出力部、841 帰宅指示入力部、
842 帰宅指示情報作成部、843 帰宅指示メッセージ出力部、844 個人帰宅経路出力部、845 出発指示メッセージ出力部、846 音声誘導メッセージ出力部、
847 帰宅経路離脱メッセージ出力部、848 帰宅経路再選定要求部、849 帰宅支援情報出力部、850 帰宅支援施設情報入力部、851 GPS現在位置確認部、
852 個人帰宅完了情報入力部、853 帰宅完了情報出力部。

Claims (11)

  1. 管理対象施設の従業員が所持する携帯端末装置と、該施設内に設置され災害を検知する災害検出手段と、前記災害検出手段から出力される災害検出情報を取得し前記携帯端末装置と通信可能に接続された防災管理サーバを備えた防災管理システムであって、
    前記携帯端末装置は、該施設内に設置されたLAN回線の無線端局を介して前記防災管理サーバと無線通信する無線LAN通信部と、各従業員が所有する情報である第1の災害関連情報を入力する第1の災害関連情報入力部と、前記防災管理サーバから取得した第2の災害関連情報を表示手段及び音声出力手段のいずれか一方または両方に出力する第2の災害関連情報出力部を有し、
    前記防災管理サーバは、前記LAN回線を介して前記携帯端末装置と通信するLAN通信部と、災害検出情報及び第1の災害関連情報に含まれる災害発生情報を収集し監視する災害発生情報収集部と、少なくとも第1の災害関連情報を含む複数の情報を集約し第2の災害関連情報を作成する第2の災害関連情報作成部を有することを特徴とする防災管理システム。
  2. 前記携帯端末装置から入力される第1の災害関連情報として、各従業員の安否及び被災状況を含む個人被災情報、設備の被災状況を含む設備被災情報、避難を完了した各従業員がその旨を知らせる個人避難完了情報、不明者の救出を完了した各従業員がその旨を知らせる個人救出完了情報、及び帰宅を完了した各従業員がその旨を知らせる個人帰宅完了情報の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1記載の防災管理システム。
  3. 前記防災管理サーバと前記LAN回線を介して接続され各従業員の勤怠情報を管理する勤怠情報管理サーバを備え、
    前記携帯端末装置は、前記無線端局の位置から該携帯端末装置の現在位置情報を取得する現在位置確認部を有し、
    前記防災管理サーバの前記第2の災害関連情報作成部は、前記携帯端末装置から取得した第1の災害関連情報である個人被災情報と、現在位置情報と、前記勤怠情報管理サーバから取得した勤怠情報とを職場単位で集約した職場被災者情報を作成することを特徴とする請求項2記載の防災管理システム。
  4. 前記防災管理サーバは、避難指示、救出指示、及び帰宅指示のいずれかを出す指示者を従業員の中から選定する指示者選定部と、該指示者に対して指示を要求する確認メッセージを作成する確認メッセージ作成部と、該指示者の前記携帯端末装置から取得した指示情報に基づいて従業員に対する指示メッセージを作成する指示メッセージ作成部を有し、
    前記携帯端末装置は、確認メッセージを受信した指示者が入力した指示に基づいて指示情報を作成する指示情報作成部と、前記防災管理サーバから取得した指示メッセージを出力する指示メッセージ出力部を有することを特徴とする請求項3記載の防災管理システム。
  5. 前記防災管理サーバは、第2の災害関連情報に基づいて各従業員の避難場所への避難経路を選定する個人避難経路選定部と、前記携帯端末装置から要求があった場合に避難経路の再選定を行う避難経路再選定部を有し、
    前記携帯端末装置は、前記防災管理サーバから取得した避難経路を出力する個人避難経路出力部と、該携帯端末装置を所持する従業員が避難経路から離脱した場合にその旨を知らせるメッセージを出力する避難経路離脱メッセージ出力部と、避難経路の通行が困難である場合に前記避難経路再選定部に対して避難経路の再選定を要求する避難経路再選定要求部を有することを特徴とする請求項3記載の防災管理システム。
  6. 前記防災管理サーバは、前記携帯端末装置から取得した現在位置情報を該従業員の所在履歴情報として保存する所在履歴情報保存部と、職場被災者情報から抽出した不明者を前記所在履歴情報保存部に照会して所在を推定する不明者所在履歴確認部と、前記不明者所在履歴確認部から取得した不明者の氏名及び推定所在を含む救出者情報を作成する救出者情報作成部を有し、
    前記防災管理サーバの前記指示メッセージ作成部は、前記指示者選定部により選定された救出指示者の前記携帯端末装置から救出指示情報を取得し、これに基づいて救出組織に所属する従業員に対する救出指示メッセージを作成することを特徴とする請求項4記載の防災管理システム。
  7. 前記防災管理サーバは、救出者情報及び救出指示情報に基づいて不明者の救出経路を選定する個人救出経路選定部を有し、
    前記携帯端末装置は、前記防災管理サーバから取得した救出経路を出力する個人救出経路出力部を有することを特徴とする請求項6記載の防災管理システム。
  8. 前記防災管理サーバに接続され、ルータを介してインタネット上のウェブホームページから災害に関連するテキストを抽出し災害情報を作成するウェブ解析サーバを備え、
    前記防災管理サーバは、前記ウェブ解析サーバから取得した災害情報を各従業員用に編集する個人用災害情報作成部と、前記携帯端末装置から取得した個人災害情報を災害情報に反映させる個人災害情報反映部を有し、
    前記携帯端末装置は、前記防災管理サーバから取得した個人用災害情報を前記出力手段に出力する個人用災害情報出力部と、各従業員が入手した個人災害情報を入力する個人災害情報入力部を有することを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載の防災管理システム。
  9. 前記ウェブ解析サーバが作成する災害情報は、気象系災害情報、インフラ系災害情報、交通系災害情報、及びニュース系災害情報の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項8記載の防災管理システム。
  10. 前記防災管理サーバは、少なくとも個人用災害情報に基づいて各従業員の帰宅経路を選定する個人帰宅経路選定部と、帰宅経路の一部が重複する従業員からなる帰宅グループの出発順序を選定する帰宅グループ出発順序選定部と、該帰宅グループに対する出発指示メッセージを作成する帰宅グループ出発指示メッセージ作成部と、前記携帯端末装置から要求があった場合に帰宅経路の再選定を行う帰宅経路再選定部を有し、
    前記携帯端末装置は、GPS装置から該携帯端末装置の現在位置情報を取得するGPS現在位置確認部と、前記防災管理サーバから取得した帰宅経路を前記出力手段に出力する個人帰宅経路出力部と、該携帯端末装置を所持する従業員が帰宅経路から離脱した場合にその旨を知らせるメッセージを出力する帰宅経路離脱メッセージ出力部と、帰宅経路の通行が困難である場合に前記帰宅経路再選定部に対して帰宅経路の再選定を要求する帰宅経路再選定要求部を有することを特徴とする請求項8または請求項9に記載の防災管理システム。
  11. 前記防災管理サーバは、各従業員が帰宅経路で利用可能な施設情報を含む帰宅支援情報を作成する個別帰宅支援情報作成部と、前記ウェブ解析サーバから取得した災害情報及び前記携帯端末装置から取得した帰宅支援施設情報に基づいて帰宅支援情報を更新する帰宅支援情報変更部を有し、
    前記携帯端末装置は、前記防災管理サーバから取得した帰宅支援情報を出力する帰宅支援情報出力部と、各従業員が入手した帰宅支援施設情報を入力する帰宅支援施設情報入力部を有することを特徴とする請求項8〜請求項10のいずれか一項に記載の防災管理システム。
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