JP2015193041A - ばね鋼の鋳片の冷却方法 - Google Patents
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特許文献1は、低炭素鋼から焼入れ性の高い鋼種までの幅広い鋼種からなる連続鋳造鋳片の冷却時における表面割れと曲がり防止を図りながら、熱間圧延時に表面割れを発生し難い鋳片を製造する方法であって、連続鋳造されたブルームを所定の長さに切断した後、ブルームクーラーで冷却する際に冷却用ノズル列を鋳造方向へ3列以上配置し、冷却水の全周合計流量200〜1000l/minで冷却している。
また、微細組織を形成して割れを防ぐ観点に立てば、特許文献3〜6のいずれにおいても、詳細な冷却条件、例えば、表面温度分布における最高温度と最低温度との差、表面温度分布に対応した冷却方法、鋳片の非定常部位についての冷却などについて全く示されていない。したがって、これらの技術を用いてもばね鋼から構成される鋳片において、表面割れ等を防止することができないのが実情である。
即ち、本発明のばね鋼の鋳片の冷却方法は、成分として、C=0.52%〜0.60%(質量%、以下同じ)、Si=0.15%〜0.35%、Mn=0.65%〜0.95%、P≦0.030%、S≦0.030%、Cr=0.65%〜0.95%、残部Feおよび不可避的不純物からなるばね鋼の鋳片を、下記の条件を満たすように三次冷却することを特徴とする。
(2)鋳片表面温度を800℃から500℃まで冷却する際の冷却速度として、鋳片表面の冷却前温度が800℃〜700℃では冷却速度を35℃/min以上、699℃〜600℃では冷却速度を30℃/min以上、599℃〜500℃では冷却速度を25℃/min以上とする。
下記(1)及び(2)の条件で、鋳片の定常部位における三次冷却水量Qを求め、
(1)鋳片幅方向の表面温度分布における最高温度と、最低温度との差である温度差をΔTとした際に、ΔT≦160℃とする。
下記(3)〜(6)によって、鋳片の非定常部位における三次冷却水量Q’を求め、
(3)鋳片の引抜停止時間に基づいた停止補正係数aを設定する。
(5)連続鋳造装置における平均鋳造速度に基づいた鋳造速度補正係数cを設定する。
(6)Q’=Q×a×b×c
前記定常部位に対しては、三次冷却水量Qで三次冷却を行い、前記非定常部位に対しては、三次冷却水量Q’で三次冷却を行うことを特徴とする。
定的に鋳片の組織を微細組織にして割れを防止することができる。
本発明のばね鋼の鋳片の冷却方法は、連続鋳造装置によって鋳造した鋳片、即ち、ブルームを切断後に切断した鋳片の三次冷却を行う方法である。なお、この実施形態では、ブルームのことを「鋳片」ということがある。
図1は、連続鋳造装置、この連続鋳造装置の下流側に配備され且つ連続鋳造装置で鋳造された鋳片を所定の長さに切断する切断装置、この切断装置で切断された鋳片を冷却する三次冷却装置を示したものである。
図1に示すように、連続鋳造装置1は、ブルームを連続的に鋳造するものであって、精錬処理された溶鋼2が装入された取鍋3と、取鍋3内の溶鋼が注入されて当該溶鋼2を一時的に貯留するタンディッシュ4と、このタンディッシュ4からの溶鋼2が供給される鋳型5と、この鋳型5により成型された鋳片Sを引き出すと共に、鋳片Sをサポートする複数のサポートロール6とを有している。
連続鋳造装置1では、転炉や二次精錬装置等から出鋼された溶鋼2を取鍋3によってタンディッシュ4まで搬送し、搬送された取鍋3内の溶鋼2をタンディッシュ4へ注入後、スライドバルブを開くことによって、鋳型5内の溶鋼2を連続的に鋳造することができる。溶鋼2(鋳片S)は、鋳型5によって一次冷却が行われると共に、鋳型5の下流側に配置された冷却ノズル(図示省略)によって二次冷却が行われる。
三次冷却装置(三次冷却帯)11は、鋳造されたブルームの表面を冷却する設備(ブルームクーラー)であって、切断装置10の下流側に設置され、当該切断装置10で切断された後の鋳片Sの冷却(鋳片Sの三次冷却)を行う。即ち、三次冷却帯11は、所定長さに切断された鋳片を加熱炉に装入する前に冷却を行うものである。なお、三次冷却帯11は切断された鋳片Sの一本毎に冷却を行う。
ノズル13b、狭面冷却ノズル13cによって矩形状の鋳片Sに対して四面を冷却することができる。
本発明では、鋳片Sを三次冷却するにあたって、鋼種に適合した三次冷却を行うことより、鋳片(ブルーム)の鋳片表面において、安定的に鋳片の組織を微細組織にして割れが進展することを防止している。
連続鋳造装置1によって鋳造する鋳片S、即ち、三次冷却を行う鋳片Sは、ばね鋼であって、成分として、C=0.52%〜0.60%(質量%、以下同じ)、Si=0.15%〜0.35%、Mn=0.65%〜0.95%、P≦0.030%、S≦0.030%、Cr=0.65%〜0.95%、残部Feおよび不可避的不純物を含有している。
図4は、ばね鋼で構成された鋳片Sにおいて、上面における温度差ΔTとノズルの水量密度との関係を示し、図5は、狭面における温度差ΔTとノズルの水量密度との関係を示し、図6は、下面における温度差ΔTとノズルの水量密度との関係を示している。
図4〜6は、実機であるブルームクーラー11の三次冷却の水量密度を増減させて、冷却を行った後、鋳片Sの表面を目視で確認して、応力割れの有無をまとめたものである。
さて、本発明では、三次冷却後の鋳片S(ばね鋼の鋳片S)に対して、鋳片Sの表層から5mm以上の範囲に亘ってベイナイト(Zw)を単層として形成して、組織の微細化を図っている。つまり、三次冷却後の鋳片Sにベイナイトを形成して、その後に、加熱炉に鋳片を装入することにより、鋳片の表面組織を微細化し、これにより、割れが進展することを防止している。
に、上部冷却ノズル13a、下部冷却ノズル13b及び狭面冷却ノズル13cの水量(水量密度)を設定して冷却する。
そして、実際に操業を行う際は、三次冷却の条件として水量とノズル特性とから水量密度を求めておくと共に、機外実験で得られた水量密度と冷却速度との関係から、水量密度に対する冷却速度を求めて、操業を実施する。ここで、条件(2)では、冷却速度の上限値を規定していないが、実機の能力に基づいて設定することが望ましい。即ち、当業者常法の操業範囲から逸脱しない範囲で実機に適合した能力で冷却速度を求める。例えば、鋳片表面の冷却前温度が800℃〜700℃では冷却速度を35℃/min以上〜200℃/min以下、699℃〜600℃では冷却速度を30℃/min以上〜200℃/min以下、599℃〜500℃では冷却速度を25℃/min以上〜200℃/minにする。当然の如く、冷却速度が速すぎると、マルテンサイトの組織が鋳片にできるため、マルテンサイトの組織が発生しないように、冷却速度を設定する。
そして、各ノズル13a、13b、13cのそれぞれの冷却水量Qを設定した後は、三次冷却帯11の入側での鋳片の有無を検知し、鋳片Sが有りの場合、即ち、鋳片Sが存在する場合に、設定した冷却水量で鋳片Sを冷却する。鋳片Sの検知は、予め三次冷却帯11の入側にセンサ等を設置し、このセンサにより三次冷却帯11に鋳片Sが入ったか否か(鋳片Sの有無)を行う。なお、作業者が目視にて、鋳片Sの有無を確認してもよい。
この実施例及び比較例では、連続鋳造装置1は「神戸製鋼所製、垂直曲げ型連鋳機」を用いた。鋳型サイズは430×300mmとした。鋳型高さは1200mmとした。鋳造速度は、0.70〜1.05m/min、連続鋳造装置1における二次冷却の比水量は0.20〜0.55L/kg・sとした。三次冷却帯11における三次冷却方法では、ミスト状の冷却水(水+空気)を鋳片Sの上面、下面、狭面の4面に噴射した。三次冷却帯11の冷却ノズルの本数は、1面毎に24本とした。三次冷却帯11の長さは7.23mとした。
連続鋳造装置1にて得られた鋳片(鋼塊)を三次冷却後に、加熱炉に装入して1200〜1300℃まで加熱後、分塊圧延し、ビレット(断面155mm×155mm)とした
。分塊圧延等は当業者常法通りに行った。
(表面温度:500℃〜599℃)では冷却速度を25℃/min以上とし、ΔT≦160℃としている。それゆえ、鋳片の上面において、鋳片の熱応力割れもなく、鋳片の表層5mm以内の組織にベイナイトを形成することができた(ベイナイト組織有)。
比較例8、9、13、18では、第2管理区間での冷却速度が30℃/min未満であったため、鋳片の表層5mm以内の組織にベイナイトを形成することはできなかった(ベイナイト組織無)。比較例10、11、14〜16では、第3管理区間での冷却速度が25℃/min未満であったため、鋳片の表層5mm以内の組織にベイナイトを形成することはできなかった(ベイナイト組織無)。比較例17、20〜22では、第3管理区間における温度差ΔTが160℃を超えているため、表面割れ(熱応力割れ)が発生した。
(表面温度:500℃〜599℃)では冷却速度を25℃/min以上とし、ΔT≦160℃としている。それゆえ、鋳片の上面において、鋳片の熱応力割れもなく、鋳片の表層5mm以内の組織にベイナイトを形成することができた(ベイナイト組織有)。
比較例7、8、15では、第2管理区間での冷却速度が30℃/min未満であったため、鋳片の表層5mm以内の組織にベイナイトを形成することはできなかった(ベイナイト組織無)。比較例9〜12では、第3管理区間での冷却速度が25℃/min未満であったため、鋳片の表層5mm以内の組織にベイナイトを形成することはできなかった(ベイナイト組織無)。比較例16では、第2管理区間での冷却速度が30℃/min未満であり、第3管理区間での冷却速度が25℃/min未満であったため、鋳片の表層5mm以内の組織にベイナイトを形成することはできなかった(ベイナイト組織無)。比較例13、17〜19では、第3管理区間における温度差ΔTが160℃を超えているため、表面割れ(熱応力割れ)が発生した。
表面温度:500℃〜599℃)では冷却速度を25℃/min以上とし、ΔT≦160℃としている。それゆえ、鋳片の下面において、鋳片の熱応力割れもなく、鋳片の表層5mm以内の組織にベイナイトを形成することができた(ベイナイト組織有)。
比較例7、8、12では、第2管理区間での冷却速度が30℃/min未満であったため、鋳片の表層5mm以内の組織にベイナイトを形成することはできなかった(ベイナイト組織無)。比較例9、10では、第3管理区間での冷却速度が25℃/min未満であったため、鋳片の表層5mm以内の組織にベイナイトを形成することはできなかった(ベイナイト組織無)。比較例18では、第2管理区間での冷却速度が30℃/min未満であり、第3管理区間での冷却速度が25℃/min未満であったため、鋳片の表層5mm以内の組織にベイナイトを形成することはできなかった(ベイナイト組織無)。比較例19では、第1管理区間での冷却速度が35℃/min未満であり、第2管理区間での冷却速度が30℃/min未満であり、第3管理区間での冷却速度が25℃/min未満であったため、鋳片の表層5mm以内の組織にベイナイトを形成することはできなかった(ベイナイト組織無)。比較例13〜16では、第3管理区間における温度差ΔTが160℃を超えているため、表面割れ(熱応力割れ)が発生した。
また、表4の比較例10〜16、19、20では、第4管理区間における温度差ΔTは160℃以下であったものの、熱応力割れが発生した。さらに、表4の比較例17、18でも、応力割れが発生した。
以上、本発明によれば、ばね鋼を鋳造する際において、鋳片Sを三次冷却で冷却する際での定常部位における冷却水量を条件(1)及び条件(2)の条件で設定して、三次冷却帯入口で鋳片の有無を検知し、鋳片Sが存在する場合に設定した冷却水量で鋳片を冷却することによって、鋳片Sを加熱炉に装入する前に、鋳片Sの表層をベイナイト組織にすることができる。それゆえ、鋳片Sに対して、磁粉探傷試験を行ったとしても、その表面に疵が現れることがなく、疵の無い鋳片を製造することができる。即ち、連続鋳造時における鋳片表面において、安定的に鋳片の組織を微細組織にして割れが進展することを防止する。また、鋳片の熱応力割れも防止することができる。
[第2実施形態]
第2実施形態は、第1実施形態で示した鋳片の定常部位に加えて、鋳片の非定常部位についても、三次冷却を行う方法である。
次のに示す(3)〜(6)の工程にしたがって、鋳片の非定常部位における三次冷却水量Q’を求める。なお、(3)〜(5)の工程の順番は、入れ替わってもよい。なお、三次冷却水量Q’の算出は、第1実施形態と同様に上面、下面及び狭面の各面において行う。
(3)鋳片の引抜停止時間に基づいた停止補正係数aを設定する。
(4)鋳片の搬送速度に基づいた搬送補正係数bを設定する。
(5)連続鋳造装置における平均鋳造速度に基づいた鋳造速度補正係数cを設定する。
次に、(3)〜(6)の工程について詳しく説明する。
(3)の工程で示した引抜停止とは、連続鋳造装置1において「鋳片Sを引き抜きながら鋳造を行うことを停止する」ことであって、引抜停止時間とは、例えば、前チャージと後チャージとの切り替え時に鋳型5内にシーケンスブロックを装入するために引き抜きを停止した時間のことである。
(4)の工程で示した搬送速度は、鋳片Sの切断完了後に移動する鋳片Sの速度である。搬送速度は、例えば、鋳片Sがガスカッタ10の出側から三次冷却帯11の入側までの間を移動した時の鋳片Sの平均速度である。なお、三次冷却帯11内を移動する鋳片Sの移動速度を一定に設定する場合は、ガスカッタ10の出側から三次冷却11の出側までの間の鋳片Sの移動速度を、搬送速度としてもよい。
(5)の工程で示した平均鋳造速度とは、所定の鋳片Sが連続鋳造装置1によって鋳造されて切断されるまでの間の鋳片の速度ある。例えば、平均鋳造速度とは、鋳型5内のメニスカスに位置する鋳片(溶鋼)Sがガスカッタ10に入るまでの経過時間を、連続鋳造装置1の機体の長さ(鋳型5の上端からガスカッタ10までの距離)で割ることにより求め
た値である。即ち、鋳型5内の上部位置する溶鋼が次第に冷却されながら移動して鋳片Sとなり、ガスカッタ10に至るまでの経過時間を機体長さで割った値を平均鋳造速度としている。
表10〜45は、本発明のばね鋼の鋳片の冷却方法で三次冷却を行った結果と、本発明の方法とは異なる方法で三次冷却を行った結果とをまとめたものである。なお、連続鋳造装置や冷却ノズル等の実施条件は、第1実施形態で示した条件(実施例及び比較例で示した条件)と同じである。表10〜22は、鋳片の上面における三次冷却の結果である。表23〜33は、鋳片の狭面における三次冷却の結果を示している。表34〜45は、鋳片の下面における三次冷却の結果を示している。
数b及び鋳造速度補正係数cを適正に設定し、非定常部位の三次冷却水量Q’で三次冷却した場合、鋳片の熱応力割れもなく、鋳片の表層5mm以内の組織にベイナイトを形成することができた(ベイナイト組織有)。
例えば、実験(追番)2では、引抜停止時間が6.0minにも関わらず、停止補正係数aは100%に設定している。即ち、引抜停止時間が長いのにも関わらず、三次冷却水量の補正を行っていない。また、実験(追番)11では、平均搬送速度が0.85m/minに対して搬送補正係数bは100%に設定している。即ち、平均搬送速度が遅いのにも関わらず、三次冷却水量の補正を行っていない。また、実験(追番)20では、平均鋳造速度が0.90m/minに対して鋳造速度補正係数cは100%に設定している。即ち、平均鋳造速度が遅いのにも関わらず、三次冷却水量の補正を行っていない。
2 溶鋼
3 取鍋
4 タンディッシュ
5 鋳型
6 サポートロール
8 搬送ロール
9 ピンチロール
10 切断装置
11 三次冷却装置
12 搬送装置
13 冷却ノズル
13a 上部冷却ノズル
13b 下部冷却ノズル
13c 狭面冷却ノズル
S 鋳片
Claims (2)
- 成分として、C=0.52%〜0.60%(質量%、以下同じ)、Si=0.15%〜0.35%、Mn=0.65%〜0.95%、P≦0.030%、S≦0.030%、Cr=0.65%〜0.95%、残部Feおよび不可避的不純物からなるばね鋼の鋳片を、下記の条件を満たすように三次冷却することを特徴とするばね鋼の鋳片の冷却方法。
(1)鋳片幅方向の表面温度分布における最高温度と、最低温度との差である温度差をΔTとした際に、ΔT≦160℃とする。
(2)鋳片表面温度を800℃から500℃まで冷却する際の冷却速度として、鋳片表面の冷却前温度が800℃〜700℃では冷却速度を35℃/min以上、699℃〜600℃では冷却速度を30℃/min以上、599℃〜500℃では冷却速度を25℃/min以上とする。 - 成分として、C=0.52%〜0.60%(質量%、以下同じ)、Si=0.15%〜0.35%、Mn=0.65%〜0.95%、P≦0.030%、S≦0.030%、Cr=0.65%〜0.95%、残部Feおよび不可避的不純物からなるばね鋼の鋳片を、三次冷却するに際し、
下記(1)及び(2)の条件で、鋳片の定常部位における三次冷却水量Qを求め、
(1)鋳片幅方向の表面温度分布における最高温度と、最低温度との差である温度差をΔTとした際に、ΔT≦160℃とする。
(2)鋳片表面温度を800℃から500℃まで冷却する際の冷却速度として、鋳片表面の冷却前温度が800℃〜700℃では冷却速度を35℃/min以上、699℃〜600℃では冷却速度を30℃/min以上、599℃〜500℃では冷却速度を25℃/min以上とする。
下記(3)〜(6)によって、鋳片の非定常部位における三次冷却水量Q’を求め、
(3)鋳片の引抜停止時間に基づいた停止補正係数aを設定する。
(4)鋳片の搬送速度に基づいた搬送補正係数bを設定する。
(5)連続鋳造装置における平均鋳造速度に基づいた鋳造速度補正係数cを設定する。
(6)Q’=Q×a×b×c
前記定常部位に対しては、三次冷却水量Qで三次冷却を行い、前記非定常部位に対しては、三次冷却水量Q’で三次冷却を行うことを特徴とするばね鋼の鋳片の冷却方法。
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