JP2015192830A - 収納空間補強構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 長尺物を収納するシート部材(20)で形成したバッグ本体(11)と、そのバッグ本体(11)に前記長尺物を出し入れするための開口部(12)と、その開口部(12)を開閉するファスナー(30)と、を備える。ファスナー(30)の内側を覆うように補強板材(13)を配置する。補強板材(13)の一側縁側を、ファスナー(30)の一側縁を取り付けたシート部材(20)の開口部側端縁に連結する。補強板材(13)の他側縁を、ファスナー(30)の他側縁を取り付けたシート部材(20)の開口部側端縁に突き当て可能に形成する。
【選択図】 図4
Description
釣り用バッグに収納される釣り具には、リールや釣竿のように外力に対して強度的に弱いものである。特に、釣竿の先端側は細繊細な構造であるので、外力から保護する必要がある。
しかし、収納空間への開閉部材としてファスナーを採用したバッグは、そのファスナーを形成した箇所は、外力に対して弱い。収納した内容物を外力から守るには、更なる改良の余地がある。
しかし、バッグ本体の内部に複数の釣竿を収納するには、各釣竿に対応する複数の保持部を設ける必要があるので、構造的に大きくなってしまう。そのため、内容物の収容能力を下げてしまうことになる。釣り竿やゴルフクラブなどの長尺物を収納する場合には、特に好ましくない。
第一の発明は、シート部材(20)で収納空間を形成するバッグ本体(11)と、収納物(たとえば釣り竿のような長尺物50)を出し入れするための開口部(12)と、その開口部(12)を開閉するファスナー(30)と、を備えた収納空間補強構造に係る。
前記ファスナー(30)の内側を覆うように補強板材(13)を配置するとともに、前記の補強板材(13)の一側縁側は、前記ファスナー(30)の一側縁を取り付けた前記シート部材(20)の開口部側端縁に連結する。
前記の補強板材(13)の他側縁は、前記ファスナー(30)の他側縁を取り付けた前記シート部材(20)の開口部側端縁に突き当て可能に形成する。
本発明に係る収納空間補強構造を採用したバッグ類において、収納空間に対してファスナー(30)の幅方向を狭める方向の外力がかかった場合、シート部材(20)が変形し、特に開口部(12)を備えた箇所は撓んで狭められる。 しかし、ファスナー(30)の内側に補強板材(13)を配置しているので、ファスナー(30)がつぶされないように補強板材(13)によって保護される。 その結果、ファスナー(30)の幅方向を狭める方向の外力から収納空間を保護する。
一方、補強板材(13)は、その一側縁側を一方のシート部材(20)の開口部側端縁に連結し、補強板材(13)の他側縁を他方のシート部材(20)の開口部側端縁に突き当て可能であるので、開口部(12)を開閉するというファスナー(30)の基本的機能を損なうことはない。
第一の発明は、以下のような構成とするとより好ましい。
すなわち、前記ファスナー(30)は、互いに噛み合うファスナーエレメント(31a,31b)と、そのファスナーエレメント(31a,31b)を開閉するファスナースライダー(32)と、前記ファスナーエレメント(31a,31b)が取り付く一対のファスナーテープ(33a,33b)を備える。
前記シート部材(20)における前記補強板材(13)が当接する側の端部は、ファスナー(30)を閉めた場合に補強板材(13)の端部よりも収納空間の内側へ位置するように一方のファスナーテープ(33b)と縫合する。 いわゆる「返し」が形成される(図4参照)。
ファスナー(30)を閉めた場合には、一方のファスナーテープ(33b)とシート部材(20)の端部とが縫い合わされることによって、ファスナー(30)を閉めた場合に補強板材(13)の端部よりも収納空間の内側へ位置する。したがって、ファスナー(30)の幅方向を狭める方向の外力によって、補強板材(13)の端部が収納空間の内側へ逃げにくい。そのため、ファスナー(30)の幅方向を狭める方向の外力に抗することができる。
一方、前記の構成が開口部(12)を開閉するというファスナー(30)の基本的機能を損なうことはない。
第一の発明における補強板材(13)は、前記ファスナー(30)が通過する位置に、バッグ本体(11)の内側へへこむ形状をなす凹部(14)を形成すると、より好ましい。
開口部(12)を開閉するためにファスナー(30)を移動させる際に、補強板材(13)の凹部(14)にはファスナー(30)にとっての邪魔な部位がなく、動きを円滑に出来る。
第一の発明は、以下のようなバリエーションを提供することもできる。
すなわち、ファスナー(30)の他側縁を取り付けた前記シート部材(20)の開口部側端縁には、突き当てた前記の補強板材(13)の他側縁側を内側から押さえるための押さえ部材(41)を備えてもよい。
押さえ部材(41)は、突き当てた補強板材(13)の他側縁側を内側から押さえるので、ファスナー(30)の幅方向を狭めるような外力がかかっても、補強板材(13)の他側縁が確実にシート部材(20)の開口部側端縁に突き当てられる。そのため、収納空間を小さくするような外力に抗することが出来る。
第一の発明は、以下のようなバリエーションを提供することもできる。
すなわち、 前記ファスナー(30)の他側縁を取り付けた前記シート部材(20)の開口部側端縁は、前記の補強板材(13)の他側縁を突き当てるための突き当て部材(42)を備えることができる。
前述したバリエーション3のように押さえ部材(41)を備えた場合には、突き当て部材(42)は、押さえ部材(41)の他側縁を突き当てるための部材であっても良い。
補強板材(13)に対して、ファスナー(30)の幅方向を狭める方向(図4中で左右方向)の外力または補強板材(13)の面に対する直角方向(図4中で上下方向)の外力がかかっても、突き当て部材(42)は、突き当たる補強板材(13)の他側縁を確実に受け止めるように作用する。
第一の発明は、以下のようなバリエーションを提供することもできる。
すなわち、 前記シート部材(20)は、外被(21)と、内被(22)と、前記外被(21)と前記内被(22)との間に配置した強度部材(23)と、で構成し、 前記押さえ部材(41)は、前記ファスナー(30)の他側縁を取り付けた前記シート部材(20)の開口部側端縁における強度部材(23)も共に連結することができる。
外被(21)と内被(22)との間に強度部材(23) を配置したシート部材(20)は、外力に抗する強度が向上する。しかも、押さえ部材(41)は、シート部材(20)における強度部材(23) も共に連結することで強度が増し、補強板材(13)の他側縁が確実にシート部材(20)の開口部側端縁に突き当てられるように作用する。
第一の発明は、以下のようなバリエーションを提供することもできる。
すなわち、 前記シート部材(20)は、外被(21)と、内被(22)と、前記外被(21)と前記内被(22)との間に配置した強度部材(23)と、で構成し、 前記突き当て部材(42)は、前記ファスナー(30)の他側縁を取り付けた前記シート部材(20)の開口部側端縁における強度部材(23)も共に連結することができる。
外被(21)と内被(22)との間に強度部材(23)を配置したシート部材(20)は、外力に抗する強度が向上する。しかも、突き当て部材(42)は、シート部材(20)における強度部材(23)も共に連結することで強度が増し、突き当たる補強板材(13)の他側縁をよりいっそう確実に受け止めるように作用する。
第一の発明は、以下のようなバリエーションを提供することもできる。
すなわち、 前記突き当て部材(42)は、前記ファスナー(30)の他側縁を取り付けた前記シート部材(20)の開口部側端縁における強度部材(23)と一体型である。
突き当て部材(42)がシート部材(20)の開口部側端縁における強度部材(23)と一体型であることで強度が増し、突き当たる補強板材(13)の他側縁をよりいっそう確実に受け止めるように作用する。 また、製造コストの軽減に寄与できる場合もある。
第一の発明は、以下のようなバリエーションを提供することもできる。
すなわち、 前記シート部材(20)は、外被(21)と、内被(22)と、前記外被(21)と前記内被(22)との間に配置した強度部材(23)と、で構成し、 前記の補強板材(13)の一側縁側は、前記ファスナー(30)の一側縁を取り付けた前記シート部材(20)の開口部側端縁における強度部材(23)も共に連結することができる。
外被(21)と内被(22)との間に強度部材(23)を配置したシート部材(20)は、外力に抗する強度が向上する。しかも、補強板材(13)は、シート部材(20)における強度部材(23)も共に連結することで強度が増す。
第一の発明は、以下のようなバリエーションを提供することもできる。
すなわち、 前記の補強板材(13)は、前記ファスナー(30)の全長において断続的に配置することができる。
補強板材(13)をファスナー(30)の全長において断続的に配置しても、外力に抗する強度を確保することができる場合に適している。補強板材(13)を断続的に配置した場合は、補強板材(13)を連続的に配置した場合と比べると、開口部(12)を開閉するときの柔軟性が高くなる。また、軽量化にも寄与する。
第二の発明は、シート部材(20)で収納空間を形成したバッグ本体(11)と、収納物を出し入れするための開口部(12)と、その開口部(12)を開閉するように前記シート部材(20)へ取り付けられたファスナー(30)と、を備えた収納空間補強構造に係る。
前記ファスナー(30)の一側縁を取り付けたシート部材(20)の開口部側端縁は、前記ファスナー(30)の内側を覆うように延伸する。そして、前記ファスナー(30)の他側縁を取り付けた前記シート部材(20)の開口部側端縁に突き当て可能に形成する。
本発明に係る収納空間補強構造を採用したバッグ類において、収納空間に対してファスナー(30)の幅方向を狭める方向の外力がかかった場合、シート部材(20)が変形し、特に開口部(12)を備えた箇所は撓んで狭くなる。すると、その箇所のシート部材(20)およびファスナー(30)に対して外力がかかることになる。
しかし、前記ファスナー(30)の一側縁を取り付けた前記シート部材(20)を、ファスナー(30)の内側を覆うように延伸しているので、前記シート部材(20)が外力に抗することとなり、ファスナー(30)がつぶされないように保護される。
前記シート部材(20)の開口部側端縁は、ファスナー(30)の他側縁を取り付けたシート部材(20)の開口部側端縁に突き当て可能であるので、開口部(12)を開閉するというファスナー(30)の基本的機能を損なうことはない。
第二の発明は、以下のようなバリエーションを提供することもできる。
すなわち、 前記ファスナー(30)は、互いに噛み合うファスナーエレメント(31)と、前記ファスナーエレメント(31)を開閉するファスナースライダー(32)と、前記ファスナーエレメント(31)が取り付く一対のファスナーテープ(33)を備え、 上記の一方のファスナーテープ(33)を取り付けた前記シート部材(20)の開口部側端縁は、一対のファスナーテープ(33)の内側を覆うように延伸するとともに、上記の他方のファスナーテープ(33)を取り付けた前記シート部材(20)の開口部側端縁に突き当て可能に形成することができる。
ファスナー(30)における一対のファスナーテープ(33a,33b)は、強度的に弱いのであるが、一対のファスナーテープ(33)の内側を覆うように延伸したシート部材(20)によって保護される。しかも、前記シート部材(20)の開口部側端縁は、他方のファスナーテープ(33)を取り付けたシート部材(20)の開口部側端縁に突き当て可能であるので、開口部(12)を開閉するのに何ら支障が生じない。
第二の発明は、以下のようなバリエーションを提供することもできる。
すなわち、前記ファスナー(30)の他側縁を取り付けた前記シート部材(20)の開口部側端縁は、突き当てた前記シート部材(20)の他側縁側を内側から押さえるための押さえ部材(41)を備えることができる。
押さえ部材(41)は、突き当てたシート部材(20)の他側縁側を内側から押さえるので、シート部材(20)に外力がかかっても、シート部材(20)の他側縁が確実にシート部材(20)の開口部側端縁に突き当てられる。
第二の発明は、以下のようなバリエーションを提供することもできる。
すなわち、 前記ファスナー(30)の他側縁を取り付けた前記シート部材(20)の開口部側端縁は、前記シート部材(20)の他側縁を突き当てるための突き当て部材(42)を備えることができる。
シート部材(20)に外力がかかっても、突き当て部材(42)は、突き当たるシート部材(20)の他側縁を確実に受け止めるように作用する。
第二の発明は、以下のようなバリエーションを提供することもできる。
すなわち、前記シート部材(20)は、外被(21)と、内被(22)と、前記外被(21)と前記内被(22)との間に配置した強度部材(23)と、で構成する。
前記押さえ部材(41)は、前記ファスナー(30)の他側縁を取り付けた前記シート部材(20)の開口部側端縁における強度部材(23)も共に連結することができる。
外被(21)と内被(22)との間に強度部材(23)を配置したシート部材(20)は、外力に抗する強度が向上する。しかも、押さえ部材(41)は、シート部材(20)における強度部材(23)も共に連結することで強度が増し、シート部材(20)の他側縁が確実にシート部材(20)の開口部側端縁に突き当てられるように作用する。
第二の発明は、以下のようなバリエーションを提供することもできる。
すなわち、 前記シート部材(20)は、外被(21)と、内被(22)と、前記外被(21)と前記内被(22)との間に配置した強度部材(23)と、で構成する。
前記突き当て部材(42)は、前記ファスナー(30)の他側縁を取り付けた前記シート部材(20)の開口部側端縁における強度部材(23)も共に連結することができる。
外被(21)と内被(22)との間に強度部材(23)を配置したシート部材(20)は、外力に抗する強度が向上する。しかも、突き当て部材(42)は、シート部材(20)における強度部材(23)も共に連結することで強度が増し、突き当たるシート部材(20)の他側縁をよりいっそう確実に受け止めるように作用する。
第二の発明は、前記突き当て部材(42)を、前記ファスナー(30)の他側縁を取り付けた前記シート部材(20)の開口部側端縁における強度部材(23)と一体型としてもよい。
突き当て部材(42)がシート部材(20)の開口部側端縁における強度部材(23)と一体型であることで強度が増し、突き当たるシート部材(20)の他側縁をよりいっそう確実に受け止めるように作用する。しかも、コストの低減化に寄与できる場合もある。
本実施形態に係る長尺物バッグ10は、本発明に係る収納空間補強構造を採用したものである。
図1および図2に示すように、長尺物たる釣り竿を収納するシート部材20で形成したバッグ本体11と、そのバッグ本体11に前記長尺物を出し入れするための開口部12と、その開口部12を開閉するファスナー30と、を備えている。
シート部材20は、外被21と、内被22と、前記外被21と前記内被22との間に配置した強度部材23と、で構成している。なお、外被21および内被22は、ナイロンやポリプロピレン等の生地で構成することができる。 また、強度部材23は、例えば高強度のプラスチックとすることができる。
しかし、本願発明は、この実施形態で採用した構造に限定されない。例えば、外被21と内被22を重ね合わせたシート部材にも、あるいは多層構造のシート部材にも適用される。外被21、内被22、他の層において強度を有する材料を用いることによって高強度のシート部材とすることができる。
一方、補強板材13の図4において左端側は、シート部材20aの図4において左側の端縁(開口部側端縁)に突き当て可能に形成している。シート部材20aにおける前記補強板材13が当接する側の端部は、ファスナー(30)を閉めた場合に補強板材13の端部よりも収納空間の内側へ位置させる。
長尺物バッグ10に対して図1および図4において矢印の方向に外力がかかった場合、例えば断面U字形状のシート部材20aでは、U字形状の開放部である図4において下側が撓んで狭くなる。すると、シート部材20bおよびファスナー30に対して外力がかかることになる。しかし、ファスナー30の内側に補強板材13を配置しているので、シート部材20bにおける強度部材23も共に連結した補強板材13の端部が収納空間の内側へ逃げにくい。そのため、図4において左端側がシート部材20aの図4において左側の端縁(開口部側端縁)に突き当たることになる。
さらに、複数の釣竿50をバッグ本体11の内部に収納することができ、外力の影響を受けないように保護することができる。バッグ本体11の構造は複雑ではないので、コスト低減にも寄与する。
また、補強板材13について、撥水性を備えた材料を採用すれば、ファスナー30の箇所からの水の浸入を抑制することにもなる。
なお、補強板材13を断続的に配置した場合は、補強板材13を連続的に配置した場合と比べると、補強板材13を連続的に配置した場合より、開口部12を開閉するときの柔軟性が高くなる。また、軽量化にも寄与する。
補強板材13は、図6に示すように、ファスナー30のファスナースライダー32が通過する位置に、バッグ本体11の内側方向にへこむ凹部14を形成することができる。これによって、開口部12を開閉するためにファスナースライダー32を移動しても、補強板材13に当たることを少なくできるので動きがスムーズである。
さらに、レ字状における他片の押さえ片41bによって、突き当てた補強板材13の他側縁側(図7において左側縁側)を内側から押さえる構成である。
一方、上記のシート部材20bの図8において左側の端縁側は、ファスナー30における一対のファスナーテープ33a,33bの内側を覆うように延伸して配置されている。このシート部材20bの図8において左側の端縁側と、ファスナー30の図8において右側のファスナーテープ33bの端縁を、縫合して連結している。さらに、シート部材20bの図8において左側の端縁(開口部側端縁)は、シート部材20aの図8において左側の端縁(開口部側端縁)に突き当て可能に形成している。
これによって、補強板材13に外力がかかっても、突き当て部材42は、突き当たる補強板材13の他側縁を確実に受け止めることができる。
ファスナー30の図10(a)において右側のファスナーテープ33bの端縁は、シート部材20bの図10(a)において左側の端縁における外被21と、を縫合して連結している。
さらに、シート部材20bの図10(a)において左側の端縁の内側に、突き当て部材44を重ね合わせる。前記突き当て部材44をシート部材20bの強度部材23も共に縫合して連結している。
なお、上記の第一の補助テープ17は、樹脂などの防水性の材料にすることによって、防水性が向上する効果もある。
11; バッグ本体 12; 開口部
13; 補強板材 14; 凹部
15; ショルダーベルト 16; 取っ手
17; 第一の補助テープ 18; 第二の補助テープ
20,20a,20b,20c,20d; シート部材
21; 外被 22; 内被
23; 強度部材
30; ファスナー 31a,31b; ファスナーエレメント
32; ファスナースライダー 33a,33b; ファスナーテープ
41; 押さえ部材
41a; 取付片 41b; 押さえ片
42; 突き当て部材
42a; 取付片 42b; 突き当て片
43; 突き当て部材
43a; 基部 43b; 突き当て片
43c; 押さえ片
44; 突き当て部材
50; 釣竿(長尺物)
Claims (11)
- シート部材で収納空間を形成するバッグ本体と、収納物を出し入れするための開口部と、その開口部を開閉するファスナーと、を備えた収納空間に採用する補強構造であって、
前記ファスナーの内側を覆うように補強板材を配置するとともに、その補強板材の一側縁側は、前記ファスナーの一側縁を取り付けた前記シート部材の開口部側端縁に連結し、
前記の補強板材の他側縁は、前記ファスナーの他側縁を取り付けた前記シート部材の開口部側端縁に突き当て可能に形成した収納空間補強構造。 - 前記ファスナーは、互いに噛み合うファスナーエレメントと、そのファスナーエレメントを開閉するファスナースライダーと、前記ファスナーエレメントが取り付く一対のファスナーテープを備え、
前記シート部材における前記補強板材が当接する側の端部は、ファスナーを閉めた場合に補強板材の端部よりも収納空間の内側へ位置するように一方のファスナーテープと縫合して形成した請求項1に記載の収納空間補強構造。 - 前記の補強板材は、前記ファスナーが通過する位置に、バッグ本体の内側へへこむ形状をなす凹部を形成した請求項1または請求項2のいずれかに記載の収納空間補強構造。
- 前記ファスナーの他側縁を取り付けた前記シート部材の開口部側端縁は、突き当てた前記の補強板材の他側縁側を内側から押さえるための押さえ部材を備えた請求項1から請求項3のいずれかに記載の収納空間補強構造。
- 前記ファスナーの他側縁を取り付けた前記シート部材の開口部側端縁は、前記の補強板材の他側縁を突き当てるための突き当て部材を備えた請求項1から請求項4のいずれかに記載の収納空間補強構造。
- 前記シート部材は、外被と、内被と、前記外被と前記内被との間に配置した強度部材と、で構成し、
前記の補強板材の一側縁側は、前記ファスナーの一側縁を取り付けた前記シート部材の開口部側端縁における強度部材も共に連結した請求項1から請求項5のいずれかに記載の収納空間補強構造。 - 前記の補強板材は、前記ファスナーの全長において断続的に配置している請求項1から請求項6のいずれかに記載の収納空間補強構造。
- シート部材で収納空間を形成したバッグ本体と、収納物を出し入れするための開口部と、その開口部を開閉するように前記シート部材へ取り付けられたファスナーと、を備えた収納空間補強構造であって、
前記ファスナーの一側縁を取り付けたシート部材の開口部側端縁は、前記ファスナーの内側を覆うように延伸するとともに、
前記ファスナーの他側縁を取り付けた前記シート部材の開口部側端縁へ突き当て可能に形成した収納空間補強構造。 - 前記ファスナーは、互いに噛み合うファスナーエレメントと、前記ファスナーエレメントを開閉するファスナースライダーと、前記ファスナーエレメントが取り付く一対のファスナーテープを備え、
上記の一方のファスナーテープを取り付けた前記シート部材の開口部側端縁は、一対のファスナーテープの内側を覆うように延伸するとともに、上記の他方のファスナーテープを取り付けた前記シート部材の開口部側端縁に突き当て可能に形成した請求項8に記載の収納空間補強構造。 - 前記ファスナーの他側縁を取り付けた前記シート部材の開口部側端縁は、突き当てた前記シート部材の他側縁側を内側から押さえるための押さえ部材を備えた請求項8または請求項9のいずれかに記載の収納空間補強構造。
- 前記ファスナーの他側縁を取り付けた前記シート部材の開口部側端縁は、前記シート部材の他側縁を突き当てるための突き当て部材を備えた請求項8または請求項9のいずれかに記載の収納空間補強構造。
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