JP2015191608A - 作業情報管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料消費量に基づいて作業にかかった概算費用を正確に算出するとともに、燃料消費量と関連付いた作業情報を蓄積することができる作業情報管理システムを提供する。
【解決手段】圃場毎に作業車両(トラクタ10)の作業情報を収集および管理する作業情報管理システム1であって、トラクタ10と、管理装置60とを備え、管理装置60は、制御部61と、表示部62と、入力部63と、圃場毎の圃場情報を格納した記憶装置65とを備え、圃場情報は、少なくとも圃場の位置と、形状と、面積と、土質とを含み、作業情報は、少なくとも作業内容と、トラクタ10から管理装置60へ送信される、作業時間と、燃料消費量と、走行距離と、作業時の天候とを含み、管理装置60は、制御部61によって、作業情報に基づいてこの作業にかかった概算費用を算出し、この概算費用を圃場情報および作業情報に関連付けて記憶装置65に格納する。
【選択図】図1

Description

本発明は、作業情報管理システムに関し、より詳細には、圃場毎に作業車両の作業情報を収集および管理する作業情報管理システムに関する。
近年、大規模農業化や受託農業化に伴って、作業者の経験や勘等に頼らず、農作業を計画管理する重要性が高くなっており、農業機械の作業状況のデータを収集管理するデータ収集装置や、圃場の地図データと作業状況のデータを関連付けて管理する作業管理装置が提案されている。
例えば、農業機械に装着され、本機側のデータを通信ラインを介して管理端末器に送信するように構成されたデータ収集装置において、管理端末器の記憶装置内に設定されるデータフアイルを自動的に作成するように構成すると共に、そのファイル名には、少なくとも作業した日付、機械の識別コード、作業者名、圃場番号の各要素の1つ、若しくは複数が含まれているものがある(特許文献1)。また、作業車に搭載されたコントローラと通信する通信手段と、センサ情報等を表示する表示装置とを備えた作業管理装置において、作業管理装置には、外部地図データから作業場の外形を取り込む入力装置と、取り込んだ作業場の地図データに局所的な情報を設定する地図データ加工手段と、加工された地図データを記憶する記憶装置を備えたものがある(特許文献2)。
特開平06−231329号公報 特開2004−213239号公報
ここで、農業の経営管理において費用低減を図る上では、農作業を実際に行う作業者の費用低減に対する意識を高くすることが重要である。しかし、特許文献1や特許文献2では、作業に要した費用を算出および管理する構成とはなっておらず、経営管理や作業者への費用低減を強く意思付けるには不十分な構成であった。
そこで、本発明の目的は、燃料消費量に基づいて作業にかかった概算費用を正確に算出するとともに、燃料消費量と関連付いた作業情報を蓄積することができる作業情報管理システムを提供することにある。
このため、本発明に係る作業情報管理システムは、圃場毎に作業車両の作業情報を収集および管理する作業情報管理システムであって、
前記作業車両と、
前記作業車両と通信可能な管理装置とを備え、
前記管理装置は、
制御部と、
表示部と、
入力部と、
前記圃場毎の圃場情報を格納した記憶装置とを備え、
前記圃場情報は、少なくとも前記圃場の位置と、形状と、面積と、土質とを含み、
前記作業情報は、少なくとも作業内容と、前記作業車両から前記管理装置へ送信される、作業時間と、燃料消費量と、走行距離と、作業時の天候とを含み、
前記管理装置は、前記制御部によって、前記作業情報に基づいて該作業にかかった概算費用を算出し、該概算費用を前記圃場情報および前記作業情報に関連付けて前記記憶装置に格納することを特徴とする。
更に、本発明に係る作業情報管理システムは、前記作業車両は、表示部を備え、該作業車両の前記表示部に前記作業情報および前記管理装置から送信された該作業情報に関連付く前記概算費用を表示することを特徴とする。
更に、本発明に係る作業情報管理システムは、前記作業車両は、前記圃場を撮像する撮像装置を備え、前記撮像装置によって撮像された画像を前記作業情報に加えることを特徴とする。
更に、本発明に係る作業情報管理システムは、前記管理装置は、前記入力部によって入力された入力情報に基づいて、前記記憶装置に格納されている前記圃場情報および前記作業情報を抽出し、該圃場情報と該作業情報と該圃場情報および該作業情報に関連付けて格納された前記概算費用とを該管理装置の前記表示部に表示することを特徴とする。
本発明によれば、圃場毎に作業車両の作業情報を収集および管理する作業情報管理システムであって、前記作業車両と、前記作業車両と通信可能な管理装置とを備え、前記管理装置は、制御部と、表示部と、入力部と、前記圃場毎の圃場情報を格納した記憶装置とを備え、前記圃場情報は、少なくとも前記圃場の位置と、形状と、面積と、土質とを含み、前記作業情報は、少なくとも作業内容と、前記作業車両から前記管理装置へ送信される、作業時間と、燃料消費量と、走行距離と、作業時の天候とを含み、前記管理装置は、前記制御部によって、前記作業情報に基づいて該作業にかかった概算費用を算出し、該概算費用を前記圃場情報および前記作業情報に関連付けて前記記憶装置に格納する。
これにより、燃料消費量に基づいて作業にかかった概算費用を正確に算出することができるとともに、燃料消費量と関連づいた作業情報を蓄積することができる。
更に、本発明によれば、前記作業車両は、表示部を備え、該作業車両の前記表示部に前記作業情報および前記管理装置から送信された該作業情報に関連付く前記概算費用を表示するので、作業員は、燃料消費量とともに、燃料消費量に基づく作業にかかった概算費用を作業後すぐに確認することができるため、費用低減の意識付けを強くさせることができる。
更に、本発明によれば、前記作業車両は、前記圃場を撮像する撮像装置を備え、前記撮像装置によって撮像された画像を前記作業情報に加えるので、作業状態を後に視覚で確認することができるため、作業員に作業の正確性の意識付けを強くさせることができる。
更に、本発明によれば、前記管理装置は、前記入力部によって入力された入力情報に基づいて、前記記憶装置に格納されている前記圃場情報および前記作業情報を抽出し、該圃場情報と該作業情報と該圃場情報および該作業情報に関連付けて格納された前記概算費用とを該管理装置の前記表示部に表示するので、類似の作業を行う際の概算費用を容易に見積もることが可能となる。
本実施形態の作業情報管理システムの一例を説明するための図である。 作業情報管理システムの構成要素である作業車両の一例としてのトラクタにロータリ耕耘装置が装着された形態を示す左側面図である。 計器パネルの概略図である。 作業フローを示す図である。
以下に、図面を参照しつつ、本発明を実施するための形態について詳述する。図1は本実施形態の作業情報管理システムの一例を説明するための図であり、図2は作業情報管理システムの構成要素である作業車両の一例としてのトラクタにロータリ耕耘装置が装着された形態を示す左側面図であり、図3は計器パネルの概略図である。なお、図2において、説明の便宜上、トラクタ10の進行方向である図2における左側を前方向とし、進行方向に対して直交して、かつ水平方向である図2における手前側と奥側とに延びる方向を幅方向とする。
図1に例示された作業情報管理システム1は、作業車両としてのトラクタ10と、トラクタ10と通信可能な管理装置としてのコンピュータ60とを備え、圃場毎のトラクタ10の作業情報を収集および管理するシステムである。
図2に示すように、トラクタ10は、ボンネット11内に、エンジンEや、バッテリBT、図示せぬ発電機、ラジエータ、冷却ファン、エアクリーナ等を備える。エンジンE、バッテリBT、発電機、ラジエータはシャーシ12上に載置されている。発電機は、エンジンEの出力部と連結して稼働する。バッテリBTは発電機と接続されている。発電機によって発生した電気がバッテリBTに蓄電される。
トラクタ10は、機体の進行方向に当たる前部の左右のそれぞれに前輪13,13を備え、後部の左右のそれぞれには後輪14,14を備える。すなわち、トラクタ10は、走行機体が車輪によって、走行自在に支持される。左右の後輪14,14をそれぞれ上方、及びトラクタ10の内方から覆うようにフェンダー15,15が設けられている。なお、トラクタ10は、走行装置にクローラが用いられる構成であっても構わない。
ボンネット11の後方には、図示せぬエアカットプレートを介してダッシュボード16が設けられている。ダッシュボード16には、速度や、燃料残量等を表示する計器パネル40が設けられている。ダッシュボード16の後方にはステアリングコラムカバー17が隣接して設けられている。ステアリングコラムカバー17の上端にはステアリング18が突出して設けられている。
ステアリングコラムカバー17の後方には所定の距離を隔てて運転席20が設けられている。運転席20は、左右それぞれのフェンダー15,15の間に配置されている。運転席20やステアリング18等は、キャビン19に覆われている。キャビン19上部の後側には、車両後方の圃場を撮像する撮像装置としてのカメラ21を備える。なお、トラクタ10は、キャビン19を有する構成に限らず、左右それぞれのフェンダー15,15の後端に、ROPSが上方向に突出して設けられる構成であっても構わない。
運転席20の下方には、図示せぬトランスミッションを内蔵するトランスミッションケースTMが配置されている。トランスミッションケースTMはシャーシ12の後部に固定されている。トランスミッションは、エンジンEの動力を後輪14,14に伝達する。
トラクタ10は、制御部50、通信部51、記憶装置52等を備える(図1参照)。制御部50は、演算部や記憶部等から構成される。制御部50は、トラクタ10、及び作業機としてのロータリ耕耘装置30の動作を制御する。通信部51は、管理装置としてのコンピュータ60への情報の送信、及びコンピュータ60からの情報の受信をする。記憶装置52は、コンピュータ60から受信した情報等を格納する。
トランスミッションケースTMの後部上面には、作業機として装着されるロータリ耕耘装置30を昇降するための例えば油圧式の作業機用昇降機構22が取り付けられている。なお、作業機用昇降機構22は油圧式に限定されるものではなく、作業機を昇降させることができれば良く、例えば、ギヤが用いられた機械式であっても良い。
ロータリ耕耘装置30は、トラクタ10のトランスミッションケースTMの後方に、一対の左右ロワーリンク23,23、及びトップリンク24からなる3点リンク機構を介して連結される。左右ロワーリンク23,23のそれぞれの前端側は、トランスミッションケースTMの後部の左右側面にそれぞれ回動可能に連結されている。トップリンク24の前端側は、作業機用昇降機構22の後部に回動可能に連結されている。エンジンEの駆動力を伝達するためのPTO軸25は、エンジンEに連動連結され、トランスミッションケースTMの後面に後ろ向きに突出している。
作業機用昇降機構22には、図示せぬ昇降油圧シリンダにて回動する1対の左右リフトアーム26,26が設けられている。左右リフトアーム26,26のそれぞれは、左右リフトロッド27,27を介して左右ロワーリンク23,23にそれぞれ連結されている。左右リフトアーム26,26のそれぞれは、回動することでロータリ耕耘装置30が昇降するように構成されている。
次に、計器パネル40について説明する。図3は、計器パネル40の概略図である。ダッシュボード16に設けられた計器パネル40は、運転席に着座した作業者から見てステアリング18の前方に位置している。したがって、作業者は、運転中において、視線を前方からわずかに動かすだけで計器パネル40の表示を確認することができる。
計器パネル40は、中央に指針でエンジンEの回転数を示すエンジン回転計41を備える。エンジン回転計41の左側、及び右側には、複数の表示ランプ42を備える。複数の表示ランプ42の各々が点灯することによって、トラクタ10の異常や、トラクタ10の走行状態、ロータリ耕耘装置30の作動状態等が示される。
計器パネル40は、エンジン回転計41の下方に表示部としてのタッチパネル式の液晶パネル43を備える。液晶パネル43は、車速、燃料残量、冷却水温、リバーサレバーの中立位置、積算使用時間、PTO軸25の回転数等が表示可能である。液晶パネル43は、誤操作時の正しい操作方法、警告メッセージ、エラーメッセージ等も表示可能である。作業者は、液晶パネル43に表示されるボタンをタッチ操作することで、表示項目の切り換えや選択等を行うことができる。なお、液晶パネル43はタッチパネル式のものに限定されるものではなく、操作ボタンによって操作されるものであってもよい。また、液晶パネル43の配置は特に限定されるものではなく、作業者が運転席20に着座した状態で確認および操作できる位置にあればよい。例えば、ダシュボード16に着脱自在に取り付けられる構成であってもよい。
次に、管理装置としてのコンピュータ60について説明する。図1に示すように、コンピュータ60は、制御部61と、表示部62と、入力部63と、通信部64と、記憶装置65等を備える。
制御部61は、演算部や記憶部等から構成され、管理装置60の動作を制御する。表示部62は、情報を表示する液晶ディスプレイ等であり、圃場情報や作業情報等を表示する。入力部63は、情報を入力するマウスやキーボート等である。通信部64は、トラクタ10への情報の送信、及びトラクタ10からの情報の受信をする。トラクタ10との通信の方法は特に限定されるものではなく、例えば、無線通信であり、電話通信網やインターネット等である。記憶装置65は、情報を格納するハードディスク等であり、圃場情報や作業情報等を格納する。
圃場情報は、圃場の名称、位置、形状、面積、土質等であり、地図情報をベースに圃場の名称、面積、土質等が関連付けられたものである。作業情報は、圃場毎の圃場情報に関連付けて格納されるものであり、作業の名称、作業内容、作業時間、燃料消費量、走行距離、作業時の天候、圃場の画像等である。作業内容は、例えば、ロータリ耕耘装置30においては、耕耘作業や代掻き作業等といった作業の種類等である。作業情報における、作業時間、燃料消費量、走行距離、作業時の天候、圃場の画像は、トラクタ10からコンピュータ60に送信されるものである。なお、圃場情報は地図情報に関連付けられた構成に限定されるものではなく、位置が住所によって示されるものであってもよく、このような構成の場合には圃場情報の情報量を少なくすることが可能である。
次に、本実施形態の作業情報管理システム1によるトラクタ10による作業ついて説明する。図4は、作業フローを示す図である。コンピュータ60の記憶装置65には、作業者が作業をする圃場の圃場情報、及び作業内容が予め格納されている。
作業者は、タッチパネル式の液晶パネル43を操作し、制御部50によって通信部51を介して、作業をする圃場の圃場情報、及び作業内容をコンピュータ60の記憶装置65から受信し、制御部50によってトラクタ10の記憶装置52へ格納する(ステップS1)。
作業者は、作業内容に基づいて作業に適合する作業機(ロータリ作業装置30)を設定し、圃場の位置情報に基づいて作業を行う圃場へトラクタ10を移動させる(ステップS2)。なお、移動の際、トラクタ10の制御部50は、移動開始と移動終了の時刻、走行距離、燃料消費量を記憶装置52に格納するとともに、コンピュータ60に送信する。ここで、燃料消費量の算出方法は特に限定されるものではなく、例えば、エンジンEでの燃料噴射量から算出する。
作業者は、所定の圃場にて所定の作業を行う。作業を開始するにあたって、作業者は、タッチパネル式の液晶パネル43を操作して、撮像装置によって作業前の圃場を撮像するとともに、作業時の天候も入力し、作業を開始する。(ステップS3)。
作業終了時には、作業者は、タッチパネル式の液晶パネル43を操作して、撮像装置によって作業後の圃場を撮像するとともに、作業を終了する(ステップS4)。
そして、トラクタ10の制御部50は、作業開始と終了の時刻、走行距離、燃料消費量、作業開始と終了時の画像を記憶装置52に格納するとともに、コンピュータ60に送信する。
コンピュータ60の制御部61は、トラクタ10からコンピュータ60に送信された上述の作業情報を圃場情報に関連付けて記憶装置65に格納するとともに、作業情報に基づいて作業にかかった概算費用を算出し、この算出した概算費用をトラクタ10に送信する。
トラクタ10の制御部50は、この概算費用を記憶装置52に格納する。そして、作業者は、タッチパネル式の液晶パネル43によって、この概算費用を確認することができる(ステップS5)。なお、作業者は、タッチパネル式の液晶パネル43によって、作業終了時に記憶装置52に格納した作業開始と作業終了の時刻、走行距離、燃料消費量についても確認することができる。したがって、作業者は、燃料消費量とともに、燃料消費量に基づく作業にかかった概算費用を作業後すぐに確認することができるため、費用低減の意識付けを強くすることができる。
次に、コンピュータ60の制御部61によるトラクタ10の作業にかかった概算費用の算出について説明する。上述したように、この概算費用は、コンピュータ60の記憶装置65に格納された作業内容と、トラクタ10から送信された燃料消費量、移動時間、作業時間に基づいて制御部61が算出する。コンピュータ60の制御部61は、燃料消費量から使用した燃料費を算出し、移動時間および作業時間から作業者の労働費を算出し、作業内容から予め設定された作業内容に対応した諸費用を読み込み、これらの合計を作業にかかった概算費用として算出する。そして、コンピュータ60の制御部61は、この概算費用、燃料費、労働費、諸費用を作業情報と関連付けて記憶装置65に格納するとともに、トラクタ10へ送信する。したがって、燃料消費量に基づく費用は、移動時と作業時とに分けて算出される。つまり、燃料消費量に基づいて作業にかかった概算費用を正確に算出することができるとともに、燃料消費量と関連付いた作業情報を蓄積することができる。
なお、コンピュータ60は、記憶装置65に圃場情報と作業情報と概算費用を格納しているため、これらの情報に基づいて制御部61によって作業報告書を作成することも可能である。作業報告書の内容としては、圃場としての圃場の名称、位置、形状、面積、土質等と、作業情報としての作業の名称、作業内容、作業時間、燃料消費量、走行距離、作業時の天候、圃場の画像等と、作業にかかった概算費用としての燃料費、労働費、諸費用等である。したがって、作業者は、作業報告書を作成する必要がなく、作業者の労力を低減することができ、作業効率が向上する。また、作業報告書には圃場の画像が含まれるため、作業状態を後に視覚で確認することができ、作業者に作業の正確性の意識付けを強くさせることができる。
また、コンピュータ60は、出力部としてのプリンタ等を備える構成としてもよく、作業報告書を印刷して出力可能な構成であってもよい。このような構成にすることで、顧客等へ提出する作業報告書を容易に作成することができるとともに、圃場の画像が含まれるため、作業状態をより明確に伝えることが可能となる。
また、コンピュータ60は、記憶装置65に格納された圃場情報と作業情報と概算費用に基づいて作業の概算費用の見積が可能である。コンピュータ60の制御部61は、入力部62によって入力された入力情報に基づいて、記憶装置65に格納された圃場情報と作業情報を抽出し、この抽出された圃場情報と作業情報とこれらに関連付けられて格納されている概算費用を表示部63に表示する。ここで、入力情報としては、例えば、作業内容、圃場の面積や土質等である。したがって、入力情報に類似する作業を行う際の概算費用を容易に見積もることが可能となる。
また、概算費用を表示する際、入力情報に基づいて補正を加えた概算費用を見積費用として表示する構成であってもよい。例えば、予め圃場の形状や土質にランク付けをして記憶装置65に格納するとともに、抽出された概算費用にこのランクに基づいて補正を加えたものを見積費用として表示する構成とする。なお、ランクは、例えば作業の行い易さによって区別するものである。このような構成とすることで、入力された情報と一致する圃場情報が記憶装置65に格納されていなくても、見積費用を算出することが可能となり、汎用性が向上する。
また、作業情報に作業者の氏名を含む構成であってもよい。例えば、コンピュータ60の制御部61は、入力部62によって入力された作業者の氏名に基づいて、記憶装置65に格納された圃場情報と作業情報を抽出し、この抽出された圃場情報と作業情報とこれらに関連付けられて格納されている概算費用を表示部63に表示する。このような構成とすることで、作業者毎の作業を比較することが可能となる。そして、例えば、作業者毎の燃料消費量を比較することで、作業者に燃料消費量の低減を意識付けさせることができる。なお、燃料消費量は、例えば、1時間当たり、1日当たり、1週間当たり、1ヶ月当たり、1圃場当たり等の消費量によって表すことで、より詳しく作業者毎の比較が可能となる。
また、トラクタ10とコンピュータ60との間における作業情報等の送受信のタイミングは、上述の構成に限定されるものではなく、例えば、作業終了後に、一括して作業情報を送信する構成としてもよい。
ここで、作業情報管理システム1は、上述の構成に限定されるものではない。GPSシステムや方位センサ等を用いて、トラクタ10の位置を検出可能とする構成としもよい。このような構成にすることで、コンピュータ60によってトラクタ10の位置を確認することができ、離れた位置から作業状況を確認することが可能となる。また、圃場情報としての地図情報を用いて、作業を行う圃場への移動の際のナビゲーションが可能となり、作業効率が向上する。
また、作業にかかった概算費用の算出は、トラクタ10の制御部50が行う構成であってもよい。このような構成にすることで、作業者はトラクタ10とコンピュータ60との通信によるタイムラグがなく、作業終了後に概算費用を確認することができる。
また、トラクタ10の制御部50は、所定時間当たりの燃料消費量に基づく想定される燃料消費量をタッチパネル式の液晶パネル43に常時表示可能とする構成としてもよい。例えば、制御部50は、1秒当たりの燃料消費量を算出するとともに、この算出された1秒当たりの燃料消費量から想定される1時間当たりや1日当たり等の燃料消費量をタッチパネル式の液晶パネル43に常時表示可能としてもよい。
このような構成にすることで、作業者は、作業中に想定される燃料消費量を確認することができ、これらの情報を活用して走行状態の改善をし、燃料消費量を低減することができる。なお、エンジン負荷率も燃料消費量と同様に表示可能とする構成としてもよく、作業者は、より適した走行状態の改善を行うことが可能となる。
また、作業情報管理システム1は、圃場情報や作業情報を格納するサーバを備え、コンピュータ60とサーバが通信可能な構成であってもよい。このような構成にすることで、コンピュータ60を小型化することができるともともに、より多くの、圃場情報や作業情報を格納することができる。
また、本発明は上述の例に限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲内であらゆる形態を取ることができる。
本発明の作業情報管理システムの構成要素である作業車両は、例えば、コンバイン、移植機等の作業機を有するあらゆる作業車両に適用しうる。
1 作業情報管理システム
10 トラクタ(作業車両)
30 ロータリ耕耘装置(作業機)
40 計器パネル
43 液晶パネル(表示部)
50 制御部
51 通信部
52 記憶装置
60 コンピュータ(管理装置)
61 制御部
62 入力部
63 表示部
64 通信部
65 記憶装置

Claims (4)

  1. 圃場毎に作業車両の作業情報を収集および管理する作業情報管理システムであって、
    前記作業車両と、
    前記作業車両と通信可能な管理装置とを備え、
    前記管理装置は、
    制御部と、
    表示部と、
    入力部と、
    前記圃場毎の圃場情報を格納した記憶装置とを備え、
    前記圃場情報は、少なくとも前記圃場の位置と、形状と、面積と、土質とを含み、
    前記作業情報は、少なくとも作業内容と、前記作業車両から前記管理装置へ送信される、作業時間と、燃料消費量と、走行距離と、作業時の天候とを含み、
    前記管理装置は、前記制御部によって、前記作業情報に基づいて該作業にかかった概算費用を算出し、該概算費用を前記圃場情報および前記作業情報に関連付けて前記記憶装置に格納することを特徴とする、作業情報管理システム。
  2. 前記作業車両は、表示部を備え、
    該作業車両の前記表示部に前記作業情報および前記管理装置から送信された該作業情報に関連付く前記概算費用を表示することを特徴とする、請求項1に記載の作業情報管理システム。
  3. 前記作業車両は、前記圃場を撮像する撮像装置を備え、
    前記撮像装置によって撮像された画像を前記作業情報に加えることを特徴とする、請求項1または2に記載の作業情報管理システム。
  4. 前記管理装置は、前記入力部によって入力された入力情報に基づいて、前記記憶装置に格納されている前記圃場情報および前記作業情報を抽出し、該圃場情報と該作業情報と該圃場情報および該作業情報に関連付けて格納された前記概算費用とを該管理装置の前記表示部に表示することを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の作業情報管理システム。
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