JP6037911B2 - 携帯通信端末と連携する対地作業車両及び携帯通信端末用プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報を表示する車載ディスプレイを有する対地作業車両に関し、特に、この対地作業車両の車内に持ち込まれた携帯通信端末のディスプレイと車載ディスプレイとの連携技術に関する。
車内に持ち込まれる携帯情報端末と表示機能付き車載装置とを接続し、携帯情報端末及び車載装置をより効率的に利用するための車内通信システムが、特許文献1から知られている。この車内通信システムでは、車内に設けられた室内表示装置と、室内に持ち込まれた携帯情報端末との間の通信を中継する室内通信中継装置が備えられている。室内表示装置は、入力された入力信号を携帯情報端末に転送し、携帯情報端末は、室内表示装置で表示される第表示信号及び自己の表示部で表示される第2表示信号を生成する。第1表示信号に基づく第表示オブジェクトと第2表示信号に基づく第2表示オブジェクトとは、同じでもよいし、大きさ、形状、色、明るさ及び時間変化の少なくともいずれかが異なっていてもよい。例えば、室内表示装置の表示部と帯情報端末の表示部とに同じ地図情報などを表示させたり、互いに異なる情報を表示させたりすることが可能である。
つまりこの車内通信システムでは、携帯情報端末が、室内表示装置から送られてきた入力信号に基づいて、携帯情報端末が有する情報から室内表示装置に表示される第表示オブジェクトと帯情報端末に表示される第2表示オブジェクトを生成する。しかしながら、車両側の処理装置が、車両側が有する情報から室内表示装置または携帯情報端末に表示される表示オブジェクトを生成するという構成は開示されていない。
車両用タッチパネルを備える車両用装置とタッチパネル式携帯電話機とを接続してタッチパネル式携帯電話機の画面を車両用タッチパネルで表示させる車両用装置が特許文献2から知られている。この車両用装置では、携帯電話機のタッチパネル部に待ち受け画面を表示している場合には、この待ち受け画面の画像データ携帯電話機から車両用装置へ送信され、同様の待ち受け画面が車両用タッチパネルに表示される。さらに、携帯電話機で電話の着信があった場合に、携帯電話機1のタッチパネル部16に表示される着信画面も携帯電話機から車両用装置へ送信され、同様の着信画面が車両用タッチパネルに表示される。つまり、携帯電話機の表示画像と同等の表示画像が車両用タッチパネルに表示される。しかしながら、車両用タッチパネルの表示画像ないしはそれに関係する画像が携帯電話機に表示される構成は開示されていない。
また、特許文献3には、車両情報を管理する自動車情報機器及び外部のコンテンツ提供サーバと通信可能な携帯端末が開示されている。この携帯端末を持ったユーザが自動車に乗り込むと、携帯端末が周辺にある自動車情報機器を検索し、検索された自動車情報機器と携帯端末との間で通信が行われる。さらに携帯通信部によってコンテンツ提供サーバとの間でも通信が行われ、取得したコンテンツは携帯端末のディスプレイに表示される。また、コンテンツをディスプレイに表示するのではなく、コンテンツデータを自動車情報機器に送信して、コンテンツをナビゲーション装置のディスプレイに表示することも開示されている。しかしながら、自動車情報機器から得られる情報を携帯端末のディスプレイやナビゲーション装置のディスプレイに振り分けて表示させる技術は開示されていない。
特開2011−166290号公報(図1) 特開2012−213141号公報(図1、図6) 特開2010−217944号公報(図1)
上述した従来技術では、携帯通信端末を有する運転者が乗り込む先は乗用車などの一般車両となっているが、農業機械や土木機械などの対地作業車両の場合には、運転者に提供したい表示情報として対地作業に関する情報がある。この対地作業に関する情報は、多種多様であり、車載ディスプレイまたは携帯通信端末のディスプレイに単に表示するだけでは不十分である。このことから、対地作業に関する情報を含む表示情報を運転者に対して効果的に表示する技術が要望されている。
情報を表示する車載ディスプレイを有する、本発明による対地作業車両は、対地作業に関する情報である内部生成作業情報を生成する作業情報生成部と、運転者が携帯する携帯通信端末との間でデータ交換可能なデータ入出力部と、前記内部生成作業情報から、前記車載ディスプレイに表示される第1表示データを生成する第1表示データ生成部と、前記内部生成作業情報から、前記携帯通信端末のディスプレイに表示される第2表示データを生成する第2表示データ生成部と、遠隔地の管理センタで生成されるとともに前記携帯通信端末を中継として前記データ入出力部で取得した対地作業に関する外部生成作業情報から、前記車載ディスプレイに表示される第3表示データを生成する第3表示データ生成部と、前記外部生成作業情報から、前記携帯通信端末のディスプレイに表示される第4表示データを生成する第4表示データ生成部と、を備えている。
この構成によれば、対地作業に関する情報である内部生成作業情報から、車載ディスプレイに表示される第1表示データと携帯通信端末のディスプレイに表示される第2表示データとに分けられ、それぞれのディスプレイに表示される。これにより、対地作業車両を通常運転している運転者による視認性に優れている車載ディスプレイには、通常運転に必要とされる情報が表示され、必要に応じて運転者が手に取って注視することができる携帯通信端末のディスプレイには、短い距離で注視してほしい情報が表示されるように構成することができる。つまり、車載ディスプレイと携帯通信端末のディスプレイとが有する運転者に対する表示特性の違いを利用した、情報表示の仕分けが可能となる。また、携帯通信端末の通信機能を利用して遠隔地の管理センタから送られてきた、対地作業依頼内容などの外部生成情報を車載ディスプレイに表示することも可能であり、対地作業に関する情報を含む表示情報を効果的に運転者に対して表示することができる。
さらに、管理センタから送られてきた外部生成情報の中にも、運転者が身近で視認できる携帯通信端末のディスプレイに表示した方が好ましい表示内容が含まれていることもある。したがって、前記外部生成作業情報から、前記携帯通信端末のディスプレイに表示される第4表示データを生成する第4表示データ生成部が備えられている。
対地作業車両の運転者には熟練者もいれば非熟練者もいるし、また遠視や近視といったように運転者の視覚的能力にも違いがある。このため、運転者によって、車載ディスプレイに標示する内容と携帯通信端末のディスプレイに標示すべき内容とを変更することは好都合である。本発明の好適な実施形態の1つでは、前記データ入出力部を通じてデータ伝送可能に接続される携帯通信端末のID情報に基づいて前記運転者を認識する運転者認識部が備えられ、認識された前記運転者の登録情報に基づいて前記車載ディスプレイまたは前記携帯通信端末のディスプレイあるはその両方における表示内容が変更される。
対地作業に関する情報である内部生成作業情報の具体的な内容は、装備されている対地作業装置の動作状態データや車両走行状態データであるが、対地作業装置の種別によって、車両の走行状態を示すデータが重要となる場合と、対地作業装置の動作状態を示すデータが重要となる場合がある。このことから、前記内部生成作業情報には、装備されている対地作業装置の動作状態データまたは車両走行状態データあるいはその両方が含まれることが好適である。また、特に農作業などでの同一の対地作業地に対して時期を変えて繰り返し対地作業を行うことが少なくない。したがって、過去の対地作業結果データや、そのような過去の対地作業結果データに裏付けられた対地作業目標データは、対地作業車両の運転にとって重要となる。このことから、前記外部生成作業情報には、対象対地作業地における過去の対地作業結果データまたは外部で決定された対地作業目標データあるいはその両方が含まれることが好適である。
対地作業の種類、対地作業地の特性、対地作業地の環境によって、装備されている対地作業装置も異なり、またその運転方法を異なってくる。したがって、そのような情報を含む対地作業属性情報に基づいて、内部生成作業情報から第1表示データに含まれる内容と第2表示データに含まれる内容とを区分けすることは利点がある。
携帯通信端末は通信機能を有するので、それを利用すれば、少なくともおおよその端末の存在位置を検知することができる。特に、作業時において端末の存在位置が作業地から離れていることが検知されて場合には、何か特別な事態が生じたことも考えられる。そのようなことを考慮すれば、前記携帯通信端末の存在場所に基づいて、前記携帯通信端末に送られる表示データの内容が変更されることは好適である。特に携帯通信端末の存在位置を正確に把握できる場合、例えば、携帯通信端末を持って運転者が対地作業車両から降りているか、もしくは車載ディスプレイを見ることができない位置にいることが検知されて場合には、すべての情報を携帯通信端末のディスプレイで表示させると好都合である。
本発明の主題は、対地作業車両の車内に持ち込まれた携帯通信端末のディスプレイと車載ディスプレイとの連携技術である。本発明にとって重要な機能を、携帯通信端末にインストールされる対地作業情報表示プログラムによって実現させることは可能である。このことから、情報表示用の車載ディスプレイを有する対地作業車両のデータ入出力部との間でデータ交換することができる携帯通信端末のための対地作業情報表示プログラムも本発明の権利の対象となる。そのような対地作業情報表示プログラムは、遠隔地の管理センタで生成されるとともにデータ通信回線を通じて受信された対地作業に関する外部生成作業情報から、内蔵ディスプレイに表示される内部表示データを生成する内部表示データ生成機能と、前記外部生成作業情報から、前記車載ディスプレイに表示される外部表示データを生成する外部表示データ生成機能と、前記外部表示データを前記データ入出力部に送信する機能とをコンピュータに実現させるように構成されている。このように構成された対地作業情報表示プログラムにより、上述した対地作業車両における作用効果を得ることができる。また、上述した、種々の好適な実施形態で得られる作用効果を得るように、対地作業情報表示プログラムを構成することも可能である。例えば、前記対地作業車両の内部で生成されるとともに前記対地作業車両から送られてきた対地作業に関する内部生成作業情報から、前記内蔵ディスプレイに表示される表示データを生成する機能をさらにコンピュータに実現させるように対地作業情報表示プログラムを構成することができる。内部に記録されている所有者のID情報を用いて前記対地作業車両または前記管理センタに問い合わせることで取得した前記所有者の登録情報に基づいて前記車載ディスプレイまたは前記携帯通信端末のディスプレイあるはその両方における表示内容を変更するように対地作業情報表示プログラムを構成することができる。
本発明による対地作業車両と携帯通信端末との間で協調された情報表示の基本構成の1つを示す模式図である。 本発明による対地作業車両と携帯通信端末との間で協調された情報表示の基本構成の他の1つを示す模式図である。 本発明による対地作業車両と携帯通信端末との間で協調された情報表示の基本構成のさらに別な1つを示す模式図である。 本発明の具体的な実施形態の1つにおける対地作業車両としてのコンバインの側面図である。 コンバインとスマートフォンと管理センタとに構築された、本発明に関する機能部を示す機能ブロック図である。 コンバインとスマートフォンと管理センタとの間のデータの流れを示すチャート図である。 コンバインとスマートフォンとの間のデータの流れを示すチャート図である。
本発明による対地作業車両と携帯通信端末との間で協調された情報表示の基本構成を図1と図2と図3とを用いて説明する。
最初に、図1に示された基本構成を説明する。
対地作業車両Wには、コンバインや田植機やトラクタなどの農作業車両または、バケットローダやバックホウなどの土木作業車両などが含まれる。この発明で取り扱われる対地作業車両Wは、制御系構成要素として、走行制御ECU(電子制御ユニット)3と、作業装置ECU4と、表示情報管理モジュール5と、表示制御部61と、車載ディスプレイ62と、データ入出力部60aを備えている。各制御系構成要素は車載LAN等のデータ伝送ラインを介して互いに接続されている。この対地作業車両Wと情報表示に関して連携する携帯通信端末Tには、対地作業車両Wとの間でWi−Fiやブルートゥース(登録商標)を通じてデータ交換可能な機能、かつ遠隔地の管理センタCとの間で電話回線やインターネットなどのWANを通じてデータ交換可能な機能を有するノートパソコン、タブレットパソコン、携帯電話(特にスマートフォン)などを含む。この発明で取り扱われる携帯通信端末Tは、表示制御部63と、ディスプレイ64と、データ入出力部60b、回線通信部65、所有者ID管理部7といった本来的に備わっている機能部以外に、実質的にプログラムによって実現する表示情報管理モジュール8を備えている。対地作業車両Wのデータ入出力部60aと携帯通信端末Tのデータ入出力部60bとは、Wi−Fiやブルートゥース(登録商標)などの比較的近距離での通信、好ましくは無線通信が可能な通信部である。
対地作業車両Wの走行制御ECU3は、車両走行に関する種々の制御情報を取り扱うECUであり、例えば、車載LANを通じて獲得した、走行速度、エンジン回転数、走行距離、燃費などのデータを走行情報化する走行情報生成部31を備えている。作業装置ECU4は、装着された対地作業装置を制御するECUであり、対地作業装置の操作状態や稼働状態を示すデータを対地作業情報化する作業情報生成部41を備えている。なお、作業情報には、管理センタCなど対地作業車両W以外で作成されるものもあるので、ここでは区別する必要がある場合には、作業情報生成部41で生成された作業情報を内部生成作業情報と称する。
表示情報管理モジュール5は、運転者に知らせたい情報を表示データ化して、車載ディスプレイ62あるいは携帯通信端末Tのディスプレイ64に表示する。なお、表示情報管理モジュール5で取り扱う作業情報には、作業情報生成部41によって生成された内部生成作業情報以外に、管理センタCから携帯通信端末Tによって中継されて受け取る外部生成作業情報も含まれている。このため、表示情報管理モジュール5は、第1表示データ生成部51と、第2表示データ生成部52と、第3表示データ生成部53と、第4表示データ生成部54とを備えている。第1表示データ生成部51は、内部生成作業情報から車載ディスプレイ62に表示させるための第1表示データを生成する。第2表示データ生成部52は、内部生成作業情報から携帯通信端末Tのディスプレイ64に表示させるための第2表示データを生成する。第3表示データ生成部53は、外部生成作業情報から車載ディスプレイ62に表示させるための第3表示データを生成する。さらに、第4表示データ生成部54は、外部生成作業情報から携帯通信端末Tのディスプレイ64に表示させるための第4表示データを生成する。
つまり、表示情報管理モジュール5は、内部生成作業情報及び外部生成作業情報を受け取り、その内容に応じて車載ディスプレイ62で表示すべきものと携帯通信端末Tのディスプレイ64で表示すべきものとに区分けし、それぞれのディスプレイ特性に適した形態で表示されるべく第1表示データ、第2表示データ、第3表示データ、第4表示データを生成する。もちろん、場合によっては、車載ディスプレイ62で表示される内容と携帯通信端末Tのディスプレイ64で表示される内容とは重複してもよいし、まったく同一であってもよい。
図1に示された基本構成では、携帯通信端末Tの表示情報管理モジュール8は、対地作業車両Wのデータ入出力部60aと携帯通信端末Tのデータ入出力部60bとを介して送られてきた、第2表示データ及び第4表示データを表示制御部63に転送して、第2表示データ及び第4表示データを携帯通信端末Tのディスプレイ64で表示させる機能だけを有している。このため、本発明に関して携帯通信端末Tに要求される処理能力は比較的低くてよい。
次に、図2に示された基本構成を説明する。この基本構成は、図1に示された基本構成と相違する点は、対地作業車両Wの表示情報管理モジュール5と携帯通信端末Tの表示情報管理モジュール8との機能が異なることである。その他の構成は実質的に同一なので、相違する点だけを以下に説明する。
図2に示された基本構成では、対地作業車両Wの表示情報管理モジュール5の機能と携帯通信端末Tの表示情報管理モジュール8の機能とが、図1に示された基本構成に比べて、逆転している。つまり、表示情報管理モジュール8は、第1表示データ生成部81と、第2表示データ生成部82と、第3表示データ生成部83と、第4表示データ生成部84とを備えている。第1表示データ生成部81は、対地作業車両Wの表示情報管理モジュール5から送られてきた内部生成作業情報から車載ディスプレイ62に表示させるための第1表示データを生成する。第2表示データ生成部82は、内部生成作業情報から携帯通信端末Tのディスプレイ64に表示させるための第2表示データを生成する。第3表示データ生成部83は、管理センタCから送られてくる外部生成作業情報から車載ディスプレイ62に表示させるための第3表示データ(外部表示データ)を生成する。第4表示データ生成部84は、外部生成作業情報から携帯通信端末Tのディスプレイ(自己のディスプレイ)64に表示させるための第4表示データ(内部表示データ)を生成する。
つまり、携帯通信端末Tの表示情報管理モジュール8は、外部生成作業情報及び内部生成作業情報を受け取り、その内容に応じて携帯通信端末Tのディスプレイ64で表示すべきものと車載ディスプレイ62で表示すべきものとに区分けし、それぞれのディスプレイ特性に適した形態で表示されるべく第1表示データ、第2表示データ、第3表示データ、第4表示データを生成する。もちろん、ここでも場合によっては、車載ディスプレイ62で表示される内容と携帯通信端末Tのディスプレイ64で表示される内容とは重複してもよいし、まったく同一であってもよい。
図2に示された基本構成では、対地作業車両Wの表示情報管理モジュール5は、携帯通信端末Tの表示情報管理モジュール8で振り分けられ転送されてきた第2表示データ及び第4表示データを車載ディスプレイ62で表示させる機能だけを有している。もちろん、対地作業車両Wの表示情報管理モジュール5は、携帯通信端末Tが対地作業車両Wに接続されていない場合には、内部生成作業情報を車載ディスプレイ62で表示させる機能を備えている。このため、対地作業車両Wの表示情報管理モジュール5に要求される処理能力は比較的低くてよいが、携帯通信端末Tの表示情報管理モジュール8は、表示情報管理モジュール5より高い処理能力が要求される。
さらに、図3には、図1と図2で示された基本構成の混合タイプが示されている。すなわち、この基本構成では、内部生成作業情報は対地作業車両Wの表示情報管理モジュール5がその割り振りを決定し、外部部生成作業情報は携帯通信端末Tの表示情報管理モジュール8がその割り振りを決定する。従って、対地作業車両Wの表示情報管理モジュール5には、内部生成作業情報から車載ディスプレイ62に表示させるための第1表示データを生成する第1表示データ生成部51と、内部生成作業情報から携帯通信端末Tのディスプレイ64に表示させるための第2表示データを生成する第2表示データ生成部52が構築されている。また、携帯通信端末Tの表示情報管理モジュール8には、管理センタCから送られてくる外部生成作業情報から車載ディスプレイ62に表示させるための第3表示データ(外部表示データ)を生成する第3表示データ生成部83と、外部生成作業情報から携帯通信端末Tのディスプレイ(自己のディスプレイ)64に表示させるための第4表示データ(内部表示データ)を生成する第4表示データ生成部84とが構築されている。
次に、図面を用いて、本発明に係る対地作業車両Wと、この対地作業車両Wと連携する携帯通信端末Tの具体的な実施形態の1つを説明する。ここでは、対地作業車両Wは農作業車両の一例であるコンバインであり、携帯通信端末Tは、電話機能、Wi−Fi機能、アプリケーション実行機能を有する、携帯通信端末であるスマートフォンである。
図4にはコンバインWの側面図が示されている。このコンバインWはクローラ式の自脱型コンバインWであり、走行機構はエンジンによって回転駆動されるクローラ走行装置11を備えており、走行機構の上方に運転部13が設けられている。対地作業装置としては、前部に刈取部12、後部に脱穀装置14と穀粒タンク15が備えられている。模式的にしか示されていないが、穀粒タンク15の下部に、収穫された穀粒の重量を検出する収量センサ21が装備され、穀粒タンク15の内部に、品質センサの一例である食味計(食味センサユニット)22が装備されている。食味計22からは、品質データとして穀粒の水分値とタンパク値の測定データが出力される。運転部13には、運転席16に着座した運転者が見やすい位置に車載ディスプレイ62、各種操縦レバーや操縦ペダル、操作スイッチなどが配置されている。なお、図示はされていないが、走行速度、エンジン回転数、走行距離、各種操縦レバーや操縦ペダルや操作スイッチの操作位置、刈取り高さ、脱穀回転数などを検出するセンサ群が備えられている。
スマートフォンTは、運転者の体に装備されているが、運転席16に設けられたクレードルに装着することも可能である。スマートフォンTには、本発明を実現するために必要な種々の機能がアプリとしてインストールされている。スマートフォンTは、その標準的に備えられている機能を用いて、携帯電話通信回線及びインターネットを介して、管理センタCのコンピュータシステム9とデータ交換可能に接続できるとともに、Wi−Fiなどの無線通信プロトコルを用いてコンバインWに搭載されたECU(電子制御ユニット)とデータ交換可能に接続できる。
図5には、コンバインW、スマートフォンT、管理センタCのコンピュータシステム9に構築されている、特に本発明に関する機能を示す機能ブロック部が示されている。なお、この具体的な実施形態におけるコンバインWとスマートフォンTとに構築される本発明に関する基本構成は、図1に示した基本構成を採用している。したがって、図1を用いた説明と重複する内容の説明は省略される。
コンバインWには、上述した基本構成に含まれていた走行制御ECU3、作業装置ECU4、表示情報管理モジュール5、データ入出力部60a、表示制御部61以外に、センサ信号評価部30、運転者認識部32、運転者登録部32a、が備えられている。走行制御ECU3と表示情報管理モジュール5の構成は、図1による基本構成のものと同じであるが、作業装置ECU4には、作業情報生成部41以外に、作業モード設定部42、作業用機器制御部43が含まれている。作業モード設定部42はコンバインWがこれから行う農作業の作業モードを設定するものである。各作業モードには多数の作業装置に対する設定用のパラメータが含まれているので、作業モード設定部42は、特定の作業モードを作り出すための作業装置のパラメータを作業用機器制御部43に与える。作業用機器制御部43は、与えられた作業装置のパラメータに基づいて作業装置を実施すべき作業モードに合うように調整する。この作業モードの設定に関する種々の情報も、作業情報生成部41によって生成される内部生成作業情報に含めることができる。
作業装置ECU4は、さらに付加的な機能として、コンバインWに装備されている種々の機器の状態を監視して、例えば、センサ不良、油圧不良、操作エラーなどを検知して、必要な指令を出力する機器監視機能を有している。従って、作業情報生成部41によって生成される内部生成作業情報には、機器監視機能によって検出された不都合も含まれている。さらに、そのような不都合を解消するためのアドバイスや正しい操作手順などの情報も内部生成作業情報に含めることができる。上述したような、作業モードの設定に関する種々の情報、不都合を解消するためのアドバイスや正しい操作手順などの情報などは、対地作業装置の動作状態データとして運転者に表示すべき情報として取り扱われる。
さらに、作業装置ECU4は、走行制御ECU3の走行情報生成部31で生成された走行情報である車両走行状態データを受け取り、この車両走行状態データを内部生成作業情報として、表示情報管理モジュール5に与えることも可能である。
センサ信号評価部30は、収量センサ21や食味計22を含む各種センサと接続されており、各種測定データを必要とする機能部に転送する。運転者認識部32は、スマートフォンTから送られてきたスマートフォンTのID情報に基づいて、このコンバインWに乗り込んだ運転者を認識する。認識された運転者に関する情報、例えば、コンバインWの操作に関する熟練度は、運転者登録部32aから読み出すことができる。この運転者に関する情報に基づいて、表示情報管理モジュール5は、内部生成作業情報や外部生成作業情報から車載ディスプレイ62またはスマートフォンTのディスプレイ64あるはその両方に表示すべき内容を決定することができる。
スマートフォンTには、GPSモジュール70、回線通信部65、データ入出力部60b、表示制御部63、操作入力評価部63aなどが備えられている。GPSモジュール70は、全地球方位システムの原理で絶対位置を経緯度で測定する機能を有するので、この測位データによりスマートフォンT、すなわち実質的にはコンバインWの地図上の位置を得ることができる。GPSモジュール70はカーナビゲーションにも内蔵されているので、コンバインWにカーナビゲーションが搭載され、ECUと接続されている場合には、コンバインWからコンバイン位置を取得するように構成してもよい。操作入力評価部56は、タッチパネル64aによる操作入力を評価して操作指令を出力する。
管理センタCのコンピュータシステム9は、入出力サーバ9Aとアプリケーションサーバ9Bとデータベースサーバ9Cとを備えている。入出力サーバ9Aには、スマートフォンTから受け取ったデータをアプリケーションサーバ9Bやデータベースサーバ9Cに転送するデータ入力処理機能、及びアプリケーションサーバ9Bで生成されたデータやデータベースサーバ9Cから抽出されたデータをスマートフォンTに送信するデータ出力機能を備えており、この実施形態では、Webサーバとして構成されている。なお、入出力サーバ9Aとアプリケーションサーバ9Bとデータベースサーバ9Cは1つの統合されたコンピュータシステムに構築されるのではなく、クラウドシステムのような分散化ないしは仮想化されたコンピュータシステムであってもよい。
アプリケーションサーバ9Bには、圃場管理部91と農作業管理部92と運転者管理部93と車両管理部94とがソフトウエアで構築されている。圃場管理部91は、農家や農業団体などからの情報入力に基づいて、圃場番号、圃場名称、圃場住所、圃場地図位置、圃場形状、圃場面積、圃場作付け種など圃場に関する情報である圃場情報をデータベースサーバ9Cと連携して管理する。農作業管理部92は、主にコンバインなどの農作業機ないしは農作業機を使用している作業員のスマートフォンTから送られてくる田植え、草取り、薬剤散布、施肥、刈取り収穫などの圃場別の農作業に関する情報である農作業情報をデータベースサーバ9Cと連携して管理する。運転者管理部93は、この管理センタCに登録されている対地作業車両Wの運転者に関する情報、例えば名前、住所、熟練度などをデータベースサーバ9Cと連携して管理する。車両管理部94は、この管理センタCに登録されている対地作業車両Wの情報、種別、走行履歴、作業履歴、故障履歴などをデータベースサーバ9Cと連携して管理する。
この実施形態では、データベースサーバ9Cには、本発明に特に関係するデータベースとして農作業データベース95、圃場地図データベース96、作業評価データベース97、運転者データベース98、車両データベース99が含まれている。農作業データベース95は、上記の圃場情報や農作業情報を格納する。なお、農作業情報には、登録された対地作業車両W、ここではコンバインWの設定された作業モードである登録作業モードを示すデータが含まれている。圃場地図データベース96には、圃場番号や地図位置などにリンクされた圃場の地図が格納されており、圃場番号や圃場地図位置を検索条件として、適合する圃場及びその周辺の地図データを抽出して出力することができる。作業評価データベース97は、コンバインWからスマートフォンTを介して送られてくる評価情報を圃場情報とリンクさせて格納する。評価情報は、圃場別に過去分のデータも含めて格納されているので、同一圃場の継時的評価を行うためにも利用される。運転者データベース98は、登録されている運転者に関する各種情報を格納し、車両データベース99は、登録されている対地作業車両Wに関する各種情報を格納している。
従って、管理センタCのコンピュータシステム9から送り出される外部生成作業情報には、対象対地作業地における過去の対地作業結果データや外部で決定された対地作業目標データなども含まれている。さらには、対地作業それ自体の種類(耕耘作業、農作物収穫作業、田植え作業など)、対地作業地の特性(湿地、傾斜地など)、対地作業地の環境(風が強い、雨が多い、乾燥地など)といった情報も対地作業属性情報として、管理センタCのコンピュータシステム9から送り出される外部生成作業情報に含ませることができる。したがって、表示情報管理モジュール5は、受け取った対地作業属性情報に基づいて、外部生成作業情報や内部生成作業情報から、車載ディスプレイ62に表示するための情報(第1表示データ、第3表示データ)とスマートフォンTのディスプレイ64(第2表示データ、第4表示データ)に表示するため情報とを区分けすることができる。
運転者が運転部13から離れて、例えばコンバインWの外にいることは、コンバイン側からはスマートフォンTとの間の受信強度、あるいはスマートフォンTのGPSモジュール70による位置データと、コンバインWの位置データとから判断可能である。コンバインWの位置は、カーナビゲーションが搭載されていればそこから入手でき、また走行中のスマートフォンTのGPSモジュール70による位置データをコンバインWの位置とすることも可能である。したがって、表示情報管理モジュール5は、スマートフォンTの存在場所に基づいて、スマートフォンTのディスプレイ64(第2表示データ、第4表示データ)に表示するため情報を選択することができる。特に運転者がコンバインWの外にいることがわかると、運転者に与えるべく情報をすべてスマートフォンTのディスプレイ64に表示することも可能である。
次に、図6と図7とのチャート図を用いて、コンバインWとスマートフォンTとコンピュータシステム9との間のデータの流れを簡単な例を用いて説明する。
まずは、図6を用いて、作業対象となる圃場と作業内容とを確認する際の制御の流れを説明する。
このコンバインWが作業対象となる圃場の近辺に到着すると、作業者の操作入力に基づいて、作業装置ECU4で作業確認イベントが発生し、この作業確認イベントが、スマートフォンTに送られる(#01)。作業確認イベントを受け取ったスマートフォンTは、現在位置を示す測位データ(緯度・経度)をGPSモジュール70から読み出し(#02)、作業確認イベントに組み込んで、管理センタCのコンピュータシステム9に転送する(#03)。コンピュータシステム9では、圃場管理部91が、受け取った作業確認イベントに応答して、圃場地図データベース96から測位データに対応する圃場の圃場地図を抽出するとともに(#04)、農作業データベース95から当該圃場に対する作業情報を抽出する(#05)。抽出された圃場地図と作業情報とは外部生成作業情報として送り出される(#06)。この外部生成作業情報は、スマートフォンTを介してコンバインWの表示情報管理モジュール5に転送される(#07)。
コンバインWの表示情報管理モジュール5は、受け取った外部生成作業情報を区分けする(#08)。外部生成作業情報から区分けされた圃場地図(第4表示データ)はスマートフォンTに送られ、スマートフォンTの表示情報管理モジュール8が、受け取った圃場地図をディスプレイ64に表示させる(#09)。このディスプレイ64に表示された圃場地図は、スマートフォンTの標準機能によって拡大縮小が自在であり、運転者は簡単に作業すべき圃場を確認することができる(#10)。
コンバインWの表示情報管理モジュール5は、さらに、受け取った外部生成作業情報から作業情報を区分けし(#11)、この作業情報(第3表示データ)を車載ディスプレイ62に表示させる(#12)。この車載ディスプレイ62の表示画面には、作業内容、例えば稲収穫作業や刈取り高さなどが表示されるので、この表示画面から運転者は簡単に作業内容を確認し、刈取り高さなどを設定することができる(#13)。
次に、図7を用いて、しきい値を超える作業負荷が生じた際の制御の流れを説明する。この例では、作業負荷として脱穀負荷の増大が生じたことにする。
コンバインWによる収穫作業の途中で、脱穀負荷の増加が生じると、作業装置ECU4で脱穀負荷増加イベントが発生する(#21)。この脱穀負荷増加イベントの発生に基づいて、作業情報生成部41が、生じた脱穀負荷に関する脱穀負荷情報を生成する(#22)。この脱穀負荷情報には、例えば、警告データと脱穀負荷詳細データが含まれる。脱穀負荷詳細データの内容は、脱穀回転数、走行速度、さらには脱穀負荷低減の対策などである。この脱穀負荷情報は、内部生成作業情報として、表示情報管理モジュール5に与えられ、コンバインWの車載ディスプレイ62に表示される警告表示データ(第1表示データ)と、スマートフォンTに送られる脱穀負荷詳細データ(第2表示データ)とに区分けされる(#23)。コンバインWの車載ディスプレイ62には、警告表示データに基づいて、脱穀負荷の増大を示す警告が表示される(#24)。また、スマートフォンTのディスプレイ64には、脱穀負荷詳細データに基づいて、脱穀回転数、走行速度、さらには脱穀負荷低減の対策が、スマートフォンTの頁めくり機能を用いて表示される(#25)。運転者は、スマートフォンTのディスプレイ64に表示される脱穀負荷の詳細から現在生じている脱穀負荷の増大に関する情報を確認することができ(#26)、適切に負荷低減の対策を講じることができる(#27)。
上述したように、本発明では、対地作業に関する情報を含む表示情報を、運転部13に配置されている車載ディスプレイ62と、運転者が持参して手に取ることができるスマートフォンTのディスプレイ64に区分けして表示できるので、運転者に対する効果的な表示が実現する。
〔別実施の形態〕
(1)上述した実施形態では、車載ディスプレイ62とスマートフォンTのディスプレイ64とに表示する情報は、作業情報や部分的な走行情報であったが、その他の種々の情報、さらには、道路情報やニュース情報や娯楽情報などを区分けながら表示してもよい。
(2)車載ディスプレイ62が複数台備えられている場合には、複数の車載ディスプレイ62の間で表示内容を区分けしてもよい。
(3)上述した実施形態では、農作業機としてコンバインが、携帯通信端末としてスマートフォンが取り扱われた。それ以外の本発明を適用することができる作業機としては、トラクタ、田植機、施肥機、薬剤散布機、草刈機などが挙げられる。その他の携帯通信端末としては、タブレット型パソコン、ノート型パソコン、ナビゲータ機器などが挙げられる
本発明は、対地作業車両と携帯通信端末と管理センタとの間で作業情報のやり取りを行うシステムに適用することができる。
W:コンバイン(対地作業車両)
T:スマートフォン(携帯通信端末)
C:管理センタ
4:作業装置ECU
41:作業情報生成部
5:表示情報管理モジュール
51:第1表示データ生成部
52:第2表示データ生成部
53:第3表示データ生成部
54:第4表示データ生成部
60a:データ入出力部
60b:データ入出力部
62:車載ディスプレイ
64:携帯通信機器のディスプレイ(携帯ディスプレイ)
65:回線通信部
8:表示情報管理モジュール
81:第1表示データ生成部
82:第2表示データ生成部
83:第3表示データ生成部
84:第4表示データ生成部
9:コンピュータシステム

Claims (9)

  1. 情報を表示する車載ディスプレイを有する対地作業車両であって、
    対地作業に関する情報である内部生成作業情報を生成する作業情報生成部と、
    運転者が携帯する携帯通信端末との間でデータ交換可能なデータ入出力部と、
    前記内部生成作業情報から、前記車載ディスプレイに表示される第1表示データを生成する第1表示データ生成部と、
    前記内部生成作業情報から、前記携帯通信端末のディスプレイに表示される第2表示データを生成する第2表示データ生成部と、
    遠隔地の管理センタで生成されるとともに前記携帯通信端末を中継として前記データ入出力部で取得した対地作業に関する外部生成作業情報から、前記車載ディスプレイに表示される第3表示データを生成する第3表示データ生成部と、
    前記外部生成作業情報から、前記携帯通信端末のディスプレイに表示される第4表示データを生成する第4表示データ生成部と、
    を備えた対地作業車両。
  2. 前記データ入出力部を通じてデータ伝送可能に接続される携帯通信端末のID情報に基づいて前記運転者を認識する運転者認識部が備えられ、認識された前記運転者の登録情報に基づいて前記車載ディスプレイまたは前記携帯通信端末のディスプレイあるいはその両方における表示内容が変更される請求項に記載の対地作業車両。
  3. 前記内部生成作業情報には、装備されている対地作業装置の動作状態データまたは車両走行状態データあるいはその両方が含まれ、前記外部生成作業情報には、対象対地作業地における過去の対地作業結果データまたは外部で決定された対地作業目標データあるいはその両方が含まれている請求項1または2に記載の対地作業車両。
  4. 対地作業の種類、対地作業地の特性、対地作業地の環境を含む対地作業属性情報に基づいて、第1表示データに含まれる内容と第2表示データに含まれる内容とが、前記内部生成作業情報から区分けされる請求項1からのいずれか一項に記載の対地作業車両。
  5. 前記携帯通信端末の存在場所に基づいて、前記携帯通信端末に送られる表示データの内容が変更される請求項1からのいずれか一項に記載の対地作業車両。
  6. 情報を表示する車載ディスプレイを有する対地作業車両のデータ入出力部との間でデータ伝送可能な携帯通信端末にインストールされる対地作業情報表示プログラムであって、
    遠隔地の管理センタで生成されるとともにデータ通信回線を通じて受信された対地作業に関する外部生成作業情報から、自己のディスプレイに表示される内部表示データを生成する内部表示データ生成機能と、
    前記外部生成作業情報から、前記車載ディスプレイに表示される外部表示データを生成する外部表示データ生成機能と、
    前記外部表示データを前記データ入出力部に送信する機能と、
    をコンピュータに実現させる対地作業情報表示プログラム。
  7. 前記対地作業車両の内部で生成されるとともに前記対地作業車両から送られてきた対地作業に関する内部生成作業情報から、前記自己のディスプレイに表示される表示データを生成する機能をさらにコンピュータに実現させる請求項に記載の対地作業情報表示プログラム。
  8. 前記内部生成作業情報には、装備されている対地作業装置の動作状態データまたは車両
    走行状態データあるいはその両方が含まれ、前記外部生成作業情報には、対象対地作業地における過去の対地作業結果データまたは外部で決定された対地作業目標データあるいはその両方が含まれている請求項に記載の対地作業情報表示プログラム。
  9. 内部に記録されている所有者のID情報を用いて前記対地作業車両または前記管理センタに問い合わせることで取得した前記所有者の登録情報に基づいて前記車載ディスプレイまたは前記携帯通信端末のディスプレイあるはその両方における表示内容を変更する請求項6から8のいずれか一項に記載の対地作業情報表示プログラム。
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