JP2015189359A - 乗物用シート - Google Patents

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Abstract

【課題】シェルを備えた乗物用シートに関し、シェルの背面側の意匠が枠部材に左右されることを抑制すること。【解決手段】シェル31と、前記シェル31に載置されるシートパッド32とを備え、前記シートパッド32に設けられた貫通孔に枠部を取り付けてなる乗物用シートであって、前記シェル31に対して固定され、かつ、前記シェル31の正面側から延びるように形成された係合部36と、前記係合部36と係合可能であり、少なくとも前記枠部の一部を構成する枠部本体332とを備え、前記枠部本体332は前記シートパッド32の一部を覆うように係合部36と係合している構成とする。【選択図】図4

Description

本発明は、乗物用シートに関する。詳しくは、枠部材であるベゼルを取り付けたシェル型の乗物用シートに関する。
従来から、ベゼルと言われる枠部材を取り付けたシェル型の乗物用シートは知られている。シェル型の乗物用シートの代表的な例は、サーキットで走行する車に搭載されているシートである。サーキットで走行する車に搭載されたシェル型のシートは4点式のシートベルトが使用されており、乗員の肩付近にはシートベルトを通すための開口が二つ設けられている。また、当該開口にはその枠となるベゼルが取り付けられている。このようなシェル型の乗物用シートは、サーキットで走行する乗物ばかりでは無く市街地を走行する乗物に適用することなどもある。この場合、サーキットで走行する乗物用のシートとは異なり、乗物用シートに設けた開口はシートベルトを通すものではないが、意匠性の観点から開口と枠部材を備えた乗物用シートとすることが求められている(図8参照)。
特開2007−76642号公報
ところで、上記したような枠部材を開口に取り付ける方法としては、枠部材を構成する二つの部品を用意し、当該二つの部品を開口周りに取り付けることなどが考えられる(図9参照)。この場合、各々の部品の縁が開口よりやや大きめに構成され、当該縁同士でシェル及びシートパッドを挟みこむ形態である。このような形態であると、その構成上、背面側に位置する枠部材の縁がシェルの背面よりも後側に配置される(図8参照)。したがって、枠部材により背面側の意匠が左右されやすく、結果的に、乗物用シートにおける背面側の意匠の自由度を妨げることにもなる。
本発明は、上記した点に鑑みて創案されたものであって、本発明が解決しようとする課題は、シェルを備えた乗物用シートに関し、シェルの背面側の意匠が枠部材に左右されることを抑制することにある。
上記課題を解決するために、本発明は次の手段をとる。先ず、第1の発明は、シェルと、前記シェルに載置されるシートパッドとを備え、前記シートパッドに設けられた貫通孔に枠部を取り付けてなる乗物用シートであって、前記シェルに対して固定され、かつ、前記シェルの正面側から延びるように形成された係合部と、前記係合部と係合可能であり、少なくとも前記枠部の一部を構成する枠部本体とを備え、前記枠部本体は前記係合部と係合することでシェルに連結されていることを特徴とする。
この第1の発明によれば、シェルに対して固定され正面から延びるように係合部が形成されているため、枠部本体がシェルに対して固定される位置が定まるとともに、枠部がシェルの背面側から視認されにくくすることが可能となり得る。
第2の発明は、第1の発明において、前記シェルの正面側に接着固定された部材を用いて、前記係合部をシェルの正面側に配置していることを特徴とする。
この第2の発明によれば、シェルとは別に係合部を形成しており、当該係合部を接着固定を介してシェルの正面側に固定するものであることから、係合部の構造を比較的自由に形成することが可能となる。したがって、より適切に枠部を取り付けることが可能となり得る。また、シェルの正面側に接着固定されていることから、係合部がシェルの背面側の意匠の妨げとなることを抑制することが可能となり得る。
第3の発明は、第1の発明において、前記係合部は前記シェルと一体となるように形成されていることを特徴とする。
この第3の発明によれば、シェルに対して部材を取り付ける作業工程を経ることなく係合部が形成可能であるため、作業工程を簡略化することが可能となり得る。
本発明によれば、シェルを備えた乗物用シートに関し、シェルの背面側の意匠が枠部材に左右されることを抑制することが可能となる。
本発明の乗物用シートを背面側から見た斜視図である。 本発明の乗物用シートの枠部周りを拡大した正面図である。 実施例1における乗物用シートの背面支持部に関する分解斜視図である。 実施例1における枠部周りの縦断面図である。 実施例2における乗物用シートの背面支持部に関する分解斜視図である。 実施例2における枠部周りの縦断面図である。 変形例における枠部周りの縦断面図である。 従来のシェルシートを背面側から見た斜視図である。 従来のシェルシートの枠部の取り付け態様を示した図である。
以下に、本発明を実施するための形態について、適宜図面を用いながら説明する。なお、本明細書における前後方向、上下方向、左右方向などの方向は、図1などに示したXが前方向、Yが左方向、Zが上方向と規定される。例えば、通常、着座者が着座した際に視界に入るほうが前方で、視界に入らない後頭部側が後方となる。また、本明細書における正面側及び背面側との記載に関しては、乗物用シート1が着座者と対向する面側が正面側であり、その反対側の面側が背面側である。
本実施の形態における乗物用シート1は、特に車両のフロントシートに適用されるものである。乗物用シート1は、着座者の大腿部と対向することになる支持面を備えるシートクッション2と、シートクッション2に対して傾動可能に取り付けられている背面支持部3とを備えている。シートクッション2はフロアブラケット29を介して乗物のフロアFに固定されており、スライドレール28により支持面を前後移動させることが可能なものである。シートクッション2の左右双方には金属性のアッパアーム72が回動可能に取り付けられており、当該アッパアーム72に対して背面支持部3が固定されている構成である。背面支持部3は主として樹脂で形成されたシェル31と、シェル31の正面側に対向するように載置されるシートパッド32とを備える構成である。シェル31は標準的な着座者の背中及び頭部の後側に位置することが可能なように構成されており、着座者により後方側へかけられる荷重を受けることが可能な配置構成となっている。シェル31はそれ自体がフレームの役割を果たす剛性を備えるものであり、シートパッド32を介してかけられる着座者の荷重に対して、略変形することが無いものである。したがってシェル31上に載置された弾力性のあるシートパッド32は、シェル31に支持されることになる構成である。なお、シートパッド32には図示しないシートカバーが一体成形により付設されている。また、背面支持部3にはシートパッド32に設けられた貫通孔321に取り付けられる枠部33が設けられており、正面から枠部33が視認できるように配置されている(図2参照)。
シェル31は一続きの成形体により着座者の背中及び頭部からかかる荷重を受けることが可能な構成としており、シェル31の下部の左右両側においては、着座者の腰周りの左右側に位置することができるように、サイドサポート部312が設けられている。当該サイドサポート部312の背面側には、アッパアーム72が取り付けられており、当該アッパアーム72の背面側を覆うようにカバー部材38が取り付けられている。シェル31の外形は背面視で略三角形状を形成しており、その頂部が標準的な運転者の頭部よりも上方に位置するように形成されている。シェル31の正面側に載置されているシートパッド32は、その外形が略シェル31と同様に構成されており、その端部が折り返されることでシェル31の縁を覆うように取り付けられているものである。
シェル31の上部には二つの開口311が設けられており、発泡性材料からなるシートパッド32には当該開口311と対向する位置に配置される一つの貫通孔321が設けられている(図3及び図5参照)。当該貫通孔321は、その正面側の縁周りや側面が枠部33などにより覆われている。枠部33はシェル31の正面側に固定されるものであり、少なくともシートパッド32の貫通孔321の側面の一部を覆うものである。シェル31に対して固定されシェル31の正面側から延びるように形成された係合部36と、枠部本体332が係合することにより、シェル31に対して固定された枠部33を形成することが可能なように構成されている。本実施の形態においては、シートパッド32に設けられた貫通孔321が一つであるのに対してシェル31に設けた開口311は二つであるため、その形状に合わシェル31ように枠部本体332の略中央には掛け渡し部332bが設けられている。このような形態とすることで、枠部本体332に二つの貫通部332aが形成されるように構成している。
実施例1においては、係合部36を構成する係合部材362をシェル31に固定する構成である。シェル31には係合部材362の位置決めが可能な位置決め突部314を設けている(図4参照)。位置決め突部314はシェル31の開口311周囲において正面側に突出するように設けられており、位置決め突部314に対して係合部材362が嵌めあわされることで係合部材362の位置決めが可能なように構成されている。位置決め突部314に沿うように配置された係合部材362は、係合部材362の基端部362aに塗布された接着剤Gによりシェル31の正面側に接合可能なものである。当該係合部36に対して枠部本体332を取り付けることで、枠部本体332はシートパッド32の一部を覆うように配置されることになる。したがって、枠部33が背面支持部3の外形の一部を画する枠として機能するものである。
実施例1の係合部36は、その一部が枠部本体332と同様に貫通孔321が形成された貫通部位を二つ備えており、枠部本体332と係合部36とを結合させた状態においても貫通した孔部位74が二つ設けられるように構成されている。このような構成であることにより、係合部36が枠部33の一部としての役割を果たすものである。実施例1においては、係合部36と枠部本体332とが接続されることで形成される孔部位74は、正面側の開口面積が背面側の開口面積よりも大きくなるように形成されている(図4参照)。なお、シェル31に設けられた開口311は背面側から正面側に向かうほど開口面積が小さくなるように形成されており、背面支持部3を貫通する孔部76としては、孔部76の両端の間の位置に開口面積が最も小さくなる最小開口面積部77が設けられている。したがって、背面側からは枠部33の側面は視認しにくく、正面側からはシェル31の開口311が視認しにくい構成となっている。また、最小開口面積部77は背面支持部3の正面と背面の中間位置よりも背面側に設けられている。
係合部36と枠部本体332とを結合するため、実施例1においては枠部本体332側に係合突部として機能する爪部62を備えている。また、当該係合突部と係合可能な係合凹部として、爪部62を掛けることが可能な爪受け部64を係合部36に備えている。この係合凸部と係合凹部は枠部33の外周側で係合凸部と係合凹部が係合する形態とされている。そのため、係合凸部と係合凹部の係合状態は、乗物用シート1として組立後はシートパッド32と対向することになり、外部から視認できないものとなる。また、枠部本体332と係合部36との合わせ目に形成される線状の繋ぎ目66は正面からも背面からも視認しにくいように、貫通孔321の開口面積が最も狭くなる最小開口面積部77に隣接するように設けられており、特に最小開口面積部77よりも正面側寄りに設けられている。枠部本体332は開口面積が比較的大きな正面側の部位において、更にその周方向に広がるように縁部332cが形成されており、シェル31に接着固定された係合部36に対して枠部本体332を取り付けることで、シートパッド32の貫通孔321周囲をやや押圧することが可能な構成となっている。
実施例1の乗物用シート1は、シェル31と、前記シェル31に載置されるシートパッド32と、を備え、前記シートパッド32に設けられた貫通孔321に枠部33を取り付けてなる乗物用シート1であって、前記シェル31に対して固定され、かつ、前記シェル31の正面側から延びるように形成された係合部36と、前記係合部36と係合可能であり、少なくとも前記枠部33の一部を構成する枠部本体332とを備え、前記枠部本体332は前記係合部36と係合することでシェル31に連結されている構成である。そのため、枠部本体332がシェル31に対して固定される位置が定まるとともに、枠部33を背面から視認しにくくすることが可能となり得る。また、当該構成であることから乗物用シート1の正面側からの作業により係合部材362や枠部本体332を取り付けることが可能であるため、取り付け作業が行いやすくなる。また、枠部本体332を係合部36に対して押し込むようにするだけで枠部本体332と係合部36が固定されるため、枠部33の取り付け作業が行いやすくなる。
また、シェル31の正面側に接着固定された部材を用いて係合部36を形成しているものであり、シェル31とは別に形成した係合部36を接着手段を介してシェル31に固定するものである。そのため、係合部36の構造を比較的自由に形成することが可能となり、より適切に枠部33を取り付けることが可能となり得る。また、シェル31の正面側に接着固定されていることから、係合部36がシェル31の背面側の意匠の妨げとなることを抑制することが可能となり得る。また、係合部材362とシェル31との接合に接着剤Gを用いており、ビスなどの螺子部材を用いていないため、部品点数を減少させることが可能となる。また、シェル31の背面側に螺子部材を取り付ける必要性が無いため、シェル31の背面側の意匠の自由度を高めることが可能となる。
また、枠部本体332と係合部36との間に生じる繋ぎ目66が、最小開口面積部77よりも正面側よりに設けられているため、乗物用シート1の背面から視認しにくい位置に設けられることになる。そのため、乗物用シート1を背面から視認した際の意匠性を高めることが可能となる。また、上記繋ぎ目66は係合部36及び枠部本体332により形成される貫通孔321の前後方向中間位置よりも後側に設けられているため、乗物用シート1を正面から目視した場合にも当該繋ぎ目66は視認しにくくなり、乗物用シート1の意匠性を高めることが可能となる。
また、シェル31と係合部36は接着により固定されているため、シェル31や係合部36を構成する材料の選定の幅が広がる。例えば、カーボンを含有する樹脂を採用することなども可能である。また、シェル31と別体として形成された係合部材362の基端部362aがシェル31の正面側に接するように配置されることから、着座者からかせられる荷重により係合部材362が後方側に押圧された場合でも、係合部材362が後方側に移動することをシェル31が抑制しており、係合部36ひいては枠部本体332ががたつくことが抑制され得る。
次に実施例2について説明する、実施例2が実施例1と異なるのは係合部36の構成であるため、その点を中心に以下に説明する。実施例2においては、シェル31の正面側から突出するようにシェル31と一体的に係合部36が構成されている(図5及び図6参照)。つまり、係合部36はシェル31に接着されているものでは無く、シェル31を形作る際に形成された突出形状により係合部36が形成されている。したがって、実施例2においては、係合部36を設けるために別途用意した部材を接合する必要性は無いため、係合部36の接合工程が不要となる。また、実施例2においては、シェル31から突出する形状を支柱状とし、その端部に係合突部としての爪部62を備える構成としている。したがって実施例2においては、係合部36は枠としての機能を果たすものではなく、枠としての機能は枠部本体332が果たすことになる。また、このような突出形状をシェル31に設けた開口311の縁に沿うように複数設けている。枠部本体332には係合突部と係合可能な係合凹部としての爪受け部64を備えている。
実施例2の形態の場合、係合部36は枠の形状を定めるものでは無い。つまり、枠部本体332の形状により枠の形状を定めることが可能である。当該構成であることにより、枠に繋ぎ目66を発生させないようにすることが可能である。したがって、枠形状の自由度を高めることが可能となり、意匠性を高めることが可能となる。また、シェル31に対する係合部36の位置がシェル31及び係合部36を形成する際に定まるため、乗物用シート1における枠部33の取り付け位置が製品毎にばらつくことを抑制することが可能となり得る。
また、係合部36は前記シェル31に一体的に形成されているため、シェル31に対して部材を取り付ける作業工程が無く係合部36が形成可能であるため、作業工程を簡略化することが可能となり得る。
「変形例」
変形例として、図7に示すように、枠部本体332に係合凸部を設け、係合部36に係合凹部を設けることも可能である。より具体的には枠部本体332に爪部62を設け、係合部36に爪受け部64を設けることも可能である。本変形例は係合部36がシェル31と一体となるように構成されており、かつ、係合部36が枠の一部を構成するものでもある態様を示している。本変形例の場合も、枠部33の外周側で係合凸部と係合凹部が係合する形態としているため、係合凸部と係合凹部の係合状態が視認できない構成となる。
以上、一つの実施の形態を用いて説明したが、本発明は、上記実施形態のほか、その他各種の形態で実施可能なものである。例えば、シェルに対して接着剤などで取り付け部材を接合し、当該取り付け部材を介して係合部を取り付けることも可能である。この場合、接着剤及び取り付け部材を介してはいるが、係合部がシェルに対して固定されていることに変わりは無い。
また、係合部に爪部が形成され枠部本体に爪受け部が形成される構成では無く、枠部本体に係合部が形成され、係合部に爪部が形成されるような態様、若しくは係合部にも枠部本体にも、爪部と爪受け部の双方が形成されるような態様とすることも可能である。また、爪部や爪受け部などの態様で無くとも、枠部本体と係合部とが固定される構成であればよいため、接着による固定や嵌め合わせによる固定などとすることも可能である。
また、実施例2のようにシェルに一体的に係合部が設けられている構成であっても、係合部が枠としての機能を備えるようにしても良い。例えば、シェルに設けた開口に沿うように壁状の係合部を設けることも可能である。また、シェルの正面側に丘状に隆起した係合部に複数の開口が設けられているような構成とすることも可能である。
また、実施例2のようにシェルに一体的に係合部を設ける構成であっても、係止部は別部材とすることも可能である。例えば、金属で形成された係合部がシェルの樹脂と一体的になるように一体成形を行うことで係止部がシェルに対して一体化させることが可能である。
また、乗物としては、車両であることに限らず、飛行機やヘリコプターなど空中を飛行する乗物や、船舶や潜水艇など海面や海中などを移動する乗物としてもよい。
1 乗物用シート
2 シートクッション
3 背面支持部
31 シェル
32 シートパッド
33 枠部
36 係合部
311 開口
321 貫通孔
332 枠部本体
362 係合部材

Claims (3)

  1. シェルと、前記シェルに載置されるシートパッドとを備え、前記シートパッドに設けられた貫通孔に枠部を取り付けてなる乗物用シートであって、
    前記シェルに対して固定され、かつ、前記シェルの正面側から延びるように形成された係合部と、前記係合部と係合可能であり、少なくとも前記枠部の一部を構成する枠部本体とを備え、
    前記枠部本体は前記係合部と係合することでシェルに連結されていることを特徴とする乗物用シート。
  2. 請求項1に記載の乗物用シートであって、
    前記シェルの正面側に接着固定された部材を用いて、前記係合部をシェルの正面側に配置していることを特徴とする乗物用シート。
  3. 請求項1に記載の乗物用シートであって、
    前記係合部は前記シェルと一体となるように形成されていることを特徴とする乗物用シート。
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