JPH0228031A - 装飾組立体及び装飾方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明の背景及び要約） 本発明は座席を装飾するためのシステムであって、特に
自動車座席の背もたれ用に適用されたシステムに関する
ものである。

座席組立体を軟質の装飾部材によって装飾する場合には
、きれいな外観及び製造の容易さがきわめて重要である
。今日においては自動車両の購入者は原材料エツジが目
に見えないようにされたきれいでこざっばりしたライン
を備えた内装を要求する。座席ＩＩＪ造コストを減少さ
けるためには、低サイクルタイムで、高度のオペレータ
技能を要求しないプロセスを採用するのが望ましい。

自動車座席の背もたれ組立体の装飾は座席がその背もた
れの上側部分を１通ずる大きな穴を備えたいわゆる「ハ
ロー」タイプの場合に特に困難となる。背もたれの前方
及び後方装飾カバ・−は背もたれの周辺エツジのまわり
、及び背もたれを通る穴の中で会合する部分で接続され
ていなければならない。前記穴領域内で装飾カバーを接
続するための一つのアプローチは同カバーを前記領域に
おいて縫合することである。このアプローチは、しかし
ながら、前方又は後方装飾カバーが前記穴を通って供給
され、次にそれらカバーが背もたれの周辺のまわりにお
いて接続される前にそれぞれの座席部分上に広がること
を要求する。この操作はきわめて労力を要するものであ
り、従ってコストの増大をまねくものである。

前述のことに鑑みて、本発明は特にハロータイプの自動
車用背もたれに適用された装飾組立体を提供することを
目的としている。本発明に係る装飾組立体は容易かつ迅
速な組立てを許容するも、保守及び修理のための分解を
許容する。

本発明によれば、剛固なリング部材が背もたれ穴内に装
備されており、同部材は座席の＠Ｌ篩カバ一部分を噛合
わせるフランジ部分を含んでおり、かつ又逆向きに折り
曲げられたエツジチャンネルを備えた別のフランジを備
えている。装飾カバー部分に取付けられたブレークオー
バ片が前記折り曲げられたフランジによって形成された
チャンネル内にフィツトしており、背もたれ穴の装部を
完了するべく内部に保持される。本発明の代替的実施例
によれば、前記リング部材は背もたれ後方カバーと一体
に作られている。

以下付図を参照して本発明の実施例について説明する。

（実施例） 本発明を用いるのが特に適しているタイプの自ｆｉｌｌ
市用座席の背もたれが第１図、第２図及び第３図に示さ
れている。背もたれ１０は装飾作業を容易ならしめる伏
した位置にあるのが示されている。

背もたれ１０は剛固フレーム組立体く図示せず）によっ
て支持された発泡ボディ内側コア１２を含んでいる。外
側の装飾カバー１４は背もたれを取囲んでおり、背もた
れの後方中央線に沿って垂直に配向するジッパ−締め具
６を備えた一体片として構成されたものとして示されて
いる。組立中において、装飾カバー１４は内側コア１２
のまわりにかぶせられ、ジッパ−１６が閉じられる。背
もたれ１ｏはその頭部拘束領域内においてスタイルの観
点から設けられた中央穴１８を含んでいる。

車両座席の背もたれの中央穴領域を装飾するには困難が
つきまとう。何故ならばその領域における座席の前方、
後方領域の装飾カバーを接続する必要があるからである
。本発明によれば、中央穴１８を取囲む領域における装
飾カバーの前方及び後方セクション１５及び１７は互い
に直接は締結されていない。実際、第１図に示されるよ
うに、セクション１５及び１７間には茗しい間隙が存在
していても良い。

第２図を参照すると、好ましくは比較的に剛固なプラス
チック材から形成されたハローリング２２が示されてお
り、同リングは中央穴領域を装飾するため中央穴１８内
に下向きに挿入するようにされている。ハローリング２
２は半径方向にフレア加工されたフレア状フランジ２４
、中央の管状セクション２６及び逆向きに折り曲げられ
たエツジチャンネル２８とを含んでいる。フレア状フラ
ンジ２４は十分外向きにフレア加工されているので、リ
ング２２は完全に中央穴１８中を通過することは出来な
い。その代りに、ハローリング２２は中央穴１８を取囲
むカバーセクション１７の材料をフレア状フランジ２４
が発泡体内側コア１２に対して押圧せしめている装着位
置に到達している。

外側の装飾カバーセクション１５をハローリング２２に
接続するために、半剛固なブレークオーバ片３０が穴１
８を取囲む装飾カバー材のエツジに縫合又はその他の方
法で取付けられている。第４図はブレークオーバ片３０
と前方カバーセクション１５材料の自由端との閤の接続
部分を例示している。いったん組立てられると、外側の
装飾カバー１４上に作用する張力のためにブレークオー
バ片３ｏはフランジ２８によってしっかりと保持される
。

第５図はハローリング２２を中央穴１８内に装着した組
立状態における背もたれ１０を示している。装着された
時に、フレア状フランジ２４はカバーの後方セクション
１７を係合させ、装飾カバーの自由端に重なり、したが
って後方カバーセクションを発泡体内側コア１２に対し
て押圧せしめている。好ましくは、装着状態において、
発泡体コア１２は前方装飾カバーセクション１５上に一
定の張力が維持されるようにわずかに圧縮され、かくし
てブレークオーバ片３０が不意にエツジチャンネル２８
から外れるのを防止されているのが好ましい。

本発明に係る背もたれの代替的実施例が第６図に例示さ
れている。この実施例の要素であって、第一の実施例と
関連して説明された要素と等しいものは同様の参照番号
が付されている。この実施例の場合には、ハローリング
セクション５０は背もたれ後方カバー５２と一体に形成
されており、同カバーは好ましくはハローリング２２と
同−又は類似の剛固又は半剛固プラスチック材からなっ
ている。全ての他の点において、この第二の実施例は形
状及び操作において前述の第一の実施例と類似している
。

叙上の説明は本発明の好ましい実施例を構成しているが
、本発明は特許請求の範囲から１１脱することなく修整
、発展及び変更を受けるものであるということを理解さ
れたい。

【図面の簡単な説明】

第１図は部分的に組立てられた状態にお【プる座席の背
もたれであって、外側装飾カバーが装着される背もたれ
を示す絵画図、 第２図は第１図の背もたれ組立体を示す絵画図であり、
装飾カバーの中心線シームは締結されており、本発明に
係るハローリングはＨｌｔに先立つて変位された位置に
あるのが示されている。 第３図はハローリングが装着された状態にある、第１図
の背もたれの絵画図、 第４図はブレークオーバ片の、ハローリングのエツジチ
ャンネル内への装備を示す横断面図、第５図は第３図の
線５−５に沿った横断面図であり、背もたれの組立て形
状を示している。 第６図は第５図と同様の部分的横断面図であり、異なる
のはハローリングが剛固な背もたれ後方カバーと一体に
形成されている本発明の代替的実施例が示されていると
いうことである。 １０・・・背したれ、１４・・・カバー　１６・・・ジ
ッパ−１８・・・中央穴、１５・・・カバー前方部分、
１７・・・カバー後方部分、２２・・・ハローリング、
２４・・・フレア状フランジ、２８・・・エツジチャン
ネル、３０・・・ブレークオーバ片。 −モＦ’工Ｇ、　１

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. （１）貫通穴を形成したタイプの座席の背もたれの装飾
   組立体であつて、 前記背もたれのための装飾カバーにして前記穴を取囲ん
   だ領域において前記背もたれの前方及び後方を覆うセク
   ションを備えた装飾カバーと、前記背もたれセクション
   の一方に取付けられたブレークオーバ片と、 外向きにフレア加工されたフレア状フランジ並びに逆向
   きに折り曲げられたエッジチャンネルを備えたハローリ
   ングにして、前記フレア状フランジは前記背もたれ穴を
   通つてハローリングが完全に引き抜かれるのを防止して
   おり、前記ブレークオーバ片は前記エッジチャンネル内
   に挿入可能であり、かくして前記ハローリングは前記穴
   内に挿入可能であり、前記フランジは前記背もたれセク
   ションの一方を支持しており、一方前記ブレークオーバ
   片は前記背もたれセクションの他方に取付けられ、前記
   エッジチャンネル内に挿入可能であるハローリングとを
   有する装飾組立体。
2. （２）特許請求の範囲第１項に記載の装飾組立体におい
   て、前記ハローリングのフレア状フランジは前記背もた
   れの後方を覆つている前記装飾セクションを支持してお
   り、前記ブレークオーバ片は前記背もたれの前方を覆つ
   ている装飾セクションに取付けられていることを特徴と
   する装飾組立体。
3. （３）特許請求の範囲第１項に記載の装飾組立体におい
   て、前記背もたれの前方及び後方を覆つている前記セク
   ションは前記背もたれ穴の領域内において分離されて一
   つの間隙を形成しており、前記ハローリングは該間隙を
   覆つていることを特徴とする装飾組立体。
4. （４）特許請求の範囲第１項に記載の装飾組立体におい
   て、前記装飾カバーは前記背もたれの後方に沿つてジツ
   パーを備えた一体片組立体であることを特徴とする装飾
   組立体。
5. （５）貫通穴を形成させたタイプの座席の背もたれの装
   飾組立体であつて、 前記背もたれのための装飾カバーにして前記穴を取囲ん
   だ領域において前記背もたれの前方を覆つたセクション
   を備えている装飾カバーと、前記背もたれセクシヨンに
   取付けられたブレークオーバ片と、 逆向きに折り曲げられたエッジチャンネルを備えたハロ
   ーリング部分を有する背もたれ後方カバーにして、前記
   ブレークオーバ片は前記エッジチャンネル内に挿入可能
   であり、かくて前記ハローリング部分は前記穴内に挿入
   可能であり、前記ブレークオーバ片をして前記エッジチ
   ャンネルに取付け可能ならしめている背もたれ後方カバ
   ーとを有する装飾組立体。
6. （６）貫通穴を備えたタイプの座席の背もたれの装飾方
   法であつて、 背もたれボディを設ける段階と、前記背もたれの前方及
   び後方を覆うセクション並びに締め具を備えた装飾カバ
   ーを設ける段階と、前記背もたれボディのまわりに前記
   装飾カバーを覆う段階と、前記締め具を閉じる段階と、
   外向きにフレア加工されたフレア状フランジと逆向きに
   折り曲げられたエッジチャンネルを備えたハローリング
   を設ける段階と、前記ハローリングを前記背もたれ穴内
   に挿入して前記ハローリングフランジが前記後方装飾カ
   バーセクションと接触するようにする挿入段階と、前記
   穴を取囲む前記前方装飾カバーセクションの材料のエッ
   ジに取付けられたブレークオーバ片を設ける段階と、前
   記ブレークオーバ片を前記エッジチャンネル内に挿入す
   る段階とを有する装飾方法。