JP2015187469A - 油圧緩衝器 - Google Patents

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Abstract

【課題】伸び切り時の衝撃を小さく抑えることができる油圧緩衝器を提供すること。
【解決手段】シリンダ2内に中空状のピストンロッド3の一部を挿入し、該ピストンロッド3のシリンダ2内に臨む端部に結着されたピストン13をシリンダ2の内周に摺動可能に嵌合し、オイルの流動によって減衰力を発生する伸側減衰バルブ20と圧側減衰バルブ21をピストン13に設け、ピストンロッド3に、ロッド側油室S2に開口する横孔27aとピストン側油室S1に開口する中空孔27bによって構成されるバイパス路27を形成し、ロッド側油室S2内に、ピストンロッド3に結着されたバルブストッパ12が伸長行程終期において当接するリバウンドスプリング28を固設して成る油圧緩衝器1において、リバウンドスプリング28の自由端に、ピストンロッドの外周に摺動可能に嵌装されたシャッタ29を固定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、オイルの流動によって減衰力を発生する減衰力発生手段を備える油圧緩衝器に関するものである。
例えば、自動二輪車の後輪を車体に対して懸架するリアクッションとして使用される油圧緩衝器の一例を図12に示す。
即ち、図12は従来の油圧緩衝器の一部を破断して示す縦断面図であり、図示の油圧緩衝器101においては、車体側に取り付けられたシリンダ102内に車軸側に取り付けられた中空状のピストンロッド103の一部が下方から挿入され、該ピストンロッド103の前記シリンダ102内に臨む上端部に結着されたピストン113が前記シリンダ102の内周に上下摺動可能に嵌合されている。ここで、ピストン113には、複数の圧側油路118と伸側油路119(図12には各1つのみ図示)が形成されており、ピストン113の上下面には伸側減衰バルブ120と圧側減衰バルブ121がそれぞれ設けられている。
そして、シリンダ102内の空間は、前記ピストン113によってピストン側油室S1とロッド側油室S2とに区画されており、これらのピストン側油室S1とロッド側油室S2には作動流体であるオイルが充填されている。
叉、前記ピストンロッド103には、前記ロッド側油室S2に開口する横孔127aと前記ピストン側油室S1に開口する中空孔127bによって構成されるバイパス路127が形成されており、ピストンロッド103の外周にはバルブストッパ112が結着されている。そして、前記シリンダ102の下部内周に嵌着されたロッドガイド123の内部にはリバウンドスプリング128が固設されており、ピストンロッド103の下部外周にはバンプラバー110が挿通固着されている。
而して、ピストンロッド103とこれに結着されたピストン113がシリンダ102に対して相対的に下動する伸長行程においては、ロッド側油室S2内のオイルがピストン113によって圧縮されてその圧力が高くなり、その一部は、図7に矢印にて示すように、ピストン113の伸側油路119を通って伸側減衰バルブ120を押し開いてピストン側油路S1へと流入し、他のオイルは、ピストンロッド103に形成されたバイパス路127の横孔127aから中空孔127bを通ってピストン側油室S1へと流れ込む。このようにロッド側油室S2内のオイルが伸側減衰バルブ120とバイパス路127を通過する際の流動抵抗によって当該油圧緩衝器101には伸側減衰力が発生する。
そして,伸長行程終期の伸び切り時においては、バルブストッパ112がリバウンドスプリング128に当接して該リバウンドスプリング128を圧縮変形させるため、当該油圧緩衝器101の伸び切り時の衝撃の一部がリバウンドスプリング128の弾性変形によって吸収される。
しかしながら、図12に示す従来の油圧緩衝器101にあっては、伸側減衰力は図13に示すようにピストンストロークに対して一定であるため、伸長行程終期の伸び切り時にバルブストッパ112がロッドガイド123に衝突した際の衝撃が大きく、車体の挙動が乱されるという問題がある。
そこで、特許文献1には、図14の部分断面図に示すように、ピストンロッド203の外周に円筒状のシャッタ229を上下摺動可能に嵌挿し、ピストンロッド203の外周に固着されたストッパ212と前記シャッタ129との間に縮装されたスプリング228によってシャッタ229を上方に付勢する構成を採用した油圧緩衝器201が提案されている。この油圧緩衝器201においては、ピストンロッド203に形成されたバイパス路227を構成する横孔227aが通常(伸長行程終期以外の状態)は図示のように横孔227aが開口しているが、伸長行程終期においてシャッタ229がロッドガイド223に当接すると、シャッタ229がスプリング228の付勢力に抗して下動して横孔227aを閉塞するため、バイパス路227へのオイルの流動が遮断され、大きな減衰力が発生して油圧緩衝器201の伸び切り時の衝撃が小さく抑えられる。
叉、特許文献2には、図15の部分破断面図に示すように、ロッドガイド323に固設されたホルダ部材329に円筒状の遮蔽部329aを形成する構成を採用した油圧緩衝器301が提案されている。この油圧緩衝器301によればし、伸長行程終期の伸び切り時には、ピストンロッド303に形成されたバイパス路327を構成する横孔327aが図示のようにホルダ部材329の遮蔽部329aによって遮蔽されるため、バイパス路327へのオイルの流動が遮断されて大きな減衰力が発生し、油圧緩衝器301の伸び切り時の衝撃が小さく抑えられる。
更に、特許文献3には、図16の部分縦断面図に示すように、ピストンロッド403の外周に結着されたピストンホルダ423に、軸方向側面(下面)423aに開口する斜めのバイパス孔427aと中心部に形成された垂直の中空孔427bとで構成されるバイパス路427を形成し、下シリンダチューブ(内筒)402の内周に嵌着されたストッパ部材412に、リバウンドスプリング428によって上方に付勢された遮蔽リング429を当接させる構成を採用した油圧緩衝器401が提案されている。この油圧緩衝器401においては、伸長行程終期にピストンホルダ423の軸方向側面(下面)423aが図示のように遮蔽リング429に当接すると、バイパス路427のバイパス孔427aが遮蔽リング429によって閉塞されるため、バイパス路427へのオイルの流動が遮断されて大きな減衰力が発生し、油圧緩衝器401の伸び切り時の衝撃が小さく抑えられる。
特開平3−172639号公報 特開2005−054924号公報 特許第5141916号公報
しかしながら、特許文献1において提案された図14に示す油圧緩衝器201と特許文献2において提案された図15に示す油圧緩衝器301においては、伸び切り時に初めて横孔227a,327aが遮蔽され、それ以前には横孔227a,327aが開口しているため、伸び切り時に突然大きな減衰力が発生し、突然の減衰力の増大による衝撃が大きくなるという問題がある。
叉、特許文献3において提案された図16に示す油圧緩衝器401においては、特許文献1,2において提案された油圧緩衝器201,301とは異なり、伸び切り時より以前のピストンホルダ423の軸方向側面(下面)423aが遮蔽リング429に当接した時点からバイパス孔427aが閉塞されて大きな減衰力が発生するが、バイパス孔427aが徐々にではなく遮蔽リング429によって突然遮蔽されるため、大きな減衰力が突然発生するという問題がある。
更に、特許文献3において提案された油圧緩衝器401においては、最伸長時の全長がリバウンドスプリング428の密着によって規制されるため、リバウンドスプリング428の長さや強さを変更したためにその密着長が変わると、油圧緩衝器401の全長も変わってしまうという問題もある。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、伸長行程終期の伸び切り時以前の段階から徐々に減衰力を高めて伸び切り時の衝撃を小さく抑えることができる油圧緩衝器を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、
シリンダ内に中空状のピストンロッドの一部を挿入し、該ピストンロッドの前記シリンダ内に臨む端部に結着されたピストンを前記シリンダの内周に摺動可能に嵌合し、
該ピストンによって前記シリンダ内をピストン側油室とロッド側油室とに区画してこれらのピストン側油室とロッド側油室にオイルを充填するとともに、オイルの流動によって減衰力を発生する減衰力発生手段を前記ピストンに設け、
前記ピストンロッドに、前記ロッド側油室に開口する横孔と前記ピストン側油室に開口する中空孔によって構成されるバイパス路を形成し、
前記ロッド側油室内に、前記ピストンロッドに結着されたストッパが伸長行程終期において当接することによって圧縮変形するリバウンドスプリングを固設して成る油圧緩衝器において、
前記リバウンドスプリングの自由端に、前記ピストンロッドの外周に摺動可能に嵌装されたシャッタを固定し、
伸長行程終期において前記ストッパが前記シャッタに当接した後は、前記シャッタが前記バイパス路の横孔を閉鎖するよう構成したことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記リバウンドスプリングの長さを変更することによって前記シャッタが前記バイパス路の横孔を閉鎖するタイミングを調整可能としたことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、前記ピストンロッドの内部に、前記バイパス路の流路面積を調整可能なニードルロッドを嵌挿したことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3に何れかに記載の発明において、前記シリンダ内に、前記ピストンロッドを摺動可能に挿通保持するロッドガイドを固設し、該ロッドガイドに前記ストッパが当接することによって最伸長時の全長が規制され、そのときには前記リバウンドスプリングが前記ロッドガイド内に収容されるとともに、前記リバウンドスプリングは密着状態には至っていないことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項4記載の発明において、前記ロッドガイドの端部に、最伸長時に前記ストッパが当接するリバウンドラバーを取り付けたことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、伸長行程終期においてストッパがシャッタに当接する以前からバイパス路の横孔がシャッタによって徐々に閉じられるため、減衰力が突然大きくなることなく徐々に高められる。叉、伸び切り時よりも前のストッパがシャッタに当接した時点から伸び切り時までの間、ロッド側油室のバイパス路への流動が阻止されるために高い減衰力が発生する。この結果、伸長行程終期の伸び切り時以前の段階から徐々に減衰力を高めて伸び切り時の衝撃を小さく抑えることができる。
請求項2記載の発明によれば、リバウンドスプリングの長さを変更することによって、該リバウンドスプリングの自由端に固定されたシャッタにストッパが当接してバイパス路の横孔がシャッタによって閉じられるタイミングを調整することができる。具体的には、リバウンドスプリングの長さを長くすれば、シャッタが横孔を閉じるタイミングを早めることができ、逆にリバウンドスプリングの長さを短くすれば、シャッタが横孔を閉じるタイミングを遅くすることができる。
請求項3記載の発明によれば、ピストンロッドの内部に嵌挿されたニードルロッドでバイパス路の流路面積を調整することによって、バイパス路を流れるオイルの流動抵抗を変化させて減衰力を調整することができる。具体的には、バイパス路の流路面積を小さくしてオイルの流れを絞れば、オイルの流動抵抗が大きくなって減衰力も大きくなり、逆にバイパス路の流路面積を大きくすれば、オイルの流動抵抗が小さくなって減衰力も小さくなる。
請求項4記載の発明によれば、ストッパとロッドガイドとの当接によって油圧緩衝器の全長が決まるため、リバウンドスプリングの長さを変更しても、油圧緩衝器の全長は変化しない。又、最伸長時であっても、リバウンドスプリングは密着状態にないため、該リバウンドスプリングの耐久性が高められる。
請求項5記載の発明によれば、最伸長状態においてストッパはロッドガイドに直接接触(金属接触)することなく、弾性体から成るリバウンドラバーに当接するため、当接時の衝撃がリバウンドラバーによって吸収され、異音の発生等が防がれる。
本発明の実施の形態1に係る油圧緩衝器の一部を破断して示す縦断面図である。 本発明の実施の形態1に係る油圧緩衝器の伸長行程時の状態を示す部分断面図である。 本発明の実施の形態1に係る油圧緩衝器の伸長行程終期におけるシャッタによる横孔の閉じ始めの状態を示す部分断面図である。 本発明の実施の形態1に係る油圧緩衝器の伸長行程終期においてバルブストッパがシャッタに当接して該シャッタを押し下げている状態を示す部分断面図である。 本発明の自紙の形態1に係る油圧緩衝器の伸び切り時の状態を示す部分断面図である。 本発明の実施の形態1に係る油圧緩衝器のピストンストロークと伸側減衰力との関係を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る油圧緩衝器の一部を破断して示す縦断面図である。 本発明の実施の形態2に係る油圧緩衝器の伸長行程時の状態を示す部分断面図である。 本発明の実施の形態2に係る油圧緩衝器の伸長行程終期におけるシャッタによる横孔の閉じ始めの状態を示す部分断面図である。 本発明の実施の形態2に係る油圧緩衝器の伸長行程終期においてバルブストッパがシャッタに当接して該シャッタを押し下げている状態を示す部分断面図である。 本発明の実施の形態2に係る油圧緩衝器の伸び切り時の状態を示す部分断面図である。 従来の油圧緩衝器の一部を破断して示す縦断面図である。 従来の油圧緩衝器のピストンストロークと伸側減衰力との関係を示す図である。 特許文献1において提案された油圧緩衝器の部分縦断面図である。 特許文献2において提案された油圧緩衝器の部分破断面図である。 特許文献3において提案された油圧緩衝器の部分縦断面図である。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
<実施の形態1>
[油圧]緩衝器の構成]
図1は本発明の実施の形態1に係る油圧緩衝器の一部を破断して示す縦断面図、図2は同油圧緩衝器の伸長行程時の状態を示す部分断面図であり、図示の油圧緩衝器1は、不図示の自動二輪車の後輪を車体に対して懸架する倒立型のリアクッションであって、図1に示すように、車体側に取り付けられたシリンダ2の内部に車軸側に取り付けられた中空状のピストンロッド3の一部を下方から挿入し、シリンダ2とピストンロッド3との間に懸架スプリング4を介装して構成されている。
上記シリンダ2の上端部には車体側取付部2Aが一体に形成されており、この車体側取付部2Aには、円筒状のラバーブッシュ5が横方向(図1の紙面垂直方向)に挿通保持され、その内側には同じく円筒状のカラー6が横方向に挿通保持されている。そして、シリンダ2の上端部は、車体側取付部2Aに挿通保持された前記カラー6に挿通する不図示の軸によって自動二輪車の車体に取り付けられている。
又、前記ピストンロッド3の下端部には、下バネ受け7と二股状の車軸側取付部材8が結着されており、ピストンロッド3の下端部は、車軸側取付部材8に横方向(図1の左右方向)に貫設された不図示の軸孔に挿通する軸を介して自動二輪車の後輪取付部材に取り付けられている。そして、前記下バネ受け7とシリンダの外周に結着された上バネ受け9との間に前記懸架スプリング4が介装されている。尚、ピストンロッド3の下端部には、最圧縮状態における油圧緩衝器1の所謂底付きを防ぐためのバンプラバー10が挿通固定されている。
ところで、ピストンロッド3のシリンダ2内に臨む上端部には、上下のバルブストッパ11,12に挟持された状態でピストン13がロックナット14によって結着されており、該ピストン13は、その外周に保持されたピストンリング16を介してシリンダ2の内周に上下摺動可能に嵌合している。
而して、シリンダ2内の空間は、シリンダ2の内周に嵌合する前記ピストン13によって上側のピストン側油室S1と下側のロッド側油室S2とに区画されており、これらのピストン側油室S1とロッド側油室S2には、作動流体であるオイルが充填されている。尚、ピストン側油室S1は、シリンダ2の上端部に接続されたベースバルブ装置17を介してシリンダ2の外部に設けられた不図示のリザーバに接続されている。
そして、図2に詳細に示すように、ピストン13には、複数の圧側油路18と伸側油路19(図1及び図2には各1つのみ図示)が上下方向に貫設されており、ピストン13の上面側には、前記伸側油路19を選択的に開閉する伸側減衰バルブ20が設けられている。ここで、伸側油路19は、ロッド側油室S2に常時開口している。又、ピストン13の下面側には、前記圧側油路18を選択的に開閉する圧側減衰バルブ21が設けられている。ここで、圧側油路18は、ピストン側油室S1に常時開口している。
而して、前記伸側減衰バルブ20と前記圧側減衰バルブ21は、それぞれ伸側減衰力と圧側減衰力を発生する減衰力発生手段を構成しており、従って、減衰力発生手段は、圧縮行程時と伸長行程時の双方においてそれそれ減衰力を発生する。
他方、図1に示すように、シリンダ2の下面開口部のピストンロッド3が挿通する部分にはキャップ22が被着されており、シリンダ2の下端部内周には、中心をピストンロッド3が貫通するロッドガイド23が嵌着されている、ここで、ロッドガイド23は、図2に詳細に示すように、大小異径の円筒状に成形されており、上側の大径側の円筒部23aと下側の小径側の円筒部23bを備えており、下側の小径側の円筒部23bの下面開口部外周にはダストシール25が嵌着されている。叉、ロッドガイド23には、ピストンロッド3の外周に摺接するオイルシール26が設けられており、シリンダ2からのオイルの漏出は、オイルシール26のシール作用によって防がれ、ダストのシリンダ2内への侵入は、前記ダストシール25のシール作用によって防がれている。
ところで、ピストンロッド3には、図2に詳細に示すように、前記バルブストッパ12の直下に形成された複数の横孔27aと中心部に上下方向に形成された中空孔27bとで構成されるバイパス路27が形成されている。ここで、横孔27aは、ピストンロッド3の軸方向(上下方向)に対して直角方向(半径方向)に形成されており、ロッド側油室S2に常時開口している。叉、中空孔27bは、横孔27aに対して軸直角方向(上下方向)に形成されており、ピストン側油室S1に常時開口している。
而して、本実施の形態に係る油圧緩衝器1においては、前記ロッドガイド23の上側の円筒部23aの内部には、リバウンドスプリング28がその下端が固着された状態で収容されており。このリバウンドスプリング28のロッドガイド23から上方へ突出する上端(自由端)には、ピストンロッド3の外周に上下摺動可能に嵌装されたシャッタ29が固定されている。ここで、シャッタ29は、水平なフランジ状の当接部29aと円筒状の遮蔽部29bとを備えており、当接部29aに前記バルブストッパ12が当接する伸長行程終期以外の通常の状態においては、横孔27aは図1及び図2に示すように開口しており、後述のよう伸長行程終期においては、横孔27aはシャッタ29の遮蔽部29bによって遮蔽される。
叉、本実施の形態に係る油圧緩衝器1には、減衰力調整手段が設けられている。即ち、この減衰力調整手段は、中空状のピストンロッド3の内部に上下動可能に挿通されたニードルロッド30を備えており、このニードルロッド30の上端部のニードル部30aは、前記バイパス路27を構成する中空孔27bの途中に設けられた円孔状の絞り孔27cに臨んでいる。従って、ニードルロッド30を上下動させれば、その上端に形成されたニードル部30aが絞り孔27cに対して進退してその開口面積を変化させ、これによって減衰力が後述のように調整される。
「油圧」緩衝器の作用]
次に、以上のように構成された油圧緩衝器1の作用を圧縮行程と伸長行程についてそれぞれ説明する。
1)圧縮行程:
自動二輪車の走行中に後輪が路面凹凸に追従して上下動すると、後輪を懸架する油圧緩衝器1のシリンダ2とピストンロッド3が伸縮動するが、ピストンロッド3がシリンダ2に対して相対的に上動する圧縮行程においては、ピストン側油室S1内のオイルがピストン13によって圧縮されてその圧力が高くなり、このオイルの一部は、ピストン13の圧側油路18を通って圧側減衰バルブ21を押し開いてロッド側油室S2へと流入する。そして、このときにオイルが圧側減衰バルブ21を通過する際の流動抵抗によって当該油圧緩衝器1には圧側減衰力が発生する。
叉、圧縮行程においては、ピストンロッド3の横孔27aは開口しているため、ピストン側油室S1内のオイルの一部は、バイパス路27を通ってロッド側油室S2へと流れ込み、オイルがバイパス路27を通過する際の流動抵抗によっても当該油圧緩衝器1に圧側減衰力が発生する。尚、ニードルロッド30を上下動させてバイパス路27の絞り孔27aの開口面積を調整することによって、バイパス路27を流れるオイルの流動抵抗が変化して圧側減衰力が調整される。
そして、圧縮行程においては、ピストンロッド3のシリンダ2内への進入体積分の量のオイルがベースバルブ装置17を経て不図示のリザーバへと流れるため、ベースバルブ装置17においても圧側減衰力が発生する。その際、リザーバ内に封入されたエアが圧縮され、このエアの圧縮によってピストンロッド3のシリンダ2内への進入に伴うシリンダ2内の容積変化が補償される。
2)伸長行程:
次に、油圧緩衝器1の伸長行程時の作用を図2〜図6に基づいて以下に説明する。尚、図3は本発明の実施の形態1に係る油圧緩衝器の伸長行程終期におけるシャッタによる横孔の閉じ始めの状態を示す部分断面図、図4は同油圧緩衝器の伸長行程終期においてバルブストッパがシャッタに当接して該シャッタを押し下げている状態を示す部分断面図、図5は同油圧緩衝器の伸び切り時の状態を示す部分断面図、図6は同油圧緩衝器のピストンストロークと伸側減衰力との関係を示す図である。
ピストンロッド3がシリンダ2に対して相対的に下動する伸長行程においては、ピストン13がピストンロッド3と共にシリンダ2内を下動するため、ロッド側油室S2内のオイルがピストン13によって圧縮されてその圧力が高くなり、このロッド側S2内のオイルの一部は、図2に矢印にて示すように、ピストン13の伸側油路19を通って伸側減衰バルブ20を押し開いてピストン側油室S1へと流入する。そして、このときにオイルが伸側減衰バルブ20を通過する際の流動抵抗によって当該油圧緩衝器1には伸側減衰力が発生する。
又、伸長行程においてバルブストッパ12がシャッタ29に当接する以前の状態においては、ピストンロッド3の横孔27aは、図2に示すように開口しており、ロッド側油室S2内のオイルの一部は、図2に矢印にて示すようにピストンロッド3に形成されたバイパス路27の横孔27aから中空孔27bを通ってピストン側油室S1へと流れ、このオイルがバイパス路27を流れる際の流動抵抗によっても圧側減衰力が発生する。そして、この圧側減衰力は、ニードルロッド30を前述のように上下動させてバイパス路27の絞り孔27cの開口面積を変化させることによって調整される。
そして、伸長行程においては、ピストンロッド3のシリンダ2内からの退出体積分の量のオイルが不図示のリザーバからベースバルブ装置17を経てピストン側油室S1へと補充される。この結果、リザーバ内のエアが拡張し、このエアの拡張によってピストンロッド3のシリンダ2内からの退出に伴うシリンダ2内の容積変化が補償される。
而して、伸長行程終期においては、図3に示すように、バルブストッパ12がシャッタ29の当接部29aに当接する前の段階からバイパス路27の横孔27aがシャッタ29によって徐々に閉じられる。そして、図4に示すように、バルブストッパ12がシャッタ29の当接部29aに当接した後は、シャッタ29は横孔27aを閉じた状態でリバウンドスプリング28の付勢力に抗して押し下げられる。このように、バイパス路27の横孔27aが閉じられると、オイルは、バイパス路27の通過を阻止され、ピストン13に設けられた伸側減衰バルブ20のみを流れるため、その流動抵抗が大きくなって減衰力も大きくなる。
以上のように、本実施の形態に係る油圧緩衝器1においては、伸長行程終期においてバルブストッパ12がシャッタ29に当接する以前からバイパス路27の横孔を徐々に閉じ始める。即ち、ピストンロッド3の軸直角方向(径方向)に開口する横孔27aがピストンロッド3の軸方向(上下方向)に摺動するシャッタ29の遮蔽部29bによって徐々に閉じられる。このため、図6に示すように、減衰力が突然大きくなることなく徐々に高められる。叉、伸び切り時よりも前のバルブストッパ12がシャッタ29の当接部29aに当接した時点から図5に示す伸び切り時までの間、ピストンロッド3の横孔27aがシャッタ29の遮蔽部29bによって閉じられて伸側減衰バルブ20において高い減衰力が発生する。この結果、図6に示すように、伸長行程終期の伸び切り時以前の段階から徐々に減衰力が高められて伸び切り時の衝撃を小さく抑えることができ、車体の挙動を安定化させることができる。
叉、本実施の形態に係る油圧緩衝器1においては、リバウンドスプリング28の長さを変更することによって、該リバウンドスプリング29の自由端に固定されたシャッタ29にバルブストッパ12が当接してバイパス路27の横孔27aがシャッタ29の遮蔽部29bによって閉じられるタイミングを調整することができる。具体的には、リバウンドスプリング28の長さを長くすれば、図6に破線にて示すようにシャッタ29の遮蔽部29bが横孔27aを閉じるタイミングを早めることができ、逆にリバウンドスプリングの長さを短くすれば、図6の鎖線にて示すようにシャッタ29の遮蔽部29bが横孔27aを閉じるタイミングを遅くすることができる。尚、本実施の形態に係る油圧緩衝器1においては、リバウンドスプリング28は、ロッドガイド23の円筒部23a内に収容されており、油圧緩衝器1の最伸長時の全長は、リバウンドスプリング28の密着ではなく、バルブストッパ12とロッドガイド23の円筒部23aが当接することによって全長が規制されるため、リバウンドスプリング28の長さを変更しても全長は変化しない。又、図5に示す最伸長時であっても、リバウンドスプリング28は密着状態にないため、該リバウンドスプリング28の耐久性が高められる。
更に、本実施の形態に係る油圧緩衝器1によれば、ピストンロッド3の内部に嵌挿されたニードルロッド30によってバイパス路27の絞り孔27cの開口面積を調整することによって、バイパス路27を流れるオイルの流動抵抗を変化させて減衰力を調整することができる。具体的には、バイパス路27の絞り孔27cの開口面積を小さくしてオイルの流れを絞れば、オイルの流動テイコウガ大きくなって減衰力も大きくなり、逆にバイパス路27の絞り孔27cの開口面積を大きくすれば、オイルの流動抵抗が小さくなって減衰力も小さくなる。
<実施の形態2>
次に、本発明の実施の形態2を図7〜図11に基づいて以下に説明する。
図7は本発明の実施の形態2に係る油圧緩衝器の一部を破断して示す縦断面図、図8は同油圧緩衝器の伸長行程時の状態を示す部分断面図、図9は同油圧緩衝器の伸長行程終期におけるシャッタによる横孔の閉じ始めの状態を示す部分断面図、図10は同油圧緩衝器の伸長行程終期においてバルブストッパがシャッタに当接して該シャッタを押し下げている状態を示す部分断面図、図11は同油圧緩衝器の伸び切り時の状態を示す部分断面図であり、これらの図においては、図1〜図5において示したものと同一要素には同一符号を付しており、以下、それらについての再度の説明は省略する。
本実施の形態に係る油圧緩衝器1は、図7に示すように、ロッドガイド23の上側の大径側円筒部23aの上端部内周にリバウンドラバー24を嵌着したことを特徴としており、他の構成は前記実施の形態1に係る油圧緩衝器1の構成と同じである。
従って、本実施の形態に係る油圧緩衝器1においても、伸長行程時に図8〜図11に示す過程を経てバイパス路27の横孔27aがシャッタ29によって閉鎖されるため、伸び切り時以前の段階から徐々に減衰力が高められて伸び切り時の衝がを小さく抑えられて車体の挙動が安定化するという前記実施の形態1と同様の効果が得られる他、以下の効果が得られる。
即ち、本実施の形態では、ロッドガイド23の円頭部の上端部内周にリバウンドラバー24を取り付けたため、図11に示す最伸長状態(伸び切り状態)においてバルブストッパ12はロッドガイド23に直接接触(金属接触)することなく、弾性体から成るリバウンドラバー24に当接するため、当接時の衝撃がリバウンドラバー24によって吸収され、異音の発生等が防がれるという効果が得られる。
尚、以上は車体側にシリンダを取り付け、車軸側にピストンロッドを取り付けて成る倒立型の油圧緩衝器に対して本発明を適用した形態について説明したが、本発明は、車体側にピストンロッドを取り付け、車軸側にシリンダを取り付けて成る正立型の油圧緩衝器に対しても同様に適用可能である。
又、以上は本発明を自動二輪車の後輪を車体に対して懸架するリアクッションとして使用される油圧緩衝器に対して適用した形態について説明したが、本発明は、自動二輪車以外の他の任意の車両の車輪を懸架する油圧緩衝器に対しても同様に適用可能であることは勿論である。
1 油圧緩衝器
2 シリンダ
3 ピストンロッド
4 懸架スプリング
12 バルブストッパ(ストッパ)
13 ピストン
18 圧側油路
19 伸側油路
20 伸側減衰バルブ(減衰力発生手段)
21 圧側原始バルブ(減衰力発生手段)
23 ロッドガイド
24 リバウンドラバー
27 バイパス路
27a バイパス路の横孔
27b バイパス路の中空孔
27c バイパス路の絞り孔
28 リバウンドスプリング
29 シャッタ
29a シャッタの当接部
29b シャッタの遮蔽部
30 ニードルロッド
S1 ピストン側油室
S2 ロッド側油室

Claims (5)

  1. シリンダ内に中空状のピストンロッドの一部を挿入し、該ピストンロッドの前記シリンダ内に臨む端部に結着されたピストンを前記シリンダの内周に摺動可能に嵌合し、
    該ピストンによって前記シリンダ内をピストン側油室とロッド側油室とに区画してこれらのピストン側油室とロッド側油室にオイルを充填するとともに、オイルの流動によって減衰力を発生する減衰力発生手段を前記ピストンに設け、
    前記ピストンロッドに、前記ロッド側油室に開口する横孔と前記ピストン側油室に開口する中空孔によって構成されるバイパス路を形成し、
    前記ロッド側油室内に、前記ピストンロッドに結着されたストッパが伸長行程終期において当接することによって圧縮変形するリバウンドスプリングを固設して成る油圧緩衝器において、
    前記リバウンドスプリングの自由端に、前記ピストンロッドの外周に摺動可能に嵌装されたシャッタを固定し、
    伸長行程終期において前記ストッパが前記シャッタに当接した後は、前記シャッタが前記バイパス路の横孔を閉鎖するよう構成したことを特徴とする油圧緩衝器。
  2. 前記リバウンドスプリングの長さを変更することによって前記シャッタが前記バイパス路の横孔を閉鎖するタイミングを調整可能としたことを特徴とする請求項1記載の油圧緩衝器。
  3. 前記ピストンロッドの内部に、前記バイパス路の流路面積を調整可能なニードルロッドを嵌挿したことを特徴とする請求項1又は2記載の油圧緩衝器。
  4. 前記シリンダ内に、前記ピストンロッドを摺動可能に挿通保持するロッドガイドを固設し、該ロッドガイドに前記ストッパが当接することによって最伸長時の全長が規制され、そのときには前記リバウンドスプリングが前記ロッドガイド内に収容されるとともに、前記リバウンドスプリングは密着状態には至っていないことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の油圧緩衝器。
  5. 前記ロッドガイドの端部に、最伸長時に前記ストッパが当接するリバウンドラバーを取り付けたことを特徴とする請求項4記載の油圧緩衝器。
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