JP2015187253A - フロロシリコーンゴム組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】アルコール含有燃料油浸漬後も物理強度変化率が少ないシリコーンゴム組成物を提供する。【解決手段】(A)式(1)で示されるフロロシリコーン生ゴム、(B)式(4)で示されるフロロシリコーン生ゴム、(C)補強性シリカ、(D)硬化触媒を含有するフロロシリコーンゴム組成物。(Xは水素原子又はシリル基)【選択図】なし

Description

本発明は、アルコール含有燃料油浸漬後も強度低下の少ない硬化物を与えるフロロシリコーンゴム組成物に関する。
シリコーンゴム組成物は、作業のしやすさ、成型性、また成型後の耐熱性、耐寒性、耐候性、電気絶縁性等の性質に優れており、種々の分野で使用されている。特に、側鎖に3,3,3−トリフルオロプロピル基を有するフロロシリコーンゴム組成物は、耐溶剤性にも優れた性質を有しており、輸送機器部品、石油関連機器部品としてのダイヤフラム、O−リング、オイルシール材等として広く使用されている。
しかしながら、近年採用が進むアルコール混合燃料に対してはその膨潤が大きくなり、物理的強度も大きく損なわれることが判明している。例えば、ヨーロッパで採用されているFAM−B(トルエン/イソオクタン/ジイソブチレン/メタノール/エタノール/水よりなる試験用燃料油)に浸漬することで、その強度は大きく損なわれることがわかっている。アルコール燃料耐久性を上げたフロロシリコーンの開発は、下記特許文献1〜3に示すように過去にも行われている。しかし、これらの方法をもってしてもアルコール含有燃料油浸漬後の引っ張り強度は改善されない。
一方、本出願人は、先に耐熱性、耐油性が求められる部位の構造材料として有効なオルガノポリシロキサンを提案したが(特許文献4:特許第5338380号公報)、なおアルコール含有燃料油に対する構造材料としてこのオルガノポリシロキサンのみでは不十分である。
特公平5−8947号公報 特許第2729871号公報 特許第3497381号公報 特許第5338380号公報
従って、本発明は、アルコール含有燃料油浸漬後も強度低下の少ない硬化物を与えるフロロシリコーンゴム組成物を提供することを目的とする。
本発明は、上記の問題点を解決すべくなされたもので、下記の2種類のフロロシリコーン生ゴムと補強性充填剤の組み合わせにより、その硬化物がアルコール含有燃料油浸漬後の物理的強度低下が抑制されることを知見し、本発明をなすに至った。
すなわち、本発明は下記のフロロシリコーンゴム組成物及びシリコーンゴム部品を提供する。
〔1〕
(A)下記一般式(1)で示されるフロロシリコーン生ゴム:10〜90質量部、
(B)下記一般式(4)で示されるフロロシリコーン生ゴム:90〜10質量部、
[但し、(A)、(B)成分の合計100質量部]
(C)比表面積130m2/g以上の補強性シリカ:(A)、(B)成分の合計100質量部に対し2〜100質量部、
(D)硬化触媒:有効量
を含有することを特徴とするフロロシリコーンゴム組成物。
Figure 2015187253

[式中、R1〜R5は炭素数1〜8の非置換又は置換の一価炭化水素基、R6は炭素数2〜10の非置換又は置換の脂肪族不飽和一価炭化水素基、Xは水素原子又は下記一般式(2)もしくは(3)
Figure 2015187253

(式中、R7〜R11は炭素数1〜8の脂肪族不飽和基を除く一価炭化水素基である。)
で示されるシリル基であり、m=0〜30の整数、n=1〜100の整数、p≧500の整数である。また、
Figure 2015187253

で示される単位(B)と、
Figure 2015187253

で示される単位(C)の配列はランダムであり、前記単位(B)中において、−SiR34O−で示される単位と−SiR56O−で示される単位の配列はランダムである。]
Figure 2015187253

(式中、R12、R13は炭素数1〜8の脂肪族不飽和結合を含まない非置換又は置換の一価炭化水素基であり、Xは上記の通りであり、o=0〜30の整数、q≧500の整数である。)
〔2〕
(A)成分のフロロシリコーン生ゴム中のケイ素原子に結合する非置換又は置換の一価炭化水素基の合計に対する脂肪族不飽和一価炭化水素基の割合が0.05〜0.5mol%である〔1〕記載のフロロシリコーンゴム組成物。
〔3〕
〔1〕又は〔2〕記載のフロロシリコーンゴム組成物の硬化物からなる、アルコール含有燃料油に接する構造部材用シリコーンゴム部品。
なお、本発明においてフロロシリコーンゴム組成物とは、主剤となるベースポリマーの直鎖状ジオルガノポリシロキサンにおいて、主鎖を構成するジオルガノシロキサン単位のほとんど(例えば90モル%以上、特には95モル%以上)が(3,3,3−トリフルオロプロピル)メチルシロキサン単位からなり、ケイ素原子に結合する置換又は非置換の一価炭化水素基全体のほぼ50モル%が3,3,3−トリフルオロプロピル基であって、分子中のケイ素原子数とほぼ同等数の3,3,3−トリフルオロプロピル基を分子中に有するという特殊な分子構造のベースポリマーを主剤とするシリコーンゴム組成物を意味するものである。この特殊な分子構造のベースポリマーを主剤とするものである点において、ジメチルポリシロキサン等をベースポリマーとする通常のシリコーンゴム組成物とは、性状、物性の点で本質的に異なるものである。
本発明のフロロシリコーンゴム組成物は、アルコール含有燃料油に膨潤しても強度低下の少ないシリコーンゴム成型品を与えるものである。
以下、本発明につき更に詳しく説明する。
本発明に係る(A)成分のフロロシリコーン生ゴムは、下記平均組成式(1)で示される。
Figure 2015187253

式中、R1〜R5は炭素数1〜8の非置換又は置換の一価炭化水素基、R6は炭素数2〜10の非置換又は置換の脂肪族不飽和一価炭化水素基、Xは水素原子又は下記一般式(2)もしくは(3)
Figure 2015187253

(式中R7〜R11は炭素数1〜8の脂肪族不飽和基を除く一価炭化水素基である。)
で示されるシリル基であり、m=0〜30の整数、n=1〜100の整数、p≧500の整数である。なお、
Figure 2015187253

で示される単位(B)と、
Figure 2015187253

で示される単位(C)の配列はランダムであり、前記単位(B)中において、−SiR34O−で示される単位と−SiR56O−で示される単位の配列はランダムである。
ここで、R1〜R5は、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、tert−ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、シクロヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基等のアルキル基、ビニル基、アリル基等のアルケニル基、フェニル基、トリル基等のアリール基、ベンジル基等のアラルキル基又はこれらの基の炭素原子に結合した水素原子の一部又は全部をハロゲン原子、シアノ基等で置換した、クロロメチル基、クロロプロピル基、3,3,3−トリフルオロプロピル基、2−シアノエチル基等の、炭素数1〜8の非置換又は置換の一価炭化水素基、好ましくは脂肪族不飽和基を除く、炭素数1〜6の非置換又は置換の一価炭化水素基である。これらの基の中で、R1、R2としては、好ましくはメチル基であり、R3、R4、R5としては、好ましくはメチル基又は3,3,3−トリフルオロプロピル基である。R6は、ビニル基、アリル基、プロペニル基、イソプロペニル基、ブテニル基、イソブテニル基、ペンテニル基、ヘキセニル基、シクロヘキセニル基、ヘプテニル基、オクテニル基、ノナニル基等のアルケニル基に代表される、炭素数2〜8、好ましくは炭素数2〜4の非置換又は置換の脂肪族不飽和一価炭化水素基であり、これらの基の中で好ましくはビニル基である。R7〜R11は、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基等のアルキル基、フェニル基、トリル基等のアリール基、ベンジル基等のアラルキル基又はこれらの基の炭素原子に結合した水素原子の一部又は全部をハロゲン原子、シアノ基等で置換したクロロメチル基、クロロプロピル基、3,3,3−トリフルオロプロピル基、2−シアノエチル基等の、炭素数1〜8、好ましくは炭素数1〜6の、脂肪族不飽和基を除く非置換又は置換の一価炭化水素基である。Xは、水素原子、一般式(2),(3)で示されるシリル基から選択される原子又は基であり、また、mは0〜30の整数で、好ましくは0〜12、より好ましくは3〜8の整数であり、nは1〜100の整数で、好ましくは2〜50、より好ましくは3〜20の整数であり、pは500以上の整数で、好ましくは500〜10,000の整数、より好ましくは950〜10,000、更に好ましくは1,980〜10,000の整数であり、(m+n+p)は好ましくは600〜10,000、より好ましくは1,000〜10,000、更に好ましくは2,000〜10,000の整数である。
なお、本発明において、重合度((A)成分の場合は(m+n+p)、後述する(B)成分の場合は(o+q)又は分子量は、通常、トルエン、THF(テトラヒドロフラン)等を展開溶媒としたGPC(ゲルパーミエーションクロマトグラフィ)分析におけるポリスチレン換算の重量平均重合度又は重量平均分子量等として測定することができる。
なお、本発明において、「生ゴム」とは、オルガノポリシロキサンが非常に高重合度(高分子量)であって、室温(25℃±10℃)において、自己流動性のない(又はほとんどない)非液状(固体状又はペースト状)であることを意味する。
一方、本発明に係る(B)成分のフロロシリコーン生ゴムは、下記平均組成式(4)で示される。
Figure 2015187253

(式中、R12、R13は炭素数1〜8の脂肪族不飽和結合を含まない非置換又は置換の一価炭化水素基であり、Xは上記の通りであり、o=0〜30の整数、q≧500の整数である。)
ここで、R12、R13は、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、tert−ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、シクロヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基等のアルキル基、フェニル基、トリル基等のアリール基、ベンジル基等のアラルキル基又はこれらの基の炭素原子に結合した水素原子の一部又は全部をハロゲン原子、シアノ基等で置換した、クロロメチル基、クロロプロピル基、3,3,3−トリフルオロプロピル基、2−シアノエチル基等の、炭素数1〜8の非置換又は置換の一価炭化水素基、好ましくは脂肪族不飽和基を除く、炭素数1〜6の非置換又は置換の一価炭化水素基である。これらの基のうち好ましくはメチル基、又は3,3,3−トリフルオロプロピル基である。Xは式(1)で定義した場合と同様に、水素原子、一般式(2),(3)で示されるシリル基から選択される原子又は基であり、水素原子、トリメチルシリル基又はビニルジメチルシリル基であることが好ましい。また、oは0〜30の整数で、好ましくは1〜20の整数、より好ましくは3〜10の整数であり、qは500以上の整数で、好ましくは500〜10,000、より好ましくは2,000〜5,000の整数である。
また、o+qは500〜10,000の整数、特に2,000〜5,000の整数であることが好ましい。
ここで、上記一般式(1)で示されるオルガノポリシロキサンは、特許第5338380号公報に記載の方法で重合できる。すなわち、まず、シロキサン源として、下記式(5)で示される環状三量体のトリス(3,3,3−トリフルオロプロピル)トリメチルシクロトリシロキサンと、ビニル基等のアルケニル基に代表される脂肪族不飽和一価炭化水素基源として、例えば、下記式(6)で示されるシクロトリシロキサンの混合物を、アルカリ金属触媒を用いて開環重合することによって得ることができる。
Figure 2015187253
アルカリ金属触媒としては、例えばブチルリチウム等のアルキルリチウム触媒、又は、例えば、特開昭62−174260号公報に記載されているように、下記式(7)で示される有機リチウム化合物のシロキサンオリゴマー(即ち、分子鎖の片末端がリチウムイオンで封鎖されている、単官能性のリチウムシラノレート触媒)を重合触媒として重合促進剤の存在下、上記の環状トリシロキサンをリビング(共)重合することによってポリフルオロアルキルメチルシロキサンを合成し、次いでこれを酢酸などの弱酸で中和処理し、末端を不活性化して得ることができる。
Figure 2015187253
また、得られたポリフルオロアルキルメチルシロキサンのポリマー末端を上記式(2)及び/又は上記式(3)で示される基を含有するシリル化剤で封鎖することも可能である。
ここで、式(2),(3)で示される基を含有するシリル化剤としては、通常、公知のものを使用することができ、特に制限されるものではないが、例えばトリメチルクロロシラン、ヘキサメチルジシラザン、ヘキサメチルジシロキサン、ジメチルビニルクロロシラン、1,3−ジビニルテトラメチルジシラザン、1,3−ジビニルテトラメチルジシロキサン、ジビニルメチルクロロシラン、1,3−ジメチルテトラビニルジシラザン、1,3−ジメチルテトラメチルジシロキサン、トリビニルクロロシラン、ヘキサビニルジシラザン、ヘキサメチルジシロキサン等のオルガノクロロシラン、オルガノジシラザン、オルガノジシロキサン等が例示される。
なお、シリル化方法、反応条件としては、公知のシリル化方法、反応条件が採用し得、具体的には、上記クロロシラン、ジシラザン、ジシロキサンから選ばれる1種又は2種以上のシリル化剤を前記ポリフルオロアルキルメチルシロキサンのポリマー末端に存在するシラノール基(即ち、ケイ素原子に結合した水酸基)1モルに対して約1〜50モル量、好ましくは約1〜20モル量程度添加し、室温又は加熱下(例えば60〜150℃、好ましくは80〜120℃)に反応して末端シラノール基をシリル化することができる。
この場合、式(1)において、分子鎖のそれぞれの末端に存在する2個のXがいずれも水素原子であり、m=0のオルガノポリシロキサンを得る場合は、下記一般式(8)
Figure 2015187253

(式中、dは0<d≦100で示される整数である。)
で示される、ジオルガノシロキサン単位の繰り返しからなる主鎖骨格(分子鎖)の両末端がリチウムイオンで封鎖された、2官能性のリチウムシラノレート触媒の存在下に、あるいは、一般式(9)で示される分子鎖両末端がシラノール基(即ち、ケイ素原子に結合した水酸基)で封鎖されたオルガノポリシロキサンとアルキルリチウム触媒又は(単官能性の)リチウムシラノレート触媒との混合物の存在下に共重合させる方法を採用することができる。
一方、上記一般式(4)で示されるオルガノポリシロキサンは、一般式(1)で示されるオルガノシロキサンの重合方法において、ビニル基等のアルケニル基に代表される脂肪族不飽和一価炭化水素基源となる一般式(6)で示されるシクロトリシロキサンを原料から除けばよい。
本発明では、一般式(6)で示されるシクロトリシロキサンに由来するビニル基等のアルケニル基を主鎖骨格中にもった、一般式(1)で示される生ゴムと、一般式(4)で示される末端のみにビニル基を持つシロキサン生ゴムのブレンドにより、その硬化物がFAM−B浸漬後も強度低下が少ないのが重要な特徴である。
これは、ビニル基等のアルケニル基の多い部分と少ない部分とで海島構造となり、結果として、FAM−Bに膨潤した際のシリカ充填剤による補強効果が失われたときに、ポリマー架橋による引っ張り強度の保持を維持できることが、強度低下抑制につながるためと考えられる。従って、一般式(1)で示されるオルガノシロキサンに含まれるビニル基等のアルケニル基の量(即ち、ケイ素原子に結合する非置換又は置換の一価炭化水素基の合計に対する脂肪族不飽和一価炭化水素基の割合)は、0.05〜0.5mol%、より好ましくは0.1〜0.3mol%、更に好ましくは0.12〜0.27mol%であることが望ましい。0.05mol%未満では、強度低下抑制効果が少なく、0.5mol%を超えると、切断時伸びや引き裂き強度が損なわれるおそれがある。一方、一般式(4)で示されるオルガノポリシロキサンに含まれるビニル基の量(即ち、ケイ素原子に結合する非置換又は置換一価炭化水素基の合計に対するビニル基の割合)は、0.01〜0.09mol%、特に0.012〜0.08mol%、とりわけ0.012〜0.04mol%が好ましい。
一般式(1)及び(4)で示されるオルガノポリシロキサンのブレンド比率は、質量比で90/10〜10/90、好ましくは80/20〜20/80、より好ましくは70/30〜30/70が望ましい。質量比が90/10あるいは10/90を超える範囲では、海島構造の効果が弱く、本発明の効果が得られにくい。
(C)成分のシリカ系充填剤は、機械的強度の優れたシリコーンゴムコンパウンドを得るために必須とされるものである。この目的のためには比表面積がBET法で測定して130〜300m2/g、好ましくは150〜300m2/gであることが求められる。130m2/g未満では、引っ張り強度が劣ってしまい、その結果として、FAM−B浸漬後の引っ張り強さ変化率は良好でも、絶対値は劣った値となる。
このシリカ系充填剤としては煙霧質シリカ(乾式シリカ)、焼成シリカ、沈殿シリカ(湿式シリカ)が例示される。また、これらの表面をオルガノポリシロキサン、オルガノポリシラザン、クロロシラン、アルコキシシラン等で疎水化処理してもよい。これらのシリカは単独でも2種以上併用してもよい。なお、このシリカ系充填剤の添加量は、(A)、(B)成分のオルガノポリシロキサンの合計100質量部に対し2質量部未満では少なすぎて十分な補強効果が得られず、100質量部より多くすると加工性が悪くなり、また、得られるシリコーンゴムの物理特性が低下するので、2〜100質量部、好ましくは5〜60質量部である。
(D)成分の硬化触媒は、上記(A)、(B)成分に添加して常法により加硫硬化させることで、硬化物を与える。この場合、加硫硬化にあたっては、従来公知の硬化触媒、好ましくは有機過酸化物を用いることができる。具体的には、ベンゾイルパーオキサイド、ターシャリーブチルパーベンゾエート、オルトメチルベンゾイルパーオキサイド、パラメチルベンゾイルパーオキサイド、ジターシャリーブチルパーオキサイド、ジクミルパーオキサイド、1,1−ビス(ターシャリーブチルパーオキシ)3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、2,5−ジメチル−2,5−ジ(ターシャリーブチルパーオキシ)へキサン、2,5−ジメチル−2,5−ジ(ターシャリーブチルパーオキシ)へキシン等が挙げられる。これらは1種類を単独でも2種類以上を組み合わせて用いてもよい。硬化触媒の配合量は、触媒量とすることができるが、上記有機過酸化物の配合量は、上記(A)、(B)成分の合計100質量部に対して、各々0.1〜5質量部とすることが好ましい。
また、硬化剤として、白金系触媒とケイ素原子に直結した水素原子を2個以上有するオルガノハイドロジェンポリシロキサンを併用する付加反応硬化を用いることもできる。この場合、白金系触媒は(A)、(B)成分の合計に対して白金金属として1〜2,000ppm用いることが好ましい。オルガノハイドロジェンポリシロキサンは、オルガノハイドロジェンポリシロキサン中のSiH基を(A)、(B)成分のオルガノポリシロキサン中の脂肪族不飽和炭化水素基1個に対して、0.5〜5個供給できる量を用いることが好ましい。
本発明のフロロシリコーンゴム組成物には、上記成分に加え、任意成分として本発明の効果を妨げない範囲で必要に応じ、セリウム化合物や、酸化鉄のようなや耐熱性向上剤、老化防止剤、着色剤、離型剤等のシリコーンゴム組成物における公知の添加剤を添加することができる。
本発明のフロロシリコーンゴム成形物を得るためのフロロシリコーンゴム組成物は、上記した成分を2本ロール、バンバリーミキサー、ドューミキサー(ニーダー)などのゴム混練り機を用いて均一に混合することにより得ることができる。
フロロシリコーンゴム組成物の成形方法は特に制限はなく、圧縮成型、移送成型、射出成型、押出成型、カレンダー成型等の一般のゴム成型法に準じて所望の形状に成型でき、O−リング、ダイヤフラム、パッキン、ガスケット等のゴム成型品とすることができる。この場合、硬化条件は硬化剤の種類に応じた通常の条件とすることができ、例えば有機過酸化物触媒を用いた場合は120〜200℃、1〜30分の硬化条件とすることができる。また、必要に応じ、180〜250℃で1〜10時間程度二次加硫してもよい。
本発明で得られる成型物は、特にFAM−Bに代表されるアルコール含有燃料油に接する部品に使用されることが推奨される。
以下、実施例、比較例及び応用例を挙げて本発明を更に具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。なお、重合度は、トルエンを展開溶媒としたGPC分析におけるポリスチレン換算の重量平均重合度を示す。
[実施例1,2、比較例1,2]
生ゴムとして下記式(10)で示されるフロロシリコーン生ゴム(ビニル基含有量;0.13モル%)と下記式(11)で示されるフロロシリコーン生ゴム(ビニル基含有量;0.0125モル%)を表1のような比率でブレンドした。これら生ゴム100質量部に対して表1に示すように比表面積130m2/gの乾式シリカ(日本アエロジル(株)製、商品名:エロジル130)をそれぞれ45質量部、及び分散剤としてジフェニルシランジオール10質量部を加えて均一に混練りし、150℃で4時間熱処理した後、2本ロールで釈解、可塑化しベースとなるフロロシリコーンベースコンパウンドを得た。それぞれをA,B,C,Dとする。
得られたコンパウンド100質量部に、平均粒径3μm、比表面積130m2/gの酸化セリウムを1質量部、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)へキサン80質量%含有ペースト0.8質量部を添加し、2本ロールミルで均一に混合して4種類のフルオロシリコーンゴムのフルコンパウンドを得た。それぞれを実施例1,2、比較例1,2とする。
[物性測定]
物性(初期及びFAM−B浸漬後の硬さ、引張り強さ及び切断時伸び)の測定方法はJIS K 6249に準じた。得られた組成物を165℃で10分間、加圧成型し、硬化させた後、200℃で4時間ポストキュアーして、硬さの測定用には2mm厚のシート状試験片を作製し、引張り強さ及び切断時伸びの測定用には上記JISに規定のダンベル状試験片を作製した。得られたダンベルの一部を、FAM−B燃料油に1週間常温(25℃)で浸漬した。浸漬後物性は取り出してただちに測定した。
Figure 2015187253
Figure 2015187253
Figure 2015187253
[実施例3、比較例3,4]
下記式(12)で示されるフロロシリコーン生ゴム(ビニル基含有量;0.25モル%)と上記式(11)で示されるフロロシリコーン生ゴム(ビニル基含有量;0.0125モル%)、及び、下記式(13)で示されるフロロシリコーン生ゴム(ビニル基含有量;0.011モル%)をブレンドし、表3に示すように比表面積90m2/g又は200m2/gの乾式シリカ(日本アエロジル(株)製、商品名:エロジル90、エロジル200)を40質量部、及び分散剤としてジフェニルシランジオール10質量部を加えて均一に混練りし、150℃で4時間熱処理した後、2本ロールで釈解、可塑化しベースコンパウンドを得た。それぞれをE,F,Gとする。
得られたコンパウンド100質量部に、平均粒径3μm、比表面積130m2/gの酸化セリウムを1質量部、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)へキサン80質量%含有ペースト0.8質量部を添加し、2本ロールミルで均一に混合して3種類のフルオロシリコーンゴムのフルコンパウンドを得た。
得られたフルコンパウンドを、実施例1と同様に加硫成型させ、物性を測定した。結果を表4に示す。
Figure 2015187253
Figure 2015187253
Figure 2015187253

Claims (3)

  1. (A)下記一般式(1)で示されるフロロシリコーン生ゴム:10〜90質量部、
    (B)下記一般式(4)で示されるフロロシリコーン生ゴム:90〜10質量部、
    [但し、(A)、(B)成分の合計100質量部]
    (C)比表面積130m2/g以上の補強性シリカ:(A)、(B)成分の合計100質量部に対し2〜100質量部、
    (D)硬化触媒:有効量
    を含有することを特徴とするフロロシリコーンゴム組成物。
    Figure 2015187253

    [式中、R1〜R5は炭素数1〜8の非置換又は置換の一価炭化水素基、R6は炭素数2〜10の非置換又は置換の脂肪族不飽和一価炭化水素基、Xは水素原子又は下記一般式(2)もしくは(3)
    Figure 2015187253

    (式中、R7〜R11は炭素数1〜8の脂肪族不飽和基を除く一価炭化水素基である。)
    で示されるシリル基であり、m=0〜30の整数、n=1〜100の整数、p≧500の整数である。また、
    Figure 2015187253

    で示される単位(B)と、
    Figure 2015187253

    で示される単位(C)の配列はランダムであり、前記単位(B)中において、−SiR34O−で示される単位と−SiR56O−で示される単位の配列はランダムである。]
    Figure 2015187253

    (式中、R12、R13は炭素数1〜8の脂肪族不飽和結合を含まない非置換又は置換の一価炭化水素基であり、Xは上記の通りであり、o=0〜30の整数、q≧500の整数である。)
  2. (A)成分のフロロシリコーン生ゴム中のケイ素原子に結合する非置換又は置換の一価炭化水素基の合計に対する脂肪族不飽和一価炭化水素基の割合が0.05〜0.5mol%である請求項1記載のフロロシリコーンゴム組成物。
  3. 請求項1又は2記載のフロロシリコーンゴム組成物の硬化物からなる、アルコール含有燃料油に接する構造部材用シリコーンゴム部品。
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