JP2015186349A - 過電流検出回路 - Google Patents
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Abstract
【課題】半導体リレーに設けられ、小さい電流値でも精度良く検出でき、尚かつ大きい電流値も検出できる過電流検出回路の提供。
【解決手段】負荷電流を通流/遮断する半導体スイッチ2の通流電流に関連する電流を分岐抵抗R1に通流させ、分岐抵抗R1の両端電圧値に基づき、負荷電流の過電流を検出するように構成してある過電流検出回路。分岐抵抗R1の両端電圧を分圧する分圧回路R3,R4及びスイッチ8が直列に接続された分岐回路と、分岐抵抗R1の両端電圧値が所定電圧値より高いか否かを判定し、高いと判定したときは、スイッチ8をオンにする判定回路4とを備え、判定回路4が高いと判定したときは、分圧回路R3,R4の分圧値に基づき、また、判定回路4が高いと判定しなかったときは、分岐抵抗R1の両端電圧値に基づき、負荷電流の過電流を検出する。
【選択図】図1
【解決手段】負荷電流を通流/遮断する半導体スイッチ2の通流電流に関連する電流を分岐抵抗R1に通流させ、分岐抵抗R1の両端電圧値に基づき、負荷電流の過電流を検出するように構成してある過電流検出回路。分岐抵抗R1の両端電圧を分圧する分圧回路R3,R4及びスイッチ8が直列に接続された分岐回路と、分岐抵抗R1の両端電圧値が所定電圧値より高いか否かを判定し、高いと判定したときは、スイッチ8をオンにする判定回路4とを備え、判定回路4が高いと判定したときは、分圧回路R3,R4の分圧値に基づき、また、判定回路4が高いと判定しなかったときは、分岐抵抗R1の両端電圧値に基づき、負荷電流の過電流を検出する。
【選択図】図1
Description
本発明は、負荷電流を通流/遮断する半導体スイッチの通流電流に関連する電流を分岐抵抗に通流させ、分岐抵抗の両端電圧値に基づき、負荷電流の過電流を検出する過電流検出回路に関するものである。
半導体スイッチを使用して継電器(リレー)と同様の機能を得る半導体リレーには、ショートによる過電流を遮断する為に、電流検出用の分岐回路にセンスMOSFET(金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ)を用いた電流検出回路が設けられている。
センスMOSFETを通流したセンス電流は、センス抵抗(分岐抵抗)により電圧に変換されて、マイクロコンピュータ(マイコン)等の、A/D(アナログ/ディジタル)コンバータを備えた電圧検出用ポートに入力され、過電流閾値を超えれば、半導体リレーをオフにするのが一般的である。
センスMOSFETを通流したセンス電流は、センス抵抗(分岐抵抗)により電圧に変換されて、マイクロコンピュータ(マイコン)等の、A/D(アナログ/ディジタル)コンバータを備えた電圧検出用ポートに入力され、過電流閾値を超えれば、半導体リレーをオフにするのが一般的である。
分岐回路は、センスMOSFET、及び半導体リレー本体のMOSFETのそれぞれのオン抵抗による下降電圧が等しくなるように制御されており、それぞれのオン抵抗の逆数の比である電流センス比(分流比)は、半導体リレー毎に定まっている。小電流を精度良く検出しようとすると、この電流センス比は小さい方が良い。逆に、大電流まで検出する場合は、この電流センス比は大きい方が良い。
マイコンの電圧検出用ポートは、入力電圧5Vが上限値である。0〜5Vのレンジで検出できる電流値、及びマイコンに入力されるセンス電圧値は、上述した電流センス比とセンス抵抗の値とによりその分解能が定まる。
マイコンの電圧検出用ポートは、入力電圧5Vが上限値である。0〜5Vのレンジで検出できる電流値、及びマイコンに入力されるセンス電圧値は、上述した電流センス比とセンス抵抗の値とによりその分解能が定まる。
特許文献1には、上述した半導体リレーと同様の構成で通流電流値を検出する半導体デバイスが開示されている。マイコンは、検出した通流電流値に基づき、異常が発生していると判定したときは、半導体デバイスをオフ状態に維持すると共に、外部へ報知する。
上述したような従来の半導体リレー及び半導体デバイスでは、電流センス比及びセンス抵抗の値が固定されているので、センス電圧値のレンジも固定されてしまう。その為、特に、小さい電流値でも精度良く検出でき、尚かつ大きい電流値も検出できるように、マイコンに入力可能なセンス電圧のレンジを広げることができないという問題がある。
本発明は、上述したような事情に鑑みてなされたものであり、半導体リレーに設けられ、小さい電流値でも精度良く検出でき、尚かつ大きい電流値も検出できる過電流検出回路を提供することを目的とする。
第1発明に係る過電流検出回路は、負荷電流を通流/遮断する半導体スイッチの通流電流に関連する電流を分岐抵抗に通流させ、該分岐抵抗の両端電圧値に基づき、前記負荷電流の過電流を検出するように構成してある過電流検出回路において、前記分岐抵抗の両端電圧を分圧する分圧回路及びスイッチが直列に接続された分岐回路と、前記両端電圧値が所定電圧値より高いか否かを判定し、高いと判定したときは、前記スイッチをオンにする判定回路とを備え、該判定回路が高いと判定したときは、前記分圧回路の分圧値に基づき、また、前記判定回路が高いと判定しなかったときは、前記両端電圧値に基づき、前記過電流を検出するように構成してあることを特徴とする。
この過電流検出回路では、負荷電流を通流/遮断する半導体スイッチの通流電流に関連する電流を分岐抵抗に通流させ、分岐抵抗の両端電圧値に基づき、負荷電流の過電流を検出する。分岐回路は、分岐抵抗の両端電圧を分圧する分圧回路及びスイッチが直列に接続されている。判定回路が、分岐抵抗の両端電圧値が所定電圧値より高いか否かを判定し、高いと判定したときは、スイッチをオンにする。これにより、判定回路が高いと判定したときは、分圧回路の分圧値に基づき、また、判定回路が高いと判定しなかったときは、分岐抵抗の両端電圧値に基づき、負荷電流の過電流を検出する。
第2発明に係る過電流検出回路は、電圧検出用ポート及び割込み端子を有するマイクロコンピュータを備え、前記分圧回路の出力端子が前記電圧検出用ポートに接続され、前記判定回路の判定結果が前記割込み端子に与えられており、前記判定結果が高いときは、前記分圧回路の分圧値に基づき、また、前記判定結果が高くないときは、前記両端電圧値に基づき、前記過電流を検出するように構成してあることを特徴とする。
この過電流検出回路では、電圧検出用ポート及び割込み端子を有するマイクロコンピュータを備えている。マイクロコンピュータは、分圧回路の出力端子が電圧検出用ポートに接続され、判定回路の判定結果が割込み端子に与えられる。これにより、マイクロコンピュータは、判定回路の判定結果に基づき、検出レンジを切替えることができ、判定回路の判定結果が高いときは、分圧回路の分圧値に基づき、また、判定回路の判定結果が高くないときは、分岐抵抗の両端電圧値に基づき、負荷電流の過電流を検出する。
本発明に係る過電流検出回路によれば、半導体リレーに設けられ、小さい電流値でも精度良く検出でき、尚かつ大きい電流値も検出できる過電流検出回路を実現することができる。
以下に、本発明をその実施の形態を示す図面に基づき説明する。
図1は、本発明に係る過電流検出回路の実施の形態の要部構成を示すブロック図である。
この過電流検出回路は、車両に搭載された負荷へ、図示しないバッテリからの電力を供給/遮断する半導体リレー2に設けられている。マイクロコンピュータ(以下、マイコンと記載)1は、外部から与えられる操作信号に基づき、半導体リレー2の制御入力端子2aにオン信号又はオフ信号を与える。これにより、半導体リレー2は、バッテリから負荷(ランプ)3への電力を供給又は遮断する。
図1は、本発明に係る過電流検出回路の実施の形態の要部構成を示すブロック図である。
この過電流検出回路は、車両に搭載された負荷へ、図示しないバッテリからの電力を供給/遮断する半導体リレー2に設けられている。マイクロコンピュータ(以下、マイコンと記載)1は、外部から与えられる操作信号に基づき、半導体リレー2の制御入力端子2aにオン信号又はオフ信号を与える。これにより、半導体リレー2は、バッテリから負荷(ランプ)3への電力を供給又は遮断する。
半導体リレー2は、負荷3へ通流する電流値を検出する為の分岐回路(後述)を内蔵しており、分岐回路に通流する電流は、センス出力端子2bから流出する。
センス出力端子2bには、センス抵抗(分岐抵抗)R1、抵抗R2及び抵抗R3の各一方の端子が接続され、センス抵抗R1の他方の端子は接地されている。抵抗R2の他方の端子は、コンパレータ(判定回路)4の非反転入力端子に接続され、コンパレータ4の反転入力端子は、所定電圧値Vrefを出力する定電圧源14に接続されている。
センス出力端子2bには、センス抵抗(分岐抵抗)R1、抵抗R2及び抵抗R3の各一方の端子が接続され、センス抵抗R1の他方の端子は接地されている。抵抗R2の他方の端子は、コンパレータ(判定回路)4の非反転入力端子に接続され、コンパレータ4の反転入力端子は、所定電圧値Vrefを出力する定電圧源14に接続されている。
コンパレータ4は、制御電源Vcc及び接地端子間で電源電圧を与えられており、抵抗R5により正帰還がかけられ、出力端子は、抵抗R6を通じて制御電源Vccによりプルアップされている。
コンパレータ4、定電圧源14、抵抗R2、抵抗R5及び抵抗R6は、制御部5を構成している。
コンパレータ4、定電圧源14、抵抗R2、抵抗R5及び抵抗R6は、制御部5を構成している。
抵抗R3の他方の端子は、抵抗R4の一方の端子、平滑コンデンサCのプラス極、及びマイコン1の、A/Dコンバータを備えた電圧検出用ポート6に接続されている。
抵抗R4の他方の端子は、NチャンネルMOSFET(スイッチ)8のドレインに接続され、FET8のソースは接地され、FET8のゲートは、コンパレータ4の出力端子、及びマイコン1の割込み端子7に接続されている。抵抗R3,R4は分圧回路を構成している。
抵抗R4の他方の端子は、NチャンネルMOSFET(スイッチ)8のドレインに接続され、FET8のソースは接地され、FET8のゲートは、コンパレータ4の出力端子、及びマイコン1の割込み端子7に接続されている。抵抗R3,R4は分圧回路を構成している。
図2は、半導体リレー2の内部構成例を示す回路図である。
この半導体リレー2は、制御入力端子2aを有するゲート駆動部9が、バッテリ電圧Vbを電源として与えられ、センスMOSFET11、及び半導体リレー2本体のパワーMOSFET10の各ゲートをオン又はオフにする。FET11及びFET10は、Nチャンネル型であり、各ドレインにはバッテリ電圧Vbが与えられている。
この半導体リレー2は、制御入力端子2aを有するゲート駆動部9が、バッテリ電圧Vbを電源として与えられ、センスMOSFET11、及び半導体リレー2本体のパワーMOSFET10の各ゲートをオン又はオフにする。FET11及びFET10は、Nチャンネル型であり、各ドレインにはバッテリ電圧Vbが与えられている。
センスMOSFET11のソースには、NチャンネルMOSFET13のドレイン、及びオペアンプ12の非反転入力端子が接続され、オペアンプ12の反転入力端子には、パワーMOSFET10のソースが接続されている。
FET13のゲートには、オペアンプ12の出力端子が接続され、FET13のソースには、1対のNチャンネルMOSFETで構成されたカレントミラー回路16の入力端子が接続されている。
カレントミラー回路16の出力端子には、1対のPチャンネルMOSFETで構成されたカレントミラー回路15の入力端子が接続され、カレントミラー回路15の出力端子は、半導体リレー2のセンス出力端子2bを通じて、センス抵抗R1の一方の端子に接続されている。
FET13のゲートには、オペアンプ12の出力端子が接続され、FET13のソースには、1対のNチャンネルMOSFETで構成されたカレントミラー回路16の入力端子が接続されている。
カレントミラー回路16の出力端子には、1対のPチャンネルMOSFETで構成されたカレントミラー回路15の入力端子が接続され、カレントミラー回路15の出力端子は、半導体リレー2のセンス出力端子2bを通じて、センス抵抗R1の一方の端子に接続されている。
このような構成の半導体リレー2では、ゲート駆動部9がパワーMOSFET10をオンにしているときは、センスMOSFET11もオンになっている。パワーMOSFET10及びセンスMOSFET11の各ソース電圧は、オペアンプ12がFET13の通流電流を制御することにより、略同一電圧値に保持される。
従って、センスMOSFET11の電流センス比(分流比)は、FET11,10のそれぞれのオン抵抗の逆数の比であり、センスMOSFET11を通流したセンス電流値Isを検出することにより、パワーMOSFET10に通流する負荷電流を検出することができる。
従って、センスMOSFET11の電流センス比(分流比)は、FET11,10のそれぞれのオン抵抗の逆数の比であり、センスMOSFET11を通流したセンス電流値Isを検出することにより、パワーMOSFET10に通流する負荷電流を検出することができる。
センスMOSFET11を通流したセンス電流値Isは、カレントミラー回路16によりコピーされて出力され、出力されたセンス電流値Isは、カレントミラー回路15により更にコピーされて出力される。カレントミラー回路15により出力されたセンス電流値Isは、半導体リレー2のセンス出力端子2bから出力される。
以下に、このような構成の過電流検出回路の動作を、それを示す図3のフローチャートを参照しながら説明する。
半導体リレー2のセンス出力端子2bから出力されたセンス電流が小さく、センス電流によるセンス抵抗R1の両端電圧値が、分圧回路切替電圧値(=所定電圧値Vref)より低い場合、コンパレータ4はFET8をオフにしており、マイコン1は、割込み端子7により、分圧回路R3,R4がオフであることを認識している。尚、マイコン1が過電流を検出する過電流電圧閾値V2は、所定電圧値Vrefより高く設定されていることとする。
半導体リレー2のセンス出力端子2bから出力されたセンス電流が小さく、センス電流によるセンス抵抗R1の両端電圧値が、分圧回路切替電圧値(=所定電圧値Vref)より低い場合、コンパレータ4はFET8をオフにしており、マイコン1は、割込み端子7により、分圧回路R3,R4がオフであることを認識している。尚、マイコン1が過電流を検出する過電流電圧閾値V2は、所定電圧値Vrefより高く設定されていることとする。
この場合、マイコン1は、読込んだセンス抵抗R1の両端電圧値、センス抵抗R1の値、及びセンスMOSFET11の電流センス比に基づき、負荷電流を検出(算出)することができる。
センス出力端子2bから出力されたセンス電流が大きく、センス抵抗R1の両端電圧値が、分圧回路切替電圧値(=所定電圧値Vref)より高い場合、コンパレータ4はFET8をオンにしており、マイコン1は、割込み端子7により、分圧回路R3,R4がオンであることを認識している(図3S1)。
センス出力端子2bから出力されたセンス電流が大きく、センス抵抗R1の両端電圧値が、分圧回路切替電圧値(=所定電圧値Vref)より高い場合、コンパレータ4はFET8をオンにしており、マイコン1は、割込み端子7により、分圧回路R3,R4がオンであることを認識している(図3S1)。
この場合、マイコン1は、分圧回路R3,R4が分圧した入力電圧値Vinを読込む(S3)。次いで、マイコン1は、読込んだ入力電圧値Vin、及び分圧回路R3,R4の分圧比N=R4/(R3+R4)に基づき、そのときのセンス抵抗R1の両端電圧値=Vin/Nを算出し、算出した両端電圧値Vin/Nが過電流電圧閾値V2より高いか否かを判定する(S5)。
尚、例えば、センス抵抗R1=1kΩ、抵抗R3=R4=100kΩのように設定しておけば、マイコン1は、センス抵抗R1の両端電圧値又はその分圧を略変動なく安定的に読取ることができる。また、コンパレータ4は、正帰還によりシュミットトリガに構成してあるので、安定的に作動する。
尚、例えば、センス抵抗R1=1kΩ、抵抗R3=R4=100kΩのように設定しておけば、マイコン1は、センス抵抗R1の両端電圧値又はその分圧を略変動なく安定的に読取ることができる。また、コンパレータ4は、正帰還によりシュミットトリガに構成してあるので、安定的に作動する。
マイコン1は、両端電圧値Vin/Nが過電流電圧閾値V2より高くなければ(S5)、分圧回路R3,R4がオンであるか否かを判定する(S1)。尚、過電流電圧閾値V2が、所定電圧値Vrefより高く設定されている場合、マイコン1は、分圧回路R3,R4がオンでなければ(S1)、過電流を検出する為に、センス抵抗R1の両端電圧値を読込む必要はない。
マイコン1は、両端電圧値Vin/Nが過電流電圧閾値V2より高ければ(S5)、負荷電流の過電流を検出し(S7)、半導体リレー2の制御入力端子2aへ半導体リレー2をオフにする為の信号を出力して(S9)終了する。
マイコン1は、両端電圧値Vin/Nが過電流電圧閾値V2より高ければ(S5)、負荷電流の過電流を検出し(S7)、半導体リレー2の制御入力端子2aへ半導体リレー2をオフにする為の信号を出力して(S9)終了する。
LED(発光ダイオード)ランプ等、通流電流が小さい(数百mA)負荷は、センス電流値も小さい為、精度良く電流を検出する為に、センス抵抗R1の抵抗値を大きくして、検出できる負荷電流値のレンジを狭くする。この状態では、少し大きな電流が流れた場合でも、短時間にマイコン1の電圧検出用ポート6に入力可能な上限値5Vに到達してしまい、大きい電流値を検出することはできない。
そこで、センス抵抗R1の両端電圧値(センス電圧値)をコンパレータ4で比較しておき、センス電圧値が所定電圧値Vrefより高くなれば、FET(スイッチ)8をオンにして、センス電圧値を分圧する。
これにより、マイコン1の電圧検出用ポート6に入力されるセンス電圧値を下げることができ、検出可能な負荷電流値のレンジを広げることができる。つまり、比較的大きい電流が流れた場合でも、センス電圧値が、電圧検出用ポート6の入力可能な上限値5Vに到達することを防ぐことができる。
これにより、マイコン1の電圧検出用ポート6に入力されるセンス電圧値を下げることができ、検出可能な負荷電流値のレンジを広げることができる。つまり、比較的大きい電流が流れた場合でも、センス電圧値が、電圧検出用ポート6の入力可能な上限値5Vに到達することを防ぐことができる。
このような過電流検出回路の構成により、検出できる電流値のレンジを大幅に広げることができ、尚且つ、低電流時にでも精度を保ったまま、電流値を検出することができる。
このような効果により、LEDランプ等通流電流が小さい負荷に対しても、精度良く通流電流値を検出することができ、また、過電流を遮断する閾値を、電線が発煙する電流値直前まで上げることができるので、誤遮断を防止することに繋がる。
このような効果により、LEDランプ等通流電流が小さい負荷に対しても、精度良く通流電流値を検出することができ、また、過電流を遮断する閾値を、電線が発煙する電流値直前まで上げることができるので、誤遮断を防止することに繋がる。
1 マイクロコンピュータ
2 半導体リレー(半導体スイッチ)
2b センス出力端子
3 負荷(ランプ)
4 コンパレータ(判定回路)
5 制御部
6 電圧検出用ポート
7 割込み端子
8 FET(スイッチ)
9 ゲート駆動部
10 パワーMOSFET
11 センスMOSFET
12 オペアンプ
13 FET
15,16 カレントミラー回路
C 平滑コンデンサ
R1 センス抵抗(分岐抵抗)
R2 抵抗
R3,R4 抵抗(分圧回路)
2 半導体リレー(半導体スイッチ)
2b センス出力端子
3 負荷(ランプ)
4 コンパレータ(判定回路)
5 制御部
6 電圧検出用ポート
7 割込み端子
8 FET(スイッチ)
9 ゲート駆動部
10 パワーMOSFET
11 センスMOSFET
12 オペアンプ
13 FET
15,16 カレントミラー回路
C 平滑コンデンサ
R1 センス抵抗(分岐抵抗)
R2 抵抗
R3,R4 抵抗(分圧回路)
Claims (2)
- 負荷電流を通流/遮断する半導体スイッチの通流電流に関連する電流を分岐抵抗に通流させ、該分岐抵抗の両端電圧値に基づき、前記負荷電流の過電流を検出するように構成してある過電流検出回路において、
前記分岐抵抗の両端電圧を分圧する分圧回路及びスイッチが直列に接続された分岐回路と、前記両端電圧値が所定電圧値より高いか否かを判定し、高いと判定したときは、前記スイッチをオンにする判定回路とを備え、該判定回路が高いと判定したときは、前記分圧回路の分圧値に基づき、また、前記判定回路が高いと判定しなかったときは、前記両端電圧値に基づき、前記過電流を検出するように構成してあることを特徴とする過電流検出回路。 - 電圧検出用ポート及び割込み端子を有するマイクロコンピュータを備え、前記分圧回路の出力端子が前記電圧検出用ポートに接続され、前記判定回路の判定結果が前記割込み端子に与えられており、前記判定結果が高いときは、前記分圧回路の分圧値に基づき、また、前記判定結果が高くないときは、前記両端電圧値に基づき、前記過電流を検出するように構成してある請求項1に記載の過電流検出回路。
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