JP2015186063A - ワイヤレスリモコンシステム及び、撮像装置、リモート操作装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】撮影時における、無線通信手段の消費電力を低減させることができ、且つ静止画撮影のタイミングを逃さないワイヤレス撮影システムを提供する。
【解決手段】動画撮影時は、撮像素子より読み出した画像情報を揮発性メモリに一次記憶させ、無線通信手段による送受信タイミングを長く設定する。パケット受信時に発生した通信遅延時間分、一次記憶されている画像情報をさかのぼって、実際にリモート操作装置が操作された時間情報の静止画画像を生成する。
【選択図】 図1
【解決手段】動画撮影時は、撮像素子より読み出した画像情報を揮発性メモリに一次記憶させ、無線通信手段による送受信タイミングを長く設定する。パケット受信時に発生した通信遅延時間分、一次記憶されている画像情報をさかのぼって、実際にリモート操作装置が操作された時間情報の静止画画像を生成する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、ワイヤレスで撮像命令を受信し撮像する撮像装置、撮像方法及びプログラムと、撮像装置に撮像命令を送信するリモート操作装置に関する。
従来、撮像装置を離れた場所からリモート撮影を行う場合、通信手段として赤外線通信が主として使われていた。その場合、撮像装置には、赤外線受光部を搭載し、リモート操作装置には、赤外発光部を搭載する構成が取られていた。
この構成では、リモート操作装置の赤外線発行を、撮像装置の受光部が感知することで撮影動作を行うことが可能である。
しかしながら、赤外線には指向性があるため、撮像装置の受光部をリモート操作装置からの発光を感知できるように、撮像装置を設置する必要があり、撮影の自由度が限られてしまっていた。 一方、近年、スマートフォンに代表される携帯端末には、無線LANやBluetoothといったワイヤレス通信機能が搭載されている。これら通信方式は、赤外線とは異なり、アンテナを用いた指向性のないワイヤレス通信を行うことができる。また、パケット通信を用いて双方向の情報をやり取りできることも特徴である。
このような背景において、リモート操作装置からの撮像命令を、従来の赤外線に対し、より身近になった無線LANやBluetooth(登録商標)、Zigbee(登録商標)といったパケット通信を用いた双方向ワイヤレス通信で実現することが期待されている。このような考えから、特許文献1では、パケット通信を用いたワイヤレス撮影システムに関する提案がなされている。
しかしながら、パケット通信手段は、赤外線通信手段に比べ、消費電力が大きい点が課題として挙げられる。
そこで、本発明では、パケット通信手段の消費電力を下げる手段として、撮像装置の撮影モードに注目する。撮像装置を静止画撮影モードで使用する場合は、送信器側からの撮像命令に対するレスポンスを高める為に、受信器側は常に受信状態にあり、いつでも送信器側からの撮像命令を受信できる状態にあることが望ましい。一方、動画撮影時は、撮像データは、撮像装置内の揮発性メモリに一旦格納されている。その為、送信器側からの撮像命令が遅延したとしても、揮発性メモリ内に格納されている撮像データをさかのぼって使用することが可能である。
そこで、本発明では、撮像装置の撮影モードという条件によって、パケット通信手段の送受信タイミングを切り替えることを特徴とし、静止画撮影時に対して、動画撮影時は、通信遅延時間分さかのぼって撮像データを生成することが可能であることから、パケット送受信タイミングを長くすることで、パケット通信手段による消費電力を下げる手段を提案する。
本発明は、撮像装置とリモート操作装置とから構成されるワイヤレスリモコンシステムにおいて、撮像装置(101)は、リモート操作装置とデータをやり取りする通信手段(103)と、通信手段により受信した制御命令に従って、撮像装置を制御する制御手段(102)と、制御命令に含まれる時間情報から、制御遅延時間を検出する遅延時間検出手段と、被写体を撮像しながら、所定の間隔で静止画データを生成する撮影手段と、前記撮像手段により、生成された静止画データを一次記憶する記憶手段(119)と、リモート操作装置からの指示に従い一次記憶してある静止画データを記録媒体に記録する手段(120)と、前記通信手段の受信待機期間と受信非待機期間とを任意の期間で設定する設定手段(210)と、前記通信手段を用いて、設定した期間をリモート操作装置に通知する通知手段(121)とを有し、リモート操作装置は、撮像装置とデータをやり取りする通信手段(203)と、操作者からの操作を検出する検出手段(206、207、208)と、検出手段に応じた制御命令を生成する生成手段(202)と、制御命令にリモート操作装置内の時間情報を付加する時間情報付加手段(212)と、前記制御命令を撮像装置に通知する通知手段(203)と、撮像装置から通知された受信待機期間に合わせて、リモート操作装置の送信期間を設定する設定手段(210)と、を有し、撮像装置は、受信非待機期間を長く設定した場合に発生する、操作者の操作から撮像装置が制御命令を受信するまでの遅延時間を、前記検出手段により検出し、前記記憶手段に一次記憶されている静止画データの中から、検出時間分さかのぼった静止画データを記録媒体に記録することを特徴とする。
本発明によれば、撮影時における無線通信手段の消費電力を低減させることができ、且つ静止画撮影のタイミングを逃さないワイヤレス撮影システムを提供できる。
<第1の実施形態>
本実施例における第1の形態を以下、図を用いて説明する。図1は、本発明におけるリモート撮影システムの構成を説明する図である。
本実施例における第1の形態を以下、図を用いて説明する。図1は、本発明におけるリモート撮影システムの構成を説明する図である。
リモート撮影システムは、撮像装置(101)と、リモート操作装置(201)とから構成される。ここで、撮像装置(101)に関する説明を図2を用いて述べる。
撮像装置(101)には、メイン制御CPU(102)が搭載されている。メイン制御CPUは、電源回路(105)より電源が投入されることで動作する。電源がONされるとメイン制御CPU(102)は、不揮発性メモリ(118)に予め格納されたプログラムに従って、撮像装置(101)における全体の動作を制御する。被写体像からの光線L(106)は、撮影レンズ(107)及び絞り(108)を介して撮像素子(110)上のフォトダイオードに光信号として蓄積される。
撮像制御部(114)は、撮像素子(110)から光信号を読み出すタイミングのクロック制御を行う。撮像制御部(114)により、撮像素子(110)からの読み出し動作が実行されると、撮像素子(110)上のフォトダイオードに蓄積された光信号は、光電変換され、アナログ出力信号として、A/D変換器(115)に出力される。
A/D変換器(115)は撮像素子(110)から受信したアナログ出力信号をデジタル出力信号に変換し、メイン制御CPU(102)に出力する。メイン制御CPU(102)には、画像処理回路が含まれており、入力されたデジタル信号に対して輪郭補正、ガンマ補正、ホワイトバランス補正等の画像処理を行い、揮発性メモリ(119)に出力する。
このように撮像制御部(114)、A/D変換器(115)、及びメイン制御CPU(102)は画像処理手段として機能する。
また、メイン制御CPU(102)は、ファイル生成機能を有しており、上述した画像処理を行い生成した画像信号を、JPEGフォーマットやMOVフォーマット等の所定のファイル形式に変換し、圧縮処理を行い画像データを生成する。さらに、メイン制御CPU(102)は記録手段も有しており、ファイル生成機能により生成された画像データを記録媒体(120)へ記録する。
測光センサ(111)は、撮影レンズ(107)を介して得られる光の量を計測する装置であり、メイン制御CPU(102)は、測光センサ(111)より計測された光の量を基に、適正な露出量を決定する。露出量が決定されると、メイン制御CPU(102)は、撮像素子(110)のセンサ感度(ISO感度)の制御を撮像制御部(114)を介して行う。また、絞り(108)による撮影レンズ(107)の絞り制御、及びシャッター装置(109)による撮像素子(110)に光を供給するためにシャッターを解放する時間制御をシャッター駆動装置(113)を介して行う。
測距センサ(111)は、測距点に対応したCCDやCMOS等のセンサで構成され、被写体までの距離に応じた測距点ずれ信号をメイン制御CPU(102)へ出力する。
操作系スイッチ群(116)は、撮像装置の電源ボタン、シャッター動作を実施するレリーズボタン、無線転送機能の有効、無効及び、無線接続相手となるリモート操作装置(201)の識別番号情報を設定するなど、撮像装置(101)を操作する為のスイッチ群のことである。
表示回路(117)は、カラー液晶から構成され、メイン制御CPU(102)が表示手段として機能することにより撮像装置(101)内の情報が表示される。表示内容は、不揮発性メモリ(131)に記録された画像データや、撮影データに関する情報、撮像装置(101)が接続しているリモート操作装置(201)の情報といった、撮像装置(101)の詳細な各種設定状態等がある。
無線通信回路(103)は、リモート操作装置と無線通信を行うための回路である。本実施例では、無線通信回路に関しては、本実施例ではBluetooth4.0を想定している。Bluetooth4.0以外でも、撮像装置(101)とリモート操作装置(201)との間でパケット通信を実現できれば、本実施例は成り立つ。そのことから、本発明において、他のパケット通信手段(無線LAN、Blutooth2.0や、802.15.4に代表されるZigbee)を用いても良いものとする。以降、本実施例では、無線通信手段にBluetooth4.0を使用した場合について、説明を行う。
リモート操作装置(201)から送信される変調された無線信号をアンテナ(104)を介して受信し、無線通信回路で復調したデジタルデータをメイン制御CPU(102)に通知する。通知する内容に応じて、メイン制御CPU(102)は所定の動作を実行する。例えば、リモート操作装置から撮影命令が転送されたとすると、撮像装置(101)は、アンテナ(104)を介して、受信した命令を無線通信回路(103)で復調して、メイン制御CPU(102)へ通知する。メイン制御CPU(102)は、受信したデータが撮影命令だと判断し、シャッター駆動装置(113)を駆動させ、撮影動作を実行することができることになる。
また、撮像装置(101)は、リモート操作装置(201)に対して、データを転送することも可能である。その場合は、メイン制御CPU(102)から通知されたデジタル信号を、無線通信回路(103)内で変調し、アンテナ(104)を介してリモート操作装置(201)へ送信することになる。
ここで、撮像装置(101)とリモート操作装置(201)間の通信インターフェース(121)に関して述べる。本実施例では、撮像装置(101)とリモート操作装置(201)間で、やり取りするデータは少量のものを想定している。その為、無線通信回路(103)とメイン制御CPU(102)との通信インターフェースは、高速な通信ではなく、一般的なSPIやUARTといった通信インターフェースを想定している。上記以外のインターフェースでも、本実施例は成り立つ為、インターフェース(121)に関しては、以降においても言及しないものとする。
通信インターフェース(121)を介して、メイン制御CPU(102)は、無線通信回路(103)に対して、データのやり取りだけではなく、無線通信のタイミング制御をコントロールすることも可能である。制御タイミングとは、無線通信の送受信タイミングのことである。
パケット通信を用いる通信手段では、送信側と受信側の送受信タイミングが合致しないと、パケット通信が成り立たないという特徴がある。本実施例に置き換えてみると、撮影命令を受信する側の撮像装置(101)の受信タイミングが重要になってくる。
しかしながら、常に撮像装置(101)の無線通信回路(103)を受信状態にすると、無線通信回路(103)が消費する電力により、撮像装置(101)の電池の消耗を早めてしまうことになる。そのような課題を解決するために、本発明では、撮影モードによって、無線通信回路(103)の送受信タイミングを切り替える手段を提案する。その際に、メイン制御CPU(102)は、無線通信回路(103)に対して、無線通信のタイミング制御をコントロールできる構成が重要となって来る。
次に、無線通信回路の電源構成について述べる。本実施例では、無線通信回路へは、電源回路(105)から常に電源を供給される形態を取っている。これは、撮像装置(101)が省電力の観点から、所定時間撮影動作が発生しない状態が続くと、メイン制御CPU(102)への電力を遮断し、省電力モードへ遷移した場合でも、無線通信回路を起動した状態に保つことを目的としている。
従来、撮像装置(101)が省電力モードへ遷移した場合、撮像装置(101)を再度、撮影可能状態にする為には、撮像装置(101)の操作系スイッチ群(116)を推す必要があった。その為、リモート撮影システムにおいては、撮像装置(101)を省電力モードへ遷移させないか、もしくは、撮影を中断し、離れた場所にいる撮影者が、撮像装置(101)を操作して、省電力モードを解除する必要があった。
そのような煩雑な作業を避ける為に、撮像装置(101)が省電力モード時においても、リモート操作装置(201)からの撮影命令が発生した場合、無線通信回路から電源回路に対し、メイン制御CPU(102)への電源供給を開始できるようにするためである。そうすることにより、撮影者は、リモート撮影時において、撮像装置(101)の電源状態を気にすることなく、撮像装置(101)から離れた場所で、リモート撮影を行うことが可能となる。
次に、リモート操作装置(201)に関する説明を図3を用いて述べる。リモート操作装置(201)には、メイン制御CPU(202)が搭載されている。メイン制御CPUは、電源回路(205)より電源が投入されることで動作する。電源がONされるとメイン制御CPU(202)は、不揮発性メモリ(211)に予め格納されたプログラムに従って、リモート操作装置(201)における全体の動作を制御する。リモート操作装置には、レリーズボタン(207)や、動画記録ボタン(208)、選択ボタン(206)を示している。
無線通信回路(203)は、図2にて説明したようにメイン制御CPU(202)から通知される命令を変調して、アンテナ(204)を介して、撮像装置(101)へ送信する際に使われる回路である。そうすることで、レリーズボタン(207)により、撮影者からのリモート撮影命令が通知されると、メイン制御CPU(202)は、無線通信回路に対して、撮像装置(101)へ撮影命令を通知することが可能となる。
リモート操作装置(201)には、表示回路(209)も備えてある。この表示回路を用いることで、図4(a)記載のように、リモート操作装置の電池残量や、電波状態を状態を表示する他に、撮像装置(101)の撮影パラメータを表示することも可能となる。
撮像装置(101)の撮影パラメータ表示は、以下の手順で実現できる。リモート操作装置(201)を操作している撮影者により、選択ボタン(206)から、撮影像装置(101)のパラメータ取得要求が発生したとする。その時、リモート操作装置は、上述した撮影命令と同じ仕組みで、パラメータ取得命令をメイン制御CPU(202)からの命令を無線通信回路を介して、撮像装置(101)へ送信する。
撮像装置(101)は、受信した命令を判断し、シャッタースピードや、絞り値、ISO感度といった撮影パラメータを、撮像装置(101)側の無線通信回路(103)を介して、リモート操作装置(201)へ送信する。リモート操作装置は、アンテナ(204)にて受信した変調信号を無線通信回路(203)にて復調し、メイン制御CPU(202)へ通知し、メイン制御CPU(202)は、通知された情報を揮発性メモリ(209)へ一次記憶する。その結果を、表示部へ送ることで、表示部に撮像装置(101)の撮影パラメータを表示することが可能となる。 ここまで述べてきた双方向通信の仕組みを使えば、リモート操作装置(201)からは、表示された撮像装置(101)の撮影パラメータを確認した上で、撮像装置(101)の撮影パラメータ変更を実行することも可能である。
このように、リモート撮影システムにおいて、パケット通信を利用することにより、リモート操作装置(201)を利用している撮影者にとって、有益な情報をリモート操作装置(201)に表示し、変更することができるようになる。これは、従来の赤外線通信では出来なかったことであり、大幅にリモート撮影の使い勝手を向上させることになる。
図4(b)記載の図は、撮像装置(101)が動画撮影時において、撮像装置(101)の情報を表示している一例である。
リモート操作装置(201)の動画記録ボタン(208)が押されることにより、撮像装置(101)は、動画記録を開始する。撮像装置は、動画記録開始後、生成する動画ファイル名をリモート操作装置に返信し、動画記録経過時間を適宜、リモート操作装置に通知する。動画記録時間の表示に関しては、通信回路による電力消費を削減する為に、適宜撮像装置(101)から通知するのではなく、リモート操作装置(201)側で、カウントした結果を表示することも考えられる。その場合、リモート操作装置(201)で、記録時間をカウントし始めるタイミングは、撮像装置からファイル名が通知されたタイミングでも良いし、動画記録開始ボタン(208)が押されたタイミングでも良いものとする。ただし、どちらの場合も、通信タイムラグにより、撮像装置側とリモート操作装置側の動画記録経過時間が、異なる可能性があるので、撮像装置(101)側は、時刻補正の為の通信を数回実施するものとする。
また、動画記録終了時は、同様にリモート操作装置(201)の動画記録ボタン(207)を推すことにより、撮像装置(101)へ無線転送を行い動画記録を終了させる。
ここまでで、本提案によるリモート撮影システムの構成及び、撮像装置、リモート操作装置について説明してきた。
次に、本実施例におけるリモート撮影システムの動作フローに関して、図5を用いて撮像装置側を説明し、図6を用いてリモート操作装置側を説明する。撮像装置(101)は、ステップS501で、無線接続を開始し、リモート操作機器(201)との接続を完了する。接続完了後、撮像装置(101)は、ステップS502にて、リモート操作機器(201)からいつでもレリーズコマンドが無線通信されてきても受信できるようにする為、ここでは、送受信タイミングをBluetooth規格で規定されている最短の期間になるように通知する。通知と合わせて、撮像装置(101)は、無線通信回路(103)を通知した送受信タイミングで制御するよう通信インターフェース(121)を用いて、無線通信回路へ設定を行う。
送受信タイミングを短く設定した後は、リモート操作装置(201)との実時間のずれを調整するステップを踏む(ステップS504)。ここでは、撮像装置(101)から、リモート操作装置(201)に対して、実時間取得要求を送信する。その要求に対して、リモート操作装置(201)が、RTC(212)にて取得した実時間を応答することで、各装置の実時間のズレ、つまりRTCのズレを検出する手段を行う。その他、装置間で時間情報をやりとりする手段は、複数考えられる。しかし、時間情報をやり取りする手段に関しては、本発明に係る範囲ではないので、手段においては限定は行わないものとする。
ステップS505に遷移すると、ステップ528にて所定時間の間に受信パケット状態が発生するか判断しながら、リモート操作装置(201)からのパケットを受信待ちを行う。実際に、ステップS528で確認している所定時間は、Bluetooth規格でのリンク確立期間となっている。つまり、所定時間内にBluetooth接続機器からのレスポンスが発生しなければ、接続機器が何かしらの原因で、ネットワークから切断したと判断するということである。その結果、ステップS529では、タイムアウト処理を行う、ステップS530で撮像装置(101)の無線手段をOFFにするステップをとる。
一方、リモート操作装置(201)からのパケットを受信すると、以下のフローでパケットに含まれている制御命令の判断処理を行う。制御命令の判断は、ここでは、静止画撮影命令、動画撮影命令、無線切断通知命令、生存確認命令のことを示している。
最初に、最初にステップS506で、受信パケットが静止画撮影命令であるかを判断する。静止画撮影命令であれば、ステップS507へ遷移して、シャッター駆動装置(113)を動作させて、撮影動作を実行する。そして生成された静止画画像を、ステップS507で記録媒体(120)へ記録するものとする。この静止画撮影動作が完了すると、再度ステップS505へ戻り、パケットを受信待ち状態になる。
受信パケットが、静止画撮影命令の場合は、ステップS506へ遷移して、ステップS507で静止画を撮影し、ステップS508で静止画記録を行う。これら一連の撮影処理が完了すると、再度ステップS505へ遷移してリモート操作装置からの制御命令パケットを受信待ち状態となる。
次に、受信パケットが動画撮影命令かを判断する(ステップS509)。動画撮影命令でなければ、ステップS520で、無線切断通知命令を受信したかを判断する。無線切断通知命令であれば、ステップS521にて無線手段をOFFにする。受信パケットが、無線切断通知命令でもなければ、リモート操作装置(201)からの生存確認通知であると理解する。生存確認通知とは、上述したように、Bluetooth規格でのリンク確立を維持するために必要な通信のことである。このパケットは、生存確認パケットなので、制御命令に関する規定は特に行わなくても良いものとする。つまり、何かしらのパケットを接続機器である、リモート操作装置(201)から受信することで、Bluetoothのリンクを維持を継続するという意味である。そして、ステップS505へ再度戻るというフローをとる。
最後に、ステップS505で受信したパケットが、動画撮影命令であった場合を説明する。動画撮影命令の場合は、ステップS510へ遷移して、動画撮影を開始する。この時、撮像装置は動画撮影中にも静止画撮影命令が発生することが考えられる為、動画撮影時に、撮像素子(110)から読み出した画像データは、A/D変換器(115)を介してデジタルデータに変換した後、揮発性メモリ(119)へ一次記憶する(ステップS511)。
次に、ステップS512では、無線通信の送受信タイミングを長くする通知をリモート操作装置(201)へ通知する。
ここで、送受信タイミングを長くするイメージを図7を用いて説明する。図7記載の701、702は、送受信期間の開始タイミングを示している。この開始タイミングの間隔が、送受信タイミングのことである。
また、送受信間隔が短い状態が、図7記載のT_Interval1(707)であり、送受信タイミングを長くしたインターバル期間が、T_Interval2(708)を示している。短い間隔のT_Interval1(707)では、本実施例では、静止画撮影時に用いる送受信タイミングとしている。これは、送受信タイミング間隔が短いことから、静止画撮影時におけるレリーズタイムラグを減らすことを目的としている。その状態から、ステップS509で、動画撮影モードに切り替わると、ステップS512で、送受信タイミング送受を長くする。つまり、T_Interval1(707)から、T_Interval2(708)へと変更することを意味している。その後、長くした送受信タイミング(707)で、リモート操作装置(201)からのパケットを受信待ち状態となる(ステップS513)。
この時、パケットを受信すると、最初に動画撮影中に発生した静止画撮影命令で有るかを判断する(ステップS514)。ステップS514では、ステップS505同様に、ステップS531にて所定時間の間に受信パケット状態が発生するか判断しながら、リモート操作装置(201)からのパケットを受信待ちを行う。ステップS531での所定時間とは、ステップS528と同様にBluetooth規格でのリンク確立期間となっている。所定時間内にBluetooth接続機器からのレスポンスが発生しなければ、接続機器が何かしらの原因で、ネットワークから切断したと判断し、ステップS532で、タイムアウト処理を行い、ステップS533で撮像装置(101)の無線手段をOFFにするステップをとる。
リモート操作装置(201)からのパケットを受信すると、以下のフローでパケットに含まれている制御命令の判断処理を行う。制御命令の判断は、ここでは、動画撮影中の静止画撮影命令、動画撮影停止命令、無線切断通知命令、生存確認命令のことを示しており、ステップS514、S523、S525、S527でそれぞれ判断を行っている。ステップS525にて、無線切断通知命令を受信したことを判断すると、ステップS526にて無線手段をOFFにする。ステップS527で、受信パケットが、リモート操作装置(201)からの生存確認通知であると理解すと、リンク確立の維持を継続し、ステップS513に戻って再度パケット受信待ち状態に遷移する。
ステップS514にて、動画撮影中に静止画撮影命令を受信した場合、撮像装置(101)は、受信パケットからリモート操作装置がパケット情報に付加した時間情報を取得する。最初に、パケット情報内に含まれている、リモート操作装置(201)がパケットを送信した時間T2(712)を取得する(ステップS515)。
次に、ステップS516にて、パケット情報に含まれている、リモート操作装置(201)が、操作者の操作を受け付けた時間T1(710)を取得する。この状態で、撮像装置(101)は、実際に操作者が撮影動作を行った時間(705)と、リモート操作装置(201)が、命令を発行した時間情報を取得することが可能となっている。そうすることにより、ステップS518にて時間情報705と時間情報706の差分から、リモート操作装置内での時間遅延T4(714)を算出することができる。
また、本実施例では、撮像装置(101)内のRTC(121)と、リモート操作装置(201)内のRTC(212)による実時間のずれT3(713)も考慮している。このズレに関しては、ステップS504にて、すでに取得済みの値である。
以上のフローにより取得したT4、T2、T3の時間情報を使うことで、撮像装置(101)が撮像命令を受信した時間から、実際に操作者リモート操作装置(201)でレリーズ動作を行った時間を算出することが可能となった。
また、ステップS523にて動画撮影停止命令を受信すると、撮像装置(101)は、ステップS524で動画記録を停止する。この時も、上述した静止画撮影命令と同様に、動画記録を停止するタイミングを、操作者が操作した時間までさかのぼり停止することが可能となる。
動画記録を終了すると、撮像装置(101)は、いつでも静止画撮影命令を受信できるように、送受信タイミングを、再度短い設定にするために、ステップS502以降のフローをとる。つまり、動画記録時に設定していた長い送受信タイミングT_Interval2(708)から、T_Interval1(707)へと再設定することを意味している。
この算出時間を用いて、ステップS518にて、撮像装置(101)は、揮発性メモリ(119)上にある撮像データを算出時間分、遡って静止画画像を生成するものとする。つまり、操作者が撮影動作を行ったタイミングの静止画画像を生成するということである。そして、ステップS519にて、生成した静止画画像を記録媒体(120)へ記録する。これらの処理を取ることにより、静止画撮影モード時は、撮影タイミングを逃さないように、無線手段によるレスポンスを優先されため、送受信間隔を短く設定する。
一方、動画撮影モード時は、撮影データが揮発性メモリ(113)に一次記憶されている為、時間をさかのぼって静止画画像を生成することができる。そのため、無線手段によるレスポンスを優先せず、送受信間隔を長くして、消費電力を抑えることを優先する実施形態について述べてきた。この手段により、動画撮影時において無線通信手段による消費電力を下げる効果を得ることができる。
ステップS511にて、揮発性メモリに一次記憶するデータ量に関しては、送受信間隔と合わせてもよいものとする。例えば、送受信間隔を1秒に設定した場合は、一次記憶する画像情報は、1秒分ので良いという意味である。1秒経過した後、操作者がリモート操作装置を操作した場合は、その制御命令は、1秒後の発生する次の送受信タイミングで送信されることになるからである。また、単純に、大容量の不揮発性メモリを搭載し、可能な限り画像情報を一次記憶する手段をとってもよいものとする。
次に、リモート操作装置(201)の処理を図6を用いて説明する。リモート操作装置(201)は、ステップS601で、無線接続を開始し、リモート操作機器(101)との接続を完了する。接続完了後、ステップS602にて、撮像装置(101)から送受信タイミングの変更通知を受け付け、ステップS603で通知された送受信タイミングを設定する。そうすることで、以降、撮像装置(101)との通信は、通知された送受信タイミングで行うことになる。ここでの送受信タイミングは、図7記載のT_Interval1(707)を示している。つまり、最初、リモート操作装置(201)と撮像装置(101)が接続した状態では、いつでも静止画撮影命令を送信できるように、送受信間隔は最短の時間設定になっていることを示している。
次に、リモート操作装置(201)内のRTC(212)から取得した時間情報を撮像装置(101)へ通知する(ステップS604)。そうすることにより、撮像装置(101)側では、撮像装置とリモート操作装置のRTCのズレを算出することが可能となる。このまでの処理が完了すると、リモート操作装置(201)は、操作者からのボタン操作を待ちうけつつ、撮像装置(101)からのパケットを待ちうける状態になる。この時、操作者からの操作が発生せず、受信パケットも発生しない場合、リモート操作装置(201)は、Bluetooth規格のリンクを維持するために生存確認パケットを撮像装置(101)へ送信する(ステップS644)。 Bluettoothのリンクを維持するために、生存確認パケットを送信しなければならない生存確認期間は、ステップS601で接続完了時に、撮像装置(101)から通知される。ステップS644、645の動作は、操作者からの操作が発生しない場合でも、リモート操作装置(201)内のメイン制御CPU(202)が、時間を管理して、自動的に生存確認時間内にを生存確認パケットを送信することを示している。
また、操作者から操作ボタンが操作されると、ボタン操作がレリーズボタン操作(208、ステップS606)、動画記録ボタン操作(207、ステップS612)、パラメータ設定ボタン操作(206、ステップS626)であるかを判断する。レリーズボタン操作であれば、ステップS607へ遷移して、撮像装置(101)が動画記録中であるか判断する。この判断は、既に、リモート操作装置から動画記録ボタンが押されている状態であるかを判断するものでも良いし、撮像装置から、撮影状態を取得して判断するものであってもよい。
ステップS607の判断結果から、動画記録中でないと判断されれば、動画記録開始命令を生成し(ステップS608)、ステップS603にて設定された送受信タイミングに合わせてパケットを送信する(ステップS609)。
一方、動画撮影中であると判断されると、ステップS610にて操作者がレリーズボタンを操作した時間T1(710)をパケット情報に加味する。そして、ステップS611にて、パケット情報に、実際パケットを送信する時間を加味する。そして、そのパケットをステップS611で撮像装置(101)へ送信する。この時、パケット情報に、実際にパケット転送する時間情報T2(712)を加味しても良いものとする。そうすることにより、ユーザ操作が発生した時間、パケット送信を開始しした時間から、リモート操作装置内での、ソフトウェアによる遅延を撮像装置(101)側で算出することが可能になる為である。
次に、ステップS612にて、動画記録ボタンが押されたと判断された場合について説明する。この場合も、まず撮像装置が、動画記録中であるかを判断するステップをとる。判断する手段は、上述したように既にリモート操作装置で行われた操作に従って判断するか、撮像装置から撮影状態を取得することで判断しても良い。撮像装置が動画記録中でないと判断すると、ステップS614にて、動画記録を開始させる制御命令を生成する。そして、ステップS618で制御パケットを転送し、表示回路(209)に動画記録中である旨を表示する。
一方、動画記録中であれば、ステップS617へ遷移する。ここでは、既に動画記録中に動画記録ボタンが押されたので、操作者は、動画停止する動作を行ったと判断して、動画記録終了パケットを生成する。そして、ステップS618でパケットを送信し、ステップS619で表示回路から動画記録中の旨を消すフローをとるものとする。これらフローの後には、撮像装置(101)からの送受信タイミング変更通知を受信するフローを取る。
まず、撮像装置(101)からのパケットを受信すると(ステップS640)、受信パケットが、送受信タイミング変更通知であるかを確認する(ステップS641)。タイミング変更通知であると、ステップS642で以降の通信による送受信タイミングを通知されたタイミングに変更する。ここでの送受信タイミングは、図7記載のT_Interval1(707)もしくは、T_Interval2(708)へ変更されることを意味している。具体的には、リモート操作装置(201)と撮像装置(101)は、接続時にはステップS603にて、送受信間隔は図7記載のT_Interval1(707)になっている。これは、いつでも静止画撮影を行えるようにすることを目的としている。
ステップS614にて動画記録開始のフローを取るときは、撮像装置(101)は、ステップS509にて、動画撮影状態になっている。この時、撮像装置(101)は、ステップS512にて、送受信間隔をT_Interval2(708)に変更する通知を送信してくる。このパケットをステップS641で判断し、ステップS642にて送受信間隔をT_Interval1(707)から、T_Interval2(708)へ変更することを意味している。
一方、ステップS617にて動画記録終了のフローを取るときは、撮像装置(101)は、ステップS524にて動画記録が終了することになる。この時は、ステップS502にて撮像装置(101)から通知される短い設定の送受信タイミングをステップS641で判断し、ステップS642で設定し直す。つまり、この時、ステップS641では、反対に送受信タイミングを、T_Interval2(708)からT_Interval1(707)に変更することを意味している。それ以外のパケットを受信した場合は、パケットを破棄するフローをとることとする。本実施例では、パケットを破棄する処理をとっているが、将来的に、ステップS643のタイミングでリモート操作装置(201)に処理を行わせることがあれば、ソフトウェアを変更することにより、所定の処理を行わせても良いものとする。
最後に、パラメータ取得ボタン(206)が操作された時について述べる。パラメータとは、撮像装置(101)の撮影情報を示している。パラメータ取得ボタンが押されたと判断すると、最初に、ステップS620でパラメータが既に取得済みであるかを判断する。パラメータ未取得状態であれば、ステップS621へ遷移して、パラメータを取得するフローをとる。ステップS621ではパラメータ取得パケットを生成し、ステップS622でパケットを送信する。そして、ステップS623で撮像装置(101)からのパラメータを受信し、受信した結果をステップS624で表示部に表示する。
一方、パラメータが既に取得状態であれば、操作者は、撮像装置(101)のパラメータ変更を行いたいと判断し、操作者が設定したパラメータ設定値を取得する(ステップS625)。そして、操作者が設定したパラメータ設定値をパケット転送する。以上が、リモートコントローラ装置に制御に関するフローである。
以上説明を述べてきた、撮像装置(101)とリモートコントローラ(201)を用いることで、動画撮影時は、無線通信手段による消費電力を低減させることが可能となる。且つ、動画撮影中に、操作者がリモートで静止画を生成したいタイミングを逃さず静止画を生成することが可能となるという効果を実現することが可能となる。
また、本実実施例は、動画撮影中の静止画撮影に関して述べてきた。本実施例の変形として、撮像装置が静止画撮影中に省電力モードに入った時にも、送受信間隔を長く設定することで、無線通信手段による消費電力を抑えた状態で、撮像装置とリモート操作装置のリンクを維持することが可能となる。このように撮像装置が省電力モードに入った場合に、無線手段によるリンク維持を継続することができるという点も、本発明の効果であると考える。
<第2の実施形態>
本実施例における第2の形態を以下、図を用いて説明する。以下、既に実施例1にて説明済みの記号に関しては、省略する。
本実施例における第2の形態を以下、図を用いて説明する。以下、既に実施例1にて説明済みの記号に関しては、省略する。
第1の実施例においては、送受信タイミングを撮像素子の動作と関係なく設定していた。しかしながら、無線手段が動作することにより撮像素子にノイズを発生してしまうことも考えられる。具体的には、アンテナから放射される無線放射ノイズや、通信手段が送受信動作を行った際の電流変動による電源ノイズといったことを想定している。
一方、撮像素子からの読み出しタイミングでは、実際に画素情報を読み出している期間(902)と、撮像素子の走査回路をリセット及び動作しているブランキング期間(901)の2種類がある。撮像素子として、画像への影響が出てしまうのは、画素情報を読み出している期間(902)である。この期間を避けて、T_Interval_2(708)を設定する送受信タイミングの設定手段を提案する。
実際の撮像素子(101)の動作フローを図8を持ちて説明する。動画撮影モード時が、リモート操作装置(201)により設定されるとステップS511にて、撮像素子より読み出した画像情報を、揮発性メモリに一次記憶する。
次に、ステップS801にて撮像素子を動作させている撮像素子読み出しレートを算出する。具体的には、30fps(fram per second)、60fpsなどを検出し、その時のブランキング期間を検出するということである。算出したブランキング期間を、実際にステップS802にて、無線送受信タイミングとして、リモート操作装置(201)へ通知することとする。以降のステップは、第1の実施例と同様である。
このように、撮像素子からの画素情報を読み出していない期間で、無線通信手段の送受信タイミングを設定することにより、無線通信手段の低消費電力化且つ、画像情報へのノイズを低減することが可能となるという効果がある。
101 撮像装置
201 リモート操作装置
201 リモート操作装置
Claims (4)
- 撮像装置とリモート操作装置とから構成されるワイヤレスリモコンシステムにおいて、
撮像装置(101)は、
リモート操作装置とデータをやり取りする通信手段(103)と、
通信手段により受信した制御命令に従って、撮像装置を制御する制御手段(102)と、
制御命令に含まれる時間情報から、制御遅延時間を検出する遅延時間検出手段と、
被写体を撮像しながら、所定の間隔で静止画データを生成する撮影手段と、
前記撮像手段により、生成された静止画データを一次記憶する記憶手段(119)と、
リモート操作装置からの指示に従い一次記憶してある静止画データを記録媒体に記録する手段(120)と、
前記通信手段の受信待機期間と受信非待機期間とを任意の期間で設定する設定手段(210)と、
前記通信手段を用いて、設定した期間をリモート操作装置に通知する通知手段(121)と、を有し、
リモート操作装置は、
撮像装置とデータをやり取りする通信手段(203)と、
操作者からの操作を検出する検出手段(206、207、208)と、
検出手段に応じた制御命令を生成する生成手段(202)と、
制御命令にリモート操作装置内の時間情報を付加する時間情報付加手段(212)と、
前記制御命令を撮像装置に通知する通知手段(203)と、
撮像装置から通知された受信待機期間に合わせて、リモート操作装置の送信期間を設定する設定手段(210)と、を有し
撮像装置は、受信非待機期間を長く設定した場合に発生する、操作者の操作から撮像装置が制御命令を受信するまでの遅延時間を、前記検出手段により検出し、前記記憶手段に一次記憶されている静止画データの中から、検出時間分さかのぼった静止画データを記録媒体に記録することを特徴とするワイヤレスリモコンシステム。 - 前記時間情報付加手段は、操作者からの操作が発生した時間(710)と制御命令を送信する時間(712)とを前記制御命令に含めることを特徴とする請求項1に記載のワイヤレスリモコンシステム。
- 前記遅延時間検出手段は、受信した制御命令から、実際にユーザ操作が行われた時間(710)と、実際に制御命令が送信された時間(714)から遅延時間を算出することを特徴とする請求項1に記載のワイヤレスリモコンシステム。
- 前記撮像装置は、撮像素子より画素情報を読み出している期間を通信手段の受信非待機期間とし、画素情報を読み出していないブランキング期間を受信期間と設定することを特徴とする請求項1に記載のワイヤレスリモコンシステム。
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JP2014061101A JP2015186063A (ja) | 2014-03-25 | 2014-03-25 | ワイヤレスリモコンシステム及び、撮像装置、リモート操作装置 |
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- 2014-03-25 JP JP2014061101A patent/JP2015186063A/ja active Pending
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