JP2017188775A - 撮像システムおよびその撮像処理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 遠隔操作装置を用いて撮像装置を遠隔操作して撮像処理を行う際、被写体やその周辺が暗い場合、適切にAFが行われなかったり、ライブビュー画像で被写体を視認するのが難しいという問題があった。【解決手段】 光源を有する遠隔操作装置が通信可能に接続された撮像装置を用いて撮像処理を行うとき、撮像装置は、光源の発光開始または増光の後、AF動作を実行し、AF動作が完了すると、その旨を示すデータを前記遠隔操作装置へ送信する。そして、光源の発光停止または減光の後、AE動作を実行する。遠隔操作装置は、所定の条件を満たすことに応じて光源を発光開始または増光させ、AF動作の完了を示すデータを撮像装置から受信した後、光源を発光停止または減光させるよう制御する。【選択図】 図5
Description
本発明は、遠隔操作によって撮像装置で撮影をするための技術に関する。
従来、スマートフォンのような携帯通信端末が無線通信を介してデジタルカメラに接続し、ユーザはスマートフォンを用いてデジタルカメラを遠隔操作して撮影することが行われている(特許文献1参照)。このとき、デジタルカメラは撮影中のリアルタイム動画像をスマートフォンに送信し、スマートフォンのディスプレイに表示させる。ユーザはスマートフォンを用いて、リアルタイム動画像で画角や被写体を確認しながらデジタルカメラに撮影指示を行う。
上記のような場合、被写体やその周辺が暗いと、リアルタイム動画像が表示されていても写っているものの識別が困難で、ユーザは被写体や画角を確認しづらいという問題があった。
また、被写体の周辺光量が少ない場合、オートフォーカス(AF)機能が正しく動作せず、ユーザの所望の位置でピントの合った画像を得られないという問題があった。
本願に係る発明の一つによれば、撮像装置および前記撮像装置と通信可能に接続され、光源を有する遠隔操作装置を含む撮像システムであって、前記撮像装置は、前記光源の発光開始または増光の後、AF動作を実行する手段と、前記AF動作が完了すると、その旨を示すデータを前記遠隔操作装置へ送信する手段と、前記光源の発光停止または減光の後、AE動作を実行する手段を備え、前記遠隔操作装置は、所定の条件を満たすことに応じて前記光源を発光開始または増光させ、前記AF動作の完了を示すデータを受信した後、前記光源を発光停止または減光させるよう制御する発光制御手段を備えることを特徴とする。
本発明によれば、遠隔操作装置を用いて撮像装置を遠隔操作して撮像処理を行うとき、被写体やその周辺が暗い場合であっても、適切にAFを行ってユーザの所望の被写体の撮像結果を得られるという効果が得られる。
以下に、図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
<撮像装置の構成>
図1は本実施形態の撮像装置100の構成の一例を示す。撮像装置100は、例えばデジタルカメラのような撮像手段を備えた装置によって実現される。
図1は本実施形態の撮像装置100の構成の一例を示す。撮像装置100は、例えばデジタルカメラのような撮像手段を備えた装置によって実現される。
制御部101は、入力された信号や、後述のプログラムに従って撮像装置100の各部を制御する。なお、制御部101が装置全体を制御する代わりに、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体を制御してもよい。
撮像部102は、撮像部102に含まれるレンズユニットで結像された被写体光を電気信号に変換し、ノイズ低減処理などを行い、デジタルデータを画像データとして出力する。撮像した画像データはバッファメモリに蓄えられた後、制御部101にて所定の演算を行い、記録媒体110に記録される。なお、撮像部102には、マイクも含まれており、マイクで集音した音声もデジタルデータに変換され、動画像の音声としてや、または、単独の音声データとして記録媒体110に記録される。また、レンズユニットは複数のレンズから構成され光学的なズームが可能なものである。また、接続部111で接続された外部装置からの要請により、ライブ画像データを出力することも可能である。また、撮像部102には、オートフォーカス時に使用するAF補助光の発光ユニットも含まれる。
不揮発性メモリ103は、電気的に消去・記録可能な不揮発性のメモリであり、制御部101で実行される後述のプログラム等が格納される。
作業用メモリ104は、撮像部102で撮像された画像データを一時的に保持するバッファメモリや、表示部106の画像表示用メモリ、制御部101の作業領域等として使用される。
操作部105は、ユーザが撮像装置100に対する指示をユーザから受け付けるために用いられる。操作部105は例えば、ユーザが撮像装置100の電源のON/OFFを指示するための電源ボタンや、撮影を指示するためのレリーズスイッチ、画像データの再生を指示するための再生ボタンなどの操作部材を含む。また、後述する表示部106に形成されるタッチパネルも操作部105に含まれる。なお、レリーズスイッチは、SW1およびSW2を有する。レリーズスイッチが、いわゆる半押し状態となることにより、SW1がONとなる。これにより、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の撮影準備を行うための指示を受け付ける。また、レリーズスイッチが、いわゆる全押し状態となることにより、SW2がONとなる。これにより、撮影を行うための指示を受け付ける。
表示部106は、撮影の際のビューファインダー画像の表示、撮影した画像データの表示、対話的な操作のための文字表示などを行う。なお、表示部106は必ずしも撮像装置100が内蔵する必要はない。撮像装置100は内部又は外部の表示部106と接続することができ、表示部106の表示を制御する表示制御機能を少なくとも有していればよい。
記録媒体110は、撮像部102から出力された画像データを記録することができる。記録媒体110は、撮像装置100に着脱可能なよう構成してもよいし、撮像装置100に内蔵されていてもよい。すなわち、撮像装置100は少なくとも記録媒体110にアクセスする手段を有していればよい。
接続部111は、外部装置と接続するためのインターフェースである。本実施形態の撮像装置100は、接続部111を介して、外部装置とデータのやりとりを行うことができる。なお、本実施形態では、接続部111は外部装置とWi−Fiで通信するためのインターフェースを含む。制御部101は、接続部111を制御することで外部装置とのWi−Fi通信を実現する。なお、通信方式はWi−Fiに限定されるものではない。
<遠隔操作装置の構成>
図2は本実施形態の遠隔操作装置200の構成の一例を示す。遠隔操作装置200は、例えばスマートフォンのような撮像装置100と通信可能な通信手段とユーザの操作を受け付ける操作手段を備えた装置によって実現される。遠隔操作装置200は、例えばタブレットデバイス、パーソナルコンピュータ、携帯電話などであってもよい。
図2は本実施形態の遠隔操作装置200の構成の一例を示す。遠隔操作装置200は、例えばスマートフォンのような撮像装置100と通信可能な通信手段とユーザの操作を受け付ける操作手段を備えた装置によって実現される。遠隔操作装置200は、例えばタブレットデバイス、パーソナルコンピュータ、携帯電話などであってもよい。
制御部201は、入力された信号や、後述のプログラムに従って遠隔操作装置200の各部を制御する。なお、制御部201が装置全体を制御する代わりに、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体を制御してもよい。
撮像部202は、撮像部202に含まれるレンズで結像された被写体光を電気信号に変換し、ノイズ低減処理などを行いデジタルデータを画像データとして出力する。撮像した画像データはバッファメモリに蓄えられた後、制御部201にて所定の演算を行い、記録媒体210に記録される。
不揮発性メモリ203は、電気的に消去・記録可能な不揮発性のメモリであり、制御部201で実行される各種プログラム等が格納される。撮像装置100と通信するためのプログラムも不揮発性メモリ203に保持され、カメラ通信アプリケーションとしてインストールされているものとする。なお、本実施形態における遠隔操作装置200の処理は、カメラ通信アプリケーションにより提供されるプログラムを読み込むことにより実現される。なお、カメラ通信アプリケーションは遠隔操作装置200にインストールされたOSの基本的な機能を利用するためのプログラムを有しているものとする。なお、遠隔操作装置200のOSが本実施形態における処理を実現するためのプログラムを有していてもよい。
作業用メモリ204は、撮像部202で生成された画像データを一時的に保存するバッファメモリや、表示部206の画像表示用メモリや、制御部201の作業領域等として使用される。また、作業用メモリ204は後述する遠隔操作用のアプリケーションプログラムを記憶する。
操作部205は、遠隔操作装置200に対する指示をユーザから受け付けるために用いられる。操作部205は例えば、ユーザが遠隔操作装置200の電源のON/OFFを指示するための電源ボタンや、表示部206に形成されるタッチパネルなどの操作部材を含む。
表示部206は、画像データの表示、対話的な操作のための文字表示などを行う。なお、表示部206は必ずしも遠隔操作装置200が内蔵する必要はない。遠隔操作装置200は表示部206と接続することができ、表示部206の表示を制御する表示制御機能を少なくとも有していればよい。
GPS受信部207は、GPS衛星からの信号を受信するものである。制御部201では、GPS受信部207からの情報や公衆網接続部212からの情報を用いて、遠隔操作装置200の現在位置の緯度、経度や高度を求められる。
記録媒体210は、撮像部202から出力された画像データを記録することができる。記録媒体210は、遠隔操作装置200に着脱可能なよう構成してもよいし、遠隔操作装置200に内蔵されていてもよい。すなわち、遠隔操作装置200は少なくとも記録媒体210にアクセスする手段を有していればよい。
接続部211は、外部装置と接続するためのインターフェースである。本実施形態の遠隔操作装置200は、接続部211を介して、外部装置とデータのやりとりを行うことができる。なお、本実施形態では、接続部211は外部装置とWi−Fiで通信するためのインターフェースを含む。制御部201は、接続部211を制御することで外部装置とのWi−Fi通信を実現する。なお、通信方式はWi−Fiに限定されるものではない。
公衆網接続部212は、公衆無線通信を行う際に用いられるインターフェースである。遠隔操作装置200は、公衆網接続部212を介して、他の機器と通話をしたり、データ通信をしたりすることができる。通話の際には、制御部201はマイク213およびスピーカ214を介して音声信号の入力と出力を行う。本実施形態では、公衆網接続部212は3Gを用いた通信を行うためのインターフェースを含むものとする。なお、3Gに限らず、LTE(Long Term Evolution)やWiMAX(登録商標)、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)、FTTH(Fiber To The Home)であってもよい。また、いわゆる4Gといった他の通信方式を用いてもよい。また、接続部211および公衆網接続部212は必ずしも独立したハードウェアで構成する必要はなく、例えば一つのアンテナで兼用することも可能である。
<撮像システムの構成>
図3は、撮像装置100と遠隔操作装置200を含む本実施形態の撮像システム300の構成の一例を示す。撮像装置100は三脚301に固定され、遠隔操作装置200と無線接続している。被写体302であるユーザは遠隔操作装置200を手元に持って撮像装置100を遠隔操作する。撮像装置100は撮像処理により得られるライブビュー画像を遠隔操作装置200に送信してディスプレイに表示させる。被写体302は遠隔操作装置200のディスプレイで撮像装置100からのライブビュー画像を見て画角や被写体自身の写り具合を確認することができる。
図3は、撮像装置100と遠隔操作装置200を含む本実施形態の撮像システム300の構成の一例を示す。撮像装置100は三脚301に固定され、遠隔操作装置200と無線接続している。被写体302であるユーザは遠隔操作装置200を手元に持って撮像装置100を遠隔操作する。撮像装置100は撮像処理により得られるライブビュー画像を遠隔操作装置200に送信してディスプレイに表示させる。被写体302は遠隔操作装置200のディスプレイで撮像装置100からのライブビュー画像を見て画角や被写体自身の写り具合を確認することができる。
この時、撮像装置100と被写体の間の距離が遠いと、撮像装置100がAF補助光を発光しても、その光量が十分でなく、被写体302の周辺が暗い場合、ライブビュー画像で被写体を視認しづらかったり、AFが適切に行われなかったりする。そこで、本実施形態では、遠隔操作装置200の光源を一時的に発光させることで、被写体302を明るく照らすことにより、撮像装置100のAF動作を補助するとともに、ユーザが被写体の画角等を確認しやすくする。
<撮像時のシーケンス>
まず、遠隔操作装置200は撮像装置100の遠隔操作用のアプリケーションプログラムを起動して図4(a)に示すような操作画面401を表示部206に表示する。図4(a)の操作画面401には、撮像装置100からリアルタイムに受信したライブビュー画像402、撮像装置100にズーム駆動を指示するためのズーム制御部403、撮像装置100に対してレリーズを指示するためのレリーズボタン404が表示される。そして、操作画面401は発光エリア405を含み、後述するように輝度を変更して、発光の強度を変えることで遠隔操作装置200を保持する被写体302を明るく照らすことができる。なお、発光エリア405は、遠隔操作用のアプリケーションプログラムに基づき制御部201が発光制御できる光源であれば、表示部206とは独立した光源を用いて点灯/消灯するなど発光状態の制御をして実現してもよい。また、本実施形態では、発光エリア405の面積を変更して明るさを変えるようにしてもよい。
まず、遠隔操作装置200は撮像装置100の遠隔操作用のアプリケーションプログラムを起動して図4(a)に示すような操作画面401を表示部206に表示する。図4(a)の操作画面401には、撮像装置100からリアルタイムに受信したライブビュー画像402、撮像装置100にズーム駆動を指示するためのズーム制御部403、撮像装置100に対してレリーズを指示するためのレリーズボタン404が表示される。そして、操作画面401は発光エリア405を含み、後述するように輝度を変更して、発光の強度を変えることで遠隔操作装置200を保持する被写体302を明るく照らすことができる。なお、発光エリア405は、遠隔操作用のアプリケーションプログラムに基づき制御部201が発光制御できる光源であれば、表示部206とは独立した光源を用いて点灯/消灯するなど発光状態の制御をして実現してもよい。また、本実施形態では、発光エリア405の面積を変更して明るさを変えるようにしてもよい。
図5は本実施形態の遠隔操作装置200が撮像装置100を遠隔操作して撮影を行う場合の動作の一例を示す。なお、以下の動作は、特別な記載がない限り、撮像装置の制御部101および遠隔操作装置200の制御部201がそれぞれ各装置の部材を制御することで実現される。
遠隔操作装置200はレリーズボタン404が表示されている領域がタップされたことを検知すると、補助光が必要かどうかを所定の条件にしたがって判定する。例えば、撮像装置100が被写体(530)の明るさを検知し、AFをするのに十分な明るさでなければ補助光が必要であることを示すデータを遠隔操作装置200に送信し、これによって遠隔操作装置200は補助光の要否を判定してもよい。撮像装置100が備えるAF補助光では明るさが不足する場合に補助光が必要であることを示すデータを送信する。あるいは、例えば、遠隔操作装置200は、遠隔操作装置200を保持するユーザが被写体となるモード(自撮りモード)が設定されていれば、補助光が必要と判定する。あるいは、撮像装置100からのライブビュー画像で遠隔操作装置200を保持するユーザの顔が検出されたりすると、補助光が必要と判定する。これらの場合、さらに遠隔操作装置200の周辺の明るさを測定し、測定値が所定の明るさよりも暗いことを示せば補助光が必要と判定し、測定値が所定の明るさよりも明るいことを示せば補助光が不要と判定してもよい。なお、遠隔操作装置200を保持するユーザの顔画像は遠隔操作装置200のインカメラによって撮影したり、遠隔操作装置200に予め登録したりしておき、ライブビュー画像から検出された顔画像と照合し、一致するか判定すればよい。
補助光が不要と判定されれば、遠隔操作装置200はレリーズコマンドを撮像装置100へ送信し、撮像装置100はAFとAEやその他の撮像処理を実行して撮影画像を生成し、記録媒体110に記録する。
一方、補助光が必要と判定されれば、遠隔操作装置200は発光エリア405の発光を開始する、又は輝度を高くなるように表示部206を制御して(増光処理)、より明るく発光させる(S501)。その結果、図4(b)に示すように発光エリア405が強く発光することで被写体(531)が明るく照らされた状態で撮像装置100によって撮像され、ライブビュー画像422が表示される。ここで、AF動作中はレリーズ指示を受け付けないため、レリーズボタン404は非表示となっている。
そして、遠隔操作装置200はAFコマンドを撮像装置100へ送信する(S502)。撮像装置100はAFコマンドを受信すると、AF動作を開始する(S503)。この時、遠隔操作装置200において発光エリア405が発光していることで、被写体(531)が明るく照らされた状態になり、撮像装置100のAF動作を補助することが可能になる。
撮像装置100はAF動作を完了すると、AF完了通知を遠隔操作装置200へ送信する(S504)。これに応答して、レリーズボタン404を再び表示させる。ここで、撮影のために、再度、レリーズボタン404をタップするようにユーザに促すメッセージ433が表示される。また、撮影の中止を指示するためのキャンセルボタン434も表示される。ユーザは明るく照らされた被写体を見ながら構図を確認し、レリーズ指示のタイミングを計ることができる。遠隔操作装置200はレリーズボタンがタップされたことを検知すると(S505)、発光エリア405の発光を停止する、又は輝度が低くなるように制御して(減光処理)、より暗く発光させる(S506)。その結果、図4(c)に示すように発光エリア405が暗くなることで被写体(503)の明るさが元に戻った状態で撮像装置100によって撮像され、その結果、ライブビュー画像432が表示される。
遠隔操作装置200から撮像装置100に対してAEコマンド(S507)が発行され、それを受けた撮像装置100は、AE動作を行う(S508)。AE動作が終了すると、撮像装置100は他に必要な撮像処理や画像処理を実行して撮像画像を生成し、記録媒体110に記録する(S509)。
なお、撮像装置はAE動作が終了すると、AE完了通知を遠隔操作装置200に送信し、遠隔操作装置がAE完了通知に応答してレリーズコマンドを撮像装置100に自動的に発行する。そして、撮像装置100は、レリーズコマンドを受けると他に必要な撮像処理や画像処理を実行して撮像画像を生成し、記録媒体110に記録するようにしてもよい。
<遠隔操作装置の動作>
次に、遠隔操作装置200の動作を図6に示すフローチャートを用いて説明する。以下の動作は遠隔操作装置200の制御部201がOSや遠隔操作要のアプリケーションプログラムを起動し、これらにしたがって各部材を制御することによって実現される。
次に、遠隔操作装置200の動作を図6に示すフローチャートを用いて説明する。以下の動作は遠隔操作装置200の制御部201がOSや遠隔操作要のアプリケーションプログラムを起動し、これらにしたがって各部材を制御することによって実現される。
制御部201はユーザによる所定の操作、本実施形態ではレリーズボタン404のタップ操作を受け付けると(S601でYes)、補助光が必要かどうかを判定する(S602)。補助光が不要と判定されれば(S602でNo)、制御部201はレリーズコマンドを撮像装置100へ送信し、撮影を指示する(S603)。一方、補助光が必要と判定されれば(S602でYes)、制御部201は発光エリア405の発光を開始する、又は増光する(S604)。その後、制御部201はAFコマンドを撮像装置100へ送信する(S605)。そして、制御部201はAF完了通知を撮像装置100から受信すると(S606でYes)、ユーザによる所定の操作、本実施形態ではレリーズボタンのタップ操作を受け付けたかどうか判定する(S607)。ユーザは、明るく照らされた被写体を見ながら構図やシャッターチャンスを確認し、所望のタイミングでレリーズボタン404をタップする。
制御部201はタップ操作を受け付けると(S607でYes)、発光エリアの発光を停止する、又は減光する(S608)。その後、制御部201はAEコマンドを撮像装置100に送信する(S609)。そして、撮像装置100で撮像処理や記録処理が実行されることにより得られた撮像画像を撮像装置100から受信し(S610でYes)、プレビューとして表示部206に表示する(S611)。
一方、レリーズ指示を受け付けなければ(S607でNo)、キャンセルボタンへのタップ操作による中止指示を受け付けたか否かを判定し(S612)、中止指示を受け付ければ(S612でYes)、本処理を終了する。
なお、ステップS606において、さらにAF完了通知の内容を判定し、AFの成功を示す場合には上述のようにステップS607に遷移し、失敗を示す場合にはその旨を表示して本処理を中止するようにしてもよい。
なお、発光エリア405が発光/増光しているとき、AF完了通知を受け付けた後は、レリーズ指示とは別に、ユーザによる消灯/減光の指示を受け付けられるようにしてもよい。また、AF完了通知を受け付けてから所定時間の経過後に自動的に発光エリア405の発光の停止/減光を行うようにしてもよい。
なお、本実施形態では遠隔操作装置200が発光エリアの発光状態を制御する場合について説明したが、撮像装置100がリモート制御するようにしてもよい。この場合、撮像装置100が自身の撮影動作に合わせて、適宜、命令を送信して制御することが可能になる。
また、本実施形態では補助光として遠隔操作装置200の発光エリア405を使用する場合について説明したが、さらに撮像装置100のAF補助光も併用するようにしてもよい。
以上のように、遠隔操作装置200を保持するユーザが被写体となっていて、その周辺が暗い状況であっても、遠隔操作装置200の発光部材によって被写体が明るく照らされるので、撮像装置100がAFを適切に行うことができる。また、撮像装置100から送信されるライブビュー画像も明るくなるため、ユーザは視認し易くなり、撮影前に画角等を十分に確認した上で撮影指示を行うことができる。また、撮影時は元の明るさに戻るので、撮像装置100はAEを適切に行うことができる。
(他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
Claims (5)
- 撮像装置および前記撮像装置と通信可能に接続され、光源を有する遠隔操作装置を含む撮像システムであって、
前記撮像装置は、
前記光源の発光開始または増光の後、AF動作を実行する手段と、
前記AF動作が完了すると、その旨を示すデータを前記遠隔操作装置へ送信する手段と、
前記光源の発光停止または減光の後、AE動作を実行する手段を備え、
前記遠隔操作装置は、
所定の条件を満たすことに応じて前記光源を発光開始または増光させ、前記AF動作の完了を示すデータを受信した後、前記光源を発光停止または減光させるよう制御する発光制御手段を備えることを特徴とする撮像システム。 - 前記遠隔操作装置は、
周辺の明るさを測定する手段をさらに備え、
前記測定の結果、所定の明るさよりも暗い場合に、前記発光制御手段は、前記光源を発光開始または増光させるよう制御することを特徴とする請求項1に記載の撮像システム。 - 前記遠隔操作装置は、
ライブビュー画像を前記撮像装置から受信する手段と、
前記ライブビュー画像の顔画像を検知する手段と、
前記検知された顔画像と前記遠隔操作装置のユーザの顔画像を照合する手段をさらに備え、
前記照合の結果、一致すれば、前記発光制御手段は、前記光源を発光開始または増光させるよう制御することを特徴とする請求項1に記載の撮像システム。 - 前記遠隔操作装置は、
レリーズを指示するためのレリーズコマンドを前記撮像装置へ送信する手段をさらに備え、
前記AF動作の完了を示すデータを受信した後、前記レリーズコマンドが送信されると、前記発光制御手段は、前記光源を発光停止または減光させるよう制御することを特徴とする請求項1に記載の撮像システム。 - 光源を有する遠隔操作装置が通信可能に接続された撮像装置を用いた撮像処理方法であって、
所定の条件を満たすことに応じて前記光源を発光開始または増光させるステップと、
前記光源の発光開始または増光の後、前記撮像装置によるAF動作を実行するステップと、
前記AF動作が完了した後、前記光源を発光停止または減光させるステップと、
前記光源の発光停止または減光の後、前記撮像装置によるAE動作を実行するステップを備えることを特徴とする撮像処理方法。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2021002770A (ja) * | 2019-06-21 | 2021-01-07 | キヤノン株式会社 | 撮像装置およびその制御方法、プログラム |
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