JP6618303B2 - 制御装置、通信システム、制御装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents
制御装置、通信システム、制御装置の制御方法、及びプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6618303B2 JP6618303B2 JP2015171062A JP2015171062A JP6618303B2 JP 6618303 B2 JP6618303 B2 JP 6618303B2 JP 2015171062 A JP2015171062 A JP 2015171062A JP 2015171062 A JP2015171062 A JP 2015171062A JP 6618303 B2 JP6618303 B2 JP 6618303B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- communication device
- control
- digital camera
- camera
- command
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Studio Devices (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
Description
なお、特許文献1では、デジタルカメラ等の画像撮影デバイスを接続して、画像撮影デバイスを制御可能なPCが開示されている。特許文献1のPCは、画像撮影デバイス上で撮影設定値を設定した後に、画像撮影デバイスから撮影設定値変更項目リストを受け取る。
そこで、本発明は、デジタルカメラ等の通信装置の処理負荷が高い場合であっても、PC等の制御装置による制御が必要以上に制限されることを抑えて、通信装置及び制御装置の利便性を向上させることを目的とする。
<第1実施形態>
(デジタルカメラのハードウェア構成)
はじめに、図1を参照して、本実施形態のデジタルカメラ301を説明する。図1は、デジタルカメラ301のハードウェア構成を示すブロック図である。デジタルカメラ301は通信装置の一例であり、本実施形態では一眼レフデジタルカメラである。
101は、撮影レンズである。
102は、AF(オートフォーカス)駆動回路である。AF駆動回路102は、例えばDCモータやステッピングモータによって構成され、マイクロコンピュータ123の制御によって撮影レンズ101のフォーカスレンズ位置を変化させることによりピントを合わせる。
103は、ズーム駆動回路である。ズーム駆動回路103は、例えばDCモータやステッピングモータによって構成され、マイクロコンピュータ123の制御によって撮影レンズ101の変倍レンズ位置を変化させることにより撮影レンズ101の焦点距離を変化させる。
105は、絞り駆動回路である。絞り駆動回路105は、絞り104を駆動する。駆動されるべき量はマイクロコンピュータ123によって算出され、光学的な絞り値を変化させる。
106は、主ミラーであり、撮影レンズ101から入射した光束をファインダ側と撮像素子側とに切替える。主ミラー106は、撮影時以外には、光束を反射させてファインダ部へ導くように配されているが、撮影時には、撮像素子112へと光束を導くように上方に跳ね上がり光束中から待避する。また、主ミラー106は、その中央部が光の一部を透過できるようにハーフミラーとなっており、光束の一部を透過させて、焦点検出を行うためのセンサに入射させる。
108は、ファインダを構成するペンタプリズムである。ファインダは、他にピント板、アイピースレンズ(不図示)等によって構成される。
109は、焦点検出回路である。主ミラー106の中央部を透過し、サブミラー107で反射した光束は、焦点検出回路109の内部に配置された光電変換を行うためのセンサに至る。フォーカス演算に用いるデフォーカス量は、センサの出力を演算することによって求められる。マイクロコンピュータ123は、演算結果を評価してAF駆動回路102に指示し、フォーカスレンズを駆動させる。
111は、シャッタ駆動回路であり、フォーカルプレーンシャッタ110を駆動する。シャッタの開口時間はマイクロコンピュータ123によって制御される。
112は、撮像素子である。撮像素子112には、CCDやCMOSセンサ等が用いられ、撮影レンズ101によって結像された被写体像を電気信号に変換する。
113は、クランプ回路である。
114は、AGC(Automatic Gain Control)回路である。クランプ回路113やAGC回路114は、A/D変換をする前の基本的なアナログ信号処理を行い、マイクロコンピュータ123により、クランプレベルやAGC基準レベルの変更が行われる。
115は、A/D変換器である。A/D変換器115は撮像素子112のアナログ出力信号をデジタル信号に変換する。
連続撮影動作の場合においては、一旦、未処理画像のままバッファメモリ122に撮影データを格納し、メモリコントローラ119を通して未処理の画像データを読み出し、映像・音声信号処理回路116にて画像処理や圧縮処理を行い、連続撮影を行う。連像撮影枚数は、バッファメモリ122の大きさに左右される。
118は、EVFモニタである。
119は、メモリコントローラである。メモリコントローラ119は、映像・音声信号処理回路116から入力された未処理のデジタル画像・音声データをバッファメモリ122に格納し、処理済みのデジタル画像・音声データをメモリ120に格納する。また、メモリコントローラ119は、逆にバッファメモリ122やメモリ120から画像・音声データを映像・音声信号処理回路116に出力する。また、メモリコントローラ119は、PC等と接続可能な外部I/F121を介してメモリ120に記憶されている画像・音声を出力できる。
120は、メモリである。メモリ120は取り外し可能であってもよい。
122は、バッファメモリである。
124は、操作部材である。操作部材124は、マイクロコンピュータ123に操作部材124の状態を伝え、マイクロコンピュータ123は操作部材124の変化に応じて各部をコントロールする。
125は、第1スイッチである。
126は、第2スイッチである。第1スイッチ125及び第2スイッチ126は、レリーズボタンの操作でオンオフするスイッチであり、それぞれ操作部材124の入力スイッチのうちの1つである。第1スイッチ125のみオンの状態はレリーズボタン半押し状態であり、この状態でオートフォーカスの動作を行ったり、測光動作を行ったりする。第1スイッチ125及び第2スイッチが共にオンの状態はレリーズボタンの全押し状態であり、画像を記録するためのレリーズボタンオン状態である。この状態で撮影が行われる。また第1スイッチ125及び第2スイッチがオン状態の間は、連続撮影動作が行われる。操作部材124には、他に、ISO設定ボタン、画像サイズ設定ボタン、画質設定ボタン、情報表示ボタン等不図示のスイッチが接続されており、スイッチの状態が検出されている。
128は、外部液晶表示部材である。
129は、ファインダ内液晶表示部材である。
液晶駆動回路127は、マイクロコンピュータ123の表示内容命令に従って、外部液晶表示部材128やファインダ内液晶表示部材129を駆動する。また、ファインダ内液晶表示部材129には、不図示のLED等のバックライトが配置されており、そのLEDも液晶駆動回路127で駆動される。マイクロコンピュータ123は撮影前に設定されているISO感度、画像サイズ、画質に応じた、画像サイズの予測値データをもとに、メモリコントローラ119を通して、メモリの容量を確認した上で撮影可能残数を演算することができる。液晶駆動回路127は、必要に応じて、演算された撮影可能残数を外部液晶表示部材128及びファインダ内液晶表示部材129に表示させられる。
131は、電源部であり、各ICや駆動系に必要な電源を供給する。
132は、マイクである。
133は、音声のライン入力である
134は、A/D変換器である。A/D変換器134はマイク132、又は、音声ライン入力133のアナログ出力信号をデジタル信号に変換する。
135は、D/A変換器である。D/A変換器135はデジタル信号をアナログ出力信号に変換する。
136は、スピーカである。
携帯端末302は、図2に示す各部から構成される。
200は、CPUであり、携帯端末302で実行される処理を統括的に制御する。
201は、フラッシュメモリであり、内蔵カメラ203により撮像されたデジタル写真画像や動画像等の各種コンテンツ、及び、CPU200が実行する各種制御プログラムや各種アプリケーションプログラム等を記憶する。
202は、RAMであり、CPU200の作業領域として用いられ、CPU200が処理するコンテンツ等の各種データや、各種アプリケーションのプログラムを一時的に格納する。なお、RAM202は記憶手段の一例である。
203は、内蔵カメラである。204は、マイクである。
207は、GPS(Global Positioning System)センサである。
208は、電子コンパスである。
210は、タッチパネルであり、アプリケーションの実行により写真やGUIが表示された状態において、ユーザのタッチ操作を検出し、CPU200へ伝える。タッチパネル210の動作方式としては、例えば抵抗被膜方式や静電容量方式が用いられるが、その他の方式が用いられてもよい。タッチパネル210は、例えば、写真表示アプリケーションの実行中に、ユーザが写真を選択して全画面表示をしたり、ピンチインやピンチアウトによる画像の拡大や縮小をしたりすることを可能にする。
212は、スイッチであり、例えば電源スイッチ、起動ボタン等、タッチパネル210では入力できないユーザの操作等を受け付け、入力信号をCPU200へ伝える。
213は、通信部であり、インターネットやLAN(Local Area Network)等のネットワークを介して、他の機器との間で通信処理を行う。通信部213は、無線LANモジュールを有してもよいし、WWAN(Wireless Wide Area Network)モジュールを有してもよい。
215は、携帯端末302用の電源である。電源215には、一般的にリチウムイオン電池等の充電型の電源が用いられている。
なお、携帯端末302は、通話用のアンテナや通話用の通信モジュール等を有していてもよい。
次に、図3を参照して、本実施形態の通信システムについて説明する。図3は、本実施形態の通信システムの構成を示す概念図である。本実施形態の通信システムは、デジタルカメラ301と携帯端末302とアクセスポイント303とを備える。デジタルカメラ301と携帯端末302とは、アクセスポイント303を介して、無線LANで接続する。
なお、デジタルカメラ301と携帯端末302との間の通信は、本実施形態のようにアクセスポイント303等を介してのインフラストラクチャー接続に限定されるものではない。デジタルカメラ301と携帯端末302との間の通信は、アドホックネットワーク等を用いた直接接続であってもよい。また、デジタルカメラ301又は携帯端末302の一方が簡易的なアクセスポイントとなり、デジタルカメラ301と携帯端末302との間で、インフラストラクチャー接続によって直接通信を確立してもよい。
次に、図4を参照して、携帯端末302のソフトウェア構成を説明する。図4は、携帯端末のソフトウェア構成とデジタルカメラ301との関係を示す図である。携帯端末302は、デジタルカメラ301を制御するカメラ制御アプリケーション401を備える。ユーザは、例えばインターネット上の所定のサーバからカメラ制御アプリケーション401をダウンロードし、携帯端末302にインストールすることが可能である。カメラ制御アプリケーション401は、アプリケーション本体402とカメラ制御SDK403とを備える。
アプリケーション本体402は、カメラ制御アプリケーション401の動作の全体を管理し、デジタルカメラ301との通信以外の機能、例えばユーザ操作の受け付け、GUIの表示、カメラ制御アプリケーション401の起動・終了等を行う。
次に、図5を参照して、デジタルカメラ301と携帯端末302とが通信接続したときの一般的な処理のシーケンスを説明する。図5は、携帯端末302がデジタルカメラ301にオペレーションを送信するときのシーケンス図である。図5のシーケンス図では、携帯端末302とデジタルカメラ301との間での通信接続は確立しているものとする。
ステップS501において、アプリケーション本体402は、制御したい内容に対応するカメラ制御SDK403のアプリケーションプログラミングインタフェース(以下、APIという)をコールし、カメラ制御SDK403に処理を依頼する。
ステップS503において、デジタルカメラ301は、カメラ制御SDK403からのオペレーションを受信すると、要求されたオペレーションIDに対応するカメラの制御を実行する。すなわち、デジタルカメラ301は、携帯端末302からのオペレーションを実行する。
そこで、本実施形態のカメラ制御SDK403は、制御モードに応じてデジタルカメラ301に対して送信できるオペレーションを異ならせるようにする。制御モードには、動画記録中モードと通常モードとがある。動画記録中モードは、複数あるデジタルカメラ301の動作状態のうち、デジタルカメラ301の動作状態が動画記録中のときの制御モードである。通常モードは、デジタルカメラ301の動作状態が動画記録中以外のときの制御モードである。
携帯端末302のRAM202には、図8に示す命令テーブル801が記憶される。命令テーブル801は、カメラ制御SDK403がデジタルカメラ301から受信する制御禁止通知の種別と、カメラ制御SDK403がデジタルカメラ301に所定のオペレーションを送信できるか否かの情報とが関連付けられたテーブルである。図8に示すように、オペレーションとしては、レリーズ、PCLV、動画記録、画像取得、及び、設定値変更がある。また、図8の「○」はオペレーションを送信できることを表し、「×」はオペレーションを送信できないことを表す。なお、「×」となっているオペレーションは、本発明における禁止命令である。
図8から分かるように、カメラ制御SDK403は、「通常」である制御禁止通知を受信したときは、通常モードであり、命令テーブル801を参照して、命令テーブル801に示す全てのオペレーションを送信できると判断する。また、カメラ制御SDK403は、「動画記録中」である制御禁止通知を受信したときは、動画記録中モードであり、命令テーブル801を参照して、動画記録のオペレーションのみ送信でき、その他のオペレーションを送信できないと判断する。
次に、図7を参照して、デジタルカメラ301と携帯端末302とが通信接続した際の処理を説明する。図7は、デジタルカメラ301及び携帯端末302の処理の流れの例を示すシーケンス図である。図7の処理は、カメラ制御アプリケーション401が起動した携帯端末302とデジタルカメラ301との間で通信接続が確立したときに開始する。なお、本処理におけるデジタルカメラ301の処理は、マイクロコンピュータ123が、入力信号やプログラムにしたがってデジタルカメラ301の各部を制御することにより実現される。また、本処理における携帯端末302の処理は、CPU200が、入力信号やプログラムにしたがって携帯端末302の各部を制御することにより実現される。
以下の処理において実際の主体はアプリケーション本体402又はカメラ制御SDK403を読み込んだCPU200である。しかし、理解を容易にするために、カメラ制御アプリケーション401に含まれるアプリケーション本体402による処理とカメラ制御SDK403による処理とを分けて説明する。
ステップS702において、カメラ制御SDK403は、デジタルカメラ301に対して、デバイス情報の取得要求を送信する。デジタルカメラ301は、デバイス情報の取得要求を受信する。
ステップS703において、デジタルカメラ301は、デバイス情報を携帯端末302に送信する。このデバイス情報には、デジタルカメラ301が対応するオペレーション、有効なイベント、有効なプロパティが含まれる。カメラ制御SDK403は、デバイス情報を受信する。
次に、プロパティについて説明する。プロパティとは、デジタルカメラ301の設定値(パラメータ)であり、例えば絞り値、シャッタースピード値、ISO感度等が挙げられる。
ステップS705において、デジタルカメラ301は、接続要求を受信すると、デジタルカメラ301内の全てのプロパティ値をイベントとして発行し、携帯端末302に対してイベント発生通知を送信する。カメラ制御SDK403は、イベント発生通知を受信する。
ステップS706において、カメラ制御SDK403は、デジタルカメラ301にイベント取得要求を送信する。デジタルカメラ301は、イベント取得要求を受信すると、デジタルカメラ301内の全ての設定値をプロパティ値としてカメラ制御SDK403に送信する。
ステップS707において、カメラ制御SDK403は、デジタルカメラ301から受信したイベント内容を確認し、デジタルカメラ301の設定値をプロパティ値としてアプリケーション本体402に通知する。アプリケーション本体402は、デジタルカメラ301の設定値を受け取る。
以後、デジタルカメラ301内で設定値が変わると、ステップS705からステップS707のシーケンスで、デジタルカメラ301からアプリケーション本体402に設定値が通知される。
図6Aは、ユーザがカメラ制御アプリケーション401を起動したときに、アプリケーション本体402が携帯端末302の液晶表示部211に表示させる処理選択画面600Aの図である。処理選択画面600Aは、カメラ制御アプリケーション401の起動と共に表示してもよく、アプリケーション本体402が、図7のステップS707の通知を受けた後に表示してもよい。
処理選択画面600Aは、GUI画面であり、画像取得ボタン601及びカメラ制御ボタン602が含まれる。画像取得ボタン601は、デジタルカメラ301から携帯端末302に画像を送信する処理を開始するためのボタンである。カメラ制御ボタン602は、携帯端末302からデジタルカメラ301を遠隔制御するためのモードに移行するためのボタンである。
静止画撮影ボタン612は、デジタルカメラ301に静止画撮影を指示するためのボタンである。
動画撮影ボタン613は、デジタルカメラ301に動画記録の開始を指示するためのボタンである。なお、動画記録中に動画撮影ボタン613が押下された場合は、携帯端末302はデジタルカメラ301に動画記録の終了を指示する。
露出補正ボタン615は、デジタルカメラ301に露出補正を指示するためのボタンであり、ユーザにより押下されると補正値の候補(例えば−2〜+2)が表示され、ユーザは所望の補正値を設定できる。
カメラ状態表示領域616は、デジタルカメラ301の状態を表示する領域であり、デジタルカメラ301から通知された状態を表示する。
ステップS708において、アプリケーション本体402は、図6Bに示すカメラ制御画面600Bを液晶表示部211に表示させる。そして、アプリケーション本体402は、PCLV開始要求のAPIをコールすることで、カメラ制御SDK403にPCLV開始要求を送る。
ステップS709において、カメラ制御SDK403は、図8の命令テーブル801を参照して、通常モードであるためPCLV開始要求のオペレーションを送信できると判断する。そして、カメラ制御SDK403は、デジタルカメラ301にPCLV開始要求を送信する。デジタルカメラ301は、PCLV開始要求を受信すると、PCLV画像の作成を開始する。
ステップS711において、カメラ制御SDK403は、図8の命令テーブル801を参照して、通常モードであるためPCLV画像取得要求のオペレーションを送信できると判断する。そして、カメラ制御SDK403は、デジタルカメラ301に対してPCLV画像取得要求を送信する。デジタルカメラ301はPCLV画像取得要求を受信すると、カメラ制御SDK403にPCLV画像を送信する。カメラ制御SDK403は受信したPCLV画像をアプリケーション本体402に送る。アプリケーション本体402は、PCLV画像を受け取り、ライブビュー領域611に表示する。
ユーザの操作により動画撮影ボタン613が押下されると、ステップS712において、アプリケーション本体402は、動画記録開始要求のAPIをコールすることで、カメラ制御SDK403に動画記録開始要求を送る。
ステップS713において、カメラ制御SDK403は、図8の命令テーブル801を参照して、通常モードであるため動画記録開始要求のオペレーションを送信できると判断する。そして、カメラ制御SDK403は、デジタルカメラ301に動画記録開始要求を送信する。デジタルカメラ301は、動画記録開始要求を受信する。
ステップS715において、デジタルカメラ301は、現在の動作状態が動画記録中のため、携帯端末302に種別が「動画記録中」の制御禁止通知を送信する。カメラ制御SDK403は、種別が「動画記録中」の制御禁止通知を受信すると、カメラ制御SDK403の制御モードを動画記録中モードに切り替える。なお、デジタルカメラ301が制御禁止通知を送信する処理は、送信手段による処理の一例である。また、カメラ制御SDK403が制御禁止通知を受信する処理は、受信手段による処理の一例である。
ステップS717において、カメラ制御SDK403は、アプリケーション本体402に対して「BUSY」を返す。アプリケーション本体402は、カメラ制御SDK403から「BUSY」を受け取ると、図6Cに示すカメラ制御画面600Cのように、ライブビュー領域611の表示をグレーアウトする。そして、アプリケーション本体402は、カメラ状態表示領域616に「BUSY」を一定時間(例えば3秒間)表示する。なお、ステップS716は表示制御手段による処理の一例である。
ステップS718において、アプリケーション本体402は、設定値変更要求のAPIをコールすることで、カメラ制御SDK403に露出値の設定値変更要求を送る。カメラ制御SDK403は、図8の命令テーブル801を参照して、動画記録中モードであるため設定値変更のオペレーションを送信できないと判断し、露出値の設定値変更要求を送信しない。
ステップS719において、カメラ制御SDK403は、アプリケーション本体402に対して「BUSY」を返す。アプリケーション本体402は、カメラ制御SDK403から「BUSY」を受け取ると、カメラ状態表示領域616に「BUSY」を一定時間(例えば3秒間)表示する。
ステップS720において、アプリケーション本体402は、動画記録終了要求のAPIをコールすることで、カメラ制御SDK403に動画記録終了要求を送る。
ステップS721において、カメラ制御SDK403は、図8の命令テーブル801を参照して、動画記録中モードであるため動画記録終了要求のオペレーションを送信できると判断する。そして、カメラ制御SDK403は、デジタルカメラ301に対して、動画記録終了要求を送信する。デジタルカメラ301は、動画記録終了要求を受信する。
ステップS723において、デジタルカメラ301は、携帯端末302に制御禁止解除通知を送信する。制御禁止解除通知は、種別が「通常」の制御禁止通知である。カメラ制御SDK403は、制御禁止解除通知を受信すると、カメラ制御SDK403の制御モードを通常モードに切り替える。
ステップS724からステップS726において、アプリケーション本体402は、デジタルカメラ301の設定値を受け取る。なお、ステップS724からステップS726までの処理は、上述のステップS705からステップS707までの処理と同様のため詳しい説明を省略する。
ステップS728において、カメラ制御SDK403は、図8の命令テーブル801を参照して、通常モードであるためPCLV画像取得要求のオペレーションを送信できると判断する。そして、カメラ制御SDK403は、デジタルカメラ301に対してPCLV画像取得要求を送信する。デジタルカメラ301はPCLV画像取得要求を受信すると、カメラ制御SDK403にPCLV画像を送信する。カメラ制御SDK403は受信したPCLV画像をアプリケーション本体402に送る。アプリケーション本体402は、PCLV画像を受け取り、ライブビュー領域611に表示して、PCLVが再開する。
ステップS729において、アプリケーション本体402は、設定値変更要求のAPIをコールすることで、カメラ制御SDK403に露出値の設定値変更要求を送る。
ステップS730において、カメラ制御SDK403は、図8の命令テーブル801を参照して、通常モードであるため設定値変更要求のオペレーションを送信できると判断する。そして、カメラ制御SDK403は、デジタルカメラ301に対して、露出値の設定値変更要求を送信する。デジタルカメラ301は、露出値の設定値変更要求を受信し、デジタルカメラ301の露出値の設定を指定された値に変更する。
第1実施形態では、カメラ制御SDK403がアプリケーション本体402からの設定変更要求等を受けたときに、カメラ制御SDK403がデジタルカメラ301に所定のオペレーションを送信できるか否かを判断する例について説明した。しかし、第1実施形態の構成では、ユーザが図6Bのカメラ制御画面600Bで実行できない制御に対応するボタン等を操作した後に、この操作に対応する制御を実行できるか否か判断されることになる。このため、カメラ制御画面600Bでは、実行できない制御に対応するボタン等は操作できないようすることで、ユーザに分かりやすいインタフェースにできる。
そこで、本実施形態では、デジタルカメラ301からカメラ制御SDK403が制御禁止通知を受けたときに、カメラ制御SDK403が送信できないオペレーションをアプリケーション本体402に通知する。アプリケーション本体402は、通知されたオペレーションの制御に対応するボタン等をユーザが操作できないようにする。
図9を参照して、デジタルカメラ301と携帯端末302とが通信接続した際の処理を説明する。図9は、デジタルカメラ301及び携帯端末302の処理の流れの例を示すシーケンス図である。
ステップS901からステップS915において、アプリケーション本体402が図6Bのカメラ制御画面600Bの表示をする。また、動画撮影ボタン613が押された後に、デジタルカメラ301は、カメラ制御SDK403に、種別が「動画記録中」の制御禁止通知を送信する。なお、ステップS901からステップS915までの処理は、図7のステップS701からステップS715までの処理と同等のため詳しい説明を省略する。
こうして、デジタルカメラ301に送信できるオペレーションに対応するボタンと、デジタルカメラ301に送信できないオペレーションに対応するボタンとを区別できるようなカメラ制御画面600Dが表示される。このように、送信できないオペレーションに対応する項目をグレーアウトすることにより、ユーザは実行できない制御を認識できる。
ステップS922において、制御禁止解除通知を受信したカメラ制御SDK403は、アプリケーション本体402に制御禁止解除通知を送る。アプリケーション本体402は制御禁止解除通知を受ける。
ステップS923において、アプリケーション本体402は、実行できないオペレーションとしてグレーアウトしていたボタンのグレーアウトを解除し、グレーアウトしていたボタンを操作できるようにする。こうして、アプリケーション本体402は、図6Bに示す通常のカメラ制御画面600Bの表示に戻す。カメラ状態表示領域616はメッセージなしの状態にする。これにより、ユーザは制御の禁止が解除されたことを認識できる。
制御禁止解除通知は、種別が「通常」の制御禁止通知である。そこで、ステップS922Aにおいて、カメラ制御SDK403は、図8の命令テーブル801を参照し、種別が「通常」の制御禁止通知を受信したときに送信できないオペレーションに対応するAPIを選定する。ここで、命令テーブル801から分かるように、種別が「通常」の制御禁止通知を受信したときは、命令テーブル801に示す全てのオペレーションについて、デジタルカメラ301に送信できる。そこで、カメラ制御SDK403は、送信できないオペレーションに対応するAPIがない旨を、アプリケーション本体402に通知する。カメラ制御SDK403は、送信できないオペレーションに対応するAPIがない旨の通知を、カメラ制御アプリケーション401が起動したときにも行うようにしてもよい。
ステップS923Aにおいて、送信できないオペレーションに対応するAPIがない旨の通知を受けたアプリケーション本体402は、ステップS923と同様に、実行できないオペレーションとしてグレーアウトしていたボタンのグレーアウトを解除する。そして、アプリケーション本体402は、グレーアウトしていたボタンを操作できるようにする。こうして、アプリケーション本体402は、図6Bに示す通常のカメラ制御画面600Bの表示に戻す。カメラ状態表示領域616はメッセージなしの状態にする。これにより、ユーザは制御の禁止が解除されたことを認識できる。
上記の実施形態では、デジタルカメラ301の処理負荷が高い例として、CPU処理負荷の高い動画記録の例を挙げた。しかし、デジタルカメラ301の処理負荷の高い他の例として、カードアクセス負荷が高い静止画の連写、並びに、CPU及びカードアクセスの負荷が共に高い動画のトランスコード等を挙げることができる。
そこで、本実施形態では、デジタルカメラ301の動作状態が動画記録中、静止画の連写中及び動画のトランスコード中のときに、携帯端末302によるデジタルカメラ301の制御が制限される例を説明する。なお、以下では、本実施形態における上記の実施形態と共通する部分の説明を簡略化又は省略し、本実施形態に特有の部分を中心に説明する。
カメラ制御SDK403は、種別が「通常」の制御禁止通知を受信したとき、命令テーブル802を参照して、命令テーブル802に示す全てのオペレーションを送信できると判断する。また、カメラ制御SDK403は、種別が「動画記録中」の制御禁止通知を受信したとき、命令テーブル802を参照して、動画記録のオペレーションのみ送信でき、その他のオペレーションを送信できないと判断する。また、カメラ制御SDK403は、種別が「連写中」の制御禁止通知を受信したとき、命令テーブル802を参照して、レリーズ及びPCLVのオペレーションのみ送信でき、その他のオペレーションを送信できないと判断する。また、カメラ制御SDK403は、種別が「トランスコード中」の制御禁止通知を受信したとき、命令テーブル802を参照して、トランスコードのオペレーションのみ送信でき、その他のオペレーションを送信できないと判断する。
カメラ制御SDK403からデジタルカメラ301に送信されるオペレーションの種類は、上述のものに限定されるものではない。また、制御禁止通知の種別も、図8の命令テーブル801や図10の命令テーブル802に記載のものに限定されるものではない。
本発明は、上記の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
以上、本発明を実施形態と共に説明したが、上記実施形態は本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
302 携帯端末
401 カメラ制御アプリケーション
402 アプリケーション本体
403 カメラ制御SDK
Claims (10)
- 通信装置に命令を送信して前記通信装置を制御する制御装置であって、
前記通信装置から前記通信装置が実行中の動作に応じた通知を受信する受信手段と、
前記受信手段が受信した通知に基づき、前記通信装置が実行し得る複数の動作の夫々について、前記通信装置に対して所定の命令を送信できるか否かを判断する判断手段と、を備えることを特徴とする制御装置。 - 前記受信手段が受信する通知の種別と、前記通信装置に対して所定の命令を送信できるか否かの情報と、を関連付ける命令テーブルを記憶する記憶手段をさらに備え、
前記判断手段は、前記受信手段が受信する通知の種別と、前記命令テーブルと、に基づいて、前記通信装置に対して所定の命令を送信できるか否かを判断することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。 - 前記通信装置を制御するための制御画面を表示手段に表示させる表示制御手段をさらに備え、
前記表示制御手段は、前記判断手段が前記通信装置に対して送信できないと判断する命令である禁止命令をユーザが指示するとき、前記禁止命令を前記通信装置に送信せず、ユーザの指示を実行できない旨を前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1又は2に記載の制御装置。 - 前記通信装置を制御するための制御画面を表示手段に表示させる表示制御手段をさらに備え、
前記表示制御手段は、前記判断手段が前記通信装置に対して送信できないと判断する命令である禁止命令と、前記判断手段が前記通信装置に対して送信できると判断する命令と、を区別できるように前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1又は2に記載の制御装置。 - 前記所定の命令の一つは、前記通信装置が保持する画像データを取得する命令であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の制御装置。
- 前記通信装置は撮像装置であり、
前記所定の命令の一つは、リモート撮影の命令であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の制御装置。 - 前記判断手段は、前記受信手段が受信した通知が示す動作と関連する動作については、当該動作を指示する命令を送信できると判断することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の制御装置。
- 通信装置と、前記通信装置に命令を送信して前記通信装置を制御する制御装置と、を備える通信システムであって、
前記通信装置から前記通信装置が実行中の動作に応じた通知を受信する受信手段と、
前記受信手段が受信した通知に基づき、前記通信装置が実行し得る複数の動作の夫々について、前記通信装置に対して所定の命令を送信できるか否かを判断する判断手段と、を備えることを特徴とする通信システム。 - 通信装置に命令を送信して前記通信装置を制御する制御装置の制御方法であって、
前記通信装置から前記通信装置が実行中の動作に応じた通知を受信する受信ステップと、
前記受信ステップで受信した通知に基づき、前記通信装置が実行し得る複数の動作の夫々について、前記通信装置に対して所定の命令を送信できるか否かを判断する判断ステップと、を備えることを特徴とする制御装置の制御方法。 - 通信装置に命令を送信して前記通信装置を制御する制御装置を制御するためのプログラムであって、
前記通信装置から前記通信装置が実行中の動作に応じた通知を受信する受信ステップと、
前記受信ステップで受信した通知に基づき、前記通信装置が実行し得る複数の動作の夫々について、前記通信装置に対して所定の命令を送信できるか否かを判断する判断ステップと、をコンピュータに実行させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015171062A JP6618303B2 (ja) | 2015-08-31 | 2015-08-31 | 制御装置、通信システム、制御装置の制御方法、及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015171062A JP6618303B2 (ja) | 2015-08-31 | 2015-08-31 | 制御装置、通信システム、制御装置の制御方法、及びプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017050639A JP2017050639A (ja) | 2017-03-09 |
JP6618303B2 true JP6618303B2 (ja) | 2019-12-11 |
Family
ID=58280311
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015171062A Active JP6618303B2 (ja) | 2015-08-31 | 2015-08-31 | 制御装置、通信システム、制御装置の制御方法、及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6618303B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7281651B1 (ja) | 2021-12-17 | 2023-05-26 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 通信装置及び制御装置 |
JP7178619B1 (ja) | 2021-12-17 | 2022-11-28 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 通信装置、制御装置及び通信方法 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4244539B2 (ja) * | 2001-08-03 | 2009-03-25 | 富士フイルム株式会社 | カメラの遠隔制御方法及びカメラシステム |
JP5623216B2 (ja) * | 2010-09-24 | 2014-11-12 | キヤノン株式会社 | 撮像システム及び情報処理方法 |
EP2754263B1 (en) * | 2011-09-07 | 2018-02-28 | LG Electronics Inc. | Mobile terminal, image display device mounted on vehicle and data processing method using the same |
JP2015088936A (ja) * | 2013-10-30 | 2015-05-07 | リコーイメージング株式会社 | 操作端末装置、外部記憶媒体及び無線通信制御システム |
JP6143004B2 (ja) * | 2013-10-30 | 2017-06-07 | リコーイメージング株式会社 | 無線通信システム |
JP2015104015A (ja) * | 2013-11-26 | 2015-06-04 | キヤノン株式会社 | 通信装置、その制御方法、プログラム |
-
2015
- 2015-08-31 JP JP2015171062A patent/JP6618303B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017050639A (ja) | 2017-03-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2011211541A (ja) | 撮像装置、その制御方法、プログラム及び記録媒体 | |
JP2017142354A (ja) | 撮像装置、撮像装置の制御方法及びプログラム並びに記憶媒体 | |
US9445000B2 (en) | Communication apparatus, control method therefor, and program | |
US10123160B2 (en) | Communication apparatus, image capturing apparatus, control method, and storage medium | |
JP2017123548A (ja) | 電子機器及びその制御方法、プログラムならびに記憶媒体 | |
US8970772B2 (en) | Digital photographing apparatus | |
JP2017034455A (ja) | 撮像装置、その制御方法、およびプログラム、並びに記憶媒体 | |
US11245846B2 (en) | Image capturing control apparatus and control method therefor | |
JP6618303B2 (ja) | 制御装置、通信システム、制御装置の制御方法、及びプログラム | |
US20130002896A1 (en) | Image capturing apparatus and control method thereof | |
JP2016025510A (ja) | 撮像装置、その制御方法及びプログラム | |
JP4750616B2 (ja) | 撮像装置及びその制御方法 | |
US10530981B2 (en) | Image capturing apparatus, control method, and storage medium for not producing a notification sound | |
JP2017195513A (ja) | 撮影装置及びその制御方法 | |
JP2019009571A (ja) | ログ装置 | |
JP6357041B2 (ja) | 通信装置およびその制御方法、システム、並びにプログラム | |
JP2017120950A (ja) | 撮像装置 | |
JP2015070739A (ja) | 電子機器、給電制御方法、及びプログラム | |
JP6362457B2 (ja) | 外部装置、通信装置およびそれらの制御方法、システム、並びにプログラム | |
JP6552578B2 (ja) | 通信装置、その制御方法、プログラム | |
EP3033874B1 (en) | Electronic apparatus and method of controlling the same | |
JP2017188775A (ja) | 撮像システムおよびその撮像処理方法 | |
JP2018085577A (ja) | 通信装置、制御方法、及びプログラム | |
JP2015213255A (ja) | 撮像装置、その制御方法及びプログラム | |
JP2006222760A (ja) | 情報機器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180808 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190516 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190604 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190726 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20191015 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20191112 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6618303 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |