JP2017195513A - 撮影装置及びその制御方法 - Google Patents
撮影装置及びその制御方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017195513A JP2017195513A JP2016084723A JP2016084723A JP2017195513A JP 2017195513 A JP2017195513 A JP 2017195513A JP 2016084723 A JP2016084723 A JP 2016084723A JP 2016084723 A JP2016084723 A JP 2016084723A JP 2017195513 A JP2017195513 A JP 2017195513A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- photographing
- shooting
- automatic
- imaging
- external device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
- Studio Devices (AREA)
Abstract
【課題】比較的長時間にわたる自動撮影を行うことが可能な撮影装置において、自動撮影が完了したことをユーザが撮影装置から離れた場所にいても容易に把握できるようにする。【解決手段】撮影手段と、所定の撮影条件に従って複数回の自動撮影を行うよう前記撮影手段を制御する制御手段と、外部機器との間で情報の通信を行う通信手段であって、前記複数回の自動撮影が完了した場合にその旨を示す情報を前記外部機器に送信する通信手段とを有することを特徴とする撮影装置。【選択図】図3
Description
本発明は、撮影装置及びその制御方法に関する。
複数枚の静止画を自動的に撮影する機能を有する撮影装置がある。このような自動撮影には、一定時間毎に自動的に撮影を行うインターバル撮影や、インターバル撮影によって撮影された複数枚の静止画像から動画像を生成するタイムラプス撮影等がある。特許文献1には、ユーザが予め設定した撮影時間にわたってインターバル撮影を行い、撮影された複数の静止画像から星の軌跡を示す画像を生成する技術が開示されている。
インターバル撮影のような一連の撮影を開始すると、終了までは30分や数時間といった時間がかかるため、撮影装置を固定設置して一連の撮影を開始した後、ユーザは一連の撮影が完了するまで、撮影装置のそばを離れることも多い。このような一連の撮影の完了を知るためには、予め設定した時間を覚えておくか、又は定期的に撮影装置の撮影完了を確認する必要がある。しかし、予め設定した時間を覚えていない場合や、覚えていても開始した時間を確認しなかった場合には、撮影装置を確認しに来なければ撮影が完了したか否かがわからない。また、撮影装置のそばを離れていたユーザが、一連の撮影が完了したか否かを確認するために撮影装置のそばまで行くのは煩わしい。
本発明は、比較的長時間にわたる自動撮影を行うことが可能な撮影装置において、自動撮影が完了したことをユーザが撮影装置から離れた場所にいても容易に把握できるようにすることを目的とする。
本発明は、撮影手段と、
所定の撮影条件に従って複数回の自動撮影を行うよう前記撮影手段を制御する制御手段と、
外部機器との間で情報の通信を行う通信手段であって、前記複数回の自動撮影が完了した場合にその旨を示す情報を前記外部機器に送信する通信手段と
を有することを特徴とする撮影装置である。
所定の撮影条件に従って複数回の自動撮影を行うよう前記撮影手段を制御する制御手段と、
外部機器との間で情報の通信を行う通信手段であって、前記複数回の自動撮影が完了した場合にその旨を示す情報を前記外部機器に送信する通信手段と
を有することを特徴とする撮影装置である。
本発明によれば、比較的長時間にわたる自動撮影を行うことが可能な撮影装置において、自動撮影が完了したことをユーザが撮影装置から離れた場所にいても容易に把握できる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施例を説明する。
図1に本発明の撮影装置の一例としてのデジタルカメラの外観図を示す。なお、実施例1ではデジタルカメラに本発明を適用した例を説明するが、これは一例であって、本発明が適用可能な撮影装置はデジタルカメラに限らない。例えば、スマートフォン、ビデオカメラ、撮影機能を有するコンピュータ等にも本発明を適用することができる。表示部28は、画像や各種情報を表示する。シャッターボタン61は、撮影指示を入力するための操作部である。モード切替スイッチ60は、撮影装置100の動作モードを切り替える指示を入力するための操作部である。コネクタ112は、パーソナルコンピュータやプリンタ等の外部機器と撮影装置100とを接続するために接続ケーブル111を接続することができる。操作部70は、ユーザが撮影装置100に各種の指示を入力するためのスイッチ、ボタン、タッチパネル等である。コントローラーホイール73は、操作部70に含まれる回転操作可能な操作部材である。電源スイッチ72は、電源オン、電源オフを切り替えるための押しボタンである。記録媒体200は、メモリカードやハードディスク等の記録媒体である。記録媒体スロット201は、記録媒体200を格納するためのスロットである。撮影装置100は、記録媒体スロット201に格納された記録媒体200に対し、データの読み書きを行うことができ、撮影データの記録や再生を行う。蓋202は、記録媒体スロット201の蓋である。図1においては、蓋202を開けてスロット201から記録媒体200の一部を取り出して露出させた状態を示している。なお、図1で例示したデジタルカメラの構成は一例であり、本発明を適用可能な撮影装置の構成はこの例に限らない。一般的な操作系を有する撮影装置に対し本発明を適用することができる。
図1に本発明の撮影装置の一例としてのデジタルカメラの外観図を示す。なお、実施例1ではデジタルカメラに本発明を適用した例を説明するが、これは一例であって、本発明が適用可能な撮影装置はデジタルカメラに限らない。例えば、スマートフォン、ビデオカメラ、撮影機能を有するコンピュータ等にも本発明を適用することができる。表示部28は、画像や各種情報を表示する。シャッターボタン61は、撮影指示を入力するための操作部である。モード切替スイッチ60は、撮影装置100の動作モードを切り替える指示を入力するための操作部である。コネクタ112は、パーソナルコンピュータやプリンタ等の外部機器と撮影装置100とを接続するために接続ケーブル111を接続することができる。操作部70は、ユーザが撮影装置100に各種の指示を入力するためのスイッチ、ボタン、タッチパネル等である。コントローラーホイール73は、操作部70に含まれる回転操作可能な操作部材である。電源スイッチ72は、電源オン、電源オフを切り替えるための押しボタンである。記録媒体200は、メモリカードやハードディスク等の記録媒体である。記録媒体スロット201は、記録媒体200を格納するためのスロットである。撮影装置100は、記録媒体スロット201に格納された記録媒体200に対し、データの読み書きを行うことができ、撮影データの記録や再生を行う。蓋202は、記録媒体スロット201の蓋である。図1においては、蓋202を開けてスロット201から記録媒体200の一部を取り出して露出させた状態を示している。なお、図1で例示したデジタルカメラの構成は一例であり、本発明を適用可能な撮影装置の構成はこの例に限らない。一般的な操作系を有する撮影装置に対し本発明を適用することができる。
図2は、実施例1による撮影装置100の機能構成を示す図である。
図2において、撮影レンズ103はズームレンズ、フォーカスレンズを含むレンズ群である。シャッター101は絞り機能を備えるシャッターである。撮像部22は光学像を電気信号に変換するCCD(Charge-Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal-Oxide-Semiconductor)素子等で構成される撮像素子である。A/D変換器23は、アナログ信号をデジタル信号に変換する。A/D変換器23は、撮像部22から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換するために用いられる。バリア102は、撮影装置100の、撮影レンズ103を含む撮像系を覆うことにより、撮影レンズ103、シャッター101、撮像部22を含む撮像系の汚れや破損を防止する。
図2において、撮影レンズ103はズームレンズ、フォーカスレンズを含むレンズ群である。シャッター101は絞り機能を備えるシャッターである。撮像部22は光学像を電気信号に変換するCCD(Charge-Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal-Oxide-Semiconductor)素子等で構成される撮像素子である。A/D変換器23は、アナログ信号をデジタル信号に変換する。A/D変換器23は、撮像部22から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換するために用いられる。バリア102は、撮影装置100の、撮影レンズ103を含む撮像系を覆うことにより、撮影レンズ103、シャッター101、撮像部22を含む撮像系の汚れや破損を防止する。
画像処理部24は、A/D変換器23からのデータ、又は、メモリ制御部15からのデータに対し画像処理を行う。画像処理には、画素補間、縮小や拡大等のリサイズ処理、色変換処理等がある。また、画像処理部24は、画像データに基づき、システム制御部50が露光制御や測距制御を行うための演算処理を行う。これにより、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理が行われる。
A/D変換器23からの出力データは、メモリ制御部15を介して、又は、画像処理部24及びメモリ制御部15を介して、メモリ32に書き込まれる。メモリ32は、撮像部22によって得られA/D変換器23によりデジタルデータに変換された画像データや、表示部28に表示するための画像データが格納される。メモリ32は、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像及び音声を格納するのに十分な記憶容量を備えている。
また、メモリ32は画像表示用のメモリ(ビデオメモリ)を兼ねている。D/A変換器13は、メモリ32に格納されている画像表示用のデータをアナログ信号に変換して表示部28へ出力する。これにより、メモリ32に書き込まれた画像表示用のデータは、D/A変換器13を介して表示部28により表示される。表示部28は、LCD(Liquid Cry
stal Display)等のディスプレイにより構成され、D/A変換器13から出力されるアナログ信号に基づき表示を行う。A/D変換器23によってA/D変換されメモリ32に蓄積されたデジタルデータは、D/A変換器13においてアナログデータに変換され、表示部28に逐次出力され、表示される。これにより、表示部28は電子ビューファインダとして機能し、スルー画像表示(ライブビュー表示)を行える。
stal Display)等のディスプレイにより構成され、D/A変換器13から出力されるアナログ信号に基づき表示を行う。A/D変換器23によってA/D変換されメモリ32に蓄積されたデジタルデータは、D/A変換器13においてアナログデータに変換され、表示部28に逐次出力され、表示される。これにより、表示部28は電子ビューファインダとして機能し、スルー画像表示(ライブビュー表示)を行える。
不揮発メモリ56は、電気的に消去・記録可能な記録媒体であり、例えばEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)等が用いられる。不揮発メ
モリ56には、システム制御部50の動作に用いられる各種設定値やプログラム等が記憶される。プログラムとは、後述するフローチャートで示す処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを含む。その他、撮影装置100の動作に必要な各種プログラムが不揮発メモリ56に格納される。
モリ56には、システム制御部50の動作に用いられる各種設定値やプログラム等が記憶される。プログラムとは、後述するフローチャートで示す処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを含む。その他、撮影装置100の動作に必要な各種プログラムが不揮発メモリ56に格納される。
システム制御部50は、撮影装置100の全体の動作を制御する。システム制御部50が、不揮発メモリ56に記憶されているプログラムを実行することで、後述するフローチャートで示す各処理が実現される。システムメモリ52には、RAM(Random Access Memory)が用いられる。システムメモリ52には、システム制御部50の動作に必要な各種設定値、変数、不揮発メモリ56から読み出したプログラム等が展開される。また、システム制御部50は、メモリ32、D/A変換器13、表示部28等を制御することにより、表示部28の表示制御も行う。システム制御部50は、所定の撮影条件に従って自動撮影を行うよう撮像部22、シャッター101、A/D変換部23、メモリ制御部15、画像処理部24、システムタイマー53等の制御を行う。
システム制御部50が撮影装置100において実行可能な自動撮影としては、以下のような撮影条件による自動撮影を例示できる。
例えば、所定の撮影枚数の設定値を含む撮影条件に従って自動的に撮影を行う自動撮影を例示できる。このような自動撮影では、自動撮影による撮影枚数が設定値に達した場合に、自動撮影が完了したと判定できる。
また、所定の撮影時間の設定値を含む撮影条件に従って自動的に撮影を行う自動撮影を例示できる。このような自動撮影では、自動撮影による撮影時間が設定値に達した場合に、自動撮影が完了したと判定できる。
また、所定の間隔で所定の枚数又は所定の時間にわたって複数回の撮影を行うインターバル撮影を例示できる。このようなインターバル撮影では、インターバル撮影による撮影枚数が所定の枚数に達した場合又はインターバル撮影による撮影時間が所定の時間に達した場合に、自動撮影が完了したと判定できる。このようなインターバル撮影の撮影条件は、インターバル撮影により得られた複数の静止画像データ、あるいは複数の短時間動画をフレームとする動画像データであるタイムラプス動画を生成するための撮影条件であっても良い。
例えば、所定の撮影枚数の設定値を含む撮影条件に従って自動的に撮影を行う自動撮影を例示できる。このような自動撮影では、自動撮影による撮影枚数が設定値に達した場合に、自動撮影が完了したと判定できる。
また、所定の撮影時間の設定値を含む撮影条件に従って自動的に撮影を行う自動撮影を例示できる。このような自動撮影では、自動撮影による撮影時間が設定値に達した場合に、自動撮影が完了したと判定できる。
また、所定の間隔で所定の枚数又は所定の時間にわたって複数回の撮影を行うインターバル撮影を例示できる。このようなインターバル撮影では、インターバル撮影による撮影枚数が所定の枚数に達した場合又はインターバル撮影による撮影時間が所定の時間に達した場合に、自動撮影が完了したと判定できる。このようなインターバル撮影の撮影条件は、インターバル撮影により得られた複数の静止画像データ、あるいは複数の短時間動画をフレームとする動画像データであるタイムラプス動画を生成するための撮影条件であっても良い。
システムタイマー53は、各種制御における経過時間の測定や、内蔵された時計の管理及び制御を行う。
モード切替スイッチ60、シャッターボタン61、操作部70は、システム制御部50に各種の動作指示を入力するための操作部材である。
モード切替スイッチ60は、システム制御部50の動作モードを静止画記録モード、動画撮影モード、又は再生モード等のいずれかに撮影装置100の動作モードを切り替えるための操作部である。静止画記録モードでは、オート撮影モード、オートシーン判別モード、マニュアルモード、各種撮影シーンに応じた撮影設定が適用されるモードであるシーンモード、プログラムAEモード、カスタムモード等で静止画の撮影ができる。モード切替スイッチ60を操作することで、これらのモードのいずれかに直接切り替えられる。ま
た、モード切替スイッチ60の操作を他の操作部材を用いて、これらのモードのいずれかに切り替えるようにしてもよい。同様に、動画撮影モードにおいても、各種の撮影モードを切り替え可能であってもよい。
モード切替スイッチ60は、システム制御部50の動作モードを静止画記録モード、動画撮影モード、又は再生モード等のいずれかに撮影装置100の動作モードを切り替えるための操作部である。静止画記録モードでは、オート撮影モード、オートシーン判別モード、マニュアルモード、各種撮影シーンに応じた撮影設定が適用されるモードであるシーンモード、プログラムAEモード、カスタムモード等で静止画の撮影ができる。モード切替スイッチ60を操作することで、これらのモードのいずれかに直接切り替えられる。ま
た、モード切替スイッチ60の操作を他の操作部材を用いて、これらのモードのいずれかに切り替えるようにしてもよい。同様に、動画撮影モードにおいても、各種の撮影モードを切り替え可能であってもよい。
第1シャッタースイッチ62は、撮影装置100に設けられたシャッターボタン61の操作途中、いわゆる半押し(撮影準備指示)でONとなり第1シャッタースイッチ信号SW1を発生する。第1シャッタースイッチ信号SW1により、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の動作が開始する。
第2シャッタースイッチ64は、シャッターボタン61の操作完了、いわゆる全押し(撮影指示)でONとなり、第2シャッタースイッチ信号SW2を発生する。システム制御部50は、第2シャッタースイッチ信号SW2により、撮像部22からの信号読み出しから記録媒体200に画像データを書き込むまでの一連の撮影処理の動作を開始する。
操作部70の各操作部材には、表示部28に表示されるGUI(Graphical User Interface)の種々のアイコン等の部品を選択する操作を行うことができる。GUIの表示状態に応じて、各操作部材には適宜、機能が割り当てられ、割り当てられた機能を実行する操作部材として用いることができる。GUIにより割り当てられる機能には、例えば、終了、戻る、画像送り、ジャンプ、絞り込み、属性変更等がある。所定の操作部材(メニューボタン)の操作に応じて、各種の設定を行う可能なメニュー画面が表示部28に表示される。ユーザは、表示部28に表示されたメニュー画面と、上下左右の4方向ボタンやSETボタンとを用いて、直感的に各種設定を行うことができる。
電源制御部80は、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成され、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行う。また、電源制御部80は、その検出結果及びシステム制御部50の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体200を含む各部へ供給する。
電源部30は、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプター等からなる。I/F18は、メモリカードやハードディスク等の記録媒体200と撮影装置100とのインターフェースである。記録媒体200は、撮影された画像データを記録するためのメモリカード等の記録媒体であり、半導体メモリや光ディスク、磁気ディスク等から構成される。記録媒体200の他に、内蔵の記憶装置を撮影装置100の内部に備え、外部の記録媒体200を装着しない状態でもある程度の枚数の画像データを記録可能な構成としても良い。
通信部54は、無線又は有線ケーブルによって外部機器と接続し、画像データ、音声データ、各種データ等の送受信を行う。通信部54は、設定によりLAN(Local Area Network)やインターネットと接続する。通信部54は、撮像部22で撮像して得られた画像データ(スルー表示のための画像データを含む)や、記録媒体200に記録された画像データを外部機器に送信可能であり、また、外部機器から画像データやその他の各種情報を受信することができる。実施例1の撮影装置100は、この通信部54を介して外部機器と無線で接続し、所定の撮影条件に従って実行している自動撮影が完了した場合にその旨を示す情報や自動撮影の進捗状況を示す情報等を外部機器に送信することを特徴とする。
姿勢検知部55は、重力方向に対する撮影装置100の姿勢を検知する。姿勢検知部55で検知された姿勢の情報に基づいて、システム制御部50は、撮像部22で撮影された画像が、撮影装置100を横に構えて撮影された画像であるか、縦に構えて撮影された画
像なのかを判定することができる。システム制御部50は、姿勢検知部55で検知された姿勢の情報を、撮像部22で撮像された画像データに付加したり、姿勢の情報に基づいて画像データに対し画像の向きを回転させる画像処理を行った上で記録媒体200に記録したりすることができる。姿勢検知部55は、加速度センサやジャイロセンサ等である。
像なのかを判定することができる。システム制御部50は、姿勢検知部55で検知された姿勢の情報を、撮像部22で撮像された画像データに付加したり、姿勢の情報に基づいて画像データに対し画像の向きを回転させる画像処理を行った上で記録媒体200に記録したりすることができる。姿勢検知部55は、加速度センサやジャイロセンサ等である。
なお、上述した撮影装置100の機能構成は、撮影装置としての一般的な構成要素も含むものであり、必ずしも全ての構成要素が本発明を実施するために必要であるわけではない。本発明の実施にあたって本質的な構成要素は、制御手段であるシステム制御部50と、撮影手段である撮像部22と、通信手段である通信部54である。
次に図3のフローチャートを用いて、実施例1の撮影装置100における自動撮影完了通知処理の一例を説明する。ここでは、撮影装置100において自動撮影としてタイムラプス動画撮影を行う際に、外部機器としてスマートフォンと接続し、タイムラプス動画の撮影完了時にスマートフォンに対し通知を送信する場合を例に説明する。
撮影装置100は、撮影装置100に対応したスマートフォンと予めBluetooth(登録
商標) Low Energy(以降BLEと表記)でペアリングを行い、必要に応じて撮影装置1
00との双方向通信が可能な状態にあるとする。これにより、撮影装置100が自動撮影を完了した際にスマートフォンへ通知を送信することができ、また、スマートフォンから撮影装置100に対し自動撮影の進捗状況を問い合わせる情報送信要求を受信することができる。
商標) Low Energy(以降BLEと表記)でペアリングを行い、必要に応じて撮影装置1
00との双方向通信が可能な状態にあるとする。これにより、撮影装置100が自動撮影を完了した際にスマートフォンへ通知を送信することができ、また、スマートフォンから撮影装置100に対し自動撮影の進捗状況を問い合わせる情報送信要求を受信することができる。
S101において、システム制御部50は、タイムラプス撮影の撮影条件の設定を行う。ここでは、システム制御部50は、タイムラプス撮影の撮影時間T及び撮影間隔DTを設定する。タイムラプス撮影の撮影条件の設定は、ユーザが操作部70を操作することで撮影装置100に入力することができ、システム制御部50は、ユーザにより入力された設定値を取得することで撮影条件を設定する。また、撮影条件の設定値は、スマートフォン等の外部機器から通信部54を介して取得することもできる。
S102において、システム制御部50は、タイムラプス撮影が開始したか否かを判定する。タイムラプス撮影が開始された場合はS103に進み、そうでない場合はS102に戻る。タイムラプス撮影の開始指示は、ユーザが操作部70を操作することで撮影装置100に入力することができ、システム制御部50は、撮影開始指示に対応する操作が操作部70に対し行われた場合に、タイムラプス撮影が開始したと判定する。なお、撮影開始指示は、スマートフォン等の外部機器から通信部54を介して取得することもできる。
S103において、システム制御部50は、タイムラプス撮影に関わる変数の初期化を行う。ここでは、システム制御部50は、現在までの累計撮影枚数Nを0にし、撮影間隔を制御するタイマーTINTをDTに設定し、残り撮影時間を示すタイマーTLEFTをTに設定する。システム制御部50は、撮影完了までの残りの撮影枚数NLEFTを、S101において設定された撮影時間Tと撮影間隔DTに基づき、NLEFT=T/DTとして求める。
S102において、システム制御部50は、タイムラプス撮影が開始したか否かを判定する。タイムラプス撮影が開始された場合はS103に進み、そうでない場合はS102に戻る。タイムラプス撮影の開始指示は、ユーザが操作部70を操作することで撮影装置100に入力することができ、システム制御部50は、撮影開始指示に対応する操作が操作部70に対し行われた場合に、タイムラプス撮影が開始したと判定する。なお、撮影開始指示は、スマートフォン等の外部機器から通信部54を介して取得することもできる。
S103において、システム制御部50は、タイムラプス撮影に関わる変数の初期化を行う。ここでは、システム制御部50は、現在までの累計撮影枚数Nを0にし、撮影間隔を制御するタイマーTINTをDTに設定し、残り撮影時間を示すタイマーTLEFTをTに設定する。システム制御部50は、撮影完了までの残りの撮影枚数NLEFTを、S101において設定された撮影時間Tと撮影間隔DTに基づき、NLEFT=T/DTとして求める。
S104において、システム制御部50は、タイマーTINT及び残り撮影時間TLEFTのカウントダウンを開始する。
S105において、システム制御部50は、接続されているスマートフォンからタイムラプス撮影の進捗状況を示す情報の送信要求があるか否かを判定する。情報送信要求がある場合はS106に進み、そうでない場合はS107に進む。
S106において、システム制御部50は、情報送信要求に応じた情報を通信部54を介してスマートフォンへ送信する。システム制御部50は、現在までの累計撮影枚数N、残り撮影枚数NLEFT、残り撮影時間TLEFTをスマートフォンに送信できる。
また、システム制御部50は、撮像部22により撮影された画像データが記録される記
憶装置(記録媒体200)の残り容量を検知し、検知した残り容量や、残り容量が閾値以下になった場合にその旨を示す情報を、スマートフォンに送信する。
また、システム制御部50は、電源制御部80から電源部30のバッテリ残量を検知し、検知したバッテリ残量や、バッテリ残量が閾値以下になった場合にその旨を示す情報を、スマートフォンに送信する。
撮影装置100から外部機器のスマートフォンに送信可能な情報はこれらに限らない。他の情報を送信しても良いし、一部の情報を送信しても良い。スマートフォンに必要な情報の送信が完了すると、処理はS107に進む。
S105において、システム制御部50は、接続されているスマートフォンからタイムラプス撮影の進捗状況を示す情報の送信要求があるか否かを判定する。情報送信要求がある場合はS106に進み、そうでない場合はS107に進む。
S106において、システム制御部50は、情報送信要求に応じた情報を通信部54を介してスマートフォンへ送信する。システム制御部50は、現在までの累計撮影枚数N、残り撮影枚数NLEFT、残り撮影時間TLEFTをスマートフォンに送信できる。
また、システム制御部50は、撮像部22により撮影された画像データが記録される記
憶装置(記録媒体200)の残り容量を検知し、検知した残り容量や、残り容量が閾値以下になった場合にその旨を示す情報を、スマートフォンに送信する。
また、システム制御部50は、電源制御部80から電源部30のバッテリ残量を検知し、検知したバッテリ残量や、バッテリ残量が閾値以下になった場合にその旨を示す情報を、スマートフォンに送信する。
撮影装置100から外部機器のスマートフォンに送信可能な情報はこれらに限らない。他の情報を送信しても良いし、一部の情報を送信しても良い。スマートフォンに必要な情報の送信が完了すると、処理はS107に進む。
S107において、システム制御部50は、タイマーTINTが0であるか(タイムアウトしているか)否かを判定する。タイマーTINTが0である場合はS108に進み、そうでない場合はS105に戻る。
S108において、システム制御部50は、1回の静止画の撮影を行う。
S109において、システム制御部50は、累計撮影枚数Nをインクリメントし、残り撮影枚数NLEFTをデクリメントする。
S110において、システム制御部50は、残り撮影枚数NLEFTが0となったか否かを判定する。残り撮影枚数NLEFTが0となった場合はS117に進み、そうでない場合はS111に進む。
S108において、システム制御部50は、1回の静止画の撮影を行う。
S109において、システム制御部50は、累計撮影枚数Nをインクリメントし、残り撮影枚数NLEFTをデクリメントする。
S110において、システム制御部50は、残り撮影枚数NLEFTが0となったか否かを判定する。残り撮影枚数NLEFTが0となった場合はS117に進み、そうでない場合はS111に進む。
S111において、システム制御部50は、タイムラプス撮影の停止操作が行われたか否かを判定する。ここでタイムラプス撮影の停止指示は、ユーザが操作部70を操作することによって撮影装置100に入力することができ、システム制御部50は、撮影停止指示に対応する操作が操作部70に対し行われた場合に、撮影停止操作が行われたと判定する。なお、撮影停止指示は、スマートフォン等の外部機器から通信部54を介して入力することもできる。撮影停止操作が行われた場合はS117に進み、そうでない場合はS112に進む。
S112において、システム制御部50は、記録媒体200の残り容量が不足しているか判定する。システム制御部50は、記録媒体200の残り容量が閾値以下の場合、残り容量が不足していると判定してS117に進み、そうでない場合はS113に進む。
S113において、システム制御部50は、バッテリ残量が不足しているか判定する。システム制御部50は、電源制御部80からバッテリ残量の情報を取得し、バッテリ残量が閾値以下の場合、バッテリ残量が不足していると判定してS117に進み、そうでない場合はS114に進む。
S114において、システム制御部50は、撮影装置100にかかる加速度が閾値以上であるか判定する。システム制御部50は、姿勢検知部55から取得した撮影装置100にかかる加速度が閾値以上である場合はS117に進み、そうでない場合はS115に進む。
S112において、システム制御部50は、記録媒体200の残り容量が不足しているか判定する。システム制御部50は、記録媒体200の残り容量が閾値以下の場合、残り容量が不足していると判定してS117に進み、そうでない場合はS113に進む。
S113において、システム制御部50は、バッテリ残量が不足しているか判定する。システム制御部50は、電源制御部80からバッテリ残量の情報を取得し、バッテリ残量が閾値以下の場合、バッテリ残量が不足していると判定してS117に進み、そうでない場合はS114に進む。
S114において、システム制御部50は、撮影装置100にかかる加速度が閾値以上であるか判定する。システム制御部50は、姿勢検知部55から取得した撮影装置100にかかる加速度が閾値以上である場合はS117に進み、そうでない場合はS115に進む。
S115において、システム制御部50は、S108で撮影された画像データ(最後に撮影された画像データ)とその前に撮影された画像データとが大きく異なるか判定する。システム制御部50は、最後に撮影された画像データとその前に撮影された画像データとの差異を算出し、差異が閾値以上である場合に、画像データが大きく変化した判定してS117に進み、そうでない場合はS116に進む。
S116において、システム制御部50は、撮影間隔タイマーTINTを再度DTへ設定するとともにカウントダウンを再開する。その後S105へ戻り、ここまで一連の処理を繰り返す。
S116において、システム制御部50は、撮影間隔タイマーTINTを再度DTへ設定するとともにカウントダウンを再開する。その後S105へ戻り、ここまで一連の処理を繰り返す。
S117において、システム制御部50は、撮影を終了する。S117が実行されるのは、S110において残撮影枚数NLEFTが0となった場合、S111において自動撮影の停止操作がされた場合である。また、S112でメモリカード残量が不足している場
合、S113でバッテリ残量が不足している場合、S114で加速度センサに一定以上の反応があった場合、S115で前回の撮影画像から大幅な変化があった場合も、S117が実行される。
合、S113でバッテリ残量が不足している場合、S114で加速度センサに一定以上の反応があった場合、S115で前回の撮影画像から大幅な変化があった場合も、S117が実行される。
S118において、システム制御部50は、スマートフォンに図4に示すような終了通知を送信し、一連の処理を終える。図4(A)の画面例は、撮影完了の旨を含む情報をダイアログボックス400により通知する画面例である。S112〜S115でYesと判定されてS117及びS118の処理が実行された場合には、撮影装置100が所定の状態にある旨を示す情報を通知する画面を表示しても良い。例えば、図4(B)の画面例は、S112で記録媒体200の残り容量が不足していると判定されたことによりS117、S118に進み自動撮影が終了した場合に、その旨を含む情報をダイアログボックス401により通知する画面例である。なお、図4の画面例は通知内容をGUI(ダイアログボックス)で表示する例であるが、外部機器による通知の仕方はこれに限らない。外部機器が、撮影装置100から受信した情報をどのように表示するかは外部機器の仕様に依存する。撮影装置100が、外部機器に情報を送信する形式は、例えば、広域ネットワークを経由する場合は、ショートメッセージ、マルチメディアメッセージ、電子メール等が考えられる。また、局所的なネットワークを用いる場合は、そのネットワークに特有のコミュニケーションツールによって通知するようにしても良い。S112〜S115の処理は、撮影装置100が所定の状態にあるか否かを検知する処理である。所定の状態とは、S112の場合は記録媒体200の残り容量の不足状態、S113の場合はバッテリ残量の不足状態、S114の場合は撮影装置100の姿勢に急激な変化がある状態である。S115の場合は撮影装置100により撮影された画像データに大きな変化が起きた状態である。S112〜S115の処理により、撮影装置100が所定の状態にあることが検知された場合にはその旨を示す情報を外部機器であるスマートフォンに送信することができる。
なお、S114において、撮影装置100にかかる加速度が閾値以上であると判定された場合、その旨を示す情報とともに、自動撮影により最後に撮影された画像データを外部機器であるスマートフォンに送信するようにしても良い。このように送信された最後に撮影された画像をスマートフォンに表示させてユーザが見ることで、ユーザは、設置した撮影装置100が何らかの影響(例えば強風や動物との接触など)によって位置ずれ、あるいは転倒したか否かを判別することができる。なお、S114でYesと判定された場合は、S117の撮影終了の処理を行わずに、加速度が閾値以上となった旨を示す情報と、最後に撮影された画像データを外部機器(スマートフォン)に送信するようにしても良い。その後、撮影装置100は、外部機器(スマートフォン)から撮影終了の指示コマンドを受信した場合はS117に進んで撮影終了の処理を行い、撮影終了の指示コマンドを受信しない場合は引き続き自動撮影を継続する。すなわち、スマートフォンに表示された最後に撮影された画像を見て、ユーザが撮影装置100の変位(画像の変化)が許容できると判断すれば撮影を継続させればよい。この場合、ユーザは撮影継続指示の操作を行うか、何もしない。最後に撮影された画像を見てユーザが許容不可能であると判断すれば、スマートフォンに対して撮影中止(完了)を指示する操作を行えばよい。撮影中止(完了)を指示する操作に応じて、スマートフォンは撮影装置100に対して撮影終了の指示コマンドを送信する。あるいは、撮影装置100は、スマートフォンから撮影終了の指示コマンドを受信可能としなくともよく、ユーザが撮影装置100のそばまで来て撮影装置100に対して直接撮影終了の操作を行うことで自動撮影を終了させるようにしてもよい。
また、S115において、撮影された画像データに大きな変化があったと判定された場合、その旨を示す情報とともに、自動撮影により最後に撮影された画像データを外部機器であるスマートフォンに送信するようにしても良い。このように送信された最後に撮影された画像をスマートフォンに表示させてユーザが見ることで、ユーザは、設置した撮影装
置100が何らかの影響(例えば強風や動物との接触など)によって位置ずれ、あるいは転倒したか否かを判別することができる。あるいは、撮影装置100の前に移動してきて停車した車や飛来物などの意図しない被写体が写り込み、本来撮影したかった被写体の撮影が困難な状況になったか否かなどを判別できる。
なお、S115でYesと判定された場合も、上述のS114でYesと判定された場合と同様、S117の撮影終了の処理を行わずに、撮影された画像データに大きな変化があった旨の情報と最後に撮影された画像データを外部機器に送信するようにしても良い。その後の処理も、S114でYesと判定されてもS117の撮影終了の処理を行わない場合の上述の処理と同様に処理することが可能である。
置100が何らかの影響(例えば強風や動物との接触など)によって位置ずれ、あるいは転倒したか否かを判別することができる。あるいは、撮影装置100の前に移動してきて停車した車や飛来物などの意図しない被写体が写り込み、本来撮影したかった被写体の撮影が困難な状況になったか否かなどを判別できる。
なお、S115でYesと判定された場合も、上述のS114でYesと判定された場合と同様、S117の撮影終了の処理を行わずに、撮影された画像データに大きな変化があった旨の情報と最後に撮影された画像データを外部機器に送信するようにしても良い。その後の処理も、S114でYesと判定されてもS117の撮影終了の処理を行わない場合の上述の処理と同様に処理することが可能である。
以上の処理を行うことにより、撮影装置100においてタイムラプス撮影を行う際、ユーザが離れた場所にいてもスマートフォンにより必要に応じて進捗状況の確認が行え、撮影完了時には通知を受け取ることができる。また、撮影終了の通知は自動撮影が完了したときに1回だけ送信される。すなわち、1枚1枚の静止画像データの撮影毎に撮影完了通知が行われるのではなく、自動撮影全体の完了通知が1回だけ行われる。そのため、大量の通知が送信されることによる煩わしさもない。また、通信回数が多くないため、通信に係る電力消費を抑制できる。
タイムラプス撮影では、バッテリ残量不足、記録媒体の残り容量不足、及び撮影装置の転倒、撮影装置の前に障害物が置かれた場合等、何らかの状況の変化や撮影装置の状態に応じて途中で自動撮影が停止する場合もある。実施例1によれば、そのような事態が発生した場合にも外部機器のスマートフォンで通知を受け取ることができるので、ユーザは撮影装置の状態を確認しに行く必要がなく、利便性が向上する。また、直接、撮影装置の本体に触れることなく自動撮影の進捗状況を把握することができるので、特にタイムラプス動画撮影のように撮影途中に本体に触れることが好ましくない自動撮影を実行する場合に好適である。
タイムラプス撮影では、バッテリ残量不足、記録媒体の残り容量不足、及び撮影装置の転倒、撮影装置の前に障害物が置かれた場合等、何らかの状況の変化や撮影装置の状態に応じて途中で自動撮影が停止する場合もある。実施例1によれば、そのような事態が発生した場合にも外部機器のスマートフォンで通知を受け取ることができるので、ユーザは撮影装置の状態を確認しに行く必要がなく、利便性が向上する。また、直接、撮影装置の本体に触れることなく自動撮影の進捗状況を把握することができるので、特にタイムラプス動画撮影のように撮影途中に本体に触れることが好ましくない自動撮影を実行する場合に好適である。
実施例1では、自動撮影の例としてタイムラプス動画生成のための複数の静止画像データを撮影する場合を説明したが、本発明はタイムラプス動画の撮影に限らず、インターバル撮影や連写等、複数回の撮影を自動的に行う自動撮影が可能な撮影装置に適用できる。また、自動撮影の完了を通知する外部機器としてスマートフォンを例示したが、外部機器はこれに限定されない。例えば、無線通信機能を搭載のスピーカーを外部機器とすることができる。その場合、撮影装置が外部機器に送信する情報は、スピーカーによって発せさせる音声情報とすることもできる。外部機器は、パーソナルコンピュータ、スマートウォッチ、家電製品等、撮影装置から送信される撮影完了通知の情報に対し、ユーザが識別可能な応答をすることが可能な機器であればどのような機器でもよい。
なお、撮影装置100の電力消費を抑え、より長時間稼働させるため、自動撮影が完了するまでの期間、通信機能を停止するとなおよい。その場合、撮影装置100は、S101において、自動撮影を開始する段階では通信機能を停止する。S118において、外部機器に完了通知を送信する時点で、外部機器のスマートフォンに対し接続を開始し通信経路を確立する処理を行い、完了通知を送信する。こうすることにより、通信に係る電力消費を抑制することができる。
また、撮影装置100は、自動撮影の実行中、自動撮影の進捗状況を定期的に外部機器に通知するために、自動撮影が完了するまでの期間、一定間隔で、通信機能の起動と停止を繰り返すようにしても良い。この場合、通信機能の起動及び停止の制御に用いるタイマーを別途用意し、S105において、一定時間毎に撮影装置100自ら情報送信要求をシステム制御部50に発する。そして、要求受信に応じて通信機能が停止した状態から通信機能を起動させて自動撮影の進捗状況に関する情報を外部機器に送信する処理を行い、その後、再び通信機能を停止する動作を行うようにしても良い。これにより、省電力性と、
定期的な進捗状況の外部機器への送信とを両立させることができる。
定期的な進捗状況の外部機器への送信とを両立させることができる。
なお、システム制御部50が行うものとして説明した上述の各種制御は、1つのハードウェアが行ってもよいし、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体の制御を行ってもよい。
また、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。さらに、上述した各実施形態は本発明の一実施形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
また、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。さらに、上述した各実施形態は本発明の一実施形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
また、上述した実施形態においては、本発明をデジタルカメラに適用した場合を例にして説明したが、これはこの例に限定されない。本発明は、所定の撮影条件に従って自動撮影を実行可能な撮影手段と、外部機器との間で情報の通信を行う通信手段と、を備える撮影装置であれば適用可能である。例えば、本発明はカメラ機能と通信機能を有する、パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistant)、携帯電話端末、携帯型メディアプレーヤ、デジタルフォトフレーム、音楽プレーヤー等に適用可能である。また、本発明は、カメラ機能と通信機能を有する、ゲーム機、電子ブックリーダー、タブレット端末、スマートフォン、車載装置、家電装置等にも適用可能である。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
22:撮像部、50:システム制御部、54:通信部
Claims (19)
- 撮影手段と、
所定の撮影条件に従って複数回の自動撮影を行うよう前記撮影手段を制御する制御手段と、
外部機器との間で情報の通信を行う通信手段であって、前記複数回の自動撮影が完了した場合にその旨を示す情報を前記外部機器に送信する通信手段と
を有することを特徴とする撮影装置。 - 前記通信手段は、無線又は有線で接続された外部機器に前記情報を送信する請求項1に記載の撮影装置。
- 前記撮影条件は、撮影枚数の設定値を含み、
前記通信手段は、前記自動撮影による撮影枚数が前記設定値に達した場合に、前記自動撮影が完了した旨の情報を前記外部機器に送信する請求項1又は2に記載の撮影装置。 - 前記撮影条件は、撮影時間の設定値を含み、
前記通信手段は、前記自動撮影による撮影時間が前記設定値に達した場合に、前記自動撮影が完了した旨の情報を前記外部機器に送信する請求項1又は2に記載の撮影装置。 - 前記撮影条件は、所定の間隔で所定の枚数又は所定の時間にわたって複数回の撮影を行うインターバル撮影の設定値を含み、
前記通信手段は、前記インターバル撮影による撮影枚数が前記所定の枚数に達した場合又は前記インターバル撮影による撮影時間が前記所定の時間に達した場合に、前記自動撮影が完了した旨の情報を前記外部機器に送信する請求項1又は2に記載の撮影装置。 - 前記インターバル撮影の設定値は、タイムラプス動画を生成するための複数のフレームを撮影するための設定値である請求項5に記載の撮影装置。
- 前記撮影装置の状態を検知する検知手段をさらに備え、
前記通信手段は、前記検知手段により所定の状態が検知された場合にその旨を示す情報を前記外部機器に送信する請求項1〜6のいずれか1項に記載の撮影装置。 - 前記検知手段は、前記撮影装置にかかる加速度を検知し、
前記通信手段は、前記加速度が閾値以上の場合にその旨を示す情報を前記外部機器に送信する請求項7に記載の撮影装置。 - 前記通信手段は、前記加速度が閾値以上の場合にその旨を示す情報とともに、前記自動撮影により最後に撮影された画像データを前記外部機器に送信する請求項8に記載の撮影装置。
- 前記検知手段は、前記撮影手段により撮影された画像データが記録される記憶装置の残り容量を検知し、
前記通信手段は、前記記憶装置の残り容量が閾値以下になった場合にその旨を示す情報を前記外部機器に送信する請求項7に記載の撮影装置。 - 前記検知手段は、前記撮影装置のバッテリ残量を検知し、
前記通信手段は、前記バッテリ残量が閾値以下になった場合にその旨を示す情報を送信する請求項7に記載の撮影装置。 - 前記検知手段は、前記自動撮影により最後に撮影された画像データとその前に撮影された画像データとの差異を算出し、
前記通信手段は、前記画像データの差異が閾値以上の場合に撮影画像に大きな変化が生じた旨を示す情報を前記外部機器に送信する請求項7に記載の撮影装置。 - 前記通信手段は、前記画像データの差異が閾値以上の場合に撮影画像に大きな変化が生じた旨を示す情報を送信するとともに、前記自動撮影により最後に撮影された画像データを前記外部機器に送信する請求項12に記載の撮影装置。
- 前記通信手段は、前記外部機器から情報送信要求を受信した場合、要求された情報を前記外部機器に送信する請求項1〜13のいずれか1項に記載の撮影装置。
- 前記通信手段は、前記自動撮影が完了するまでの期間、通信機能を停止する請求項1〜14のいずれか1項に記載の撮影装置。
- 前記通信手段は、前記自動撮影が完了するまでの期間、通信機能を停止した状態から通信機能を起動させて前記自動撮影の進捗状況に関する情報を前記外部機器に送信し再び通信機能を停止する動作を、一定間隔で繰り返す請求項15に記載の撮影装置。
- 撮影装置の制御方法であって、
所定の撮影条件に従って複数回の自動撮影を行うよう前記撮影装置を制御する工程と、
外部機器との間で情報の通信を行う工程と、
前記複数回の自動撮影が完了した場合にその旨を示す情報を前記外部機器に送信する工程と、
を有することを特徴とする撮影装置の制御方法。 - コンピュータを、請求項1〜16のいずれか1項に記載された撮影装置の各手段として機能させるためのプログラム。
- コンピュータを、請求項1〜16のいずれか1項に記載された撮影装置の各手段として機能させるためのプログラムを格納したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016084723A JP2017195513A (ja) | 2016-04-20 | 2016-04-20 | 撮影装置及びその制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016084723A JP2017195513A (ja) | 2016-04-20 | 2016-04-20 | 撮影装置及びその制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017195513A true JP2017195513A (ja) | 2017-10-26 |
Family
ID=60155582
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016084723A Pending JP2017195513A (ja) | 2016-04-20 | 2016-04-20 | 撮影装置及びその制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017195513A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019172424A1 (ja) * | 2018-03-08 | 2019-09-12 | 住友重機械工業株式会社 | 作業機械、情報処理装置、情報処理方法、プログラム |
CN113938626A (zh) * | 2021-09-30 | 2022-01-14 | 中国科学院长春光学精密机械与物理研究所 | 一种tdi-cmos探测器及应用其的压缩感知成像方法 |
-
2016
- 2016-04-20 JP JP2016084723A patent/JP2017195513A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019172424A1 (ja) * | 2018-03-08 | 2019-09-12 | 住友重機械工業株式会社 | 作業機械、情報処理装置、情報処理方法、プログラム |
CN111819334A (zh) * | 2018-03-08 | 2020-10-23 | 住友重机械工业株式会社 | 施工机械、信息处理装置、信息处理方法及程序 |
JPWO2019172424A1 (ja) * | 2018-03-08 | 2021-03-18 | 住友重機械工業株式会社 | 作業機械、情報処理装置、情報処理方法、プログラム |
EP3763885A4 (en) * | 2018-03-08 | 2021-10-27 | Sumitomo Heavy Industries, Ltd. | WORKING MACHINE, INFORMATION PROCESSING DEVICE, INFORMATION PROCESSING METHODS AND PROGRAM |
CN113938626A (zh) * | 2021-09-30 | 2022-01-14 | 中国科学院长春光学精密机械与物理研究所 | 一种tdi-cmos探测器及应用其的压缩感知成像方法 |
CN113938626B (zh) * | 2021-09-30 | 2023-03-24 | 中国科学院长春光学精密机械与物理研究所 | 一种tdi-cmos探测器及应用其的压缩感知成像方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9635235B2 (en) | Communication apparatus and control method thereof | |
US9578225B2 (en) | Image pickup apparatus and control method of image pickup apparatus arranged to detect an attitude | |
US11778319B2 (en) | Image capturing apparatus that can distribute recorded content at a set time, and control method and non-transitory computer-readable storage medium | |
US11184516B2 (en) | Imaging apparatus, control method for imaging apparatus, and storage medium | |
JP2017195513A (ja) | 撮影装置及びその制御方法 | |
US9635281B2 (en) | Imaging apparatus method for controlling imaging apparatus and storage medium | |
CN108132705B (zh) | 电子设备、控制方法以及存储介质 | |
US9986161B2 (en) | Image capturing control apparatus and method for controlling the same | |
JP6604864B2 (ja) | 電子機器およびその制御方法 | |
JP2015119259A (ja) | 表示制御装置、その制御方法、およびプログラム、並びに記憶媒体 | |
JP2018113532A (ja) | 撮像装置 | |
US10530981B2 (en) | Image capturing apparatus, control method, and storage medium for not producing a notification sound | |
US10419679B2 (en) | Image pickup apparatus, control method, and storage medium | |
JP2017120950A (ja) | 撮像装置 | |
JP2021121063A (ja) | 撮像制御装置 | |
JP2016122387A (ja) | 電子機器及び電子機器の制御方法 | |
JP6257310B2 (ja) | 撮影装置、撮影制御方法及びプログラム | |
JP5755035B2 (ja) | 撮像装置及びその制御方法 | |
JP7171876B2 (ja) | 撮像装置及びその制御方法、並びに、プログラム | |
JP6270454B2 (ja) | 撮像装置、その制御方法、およびプログラム、並びに記憶媒体 | |
JP6362645B2 (ja) | 撮像装置、その制御方法、およびプログラム、並びに記憶媒体 | |
JP6460785B2 (ja) | 電子機器及び電子機器の制御方法 | |
JP2020068443A (ja) | 撮像装置、撮像方法およびプログラム | |
JP2019016984A (ja) | 撮像制御装置、制御方法、プログラム、及び記憶媒体 | |
JP2016082269A (ja) | 撮像装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20181116 |