JP6362645B2 - 撮像装置、その制御方法、およびプログラム、並びに記憶媒体 - Google Patents

撮像装置、その制御方法、およびプログラム、並びに記憶媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP6362645B2
JP6362645B2 JP2016154542A JP2016154542A JP6362645B2 JP 6362645 B2 JP6362645 B2 JP 6362645B2 JP 2016154542 A JP2016154542 A JP 2016154542A JP 2016154542 A JP2016154542 A JP 2016154542A JP 6362645 B2 JP6362645 B2 JP 6362645B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
moving image
focus
shooting
control unit
type
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016154542A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018023058A (ja
Inventor
修一郎 松島
修一郎 松島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2016154542A priority Critical patent/JP6362645B2/ja
Publication of JP2018023058A publication Critical patent/JP2018023058A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6362645B2 publication Critical patent/JP6362645B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Focusing (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Description

本発明は、撮像装置、その制御方法、およびプログラム、並びに記憶媒体に関し、特に、所定の間隔をおいて複数回の撮影を行うインターバル撮影で得られた複数の画像を繋ぎ合わせた動画データを得ることのできる撮像装置に関する。
一般に、所定の時間間隔で被写体を撮影するインターバル撮影又はタイムラプス撮影(Time Lapse)で得られた複数の静止画を繋ぎ合わせて動画とする所謂タイムラプス動画が知られている。インターバル撮影が可能な撮像装置において、記録動作時間に応じてユーザーが選択可能な時間間隔を判定する撮像装置がある(特許文献1参照)。
特開2007−43463号公報
ところで、タイムラプス動画を生成する際、インターバル撮影によって得られた複数のフレーム画像においてそのピント位置が異なっていると、タイムラプス動画にちらつきが生じることがある。つまり、インターバル撮影においては、所定の時間間隔で撮影が行われるため、実際には連続的にピントが変化している場合であって、タイムラプス動画においては急激にピントの変化が生じる。このため、タイムラプス動画においては、ピントの変化に起因してちらつきが生じることがある。
このため、タイムラプス動画を生成するためインターバル撮影を行う際には、オートフォーカス(AF)モードに拘わらずピント位置を固定して撮影することが望ましい。
ところが、ピント位置を固定すると、インターバル撮影を開始した時点においてピントが合っていないと、その後に撮影されるフレーム画像が全てピンボケとなってしまい、タイムラプス動画がピンボケ状態となる。
そこで、本発明の目的は、タイムラプス動画がピンボケ状態となることのない撮像装置、その制御方法、およびプログラム、並びに記憶媒体を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明による撮像装置は、第1の種別の動画を記録可能な第1の動画撮影モードと、所定の間隔を置いた複数回の撮影であるインターバル撮影で撮影された複数の画像を繋ぎ合わせた第2の種別の動画を記録可能な第2の動画撮影モードと、を含む複数の動画撮影モードのいずれかを設定する設定手段と、動画の記録の開始指示を受け付ける受付手段と、前記受付手段によって前記開始指示を受け付けたことに応じて、オートフォーカスを行うように制御するフォーカス制御手段と、前記第1の動画撮影モードに設定されている場合は、前記受付手段で開始指示を受け付けたことに応じて、前記オートフォーカスの結果、合焦したか否かに拘わらず前記第1の種別の動画の記録を開始するように制御し、前記第2の動画撮影モードに設定されている場合は、前記オートフォーカスの結果、合焦した場合に前記第2の種別の動画の記録を開始し、前記受付手段で開始指示を受け付けても、前記オートフォーカスの結果、合焦しない場合は前記第2の種別の動画の記録を開始しないように制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、ピンボケ状態となることがない第2の種別の動画(例えば、タイムラスプ動画)を得ることができる。
本発明の実施の形態による撮像装置の一例についてその構成を示すブロック図である。 図1に示すカメラの外観の一例を背面側から示す斜視図である。 図1に示すカメラで行われる撮影処理の一例を説明するためのフローチャートである(その1)。 図1に示すカメラで行われる撮影処理の一例を説明するためのフローチャートである(その2)。 図1に示す表示部に表示される画面の一例を説明するための図である。 図4に示す静止画撮影処理を説明するためのフローチャートである。
以下に、本発明の実施の形態による撮像装置の一例について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態による撮像装置の一例についてその構成を示すブロック図である。なお、ここでは、撮像装置として静止画像および動画の撮影が可能なデジタルカメラ(以下単にカメラと呼ぶ)を例に挙げて説明する。
カメラ100は撮影レンズユニット(以下単に撮影レンズと呼ぶ)104を備えており、撮影レンズ104には、少なくともズームレンズおよびフォーカスレンズが備えられている。
撮影レンズ104の後段には絞り機能を備えるシャッター(シャッター操作部材)105が配置されている。そして、シャッター105の後側には、光学像(被写体像)を電気信号(アナログ信号)に変換するCCD又はCMOSセンサなどの撮像素子を有する撮像部106が配置されている。撮像部106の出力であるアナログ信号はA/D変換器107によってデジタル信号(画像データ)に変換される。
なお、撮影レンズ104の前面側にはバリア103が配置されており、このバリア103は撮影レンズ104、シャッター105、および撮像部106などの撮像系を覆って、その汚れおよび破損を防止するためのものである。
画像処理部102は、A/D変換器107の出力である画像データ、又はメモリ制御部108から画像データを受けて、所定の画素補間および縮小などのリサイズ処理と色変換処理とを行う。また、画像処理部102は撮像の結果得られた画像データを用いて所定の演算処理を行う。
システム制御部101は、画像処理部102による所定の演算処理によって得られた演算結果に基づいて露光制御および測距制御を行う。これにより、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、およびEF(フラッシュプリ発光)処理が行われる。
さらに、画像処理部102は撮像の結果得られた画像データを用いて所定の演算処理を行って、当該演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理を行う。
A/D変換器107からの出力である画像データは、画像処理部102およびメモリ制御部108を介して、或いは直接メモリ制御部108を介して、メモリ109に書き込まれる。このメモリ109は、所定枚数の静止画像又は所定時間の動画像および音声を格納するための十分な記憶容量を備えている。
図示のメモリ109は画像表示用のメモリ(ビデオメモリ)を兼ねており、メモリ109に書き込まれた表示用の画像データは、メモリ制御部108によってD/A変換器110を介して表示部111に与えられて、画像として表示される。
なお、表示部111は、例えば、LCDである。また、メモリ109に蓄積された画像データをD/A変換器110においてD/A変換して表示部111に逐次転送して表示すれば、表示部111は電子ビューファインダとして機能しスルー画像表示(ライブビュー表示)を行うことができる。
システム制御部101はカメラ100全体の制御を司る。不揮発性メモリ114は、電気的に消去・記録可能なメモリであって、例えば、EEPROMが用いられる。不揮発性メモリ114にはシステム制御部101の動作用の定数、変数、およびプログラムなどが格納されている。このプログラムには、後述する各種フローチャートを実行するためのプログラムが含まれる。
システムメモリ112は、例えば、RAMであり、システム制御部101は不揮発性メモリ114から動作用の定数、変数、およびプログラムなどを読み出して、システムメモリ112に展開する。
なお、メモリ109に書き込まれた画像データは、システム制御部101においてファイル化されて、記録媒体インターフェース(I/F)123を介して記録媒体124に記録される。また、システム制御部101は、メモリ109、D/A変換器110、および表示部111などを制御することによって表示制御を行う。
システム制御部101にはシステムタイマー113が接続されており、システムタイマー113はシステム制御部101による各種制御で用いる時間を計測してシステム制御部101に与える。
モード切換スイッチ118は、例えば、システム制御部101の動作モードを静止画記録モード、動画記録モード、および再生モードなどのいずれかに切り替える際に用いられる。さらに、モード切換スイッチ118は、これら動作モードの各々に含まれる詳細モードに切り替える際に用いられる。なお、後述するタイムラプス動画モードは動画記録モードにおける詳細モードに含まれる。
シャッターボタン115が操作途中(半押し:撮影準備指示)であると、第1のシャッタースイッチ(図示せず)がオンとなって、第1のシャッタースイッチ信号SW1がシステム制御部101に与えられる。これによって、システム制御部101はAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、およびEF(フラッシュプリ発光)処理などの撮影準備動作を開始する。
シャッターボタン115が操作完了(全押し)になると、第2のシャッタースイッチ(図示せず)がオンとなって、第2のシャッタースイッチ信号SW2がシステム制御部101に与えられる。これによって、システム制御部101は撮像部106の信号読み出しから記録媒体124に画像データを書き込むまでの一連の撮像処理の動作を開始する。
電源制御部121は電池検出回路、DC−DCコンバータ、および通電するブロックを切り替えるスイッチ回路などを備えている。そして、電源制御部121は電池の装着の有無、電池の種類、および電池残量の検出を行う。また、電源制御部121は上記の検出結果およびシステム制御部101の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御して、所定の電圧を必要な期間の間、記録媒体124を含むカメラ100の各部に供給する。
電源制御部121には電源部122が接続されている。電源部122はアルカリ電池又はリチウム電池などの一次電池、又はNiCd電池、NiMH電池、又はLi電池などの二次電池を備えるとともに、ACアダプターなどを有している。
記録媒体I/F123は、メモリカード又はハードディスクなどの記録媒体124とのインターフェースであり、記録媒体124には撮影の結果得られた画像データが記録される。この記録媒体124は、例えば、半導体メモリ又は磁気ディスクから構成される。
図示のように、システム制御部101には、音声制御部125が接続されている。システム制御部101は、必要に応じて音声制御部125によって警告などの音声を生成し、当該音声をスピーカー126から出力する。
図示のように、撮影レンズ104にはズーム操作部128が備えられ、当該ズーム操作部128はユーザーによって操作される。ズーム操作部128がユーザーによって操作されると、その操作量および操作方向に応じてズームレンズが光軸に沿って移動する。そして、当該操作量および操作方向はシステム制御部101に送られる。
また、システム制御部101はAF制御の際には、レンズ駆動部129によってフォーカスレンズを光軸に沿って移動させ、被写体に合焦させる。
表示部111に表示される種々の機能アイコンを選択操作すると、場面(撮影シーン)毎に適宜機能が割り当てられて、操作部120は各種機能ボタンとして作用する。機能ボタンとして、例えば、終了ボタン、戻るボタン、画像送りボタン、ジャンプボタン、絞込みボタン、および属性変更ボタンがある。
図2は、図1に示すカメラの外観の一例を背面側から示す斜視図である。
図1および図2を参照して、操作部120においてメニューボタン201が操作されると、システム制御部101は各種設定を行うためのメニュー画面を表示部111に表示する。ユーザーは表示部111に表示されたメニュー画面を見て、上下左右の4方向キーを備える十字ボタン202およびSETボタン203を用いて直感的に各種設定を行うことができる。
なお、図2に示すコントローラホイール204および電子ダイヤル205は、操作部120に含まれる回転操作可能な操作部材であって、十字ボタン202とともに選択項目を指示する際に用いられる。また、操作部120に備えられた動画記録ボタン(REC)206はタイムラプス動画およびタイムラプス動画以外の通常動画の記録開始指示および停止指示を行う際に用いられる。
図2において、カメラ100はその背面側に前述の表示部111が配置されている。カメラ100の上面には電源オンおよび電源オフを切り替える電源ボタン119が配置されるとともに、シャッターボタン115およびモード切換スイッチ118が配置されている。また、表示部111の右側には、前述の操作部120が配置されている。
カメラ100の下面側には、スロットが形成されており、当該スロットに電源部122である電池および記録媒体124が挿入される。スロットに電池又は記録媒体124を収納する際には、カメラ100に設けられたカバー207を開いて、スロットに電池又は記録媒体124を収納する。
図3Aおよび図3Bは、図1に示すカメラで行われる撮影処理の一例を説明するためのフローチャートである。なお、図示のフローチャートに係る処理は、不揮発性メモリ114に記録されたプログラムをシステムメモリ112に展開してシステム制御部101が実行することによって行われる。
また、図4は、動画撮影処理の際に図1に示す表示部に表示される画面の一例を説明するための図である。そして、図4(a)はタイムラプス動画モード撮影待機画面の一例を示す図であり、図4(b)はメニュー(MENU)撮影間隔・回数設定画面の一例を示す図である。図4(c)はタイムラプス動画モード非合焦表示画面の一例示す図であり、図4(d)は静止画モード合焦表示画面の一例を示す図である。図4(e)は静止画モード非合焦表示画面の一例を示す図である。
撮影処理を開始すると、S301では、システム制御部101は、撮影モードがタイムラプス動画モード(第2の動画撮影モード)に設定されているか否かを判定する。設定された撮影モードは、例えば、不揮発性メモリ114に記録されており、システム制御部101は不揮発性メモリ114に記録された撮影モードに応じてタイムラスプ動画モードが設定されているか否かを判定する。
なお、タイムラスプ動画モードでは、所定の間隔をおいて複数回の撮影を行うインターバル撮影で得られた複数の画像を繋ぎ合わせて得られた動画データ(第2の種別の動画)を記録可能である。
タイムラプス動画モードに設定されている場合は、システム制御部101は、表示部111に図4(a)に示すタイムラプス動画モード撮影待機画面を表示して、S302に進む。そうでない場合は、システム制御部101は通常動画モード撮影待機画面を表示して、S318に進む。
なお、タイムラプス動画モード設定の際には、図5(b)に示すMENU画面でタイムラプス動画撮影の際の撮影間隔および撮影回数が設定される。また、通常動画モード(第1の動画撮影モード)においては、得られた動画データを第1の種別の動画として記録可能である。
S302では、システム制御部101は、電源ボタンの操作又は電池消耗などによって電源がOFFされたか否かを判定する。電源がOFFされた場合は、システム制御部101は、撮影処理を終了する。そうではない場合はS303に進む。
S303では、システム制御部101はユーザー操作によって撮影モードが変更されたか否かを判定する。撮影モードが変更された場合はS301に戻る。そうではない場合はS304に進む。なお、撮影モードが変更されると、当該変更された撮影モードは不揮発性メモリ114に記録される。
S304では、システム制御部101はシャッターボタン115の操作によって第1のシャッタースイッチ信号SW1がONとなったか否かを判定する。SW1がONの場合はS317に進む。そうでない場合はS305に進む。
S305では、システム制御部101はRECボタン206が押されたか否かを判定する。RECボタン206が押された場合はS306に進む。そうではない場合はS302に戻る。
S306では、システム制御部101は、ユーザー操作によって設定されたフォーカスモードがオートフォーカスモード(AFモード)であるか否かを判定する。AFモードである場合はS307に進む。そうでない場合は、つまり、マニュアルフォーカスモードの場合はS310に進む。
S307では、システム制御部101はレンズ駆動部129を駆動制御して、フォーカスレンズを光軸に沿って移動させてAFを実行する。S308では、システム制御部101はAFの結果(例えば、コントラストなどのAF評価値)を取得する。そして、S309では、システム制御部101はAFの結果に基づいて被写体に合焦したか否かを判定する。合焦した場合はS310に進む。そうではない場合はS315に進む。
なお、合焦に至らないケースとして、例えば、前述のようにフォーカスレンズを駆動したが合焦しない場合がある。さらには、カメラに備えられたAFセンサ(図示せず)による位相差AF又は撮像面位相差AFなどを行って、得られたデフォーカス量からフォーカスレンズの駆動に拘わらず、合焦不可である判定できる場合がある。
S310では、システム制御部101はタイムラプス動画を撮影する撮影開始処理を開始する(タイムラプス動画撮影開始処理)。そして、S311では、システム制御部101は所定の時間間隔において静止画を撮影して、当該撮影によってよって得られた静止画を繋ぎ合わせて動画データを作成する。
この際には、システム制御部101はAF制御を行わず、静止画を撮影する際のピント位置(フォーカス位置)を同一の位置とする。つまり、システム制御部101は前回の撮影までと同一のピント位置で撮影を行う。これによって、タイムラプス動画(動画データ)を視聴した際に急なピント変化に起因するちらつきを防止することができる。つまり、1回の開始指示に応じて行われるインターバル撮影において、2回目以降の撮影の際には、システム制御部101はAFを行わず、1回目の撮影の際のフォーカス位置に固定した状態で撮影を行う。
なお、S311で得られた動画データはタイムラスプ動画と呼ばれ、当該タイムラスプ動画は再生に要する時間が撮影に要した時間よりも短い。
S312では、システム制御部101は、タイムラスプ動画モードにおいて設定された静止画の撮影回数が設定回数となったか否かを判定する。設定回数となった場合はS314に進む。そうでない場合はS313に進む。
S313では、システム制御部101はRECボタン206が押されたか否かを判定する。RECボタン206がおされた場合はS314に進む。そうでない場合はS311に戻る。
S314では、システム制御部101はタイムラプス動画撮影処理を終了するための処理を行う。そして、システム制御部101はS302に戻る。
S315では、システム制御部101は、図4(c)に示すタイムラプス動画モード非合焦を示す非合焦枠を表示部111に表示する。そして、S316では、システム制御部101は音声制御部125を制御して、スピーカー126から警報音を発する(非合焦発音)。その後、システム制御部101はS302に戻る。
S317では、システム制御部101は、後述する静止画撮影処理を行う。その後、システム制御部101はS302に戻る。
S318では、システム制御部101は、電源ボタンの操作又は電池消耗などによって電源がOFFされたか否かを判定する。電源がOFFされた場合は、システム制御部101は、撮影処理を終了する。そうではない場合はS319に進む。
S319では、システム制御部101はユーザー操作によって撮影モードが変更されたか否かを判定する。撮影モードが変更された場合はS301に戻る。そうではない場合はS320に進む。
S320では、システム制御部101はシャッターボタン115の操作によって第1のシャッタースイッチ信号SW1がONとなったか否かを判定する。SW1がONの場合はS326に進む。そうでない場合はS321に進む。
S321では、システム制御部101はRECボタン206が押されたか否かを判定する。RECボタン206が押された場合はS322に進む。そうではない場合はS318に戻る。
S322では、システム制御部101は、通常の動画を撮影する撮影開始処理を開始する(動画撮影開始処理)。この際には、システム制御部101はAF制御を行って動画撮影を開始する。なお、AF制御の結果、合焦に至らない場合であっても、システム制御部101は動画撮影を開始する。そして、動画撮影中において、システム制御部101は継続的にAF制御を行う。よって、動画撮影の開始の際に合焦に至らない場合であっても、その後の被写体の変化などによって合焦するに至る場合もある。
S323では、システム制御部101は、動画撮影処理を行って、得られた動画データを記録媒体124に記録する。なお、S322およびS323によって得られた動画データ(第1の種別の動画)は、再生に要する時間が撮影に要した時間とほぼ一致する動画である。
S324では、システム制御部101はRECボタン206が押されたか否かを判定する。RECボタン206が押された場合はS325に進む。そうでない場合はS323に戻って、動画撮影が継続される。
S325では、システム制御部101は動画撮影処理を終了するための処理を行う。そして、システム制御部101はS318に戻る。
S326では、システム制御部101は、後述する静止画撮影処理を行う。その後、システム制御部101はS318に戻る。
図5は、図4に示す静止画撮影処理を説明するためのフローチャートである。
静止画撮影処理を開始すると、S501において、システム制御部101はAFモードであるか否かを判定する。AFモードである場合はS502に進む。そうではない場合は、つまり、マニュアルフォーカスモードである場合は、S506に進む。
S502では、システム制御部101はレンズ駆動部129を駆動制御して、フォーカスレンズを光軸に沿って移動させてAFを実行する。S503では、システム制御部101はAFの結果(例えば、コントラストなどのAF評価値)を取得する。そして、S504では、システム制御部101はAFの結果に基づいて被写体に合焦したか否かを判定する。合焦した場合はS505に進む。そうではない場合はS509に進む。
S505では、システム制御部101は、図4(d)に示すに静止画モード合焦画面を表示部111に表示する。そして、S506では、システム制御部101はSW1がOFF(解除)されたか否かを判定する。解除された場合は、システム制御部101は静止画撮影処理を終了する。そうではない場合はS507に進む。
S507では、システム制御部101はシャッターボタン115の操作によって第2のシャッタースイッチ信号SW2がONとなったか否かを判定する。SW2がONの場合はS508に進む。そうでない場合はS506に戻る。
S508では、システム制御部101は撮像部106によって静止画を撮影する静止画撮影処理を実行して、得られた静止画を記録媒体124に記録する。そして、システム制御部101は静止画撮影処理を終了する。
S509では、システム制御部101は、図4(e)に示す静止画モード非合焦画面を表示部111に表示する(非合焦警告)。その後、S510では、システム制御部101はSW1がOFF(解除)となったか否かを判定する。SW1が解除された場合は、システム制御部101は静止画撮影処理を終了する。そうでない場合は、システム制御部101は待機する。
このように、本発明の実施の形態では、タイムラプス動画撮影を開始する際に、AF制御による合焦を行った後、ピント位置を固定して所定の時間間隔で複数枚の静止画を得る。そして、これら複数枚の静止画に基づいて動画データを生成するので、タイムラプス動画がピンボケ状態となることを防止することができる。
上述の説明から明らかなように、図1および図2に示す例では、操作部120およびシステム制御部101が設定手段として機能し、RECボタン206およびシステム制御部101が受付手段として機能する。また、システム制御部101およびレンズ駆動部129はフォーカス制御手段として機能し、システム制御部101は制御手段として機能する。さらに、システム制御部101および表示部111は通知手段として機能し、操作部120およびシステム制御部101はフォーカスモード設定手段として機能する。
なお、システム制御部101による制御は1つのハードウェアが行ってもよいし、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体の制御を行ってもよい。また、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。
また、上述した実施形態においては、本発明をデジタルカメラに適用した場合を例にして説明したが、この例に限定されず、タイムラプス動画や、インターバル撮影(間隔を置いた撮影を自動的に行う機能)が可能な撮像装置であれば適用可能である。すなわち、本発明は、カメラ付きのパーソナルコンピュータやPDA、カメラ付きの携帯電話端末や携帯型の画像ビューワ、音楽プレーヤー、ゲーム機、電子ブックリーダー、タブレット端末、スマートフォン、家電装置や車載装置などに適用可能である。また、観察対象をインターバル撮影する機能を備えた顕微鏡、望遠鏡、医療機器などにも適用可能である。
[その他の実施形態]
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
101 システム制御部
102 画像処理部
104 撮影レンズ
105 シャッター
106 撮像部
111 表示部
115 シャッターボタン
118 モード切換スイッチ
120 操作部
206 RECボタン

Claims (11)

  1. 第1の種別の動画を記録可能な第1の動画撮影モードと、所定の間隔を置いた複数回の撮影であるインターバル撮影で撮影された複数の画像を繋ぎ合わせた第2の種別の動画を記録可能な第2の動画撮影モードと、を含む複数の動画撮影モードのいずれかを設定する設定手段と、
    動画の記録の開始指示を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段によって前記開始指示を受け付けたことに応じて、オートフォーカスを行うように制御するフォーカス制御手段と、
    前記第1の動画撮影モードに設定されている場合は、前記受付手段で開始指示を受け付けたことに応じて、前記オートフォーカスの結果、合焦したか否かに拘わらず前記第1の種別の動画の記録を開始するように制御し、前記第2の動画撮影モードに設定されている場合は、前記オートフォーカスの結果、合焦した場合に前記第2の種別の動画の記録を開始し、前記受付手段で開始指示を受け付けても、前記オートフォーカスの結果、合焦しない場合は前記第2の種別の動画の記録を開始しないように制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記設定手段によって前記第2の動画撮影モードに設定されている場合、
    1回の開始指示に応じて行われる前記インターバル撮影における2回目以降の撮影の際には、前記制御手段は、前記フォーカス制御手段によるオートフォーカスを行わず、1回目の撮影の際のフォーカス位置に固定した状態で撮影を行うことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記制御手段は、前記第1の種別の動画を記録する際には、前記フォーカス制御手段によるオートフォーカスを継続的に行うように制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 前記第2の種別の動画は、再生に要する時間が撮影に要した時間よりも短いタイムラプス動画であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記第1の種別の動画は、再生に要する時間が撮影に要した時間とほぼ一致する動画であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記制御手段は、前記受付手段とは異なるシャッター操作部材の操作に応じて、静止画の撮影を行うことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記受付手段によって開始指示を受け付けた場合に、前記フォーカス制御手段によるオートフォーカスを行っても合焦しない場合、当該合焦しない旨の通知を行う通知手段をさらに有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. オートフォーカスモードとマニュアルフォーカスモードとを含む複数のフォーカスモードのいずれかを設定するフォーカスモード設定手段をさらに有し、
    前記制御手段は、マニュアルフォーカスモードに設定されていた場合には、前記受付手段によって開始指示を受け付けたことに応じてオートフォーカスを行うことなく、前記インターバル撮影を開始するように制御することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の撮像装置。
  9. 第1の種別の動画を記録可能な第1の動画撮影モードと、所定の間隔を置いた複数回の撮影であるインターバル撮影で撮影された複数の画像を繋ぎ合わせた第2の種別の動画を記録可能な第2の動画撮影モードとを含む複数の動画撮影モードを有する撮像装置の制御方法であって、
    前記複数の動画撮影モードのいずれかを設定する設定ステップと、
    動画の記録の開始指示を受け付ける受付ステップと、
    前記受付ステップで前記開始指示を受け付けたことに応じて、オートフォーカスを行うように制御するフォーカス制御ステップと、
    前記第1の動画撮影モードに設定されている場合は、前記受付ステップで開始指示を受け付けたことに応じて、前記オートフォーカスの結果、合焦したか否かに拘わらず前記第1の種別の動画の記録を開始するように制御し、前記第2の動画撮影モードに設定されている場合は、前記オートフォーカスの結果、合焦した場合に前記第2の種別の動画の記録を開始し、前記受付ステップで開始指示を受け付けても、前記オートフォーカスの結果、合焦しない場合は前記第2の種別の動画の記録を開始しないように制御する制御ステップと、
    を有することを特徴とする制御方法。
  10. コンピュータを、請求項1乃至8のいずれか1項に記載された撮像装置の各手段として機能させるためのプログラム。
  11. コンピュータを、請求項1乃至8のいずれか1項に記載された撮像装置の各手段として機能させるためのプログラムを格納したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
JP2016154542A 2016-08-05 2016-08-05 撮像装置、その制御方法、およびプログラム、並びに記憶媒体 Active JP6362645B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016154542A JP6362645B2 (ja) 2016-08-05 2016-08-05 撮像装置、その制御方法、およびプログラム、並びに記憶媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016154542A JP6362645B2 (ja) 2016-08-05 2016-08-05 撮像装置、その制御方法、およびプログラム、並びに記憶媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018023058A JP2018023058A (ja) 2018-02-08
JP6362645B2 true JP6362645B2 (ja) 2018-07-25

Family

ID=61164639

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016154542A Active JP6362645B2 (ja) 2016-08-05 2016-08-05 撮像装置、その制御方法、およびプログラム、並びに記憶媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6362645B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01287664A (ja) * 1988-05-16 1989-11-20 Minolta Camera Co Ltd Afカメラシステム
JP5842882B2 (ja) * 2013-08-22 2016-01-13 カシオ計算機株式会社 撮像装置、撮像方法及びプログラム
JP2016111565A (ja) * 2014-12-08 2016-06-20 キヤノン株式会社 撮像装置、撮像方法及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018023058A (ja) 2018-02-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6075854B2 (ja) 表示制御装置、その制御方法、およびプログラム、並びに撮像装置および記憶媒体
JP6792372B2 (ja) 画像処理装置、制御方法、プログラム、及び記憶媒体
JP6590630B2 (ja) 撮像装置、制御方法及びプログラム
US20190149730A1 (en) Image capturing control apparatus and control method therefor
US10511761B2 (en) Image capturing control apparatus, control method, and storage medium
JP6953296B2 (ja) 撮像制御装置およびその制御方法
JP6312423B2 (ja) 撮像装置、撮像装置の制御方法、プログラム、及び、記憶媒体
JP6758843B2 (ja) 撮影制御装置およびその制御方法
JP6854633B2 (ja) 電子機器、制御方法、プログラム、及び記憶媒体
JP2014138246A (ja) 撮像装置、その制御方法、およびプログラム、並びに記憶媒体
JP6362645B2 (ja) 撮像装置、その制御方法、およびプログラム、並びに記憶媒体
US10419679B2 (en) Image pickup apparatus, control method, and storage medium
JP6976752B2 (ja) 撮像装置及びその制御方法、プログラム、並びに、記憶媒体
JP2021121063A (ja) 撮像制御装置
JP6759094B2 (ja) 電子機器及びその制御方法
JP2015233249A (ja) 表示制御装置及びその制御方法
JP7171876B2 (ja) 撮像装置及びその制御方法、並びに、プログラム
JP2015055775A (ja) 撮像装置および撮像装置の制御方法
JP6257310B2 (ja) 撮影装置、撮影制御方法及びプログラム
JP5755035B2 (ja) 撮像装置及びその制御方法
JP6948856B2 (ja) 撮像装置及びその制御方法、プログラム、記憶媒体
JP2018107560A (ja) 撮像装置
JP6095727B2 (ja) 撮像装置及びその制御方法
JP5944031B2 (ja) 撮像装置及びその制御方法
JP6210795B2 (ja) 表示制御装置及びその制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180518

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180529

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180626

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6362645

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151