JP5842882B2 - 撮像装置、撮像方法及びプログラム - Google Patents
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Description
このようなファイル生成技術は、監視カメラのような撮影で得られた大量の静止画像を効率的にチェックするために用いられることが多いが、近年定点撮影以外の利用シーンでこのようなタイムラプス(Time Lapse)撮影を使用する機会が増えつつあり、例えば、人等の移動物体にカメラを装着し、その移動物体の目線で撮影した風景の変化を楽しむといったケースもある。このようなタイムラプス撮影では、撮影パラメータが多く適切なパラメータの設定が難しいため、所定の初期値を自動的に設定することが考えられる。
連続した間欠撮影における撮影間隔、又は撮影していない時間を含むトータルの撮影時間を含む撮影パラメータの種類毎に初期設定又はユーザ指定の撮影パラメータの値を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された撮影パラメータの値を読み出して設定する設定手段と、
前記設定手段により設定された撮影パラメータの値で連続した間欠撮影を行う撮影制御手段と、
前記設定手段により設定された撮影パラメータの値をユーザ指定により変更する変更手段と、
前記変更手段により撮影パラメータの値が変更された撮影パラメータの種類が、複数の撮影パラメータの種類のうちの特定の撮影パラメータの種類である場合は、前記記憶手段に当該ユーザ指定により変更された撮影パラメータの値を記憶する、又は、前記記憶手段に記憶されている撮影パラメータの値を当該ユーザ指定により変更された撮影パラメータの値で更新する更新手段と、
前記設定手段が前記記憶手段に記憶されている撮影パラメータの値を読み出して設定する際に、読み出す撮影パラメータの種類が、特定の撮影パラメータの種類である場合は、ユーザ指定により前記更新手段が記憶、又は更新した撮影パラメータの値を読み出す一方、特定の撮影パラメータの種類でない場合は、初期設定の撮影パラメータの値を読み出して設定するように制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする。
撮像装置1は、例えばデジタルカメラとして構成される。
フォーカスレンズは、イメージセンサの受光面に被写体像を結像させるレンズである。ズームレンズは、焦点距離を一定の範囲で自在に変化させるレンズである。
光学レンズ部にはまた、必要に応じて、焦点、露出、ホワイトバランス等の設定パラメータを調整する周辺回路が設けられる。
撮像部16においては、光学レンズ部を調整することにより、AF(Auto Focus:自動フォーカス)の制御や光学レンズ部に設けられた周辺回路によってAE(Auto Exposure:自動露出),AWB(Auto White Balance:自動ホワイトバランス)の制御等を行うことができる。
光電変換素子は、例えばCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)型の光電変換素子等から構成される。光電変換素子には、光学レンズ部から被写体像が入射される。そこで、光電変換素子は、被写体像を光電変換(撮像)して画像信号を一定時間蓄積し、蓄積した画像信号をアナログ信号としてAFEに順次供給する。
AFEは、このアナログの画像信号に対して、A/D(Analog/Digital)変換処理等の各種信号処理を実行する。各種信号処理によって、ディジタル信号が生成され、撮像部16の出力信号として出力される。
このような撮像部16の出力信号を、以下、「撮像画像のデータ」と呼ぶ。撮像画像のデータは、CPU11や図示しない画像処理部等に適宜供給される。
出力部18は、ディスプレイやスピーカ等で構成され、画像や音声を出力する。
記憶部19は、ハードディスク或いはDRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、各種画像のデータを記憶する。
通信部20は、インターネットを含むネットワークを介して他の装置(図示せず)との間で行う通信を制御する。
「タイムラプス撮影」とは、一定の時間間隔で撮影された複数の画像をつなぎ合わせ、撮影時間より短い時間で再生される動画ファイルを生成するもので、撮影画像の変化が早送りしているように見える。このようにして生成された動画をタイムラプス動画と呼ぶこともある。
本実施形態において、タイムラプス撮影とは、撮影により画像を一定の間隔をおいて間欠的に取得するように撮影、即ち、指定された撮影間隔、撮影していない時間を含むトータルの撮影時間又は撮影回数で連続した間欠撮影(以下、「インターバル撮影」という。)するもので、取得した画像をつなぎ合わせてタイムラプス動画を生成する。
本実施形態のタイムラプス撮影では、図2に示すように、一定の撮影間隔が空いた画像を、タイムラプス動画を構成する画像(以下、「構成画像」という。)として取得するインターバル撮影を行う。そして、タイムラプス撮影では、取得した構成画像を1つの動画としてつなぎ合わせることでタイムラプス動画を生成する。生成されるタイムラプス動画は、再生時間が元の撮影の実際の撮影時間とは異なるものであり、つなぎ合わされた構成画像の枚数分の再生時間となる動画となる。
「タイムラプス撮影処理」とは、撮影シーンを判別し、当該判別した撮影シーンに適した撮影条件でインターバル撮影を行い、当該撮影で取得した構成画像に基づいて、タイムラプス動画を生成するまでの一連の処理である。
具体的には、画質に係る撮影パラメータは、露出に関する設定である「露出」と、ホワイトバランスに関する設定である「ホワイトバランス」と、フォーカスに関する設定である「フォーカス」と、露出補正に関する設定である「EV(Exposure Value)シフト」とで構成される。
図4(a)に示すタイムラプス撮影における撮影パラメータと、図4(b)に示す通常の動画撮影における撮影パラメータと、を比較してもわかるように、例えば撮影シーン「雲」におけるタイムラプス撮影では、「露出」の初期値を「AEロック」、「ホワイトバランス」の初期値を「AWBロック」とし、通常の動画撮影では、「露出」の初期値を「AE追従」、「ホワイトバランス」の初期値を「AWB追従」としている。これは、通常の動画撮影はタイムラプス撮影と比べて変化がゆっくりになるため、露出やホワイトバランスを追従させることで、生成されるタイムラプス動画において動画としての違和感を与えさせないためである。
このようにタイムラプス撮影と通常の動画撮影の撮影シーン毎の撮影パラメータ毎にその初期値が適切に設定されている。
一方、通常の動画撮影では、撮影の速さと再生の速さとが同じであり、かつ、全体の撮影時間(再生時間)が短時間であるため、撮影環境全体の状態変化が鑑賞する人間に与える影響は少なく、比較的に急峻な被写体の状態変化だけを考慮して画質に係る撮影パラメータの追従方法や追従速度を決定すればよかった。
しかしながら、タイムラプス撮影においては、撮影の速さと再生の速さとが大きく異なり、かつ、全体の撮影時間(再生時間)が長時間であるため、撮影環境全体の状態変化が鑑賞する人間に与える影響が高くなり、それらを考慮して画質に係る撮影パラメータ(再生パラメータ)の追従方法や追従速度を決定する必要がある。
本実施形態においては、このようなタイムラプス撮影の特性を考慮して画質に係る撮影パラメータ(再生パラメータ)の追従方法や追従速度を決定するようにしたので、より鑑賞し易い動画データを得ることが可能となる。
また、カメラの撮影範囲内における比較的に急峻な被写体の状態変化の速さや、撮影範囲外を含めた撮影環境全体の比較的に穏やかな状態変化の速さは撮影シーン毎に異なるが、本実施形態においては、撮影シーン毎に画質に係る撮影パラメータ(再生パラメータ)の追従方法や追従速度を変化させて撮影を行うことにより、更に鑑賞し易い動画データを得ることが可能となる。
選択された撮影シーンに応じて「撮影間隔」及び「撮影時間」の初期値が自動設定された後、その値をユーザが変更した場合は、撮影シーン毎に最後に変更した内容を記憶しておき(ラストメモリし)、次回のシーンの選択時には、初期値に変えて最後に変更した値を自動設定する。
撮影状況の判別は、例えば、撮像部16から取得した撮像画像を解析して行う等の周知の技術を用いることで行う。
なお、本実施形態の撮影シーンとしては、図4に示す撮影パラメータの[撮影シーン]と同様に、[スタンダード],[雲],[夜景],[夕暮れ],[乗り物],[街並み],[HDRアート],[トイカメラ],[モノクロ],[ミニチュア],[フィッシュアイ],[ユーザ設定]が選択可能となる。
撮影状況の判別は、例えば、撮像部16から取得した撮像画像を解析して行う等の周知の技術を用いることで行う。
具体的には、撮影パラメータ設定部54は、撮像制御部55には、撮像部16における制御(撮影条件)に係る設定を行い、画像取得部56には、画像取得のタイミングに係る設定を行い、タイムラプス動画生成部57には、タイムラプス動画の生成に係る設定を行う。
なお、本実施形態においては、撮影パラメータ設定部54は、設定した撮影パラメータの値の中で、撮影環境の変化と共に値も可変とするパラメータがあった場合に、撮影状況に応じた値の逐次再設定を行う。
詳細には、撮影パラメータ設定部54は、記憶部19(撮影パラメータ記憶部71及びラストメモリ部72)に記憶された撮影パラメータの値を読み出して設定するが、その際、設定された撮影パラメータの値を変更し、記憶部19(撮影パラメータ記憶部71及びラストメモリ部72)に記憶されている撮影パラメータの値を変更された撮影パラメータで更新する。そして、撮影パラメータ設定部54は、(撮影パラメータ記憶部71及びラストメモリ部72)から撮影パラメータの値の読み出し、又は撮影パラメータの値の更新を、所定の条件で制御するように構成する。
また、タイムラプス動画生成部57は、撮影パラメータ設定部54により設定された撮影パラメータに基づいて、画像記憶部73から複数の構成画像を取得し、1つの動画としてファイル化して、タイムラプス動画を生成する。
また、出力制御部58は、スリープ処理を実行する。
「スリープ処理」とは、タイムラプス撮影処理中において、インターバル撮影の動作を維持したまま、非撮影期間には出力部18における表示出力をオフして、スリープ状態にする。
非撮影動作時の表示出力をオフする条件は、種々の条件が考慮されるが、例えば、操作等がなく所定時間を経過するか、或いは、出力部18の温度が所定以上となった場合とする。
図5は、図3の機能的構成を有する図1の撮像装置が実行するタイムラプス撮影処理の流れを説明するフローチャートである。
撮影パラメータの値がラストメモリ部72に記憶されていない場合には、ステップS2においてNOと判定されて、処理はステップS3に進む。
これに対して、撮影パラメータの値がラストメモリ部72に記憶されている場合には、ステップS2においてYESと判定されて、処理はステップS4に進む。
ユーザによる設定変更がない場合には、ステップS5においてNOと判別されて、処理はステップS7に進む。
これに対して、ユーザによる設定変更があった場合には、ステップS5においてYESと判別されて、処理はステップS6に進む。
シャッタが半押しされていない場合には、ステップS8においてNOと判定されて、シャッタが半押しになるまで待機状態となる。
これに対して、シャッタが半押しされた場合には、ステップS8においてYESと判定されて、処理はステップS9に進む。
例えば、[夜景]の撮影シーンが選択された場合には、図4(a)に示すように、AE(撮影直前の値で固定)、AWB(撮影直前の値で固定)、AFをロックする。
シャッタが全押しされていない場合には、ステップS10においてNOと判定されて、シャッタが全押しになるまで待機状態となる。
これに対して、シャッタが全押しされた場合には、ステップS10においてYESと判定されて、処理はステップS11に進む。
スリープ処理では、タイムラプス撮影中は、周期的な撮影動作を継続したまま、非撮影期間に表示をオフ(スリープ)する。出力制御部58は、操作なく設定時間が経過するか、或いは、温度が所定以上になった場合を非撮影期間の表示オフ条件とする。また、出力制御部58は、タイムラプス撮影中は、表示がオンされている場合には、画像取得部56による画像の取得タイミングに合わせて、出力部18の表示内容を更新する。一方、タイムラプス撮影中に表示をオフ(スリープ)した場合は、タイムラプス撮影中であることを示すLED点滅等の報知を行う。
また、撮影時間に応じて非撮影期間における表示のオフの有無を変化させてもよい。
撮影が終了していない場合には、ステップS16においてNOと判定されて、処理はステップS12に戻り、ステップS12〜S16の処理を繰り返す。
これに対して、撮影が終了している場合には、ステップS16においてYESと判定されて、処理はステップS17に進む。
その後、タイムラプス撮影処理は、終了する。
記憶部19(撮影パラメータ記憶部71及びラストメモリ部72)は、連続した間欠撮影における撮影間隔、又は撮影していない時間を含むトータルの撮影時間を含む撮影パラメータの種類毎の値を記憶する。
撮影パラメータ設定部54は、記憶部19に記憶された撮影パラメータの値を読み出して設定する。また、撮影パラメータ設定部54は、設定された撮影パラメータの値を変更する。また、撮影パラメータ設定部54は、記憶部19に記憶されている撮影パラメータの値を変更された撮影パラメータで更新する。また、撮影パラメータ設定部54は、撮影パラメータの値の読み出し、又は撮影パラメータの値の更新を、所定の条件で制御する。
撮像制御部55は、撮影パラメータ設定部54により設定された撮影パラメータの値で連続した間欠撮影を行う。
これにより、撮像装置1においては、撮影状況や好みに応じた適切な撮影パラメータの値での撮影を可能としつつ、前回の撮影状況に合わせて変更した撮影パラメータの値で今回不適切な撮影を行うことを防止でき、更に撮影パラメータの値を元に戻す手間を省くことも可能となる。
撮影パラメータ設定部54は、時間に係る撮影パラメータと画質に係る撮影パラメータとで、撮影パラメータの値の読み出し、又は撮影パラメータの値の更新を行う所定の条件を変化させる。
これにより、撮像装置1においては、好みに応じて変更しても影響の少ない時間に係る撮影パラメータと、前回の変更を今回も使用することに影響のある画質に係るパラメータを分けることで、適切な撮影パラメータの制御が可能となる。
撮影パラメータ設定部54は、ラストメモリ部72に記憶されるユーザ指定の撮影パラメータの値を更新する。
撮影パラメータ設定部54は、ラストメモリ部72にユーザ指定の撮影パラメータの値が記憶されている場合には、ユーザ指定の撮影パラメータの値を読み出して設定し、ラストメモリ部72にユーザ指定の撮影パラメータが記憶されていない場合には、初期設定の撮影パラメータの値を読み出して設定するように、撮影パラメータの値の読み出しを制御する。
これにより、撮像装置1においては、初期設定を設けることで容易に標準的な撮影パラメータの値が設定できるだけでなく、更に撮影状況や好みに応じて撮影パラメータの値を変更することが可能となる。
なお、本実施形態においては、撮影パラメータ記憶部71に撮影状況に関わらず恒久的なユーザ設定を記憶させるように構成してもよい。この場合、ラストメモリ部72と組み合わせることで、ユーザの趣向と撮影状況による影響を考慮した適切な撮影を行うことができユーザの設定操作等の手間を省くことができる。
撮影パラメータ設定部54は、撮影シーン毎に、撮影パラメータの値の読み出し、又は撮影パラメータの値の更新を行う所定の条件を変化させる。
これにより、撮像装置1においては、撮影シーン毎に設定を変えることで、より適切な撮影パラメータの値での撮影が可能となる。
これにより、撮像装置1においては、意図的に標準的ではない画質といった特殊な撮影も容易に再現することが可能となる。また、撮影パラメータの初期値として、実際の撮影環境とは異なる特殊な効果を与えるようなものを撮影シーン(例えば、「HDRアート」乃至「フィッシュアイ」)として有していてもよい。
これにより、撮像装置1においては、好みが変わったような場合でも、最新の撮影パラメータの値での撮影を再現することが可能となる。
また、上記実施形態においては、撮影シーンに応じて画質に係る撮影パラメータの追従の有無(追従/ロック)だけを決定しているが、撮影シーンに応じて画質に係る撮影パラメータの追従の速度を複数段階で可変制御するようにしてもよい。
また、時間に係る撮影パラメータは、全撮影シーンで同じ値であってもよい。
例えば、撮像装置1がタイムラプス撮影のパラメータの処理は、ラストメモリするか初期値に戻すかの仕様となっている場合、特定のパラメータ、例えば、「撮影間隔」及び「撮影時間」のみラストメモリしたいというユーザに対しては非効率な仕様となっている。
「撮影間隔」及び「撮影時間」の撮影パラメータは、撮影対象(例えば、雲の流れを撮影する場合)によっては、生成されるタイムラプス動画に特に影響を与えるため、ユーザ個々の思いや好みや趣向が反映される撮影パラメータとなる。
具体的には、記憶部19(撮影パラメータ記憶部71及びラストメモリ部72)は、撮影パラメータ設定部54により撮影パラメータの種類毎に変更可能な撮影パラメータの値の範囲を記憶するように構成する。また、撮影パラメータ設定部54は、記憶部19(撮影パラメータ記憶部71及びラストメモリ部72)に記憶されている範囲内で撮影パラメータの値を変更するように構成する。
このように構成することにより、撮像装置1においては、明らかに不適切な撮影パラメータの値には変更できないようにして、不用意な撮影の失敗を事前に防止できる。
具体的には、撮影パラメータ設定部54は、例えば、入力部17へのリセット操作により、記憶部19(撮影パラメータ記憶部71及びラストメモリ部72)に記憶されている撮影パラメータの値を初期設定にリセットするように構成する。
このように構成することにより、撮像装置1においては、初期設定に容易に戻すことが可能となる。
例えば、本発明は、タイムラプス撮影処理機能を有する電子機器一般に適用することができる。具体的には、例えば、本発明は、ノート型のパーソナルコンピュータ、プリンタ、テレビジョン受像機、ビデオカメラ、携帯型ナビゲーション装置、携帯電話機、スマートフォン、ポータブルゲーム機等に適用可能である。
換言すると、図3の機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が撮像装置1に備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に図3の例に限定されない。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えば汎用のパーソナルコンピュータであってもよい。
[付記1]
連続した間欠撮影における撮影間隔、又は撮影していない時間を含むトータルの撮影時間を含む撮影パラメータの種類毎の値を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された撮影パラメータの値を読み出して設定する設定手段と、
前記設定手段により設定された撮影パラメータの値で連続した間欠撮影を行う撮影制御手段と、
前記設定手段により設定された撮影パラメータの値を変更する変更手段と、
前記記憶手段に記憶されている撮影パラメータの値を前記変更手段により変更された撮影パラメータで更新する更新手段と、
前記設定手段による撮影パラメータの値の読み出し、又は前記更新手段による撮影パラメータの値の更新を、所定の条件で制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする撮像装置。
[付記2]
前記撮影パラメータの種類には、撮影間隔又はトータルの撮影時間を含む時間に係る撮影パラメータと、画質に係る撮影パラメータとが含まれ、
前記制御手段は、時間に係る撮影パラメータと画質に係る撮影パラメータとで、前記設定手段による撮影パラメータの値の読み出し、又は前記更新手段による撮影パラメータの値の更新を行う前記所定の条件を変化させる
ことを特徴とする付記1に記載の撮像装置。
[付記3]
前記記憶手段は、初期設定の撮影パラメータの値と、ユーザ指定の撮影パラメータの値の両方を記憶し、
前記更新手段は、ユーザ指定の撮影パラメータの値を更新し、
前記制御手段は、前記記憶手段にユーザ指定の撮影パラメータの値が記憶されている場合には、ユーザ指定の撮影パラメータの値を読み出して設定し、前記記憶手段にユーザ指定の撮影パラメータが記憶されていない場合には、初期設定の撮影パラメータの値を読み出して設定するように、前記設定手段による撮影パラメータの値の読み出しを制御する、
ことを特徴とする付記1又は2に記載の撮像装置。
[付記4]
前記記憶手段に記憶されている撮影パラメータの値を初期設定にリセットするリセット手段を更に備える、
ことを特徴とする付記3に記載の撮像装置。
[付記5]
前記記憶手段は、撮影シーン毎に、撮影間隔又はトータルの撮影時間を含む撮影パラメータの種類毎の値を記憶し、
前記制御手段は、撮影シーン毎に、前記設定手段による撮影パラメータの値の読み出し、又は前記更新手段による撮影パラメータの値の更新を行う前記所定の条件を変化させる、
ことを特徴とする付記1乃至4のいずれか一つに記載の撮像装置。
[付記6]
前記制御手段は、撮影シーンの内の1で、全ての撮影パラメータの種類で前記更新手段による撮影パラメータの値の更新を行うように制御する、
ことを特徴とする付記5に記載の撮像装置。
[付記7]
前記記憶手段は、前記変更手段により変更された最も新しい撮影パラメータの値を更新して記憶する、
ことを特徴とする付記1乃至6のいずれか一つに記載の撮像装置。
[付記8]
前記記憶手段は、前記変更手段により撮影パラメータの種類毎に変更可能な撮影パラメータの値の範囲を記憶し、
前記変更手段は、前記記憶手段に記憶されている範囲内で撮影パラメータの値を変更する、
ことを特徴とする付記1乃至7のいずれか一つに記載の撮像装置。
[付記9]
記憶手段を備える撮像装置における撮像方法であって、
連続した間欠撮影における撮影間隔、又は撮影していない時間を含むトータルの撮影時間を含む撮影パラメータの種類毎の値を前記記憶手段記憶する記憶ステップと、
前記記憶手段に記憶された撮影パラメータの値を読み出して設定する設定ステップと、
前記設定ステップにより設定された撮影パラメータの値で連続した間欠撮影を行う撮影制御ステップと、
前記設定ステップにより設定された撮影パラメータの値を変更する変更ステップと、
前記記憶手段に記憶されている撮影パラメータの値を前記変更ステップにより変更された撮影パラメータで更新する更新ステップと、
前記設定ステップによる撮影パラメータの値の読み出し、又は前記更新ステップによる撮影パラメータの値の更新を、所定の条件で制御する制御ステップと、
を含むことを特徴とする撮像方法。
[付記10]
記憶手段を備える撮像装置を制御するコンピュータに、
連続した間欠撮影における撮影間隔、又は撮影していない時間を含むトータルの撮影時間を含む撮影パラメータの種類毎の値を前記記憶手段に記憶する記憶機能、
前記記憶手段に記憶された撮影パラメータの値を読み出して設定する設定機能、
前記設定機能により設定された撮影パラメータの値で連続した間欠撮影を行う撮影制御機能、
前記設定機能により設定された撮影パラメータの値を変更する変更機能、
前記記憶手段に記憶されている撮影パラメータの値を前記変更機能により変更された撮影パラメータで更新する更新機能、
前記設定機能による撮影パラメータの値の読み出し、又は前記更新機能による撮影パラメータの値の更新を、所定の条件で制御する制御機能、
を実現させるためのプログラム。
Claims (9)
- 連続した間欠撮影における撮影間隔、又は撮影していない時間を含むトータルの撮影時間を含む撮影パラメータの種類毎に初期設定又はユーザ指定の撮影パラメータの値を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された撮影パラメータの値を読み出して設定する設定手段と、
前記設定手段により設定された撮影パラメータの値で連続した間欠撮影を行う撮影制御手段と、
前記設定手段により設定された撮影パラメータの値をユーザ指定により変更する変更手段と、
前記変更手段により撮影パラメータの値が変更された撮影パラメータの種類が、複数の撮影パラメータの種類のうちの特定の撮影パラメータの種類である場合は、前記記憶手段に当該ユーザ指定により変更された撮影パラメータの値を記憶する、又は、前記記憶手段に記憶されている撮影パラメータの値を当該ユーザ指定により変更された撮影パラメータの値で更新する更新手段と、
前記設定手段が前記記憶手段に記憶されている撮影パラメータの値を読み出して設定する際に、読み出す撮影パラメータの種類が、特定の撮影パラメータの種類である場合は、ユーザ指定により前記更新手段が記憶、又は更新した撮影パラメータの値を読み出す一方、特定の撮影パラメータの種類でない場合は、初期設定の撮影パラメータの値を読み出して設定するように制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする撮像装置。 - 前記撮影パラメータの種類には、撮影間隔又はトータルの撮影時間を含む時間に係る撮影パラメータと、画質に係る撮影パラメータとが含まれ、
前記更新手段が、前記記憶手段にユーザ指定の撮影パラメータの値を記憶、又は更新する撮影パラメータの種類は、前記時間に係る撮影パラメータである、
ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。 - 前記制御手段は、読み出す撮影パラメータの種類が、特定の撮影パラメータの種類である場合であって、前記記憶手段にユーザ指定の撮影パラメータの値が記憶されている場合には、ユーザ指定の撮影パラメータの値を読み出して設定し、前記記憶手段にユーザ指定の撮影パラメータが記憶されていない場合には、初期設定の撮影パラメータの値を読み出して設定するように、前記設定手段による撮影パラメータの値の読み出しと設定を制御する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。 - 前記記憶手段に記憶されているユーザ指定の撮影パラメータの値を初期設定にリセットするリセット手段を更に備える、
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の撮像装置。 - 前記記憶手段は、更に、撮影シーン毎に、初期設定又はユーザ指定の撮影パラメータの値を記憶する、
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の撮像装置。 - 前記記憶手段は、前記変更手段により変更された最も新しい撮影パラメータの値を更新して記憶する、
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の撮像装置。 - 前記記憶手段は、撮影パラメータの種類毎に、前記変更手段により変更可能な撮影パラメータの値の範囲を記憶し、
前記変更手段は、前記記憶手段に記憶されている範囲内で撮影パラメータの値を変更する、
ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の撮像装置。 - 記憶手段を備える撮像装置における撮像方法であって、
連続した間欠撮影における撮影間隔、又は撮影していない時間を含むトータルの撮影時間を含む撮影パラメータの種類毎に初期設定又はユーザ指定の撮影パラメータの値を記憶する記憶処理と、
前記記憶手段に記憶された撮影パラメータの値を読み出して設定する設定処理と、
前記設定処理により設定された撮影パラメータの値で連続した間欠撮影を行う撮影制御処理と、
前記設定処理により設定された撮影パラメータの値をユーザ指定により変更する変更処理と、
前記変更処理により撮影パラメータの値が変更された撮影パラメータの種類が、複数の撮影パラメータの種類のうちの特定の撮影パラメータの種類である場合は、前記記憶手段に当該ユーザ指定により変更された撮影パラメータの値を記憶する、又は、前記記憶手段に記憶されている撮影パラメータの値を当該ユーザ指定により変更された撮影パラメータの値で更新する更新処理と、
前記設定処理が前記記憶手段に記憶されている撮影パラメータの値を読み出して設定する際に、読み出す撮影パラメータの種類が、特定の撮影パラメータの種類である場合は、ユーザ指定により前記更新処理が記憶、又は更新した撮影パラメータの値を読み出す一方、特定の撮影パラメータの種類でない場合は、初期設定の撮影パラメータの値を読み出して設定するように制御する制御処理と、
を含むことを特徴とする撮像方法。 - 記憶手段を備える撮像装置を制御するコンピュータに、
連続した間欠撮影における撮影間隔、又は撮影していない時間を含むトータルの撮影時間を含む撮影パラメータの種類毎に初期設定又はユーザ指定の撮影パラメータの値を前記記憶手段に記憶する記憶機能、
前記記憶手段に記憶された撮影パラメータの値を読み出して設定する設定機能、
前記設定機能により設定された撮影パラメータの値で連続した間欠撮影を行う撮影制御機能、
前記設定機能により設定された撮影パラメータの値をユーザ指定により変更する変更機能、
前記変更機能により撮影パラメータの値が変更された撮影パラメータの種類が、複数の撮影パラメータの種類のうちの特定の撮影パラメータの種類である場合は、前記記憶手段に当該ユーザ指定により変更された撮影パラメータの値を記憶する、又は、前記記憶手段に記憶されている撮影パラメータの値を当該ユーザ指定により変更された撮影パラメータの値で更新する更新機能と、
前記設定機能が前記記憶手段に記憶されている撮影パラメータの値を読み出して設定する際に、読み出す撮影パラメータの種類が、特定の撮影パラメータの種類である場合は、ユーザ指定により前記更新機能が記憶、又は更新した撮影パラメータの値を読み出す一方、特定の撮影パラメータの種類でない場合は、初期設定の撮影パラメータの値を読み出して設定するように制御する制御機能と、
を実現させるためのプログラム。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013172336A JP5842882B2 (ja) | 2013-08-22 | 2013-08-22 | 撮像装置、撮像方法及びプログラム |
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