JP5741749B2 - 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム - Google Patents
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このようなファイル生成技術は、監視カメラのような撮影で得られた大量の静止画像を効率的にチェックするために用いられることが多いが、近年定点撮影以外の利用シーンでこのようなタイムラプス(Time Lapse)撮影を使用する機会が増えつつあり、例えば、人等の移動物体にカメラを装着し、その移動物体の目線で撮影した風景の変化を楽しむといったケースもある。
また、一定の時間間隔で複数の静止画を撮影するインターバル撮影において、時間間隔を固定とせず、撮像画像の重要度を判定し、その重要度に応じて撮影の時間間隔を変更する技術が特許文献2のように開示されている。
撮影シーンを選択する撮影シーン選択手段と、
撮影シーン毎に、所定の時間間隔で画像を撮影していき撮影時間よりも再生時間の短い動画を生成するタイムラプス撮影に係る撮影パラメータと、タイムラプス動画の再生に係る再生パラメータの値を、各々独立に記憶する記憶手段と、
前記撮影シーン選択手段により選択された撮影シーンに応じて、前記記憶手段に記憶されている前記再生パラメータの値を読み出して設定するパラメータ設定手段と、
を備えることを特徴とする。
図1は、本発明の画像処理装置の一実施形態に係る撮像装置1のハードウェアの構成を示すブロック図である。
撮像装置1は、例えばデジタルカメラとして構成される。
フォーカスレンズは、イメージセンサの受光面に被写体像を結像させるレンズである。ズームレンズは、焦点距離を一定の範囲で自在に変化させるレンズである。
光学レンズ部にはまた、必要に応じて、焦点、露出、ホワイトバランス等の設定パラメータを調整する周辺回路が設けられる。
撮像部16においては、光学レンズ部を調整することにより、AF(Auto Focus:自動フォーカス)の制御や光学レンズ部に設けられた周辺回路によってAE(Auto Exposure:自動露出),AWB(Auto White Balance:自動ホワイトバランス)の制御等を行うことができる。
光電変換素子は、例えばCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)型の光電変換素子等から構成される。光電変換素子には、光学レンズ部から被写体像が入射される。そこで、光電変換素子は、被写体像を光電変換(撮像)して画像信号を一定時間蓄積し、蓄積した画像信号をアナログ信号としてAFEに順次供給する。
AFEは、このアナログの画像信号に対して、A/D(Analog/Digital)変換処理等の各種信号処理を実行する。各種信号処理によって、ディジタル信号が生成され、撮像部16の出力信号として出力される。
このような撮像部16の出力信号を、以下、「撮像画像のデータ」と呼ぶ。撮像画像のデータは、CPU11や図示しない画像処理部等に適宜供給される。
出力部18は、ディスプレイやスピーカ等で構成され、画像や音声を出力する。
記憶部19は、ハードディスク或いはDRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、各種画像のデータを記憶する。
通信部20は、インターネットを含むネットワークを介して他の装置(図示せず)との間で行う通信を制御する。
「タイムラプス撮影」とは、一定の時間間隔で撮影された複数の画像をつなぎ合わせ、撮影時間より短い時間で再生される動画ファイルを生成するもので、撮影画像の変化が早送りしているように見える。このようにして生成された動画をタイムラプス動画と呼ぶこともある。
本実施形態において、タイムラプス撮影とは、撮影により画像を一定の間隔をおいて間欠的に取得するように撮影(以下、「インターバル撮影」という。)するもので、取得した画像をつなぎ合わせてタイムラプス動画を生成する。
本実施形態のタイムラプス撮影では、図2に示すように、一定の撮影間隔が空いた画像を、タイムラプス動画を構成する画像(以下、「構成画像」という。)として取得するインターバル撮影を行う。そして、タイムラプス撮影では、取得した構成画像を1つの動画としてつなぎ合わせることでタイムラプス動画を生成する。生成されるタイムラプス動画は、再生時間が元の撮影の実際の撮影時間とは異なるものであり、つなぎ合わされた構成画像の枚数分の再生時間となる動画となる。
「タイムラプス撮影処理」とは、撮影シーンを判別し、当該判別した撮影シーンに適した撮影条件でインターバル撮影を行い、当該撮影で取得した構成画像に基づいて、タイムラプス動画を生成するまでの一連の処理である。
具体的には、画質に係る撮影パラメータは、露出に関する設定である「露出」と、ホワイトバランスに関する設定である「ホワイトバランス」と、フォーカスに関する設定である「フォーカス」と、露出補正に関する設定である「EV(Exposure Value)シフト」とで構成される。
図4(a)に示すタイムラプス撮影における撮影パラメータと、図4(b)に示す通常の動画撮影における撮影パラメータと、を比較してもわかるように、例えば撮影シーン「雲」におけるタイムプラス撮影では、「露出」の初期値を「AEロック」、「ホワイトバランス」の初期値を「AWBロック」とし、通常の動画撮影では、「露出」の初期値を「AE追従」、「ホワイトバランス」の初期値を「AWB追従」としている。これは、通常の動画撮影はタイムラプス撮影と比べて変化がゆっくりになるため、露出やホワイトバランスを追従させることで、生成されるタイムラプス動画において動画としての違和感を与えさせないためである。
このようにタイムラプス撮影と通常の動画撮影の撮影シーン毎の撮影パラメータ毎にその初期値が適切に設定されている。
一方、通常の動画撮影では、撮影の速さと再生の速さとが同じであり、かつ、全体の撮影時間(再生時間)が短時間であるため、撮影環境全体の状態変化が鑑賞する人間に与える影響は少なく、比較的に急峻な被写体の状態変化だけを考慮して画質に係る撮影パラメータの追従方法や追従速度を決定すればよかった。
しかしながら、タイムラプス撮影においては、撮影の速さと再生の速さとが大きく異なり、かつ、全体の撮影時間(再生時間)が長時間であるため、撮影環境全体の状態変化が鑑賞する人間に与える影響が高くなり、それらを考慮して画質に係る撮影パラメータの追従方法や追従速度を決定する必要がある。
本実施形態においては、このようなタイムラプス撮影の特性を考慮して画質に係る撮影パラメータの追従方法や追従速度を決定するようにしたので、より鑑賞し易い動画データを得ることが可能となる。
また、カメラの撮影範囲内における比較的に急峻な被写体の状態変化の速さや、撮影範囲外を含めた撮影環境全体の比較的に穏やかな状態変化の速さは撮影シーン毎に異なるが、本実施形態においては、撮影シーン毎に画質に係る撮影パラメータの追従方法や追従速度を変化させて撮影を行うことにより、更に鑑賞し易い動画データを得ることが可能となる。
選択された撮影シーンに応じて「撮影間隔」及び「撮影時間」の初期値が自動設定された後、その値をユーザが変更した場合は、撮影シーン毎に最後に変更した内容を記憶しておき(ラストメモリし)、次回のシーンの選択時には、初期値に変えて最後に変更した値を自動設定する。
撮影状況の判別は、例えば、撮像部16から取得した撮像画像を解析して行う等の周知の技術を用いることで行う。
なお、本実施形態の撮影シーンとしては、図4に示す撮影パラメータの[撮影シーン]と同様に、[スタンダード],[雲],[夜景],[夕暮れ],[乗り物],[街並み],[HDRアート],[トイカメラ],[モノクロ],[ミニチュア],[フィッシュアイ],[ユーザ設定]が選択可能となる。
撮影状況の判別は、例えば、撮像部16から取得した撮像画像を解析して行う等の周知の技術を用いることで行う。
具体的には、パラメータ設定部54は、撮像制御部55には、撮像部16における制御(撮影条件)に係る設定を行い、画像取得部56には、画像取得のタイミングに係る設定を行い、タイムラプス動画生成部57には、タイムラプス動画の生成に係る設定を行う。
なお、本実施形態においては、パラメータ設定部54は、設定した撮影パラメータの値の中で、撮影環境の変化と共に値も可変とするパラメータがあった場合に、撮影状況に応じた値の逐次再設定を行う。
また、タイムラプス動画生成部57は、パラメータ設定部54により設定された撮影パラメータに基づいて、画像記憶部73から複数の構成画像を取得し、1つの動画としてファイル化して、タイムラプス動画を生成する。
また、出力制御部58は、スリープ処理を実行する。
「スリープ処理」とは、タイムラプス撮影処理中において、インターバル撮影の動作を維持したまま、非撮影期間には出力部18における表示出力をオフして、スリープ状態にする。
非撮影動作時の表示出力をオフする条件は、種々の条件が考慮されるが、例えば、操作等がなく所定時間を経過するか、或いは、出力部18の温度が所定以上となった場合とする。
図5は、図3の機能的構成を有する図1の撮像装置が実行するタイムラプス撮影処理の流れを説明するフローチャートである。
撮影パラメータの値がラストメモリ部72に記憶されていない場合には、ステップS2においてNOと判定されて、処理はステップS3に進む。
これに対して、撮影パラメータの値がラストメモリ部72に記憶されている場合には、ステップS2においてYESと判定されて、処理はステップS4に進む。
ユーザによる設定変更がない場合には、ステップS5においてNOと判別されて、処理はステップS7に進む。
これに対して、ユーザによる設定変更があった場合には、ステップS5においてYESと判別されて、処理はステップS6に進む。
シャッタが半押しされていない場合には、ステップS8においてNOと判定されて、シャッタが半押しになるまで待機状態となる。
これに対して、シャッタが半押しされた場合には、ステップS8においてYESと判定されて、処理はステップS9に進む。
例えば、[夜景]の撮影シーンが選択された場合には、図4(a)に示すように、AE(撮影直前の値で固定)、AWB(撮影直前の値で固定)、AFをロックする。
シャッタが全押しされていない場合には、ステップS10においてNOと判定されて、シャッタが全押しになるまで待機状態となる。
これに対して、シャッタが全押しされた場合には、ステップS10においてYESと判定されて、処理はステップS11に進む。
スリープ処理では、タイムラプス撮影中は、周期的な撮影動作を継続したまま、非撮影期間に表示をオフ(スリープ)する。出力制御部58は、操作なく設定時間が経過するか、或いは、温度が所定以上になった場合を非撮影期間の表示オフ条件とする。また、出力制御部58は、タイムラプス撮影中は、表示がオンされている場合には、画像取得部56による画像の取得タイミングに合わせて、出力部18の表示内容を更新する。一方、タイムラプス撮影中に表示をオフ(スリープ)した場合は、タイムラプス撮影中であることを示すLED点滅等の報知を行う。
また、撮影時間に応じて非撮影期間における表示のオフの有無を変化させてもよい。
撮影が終了していない場合には、ステップS16においてNOと判定されて、処理はステップS12に戻り、ステップS12〜S16の処理を繰り返す。
これに対して、撮影が終了している場合には、ステップS16においてYESと判定されて、処理はステップS17に進む。
その後、タイムラプス撮影処理は、終了する。
本実施形態では、上述した実施形態の機能に加えて、さらに、撮影シーンに合わせたタイムラプス動画の再生を行うことができる機能が付加されて構成される。なお、以下において、上述した実施形態と同様の構成の説明は省略する。即ち、図1のハードウェア構成及び図2の機能構成の共通部分の説明は省略する。
詳細には、パラメータ設定部54は、再生をする動画(以下、「再生ファイル」という。)の付加情報を参照し、属性情報として、ファイルの種類(タイムラプス撮影による動画か通常の撮影による動画かの種類)と、撮影シーンの情報を取得する。
そして、パラメータ設定部54は、取得したファイルの種類と、撮影シーンから対応するパラメータテーブルを参照して、撮影シーンに対応した再生フレームレートの設定をする。
また、再生フレームレート設定の観点は、例えば、撮影シーンに応じて実時間よりも時間の流れが速く再生される適切な値になるようにする。
図7は、図3の機能的構成を有する図1の撮像装置1が実行する動画再生処理の流れを説明するフローチャートである。
動画再生処理は、ユーザによる入力部17に対する動画再生処理開始の操作によって開始される。
「タイムラプス撮影」でない場合には、ステップS33においてNOと判定されて、処理はステップS34に進む。
再生が終了していない場合には、ステップS38においてNOと判定されて、再生が終了するまで待機状態となる。
再生が終了した場合には、ステップS38においてYESと判定されて、動画再生処理は終了する。
したがって、撮像装置1においては、撮影対象や撮影状況に応じて、適切にタイムラプス動画の再生を行うことができる。
撮影シーン選択部51は、撮影シーンを選択する。
パラメータ設定部54は、撮影シーン選択部51により選択された撮影シーンに応じて、所定の時間間隔で画像を撮影していき撮影時間よりも再生時間の短い動画を生成するタイムラプス撮影に係る撮影パラメータと、当該撮影パラメータで撮影されたタイムラプス動画の再生に係る再生パラメータを、各々独立に設定する。
これにより、撮像装置1においては、撮影シーンに応じた再生パラメータを撮影パラメータとは独立に設定することで、その撮影シーンに合わせた再生を行うことができる。
例えば、撮影間隔が3秒、再生フレームレートが20fpsの夜景シーンを15fpsで再生することで夜景の移り変わりをタイムラプスと言いながらもゆっくり鑑賞することができるようになるし、また撮影間隔が10秒、再生フレームレートが20fpsの夕暮れシーンを30fpsで再生することでより早くダイナミックさに浸りながら鑑賞することができる。
これにより、撮像装置1においては、撮影シーンに応じた適切な再生を行うことができる。
パラメータ設定部54は、再生フレームレートを撮影パラメータに含まれる撮影間隔とは独立に設定する。
これにより、撮像装置1においては、撮影シーンに応じた再生パラメータを撮影パラメータとは独立に設定することで、その撮影シーンに合わせた再生を行うことができる。
また、撮像装置1は、パラメータ設定部54により設定された撮影パラメータの値で、撮影の制御を行う撮像制御部55を更に備える。
これにより、撮像装置1においては、撮影状況に応じて、時間に係る撮影パラメータと画質に係る撮影パラメータを各々独立に設定するので、様々な撮影状況に応じた撮影パラメータの設定が行うことができる。
よって、撮像装置1においては、撮影対象や撮影状況に応じて、適切にタイムラプス撮影を行うことができる。
また、パラメータ設定部54は、判別された結果に応じて、更にタイムラプス撮影における画質に係る撮影パラメータを再設定する。
これにより、撮像装置1においては、タイムラプス撮影中の画質に係る撮影パラメータの、追従するか否かといった追従方法や、追従を即時行うか或いは緩やかに行うかといった追従速度を変化させる値を固定とするのか否かを撮影状況に応じて判別して設定するので、撮影画像が頻繁に変化して見づらくなったり不自然になってしまったりすることを防止することができる。
これにより、撮像装置1においては、画質に係る撮影パラメータの種類毎に値を固定とするか否かを判別するので、より適切に画質に係る撮影パラメータの設定を行うことができる。
これにより、撮像装置1においては、画質に係る撮影パラメータの値を固定とする場合でも、撮影状況に応じてその値を変化させるので、より適切に画質に係る撮影パラメータの設定を行うことができる。
これにより、撮像装置1においては、画質に係る撮影パラメータの値を固定とする場合に予め設定された値に設定するので、撮影開始前の状態に左右されずに適切な画質に係る撮影パラメータの設定が行える。
これにより、撮像装置1においては、画質に係る撮影パラメータの値を固定とする場合に開始された時点での値に設定するので、撮影開始前の状態によって適切な設定は異なるが、撮影中には変化しない方がよい場合であっても適切な画質に係る撮影パラメータの設定を行うことができる。
これにより、撮像装置1においては、画質に係る撮影パラメータの値を固定としない場合に撮影中逐次自動で設定するので、被写体の変化に追随した方がよい場合に適切に画質に係る撮影パラメータの設定を行うことができる。
これにより、撮像装置1においては、タイムラプス撮影と通常の撮影で撮影パラメータの値を異なるようにしたことで、通常の撮影とは異なるタイムラプス撮影ならではの特性に対応することができる。
記憶部19(パラメータ記憶部71及びラストメモリ部72)は、撮影シーン毎に、撮影パラメータの種類毎の値を記憶する。
パラメータ設定部54は、撮影シーン選択部51により選択された撮影シーンに応じて、記憶部19に記憶された撮影パラメータの値を読み出して設定し、当該設定された撮影パラメータの値を変更する。また、パラメータ設定部54は、記憶部19に記憶されている撮影パラメータの値を変更された撮影パラメータで更新する。また、パラメータ設定部54は、撮影パラメータの値の読み出し、又は撮影パラメータの値の更新を、所定の条件で制御する。
撮像制御部55は、撮影シーン毎に、パラメータ設定部54により設定された撮影パラメータの値で連続した間欠撮影を行う。
これにより、撮像装置1においては、撮影状況や好みに応じた適切な撮影パラメータの値での撮影を可能としつつ、前回の撮影状況に合わせて変更した撮影パラメータの値で今回不適切な撮影を行うことを防止でき、更に撮影パラメータの値を元に戻す手間を省くことも可能となる。
これにより、撮像装置1においては、好みに応じて変更しても影響の少ない時間に係る撮影パラメータと、前回の変更を今回も使用することに影響のある画質に係るパラメータを分けることで、適切な撮影パラメータの制御が可能となる。
パラメータ設定部54は、ラストメモリ部72に記憶されるユーザ指定の撮影パラメータの値を更新する。
パラメータ設定部54は、ラストメモリ部72にユーザ指定の撮影パラメータの値が記憶されている場合には、ユーザ指定の撮影パラメータの値を読み出して設定し、ラストメモリ部72にユーザ指定の撮影パラメータが記憶されていない場合には、初期設定の撮影パラメータの値を読み出して設定するように、撮影パラメータの値の読み出しを制御する。
これにより、撮像装置1においては、初期設定を設けることで容易に標準的な撮影パラメータの値が設定できるだけでなく、更に撮影状況や好みに応じて撮影パラメータの値を変更することが可能となる。
なお、本実施形態においては、パラメータ記憶部71に撮影状況に関わらず恒久的なユーザ設定を記憶させるように構成してもよい。この場合、ラストメモリ部72と組み合わせることで、ユーザの趣向と撮影状況による影響を考慮した適切な撮影を行うことができユーザの設定操作等の手間を省くことができる。
パラメータ設定部54は、撮影シーン毎に、撮影パラメータの値の読み出し、又は撮影パラメータの値の更新を行う所定の条件を変化させる。
これにより、撮像装置1においては、撮影シーン毎に設定を変えることで、より適切な撮影パラメータの値での撮影が可能となる。
これにより、撮像装置1においては、意図的に標準的ではない画質といった特殊な撮影も容易に再現することが可能となる。また、撮影パラメータの初期値として、実際の撮影環境とは異なる特殊な効果を与えるようなものを撮影シーン(例えば、「HDRアート」乃至「フィッシュアイ」)として有していてもよい。
これにより、撮像装置1においては、好みが変わったような場合でも、最新の撮影パラメータの値での撮影を再現することが可能となる。
これにより、撮像装置1においては、基本となる画質に係る撮影パラメータの種類を任意の組み合わせで適切に設定を行うことができる。
これにより、撮像装置1においては、基本となる時間に係る撮影パラメータを任意の組み合わせで適切に設定を行うことができる。
これにより、撮像装置1においては、通常の撮影では得られない時間感覚の動画データが得られる。また、生成された動画は通常撮影の動画と同様に扱うことが可能となる。
これにより、撮像装置1においては、撮影シーンに合わせた再生制御を行うことができる。
これにより、撮像装置1においては、時間に係る撮影パラメータを被写体の移動状況に応じて設定するようにしたことで、撮影対象である被写体の変化を体感できる撮影が可能となる。
また、上述の実施形態においては、撮影シーンに応じて画質に係る撮影パラメータの追従の有無(追従/ロック)だけを決定しているが、撮影シーンに応じて画質に係る撮影パラメータの追従の速度を複数段階で可変制御するようにしてもよい。
また、時間に係る撮影パラメータは、全撮影シーンで同じ値であってもよい。
具体的には、記憶部19(パラメータ記憶部71及びラストメモリ部72)は、パラメータ設定部54により撮影パラメータの種類毎に変更可能な撮影パラメータの値の範囲を記憶するように構成する。また、パラメータ設定部54は、記憶部19(パラメータ記憶部71及びラストメモリ部72)に記憶されている範囲内で撮影パラメータの値を変更するように構成する。
このように構成することにより、撮像装置1においては、明らかに不適切な撮影パラメータの値には変更できないようにして、不用意な撮影の失敗を事前に防止できる。
具体的には、パラメータ設定部54は、例えば、入力部17へのリセット操作により、記憶部19(パラメータ記憶部71及びラストメモリ部72)に記憶されている撮影パラメータの値を初期設定にリセットするように構成する。
このように構成することにより、撮像装置1においては、初期設定に容易に戻すことが可能となる。
例えば、本発明は、タイムラプス撮影処理機能及び動画再生処理機能を有する電子機器一般に適用することができる。具体的には、例えば、本発明は、ノート型のパーソナルコンピュータ、プリンタ、テレビジョン受像機、ビデオカメラ、携帯型ナビゲーション装置、携帯電話機、スマートフォン、ポータブルゲーム機等に適用可能である。
換言すると、図3の機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が撮像装置1に備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に図3の例に限定されない。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えば汎用のパーソナルコンピュータであってもよい。
[付記1]
撮影シーンを選択する撮影シーン選択手段と、
前記撮影シーン選択手段により選択された撮影シーンに応じて、所定の時間間隔で画像を撮影していき撮影時間よりも再生時間の短い動画を生成するタイムラプス撮影に係る撮影パラメータと、当該撮影パラメータで撮影されたタイムラプス動画の再生に係る再生パラメータを、各々独立に設定するパラメータ設定手段と、
を備えることを特徴とする画像処理装置。
[付記2]
前記パラメータ設定手段は、前記再生パラメータを、前記撮影シーンに応じて実時間よりも時間の流れが速く再生される適切な値に設定する、
ことを特徴とする付記1に記載の画像処理装置。
[付記3]
前記再生パラメータには少なくとも再生フレームレートが含まれ、
前記パラメータ設定手段は、前記再生フレームレートを前記撮影パラメータに含まれる撮影間隔とは独立に設定する、
ことを特徴とする付記1又は2に記載の画像処理装置。
[付記4]
前記パラメータ設定手段は、前記撮影パラメータの種類の内、時間に係る撮影パラメータと画質に係る撮影パラメータを各々独立に、更に設定し、
前記パラメータ設定手段により設定された撮影パラメータの値で、撮影の制御を行う撮影制御手段を更に備える、
ことを特徴とする付記1乃至3のいずれか一つに記載の画像処理装置。
[付記5]
前記撮影シーン選択手段により選択された撮影シーンに応じて、タイムラプス撮影中における画質に係る撮影パラメータの追従方法又は追従速度を変化させる値を固定とするか否かを判別する撮影パラメータ判別手段を更に備え、
前記パラメータ設定手段は、前記撮影パラメータ判別手段により判別された結果に応じて、更にタイムラプス撮影における画質に係る撮影パラメータを設定する、
ことを特徴とする付記4に記載の画像処理装置。
[付記6]
前記撮影パラメータ判別手段は、画質に係る撮影パラメータの種類毎に値を固定とするか否かを判別する、
ことを特徴とする付記5に記載の画像処理装置。
[付記7]
前記パラメータ設定手段は、前記撮影パラメータ判別手段により画質に係る撮影パラメータの値を固定とすると判別された場合に、前記撮影シーン選択手段により選択された撮影シーン毎に異なる値の画質に係る撮影パラメータを設定する、
ことを特徴とする付記5又は6に記載の画像処理装置。
[付記8]
前記パラメータ設定手段は、前記撮影パラメータ判別手段により画質に係る撮影パラメータの値を固定とすると判別された場合に、撮影パラメータの値を予め設定された値に設定する、
ことを特徴とする付記5乃至7のいずれか一つに記載の画像処理装置。
[付記9]
前記パラメータ設定手段は、前記撮影パラメータ判別手段により画質に係る撮影パラメータの値を固定とすると判別された場合に、画質に係る撮影パラメータの値をタイムラプス撮影が開始前における値に設定する、
ことを特徴とする付記5乃至7のいずれか一つに記載の画像処理装置。
[付記10]
前記パラメータ設定手段は、前記撮影パラメータ判別手段により画質に係る撮影パラメータの値を固定としないと判別された場合に、画質に係る撮影パラメータの値を、タイムラプス撮影中逐次自動で設定する、
ことを特徴とする付記5乃至9のいずれか一つに記載の画像処理装置。
[付記11]
前記パラメータ設定手段により設定されたタイムラプス撮影における画質に係る撮影パラメータの値は、前記撮影シーン選択手段により選択された同じ撮影シーンの通常の撮影における画質に係る撮影パラメータとは異なる、
ことを特徴とする付記5乃至10のいずれか一つに記載の画像処理装置。
[付記12]
撮影シーン毎に、前記撮影パラメータの種類毎の値を記憶する記憶手段を更に備え、
前記パラメータ設定手段は、前記撮影シーン選択手段により選択された撮影シーンに応じて、前記記憶手段に記憶された撮影パラメータの値を読み出して設定し、
前記パラメータ設定手段により設定された撮影パラメータの値を変更する変更手段と、
前記記憶手段に記憶されている撮影パラメータの値を前記変更手段により変更された撮影パラメータで更新する更新手段と、
撮影シーン毎に、前記パラメータ設定手段による撮影パラメータの値の読み出し、又は前記更新手段による撮影パラメータの値の更新を、所定の条件で制御する制御手段と、
を更に備えることを特徴とする付記4乃至11のいずれか一つに記載の画像処理装置。
[付記13]
前記制御手段は、時間に係る撮影パラメータと画質に係る撮影パラメータとで、前記パラメータ設定手段による撮影パラメータの値の読み出し、又は前記更新手段による撮影パラメータの値の更新を行う前記所定の条件を変化させる、
ことを特徴とする付記12に記載の画像処理装置。
[付記14]
前記記憶手段は、初期設定の撮影パラメータの値と、ユーザ指定の撮影パラメータの値の両方を記憶し、
前記更新手段は、ユーザ指定の撮影パラメータの値を更新し、
前記制御手段は、前記記憶手段にユーザ指定の撮影パラメータの値が記憶されている場合には、ユーザ指定の撮影パラメータの値を読み出して設定し、前記記憶手段にユーザ指定の撮影パラメータが記憶されていない場合には、初期設定の撮影パラメータの値を読み出して設定するように、前記パラメータ設定手段による撮影パラメータの値の読み出しを制御する、
ことを特徴とする付記12又は13に記載の画像処理装置。
[付記15]
前記記憶手段に記憶されている撮影パラメータの値を初期設定にリセットするリセット手段を更に備える、
ことを特徴とする付記14に記載の画像処理装置。
[付記16]
前記制御手段は、撮影シーンの内の1で、全ての撮影パラメータの種類で前記更新手段による撮影パラメータの値の更新を行うように制御する、
ことを特徴とする付記15に記載の画像処理装置。
[付記17]
前記記憶手段は、前記変更手段により変更された最も新しい撮影パラメータの値を更新して記憶する、
ことを特徴とする付記12乃至16のいずれか一つに記載の画像処理装置。
[付記18]
前記記憶手段は、前記変更手段により撮影パラメータの種類毎に変更可能な撮影パラメータの値の範囲を記憶し、
前記変更手段は、前記記憶手段に記憶されている範囲内で撮影パラメータの値を変更する、
ことを特徴とする付記12乃至17のいずれか一つに記載の画像処理装置。
[付記19]
前記画質に係る撮影パラメータは、露出、ホワイトバランス、フォーカスの内のいずれか1以上である、
ことを特徴とする付記4乃至18のいずれか一つに記載の画像処理装置。
[付記20]
前記時間に係る撮影パラメータは、撮影間隔又は撮影時間である、
ことを特徴とする付記4乃至19のいずれか一つに記載の画像処理装置。
[付記21]
前記撮影制御手段により撮影して得られた複数の画像を圧縮符号化して実時間よりも時間の流れが速く再生される動画データを生成する動画生成手段を更に備える、
ことを特徴とする付記4乃至20のいずれか一つに記載の画像処理装置。
[付記22]
前記動画生成手段は、設定された前記再生パラメータの値で、更に前記動画データを生成することを特徴とする付記21に記載の画像処理装置。
[付記23]
設定された前記再生パラメータの値で、再生の制御を行う再生制御手段を更に備えることを特徴とする付記1乃至22のいずれか一つに記載の画像処理装置。
[付記24]
前記撮影シーン選択手段は、被写体の移動状況に基づき撮影シーンを選択し、
前記パラメータ設定手段は、前記撮影シーン選択手段により被写体の移動状況に基づき選択された撮影シーンに応じて、前記撮影パラメータ及び前記再生パラメータを設定することを特徴とする付記1乃至23のいずれか一つに記載の画像処理装置。
[付記25]
撮影シーンを選択する撮影シーン選択ステップと、
前記撮影シーン選択ステップにより選択された撮影シーンに応じて、所定の時間間隔で画像を撮影していき撮影時間よりも再生時間の短い動画を生成するタイムラプス撮影に係る撮影パラメータと、当該撮影パラメータで撮影されたタイムラプス動画の再生に係る再生パラメータを、各々独立に設定するパラメータ設定ステップと、
を含むことを特徴とする画像処理方法。
[付記26]
画像処理を制御するコンピュータに、
撮影シーンを選択する撮影シーン選択機能と、
前記撮影シーン選択機能により選択された撮影シーンに応じて、所定の時間間隔で画像を撮影していき撮影時間よりも再生時間の短い動画を生成するタイムラプス撮影に係る撮影パラメータと、当該撮影パラメータで撮影されたタイムラプス動画の再生に係る再生パラメータを、各々独立に設定するパラメータ設定機能と、
を実現させることを特徴とするプログラム。
Claims (26)
- 撮影シーンを選択する撮影シーン選択手段と、
撮影シーン毎に、所定の時間間隔で画像を撮影していき撮影時間よりも再生時間の短い動画を生成するタイムラプス撮影に係る撮影パラメータと、タイムラプス動画の再生に係る再生パラメータの値を、各々独立に記憶する記憶手段と、
前記撮影シーン選択手段により選択された撮影シーンに応じて、前記記憶手段に記憶されている前記再生パラメータの値を読み出して設定するパラメータ設定手段と、
を備えることを特徴とする画像処理装置。 - 前記パラメータ設定手段は、タイムラプス動画の付加情報に含まれる、前記撮影シーン選択手段により選択された撮影シーンに係る情報に基づき、前記記憶手段に記憶されている前記再生パラメータの値を読み出して設定する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記パラメータ設定手段は、前記再生パラメータを、前記撮影シーンに応じて前記記憶手段から読み出して、実時間よりも時間の流れが速く再生される適切な値に設定する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。 - 前記再生パラメータには少なくとも再生フレームレートが含まれ、
前記パラメータ設定手段は、前記再生フレームレートを、前記記憶手段から読み出して、前記撮影パラメータに含まれる撮影間隔とは独立に設定する、
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の画像処理装置。 - 前記パラメータ設定手段により設定された前記再生パラメータの値で、タイムラプス動画の再生の制御を行う再生制御手段を、更に備える、
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の画像処理装置。 - 前記記憶手段は、前記撮影パラメータの種類の内、時間に係る撮影パラメータと画質に係る撮影パラメータを各々独立に、更に記憶し、
前記パラメータ設定手段は、タイムラプス動画を撮影する際に、前記撮影シーン選択手段により選択された撮影シーンに応じて、前記記憶手段に記憶されている前記時間に係る撮影パラメータの値と前記画質に係る撮影パラメータの値を読み出して、更に設定し、
前記パラメータ設定手段により設定された撮影パラメータの値で、タイムラプス動画の撮影の制御を行う撮影制御手段を、更に備える、
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の画像処理装置。 - 前記記憶手段は、タイムラプス撮影中における画質に係る撮影パラメータの追従方法又は追従速度を変化させる値を固定とするか否かを、更に記憶し、
前記パラメータ設定手段は、前記撮影シーン選択手段により選択された撮影シーンに応じて、前記記憶手段に記憶されているタイムラプス撮影中における画質に係る撮影パラメータの追従方法又は追従速度を変化させる値を固定とするか否かを読み出して、更に設定する、
ことを特徴とする請求項6に記載の画像処理装置。 - 前記記憶手段は、画質に係る撮影パラメータの種類毎に値を固定とするか否かを、更に記憶する、
ことを特徴とする請求項7に記載の画像処理装置。 - 前記パラメータ設定手段は、前記記憶手段に画質に係る撮影パラメータの値を固定とすると記憶されている場合に、前記撮影シーン選択手段により選択された撮影シーン毎に異なる値の画質に係る撮影パラメータの値を、前記記憶手段から読み出して、更に設定する、
ことを特徴とする請求項7又は8に記載の画像処理装置。 - 前記パラメータ設定手段は、前記記憶手段に画質に係る撮影パラメータの値を固定としないと記憶されている場合に、画質に係る撮影パラメータの値を、前記記憶手段から読み出して、タイムラプス撮影中逐次自動で設定する、
ことを特徴とする請求項7乃至9のいずれか一項に記載の画像処理装置。 - 前記記憶手段は、タイムラプス撮影における画質に係る撮影パラメータの値と、同じ撮影シーンの通常の撮影における画質に係る撮影パラメータの値とを異なる値で記憶する、
ことを特徴とする請求項7乃至10のいずれか一項に記載の画像処理装置。 - 前記パラメータ設定手段により設定された撮影パラメータの値を変更する変更手段と、
前記記憶手段に記憶されている撮影パラメータの値を前記変更手段により変更された撮影パラメータで更新する更新手段と、
撮影シーン毎に、前記パラメータ設定手段による撮影パラメータの値の読み出し、又は前記更新手段による撮影パラメータの値の更新を、所定の条件で制御する制御手段と、
を更に備えることを特徴とする請求項6乃至11のいずれか一項に記載の画像処理装置。 - 前記制御手段は、時間に係る撮影パラメータと画質に係る撮影パラメータとで、前記パラメータ設定手段による撮影パラメータの値の読み出し、又は前記更新手段による撮影パラメータの値の更新を行う前記所定の条件を変化させる、
ことを特徴とする請求項12に記載の画像処理装置。 - 前記記憶手段は、初期設定の撮影パラメータの値と、ユーザ指定の撮影パラメータの値の両方を記憶し、
前記更新手段は、ユーザ指定の撮影パラメータの値を更新し、
前記制御手段は、前記記憶手段にユーザ指定の撮影パラメータの値が記憶されている場合には、ユーザ指定の撮影パラメータの値を読み出して設定し、前記記憶手段にユーザ指定の撮影パラメータが記憶されていない場合には、初期設定の撮影パラメータの値を読み出して設定するように、前記パラメータ設定手段による撮影パラメータの値の読み出しを制御する、
ことを特徴とする請求項12又は13に記載の画像処理装置。 - 前記記憶手段に記憶されている撮影パラメータの値を初期設定にリセットするリセット手段を更に備える、
ことを特徴とする請求項14に記載の画像処理装置。 - 前記制御手段は、撮影シーンの内の1で、全ての撮影パラメータの種類で前記更新手段による撮影パラメータの値の更新を行うように制御する、
ことを特徴とする請求項15に記載の画像処理装置。 - 前記記憶手段は、前記変更手段により変更された最も新しい撮影パラメータの値を更新して記憶する、
ことを特徴とする請求項12乃至16のいずれか一項に記載の画像処理装置。 - 前記記憶手段は、前記変更手段により撮影パラメータの種類毎に変更可能な撮影パラメータの値の範囲を記憶し、
前記変更手段は、前記記憶手段に記憶されている範囲内で撮影パラメータの値を変更する、
ことを特徴とする請求項12乃至17のいずれか一項に記載の画像処理装置。 - 前記画質に係る撮影パラメータは、露出、ホワイトバランス、フォーカスの内のいずれか1以上である、
ことを特徴とする請求項6乃至18のいずれか一項に記載の画像処理装置。 - 前記時間に係る撮影パラメータは、撮影間隔又は撮影時間である、
ことを特徴とする請求項6乃至19のいずれか一項に記載の画像処理装置。 - 前記撮影制御手段により撮影して得られた複数の画像を圧縮符号化して実時間よりも時間の流れが速く再生される動画データを生成する動画生成手段を更に備える、
ことを特徴とする請求項6乃至20のいずれか一項に記載の画像処理装置。 - 前記動画生成手段は、前記生成する動画データの撮影時に前記撮影シーン選択手段により選択された撮影シーンに係る情報を、当該生成する動画データの付加情報として付加する、
ことを特徴とする請求項21に記載の画像処理装置。 - 前記動画生成手段は、前記生成する動画データの撮影時に前記撮影シーン選択手段により選択された撮影シーンに対応する再生パラメータを、当該生成する動画データの付加情報として付加する、
ことを特徴とする請求項21に記載の画像処理装置。 - 前記撮影シーン選択手段は、被写体の移動状況に基づき撮影シーンを選択し、
前記パラメータ設定手段は、前記撮影シーン選択手段により被写体の移動状況に基づき選択された撮影シーンに応じて、前記撮影パラメータの値及び前記再生パラメータの値を前記記憶手段から呼び出して設定することを特徴とする請求項1乃至23のいずれか一項に記載の画像処理装置。 - 撮影シーン毎に、所定の時間間隔で画像を撮影していき撮影時間よりも再生時間の短い動画を生成するタイムラプス撮影に係る撮影パラメータと、タイムラプス動画の再生に係る再生パラメータの値を、各々独立に記憶する記憶手段を備える画像処理装置における画像処理方法であって、
撮影シーンを選択する撮影シーン選択処理と、
前記撮影シーン選択処理により選択された撮影シーンに応じて、前記記憶手段に記憶されている前記再生パラメータの値を読み出して設定するパラメータ設定処理と、
を含むことを特徴とする画像処理方法。 - 撮影シーン毎に、所定の時間間隔で画像を撮影していき撮影時間よりも再生時間の短い動画を生成するタイムラプス撮影に係る撮影パラメータと、タイムラプス動画の再生に係る再生パラメータの値を、各々独立に記憶する記憶手段を備える画像処理装置を制御するコンピュータに、
撮影シーンを選択する撮影シーン選択機能と、
前記撮影シーン選択機能により選択された撮影シーンに応じて、前記記憶手段に記憶されている前記再生パラメータの値を読み出して設定するパラメータ設定機能と、
を実現させることを特徴とするプログラム。
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