JP6957131B2 - 情報端末装置、撮像装置、画像情報処理システム及び画像情報処理方法 - Google Patents

情報端末装置、撮像装置、画像情報処理システム及び画像情報処理方法 Download PDF

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本発明は、タイムラプス撮影の制御が可能な情報端末装置、撮像装置、画像情報処理システム及び画像情報処理方法に関する。
近年、デジタルカメラなどの撮影機能付き携帯機器(撮影機器)が普及している。この種の撮影機器においては様々な画像処理を楽しめるようにしたものが多い。例えば、所定の時間間隔で画像を連続的に撮影し、撮影時間よりも短い再生時間の動画を生成するタイムラプス撮影が可能な装置も商品化されている。例えば、タイムラプス撮影は、三脚に固定したカメラで1日の風景を撮影して風景の変化を短時間で観察したり、ウェアラブルカメラを装着した人物が街を歩きながら撮影して街の様子を短時間で観察したりするなど、様々な利用法が考えられる。
このような撮影機器においては、タイムラプス撮影の時間間隔及び撮影回数を決めて撮影(タイムラプス撮影)を行う。タイムラプス動画を生成する装置においては、タイムラプス撮影した複数の画像をタイムライン上に配置して、所定のフレームレートの動画(タイムラプス動画)を生成する。
このようなタイムラプス撮影機能とタイムラプス動画生成機能とを備えた撮影機器もある。例えば、特許文献1においては、タイムラプス撮影のパラメータと、当該撮影パラメータで撮影されたタイムラプス動画の再生に係る再生パラメータとを、各々独立に設定することができる装置が開示されている。
特開2015−53670号公報
しかしながら、タイムラプス撮影は、長時間に亘って行われることから、撮影開始時点においてタイムラプス撮影パラメータ等の各種パラメータを最適な設定値に設定することができるとは限らない。
この場合には、ユーザは、タイムラプス動画を見た後で、撮影のやり直しを行うことになり、膨大な時間を要する。
本発明は、タイムラプス撮影の撮影途中において、それまでの撮影結果を利用してタイムラプス動画を生成して表示することにより、タイムラプス動画の出来映えを予測可能にすることにより、ユーザが希望する撮像画像を簡単に得ることができる情報端末装置、撮像装置、画像情報処理システム及び画像情報処理方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様による情報端末装置は、繰り返し撮像した結果を特定の間隔で取得するために撮像装置との間で通信を行う通信部と、上記撮像装置による撮影期間の途中において、上記通信部を介して上記撮像装置から送信された複数の撮像画像による特定のフレームレートの確認動画を生成する信号処理部と、上記信号処理部によって生成された上記確認動画を表示する表示制御部とを具備し、上記表示制御部は、上記撮像装置において次に行われる撮像までの残り時間を表示し、上記信号処理部は、上記残り時間までに上記確認動画の表示が終了するように、上記確認動画のフレームレートを調整する
本発明の他態様による情報端末装置は、繰り返し撮像した結果を特定の間隔で取得するために撮像装置との間で通信を行う通信部と、上記撮像装置による撮影期間の途中において、上記通信部を介して上記撮像装置から送信された複数の撮像画像による特定のフレームレートの確認動画を生成する信号処理部と、上記信号処理部によって生成された上記確認動画を表示する表示制御部とを具備し、上記撮像装置において繰り返し撮像する設定を変更するための操作を前記確認動画を表示した際に受け付けて、上記操作に基づく設定を上記撮像装置に指示する制御部とを具備する。
また、本発明の一態様による撮像装置は、繰り返し撮像するタイムラプス撮影が可能な撮像部と、上記撮像による撮影期間の途中において、上記撮像部によって得られた複数の撮像画像による特定のフレームレートの確認動画を生成する信号処理部と、上記確認動画を表示する表示制御部と、を具備し、上記表示制御部は、上記撮像部において次に行われる撮像までの残り時間を表示し、上記信号処理部は、上記残り時間までに上記確認動画の表示が終了するように、上記確認動画のフレームレートを調整する。
本発明の一態様による画像情報処理システムは、繰り返し撮像するタイムラプス撮影が可能な撮像部と、上記撮像部のタイムラプス撮影によって得た複数の撮像画像による動画を生成する第1の信号処理部と、上記撮像画像を情報端末装置に送信する第1の通信部と、上記撮像部および上記第1の通信部を制御する第1の制御部と、を有する撮像装置と、上記撮像装置における上記第1の通信部との間で通信を行い、上記撮像画像を受信する第2の通信部と、上記撮像部による撮影期間の途中において、上記第2の通信部を介して受信した複数の上記撮像画像による特定のフレームレートの確認動画を生成する第2の信号処理部と、上記第2の信号処理部によって生成された上記確認動画を表示する表示制御部と、を有する上記情報端末装置と、を具備し、上記表示制御部は、上記撮像装置において次に行われる撮像までの残り時間を表示し、上記第2の信号処理部は、上記残り時間までに上記確認動画の表示が終了するように、上記確認動画のフレームレートを調整する
本発明の一態様による画像情報処理方法は、繰り返し撮像するタイムラプス撮影が可能な撮像装置によって得たタイムラプス撮影による撮像画像を受信する手順と、上記撮像装置による撮影期間の途中において、受信した複数の上記撮像画像による特定のフレームレートの確認動画を生成する手順と、上記確認動画を表示する表示手順と、上記撮像装置において次に行われる撮像までの残り時間を表示する手順と、上記残り時間までに上記確認動画の表示が終了するように、上記確認動画のフレームレートを調整する手順とを具備する。
また、本発明の一態様による画像情報処理方法は、繰り返し撮像するタイムラプス撮影が可能な撮像装置によって得た撮像画像を受信する手順と、上記撮像装置による撮影期間において受信した複数の上記撮像画像による特定のフレームレートの確認動画を生成する手順と、上記確認動画を表示する表示手順とを具備する。
本発明によれば、タイムラプス撮影の撮影途中において、それまでの撮影結果を利用してタイムラプス動画を生成して表示することにより、タイムラプス動画の出来映えを予測可能にすると共に、タイムラプス撮影の設定の変更を受け付けて以後のタイムラプス撮影に反映させることにより、ユーザが希望する撮像画像を簡単に得ることができるという効果を有する。
本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置及び情報端末装置により構成される画像情報処理システムの回路構成を示すブロック図。 撮像装置10の動作を示すフローチャート。 情報端末装置20の動作を示すフローチャート。 情報端末装置20の表示画面上に表示される画像の一例を示す説明図。 情報端末装置20の表示画面上に表示される画像の一例を示す説明図。 情報端末装置20の表示画面上に表示される画像の一例を示す説明図。 情報端末装置20の表示画面上に表示される画像の一例を示す説明図。 情報端末装置20の表示画面上に表示される画像の一例を示す説明図。 情報端末装置20の表示画面上に表示される画像の一例を示す説明図。 情報端末装置20の表示画面上に表示される画像の一例を示す説明図。 タイムラプス動画を説明するための説明図。 タイムラプス動画を説明するための説明図。 本実施の形態の処理のタイミングを説明するための説明図である。 本発明の第2の実施の形態を示すブロック図。 撮像装置50の外観の一例を示す説明図。 第2の実施の形態の動作を説明するためのフローチャート。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置及び情報端末装置により構成される画像情報処理システムの回路構成を示すブロック図である。
本実施の形態の画像情報処理システムは、情報端末装置において、撮像部のタイムラプス撮影による画像を取得し、タイムラプス撮影途中においてユーザがタイムラプス動画の効果の確認ができるように支援を行うと共に、タイムラプス撮影の撮影パラメータの設定変更を指示可能にし、撮像部において、情報端末装置からのパラメータの設定を受け付けることで、タイムラプス撮影終了時点において、ユーザが希望するタイムラプス動画を取得するための撮影を行うことを可能にするものである。
図1において、本実施の形態における画像情報処理システム1は、撮像装置10及び情報端末装置20によって構成される。撮像装置10は、例えばデジタルカメラ等の撮影機器によって構成することができる。撮像装置10はCCDやCMOSセンサ等の撮像素子によって構成された撮像部12を有している。撮像部12には、図示しないレンズが設けられており、レンズを介して被写体光学像が導かれるようになっている。このレンズとしては、ズームやフォーカシングの機能を備えたものであってもよい。撮像部12は撮像素子によって被写体光学像を電気信号に変換して撮像信号を得る。
撮像装置10には制御部11が設けられており、制御部11は、撮像装置10の各部を制御する。制御部11は、図示しないCPU等のプロセッサによって構成されていてもよく、図示しないメモリに記憶されたプログラムに従って動作するものであってもよい。撮像装置10は、撮像装置10の筐体に設けられた図示しないシャッタボタン、ファンクションボタン、撮影モード設定等の各種スイッチ等を含む操作部19を有している。操作部19はユーザ操作を受け付け、ユーザ操作に基づく操作信号を制御部11に出力する。制御部11は、操作部19からの操作信号に基づいて、フォーカス信号及びズーム信号を発生して、撮像部12のレンズを駆動してズーミング、フォーカシング等を行うことができるようになっている。また、制御部11は、撮像部12に撮像素子の駆動信号を出力してシャッタスピード、露光時間等を制御することができる。
制御部11は、撮像部12を制御して、所定の時間間隔で撮影を行い、撮影時間よりも短い時間で再生を行うタイムラプス撮影を行うこともできるようになっている。なお、タイムラプス撮影の撮影パラメータ、例えば、撮影間隔や撮影時間に関する情報は、タイムラプス情報記憶部15に格納されており、制御部11は、タイムラプス情報記憶部15の情報を読み出して、タイムラプス撮影を制御するようになっている。
制御部11は、撮像部12からの撮像画像を読み出して信号処理部18に供給することができる。信号処理部18は、読み出された撮像画像に対して、所定の信号処理、例えば、色調整処理、マトリックス変換処理、ノイズ除去処理、その他各種の信号処理を行う。
撮像装置10には記録部14及び仮記録部14aが設けられている。制御部11は、信号処理部18によって信号処理された撮像画像を記録部14又は仮記録部14aに与えて記録することができる。例えば、制御部11は、通常撮影モードにおいて取得した撮像画像については記録部14に与えて記録することができる。また、制御部11は、タイムラプス撮影モードにおいて取得した撮像部12からの撮像画像については仮記録部14aに与えて仮記録することができるようになっている。
また、信号処理部18は、制御部11に制御されて、仮記録部14aに記録された撮像画像をタイムライン上に配置することで、タイムラプス動画を生成することもできるようになっている。なお、タイムラプス動画の生成に必要なフレームレートの情報は、タイムラプス情報記憶部15に格納されており、制御部11は、タイムラプス情報記憶部15の情報を読み出して、タイムラプス動画の生成を制御するようになっている。
また、信号処理部18は、撮像画像やタイムラプス動画等の画像ファイルの記録に際して、圧縮処理を行うこともできるようになっており、記録部14及び仮記録部14aには圧縮処理後の画像を記録することができるようになっている。
撮像装置10には、通信部16が設けられている。また、情報端末装置20にも通信部22が設けられている。通信部16は、通信制御部17に制御されて、所定の伝送路を介して情報端末装置20の通信部22との間で情報の送受を行う。制御部11は、情報端末装置20から通信部16を介してコマンドやパラメータが転送されて、転送されたコマンドやパラメータに従って各部を制御することができるようになっている。
通信制御部17は、制御部11に制御されて、撮像装置10によって撮像した画像を通信部16を介して情報端末装置20の通信部22に送信することができるようになっている。
また、撮像装置10は収音部13を備えている。収音部13は、図示しないマイクロフォン等によって構成されて、周囲の音を音声信号に変換して信号処理部18に出力することができるようになっている。信号処理部18は収音部13からの音声信号に対して所定の信号処理を施した後、記録部14及び仮記録部14aに与えることができる。制御部11は、収音された音声を、対応するタイミングで取得された撮像画像に対応させて記録することができるようになっている。
情報端末装置20は、スマートフォンやタブレットPC等によって構成することができる。情報端末装置20は、制御部21を有しており、制御部21は、情報端末装置20の各部を制御する。制御部21は、図示しないCPU等のプロセッサによって構成されていてもよく、図示しないメモリに記憶されたプログラムに従って動作するものであってもよい。情報端末装置20には、情報端末装置20の筐体に設けられた図示しないスイッチ等を含む操作部23を有している。なお、操作部23は、制御部21が実行するプログラムによって得られるソフトウェアキーボード等によって構成することもでき、また、後述する表示部27に設けられた図示しないタッチパネル等によって構成することもできる。
操作部23はユーザ操作を受け付け、ユーザ操作に基づく操作信号を制御部21に出力する。制御部21は、操作部23からの操作信号に基づいて、各部を制御する。
情報端末装置20には、記録部24が設けられており、記録部24は、制御部21から与えられた情報を記録することができるようになっている。例えば、記録部24には、撮像装置10から伝送された画像及び各種パラメータ、例えば、タイムラプス撮影に関する情報及びタイムラプス動画生成に関する情報(以下、タイムラプスに関する情報という)が与えられて記録される。また、記録部24には、操作部23のユーザ操作に基づくタイムラプスに関する情報や制御部21によって初期設定されたタイムラプスに関する情報も記録されている。
本実施の形態においては、情報端末装置20には信号処理部25が設けられている。信号処理部25は、制御部21に制御されて各種信号処理を実行する。例えば、信号処理部25は、記録部24からタイムラプス撮影によって得られた複数の画像及びタイムラプスに関する情報を読み出してタイムラプス動画を生成することができるようになっている。信号処理部25は、生成したタイムラプス動画をタイムラプス確認動画として表示制御部26に与える。
表示制御部26は、表示に関する各種処理を実行する。表示制御部26は、制御部21に制御されて、表示部27の表示を制御する。表示部27は、LCD等の表示画面を有しており、表示制御部26から与えられた画像を表示する。例えば、制御部21は、表示制御部26を制御して、タイムラプス確認動画を含む確認表示を表示部27の表示画面上に表示させると共に、当該タイムラプス確認動画を希望の動画像に変更するために、撮像装置10のタイムラプス撮影及びタイムラプス動画生成に用いる各種パラメータを調整し、タイムラプス動画生成に用いない画像(削除画像)を指定するための調整表示を表示させることができる。
表示部27の表示画面上には、操作部23としてのタッチパネルが設けられていてもよい。タッチパネルは、ユーザが指で指し示した表示画面上の位置に応じた操作信号を発生することができる。この操作信号は、制御部21に供給される。これにより、制御部21は、ユーザが表示画面上をタッチしたりスライドさせたりした場合には、その操作を検出することができる。即ち、制御部21は、ユーザのタッチ位置、指を閉じ離間させる操作(ピンチ操作)、スライド操作やスライド操作によって到達した位置、スライド方向、タッチしている期間等の各種操作を検出することができ、ユーザ操作に対応した処理を実行することができるようになっている。
制御部21は、調整表示に対するユーザ操作によるパラメータの設定値及び削除画像の情報を信号処理部25に設定する。信号処理部25は、ユーザ操作に基づくパラメータに従い、ユーザ操作によって削除されていない画像を用いてタイムラプス動画を生成することができる。タイムラプス撮影における次の撮影までの時間的な余裕がある場合には、このタイムラプス動画に基づくタイムラプス確認動画を含む確認表示を表示部27の表示画面上に表示するようにしてもよい。この場合には、ユーザは確認表示を見ながら、タイムラプス確認動画を希望する動画像に変更することができる。つまり、目視でユーザの好みに合わせられる。
制御部21は、ユーザが希望するタイムラプス確認動画を得るための必要なパラメータ及び削除画像の情報(タイムラプスに関する情報)を通信部22を介して撮像装置10に送信することができるようになっている。撮像装置10の制御部11は、通信部16を介してタイムラプスに関する情報が与えられると、当該情報をタイムラプス情報記憶部15に記録すると共に、以後、当該パラメータに従ったタイムラプス撮影を実施させる。また、制御部11は、信号処理部18に対して、タイムラプス動画生成に関する更新された情報を用いてタイムラプス動画を生成するように制御を行う。
制御部11は、タイムラプス撮影が終了するまで情報端末装置20からのタイムラプスに関する情報の変更を受け付ける。制御部11は、タイムラプス撮影が終了した段階で、仮記録部14aに記録されている一連の画像に基づいて信号処理部18にタイムラプス動画を生成させ、記録部14に動画ファイルとして記録するようになっている。
次に、このように構成された実施の形態の動作について図2乃至図7を参照して説明する。図2及び図3はそれぞれ撮像装置10又は情報端末装置20の動作を示すフローチャートである。図4A〜図4Eは情報端末装置20の表示画面上に表示される画像の一例を示す説明図である。また、図5A及び図5Bはタイムラプス動画を説明するための説明図である。図6は本実施の形態の処理のタイミングを説明するための説明図である。
図3のステップS31において、情報端末装置20の制御部21は、表示制御部26を制御して機能選択表示を表示させる。図4Aは表示部27の表示画面27aに表示される機能選択表示の一例を示している。図4Aの例では表示画面27a上には、その他の機能を選択するための選択ボタン31a、外部カメラ機能を選択するための外部カメラボタン31b、メール機能を選択するためのメールボタン31c及び電話機能を選択するための電話ボタン31dが表示されている。
ここで、ユーザが外部カメラボタン31b上をタッチ操作して、外部カメラ機能を選択するものとする。制御部21はステップS32において外部カメラ機能が選択されているか否かを判定している。制御部21は、外部カメラ機能が選択されていない場合には、ステップS51において、外部カメラからの要求の有無を判定する。制御部21は、要求が合った場合には、要求が別機能を起動させるものであるか否かを判定し(ステップS52)、別機能を起動させる要求の場合には別機能を起動する(ステップS53)。また、制御部21は外部カメラからの要求がない場合には、ステップS54において外部カメラからの画像を受信し、受信画像を表示すると共に仮記録を行う(ステップS55)。制御部11は、ステップS56において、タイムラプス撮影の効果を確認するための確認表示を表示させる操作がユーザにより行われたか否かを判定し、行われた場合には処理をステップS49に移行し、行われていない場合には処理をステップS31に戻す。
制御部21は、外部カメラ機能が選択されると、処理をステップS32からステップS33に移行して、既に外部カメラが指定されているか否かを判定する。外部カメラが指定されていない場合には、ステップSS34において、無線接続の設定、ID、パスワード設定等のカメラの指定操作を受け付け、指定された情報を記録部24に記録する。
制御部21は、ステップS33において既に外部カメラが指定されているものと判定した場合には、ステップS35において、通信部22に撮像装置10の通信部16との通信を確立させて指定された外部カメラである撮像装置10にアクセスする。
一方、撮像装置10の制御部11は、図2のステップS1において、通信の待機状態である。制御部11は、ステップS2において、電源オフ通信が発生したか否かを判定する。制御部11は、電源オフ通信があった場合には、ステップS3において電源をオフにしてステップS1に処理を戻す。
制御部11は、ステップS4において、スルー画送信の相手先が設定済みであるか否かを判定する。設定済みの場合には、通信の相手先に、スルー画を送信する(ステップS10)。即ち、制御部11は、撮像部12によって取得された撮像信号を信号処理部18に与え、信号処理後の撮像画像をスルー画として通信部16から情報端末装置20に送信する。
情報端末装置20の制御部21は、ステップS36において通信が確立したことを判定すると、通信部22によりスルー画を受信する。そして、制御部21は、ステップS38からステップS39に移行して、通信部22を介して受信したスルー画を表示制御部26に与える(ステップS39)。こうして、表示部27の表示画面27a上に、撮像装置10によって取得されたスルー画が表示される。なお、制御部21は、ステップS36において通信が確立していないと判定した場合には、所定時間経過後に警告表示等の警告を行う(ステップS37)。
撮像装置10において、スルー画送信の相手が設定済みでない場合には、制御部11は、ステップS5において、スルー画送信の相手先の設定操作が行われたか否かを判定する。制御部11は、スルー画送信相手の設定操作が行われた場合には、ステップS6において設定手続きを行った後、設定情報を記録部14に記録して(ステップS7)、処理をステップS1に戻す。
なお、撮像装置10において、既にタイムラプス撮影が行われている場合には、ステップS5からステップS8を経由してステップS14に処理を移行して、タイムラプス撮影を継続する。
撮像装置10の制御部11は、ステップS11において、撮影制御用の通信が行われたか否かを判定する。情報端末装置20からの撮影パラメータや画像処理のパラメータ等が受信された場合には、制御部11は、ステップS12において、撮影用モードの変更やパラメータの変更を行う。このステップS12においては、情報端末装置20によってタイムラプス撮影に関するパラメータを設定することもできるようになっている。
ここで、ユーザがタイムラプス撮影の撮影操作を行うものとする。撮影操作は撮像装置10の操作部19だけでなく、情報端末装置20の操作部23によっても行うことができる。例えば、情報端末装置20の制御部21は、表示制御部26を制御して、図4Bに示すモード選択画面を表示させることができる。図4Bの例では表示画面27a上には、通信設定モードを選択するための通信設定ボタン32a、通常撮影モードを選択するための通常撮影ボタン32b、タイムラプス撮影モードを選択するためのタイムラプス撮影ボタン32c、再生モードを選択するための再生ボタン32d及び機能選択画面に戻るための戻るボタン32eが表示されている。
ここで、ユーザがタイムラプス撮影ボタン32c上をタッチ操作して、タイムラプス撮影モードを選択するものとする。制御部21は、ステップS44において撮像制御のための操作が行われたか否かを判定しており、ステップS46では撮影操作が行われたか否かを判定している。制御部21は、タイムラプス撮影モードを指定する操作が行われると、処理をステップS45に移行して、この操作結果を撮像装置10に送信する。
図4Cは情報端末装置20の表示画面27aに表示されたタイムラプス撮影のための設定メニュー画面を示している。図4Cの例では、表示画面27a上には、スルー画表示33a、タイムラプス撮影の撮影間隔等の撮影条件の設定のための条件設定ボタン33b、撮影パラメータの設定変更を指定するための撮影設定ボタン33c、タイムラプス撮影の撮影開始を指示するためのタイムラプス撮影開始ボタン33d及び戻るボタン33eが表示されている。ユーザが条件設定ボタン33bに対する操作を行うことで、タイムラプス撮影の設定を変更することができる。
図4Dは条件設定ボタン33bの操作によって情報端末装置20の表示画面27aに表示されるタイムラプス撮影設定画面を示している。図4Dの例では、表示画面27a上には、スルー画表示34a、タイムラプス撮影設定画面であることを示す表示34b、撮影間隔を設定するための間隔設定ボタン34c、撮影枚数を設定するための枚数設定ボタン34dが表示されている。なお、ボタン34c,34dの表示中には、現在の設定が示されており、図4Dの例では、タイムラプス撮影の条件として、10分間隔で100枚の画像を撮影する設定になっていることが示されている。
ユーザが間隔設定ボタン34c上をタッチ操作することで、タイムラプス撮影における撮影間隔を設定することができ、また、ユーザが枚数設定ボタン34d上をタッチ操作することで、タイムラプス撮影における撮影枚数を設定することができるようになっている。制御部21は、ユーザ操作に基づく設定情報(タイムラプスに関する情報)を、記録部24に記録すると共に、ステップS45において、撮像装置10に送信する。上述したように、撮像装置10の制御部11は、ステップS12においてこの設定情報を受信して、タイムラプス情報記憶部15に記憶させる。
ユーザはタイムラプス撮影の設定を終えると、戻るボタン34e上をタッチする。これにより、表示制御部26は、表示を図4Cの状態に戻す。ここで、ユーザが図4Cのタイムラプス撮影開始ボタン33d上をタッチ操作することによって、タイムラプス撮影を指示するものとする。制御部21は、この撮影操作が行われると、ステップS46からステップS47に移行して、撮影開始や終了を指示する。即ち、制御部21は、通信部22,16を介してタイムラプス撮影の撮影指示のためのコマンドを撮像装置10の制御部11に送信する。
制御部11はステップS13においてタイムラプス撮影の撮影指示があったか否かを判定しており、情報端末装置20からのタイムラプス撮影の撮影指示によって処理をステップS14に移行する。なお、タイムラプス撮影でなく通常撮影の指示があった場合には、通常撮影が行われる(図示省略)。
制御部11は、ステップS14において、設定された条件でタイムラプス撮影を行う。即ち、制御部11は、タイムラプス情報記憶部15に記憶されている撮影間隔及び撮影時間等の情報に基づいて撮像部12を制御して、タイムラプス撮影を開始する。
撮像部12のタイムラプス撮影によって得られる画像は信号処理部18に供給されて所定の信号処理が施される。制御部11は、信号処理部18によって信号処理された撮像画像を仮記録部14aに与えて記録する。また、制御部11は、タイムラプス撮影によって得られた画像を通信部16,22を介して情報端末装置20に送信する。情報端末装置20は、転送された画像を用いて確認表示に用いるタイムラプス確認動画を生成することができる。
なお、制御部11は、タイムラプス撮影の各撮影によって撮像画像が得られる毎に、得られた撮像画像を情報端末装置20に送信してもよく、或いは所定のタイミングで送信してもよい。例えば、情報端末装置20からユーザ操作に基づくタイムラプス確認動画を含む確認表示の表示要求が発生した場合に、情報端末装置20からの送信指示に従って、撮像画像を送信してもよい。また、制御部11は、撮像画像をそのまま送信するだけでなく、撮像画像を縮小したサムネイル画像に変換した後伝送するようになっていてもよい。仮記録部14aに記録される撮像画像や情報端末装置20に送信される撮像画像は信号処理部18によって圧縮されていてもよい。
また、図2の例では撮像画像を情報端末装置20に転送して、情報端末装置20の表示画面27a上でタイムラプス確認動画を表示させるものとして説明するが、撮像装置10の図示しない表示部においてタイムラプス確認動画を表示させるようになっていてもよく、この場合には、撮像画像を情報端末装置20に転送する必要はない。
制御部11は、ステップS15においてタイムラプス撮影が継続されているか否かを判定する。制御部11は、タイムラプス撮影が継続している場合には、ステップS16においてタイムラプス撮影における次の撮影までの時間Tnを求め、当該時間の情報を通信部16,22を介して情報端末装置20に送信する。
情報端末装置20の制御部21は、撮像装置10からの各種情報をステップS54において受信してもよく、また、撮像装置10との通信が確立するステップS36以降の任意のタイミングで受信してもよい。制御部21は、例えば、受信された次の撮影までの残り時間Tnの情報を記録部24に与えて記録させる。
ここで、ユーザがタイムラプス撮影によって得られるタイムラプス動画の出来映えを確認し、出来映えによってはタイムラプス撮影の設定やタイムラプス動画生成時の設定を変更するものとする。本実施の形態においては、タイムラプス撮影の撮影途中におけるタイムラプス動画の確認及び設定変更は情報端末装置20において行うことが可能である。情報端末装置20の制御部21は、ユーザ操作に基づいて、撮像装置10のタイムラプス撮影によって得られるタイムラプス動画の確認及び設定変更のための確認及び設定変更メニュー画面(図4E)を表示部27の表示画面27a上に表示させることができる。なお、制御部21は、タイムラプス撮影時には確認及び設定変更メニュー画面を常時表示させるようになっていてもよい。
図5A及び図5Bはタイムラプス撮影によって得た画像を用いたタイムラプス動画を説明するための説明図である。いま、ユーザが、中央に山42、山42の手前に比較的暗い林44及び山の後方に比較的明るい空43を含むように風景をタイムラプス撮影して、朝から夜までの風景の変化を楽しむものとする。図5A及び図5Bは、横軸に時間T0から時間TLまでの再生時間をとって、所定の撮影タイミングにおける画像41a〜41f及び45a〜45hを示している。図5A及び図5Bは例えば同一のフレームレートで得られるタイムラプス動画を示しているが、タイムラプス撮影の設定が異なるものである。
図5Aの例は、所定の動画再生時間TLにおいて、朝から夜までの撮影によって得られた画像41a〜41fが得られていることを示している。ユーザは、時間の経過に対して風景の変化を十分に感じることができる。これに対し、図5Bの例は、所定の動画再生時間TLにおいて、朝から比較的明るい時間帯までの画像45a,45b…が得られていることを示している。即ち、画像45a,45b,…の変化は僅かであり、ユーザは、時間の経過に対して風景の変化を十分に感じることはできない。即ち、図5Bは図5Aに比べて撮影間隔が短か過ぎる例であり、図5A及び図5Bにおいて同一の撮影枚数だけ撮影が行われたものとすると、図5Bでは夜になる前に撮影が終了してしまうことを示している。
図4Eはタイムラプス撮影時において情報端末装置20の表示画面27aに表示される確認及び設定変更メニュー画面の一例を示している。図4Eの例では、表示画面27a上には、スルー画表示35a、タイムラプス撮影の現在撮影枚数の設定表示35b、タイムラプス撮影の現在の撮影間隔の設定表示35c、タイムラプス撮影の出来を確認するための確認表示を表示させる確認モードに移行するための確認ボタン35d及び戻るボタン35eが表示されている。ユーザが確認ボタン35dに対する操作を行うことで、タイムラプス撮影の確認表示を表示させることができる。
情報端末装置20の制御部21は、ステップS56又はステップS48において、タイムラプス動画に基づく確認表示を表示させてその効果を確認するための確認モードが指定されたか否かを判定している。制御部21は、ユーザが確認ボタン35d上をタッチ操作して確認モードを指定すると、処理をステップS49に移行して確認モードを実行する。
図4Fは表示制御部26によって表示される確認表示を示している。表示制御部26は、確認表示中に、これまでのタイムラプス撮影結果の複数の画像に基づくタイムラプス確認動画を表示するタイムラプス確認動画表示領域又はこれまでのタイムラプス撮影結果の複数の画像に基づく複数のサムネイル画像を表示するサムネイル表示領域(以下、これらの領域を確認画像表示領域36fという)を設けることができる。タイムラプス確認動画表示領域には、これまでのタイムラプス撮影で得られた複数の画像が、初期設定されているフレームレート、又はタイムラプス動画のフレームレートとして記録部24に記録されているフレームレートで動画表示される。
また、表示制御部26は、確認表示中に、タイムラプス動画確認表示に代えてタイムラプス撮影によって得られた複数の画像のサムネイル表示を行うようになっていてもよい。なお、図4Fの例は、確認表示中に、これまでのタイムラプス撮影で得られた複数の撮像画像に基づくサムネイル画像36aを表示するサムネイル表示領域を設けた例を示している。
確認画像表示領域36fの下方には、現在までのタイムラプス撮影によって得られた画像のうちサムネイル表示領域に表示されていない画像を選択するための画像切替ボタン36bが表示されている。この画像切替ボタン36bの表示上には、サムネイル表示領域に表示されているサムネイル画像36aがタイムラプス撮影の開始から何枚目の画像であるかを示す表示が表示されており、図4Fの例ではサムネイル表示領域に1枚目−6枚目の画像が表示されていることを示している。
なお、表示制御部26は、確認画像表示領域36fにタイムラプス確認動画を表示する場合には、画像切替ボタン36bに代えて、設定された条件においてタイムラプス確認動画の全体の時間と動画再生開始からの再生時間を示す表示を行うようになっていてもよい。
また、確認表示中には、設定の変更を指示するための設定変更ボタン36c、次の撮影までの時間を示す残り時間表示36d及び戻るボタン36eが表示されている。制御部21は、記録部24に記録されている残り時間Tnの情報を読出して、残り時間表示36dを表示させるようになっている。ユーザは残り時間表示36dによって、設定操作を次の撮影までに終了させるための残り時間を把握することができる。
ここで、ユーザが設定変更ボタン36cを操作するものとする。そうすると、表示制御部26によって、図4Gに示すタイムラプス設定変更画面が表示される。
ユーザは、調整表示であるタイムラプス設定変更画面を利用して、タイムラプス動画に用いる画像として不要な画像を指定して削除したり、以後のタイムラプス撮影の撮影条件、即ち、撮影間隔及び撮影枚数の設定を変更することができるようになっている。また、撮影条件を変えて、より劇的な画像変化にしても良く、より変化の少ない画像変化にしても良い。つまり、再生結果を即座に撮影に反映でき、気に入らないものは削除も出来るので、様々な微調整を行いながら、好みの動画を撮影の合間に作り込んで行くことが可能となる。これは、撮影終了と同時に編集された動画が出来上がるようなものであって、ユーザの有効な時間活用という点で、並々ならぬ貢献が可能となる。例えば、連続でブラケット撮影を行って、その中の良い画像のみを動画に採用していくような撮影方法も、それを適宜確認できるならば本願のカバーする範囲に入っている。確認する動画の範囲も、すべてのコマである必要はなく、気になる部分だけを動画再生できるように指定できるようにしてもよい。サムネイルで取捨選択したり、タイムバーを表示して範囲指定を行えば、このような応用が可能となる。
図4Gのタイムラプス設定変更画面においては、今までのタイムラプス撮影によって得られた画像に基づくサムネイル画像37aを表示する領域を有している。また、図4Gのタイムラプス設定変更画面には、削除選択ボタン37b、枚数変更ボタン37c、間隔変更ボタン37d、その他の設定ボタン37e及び戻るボタン37fが表示されている。
ユーザが削除選択ボタン37bを操作することで、サムネイル画像37aのタッチ操作によって、削除する画像を指定することができるようになっている。制御部21は、ユーザの削除操作を受け付けて、削除する画像として指定されたサムネイル画像37aに対応する撮像画像を記録部24及び撮像装置10の仮記録部14aから削除する指示を発生する。
撮像装置10の制御部11は、図2のステップS17において、設定等の変更指示が発生したか否かを判定しており、情報端末装置20からタイムラプス動画に用いる撮像画像を削除する指示を受けると、指示された撮像画像を仮記録部14aから削除する(ステップS18)。なお、タイムラプス設定変更画面中に、タイムラプス動画に用いる全ての画像が表示されていない場合には、削除選択ボタン37bを操作することで、残りのサムネイル画像を表示して選択することができる。
また、表示制御部26は、ユーザによって枚数変更ボタン37cがタッチ操作されると、図示しない枚数変更表示を表示する。また、表示制御部26は、ユーザによって間隔変更ボタン37dがタッチ操作されると、図示しない間隔変更表示を表示する。なお、これらの枚数変更表示及び間隔変更表示に変えて、図4Dのタイムラプス撮影設定画面を表示するようにしてもよい。これらの枚数変更表示及び間隔変更表示等に対する操作によって、ユーザはタイムラプス撮影の撮影枚数及び撮影間隔の設定を変更することができる。
例えば、ユーザは、10分間隔の設定でタイムラプス撮影された画像に基づくタイムラプス確認動画を確認した結果、画像の変化が乏しいと感じた場合には、例えば、撮影間隔を30分間隔に広げる等の設定を行うことができる。逆に、10分間隔の設定でタイムラプス撮影された画像に基づくタイムラプス確認動画を確認した結果、画像の変化が激しすぎると感じた場合には、例えば、撮影間隔を3分間隔に狭める等の設定を行うことができる。
制御部21は、ユーザによるタイムラプス撮影の設定変更が指示されると、当該設定変更の情報を記録部24に記録すると共に撮像装置10の制御部11に設定変更の指示を発生する。撮像装置10の制御部11は、図2のステップS18において、ユーザ操作に基づく撮影枚数及び撮影間隔の情報をタイムラプス情報記憶部15に記憶させると共に、以後のタイムラプス撮影に反映させる。これにより、以後の撮影が無駄になることを防止することができる。仮に無駄な撮影を行ったとしても、すぐに撮り直しを行い、失敗コマは捨て、成功コマに置き換えるということも、本願なら可能である。
図6はタイムラプス撮影の各撮影タイミングとタイムラプス確認動画の確認及び設定変更のタイミングを説明するための説明図である。図6は横軸に時間を取り、パルス波形によってタイムラプス撮影の各撮影タイミングT1,T2…を示している。例えば、ユーザが、タイミングT6の撮影後に、タイムラプス撮影の確認表示を表示させるものとする。このタイミングで得られるタイムラプス確認動画Pは、タイミングT1〜T6において撮影されて得られた画像Pt1〜Pt6を用いて生成されたものである。ユーザはこれらの画像Pt1〜Pt6によって生成されたタイムラプス確認動画Pによって、タイムラプス動画の出来を確認することができる。
例えば、ユーザがこの時点のタイムラプス確認動画によって、動画の変化が乏しいと感じた場合に、撮影間隔を広げるための操作を行う。これにより、撮像装置10の制御部11は撮像部12を制御して、タイムラプス撮影の撮影間隔を広げる。これにより、図6のタイミングT7に示すように、それまでの撮影間隔よりも広い間隔で、次の撮影が行われる。こうして、タイムラプス撮影の途中において、ユーザが満足するタイムラプス動画を得るための確認及び設定変更が可能である。
また、図4Gの例では、制御部21は、その他の設定ボタン37eがタッチ操作されると、その他の設定を行うことができるようになっている。例えば、表示制御部26は、その他の設定ボタン37eがタッチ操作されると、図示しないフレームレート変更表示を表示させるようになっていてもよい。初期状態では、確認表示におけるタイムラプス確認動画は、撮像装置10におけるタイムラプス動画生成時に用いられるフレームレートが採用されていてもよい。フレームレート変更表示を用いたユーザ操作によって、制御部21は、確認表示において表示するタイムラプス確認動画のフレームレートを変更することができる。これにより、ユーザは、フレームレートの変更操作を行いながら、フレームレートの変更操作が反映されたタイムラプス確認動画を見ることができる。ユーザは、フレームレートの変更操作によって、満足するタイムラプス確認動画が得られた場合には、この場合のフレームレートをタイムラプス動画生成時のフレームレートとして、設定することができるようになっていてもよい。制御部21は、ユーザによるフレームレートの変更操作を受け付けると、当該フレームレートの情報を記録部24に記録すると共に、撮像装置10の制御部11に与える。これにより、撮像装置10の信号処理部18は、ユーザが指定したフレームレートでタイムラプス動画を生成することができる。
なお、図4Gの例では、撮影枚数の変更を指定する例を示したが、例えば、撮影終了時間を設定するようになっていてもよい。また、その他の設定ボタン37eがタッチ操作された場合には、タイムラプス撮影時の撮影パラメータを設定変更できるようになっていてもよい。
また、上記説明では、タイムラプス撮影は、一定時間間隔で撮影を行うものとして説明したが、所定の条件設定に基づく間隔でタイムラプス撮影を行う装置を採用した場合には、図4Gのタイムラプス撮影設定画面において、タイムラプス撮影を行うタイミングの条件を変更できるようになっていてもよい。また、あらかじめ決められた所定の期間、所定の時間間隔でのみタイムラプス撮影が出来るわけではなく、所定の期間は、撮影の途中や直後などに変更できてもよいし、撮影間隔も杓子定規に一定である必要はない。本発明によれば、動画の効果を適宜確認しながら、このあたりの制御を切り替えることが出来るという点に特徴があるからである。
このように本実施の形態においては、タイムラプス撮影の撮影途中において、それまでのタイムラプス撮影の撮影結果を用いてタイムラプス確認動画を生成しタイムラプス撮影による出来映えを確認可能にすると共に、ユーザによるタイムラプス撮影の設定変更を受け付けて、以後設定変更を反映させた撮影を行うようになっている。これにより、ユーザが希望するタイムラプス動画を簡単に得ることが可能である。
タイムラプス撮影では、一般に、撮影と撮影との間に、比較的長い時間があり、撮影と撮影との間に十分な設定時間をとることができる。空き時間を利用して確認及び設定変更を行うことで、ユーザは1回のタイムラプス撮影によって希望する画像を得ることができる。
また、撮像装置とは異なる情報端末装置においてタイムラプス撮影の出来映えの確認及び設定変更のための処理を行っているので、これらの処理のためにタイムラプス撮影に影響を与えることがないという利点がある。また、撮像装置において、タイムラプス撮影の出来映えの確認及び設定変更のための処理を行う場合でも、次の撮影に支障が出ないように、次の撮影までの時間を表示してユーザに設定作業に残された時間を認識させるようになっており、ユーザは安心して作業を行うことができる。
また、信号処理部は、次の撮影までの残り時間の間に、確認表示のタイムラプス確認動画の全てが終了するように、再生フレームレートを制御するようになっていてもよい。
また、確認表示では、撮影間隔及び撮影枚数を直接指定する例について説明したが、動きを増やす、動きを減らす等の表示によって、ユーザ操作に応じて、適宜の撮影間隔及び撮影枚数を自動的に設定するようになっていてもよい。例えば、動きを増やすボタンを表示させこのボタンが操作されると、撮影間隔を短くすると共に、全体の撮影時間を変えないように撮影枚数を大きくする等の設定を自動的に行うようにしてもよい。或いは、動きの速度を2倍にするとか1/3にするとかの設定によって、自動的に最適な撮影間隔及び撮影枚数を設定するようになっていてもよい。つまり、あらかじめ決められた所定の期間、所定の時間間隔でのみタイムラプス撮影が出来るわけではなく、所定の期間は、撮影の途中や直後などに変更できる。また、撮影間隔も杓子定規に一定である必要はなく、本発明によれば、動画の効果を適宜確認しながら、このあたりの制御を切り替えることが出来るようになる。
更に、画像解析によって、画像の各部の動きを判定し、判定結果に基づいてタイムラプス動画生成に用いる画像の取捨選択を自動的に行うようにしてもよい。タイムラプス動画として各シーンに最適なモデルが存在する場合には、画像解析によってシーンを解析し、解析結果に従って当該シーンのモデルと比較することで、画像の取捨選択を自動的に行うようにしてもよい。例えば、図5A及び図5Bのようなシーンの場合には、全体の輝度平均値の変化によって、タイムラプス動画としては不要な画像が撮影されていると判断してもよく、この場合には適宜の画像を選択して削除してもよく、また、撮影期間を延長するために撮影枚数を増やすように自動的に制御してもよい。
(第2の実施の形態)
図7は本発明の第2の実施の形態を示すブロック図である。本実施の形態は、撮像装置のみによってタイムラプス撮影の出来映えの確認及び設定変更を可能にした例を示している。即ち、本実施の形態における撮像装置50は、図1の撮像装置10及び情報端末装置20の両方と同様の構成を有している。
図7において、撮像装置50は、CCDやCMOSセンサ等の撮像素子によって構成された撮像部52を有している。撮像部52には、図示しないレンズが設けられており、レンズを介して被写体光学像が導かれるようになっている。このレンズとしては、ズームやフォーカシングの機能を備えたものであってもよい。撮像部52は撮像素子によって被写体光学像を電気信号に変換して撮像信号を得る。この撮像信号は画像処理部53に供給されるようになっている。
撮像装置50には制御部51が設けられており、制御部51は、撮像装置50の各部を制御する。制御部51は、図示しないCPU等のプロセッサによって構成されていてもよく、図示しないメモリに記憶されたプログラムに従って動作するものであってもよい。撮像装置50は、撮像装置50の筐体に設けられたシャッタボタン、ファンクションボタン、撮影モード設定等の各種スイッチ等を含む操作部57を有している。操作部57はユーザ操作を受け付け、ユーザ操作に基づく操作信号を制御部51に出力する。制御部51は、操作部57からの操作信号に基づいて、画像処理部53中の撮影制御部53aを制御することができる。撮影制御部53aは、制御部51に制御されて、フォーカス信号及びズーム信号を発生し、撮像部52のレンズを駆動してズーミング、フォーカシング等を行うことができるようになっている。また、撮影制御部53aは、撮像部52に撮像素子の駆動信号を出力してシャッタスピード、露光時間等を制御することができる。
制御部51は、撮影制御部53aを制御して、撮像部52に所定の時間間隔で撮影を行わせ、撮影時間よりも短い時間で再生を行うタイムラプス撮影を実行させることもできるようになっている。なお、タイムラプス撮影の撮影パラメータ、例えば、撮影間隔や撮影時間に関する情報は、タイムラプス情報記憶部59に格納されており、制御部51は、タイムラプス情報記憶部59の情報を読み出して、タイムラプス撮影を制御するようになっている。
制御部51は、撮像部52からの撮像画像を画像処理部53に供給することができる。画像処理部53は、読み出された撮像画像に対して、所定の信号処理、例えば、色調整処理、マトリックス変換処理、ノイズ除去処理、その他各種の信号処理を行う。
撮像装置50には記録部54及び仮記録部54aが設けられている。また、画像処理部53には記録制御部53cが設けられており、記録制御部53cは制御部51に制御されて、記録部54及び仮記録部54aに対する記録及び再生を制御する。制御部51は、画像処理部53によって信号処理された撮像画像を記録部54又は仮記録部54aに与えて記録させることができる。例えば、制御部51は、通常撮影モードにおいて取得した撮像画像については記録部54に与えて記録させることができる。また、制御部51は、タイムラプス撮影モードにおいて取得した撮像部52からの撮像画像については仮記録部54aに与えて仮記録させることができるようになっている。
また、画像処理部53は、制御部51に制御されて、仮記録部54aに記録された撮像画像をタイムライン上に配置することで、タイムラプス動画を生成することもできるようになっている。なお、タイムラプス動画の生成に必要なフレームレートの情報は、タイムラプス情報記憶部59に格納されており、制御部51は、タイムラプス情報記憶部59の情報を読み出して、タイムラプス動画の生成を制御するようになっている。
また、画像処理部53には圧縮制御部53bが設けられている。圧縮制御部53bは、制御部51に制御されて、撮像画像やタイムラプス動画等の画像ファイルの記録に際して、圧縮処理を行うこともできるようになっており、記録部54及び仮記録部54aには圧縮処理後の画像を記録することができるようになっている。
画像処理部53には表示制御部53gが設けられている。表示制御部53gは、表示に関する各種処理を実行する。表示制御部53gは、制御部51に制御されて、表示部56の表示を制御する。表示部56は、LCD等の表示画面を有しており、表示制御部53gから与えられた画像を表示する。例えば、制御部51は、表示制御部53gを制御して、スルー画や撮像画像の再生画像を表示部56の表示画面上に表示させることができる。更に、本実施の形態においては、制御部51は、表示制御部53gを制御して、タイムラプス確認動画を含む確認表示を表示部56の表示画面上に表示させると共に、当該タイムラプス確認動画を希望の動画像に変更するために、撮像装置50のタイムラプス撮影及びタイムラプス動画生成に用いる各種パラメータを調整し、タイムラプス動画生成に用いない画像(削除画像)を指定するための調整表示を表示させることができる。
表示部56の表示画面上には、操作部57としてのタッチパネルが設けられていてもよい。タッチパネルは、ユーザが指で指し示した表示画面上の位置に応じた操作信号を発生することができる。この操作信号は、制御部51に供給される。これにより、制御部51は、ユーザが表示画面上をタッチしたりスライドさせたりした場合には、その操作を検出することができる。即ち、制御部51は、ユーザのタッチ位置、指を閉じ離間させる操作(ピンチ操作)、スライド操作やスライド操作によって到達した位置、スライド方向、タッチしている期間等の各種操作を検出することができ、ユーザ操作に対応した処理を実行することができるようになっている。
制御部51は、調整表示に対するユーザ操作によるパラメータの設定値の情報をタイムラプス情報記憶部59に格納する。画像処理部53には取捨選択部53eが設けられており、取捨選択部53eは、ユーザの削除操作に基づく画像をタイムラプス動画の生成から除外するように、仮記録部54aに記録されている画像を削除するようになっている。これにより、画像処理部53は、ユーザ操作に基づくパラメータに従い、ユーザ操作によって削除されていない画像を用いてタイムラプス動画を生成する。このタイムラプス動画に基づくタイムラプス確認動画を含む確認表示が表示部56の表示画面上に表示される。即ち、ユーザは確認表示を見ながら、タイムラプス確認動画を希望する動画像に変更することができるようになっている。つまり、目視でユーザの好みに合わせられる。
なお、画像処理部53にはリサイズ部53fも設けられている。リサイズ部53fは、タイムラプス動画を縮小して、サムネイル画像を得ることができるようになっている。このサムネイル画像を、確認表示及び調整表示のための画像として利用することができるようになっている。また、画像処理部53には効果処理部53dも設けられている。効果処理部53dは、通常撮影によって得られた画像及びタイムラプス撮影によって得られた画像に対して、所定の画像効果処理を施すことができるようになっている。
制御部51は、タイムラプス撮影が終了するまでユーザによるタイムラプスに関する情報の変更を受け付け、タイムラプス撮影が終了した段階で、画像処理部53によって仮記録部54aに記録されている一連の画像に基づくタイムラプス動画を生成させ、記録部54に与えて動画ファイルとして記録するようになっている。
図8は撮像装置50の外観の一例を示す説明図である。図8に示すように、撮像装置50の筐体50aは、前面に図示しないレンズ鏡筒が設けられ、このレンズ鏡筒内に撮像部52のレンズ部が収納される。また、撮像装置50には、筐体50aの上面にファインダ部61が設けられていてもよい。また、ユーザが目をファインダ部61に近接させたことを検知するアイセンサ63がファインダ部61の近傍に設けられていてもよい。アイセンサ63は、ユーザが目をファインダ部61に近接させたことを検出し、検出結果を制御部51に出力するようになっている。この場合には、表示制御部53gは、アイセンサ63の検出結果によって、画像の出力先を表示部56とファインダ部61を構成するLCD等とで切換えることができるようになっていてもよい。
また、操作部57として筐体50aの上面にはシャッタボタン64及び2つのダイヤル操作部65,66が配設され、筐体50aの背面にはPICTボタン68が配設されている。ユーザは、撮像装置50を構えた状態で、例えば、ファインダ部61を覗きながら、シャッタボタン64を人差し指で押圧操作することができるだけでなく、右手の親指によってダイヤル操作部66を、人差し指によってダイヤル操作部65を簡単に操作することができる。PICTボタン68を操作することで、所定の効果処理を指示することもできるようになっている。効果処理部53dは、撮像画像等にユーザ操作に応じた画像効果処理を施すようになっている。
次にこのように構成された実施の形態の動作について図9を参照して説明する。図9は第2の実施の形態の動作を説明するためのフローチャートである。図9において図3と同一の手順には同一符号を付して説明を省略する。
撮像装置50の制御部51は、図9のステップS51において、電源オフ操作があったか否かを判定する。制御部51は、電源オフ操作があった場合には、ステップS3において電源をオフにしてステップS51に処理を戻す。
制御部51は、ステップS52においてスルー画を表示する。即ち、制御部51は、撮像部52によって取得された撮像信号を画像処理部53に与える。表示制御部53gは、信号処理後の撮像画像をスルー画として表示部56の表示画面上に表示させる。こうして、表示部56の表示画面56a上に、撮像部52によって取得されたスルー画が表示される。
撮像装置50の制御部51は、ステップS53において、撮影制御操作が行われたか否かを判定する。ユーザによって撮影パラメータや画像処理のパラメータ等の設定操作が行われた場合には、制御部51は、ステップS12において、撮影用モードの変更やパラメータの変更を行う。このステップS12においては、タイムラプス撮影に関するパラメータの設定もできるようになっている。例えば、制御部51は、表示制御部53gによって、表示部56の表示画面上に、図4Dの表示と同様のタイムラプス撮影設定画面をさせることで、ユーザによるタイムラプス撮影に関するパラメータの設定操作を受け付けることができる。なお、ユーザによるタイムラプス撮影に関する設定変更の情報は、タイムラプス情報記憶部59に記憶される。
ここで、ユーザがタイムラプス撮影の撮影操作を行うものとする。制御部51は、ステップS13においてタイムラプス撮影を開始する操作を検出すると、ステップS14に処理を移行して、タイムラプス撮影の撮影指示に従ってタイムラプス撮影を開始する。なお、タイムラプス撮影でなく通常撮影の指示があった場合には、通常撮影が行われる(図示省略)。
制御部51は、タイムラプス情報記憶部59に記憶されている撮影間隔及び撮影時間等の情報に基づいて撮像部52を制御して、タイムラプス撮影を開始する。撮像部52のタイムラプス撮影によって得られる画像は画像処理部53に供給されて所定の信号処理が施される。制御部51は、画像処理部53によって信号処理された撮像画像を仮記録部54aに与えて記録する。
制御部51は、ステップS15においてタイムラプス撮影が継続されているか否かを判定する。制御部51は、タイムラプス撮影が継続している場合には、ステップS16においてタイムラプス撮影における次の撮影までの残り時間Tnを求める。
ここで、ユーザがタイムラプス撮影によって得られるタイムラプス動画の出来映えを確認し、出来映えによってはタイムラプス撮影の設定やタイムラプス動画生成時の設定を変更するものとする。本実施の形態においては、制御部51は、ステップS54において、タイムラプス撮影の撮影途中におけるタイムラプス動画の確認及び設定変更のための確認表示の表示操作が行われたか否かを判定する。
ユーザによる確認表示の指示が発生した場合には、制御部51は画像処理部53を制御して、ステップS55において、残り時間Tn内において撮像装置50のタイムラプス撮影によって得られるタイムラプス動画の確認が可能なようにフレームレートを調整してタイムラプス確認動画を生成する。表示制御部53gはタイムラプス確認動画を例えば表示部56の表示画面56a上に表示させる。なお、本実施の形態においても、画像処理部53は、確認表示の表示指示までに行われたタイムラプス撮影によって得られた画像を用いてタイムラプス確認動画を生成する。また、図9では、残り時間Tn内でタイムラプス確認動画の再生が終了するように、フレームレートを調整するものと説明したが、予め決められた初期フレームレート又はタイムラプス情報記憶部59に記憶されているフレームレートを採用してタイムラプス確認動画を生成してもよい。
図8は表示画面56a上にタイムラプス確認動画71を表示させた例を示している。ユーザは表示画面56a上のタイムラプス確認動画によって、自分が希望する画像が得られる撮影が行われているか否かを判断することができる。なお、表示制御部53gは、図4Fに示す確認表示と同様の表示によって、タイムラプス確認動画を表示するようにしてもよい。
ユーザがタイムラプス確認動画を確認して、設定の変更を希望するものとする。この場合には、表示制御部53gは、図4Gと同様の調整表示を表示させることで、ユーザによる設定変更を受け付けるようにしてもよい。これにより、ユーザは、タイムラプス動画の生成に用いない画像の選択や、撮影間隔、撮影枚数及びフレームレート等の調整を行うことができる。制御部51は、ユーザによる調整によって得られる設定情報をタイムラプス情報記憶部59に記憶させる。また、制御部51は、次の撮影までに時間的な余裕があれば、この設定変更を反映させたタイムラプス確認動画を表示させるようになっていてもよい。
タイムラプス撮影の設定の変更を受け付けて以後のタイムラプス撮影に反映させれば、例えば、タイムラプス撮影時の時間間隔等の設定とタイムラプス動画生成時のフレームレートの設定によっては、タイムラプス動画の画像の変化が早すぎたり、逆に遅すぎたりして、ユーザが満足するタイムラプス動画が得られないことがあるというような問題が前もって対策できる。また、あらかじめ決められた所定の期間、所定の時間間隔でのみタイムラプス撮影が出来るわけではなく、所定の期間は、撮影の途中や直後などに変更できてもよいし、撮影間隔も杓子定規に一定である必要はない。本発明によれば、動画の効果を適宜確認しながら、このあたりの制御を切り替えて、ユーザの好みに合った動画を得ることが出来るという点に特徴があるからである。
撮像装置50の制御部51は、ステップS17において、設定等の変更指示が発生したか否かを判定しており、タイムラプス動画に用いる撮像画像の削除操作が発生すると、指示された撮像画像を仮記録部54aから削除する(ステップS18)。制御部51は、ユーザによるタイムラプス撮影の設定変更が指示されると、当該設定変更の情報をタイムラプス情報記憶部59に記録すると共に画像処理部53に設定変更の指示を発生する。制御部51は、ステップS18において、タイムラプス情報記憶部59からユーザ操作に基づく撮影枚数及び撮影間隔の情報を読出して、以後のタイムラプス撮影に反映させる。これにより、以後の撮影が無駄になることを防止することができる。
他の構成及び作用は第1の実施の形態と同様である。逐一、繰り返して説明することは省略しているが、この実施例については、すでに第1の実施の形態の中で説明されている部分がある。
このように本実施の形態においても第1の実施の形態と同様の効果が得られる。
なお、上記各実施の形態においては、タイムラプス撮影の途中において、生成されるタイムラプス動画の再生時間を微調整することができるという利点もある。タイムラプス撮影においては、記録時間と再生時間とが異なることから、タイムラプス撮影時に収音した音声を用いることなく、タイムラプス動画の生成後に音声を合成する場合がある。この場合において、音声信号の長さが既知であれば、この長さにタイムラプス動画の再生時間が一致するように、タイムラプス撮影の条件を変更することで、動画と音声の時間を一致させたタイムラプス動画を簡単に作成することも可能である。つまり、あらかじめ決められた所定の期間、所定の時間間隔でのみタイムラプス撮影が出来るわけではなく、所定の期間は、撮影の途中や直後などに変更できてもよいし、撮影間隔も杓子定規に一定である必要はない。本発明によれば、動画の効果を適宜確認しながら、このあたりの制御を切り替えることが出来てもよく、さらには、動画再生時のフレームレートなども、必要に応じて変更可能であってもよい。得られる動画は、撮影の途中で確認できるので、その度に、フレームレートの調整が出来ても良く、途中からスローにしたり早送りにしたり特定フレームレートを変えられるようにしてもよく、これによっても、次の撮影の切替を行って、好みの撮影結果を得る工夫の自由度が高まり、効果的な撮影継続が可能となる。
本発明は、上記実施形態にそのまま限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素の幾つかの構成要素を削除してもよい。
例えば、ユーザの好みの画像を得るためのシステムとして、民生用の撮像システムに限るものではなく、ユーザが観察したり、診断したり、診察したりするための画像を得るためのシステムにも応用が可能である。ユーザの好みの画像を得るための処理は、レポートやエビデンス用の動画像に対する調整処理と表現しても良い。医療用であれば、内視鏡などにも応用が可能で、必要な処置の過程や、必要な患部のみをダイジェストに表現するもの、科学用であれば、細胞の培養の様子などで、もっともその特徴が現れた動画などを作成する際に活用が可能となる。動画像の変化の確認を行いながらの観察や撮影の制御が可能となる。
なお、特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。また、これらの動作フローを構成する各ステップは、発明の本質に影響しない部分については、適宜省略も可能であることは言うまでもない。
また、ここで説明した技術のうち、主にフローチャートで説明した制御や機能は、多くがプログラムにより設定可能であり、そのプログラムをコンピュータが読み取り実行することで上述した制御や機能を実現することができる。そのプログラムは、コンピュータプログラム製品として、フレキシブルディスク、CD−ROM等、不揮発性メモリ等の可搬媒体や、ハードディスク、揮発性メモリ等の記憶媒体に、その全体あるいは一部を記録又は記憶することができ、製品出荷時又は可搬媒体或いは通信回線を介して流通又は提供可能である。利用者は、通信ネットワークを介してそのプログラムをダウンロードしてコンピュータにインストールしたり、あるいは記録媒体からコンピュータにインストールすることで、容易に本実施の形態の情報端末装置、撮像装置及び画像情報処理システムを実現することができる。
1…画像情報処理システム、10…撮像装置、11,21…制御部、12…撮像部、13…収音部、14,24…記録部、15…仮記録部、16,22…通信部、17…通信制御部、18,25…信号処理部、19,23…操作部、26…表示制御部、27…表示部。

Claims (9)

  1. 繰り返し撮像した結果を特定の間隔で取得するために撮像装置との間で通信を行う通信部と、
    上記撮像装置による撮影期間の途中において、上記通信部を介して上記撮像装置から送信された複数の撮像画像による特定のフレームレートの確認動画を生成する信号処理部と、
    上記信号処理部によって生成された上記確認動画を表示する表示制御部と
    を具備し
    上記表示制御部は、上記撮像装置において次に行われる撮像までの残り時間を表示し、
    上記信号処理部は、上記残り時間までに上記確認動画の表示が終了するように、上記確認動画のフレームレートを調整する
    ことを特徴とする情報端末装置。
  2. 繰り返し撮像した結果を特定の間隔で取得するために撮像装置との間で通信を行う通信部と、
    上記撮像装置による撮影期間の途中において、上記通信部を介して上記撮像装置から送信された複数の撮像画像による特定のフレームレートの確認動画を生成する信号処理部と、
    上記信号処理部によって生成された上記確認動画を表示する表示制御部と
    を具備し
    上記撮像装置において繰り返し撮像する設定を変更するための操作を前記確認動画を表示した際に受け付けて、上記操作に基づく設定を上記撮像装置に指示する制御部と
    を具備したことを特徴とする情報端末装置。
  3. 上記表示制御部は、上記撮像装置において次に行われる撮像までの残り時間を表示し、する
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報端末装置。
  4. 上記信号処理部は、上記繰り返し撮像によって得た一連の撮像画像に基づく動画生成時に用いるフレームレートで上記確認動画を生成する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の情報端末装置。
  5. 繰り返し撮像するタイムラプス撮影が可能な撮像部と、
    上記撮像による撮影期間の途中において、上記撮像部によって得られた複数の撮像画像による特定のフレームレートの確認動画を生成する信号処理部と、
    上記確認動画を表示する表示制御部と、
    を具備し、
    上記表示制御部は、上記撮像部において次に行われる撮像までの残り時間を表示し、
    上記信号処理部は、上記残り時間までに上記確認動画の表示が終了するように、上記確認動画のフレームレートを調整する
    ことを特徴とする撮像装置。
  6. 上記撮像部において上記撮像画像を得る設定を変更するための操作を受け付けて、上記操作に基づく設定を上記撮像部に指示する制御部と
    を具備したことを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  7. 繰り返し撮像するタイムラプス撮影が可能な撮像部と、
    上記撮像部のタイムラプス撮影によって得た複数の撮像画像による動画を生成する第1の信号処理部と、
    上記撮像画像を情報端末装置に送信する第1の通信部と、
    上記撮像部および上記第1の通信部を制御する第1の制御部と、
    を有する撮像装置と、
    上記撮像装置における上記第1の通信部との間で通信を行い、上記撮像画像を受信する第2の通信部と、
    上記撮像部による撮影期間の途中において、上記第2の通信部を介して受信した複数の上記撮像画像による特定のフレームレートの確認動画を生成する第2の信号処理部と、
    上記第2の信号処理部によって生成された上記確認動画を表示する表示制御部と、
    を有する上記情報端末装置と、
    を具備し
    上記表示制御部は、上記撮像装置において次に行われる撮像までの残り時間を表示し、
    上記第2の信号処理部は、上記残り時間までに上記確認動画の表示が終了するように、上記確認動画のフレームレートを調整する
    ことを特徴する画像情報処理システム。
  8. 上記撮像部において上記複数の撮像画像を得る設定を変更するための操作を受け付けて、上記操作に基づく設定情報を上記第2の通信部を介して上記第1の通信部に送信する第2の制御部をさらに具備し、
    上記第1の制御部は、上記第1の通信部によって受信された上記設定情報を用いて上記撮像部のタイムラプス撮影を制御する
    ことを特徴する請求項に記載の画像情報処理システム。
  9. 繰り返し撮像するタイムラプス撮影が可能な撮像装置によって得たタイムラプス撮影による撮像画像を受信する手順と、
    上記撮像装置による撮影期間の途中において受信した複数の上記撮像画像による特定のフレームレートの確認動画を生成する手順と、
    上記確認動画を表示する表示手順と
    上記撮像装置において次に行われる撮像までの残り時間を表示する手順と、
    上記残り時間までに上記確認動画の表示が終了するように、上記確認動画のフレームレートを調整する手順と
    を具備したことを特徴する画像情報処理方法。
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