JP6559018B2 - 撮像装置及びその制御方法、プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、撮像装置を通信装置により遠隔制御する技術に関する。
デジタルカメラなどの撮像装置に無線通信機能を搭載し、無線ネットワークを介して通信可能に接続されたスマートフォンやパーソナルコンピュータ(PC)などの通信装置をリモコンのように外部から操作してリモート撮影を行う技術が知られている。このような無線接続は、有線接続と比べると電波の影響を受けやすく、突然接続が切断されてしまうような状況が発生しうる。このような通信装置と連携してリモート撮影を行う技術として、特許文献1や特許文献2が提案されている。
特許文献1には、撮像装置の動作モードをリモート制御によって変更する場合に撮像装置のメカスイッチの設定状態にかかわらずリモート制御による撮像装置の動作モードを変更可能にする技術が記載されている。
また、特許文献2には、無線通信可能に接続された外部装置に撮像装置で撮影した画像を自動転送する設定が可能であり、撮像装置の動作モードと接続状況の少なくともいずれかに応じて自動転送の設定を許可または禁止する技術が記載されている。
特開平11−266383号公報 特開2007−081752号公報
上記特許文献1のようにメカスイッチによる動作モードの切り替えとリモート制御による動作モードの切り替えが可能な撮像装置を用いてリモート撮影を行う場合を考える。例えば、カメラのメカスイッチを静止画撮影モードに設定した状態で撮影を開始し、その後リモート制御により動画記録モードに切り替えられた場合、カメラのメカスイッチは静止画撮影モードに設定されているにもかかわらずリモート制御により動画記録モードへ切り替えられるという状況が生じする。
このようにカメラのメカスイッチの設定状態に反して内部的に動作モードが動画記録モードに切り替えられた状態において、リモート撮影中に外部装置との接続が切断された場合、ユーザが動画記録を停止させたり、継続させるための操作を行う際に、メカスイッチの動作モードの設定状態と異なっているため、ユーザの混乱を招き、操作性を低下させてしまうおそれがある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされ、その目的は、画像撮影中に外部装置との通信が切断された場合であっても、ユーザの操作性を低下させることなく画像の撮影を行える技術を実現することである。
上記課題を解決し、目的を達成するために、本発明の撮像装置は、画像を撮像する撮像手段と、遠隔にある外部装置と通信する通信手段と、画像撮影モードを含む複数の動作モードのいずれかに切り替えるユーザ操作を受け付け可能な操作手段と、前記操作手段の動作モードの設定状態にかかわらずに前記外部装置からの要求に応じた画像撮影モードに設定するモード設定手段と、前記外部装置との通信が切断されたことが検出されたときに、撮像装置の動作モードが前記操作手段の設定状態とは異なる画像撮影モードに設定されていた場合と前記操作手段の設定状態と同じ画像撮影モードに設定されていた場合とで制御を切り替える制御手段と、を有する。
本発明によれば、画像撮影中に外部装置との通信が切断された場合であっても、ユーザの操作性を低下させることなく画像の撮影を行えるようになる。
本実施形態の装置構成を示すブロック図。 本実施形態のデジタルカメラ及びスマートフォンの外観図並びに仮想動画記録モード時のスマートフォンの表示画面を例示する図。 実施形態1の仮想動画記録モード時の処理を示すフローチャート。 実施形態2の仮想動画記録モード時の処理を示すフローチャート。 実施形態3の仮想動画記録モード時の処理を示すフローチャート。
以下に、添付図面を参照して本発明を実施するための形態について詳細に説明する。尚、以下に説明する実施の形態は、本発明を実現するための一例であり、本発明が適用される装置の構成や各種条件によって適宜修正又は変更されるべきものであり、本発明は以下の実施の形態に限定されるものではない。また、後述する各実施形態の一部を適宜組み合わせて構成しても良い。
[実施形態1]以下、本発明の撮像装置および通信装置としてデジタルカメラと携帯電話の一種であるスマートフォンを適用し、スマートフォン200によりデジタルカメラ100を遠隔から操作してリモート撮影を行うシステムについて説明する。
なお、本実施形態では、撮像装置としてデジタルカメラ100を想定しているが、他のカメラ付き携帯電話やその一種であるスマートフォン(眼鏡型端末や腕時計型端末を含む)、携帯型のメディアプレーヤやゲーム機、電子ブックリーダなどの携帯型電子機器、あるいは、タブレット端末、カメラ付きのパーソナルコンピュータ(PC)などの情報処理装置であっても良い。また、本実施形態では、通信装置として携帯電話の一種であるスマートフォン(眼鏡型端末や腕時計型端末を含む)を想定しているが、無線通信機能付きのデジタルカメラやプリンタ、携帯型のメディアプレーヤやゲーム機、電子ブックリーダなどの携帯型電子機器、あるいは、タブレット端末、PCなどの情報処理装置であっても良い。
<デジタルカメラ100の構成>図1を参照して、本発明に係る実施形態のデジタルカメラ100の構成及び機能の概略について説明する。
図1において、制御部101は、デジタルカメラ100の全体を統括して制御する演算処理装置(CPU)であって、後述する不揮発性メモリ106に格納されたプログラムを実行することで、後述するフローチャートの各処理を実現する。なお、制御部101が装置全体を制御する代わりに、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体を制御してもよい。
光学系102は、ズームレンズやフォーカスレンズを含むレンズ群、絞り機能を備えるシャッターを含む。
撮像部103は、被写体像を電気信号に変換するCCDやCMOS等で構成されるイメージセンサである。
A/D変換器104は、撮像部103から出力されるアナログ画像信号をデジタル信号に変換する。
画像処理部105は、撮像部103により撮像された動画や静止画の画像データに対し、画素補間、縮小といったリサイズ処理や色変換処理を行う。また、画像処理部105は、上記処理を施した静止画データをJPEG等により圧縮符号化したり、動画データをMPEG2やH.264等の動画圧縮方式でエンコードして画像ファイルを生成し、記録媒体111に記録する。また、画像処理部105は、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づき制御部101が光学系102のフォーカスレンズや絞り、シャッターを制御することで、AF(オートフォーカス)処理やAE(自動露出)処理を行う。
不揮発性メモリ106は、電気的に消去・記録可能なメモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。不揮発性メモリ106には、制御部101の動作用の定数、プログラム等が記録される。ここでいう、プログラムとは、本実施形態にて後述する各種フローチャートを実行するためのプログラムのことである。
作業用メモリ107は、制御部101の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ106から読み出したプログラムなどを展開する作業領域として使用される。また、作業用メモリ107は、撮像部103で撮像された画像データを一時的に保持するバッファメモリや、表示部109の画像表示用メモリとして使用される。
操作部108は、ユーザ操作を受け付ける各種スイッチ、ボタン、タッチパネル等の操作手段であり、例えば、図2(a)及び(b)に示す電源スイッチ108a、シャッタースイッチ108b、モード切替スイッチ108cなどを含む。モード切替スイッチ108cは回転式のダイヤルスイッチからなり、制御部101の動作モードを静止画撮影モード(図2(a))及び動画記録モード(図2(b))その他の画像撮影モードや再生モードなどに切り替え可能である。画像撮影モードに含まれるモードとして、オート撮影モード、オートシーン判別モード、マニュアルモード(M)、プログラムAEモード(P)、カスタムモード、リモート撮影モードなどがある。
シャッタースイッチ108bは、デジタルカメラ100に設けられたシャッターボタンの操作途中、いわゆる半押し(撮影準備指示)でONとなり第1シャッタースイッチ信号SW1を発生する。第1シャッタースイッチ信号SW1を受けて、制御部101は撮像部103を制御することによりAF(オートフォーカス)処理やAE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理などの動作を開始する。また、シャッタースイッチ108bは、シャッターボタンの操作完了、いわゆる全押し(撮影指示)でONとなり、第2シャッタースイッチ信号SW2を発生する。制御部101は、第2シャッタースイッチ信号SW2を受けて、撮像部103からの信号読み出しから記録媒体111に画像データを書き込むまでの一連の撮影処理の動作を開始する。
表示部109は、撮影時のビューファインダー画像の表示、撮影した画像の表示、対話的な操作のための文字表示などを行う。表示部109は、例えば、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等の表示デバイスである。表示部109は、デジタルカメラ100と一体化された構成であっても、デジタルカメラ100と接続された外部機器であっても良い。
記録媒体111は、画像処理部105により符号化された画像ファイルが記録されたり、制御部101により既に記録されている画像ファイルが読み出される。記録媒体111は、デジタルカメラ100に装着されるメモリカードやハードディスクドライブなどであっても良いし、デジタルカメラ100に内蔵されたフラッシュメモリやハードディスクドライブであっても良い。
通信部110は、スマートフォン200などの外部装置と接続するためのインターフェースである。本実施形態のデジタルカメラ100は、通信部110を介して、外部装置とデータの授受を行うことができる。なお、本実施形態では、通信部110は外部装置と無線LANで通信するためのインターフェースを含む。制御部101は、通信部110を制御することで外部装置との無線通信を実現する。なお、通信方式は無線LANに限定されるものではなく、例えばUSB(Universal Serial Bus)やBluetooth(登録商標) Low Energyなどを用いることができる。なお、NFC(Near Field Communication)など、通信距離が10cm前後の近接無線通信を用いることもできるが、リモート撮影のメリットを享受するためにはある程度の通信距離(数m以上)を有する通信方法が望ましい。
<通信装置の構成>次に、本発明の通信機器を適用した一実施形態のスマートフォン200の構成及び機能について説明する。
本実施形態のスマートフォン200は、図2(c)に示す操作部208及び表示部209の他、図示しない制御部、撮像部、不揮発性メモリ、作業用メモリ、記録媒体、通信部を備える。上記各要素の基本的な機能はデジタルカメラ100と同様であり、詳細な説明は省略する。なお、通信機器をPCとした場合、PCは表示部を備えている必要はなく、表示部の表示を制御する表示制御機能を有していれば良い。
また、操作部208は物理的な押しボタンの他、表示部209と一体化されたタッチパネル等を含み、無線LANで接続されたデジタルカメラ100に対して動画記録の開始指示や終了指示を行える。通信プロトコルとしてはPTPなどを想定しているが、本発明においてはプロトコルについて特に規定はしない。
なお、不揮発性メモリには、デジタルカメラ100と通信するためのプログラムが保持され、カメラアプリケーションとしてインストールされているものとする。なお、本実施形態におけるスマートフォン200の処理は、カメラアプリケーションにより提供されるプログラムを読み込むことにより実現される。なお、カメラアプリケーションはスマートフォン200にインストールされたOSの基本的な機能を利用するためのプログラムを有しているものとする。なお、スマートフォン200のOSが本実施形態における処理を実現するためのプログラムを有していても良い。
本実施形態のスマートフォン200は更に公衆網接続部を有する。公衆網接続部は、公衆無線通信を行う際に用いられるインターフェースである。スマートフォン200は、公衆網接続部を介して、他の機器と通話をしたり、データ通信をすることができる。通話の際には、制御部はマイクおよびスピーカを介して音声信号の入力と出力を行う。本実施形態では、公衆網接続部は3Gを用いた通信を行うためのインターフェースを含むものとする。なお、3Gに限らず、LTEやWiMAX、ADSL、FTTH、いわゆる4Gといった他の通信方式を用いても良い。また、通信部および公衆網接続部は必ずしも独立したハードウェアで構成する必要はなく、例えば1つのアンテナで兼用することも可能である。
<動画記録処理>次に、図3を参照して、本実施形態のデジタルカメラ100とスマートフォン200による動画記録処理について説明する。
本実施形態では、スマートフォン200でのリモート撮影によるデジタルカメラ100の動画記録中にスマートフォン200との通信が切断された場合に、デジタルカメラ100が仮想動画記録モードに設定されているか否かに応じてカメラの制御を切り替える。
本実施形態のシステムは、デジタルカメラ100とスマートフォン200が無線LANにより通信可能に接続され、スマートフォン200をリモートコントローラとしてデジタルカメラ100の撮影を制御する。撮影者はスマートフォン200を所持し、デジタルカメラ100により撮影された画像がスマートフォン200の表示部209に表示される。撮影者はデジタルカメラ100から離れた場所にいても、スマートフォン200の表示部209に表示されるライブ画像を見ながら、デジタルカメラ100により撮影される画像を確認できる。スマートフォン200は、デジタルカメラ100に対して撮影開始を指示する撮影指令を送信し、デジタルカメラ100は撮影指令を受付けると被写体の撮像処理を実行して画像を取得する。デジタルカメラ100はスマートフォン200に対して、撮像部103で撮像された画像を送信する。なお、デジタルカメラ100は、スマートフォン200を介することなく、直接、撮影者の操作を受け付けて撮影を行うことができる。
なお、通信ネットワークの規格は、Wi−Fi等の無線LANが用いられるが、Bluetooth(登録商標)等の無線通信、第3世代移動通信システム(3G)、第4世代移動通信システム(4G)や有線通信の規格であっても良い。また、スマートフォン200には、リモート撮影用のアプリケーションプログラム(以下、撮影制御アプリ)がインストールされているものとする。
デジタルカメラ100は通常撮影モードとリモート撮影モードの間でモード設定を切り替えて撮影できるものとする。通常撮影モードとは、デジタルカメラ100が撮影者からの操作を直接受け付けて撮影を行うモードである。リモート撮影モードとは、スマートフォン200によりデジタルカメラ100を外部から操作して撮影を行うモードである。通常撮影モードでは、デジタルカメラ100は撮像部103で撮像された画像データを記録媒体111に記録する。一方、リモート撮影モードでは、デジタルカメラ100は、撮像部103で撮像された画像データをスマートフォン200に送信する。スマートフォン200は、デジタルカメラ100から受信した画像データを記録する。また、スマートフォン200は、再生モードにおいて記録媒体に記録された画像データを再生可能である。
本実施形態のデジタルカメラ100は、モード切替スイッチ108cの設定が動画記録モードではない場合であってもスマートフォン200からのリモート制御を受け付けて動画の撮影・記録を行う仮想的な動画記録モードに切り替え可能である。以下では、このような動画記録状態を「仮想動画記録モード」と呼ぶ。この場合、操作部108が操作されてもデジタルカメラ100の内部では操作を受け付けないようなロック状態となる。
図3は、本発明に係る実施形態1の動画記録処理を示すフローチャートである。
以下では、リモート制御による動画記録中に無線切断を検出した際、デジタルカメラ100が仮想動画記録モードであるか否か判定し、仮想動画記録モードでなければ動画記録を継続し、仮想動画記録モードの場合には動画記録を停止するように制御を行う。
なお、図3の処理は、スマートフォン200においてカメラアプリケーションが起動され、デジタルカメラ100がリモート撮影モードに設定されている状態においてデジタルカメラ100の不揮発性メモリ106に格納されたプログラムを、作業用メモリ107に読み出して制御部101が実行することにより実現される。後述する図4及び図5の処理も同様である。
ステップS301では、制御部101は、通信部110によりスマートフォン200との無線接続を確立する。この無線接続を確立するまでの手順の詳細な説明は省略するが、既存の技術を用いて、操作部108及び表示部109を用いてスマートフォン200との接続処理を完了させる。なお、NFCやBlueTooth(登録商標) Low Energy等の近距離無線通信技術などを用いたタッチ接続等を用いることもできる。
ステップS302では、制御部101は操作部108に含まれるモード切替スイッチ108cが動画記録モードに設定されているか否かを判定する。判定の結果、動画記録モード(図2(b))に設定されている場合にはステップS303に進み、動画記録モード以外の動作モード(例えば、図2(a)の静止画撮影モード)に設定されている場合にはステップS305に進む。
ステップS303では、制御部101は動作モードを仮想動画記録モードに設定し、この設定状態を作業用メモリ107に記憶する。
ステップS304では、制御部101は、操作部108からの操作を受け付けないロック状態に設定する。仮想動画記録モードに設定されると、モード切替スイッチ108cの設定状態と装置内部の制御状態との間に差異が発生するため、この状態のまま操作部108を介してデジタルカメラ100の操作が行われると矛盾が発生するおそれがある。このため、仮想動画記録モードに設定した場合には、操作部108による操作を受け付けないようにする。
ステップS305では、制御部101は、スマートフォン200から動画記録開始要求を待つ。ここで、制御部101は、デジタルカメラ100が仮想動画記録モードに設定されていない場合は、操作部108の操作を受け付け可能であるため、デジタルカメラ100の操作部108、または、スマートフォン200の操作部208からの操作要求を待つ。また、制御部101は、デジタルカメラ100が仮想動画記録モードに設定されている場合には、スマートフォン200の操作部208からの操作要求を待つ。
ステップS305で動画記録開始要求を受け付けるとステップS306に進み、制御部101は、動画記録処理を開始する。
ステップS307では、制御部101は、スマートフォン200から動画記録の停止要求を受け付けたか否かを判定し、受け付けた場合にはステップS311に進み、受け付けない場合にはステップS308に進む。
ステップS308では、制御部101は、通信部110により無線の電波状態を確認する。
ステップS309では、制御部101は、スマートフォン200との無線接続が切断されたか否かを検出し、切断が検出されない場合は、ステップS307に戻って動画記録を継続し、切断が検出された場合はステップS310に進む。
ステップS310では、制御部101は、ステップS303で作業用メモリ107に記憶した設定状態に基づいて仮想動画記録モードであるか否かを判定する。判定の結果、仮想動画記録モードでない場合にはステップS307に戻って動画記録を継続し、仮想動画記録モードである場合はステップS311に進み、動画記録処理を停止する。
以上のように、本実施形態によれば、デジタルカメラ100とスマートフォン200が無線接続されたリモート制御による動画記録中に接続が切断されたことが検出された場合であっても、仮想動画記録モードでなければ動画記録を継続し、仮想動画記録モードの場合には動画記録を停止する。これにより、ユーザの操作性を低下させることなく動画記録を継続できるようになる。
[実施形態2]次に、図4を参照して、本発明に係る実施形態2による動画記録処理について説明する。
本実施形態は、デジタルカメラ100とスマートフォン200が無線接続されたリモート制御による動画記録中に接続が切断されたことが検出された場合に、再接続されるか否かを判定するために一定時間待機し、再接続されない場合に動画記録を停止する制御について説明する。
なお、以下では、実施形態1と同様の処理に関する説明は省略し、異なる点を中心に説明を行う。
図4において、ステップS401〜S420及びS415の処理は、図3のステップS301〜311と同様である。
ステップS410で仮想動画記録モードであると判定された場合、ステップS411に進み、制御部101は、スマートフォン200と再接続されるか否かを判定するための待機時間を取得する。この待機時間は、不揮発性メモリ106に固定の閾値として保持しておいても良いし、操作部108や表示部109を用いてメニュー画面などで任意に設定可能としても良く、どのような設定方法であっても良い。
ステップS412では、制御部101は、通信部110により無線の電波状態を確認する。
ステップS413では、制御部101は、スマートフォン200との無線接続が再度確立されたか否かを判定し、再接続された場合にはステップS407に戻って動画記録を継続し、再接続されていない場合にはステップS414に進む。
ステップS414では、制御部101は、再接続されていない状態のままステップS411で取得した待機時間を経過したか否かを判定し、待機時間を経過する間でステップS412〜S413の処理を繰り返す。また、制御部101は、待機時間を経過した時点でステップS415に進み、動画記録を停止する。
以上のように、本実施形態によれば、デジタルカメラ100とスマートフォン200が無線接続されたリモート制御による動画記録中に接続が切断されたことが検出された場合に、ある一定時間内に無線接続が再度確立されると動画記録を継続する。これにより、ユーザの操作性を低下させることなく動画記録を継続できるようになる。
[実施形態3]次に、図5を参照して、本発明に係る実施形態3による動画記録処理について説明する。
本実施形態は、デジタルカメラ100とスマートフォン200が無線接続されたリモート制御による動画記録中に接続が切断されたことが検出された場合に、仮想動画記録モードに設定されているか否かにかかわらず動画記録を継続する制御について説明する。
なお、以下では、実施形態1と同様の処理に関する説明は省略し、異なる点を中心に説明を行う。
図5において、ステップS501〜S510及びS519の処理は、図3のステップS301〜S311と同様である。
ステップS510で仮想動画記録モードであると判定された場合、ステップS511に進み、制御部101は、ステップS504で設定したロック状態を解除する。これにより、操作部108による操作が可能になるが、モード切替スイッチ108cの設定状態とデジタルカメラ100内部の制御状態が異なった状態となる可能性がある。そして、このロック解除状態では、デジタルカメラ100の機能すべてを提供することは難しいことが想定される(例えば、動画記録の停止操作のみを許可するような限定的な機能を提供するケースが想定される)。したがって、このような特殊な状態で動作していることをユーザに通知しておく必要がある。
ステップS512では、制御部101は、仮想動画記録モードであることを表示部109に表示する。図2(d)は仮想動画記録モード時の表示画面を例示している。図2(d)において、表示部109には、動画記録中であることを示す「Rec」などのアイコン或いは文字121が表示されると共に、モード切替スイッチ108cの設定とは異なる仮想動画記録モードであることを示す「仮想動画記録モード」などの文字122が表示される。なお、図2(d)と同様の表示は、デジタルカメラ100と無線接続されたスマートフォン200の表示部209にも表示され、仮想動画記録モードであることがユーザに通知される。
ステップS513では、制御部101は、スマートフォン200から動画記録の停止要求を受け付けたか否かを判定し、受け付けた場合にはステップS514に進み、受け付けない場合にはステップS519に進む。
ステップS514では、制御部101は、モード切替スイッチ108cが動画記録モードに設定されているか否かを判定する。判定の結果、動画記録モード(図2(b))に設定されている場合にはステップS515に進み、動画記録モード以外の動作モードに設定されている場合にはステップS513に戻る。
ステップS515では、制御部101は、仮想動画記録モードを解除する。
ステップS516では、制御部101は、表示部109に表示されている仮想動画記録モードであることを示す図2(d)の表示122を消去する。なお、図2(d)の表示122は、スマートフォン200の表示部209からも消去される。
ステップS517では、制御部101は、動画記録の停止要求を受け付けたか否かを判定し、受け付けた場合にはステップS519に進み、受け付けない場合にはステップS518に進む。
ステップS518では、制御部101は、モード切替スイッチ108cが動画記録モードに設定されているか否かを判定する。判定の結果、動画記録モード(図2(b))に設定されている場合にはステップS517に戻り、動画記録モード以外の動作モードに設定されている場合にはステップS519に進み、動画記録を停止する。
以上のように、本実施形態によれば、デジタルカメラ100とスマートフォン200が無線接続されたリモート制御による動画記録中に接続が切断されたことが検出された場合に、仮想動画記録モードに設定されているか否かにかかわらず動画記録を継続する。これにより、ユーザの操作性を低下させることなく動画記録を継続できるようになる。
本発明は、上述した実施形態1〜3を組み合わせることで更に様々な制御を行うことが可能である。詳細な説明は省略するが、実施形態1〜3を組み合わせた場合にも、ユーザの操作性を低下させることなくデジタルカメラ100とスマートフォン200が無線接続されたリモート制御による動画記録を実現できる。
[その他の実施形態]
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100…デジタルカメラ、101…制御部、102…光学系、103…撮像部、108…操作部、108c…モード切替スイッチ、109…表示部、110…通信部、200…スマートフォン

Claims (10)

  1. 画像を撮像する撮像手段と、
    遠隔にある外部装置と通信する通信手段と、
    画像撮影モードを含む複数の動作モードのいずれかに切り替えるユーザ操作を受け付け可能な操作手段と、
    前記操作手段の動作モードの設定状態にかかわらずに前記外部装置からの要求に応じた画像撮影モードに設定するモード設定手段と、
    前記外部装置との通信が切断されたことが検出されたときに、撮像装置の動作モードが前記操作手段の設定状態とは異なる画像撮影モードに設定されていた場合と前記操作手段の設定状態と同じ画像撮影モードに設定されていた場合とで制御を切り替える制御手段と、を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記制御手段は、前記外部装置との通信が切断されたことが検出されたときに、前記撮像装置の動作モードが前記操作手段の設定状態とは異なる画像撮影モードに設定されていた場合には画像撮影を停止し、前記操作手段の設定状態と同じ画像撮影モードに設定されていた場合には画像撮影を継続するように制御することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記制御手段は、前記外部装置との通信が切断されたことが検出された後、自動で再接続を行うように前記通信手段を制御し、
    前記撮像装置の動作モードが前記操作手段の設定状態とは異なる画像撮影モードに設定されていた場合には、前記外部装置との通信が切断されてから所定の時間が経過する間は前記外部装置との再接続が検出されるまで画像撮影を継続し、
    前記外部装置との再接続が検出されないまま所定の時間が経過した場合は画像撮影を停止するように制御することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 前記制御手段は、前記モード設定手段により前記操作手段の動作モードの設定状態とは異なる画像撮影モードに設定された場合に、前記操作手段を介したユーザ操作を受け付けないロック状態とし、
    前記外部装置との通信が切断されたことが検出されたときに、前記撮像装置の動作モードが前記操作手段の動作モードの設定状態とは異なる画像撮影モードに設定されていた場合には、前記ロック状態を解除するように制御することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  5. 前記制御手段は、前記ロック状態を解除した後、前記撮像装置の動作モードが前記操作手段の動作モードの設定状態とは異なる画像撮影モードに設定された状態が解除されるまで、当該撮像装置の動作モードが前記操作手段の設定状態と異なる画像撮影モードに設定されていることを表示手段に表示するように制御することを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  6. 前記制御手段は、前記操作手段が操作されたことにより前記撮像装置の動作モードが前記操作手段の動作モードの設定状態と同じ画像撮影モードに切り替えられた場合には、前記表示手段による表示を停止することを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  7. 前記制御手段は、前記操作手段が操作されたことにより前記画像撮影モードではない動作モードに切り替えられた場合には、画像撮影を停止することを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
  8. 前記画像撮影モードは、動画記録モードであることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の撮像装置。
  9. 画像を撮像する撮像手段と、
    遠隔にある外部装置と通信する通信手段と、
    画像撮影モードを含む複数の動作モードのいずれかに切り替え可能な操作手段と、を有する撮像装置の制御方法であって、
    前記操作手段の操作による画像撮影モードの設定状態にかかわらずに前記外部装置からの要求に応じた画像撮影モードに設定する工程と、
    前記外部装置との通信が切断されたときに、撮像装置の動作モードが前記操作手段の設定状態とは異なる画像撮影モードであった場合と前記操作手段の設定状態と同じ画像撮影モードであった場合とで制御を切り替える工程と、を有することを特徴とする制御方法。
  10. コンピュータを、請求項1乃至8のいずれか1項に記載の撮像装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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